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中殿筋への安全な筋肉内注射についての文献検討

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全文

(1)

中殿 筋

安 全

肉 内注

つ い て の

文献検

Review

 of  

Safe

 

Administration

 of 

lntramascular

 

lnjection

 

into

 

Gluteus

 

Medius

 

Muscle

小 山

 

, 上 星

 

浩子

浅井

 

直美

, 三

 

要  約

 

基礎 看 護 技 術の テ キス ト

副読本に は 筋肉内 注 射の 位 と して

長 年

上 腕三角 筋

中殿 筋

腿 四頭 筋 外 側 広 筋が紹 介されてきた

し か し, 最 近 Evidence Based 

Nursing

に 基づ い た看護の 重 要 性 が 強調さ れ る な かで

肉 内 注 射に つ い て も, さま ざ まな研 究 が 行 わ れ, 従 来の 部位 や方 法につ い て の問 題 を指 摘 する文 献を 目にするよ うになっ た

そこ で

本 研 究で は

殿 部中 殿筋焦 点 をしぼり

,2005

,2006

発行

改 訂を含む

さ れ た キス ト

副 読 本の 記 載 内容 を調査 し, 先 行 研 究の 知 見 と合 わ せて検 討 し た

その結 果

筋 肉 内注射の最 適 部 位は 中殿 筋で あ り

かつ

の 選 定 方 法は従 来 行っ て い た4分

3

分法で は な く

ク ラ

クの点 が安全であるこ と

注射 針の刺入 にあたっ て は

患 者個々 の 皮脂厚の測 と

そ れ に 応 じ た角 度

刺入の長さ が 重要であ る が

皮 脂 厚の 計 測 方 法につ い て は開 発の途上 にある こ とがわかっ た

ド :筋 肉内 注射, 中 殿 筋

基礎 看 護 技術 は じ め に

 

筋 肉内 注 射

以下筋肉 注射とする)は医 師の指 示 に基づ き

看 護 師が単 独で実 施で きる医 療 行 為であ る

古 くか ら静 脈 注 射や皮下注 射に は使 用で きない 薬 剤の投 与に使 用さ れて き た が

注 射 部 位に よ り小 児の 腿 四頭 筋 拘 縮 症や 坐骨 神 経 損 傷 などの 合 併 症 が問 題と なっ た

ま た

注 射 針 刺 入の 深 さに よ り薬 液が筋 層 内に注入 され な かっ た場 合には膿瘍 を形 成 する危 険 性 も指 摘さ れ てい る’〕

筋 肉注射の 位に は 従 来

上腕三角 筋

中 殿筋, 大腿 四 頭筋 外側 広筋が 使 用さ れ て きた

この ち, 中 殿筋へ の 筋肉内 注射 で最 も重 要 視 され て きた危 険 性は坐骨 神 経 麻 痺であ り2

 

3・

 

4

 

5) , これを避 け, その 他の合 併 症 を 避 けうる 部 位 と して

四分三分法, クラ

ホ シ ュ テッ タ

の 部位が 紹介さ れて きた

  本 学で も基 礎 看 護技術 「薬 物 療 法に伴 う看護」の 講義で は 四 分 三 分 法

ク ラ

クの点

ホッ ホ シュ テ ッ タ

の 部位 を紹 介

学 内 演習で は四分三分 法を 中心 として実 施してき た

し か し

近年

,Evidence

Based Nursing に基づい た看 護の 重要 性が強 調さ れる な かで

筋 肉 内 注 射につ い て

部位や 深 さ につ い て種々 の 討 が おこな わ れ, そのな かで四分三 分法 の 安 全 性へ の 問 題 を指 摘 する文 献 も目にす るように なっ た6〕

 

で は

現 時 点で より安 全な 注射 部 位 をどの ように 考 え

教授 すれ ばよい の か

基礎

護 技 術 「薬物 療 法 に伴

看 護 」の 授業を行 う うえで

十分な検 討の 必 要

i

生 に 迫 ら れた

そこ で

研 究で は

,2005

2006 年に 発行

改定を含む

さ れ た最 新の テキス ト

副 読本を対

と して

記 載内容の分析を行い

中殿 筋へ 肉 注射 部 位

方 法つ い て の知 見を整理

考 察するこ と を 目 的 と し た

調

1.

方 法

1

) 調 査 対 象   2005 年

,2006

年に発 行さ れ た (改 訂 版を含む) 大 系 看 護 学 等の 基礎 看 護 技 術 」の テ キス ト (以 下 テ キス ト とする

)4

冊と

基礎 看 護 技 術の副 読 本 6 冊

10

冊を対 象と し た (表

D

2)

分 析 方 法   「薬 物 療 法に伴 う看 護

筋 肉 内注 射 」の授 業に お い て欠かすこ との で き ない ポ イ ン トと なる, 筋 肉注 射の 「部 位 」 「部 位 選 定 方 法 」 「注 射 針の刺入角 度 」 「注 射 針の刺 入の深さ」 「注 射 針 」 「神 経 損 傷, 組 織 障 181 桐生短 期 大 学 紀 要

第17号

2006

(2)

表1  検 討 対 象と し た テ キス ト

副 読 本

【尹藤鶏奇 有陶也;驪 匡

基聯 [3」勳 虹

医職  p296

2006年

2)深 捧喜代編 集:新体系看護 羊 基礎 看欝 〔

3J

基顳

メ ヂカ ル フレン ド紘  p420

,2006

3)坪 井艮rf

松 団たみ十 編 集 :羇

agK

WWvu

  看 護灘 の鶏 wo6 牛

4}月路描 芽督子

志目岐康子

松昆ミヨ子編 集:ナ

シング

クラフィカ

18

 飆 メ デ ィカ

2005

b)

