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井 棚卸資産の在隊塵管理

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(1)

企共はその経常活動を円滑に進展せしめる為に特定の製品︑商品︑仕拭品︑原材料︑貯蔵品等の棚卸資産を如何  

なる監程手持ちしておくべきであろうかJ棚卸資産は大部分の企業にとってその有する資産中重要なる部分を占め  

るから企業経営の成否は多少ともか1つて棚卸資産の有効な管理紅あるヰ言う車が出来るであろう︒椰卸資産の在  

庫過剰︑在障不足ほ共に経営合理化にとって合目的ではない︒   

在庫過剰ほ山方に於いて貯蔵費用︑保険料や陳腐化等の危険及び運転資本の遊休化を増大し︑他方在庫不足は円  

滑な生産活動を阻害する︒又在膵不足の原因が一回の仕入量に於ける過少仕入によるときほ購入費用の仙単位当り  

の減少︑大嶺仕入による値引など所謂シュマーレンバッハの印刷部数増大転よる原価造減︵A邑厨endegressぎ︶  

の利益を草愛する事が出来ないと富う不利を伴う︒   

こゝに企業の損失を最も少くする棚卸資産の最適在庫鼠則ち棚卸資産の在庫管理の問題の重要性かクローズアッ  

プされる所以が存する︒この最適在犀星決定に関する問題は従来経済学上から又原種分析上からも論ぜられてい  

る︒以下に於いては仕入椰卸資産の在障設問題を先ず経済学上ついで原価分析上眺め最後に現実に於ける其の意儀  

を考察するであろう︒  

棚卸資産の.在膵盈管理    棚卸資産の在隊塵管理  

井  

L﹂  

廉  

(2)

  

仕入楯卸瞥産の在庫愚問題を経済学的に眺めるに当っで私ほア冒・ハリス・マルレヤツクの最適在靡鼠政策削  

ちAHM理論を選ぶであろう︒この理論に於いてほ仕入商品の在膵政興が述べられる︒今先ず第一の場合として単  

位日時当りのこの商品の需要巌が既知の賂合を考える︒  

則ち今田∬を単位日時当りのこや商品に対する需要巌であって既知としαを霜当り売価とすれば単位目時当り  の収益は牒となる︒  

囲この商品の仕入嵐が¢なる時嘩当りの仕入価格を訂三色で萄わしでふ二束﹀ほ〃の増加画数であって  

ひ︑︵色情①とする︒  

惣は仕入費用︵→becO∽−○;a展inganOrder︶であって仕入遠の大きさに関係なく二疋で誉︒  

㈲単位日時当芸ストックZの貯蔵費用をC︒+空り〜としC︒ほ貯蔵の間接歯二→h虻○責FeadCO裟○=叶Orage︶  

であって︑q C共警定常数とする︒  

何誌文ほ任意の期間になされ最初の証文日を0とする︒今野品目り期間の艮㌻を軌とすれぼこの期問の売上高  

ほ茎となる︒しかるとき段通在輝政策は訂図でほなくiひ図の如く最初の期間を除いてその最適在庫期間は等  

間隔でありストックの最適最大限手持還及び最適最小限手持還は各々各期間にわたって等責であることを示そう︒    第二十七巻第三腎  

(3)

盈である︒第i期間の売上高は二注㌢=∽㌣−−きであるから  

︵㌣こ  昏=短句帆+きー¥トー  

欝i・嫡問の平均スーツク最は  

二.豊  がl=︵少ム+邑︑昔︵鼻+ぎ︶\沌   今証文すれば即座転任入商品が到着するものと仮定しょう︒すると第i番目の期間の初め軋註文される嵐ほ  爵−−∽∑1辱⊥Ⅳ0 である︒こ1にS∑及び旨トは各々補給後及び補給前の第i期間の初めに存在するストツ  

︵﹁∽︶   q︵£り塗鼻−已惹ユ十買Zも∵⊥弼  

︵−.i︶∴i.豊からこれはk〜Ⅳ○ の減少繭数である︒  

棚卸資産の奄膵畳管理    貯蔵費用CO+柏nNのCbは単位日時当り一定常数で最適在庫期間の決定に無関係であるので省略すれば第i期間  の業置たる売上総利益は  

居島  

︵叫=i.㌘⁚へ:⁚⁚⁝︶  

︵叫=−u沌∴⁚⁝⁝・︶  

(4)

.  

