授業科目名 (英文名) 環境技術基礎論 (Foundations of Envi romental Engineering) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 1年次・後期 担当教員 奥 勇一郎 大橋 瑞江 木村 敏文 中桐 斉之 伊藤 雅之 所属 環境人間学部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 人間社会に対する自然の恵みはどうやって評価するのでしょうか?人間活動がもたら す環境問題はどのくらい深刻なのでしょうか?地球環境から我々の身の回りの地域環 境まで広く環境を計測するための基礎的な方法論や最新の技術を理解するとともに, 持続可能な生活空間を実現するための問題意識を育むことを目的とします.環境問題 の原因究明やその解決に必要となる計測手法や分析方法について説明できることを到 達目標とします. 講義内容・授業計画 1. ガイダンス 2. 単位とは何か?(奥) 国際単位系の歴史と定義を紹介し,単位と次元の基本的な考え方について説明します . 3. 観測とは何か?(奥) 気象観測を題材に測定原理と計測機器の構造を説明します. 4. 予測とは何か?(奥) 天気予報を題材にシミュレーションの仕組みおよび観測との違いについて説明します . 5. 水質を測ると何が分かるのか?(伊藤) 水環境を把握するための水質観測の概要と,その意味を説明します. 6. 水環境問題の要因とは?(伊藤) 水環境問題の実例をいくつか挙げ,その要因と解決に資する技術等について概説しま す. 7. 自然環境と温暖化の関係を探る(伊藤) 地球温暖化が自然環境,特に水に与える影響を知るために行われる観測手法や成果に ついて紹介します. 8. 生物量とは何か?(大橋) 生物バイオマスの考え方を解説し,生物量を測定する方法と意義について説明します . 9. 生態系の動態をどう知るか?(大橋) 森林生態系を題材に,物質循環の様々な調査法や測定手法を紹介します. 10. 生態系サービスをどう評価するか?(大橋) 森林生態系の主要な公益的機能である炭素貯蔵能力や災害防止,水源涵養機能などの 評価手法を説明します. 11. 人間環境をシミュレーションで解析する(中桐) レジの行列や工場分布など社会問題のシミュレーション解析ついて概説します. 12. IT活用と地域連携(中桐) スマートフォン等を用いた地域連携等の実例をいくつか挙げ,一般的な方法からITを使 った方法まで紹介します. 13. 生活環境と情報技術(木村) 普段は意識することのない生活環境の中にある情報技術を紹介し,解説します. 14. 行動を科学する(木村) 行動観察・解析について,一般的な方法から情報技術を使った方法まで紹介します. 15. まとめと総括課題 テキスト 必要に応じて,随時指定します. 参考文献 なし 成績評価の基準・方法 成績評価の基準
環境問題の評価や解決のための計測技術および保全技術についての知識,それらのデ ータを適切に取り扱うことができる技術を習得した者に単位を授与します.講義目的 ・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与えます. S: 授業内容はもとより関連する広範な内容まで自主的な学修で理解できている.課題 における情報収集や知的探求が卓越しており,その構成や内容が極めて優秀な水準で 到達目標に達している. A: 授業内容はもとより関連する内容まで自主的な学修で理解できている.課題におけ る情報収集や知的探求に積極性がみられ,その構成や内容が優秀な水準で到達目標に 達している. B: 授業内容を適切に理解できている.課題における情報収集や知的探求は指示された 範囲内でなされ,その構成や内容がおおむね良好な水準で到達目標に達している. C: 授業内容の理解は必要最低限である.課題における情報収集や知的探求は指示され た範囲内でなされ,その構成や内容が必要最低限の水準で到達目標に達している. 成績評価の方法 各回の講義終了時にその講義内容についての確認課題を実施する場合があります.受 講態度と確認課題80%,総括課題20%を基準として総合的に評価します. 履修上の注意・履修要件 履修要件ではありませんが,1年次・前期の「人間学(自然)」の知識があると理解し やすい内容ですので,「人間学(自然)」の履修をおすすめします.講義内容やスケ ジュールを変更する場合があります.ユニバーサルパスポートを含む掲示板や大学か ら与えられるメールアドレスへの連絡等に注意し,定期的に確認するようにしてくだ さい. 当授業は履修者を教室定員の1/2未満に制限し,対面授業を行います.履修希望者が定 員を超える場合は,ランダム抽選により履修者を決定する場合があります.なお,履 修希望者が定員を若干名超える場合は,履修希望者全員の履修を認める場合がありま す.新型コロナウィルスの感染拡大の状況によっては,履修者を複数の教室に分けて 教室間をオンラインで繋ぐ方法や,対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施す る方法とする場合があり,自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(パ ソコンやタブレット等の通信端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります.最終的 な授業方法は履修登録後に決定・連絡します. 実践的教育 該当しない 備考 担当教員は環境デザイン系において様々な研究を行っています.各担当教員の詳細は 教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo)を参照してください.