15

可騨

β塚 幸納 :遅ヨ轍

H

6

医籀 芒p77

〜82、2

X

5

年 b) 三

ittl

」つ、 ノ亅松 万 喜懶 :演習

異胃に役立つ墨黼 術 根拠に基づいた実践 をめざして

ル ヒ

20e6

r

>藤野彰子、長谷部 俵子監 修:君護晒 ベ

シックス

医学芸徳社

、2005

6冫石 諺煙 チ、 黒 嬲 :跏 わ基本が よ くわカ、る本、 照杯 仕、

2006

y)村 上好子監修:顎 でわか る基礎看護 技爾

1、

インタ

メディカ

顕〕

05

IO

)川 島み どり監修:看護技術スタンダ」 ドマ ニュ アル

メヂカル フ レ ンド社

2006

表2 基 礎 看 護 学 「基 礎 看 護 技 術」 教科 書 各 社 の 「殿部で の 筋 肉 内 注 射 に 関 す る 記 述 内 容」 A社 B社 C栓 D社 筋 層が厚 く

大 血 管 や神 経 分 筋 肉 層 が 厚 く

大 血管 や 神 経 もっ と も適した注 射 部 位 は

腰部つ 中 殿 筋 布の少 ない部位を選択

主 に の分 布 が 少 ない安 全な 注射部 ま り中殿筋部

こ の部位は

般 的に 部位 三角筋と中殿筋 位を選択する

中殿 筋

三角 皮下組織

筋肉組織が十分な厚みを 筋

やむを得ない場合に大 腿 もち

ま た知覚神経が鈍 麻であり痛 四頭筋外側広筋 み を感じにくい。 上前腸 骨棘と上後 腸 骨棘を 殿筋の代 表的な選 び方に は

       ー

ホッホシュ テッタ

の部位かク ラ ホッホ シ

テッッ 結んだ線の上前腸 骨棘側1/3 後方殿 部 注射 部位 (ヨ遡

クの点を探す

いずれの部位でも の

点 の位置 (ク ラ

ク の点) 璽方迭)

前方殿 部注躰部位 探した後で皮下組織

筋 肉組織の厚 クラ

ク の点 (ホッホ シュ テ ッタ

の部 さ が筋肉注射に十分か を確認 する

殿 部の注射 部位 位)

ク ラ

クの点の3つ 選 定 方 法 あ る。 中 殿 筋は90 度 皮膚を伸展 させ て 45

90度 注射部位を伸展 させ ほぼ90 度 適 切 な角度お よび 深 さ 患 者 に よっ て皮 下 組織

筋 肉 筋 肉組織の厚 み が 十 分でない場 合 注 射針の刺 入 角度 の発 達 状 態 異 な るので

患者 に は60 度 程 度の角 度で行 う場 合 に合った 刺 入角度で

も あ る

皮 下 脂 肪の厚 さ よ り も深い 患 者 に よって皮 下 組織

筋 肉 必 要

皮 下組 織 や 筋肉の発 達 の発 達 状 態 異 な るので

患者 注射針の に合 わせ刺入角度や深さを に合った 深さ

針基ま で 刺入 刺入 の 深さ 調整 しない

21G (油性 薬液) 21G (油 性 ) 22

23G 用途に よ り選択 薬 液の粘 稠 性 など考え て 22G1

112

 ll/4インチ) 22か23G 注 射 針 23G(1

11/4) 24G(1

 U4 B 針 坐骨神経の損傷に注意

いずれ も殿筋に注射する場合 坐骨神 経や上殿 皮神経を障害する 坐骨神経麻痺 (殿 は

全身のなか で最も長く太 可能性が少 ない上後腸骨棘

上 前腸 部 ) 神経損傷 い坐骨神経の損傷に最 も注意 を 要する

骨棘

腸骨稜 中央 付近に囲まれ た部 分

(3)

害 等の記述」の

6

項目につ い て記 載 内 容を検 討した

結  果

  各テキス ト

副 読 本にあっ た

筋 肉注 射の 「部 位 」 「部位選定 方 法 」 「注射針の 入角 度 」 「注 射 針の刺入 の さ」

注 射 針 」「神 経 損 傷

組 織 障 害 等の記 述 」 の

6

項目 につ い て の記述 内 容 を表

2,

表 3に示し た

1.

筋肉 注 射の部 位

 

筋 肉注 射に適 し た部位 と して

テキス ト で は4册 中

3

冊が

副 読 本で は

6

冊全部が

よく発 達した大き な 筋肉 が あ る

神 経 損 傷を 避けやすい部 位 ,

血管 へ 刺 入を避 けやすい 部 位で ある こと を条 件にあ げてい た

適 切 な筋 肉とし て 中殿 筋の み をあ げた テキ ス トが2册

中殿 筋と 三角 筋並記がテキス ト

副 読 本 各 1冊

中 殿 筋

三角 筋, 大 腿四頭 筋 外 側 広 筋の 3つ の 並記がテ キス ト1册

副 読本 3冊であっ た

この うち

大 腿四頭 筋 外 側 広 筋につ い て は ほ とん どに 「や む を得ない 合を 除 き使 し ない 」 「行 う場 合る」 などの説 明が あっ た

また

上腕三角 筋 部につ い て は 2冊 に 「腋 窩 神 経 枝

腋 窩 神 経三角 筋 枝 麻痺 を 生 じる危 険 性がある の で避 ける」と明 記さ れてい た

2.