講  

欝二十七巻 第三号  六六   

それ故仇及びき⊥が与えられればq︵三三鱒蜃=○ の時最大となる︒更に企業がストックヽ>○ で営業を  

開始したとすればス主クが︒となる迄︑則ち中日時後迄証文を発しないことが貯要用の関係から慧の政策  

′であるから以下この点を営業の始めと見傲し旨=①とするであろう︒しかるとき︵−●∽︶ によってq︵句︸︶はQ︸を  

所与とすれは∴芦≠○のとき最大となる︒しセがって所与の期間Q↑\:⁝﹀屯ら如何なる系列に対しても和q=hq  

旨   

㊥‖‖−  

︵Q帆︶一斉∴葺=⁚⁚⁚‖J㌻=やの時最大となる︒  

扱企業が或る一定期間rにわたって売上総利益を最大ならしめんとすればそれほq=hq︵三但しh匂h=↓を  〜‖ト 帆‖ト  

栗ならしめることであ去れ放それほ又期間rの平均売上総利益中糧葺き懸但し言︶‖薄を       説‖Hト  

最大ならしめる・ことに他ならない︒この場合所与の恥の如何なる系列紅対してもき=○︵叫=−一㌘⁚⁝;:︶ の時上式  

が最大となる事は既に証明した︒更に七人三 ほ単位日時当りの売上総利益であるからく︵q︶ が最大則ち日舞彗︵匂︶=  

y︵篭︶蒜は票差る︒胃︒⁚腑⁝して  

︵−﹀鳳︶  く忘︶=へ買−︹邑︵監︶+c誌+伺\Q︺=ト買−馳︵Q︶︒括弧の中は単位日時当りの売上原価を表わす︒   

勺︵q︶が最大値を持つ則ち知忘︶が最小値をQ=笥で持つならば︵−・ひ︶短︵篭︶=○=邑︑︵急派︶+c決1鳶\︵笥︶︒   

今若し仕入価格歯数が一次であるとすれぼ則ち  

ひ︑︑︵色=○−叉色=g−ひ拳 ㌢Ⅳ○とすれば   

︵−.ひ︶によって 篭=\唇﹁ます⊥どゃ よって  

等=決笥=\笥馴嵐 

上例は註文より入手迄の補給期間を0としたが今補給期間を一定常数′↓∨○とすればrは野︑卵に影響を及ぼさ   

旨  

(5)

ない︒発註の時がで単偲日時程先へずれる丈である︒註文書ほストックが0になった時でなくストックが寄単位紅  

なった時発行せられるであろう︒以上償二の場合ほ単位日時当りの欝野鼠が既知の場合であったが以下第二の場合  

ほ需要量が不確定の場合を考察しよう︒用語の用法ほ第一の場合と同じであるとし今或る︼定期問を考え仕入ほこ  

の期間の初やに一回丈仕入可能であり即座に仕入れ得るものとしこの期間の需要鼠を唇Ⅳ○とする︒   

但し〝ほ確率変数である︒我 

はこの期間の始め匿おける最適最大限手持畠Sを決定せんとするのである︒しか為時はこの商品ぎ単位を販売した  

場合の企業の売上高は  

︵陀﹂︶  尽  ︵αほ常数︶ となる︒  

この期間における売上鼠どはガかSかどららか小さい方である︒それ放この期間における売上高の期待値ほ   

︵芸 昏1竃︶︺+も糾員且となる︒ ら  

今商品S単位の購入のための費用な  

こ∵こ   S一︑ご−︑−−ソご・こ﹁⁚\ご こ.︑■−二−  

ぎ1女醜∴ほ送状価格歯数︑∬は一回の発註に要する費用とする︒我々ほこ⊥で以前のストックが0であるため全ス  

トックSが購入されねばならず又この期間後の需要を満足せしめることからは何等の利益も生じないと仮定する︒  

更にこの期間の始めにストックSを有するノときこの期間中払わたる貯蔵費用ほ  

︵偶・豊  c昌St・ヰcS であると仮定する︒   

しかるとき在膵映乏の不利益︵払ep訂tiOnpe日詰y︶を無視すればこの企業の純損失の期待値ほ  

六七   椰卸資産の在膵盈管理  

(6)

