• 検索結果がありません。

はじめに 利用統計を見る

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "はじめに 利用統計を見る"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

は じ め に

 北海道立衛生研究所報第54集が刊行されたのでお届けします。

 地方衛生研究所の行う事業は,調査研究,試験:検査,研修,公衆衛生情報の収集・解析・

普及の4項目があげられています.調査研究は,北海道企画振興部科学技術振興課の予算に よる研究,本庁各部の行政問題に応じた研究,そして応募(文部科学省,厚生労働省や民間 の予算)による研究に分類できます.平成15年度に実施した調査研究は,貸費による一般 研究課題は29課題,同じく重点研究課題は4課題,民間等との共同研究課題は5課題,国 からの受託研究課題は2課題,民間などの応募研究課題は17課題,外部資金導入課題は1 課題であり総計58課題でありました.本号においては,その中から研究報告として2報,

調査報告として4報,ノートとして!7報,ほかに資料として2報が掲載されました.

 近年研究の成果が,社会的貢献度特に製品化・企業化の尺度で評価される傾向にあります.

当所の役割からすれば,研究の成果が即座に実社会に応用できる成果を求めて研究目的を立 てることは困難な場合があります.特に当所は公衆衛生行政を支える技術的中核としての役 割があり,この技術的中核を保つには技術の精度及び改良も重要ですが,不断の科学研究を 通して基本の原理原則の追求を行う必要があり,そこから試験検査のための革新的技術が生 み出されてきております.当所の50年余にわたる実績を見ますと,エキノコックス研究の 結果として血清診断法の開発・実用化,「いずし」による食中毒におけるボツリヌスE型菌 の証明と「いずし」製法の改良など,誇るべき業績が多々ありますが,いずれも日常の調査 研究の中から生み出された成果が試験検査に応用された結果であります.

 一時代弁ならできなかった研究が,現在は研究することが可能になったのも時代背景が要 請していることであり,当所もそれに対応すべく変革を行っています.

 また研究者の育成からすれば,一級の検査技術者に育てるためには経験年数を要し,さら にエキスパートとして研究者レベルに達するには個人の資質のみならず一定期間が必要であ

ります.こうした経歴を踏まえて当所の職員は研究に従事して行くわけですが,そのモチ ベーションを如何に持続し高めるかは組織のあり方から常に考えて見る必要があります.ま た日常の試験検査に視点をあて,その中から問題把握を行うことが重要であり,配属された チームの中で常に検討がなされており,その成果が本所報に結実したと言えます.すなわち 調査報告,ノートの多くはその時々の公衆衛生の問題を検討しており,時代の要請を受けた 結果とも言えます.さらにこれらの成果を踏まえ積極的に学術雑誌への投稿も鋭意努力し,

研究における競争原理を実践しております.

 本所報が,多くの方々の目にとまり,ご助言・ご批判を頂ければ幸甚であります.

 ともあれ,約2カ月間投稿原稿のレベルアップのため査読に全力投球してくれた編集委員 の努力には,所員一同多とするところでありますし,また昨年度1年問の成果をお届けでき ることを喜びとしております.

平成16年11月 北海道立衛生研究所長本間

参照

関連したドキュメント

 介護問題研究は、介護者の負担軽減を目的とし、負担 に影響する要因やストレスを追究するが、普遍的結論を

機械物理研究室では,光などの自然現象を 活用した高速・知的情報処理の創成を目指 した研究に取り組んでいます。応用物理学 会の「光

歌雄は、 等曲を国民に普及させるため、 1908年にヴァイオリン合奏用の 箪曲五線譜を刊行し、 自らが役員を務める「当道音楽会」において、

「心理学基礎研究の地域貢献を考える」が開かれた。フォー

本節では本研究で実際にスレッドのトレースを行うた めに用いた Linux ftrace 及び ftrace を利用する Android Systrace について説明する.. 2.1

実際, クラス C の多様体については, ここでは 詳細には述べないが, 代数 reduction をはじめ類似のいくつかの方法を 組み合わせてその構造を組織的に研究することができる

「主体的・対話的で深い学び」が求められる背景 2030 年の社会を見据えて 平成 28(2016)年

「系統情報の公開」に関する留意事項