中 殿筋 の筋 肉注 射部位を確 定 する方 法

 

テ キス トで は クラ

クの 点の み を適切 な部 位 と した もの が

1

冊, ク ラ

の部 位の 並 記 2冊

4分3分法, ク ラ

シュ テッ タ

の 部位の

3

つ を併記 した もの が

1

冊であ っ た

 

副読本 で は

ク ラ

クの点の み とす るもの が

2

冊で

この2冊 に はいれ も 「わ が国の 臨 床 現 場で は4分3分 法が 最 も

く 選 択 さ れ てい る が

米 国の テキス トに は記 載が ない

坐骨神 経が大 殿 筋下 を走 行 する た め 避 ける必 要が ある」と説明 が あっ た

他の

4

冊 は

4

3

分 法

ク ラ

ク の点

ホ ッ ホシュ

部 位

3

法が 並記 さ れてい た

ま た

,4

3

分法

ク ラ

クの 点

ホッ ホシュ

部位

3

つ の方 法を 並記し た中の1冊 には

それぞれの 部 位が 「坐骨

上殿

下 殿 神 経の損 傷

上殿 動

静 脈

下殿 動

静 脈へ の刺 入を避 けら れる」 部 位で あると説 明さ れてい た

3

注 射 針 の刺 入 角 度

 

「中殿 筋で は

90

度 」, あるい は 「針を直 角に して刺 入する」, 「ク ラ

点は直 角に刺入する」な ど

角 度を

90

度と明 記した ものが

5

中 殿 筋へ

3

つ の 方 法 すべ て が 「45

90 度」とし た もの が1冊

筋 肉注 射の部 位 を限 定せず 「gO 度」が1冊

同じく筋 肉注 射 の 部 位を限 定せず 「45

〜90

度 」と幅のある記 載が

2

角 度の具 体 的な表 示が なく 「適 切な角 度 」 と し た も の が 1冊であっ た

ま た

「45

90 度 」とした後に 「患 者に よっ て皮下組 織

筋 肉の発 達 状 態が異なる の で患 者にあっ た刺 入 角 度で」や 「筋 肉 組 織の厚み が 十 分でない 場 合には60 度 程度の角 度で行 う場 合もあ る」との記 載もみ ら れ た

多 くに

注 射 針 刺 入 時に

皮 膚を 「張る」あ るい は 「伸 展さ せ る」と記 載さ れ てい た

4

注 射 針の刺入の深さ  テ キ ス ト

4

册 には

刺入の深さ を具 体 的な数 値で示 し た もの はな く, 「患 者に よっ て皮下組

筋 肉の厚 さ が異なる の で

患 者に合っ た深さ」や 「皮下脂 肪 の厚さよ りも深い 必」 「皮脂 肪筋 肉の発 達に合 わせ た刺入角 度や深さを調 整 」 「適 切な深さ」な どの 内 容であっ た

また , 深さ に全 く触れ てい ない テキ ス トも あっ た

 副読 本には具体 的な数 値が記 載され てい たが その 内 容は 皮 膚か らの刺入の深 さや, 皮下組織の厚さ, 中殿 筋の深 さなど さま ざ まであっ た

  

皮 膚か らの刺入の 深さ    

20

25  (1冊 :殿部と 限定せず )

   ・

3cm (

30 

前 後

1

   

皮下脂 肪+ α (1冊)

  

皮下 組織の厚さ

   ・

クラ

クの 点 部 位 :男性 約 20  , 女性 約 30 

   

で そ れを目安とす る

2

   ・

筋肉 注射 部位 :

平 均 値

男 性が21

82 

   

女 性26

33

 

1

   

中殿筋の さはおよそ

3.

0〜

3

5cmで あるが

   

満な ど

下組

の発 達 に よっ て か な り異な る

   

成人男 女の平 均 皮下脂 肪は

クラ

ク の点

     ホッ ホ シュ

部位 は 約

2.

4cm.90

      約

3cm

刺入すれ ば筋肉に到 達す る

  

針が 折 れ た 場 合の危険性を考 え

針 を

5

  程度

  

数  残す

2

冊 )

 以 上の内 容に

「個 人差が大きい の で数 字で覚え込 まず

部 位に触れて観 察し

判 断 する必 要が あ る

」 「るい そ うしい患 者の場 合は

もっ と短い針で も 筋 肉に到 達可能な ケ

ス も ある

患者の体 格

皮下 脂 肪の厚み に よっ て予 測し加 減 する

」 「肥 満な ど皮 下組 織の発達に よって か なり異な る

」な ど, 個人の 体 格

皮下脂 肪の状 態によっ て異なる こ と が述べ ら れ てい た

  皮下組 織の厚さの計 測 法につ い ては

上腕 後 側下 玉

13

で の方 法は副 読 本の1冊 に文 献 引 用さ れてい たが

183 桐生短 期 大 学 紀 要

第17号

2006

(4)

表3 副読 本に おける 「殿 部での筋 肉 注射に関 する記 述 内 容 」 E社 F社 G社 H社 1 杜 J杜 上腕三角 筋、中殿 筋

大 きな筋肉

血管

神 筋層が厚 く、神 経 や血 刺入部 位の条件 よ く発達し た 大きな 大きな筋肉

血管

神 大腿 四頭 筋外 側 広筋 経の分布が少 ない部 管 を損傷せず

針 を刺   よ く発 達 した 大 き 筋肉で (小児のよ うに 経の分 布の少 ない部 中央 部付 近が 神経や 位 嶽 入しやすい な筋 肉 があ る  神経 成 長 発 達 途 上の筋 肉 位掛 血 管の分布 か らみ て 上腕三角 筋 部は部 三角筋