単位程顧客を失う等在庫次乏のためこの企業の負うべき血切の損失である︒しかるとき汀は   

払   ︵芸 ︵テ凄︹亮牒且首︵凰   

の期待値を持つ確率変数である︒   

従?て常数を無視してこの期間の期層純損失は  

○   如 

︵芸 憲+ざふ迦+窒1芸︺l︵等量丁違Y曾且︑針︵号卜毒   ︵ぶ ぎ苧S︵c+ざ昌・蜃ふ苦′lQ︑軒︵単  0  我々は今在膵欠乏の不利益汀を次の如く仮定する︒  

司=〇.  決肌S  ならば  

司けA十b︵竿﹂盟.  決>S  ならば  

こゝにA︑βは非負の常数で共にⅣ0である︒   

女鹿鉄乏の不利益とほ期間の始めの最大手持嵐が10と仮定しこの期間の需質嵐がほとすれば2程在庫が不足し2  

スーツク水準∽=∽凍が他の全ゆる5に対してト︵S*︶帆ト︵S︶ならば最適である︒  を持 今分布靂量が微寄能な密慧数量⁝つとすれぼ責S圏︶儀り︒︸塁S凍︶盲望−  

を満足する野が濠適期首スー﹁‖ツク水準である︒之より  

︵㍗豊  ︹へ+g−旨−S沐︺−モ︵S*︶1︵申+且︹−1句︵∽凍︶︺け○    第二十七巻 第三号  

となる︒  

(7)

︵P¢︶  −寧1﹄ヽ︑︵∽潔︶+︵馳+且ヽ︵∽*︶>軍  

学悪から一分る様に最適期首ストック伊は曇さ︵c+£ゝLr∴b+且によって決定される︒  

Q=○ と仮定すれば  今 ㌢=○− 短=○●  

軍00︶二拍・豊ぬよって  

︵ドー○︶  \︵S滋︶り︵へ+g\A\ヽ︵S粗︶<○  

からこの場合の㌘が求められる︒   

この場合のグラフの例示は欝2図阻如くである︒  

以上の様なAHM理論は現実の企業に対して必ずしも適用出来るものでほない︒然しAHM理論の特徴ほ将来の  

裔質量不確定の場合に対して確率論を応用した思考方法そのもの比布するということが出来るであろう々同℃く確  

率論を応閲し寵D瓦W理論の考え方の紹介がPR五月骨二二九五四︶ になされている︒  

棚卸資産の在膵盈管理   ︵C十中○︶  

軸 N 包  

六九   

(8)

しなければならない信号である︶  

例えば平均一日の使用盈  

この原料を購入するための発註から到著或での期間  

四〇日間の最大使用数量   七〇  第二十七巻 第三号  

が果しセ第ご覧霊蒜確率分布が明確に決定出来るであろうか︑又たとえそれが可能であっても第二に経済的現実  

紅対して数学的確率論的な思考である期待値む思考方法を導入して果して適当であろうか︒極めて疑わしいと言わ  

なければならない︒   

しからばもっと具体的に原価分析の立場から最適在庫鼠政箕に対し従来如何なる計算方法が用いられているので  

・あろうか︒  

三  

原価分析の立場からなされた従来の計昇方法はすぺてAHM理論の第一の場合と同様に将来の一定の期間の常要  

盈を予想によって一本に既知のものとする前提から開始されて行くのである︒   

エル・ピー・アルフォードは原材料の在底意管理に於いて次の四つの数崖の使用を強調した︒  

︼︑最大限魔の手持数鼠︵経済上これ以上貯蔵してほならないと言う数蚤の限界︶  

二︑最小限魔の手持数壇︵在庫屋が之以下に降る時ほ経営活動が正常の状体に魔持せられない︶  

三︑棟準証文鼠︵で時紅仕入れる車が経済的である最適仕入鼠︶  

四︑註文点︵発註から入手迄の間の供給を確保するに必要なる数鼠で貯蔵量がこの点に達したならば新規註文を発  

一二単位   

四〇日  

八〇〇単億   

(9)

