• 検索結果がありません。

ボールゲームでのルール作りを通した児童間の関係向上について : 小学校1年生体育科の授業の実践

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "ボールゲームでのルール作りを通した児童間の関係向上について : 小学校1年生体育科の授業の実践"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)ボールゲームでのルール作りを通した児童間の関係向上について _小学校1年生体育科の授業の実践    教育実践高度化専攻 小学校教員養成特別コース.    P09088J 藤原祐貴. I研究報告害の構成. 気持ちよく過ごすことができるのかというこ. はじめに. とを考え,行動することが大切である。アお手. 第I章 研究の目的と方法の概要. のことを考えて行動することによって人間と. 1研究の所在と目的. しての協同性が大人になってからでも保たれ. 2研究の概要と方法. るようになるのではないかと考えた。. 第n章関係向上を図るための研究と実践事例.   1関係向上の定義   2遊びと社会性の関係   3児童の関係向上に関する実践事例. 第m章体育科でのルール作りを目的とした     関係向上のための実践. (2)研究の対象 【研究期間】.  平成23年9月∼平成23年11月 【研究対象】.  K市立H小学校 第1学年.   1実践概要   2対象児童の実態.  道徳・体育.   3指導計画. (3)研究仮説.   4授業実践.  児童間の関係向上を図る際に,高学年の児童.  第1V章 授業実践の結果と分析. よりも低学年児童の方が人間関係が未成熟で.   1アンケート結果と分析. ある。そのため,これから先の人間関係の形成.   2授業結果の分析と改善点. 度合いが高いことから,低学年の児童の方が実.  第V章 研究の成果と課題. 践の効果が大きいと仮説し,小学校1年生で実.   1研究の成果と課題. 践を行った。. 【対象授業】.  おわりに.  参考・引用文献. 皿実践方法  実践は,道徳と体育科で行った。道徳は,児. 血.研究の概要. 童へ自分たちの普段の遊びや遊び方について.  (1)問題の所在と研究の目的. 考えさせるきっかけ作りをするため,資料「ち.  本研究では,小学校1年生の体育科のボール. っとも おもしろくない」を取り上げた。. ゲームを使用し,児童同士がお互いに相手のこ.  体育は単元「ゲーム」のドッジボールを取り. とを考え,楽しく遊ぼうと思うためにはどうし. 上げ,ルールの作成と改善を計3回行った。ド. たらよいかについて検討した。子どもの頃から. ッジボールは,児童たちが小学校6年間で遊ぶ. 周りのことを考え,友達がどうしたら楽しく,. 機会が多いことから身近にあるゲームである. 一150川.

(2) といえ,単元や本研究の目標と照らし合わせた. いう目的は達成できたと考えられるが,その活. 際に児童たちが興味を持ち,楽しんで行えるで. 動を行う場面は体育科でなくてもよいのでは. あろうと考えて設定した。. ないかという結論に至った。.  なお,それぞれの授業の後にはアンケート調 査を行い,児童の感想と考え方を調査した。. V.今後の課題. IV.研究の成果.  今後の課題として,以下のような点が上げら.  授業実践を行い,その後アンケート調査をし. れる。. た結果,児童には以下のような変容が認められ.  ① 分析結果から,一部の児童が圧迫を感じ,. た。.   「楽しい」という気持ちを得られなかった.  ① 授業前までは自分本位な行動が目立っ.   こと。r.   ていたA児が取り合いになったボールを.  ② 授業実践の流れとして道徳と体育科の.   譲っていたこと.  連携が図れず,児童の意識付けがうまくい.  ②ドッジボールをしている時に,児童たち.   かなかったこと。また,体育科で行う意味.   が自主的にルールの間違いを指摘し,指摘.  づけが薄かったこと。.   された児童もそれを素直に聞いたこと.  ③実践を通じ,2ヶ月という短い期間では.  ③児童の一人が「昨日女の子にボールを渡.  表面的な変容は確認できたが,長期的にど.   して投げさせてあげた」と言ってきたこと.   うなるのかが分からなかったこと。.  ④アンケートに,「Aくんが投げさせてく.  今回課題として出てきた部分は改善するた.   れた」rボールを取り合いしなくなってよ. めには,いくつもの試案の実践・検討と長期的.   かった」と書かれていたこと。. に学校での実践を行う必要があると考えられ.  これらの結果から,児童の考え方を変容させ. る。. るということは結果を出すことができたと考.  今後,本論文の課題について本格的な研究と. える。. 実践を進めていきたいと考える。.  しかし,これらの変容があったのは主にドッ ジボールが苦手な子や女の子であり,ドッジボ. ールが得意な児童は不満や圧迫感を感じてい る様子が見て取れた。結果として本研究は,上 位に位置する児童の感情をそのままにして,下. 位に位置する児童の楽しいという感情を押し 上げた形になった。児童同士の関係向上という. 観点ではクラスの児童全体のr楽しい」という 気持ちが上昇することが望ましく,一部の児童 が逆に「楽しくない」と感じてしまったことは. 今後の課題といえるだろう  また,体育科の目標を十分に果たしていない という問題点もあり,「この実践を体育で行う 必要があるのか。」という意見もあった。.  以上のことから,本研究は,児童間の関係作 りと,他の児童のことを意識して遊びを行うと. 一151一.

(3)

参照

関連したドキュメント

明治33年8月,小学校令が改正され,それま で,国語科関係では,読書,作文,習字の三教

 体育授業では,その球技特性からも,実践者である学生の反応が①「興味をもち,積極

今回の SSLRT において、1 日目の授業を受けた受講者が日常生活でゲートキーパーの役割を実

副校長の配置については、全体を統括する校長1名、小学校の教育課程(前期課

私は昨年まで、中学校の体育教諭でバレーボール部の顧問を務めていま

小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児

C :はい。榎本先生、てるちゃんって実践神学を教えていたんだけど、授

小・中学校における環境教育を通して、子供 たちに省エネなど環境に配慮した行動の実践 をさせることにより、CO 2