中殿筋 大腿 損 傷を避けやずレ  で はな く) 神経の損 上 腕三角 筋 部位は 適 切とされている。 位 選 定が容 易 なため、 四頭 筋外 仮1広 筋 血管

の刺 入 を避 け 傷を 避 けや すい部 位 腋 窩 神 経三角枝麻痺 最 も多 く選 択 されて や すい

  血 管

の刺入を 避 を生 じる 危 険 が 高い 雛 きた が

腋窩神 経三 角 よく選ばれ るの は けやすい部位

た め中殿 筋部に行な 筋枝麻痺を 生じる危 上腕三角 筋、中殿筋

般的に中殿筋、上 う

険性 が 高いた め避 け

腕 三角筋。大 腿 大腿 四 大 腿 前 面 部 はや む 中殿筋部に行 う

大腿 頭 筋外側広筋に行 な をえない場合を除い 部前 面は

やむ を得 な う揚合もあ る

て使用 し な い

い場 合 を除 き使 用 し な い

ク ラ

クの点 ク ラ

ク (Clark)の ク ラ

ク の点 四分 三 分法 四分 三 分法:筋 肉が発 クラ

クの点 ク ラ

ク の点で上後 点を第

選 択

わが国 ホッホ シュ テッタ

ク ラ

ク の点 達して厚みあ り

坐 わが国の臨 床現腸で 腸 骨棘が わ か りに く の臨床現 場では

4分 の部位 ホッホ シ

テソタ

上殿

下殿神 経の は、4分3分法の部位 い場 合は

上前腸骨棘 3分法の 部位が 最 も 四分三分法 の部位 損傷

上 殿 動

静脈

が最 も多 く選 択 され を通 る水 平線上で 腰 多く 選択 され て い る 下殿 動

静脈へ の針の て い る が

米国 の テ キ 中殿筋の 筋 肉内注 部の最外 側 部、臀部 4 実感があ るが

米 国の 朿叺 を防 ぎや すい

ス トに は記載がない

等 分の上 外 側の2等 テ キス トに は記 載 が ク ラ

クの点 坐骨神 経が 大澱 筋 下 撒 飜 分線上 で     か ら ない

坐骨神 経が大 殿 ホッホ シュテッタ

を走行 する た め避 け 1/3付近 が 目安

筋 下 を走行 す る た め の部位:坐 骨

上殿 ’

る必 要が あ る

(図 示;クラ

クの 避 け る必要 が あ る

下殿 神経の損鶴

上殿 点

ホッホ シュテッタ 動

静脈

下殿動

 L4 分 3 分 法)

の針の刺入を避 け られ る部 位。 筋 肉が 皮 膚 表 面 か ら 注 射 部 位の皮 膚 を 押 皮 膚 を張って 45

90 皮 膚 を張る

針 が 最 短 距 離で筋 肉 皮 膚 を伸展 し

針 を直 浅 い部分で は約45度

しっけ

針を直角に し 度 中殿筋に対し て90度 に達し

損傷を齢」・ 角に して刺入     

深い部分は 90魔 て刺 入す る(中殿筋の 垂直に

針 を振 り下 ろ に と どめるため に 90 醂 ク ラ

:直角 に 場 含)

図45

90

°

す よ うに穿糺  (弾み か ら 貯 の角 度 (四 駒圦 角 度

をつ よ うにた め 分三分法

クラ

ク の ら わず

気に指し た 点

ホッホ シュテッタ 方 が、痛み力沙 ない

。 一

部 位いず れも ) 皮 下 注 射 よ り も深 く クラ

クの点部 位の 筋 層内 まで刺 入

患者 中殿 筋の深 さは お よ 日本人の場舎 は、1÷ 注射部 位の皮 膚 をっ 刺入

皮下組織の厚さ は

男 の皮 下 脂肪 と筋 肉の そ3

0

3

5  で あ る 享

(3

8面

ま た は 1寺 ま ん で皮下 脂肪の厚 皮膚 か ら20か ら25  性 約2α 

女 性 約 3〔  厚 み な ど に よって深 が、肥 満な ど皮 下組織 ≠ン3

2c針 を用 さ確 認。 の深 さに刺入するが といわ れて い る

そ れ さは異なる

針 が 折れ の 発達に よっ て かな て

般 的に約3c皿前 確 実に筋 肉 内に刺入 筋肉

皮下脂肪は個人 を 目安に針の入の た場合の危 険性を考 り異な る。 後さ凱 るいそうの るに は

皮下脂肪+ 差大 きいで、注 射部 深 さを決 め る。 え、厚み が あ る患者 で しい患 者の場 合は、も αの刺 入深 度泌要

位の状態を十分に観 も針を5  程度残す

と短い針でも筋肉 察して判 断→ さAc皿 実施:注射部 位の皮膚 に 至嗹可能 なケ

ス 筋肉注射部位の皮下 とか針1/Bを 刺 入 と をっま み、皮 下脂 肪の もあ る

患者の体 格皮 組 織の厚 さ:殿 部 (文 臨 刺入の深   さ 覚 えこまず

部位に触 れて観 察 し、判 断す る 必要 あ り 厚 さを確認する

下脂 肪の厚み に よっ て予測し加 減しな け れ ばな らない

針 管の 献 引 用) 男性21

8  (平均 値) 女性:26

33  (平 均 (殿部に限定し て い 数囗皿 は皮膚に刺さず 値) な い) 出して おく (針が折れ た 場合 に備 え)。 ク ラ

クの点の皮 下 成人男女の 平均 皮 組織の厚 さは

成人男 下 脂肪 :ク ラ

クの 性:約 2〔  程度、成 点

ホッホ シ

テッタ 人女性 :約3  程度

の部位:約2

4c乢 (文献引用) 90度 で約3cm前 後刺 入すれ ば筋 肉に到愚 体格の個人 差は考 慮』 21G(油性) 21

23G

 