以上の事から註文点は在障鼠が最小限手持数量に達する前に到着する事が注目されなければならない︒   

又アルフォードによって使用せられる上述の最小限手持数量ほ本当の意味の最小限必要量ではなく他の数鼠概念  

程重要なものでほない︒それほ単に発註から入手迄の間平均の生産が維持されるならば低下するであろう在庫鼠の  

最低水準を示すに過ぎない︒若し充当期間の生産が平均生産を起過するならば在庫量の実際水準はこのアルフォー  

ドの言う最小限手持数量より以下に低下するのである︒しからほこの場合標準註文量ほ如何紅⊥て決定せられるの  

であろうか︒標準証文巌は経済的仕入選又は最適仕入畳と言われる︒或る原料の忘の仕入最︵仕入ロソーサ十ズ︶  

七一   棚卸賢慮の在膵畳管理   三〇〇単位  四〇日間の最小使用数鼠  

∵一〇〇単位   棟準註文藍  

この情報から右にあげた四つの数竃を決定することが可能と.なる︒則ち  

ー.開  国  知   

せ茸蒋義郎︵会×−沌︶   

卿テ軍側顎野師  

⁚h...  ∵−∵−   ∵⁚.  

糾  醤′  毎   

会□溺㊦軸÷南遥弊脚  

蛍開国>朝凝㊦勤丼朝耳遠剥   

>側囁きか親灘開壇掛   

軸宮澤側顎醇如   ーの00  

(10)

但し  第二十七巻 第三号  七二  

の増加する紅つれて一回の購入費用ほ仕入原料小単位当り思っいて減少する︒但しこの購入費用の中紅は前の場合  

もそうであるが仕入ロットサイズの火小軋よって単位原価当りについて影響を受けない購買部建物備品減価償却費  

購買部員給料等の如き購入原価ほ算入しない︒択一的代案の選択にあたっては代案の選択によって変化する原価の  

みを考慮しなければならないのである︒   

他面一回の仕入藍の増加につれて原料山単位当りの遊休資本利子及び貯蔵費用が増加する︒従?て原料一単位当  

りについて最小原価の仕入ロッ一トサイズがある筈である︒この仕入百ツトサイズを標準註文恵というのである︒   

ラルフ・レイ・デダイスの標準註文鼠の公式ほ次の式で与えられる︒  

こIニ㌧︑︑  

こ1に  

Q・標準註文展︵最適任入監︶  

Gl−取得費用︵一回の註文に対して︶  

∬r利子費用を示す因数  

ガ廿貯蔵管用を示す甑数   計∵ 

C=購買単価  

′い刺子率︵%︶  

5=当該原料の.一年間掛野数畳   幣   

(11)

β=当該原料一単位の占領する貯蔵場所の広さの平方尺 

茸=貯蔵場所の広きこ平尺当り貯蔵費用︵年額︶   

原料予算によって向う六ケ月間ほ或種の原料約山方個を要すると決定されたとする︒.一個の市価は拾仙であつて  

市場は当分持合の見込である︒︑当該原料の取得期間は四週間であって乏が取得費用は山回証文紅対して拾帯見当と  

する︒原料は間口二択平方﹂八立方平沢四段の棟準欄に貯蔵され山段約山00佃を容る︒予備として5%の在隊恵  

を保持するを常としている︒貯蔵の経督猛二年㌦平方択につき四軍と見積られ利子の歩取は6%であるとする︒右  

G=讐○  の情報から  

又一年間の所要豊ほ二万個︑五%の予備を置くから  

柵卸資産の在博愛管理    ●●  

●   

守鵡=  

S=−〇.冨○×柏=冒︸含○   切り   

守璃=  

P000000−餅+PO00000N   へご︑㍉︑︑    か  

i00×か   〇.岩×POの  蛸×琶一芸○   ‖〇.〇1.  