RB 23GRB 針 21G

2妬 筋肉注射に 用 い ら れ 22G (1

玉十 ) 21

23G 21G  (38皿) *21

23G とす る テ 2% (1

1十

1十) ている注 射針の長 さ 23G(1

三寺) 22G(38

32

25) キス トも多いが

細い 2鉛 (1

1寺) は3

8〔馮 肥満 者の場 2欧}(32

25) 針であ るほ ど針の長 2坐}(1

1÷インチ) 合、針 を 垂直に全部 刺 田 針筋肉薄い場合 は 脇 (表 に記 載 あ り) さも短 くな るた め、神 B 針 入 した と しても届か SBを用いよい 経損 傷よび 血 腫 形 ない恐 れが あ る

確 実 成の 可能 性は 少なく に筋 肉 内に注入する 幽 なる。油性の掖 な ど、 粘 稠 性 が 高い場 含は に は注 射針の刺入深 度 を簡便に求 める こ 太 めの針 を使 用 とが で き る ア セ ス メ ン トの方 法の開発 を 積み重ね る必 要 があ る。 注射釧の 刺入 角度に よ る皮 膚

の刺入 の 深さ の違い (図あ り) 同

部位

連 続は 4分3分法 の部位は 上殿 神経損傷する と

祥経の損傷や動脈

筋肉注射用薬剤が皮 炎症

疼 痛、組 織の壊 坐 骨総 が大殿筋 下 中殿 筋

小殿 筋 が麻 痺 の刺入 に注 意 下 に投与 され た場 合、 死 を走行 するため 避け し股関節が外 転でき 炎 症、硬 結、筋拘縮

潰瘍 な ど婁篤 な組織 る必要があ る。 なくな る

下狽[汰 殿筋 障害を誘発する と 神経損傷 を穿刺 した場 合 は大 殿 筋が 傷つ き下殿 神 摘 されている。囎 4分3分 法の部 位は 経や坐骨神 経に損傷 坐骨 神経が大 殿筋下 を受 け る。 を走 行す るた め避け る 必要 が ある

(5)

殿部につ い て は具体 的な 記 述はな く

「ア セ ス メ ン ト 方法の 開 発 を積み重 ねる必 要が ある記 載 して い る ものが 1冊あっ た

5,

注 射針 の選 択 につ い て

 

刃面 長 につ い て は ほとん どがRB

レギュ

ー ・

ベ ベ ル

と記載してい たが, 中 に は, 「筋肉が 薄い場 合 はSB (シ ョ

ベ ベ ル

を用い て もよい」 とす る もの (1冊

もの もあっ た

 ゲ

ジ につ い て は 油性 薬液は21G

22〜

23G を選ぶ と し た もの が

3

テキス ト

2

副 読 本 1冊

22

23G で 薬 液稠度によ り調 整 するが

1

冊 (テキ ス ト

),

特に薬液 との 関係を示さず

21〜23G (

副 読 本

2

2

冊 (副 読 本 )

,21 〜24G

1

冊 (副 読 本 )

23G

1

副読 本

その他は 用 途 に よ り選択な ど であっ た

 23G

に 限定し た 副読 本にはそ の理 由とし て

「細い 針であ る ほ ど針の長さ も短 くなるた め

神 経 損 傷お よ び 血腫 形 成の可 能 性は少な くなる」との説 明があ っ た

  他の

1

冊には 「筋 肉 内注 射に用い ら れてい る針の長 さ は3

8cm で

肥 満者の場 合

針を垂 直に全部 刺 入し た と して も届か ない れ がある

確 実に注 射 針の刺 入深 度を 簡 便に求め る こ との で きる ア セ ス メ ン トの 方 法の 開 発を積み重ねる必 要が ある」と述べ ち れ て い た

 ゲ

ジ 数と針の長さ の両 方につ い て記 載さ れた も の はテキ ス ト1冊, 副読 本

3

冊であっ た

6

神 経 損 傷につ い て

 

テキ ス ト4冊 には, い ずれ も 「坐骨 神 経の損 傷や麻 痺に注 意 する」 旨の記 載があっ た

う ち 1冊は 「坐 骨 神 経」と な らべ て 「上 殿 皮神経 を 損 傷 す る

険 性 が 少ない部 分を 選ぶとして い た

副読 本に は

「四 分 三 分法は 坐 骨神経 走 行 との 関 係 で 避 け る」と し たも の が2冊

逆 に

4分

3

分 法

クラ

クの

ホ ッホ シ ュ テ ッ タ

の部位は

い ず れ も

「坐 骨

上 殿

下 殿 神 経の損 傷

上殿 動

静 脈

下殿 動

静 脈へ を 避 け ら れ る」部位である と し た もの が

1

冊 あっ た

他に

「上 殿 皮 神 経の損 傷が も た らす 身体へ 影 響

下殿大殿

の穿 刺 が下殿 神 経や坐骨 神 経を 損 傷 する」 (

1

冊 )

皮下 に投 与さ れ た場 合の組 織 障 害

1

な ど がみ ら れ た

考  察

  今 回検 討 した

10

冊の テキス ト

副読 本か ら得ら れ た 結 果を も とに分 析対 象と し た

6

項 目につ い て考 察 する

L

筋 肉注 射の 部位  中殿 筋

角 筋

腿 四頭 筋 外 側 広 筋の

3

つ の並記 が 最 も

かっ た が

この うち

大 腿 四頭 筋 外側 広 筋 につ い ては

ほ と ん ど に

「や む を得ない合 を除き 使 用 し ない 」「行う場 合 もある」 などの説 明 が あっ た

大腿 四頭 筋につ い ては

筋 拘縮 症 が

発 し た経緯 な どもふ まえ

近年 推奨 さ れてい ない部位ガ あるこ と か ら

教 育 に おい て も その経 緯と危険 性 を 十 分伝 え

卒 業 後の 実 践におい て安 易に使用 し ない よ意 識づる必 要が あ る

 上腕三角 筋につ い て は腋 窩 神 経 枝

腋 窩 神 経三角 筋 枝 麻 痺を 生 じ る危 険 性を明確に指 摘し た ものが2 冊 あっ た が

多 くは適 切な部 位と して中 殿 筋と 並ん で 記 載さ れ てい た

臨床 看 護 師が選ぶ筋肉注 射 部 位 と して

上腕三角 筋が

80

%以 上E) 9)報 告さ れ

こ の理由とし て

高 橋 ら9)看 護 者 側 っ て も

患 者に とっ ても簡 便で ある とい う点が大きい の では ない か と述べ てい るが

事 実

臨 床では患 者の準 備 の容 易さ か ら よく使わ れてい る こ と を見 聞 する

し かし

中殿 筋に比し皮下組 織

筋 肉と もに薄い こ と

安全 な部 位の特 定 方 法が統

さ れてい ない こと を踏 ま え

三角 筋で の筋 肉 注 射の危 険 性を十 分に周 知し てい と と もに, 安全 な部 位につ い ての検 討を進め る必 要がある

 

中 殿筋につ い て は, 今回対 象とし たすべ ての テ キ ス ト

副 読 本に適 切 な 部 位 とし てあ げられ て い た

筋 肉注 射には, 皮下注 射で は投 与できない 刺 激 性の 強い 薬 液が使 用され, 皮下組 織を越えて深 く筋 層に 針 を刺 すこと か ら, その 部 位は, 筋層 が厚 く, 大 き な 血 管や神 経が分 布して い い こと が重 要で

中 殿 筋 は そ れ らの 条件を み た してい る 部位で あ る

基礎 看 護 技術 教 育 におい て は

中殿 筋で の 全 な 方 法を 習得できる ように したい と考 え

2

中殿 筋の肉 注射 部位 を 選定 する方 法

 

中 殿筋の部位選 定 方法として

クラ

クの

ホ ッ ホ シュ テ ッ タ

の部位

,4

3

分 法の

3

つ が従来 広 く 紹介さ れてきた が

今 回

坐 骨 神 経 との 関 係 におい て

,4

3

分法の危 険 性を指摘 し た ものが

2

冊 あ り

ク ラ

クの 点の み を適切 な 部位 と し たもの が

3

冊あっ た

,4

3

分 法は

,1972

年に赤 石1°} が そ れ まで広 く使 用さ れてい た 「グロ ス 三角 」にか わる安全 な注 射 部 位 と してクラ

クの点を提唱 し た際

これ と ほ ぼ 同 じ部 位で

選 定 方 法が よ りわ かりやす く

患者の 快 感が少ない 部位 と して薄 井が提唱 し た ものω であ る

以来

,4

3

分 法は看 護 学 校で の教 育の 主流’2 〕 185 桐生短 期 大 学 紀 要

第17号

2006

(6)

なっ て い た

し か し 今回の検 討で 坐骨 神 経が大 殿 筋下 を走 行 するため避 ける必 要がある と記 載さ れ た ものがあ り, さ ら に, 高 橋ら 7 ) らは 皮下組 織 厚 の 調 査 結 果か ら

4分 3分法の部 位は ク ラ

クの 点よ り も内 側下方になっ た こ と や , 超 音 波 診 断装 置で映 し な が ら中 殿 筋の 作 用である下肢の 外 転を行っ て も 筋 収 縮を判 断しに くい つ ま り大 殿 筋 を推 測せ る 画像で あっ た , と報 告し てい る

小 山ら 13 略 , 遣 体 で の調 査で3つ の方 法につ い て比 較した結果, そ れ ぞ れの部位は少しずつ 異っ てお り, また , 坐骨 神 経 と 上 殿動 脈 の 走 行よ り4部 三 分法の 部位 に 近い

Dorsogluteal

 siteは危 険で あ る と報 告 してい る

ま た, 佐 藤ら6 )

遺 体 を用い た解 剖 学 的 検討 や 生体で の 検討 結 果 か ら,

4

3

分 法 と クラ

点 は

致 が 認 め ら れ ない と報 告して い る

また

殿 部の 上外側

114

に該 当す る

4

3

分法の 点 と クラ

クの 点 は 坐骨 神経 損 傷の 険性はめて い が

上殿 神 経 損 傷の 危 険 性 が あ る

し か し

上 殿神 経につ い て記載さ れ た 文 献はない と報 告して い る

これ ら か ら

,4

3

分 法 とク ラ

クの 点は

致せず

上 殿神 経

坐骨 神 経 損 傷の可能性 もあ る と考 え ざる を得ない

 

ホ ッホシ ュ ッ タ

部 位につ い ては

今回 対

と し たテキス ト

副読 本で は具 体的 な問題点につ い て記 述 さ れてい な かっ た

こ の 部 位

海 外で は

筋肉層が厚い 上 に神 経

血管 損 傷が少な く

理 想 的 と はい え ない まで も

筋 肉 注 射に適し た部 位と して 紹 介さ れてい るω との こ とで あ る

し か し

今 回の 調査で

ク ラ

クの の み を適 切 と して い る もの が あ ること か ら

検 討の必要が あ る と考え る

筆 者の 過 去の教 育 実 践上の経 験か ら も

ホッホシュ

部 位は, 対 象 者の体 格に よ り選 定が難 しい

小 山ら13)