PO−×か  

寧ロ﹀000   りP000000N  

1−巴讐壷   りP000000−ひ  

(12)

G和+  

したがって    手管用りk   第二十七巻・第三号  七四  

芦含○×−・〇ひ=芦000が山ケ年の所要数患である︒然るに取得期間は四週間であるから二年のA孟㍑虹相当し  

賢子幣−⁝個が註文点でありその証文護蒜約誓個を最も経済的とする︒  

しからば?計㌍という公式は如何にして警出されたのであろうか︒それは次の如の推定される︒  

則ち今  

山年間の消費量S 

最適仕入塗育︑是1又ほ2又ほ3又ほ4又は:・⁝︒取得費用︵忘の翼に対して︶=G  

一年間の全消費藍を二院紅全部山口ットで仕入れた場合に於ける途中の出庫を考慮に入れての⁝年間に於ける貯  

蔵費用=∽地軸   

〟年間の全消費崖を〟度に全部一口ツトで仕入れた場合に於ける途中の出際を考慮直入れての山年間に於ける利  

∽C︑︑ヽ  

..︐J.−   

愉 とすれば最適任入監−哺ど票ならしめるロッ去イズでありSは誓であるから結局分子G竿品ち   

∽加平伽バ  

知   ヽ=  

吊 が最小となれば良い︒  

S罠+肋  

(13)

巌適任?  \  

則ち   但しこの際黄小の第二条件童  

又この計算紅於いては鋸一年間の貯蔵費用及び利子費用はロットの回数烏に対して逆比例して減少して行くと宮   之より  訂・中であるから   

棚卸資産の在膵蛍管理  態︵G和+ユー  :lJ詩吼j■   ∽出向+   へ詩  

s琵+  

S出向+   ∽篭+魂≠   

SC︑︑ヽ   

沌  料   

=○  

>○ほ滴される︒    ︷ S琵十 

=○  

(14)

又デダイス芸式意値引が考慮されていないのであるが値引を考慮すれば例えば次の様な例を考える事が出来よ  

ぅ︒・従来榛準証文鼠は運賃込テン当り二〇邸の単価でニ00ユであった︒これほこの会社でほ通例ニケ月骨の    又−匝註=塗 とおいて次式を得る︒   

︵00・加︶  

㌍\層咽踊鳩   垣=一回の購入費用  −汐達=一年間の所翠数量   

b=一ケ月利率.=1元年利率︵+危険︑貯蔵費用の%︶   

S=仕入価格︵一個当り︶  

とすれば最適任入監誉真の ガほ   

︵芸  苛\掴網となる︒  

今 き芸=唇−馬−−句 とおけば   ぅ前療があり又㈲標準註文雷正の整数倍が→庶→年の欝翠厳に等しくならなければならないのであるがこの様な  条件を脱却して絶対的蒜小の最適任入鹿を求めんとするときメレロクーツツ﹁原価及び原価計算﹂三七草頁軋あ  る最適製造ロットサイズ・の公式に準じての計算を行えば次の如くなる︒則ち今  決・箋=最適仕入盈   第二十七巻 第三号  

︵00●豊  新川金  \   桓●S  

S・恕丁  

となり・   七六  

(15)

所要患人∴ケ月所要鼠柊†00−ン︶に該当してい︑るとする︒貯蔵費用は平均在鮮魚塁四%︵年当り︶である︒  

発註費用は小額で無視しても良い︒ところが五〇〇−ンまとめて購入すれば運賃込みでーP朝議仙で仕入れられ  

るという新しい方法が仕入先から申込まれたとする︒  

何れ毘入万感を選ぶぺきであろうか︒棟準証文愚ほ生産現場の常夢を沸す町十分であると考えられるからこの  

も一ノつの代案は在庫の過剰を引き起すわけである︒  告﹂で在庫過剰の原価と大嵐仕入による値引とを比較すれほよい︒比較ほ同じ長さの期間に関してなされなけれ  

ばならないので五ケ月を選ぶであろう︒  

値引の節約ほ三五帯Tン当り?ニ五番で五〇〇−ン︶である︒ところが貯蔵費の増大分は二九六・五番で  

ある︒これは次の如く計算される◇五ケ月間に捗りて五〇〇−ソ購入の方は二〇〇−ソ購入に比して一ケ月当り平  

均一五〇トシの在庫過剰となる︒則ち  

一望×−¢.讃胡=写夢㌫偶 の在庫過剰で︑あるバ  

貯蔵曹は在庫量の一ケ月2%であるから貯蔵費の増加分は 琵慧胡×P沢×冒血=崇声誤胡   

これ軋よつて会社は新しい購入方法を採用すべきでないことは明瞭であろう︒   

次に︑︑︑ツチエルの標準仕入藍計算方法に移ろう︒  

︑︑︑ツチエル︵Mit註e︼−︶は値引きを考慮して次の如く計算している︒  

設例  

一︑一ケ年の必要数鼠   

二︑平均約一日中必要数恵  

棚卸資産の在庫盈管理   五〇〇〇個  

二ハ個  

七七   

(16)