対 象 者体 格に よ っ ては探し づ らく

ま た実 施 者の手 指が小さい と大 殿 筋に か か る と述べ て い る

 

これ らのこ と から, テ キ ス ト

副 読 本で はク ラ

ク の点の みを適 切と し た もの は ま だ少 数ではあっ た が

以 上の研 究 報 告を加 味し, ク ラ

選 択と して教 授

学 習 活 動を展 開 する必 要があると 考える

3

注 射針の刺入角 度と深さ

 

刺入角 度につ い て は, 中 殿 筋

ク ラ

90

度 (直 角 )とし た もの 4分3分法, ク ラ

, ホ ッ ホ シュ テ ッ タ

のい れ も45

90 度と幅のある もの と さま ざ まで あっ た

部 位 を限定せず 45

〜90

度もあっ た

刺入の 深さ も 皮 膚か ら 2

0

2

5cmや 3

Ocmな どさま ざ まであっ た

多 くが患 者の体 格 皮 下脂 肪の厚み に よっ て予 測 し加 減しな けれ ば な ら な い とい う趣 旨の こ とを述べ てい た

 

高田 ら14)筋 肉 注 射で は , 患 者の皮下脂 肪 厚に応 じて適切 な長さの針を 選択 する と述べ てい る が 今 回対 象としたテ キス ト

副 読 本で は

皮 脂 厚の測 定 方 法につ い て記 述され た もの は ほ とんど なかっ た

 

佐 藤ら6 〕 , 遺 体で の 皮 脂 厚 計測結果か ら, 4分3 分 法の点で は 大殿筋が分 布して い る場 合とい ない 場 合 でみ に 違い が ある が クラ

クの 点で は皮脂 の 直下 に 中 殿筋が 分布してお り

注 射針の 針先 を中 殿 筋 に 到 達 さ せ る た め に は 皮 脂厚の み を考 慮す れ ば よい と考 えら れ る と して い る

また

クラ

クの 点 までのみ が

1.

4

±

1.

1cm

であっ たこ と か ら ,

3.

8cm

の 注 射針の 2

3 (

約25cm ) を直角に刺入すれ ば

中 殿筋 に 到 達 す る と してい る

い ず れ に して も

確実 に筋 肉内に薬 液を到 達させ る ため には

皮 脂 厚を 越えた 刺 入の 深 さ

皮 下 脂 肪 + α

が 必 要であ る

角度は

針の さと

下組 織の損 傷を最小 限にする た めに 最短距離で筋肉内 に 到 達 す る 必 要 か ら考 えると

皮 膚を伸 展さ せて

90

度は妥当であ る と考 える

 

今回の 副読本に

ク ラ

クの 点の 下組 織

脂肪

の厚 さ は

2.

0〜3.

0

  と あっ た が

も し仮に

3.

Ocm

と す ると

注射針 を

90

度で約

3cm

刺 入 して も筋 肉内に到 達 し ない

皮 脂 厚は対 象によ り さ まざまであ るこ とか ら

今 後

皮 脂 厚の計 測につ い て

臨 床で簡 便に使 え る方 法の 開発が 望 ま れ る

ま た

針が 折 れ た 時の 対 策と して

針を皮 膚 外に数  程 度 残 すと し た もの は今 回の調査では

2・

冊と少な かった

筆 者ら も

針 は

113

程 度 残 すように指 導してき た が

刺 入の深さ との 関係を考える必 要がある

し か し, 針 折れ の危 険 性 は考 慮しなくてよい の か が

気になる こ と と して残 っ た

5.

注 射 針の選 択につ い て   今回の結果で は

注 射 針のゲ

ジにつ い て は22

23G

21

23G が多 く

ま た

油 性は21G と示 し た も の もあっ た

しか し

針の長さを記 載し て い ない も の もあっ た

注 射 針の 選 択におい て重要と なる のは

筋 肉 内に到 達 する針の長さ と

油 性や懸 濁 液 等の粘 性の ある薬 液を 通過さ せ る内径の 太さ で ある

同じ ゲ

ジ数で も針の長さは複 数 あ り

こ の こ と か ら考 える と, 筋 肉 注 射 針の選 択にあた っ て は, ゲ

ジ と 長さの確 認が必 要と考え られ る

ま た, 今 回 ある副 読 本に記 載さ れてい た , 細い 針で ある ほ ど針の長さ も短 くなるため, 神 経 損 傷お よび 血腫 形 成の可 能 性

(7)

は少な くな る とい 説 明 に は 疑 問 が 残 る

神 経や 血 管 損 傷の 危 険 性を避 けると 同時に, 確 実に筋 肉内に 刺入する長 さ が重 要で ある

さ ら に, 皮 下 脂 肪 が厚 い で は

11/2インチ (

3.

8cm)

以上の 長 さを必 要 と する場合 も考 えられ る

6

経損傷につ い て

 

従 来, 中 殿筋へ の筋 肉注射にあたっ て は

坐骨 神 経 に注意を払 っ て い た

も ちろ ん坐骨 神 経は人体で 最 も長 く

太い 神 経で ある こと か ら

その損 傷 は 絶 対に さ け なけれ ば な ら ない

しか し

同 時に上殿 神 経 につ い ても 注 意 を払

必要が ある こ とが わ かっ た

今 回の調査 で上殿 神 経に触れ た ものは少な かっ た が

今 後

さ らに文 献を精読し

知見 を広 げてい き たい

ま と め

  最 新の テキス

1

・,

副 読 本 を対 象と して

記 載 内 容 の分 析を行い

中殿 筋へ 筋 肉 内注 射 部 位

方 法 つ い て の 知 見を整理

考 察し た結 果

以 下の こ と が わ かっ た

1

筋肉注 射の 部 位 とし て は 上腕三角 筋, 大腿四 頭 筋に は危 険 性が指 摘さ れて お り

中殿 筋が適し てい る

2

中殿 筋での 部位 選 択 方 法に は ク ラ

ク の点が適し てい る

3.

注 射 針 を確 実に筋 肉 内に刺入するう えで 皮 脂 厚 の 把 握が必 要で ある

4

皮 脂 厚 を考慮 して刺入の 深 さ

注 射針 を 選 択する

  

会 誌

,28 (

1>

45−52,2005.

7)

高 橋 有里 ら:筋 肉内 注射部位に関する文 献 検討

  

か ら得 ら れ た 課 題

県立大 学看 護 学 部 紀 要

   

7

111,2005.

8)

川島み ど り ら :看 護

i

技術の 再構 築

53 )

特 別 篇

  

筋肉内 注 射

1)

日本 看 護 科 学 学 会

交流集 会で

  

の調 査 よ り

シン グ

トゥデ イ

,16 (

8)

:    

66−69,

 

2001.

9)

高橋有里

菊 池 和子

三浦 奈 津子 :筋肉内 注射    の実 態と課 題

看 護 職 者へ の ア ン

調 査

  

岩 手 県立大 学 看 護 学 部 紀 要, 5 :

98,

2003

10

) 赤 石 英 :安 全な注 射 部 位に につ い て

看 護 学 雑

  

 

36

 

(11)

 

:15204522

 

1972

ll

) 薄 井坦子 :注 射 部 位の再 検 討につ い て

週 刊 医

  

学 界 新 聞, 1020

1972

12)原 瀬幸 恵

佐 藤 栄 子 他 :筋 肉 内注 射 部 位 選 定の    実 態 (その1)

看 護 学 校にお ける実 態

第26回    日本 看 護 学 会 集 録 (看 護 総 合 )

80

82

1995

13)小 山奈津子, 高 橋 有里他 :筋 肉 内 注 射を安 全に    施 行 する た めの 部位の 検 討

三角 筋と 中 殿筋に

  

つ い て

一.

岩 手 県 立 大 学 看 護 学 部 紀 要, 7 :

97−

   100, 2005

14)高田 早苗

川 西 千恵 美 編 集 :エ ビ デ ン ス に基づ

  

く注 射の 技術

中 山 書 店

東 京

2006.

用 文

1

川島み ど り ら :看護 技 術 の 再構築

54

特 別 篇

 

筋 肉内 注射

2)

文献レ ビュ

ー.

シ ング

ト   ゥデ イ

,16

9

):

64−68,

2001

2)

藤崎郁

川村治子 :系 統

護学 講 座専門

3

:基礎

 

看 護 学 [

3

1

基礎 看 護 技 術

H .

医学 書院

東 京 )

 

296,

 

2006.

3

) 深 井 喜 代 子 :新 体 系 看 護 学

18

巻 :基礎 看 護 学

 

[3

 

:基礎 看 護技 術

メ ヂ カ ル フ レン ド社

東   京 )

 

420,

 

2006,

4

) 坪 井 良 子

松田たみ子 :基 礎 看 護 学 :考える基   礎 看 護 技 術

H

看 護 技 術の実 際

.ヌ

ヴェ ル ヒ   ロ カ ワ (東 京 )

,2006.

5)川 村 佐 和 子

志 自 岐康 子

松 尾 ミヨ :ナ

シ   ン グ

グ ラ フ イ カ18;基 礎 看 護 技 術

メ デ ィ カ

 

出版 (東 京 ), 2005

6

)佐 藤 好 恵

成田伸

中野隆 :殿 部筋 肉 注 射   部 位 の選 択 方 法に関 する検 討

日本 看 護 研 究 学 187 桐生短 期 大 学 紀 要

第正7号

2006

(8)

Review

of

Safe

Administration

of

Intramascular

Iajection

into

Gluteus

Medius

Muscle

Eiko

Koyama,Hiroko

Joboshi,

Naomi

Asai,

Sonoo

Miki

Abstract

Brachialmuscle,

gluteus

medius muscle, and lateralvastus muscle on

quadriceps

femoris

have

been

introducedas the site

of

intramuscular

iniection

in

thetextbookand supplementary reading materials of fundamental nursing technique.

However, lately

the

importance

of nursing

practice

based

on "Evidence

based

using"

has

been

emphasized.

Thereby,

broad range of studies on intramusclar

iajection

has

been

conducted, and theproblems about conventional

iajection

siteand avaiIable methods have beenpointedeut.

In

thisstudy, thetextbook and

the

supplementary reading materials released in2005 and 2006 were

investigated

with

focus

on

gluteus

medius muscle, and thefindingwere reviewed according to

those

of previousstudies,

The

results ofthisstudy showed that

gluteus

medius muscle

is

theoptimal site of intramusculariajectionand use of the

siteof

Clark's

measuring method

is

safer

than

conventional method using right andXor

left

upper quadrant of

the

buttocks.

Although

it

isimportanttomeasure the thicknessof adipose

tissue

and apply the

proper

insertionangle and needle

length

corresponding tothe thickness,the measurement method forsubcutaneous adipose tissueis still under development.

Keywords:

Intramuscularlrijection,Middle

glutealmuscle, Fundamental techniquesofnursing

表 1   検 討 対 象 と し た テ キ ス ト , 副 読 本

参照

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