って或いほ又これに酸性試験比率と流動比率との比較を加え年完動比率が酸性試験比率より増加が大なるとき流  

動資産中椰卸資産の占める割合が増加傾向紅あることを見出さんとする方法である︒然しこの経営分析の立場から  

は単にその傾向を知るのみで最適在庫量ほ決定せられ得ない︒   

以上原価分析乃至経営分析の立場からの計算方法は単に最適在庫量決定の一つの要因にすぎないのであつて最適  

在庫屋の決定には次のような種々の条件が考慮されねほならないのである︒即ち   

1︑予想需要に基く販売乃至生産計画の条件   

2︑製造の条件   

3︑任入条件︵例えば季節によか仕入の不能性︶    八︑産廃密用−−金利︑保険料︑破損等−ケ年間の平均在庫意品二割  

右の情報より次のA琴南表の計算によって最小限手持農芸個︑証文点雷届︑榛準証文璽≡個を得る︒  以上は原価分祝の立場からの考え方であったが経営分析の立場からも在庫量の分析が行われ得る︒  

即ち或る期間の棚卸資産回転率   欝二十七巻∴第三号  

三︑発註より引取迄の日数見積  

四︑三十日間の最大必要数嶺  

五︑三十日間の最小必要数還  

六︑購入費用見積  

七﹁倉敷料見積︵劇ケ年一個当り︶   

割前竜宮輝師部剥プ㌢せ茸淘教則諷   隷卜封葡裔  又は・脂帽ほ畔の期間比較又は他企業との相互比較によ   三〇日  

六八〇個  

一〇〇個  

五邸  

三〇仙  

(17)

A   費  

E  

A 証文数量    購入由価   C 憐入費周(1ケ当り〉   D 平均在繹数蛍    平均痙廊嵩金頗   

B  

100  @$ 2.20    $ 0.05    宰50  $  55q・00   200    2.10    0025    300   630.00   

500    2.05   O 01  450    922.50   

800    2.00    00062    600    1,20000    1000    1.95    0005    700    1,365り00    1500    1.93    00033    950    1,833.50  

2000   1.92    0.0025    1200    2,30400   

棚卸資産の在庫畳管理  

購入静用見横$5・  

−イ国当り購入費用=   

証文数量(A)   

平均在膵数量=⊥廷且畢生L+劇、在帽   D  

最小在渾患=註文点(30日間の最大必要数盈)・−・(平均−・日の必要数蒐×証文充当日数)  

680個m・(16個×30日)ニ200個   平均在庫高金額=購入単価(B)×平均在庫数竃  

B  

嚢  

証 文 数 盈llOO‡200  ま如  800  岳1000  1500叶2009   

価110000500  10250  10000  9750  9650 9600   

購入静用:  

1ケ年必要奴豊×表票還晶  250125  

(5000個×A表Cう    倉敷料:  

平均在膵数竃×忘腎晶  7590  

(A嚢Dx$03)   

80  l 210  285  

在庫贋用:  

平均在膵高×在庫費用%   5565  

1  

(A衷E〉く10%)   

合  

136   18323  

計   い13叫107,78。  10527  10331  ■10121  

(18)

6︑店頭陳列の条件  

㌣費気変動賢る仕入価格の騰落︵価格低下の時の大嵐仕入の有利性︶   

8︑原価面からの最適注文長の条件  等である︒   

以上本節に於いては主としで原価分析の面からの仕入棚卸資産の在鹿薗管理について述べたが現実の企業は実際  

に如何なる方法を取っているのであろうか︒  

四  

先ずA株式会社A工場は木材を原料としている︒原木の仕入費用は原木の鼠に比例するので標準仕入且嵐にほ大体  

無関係である︒又原木の大畠仕入による値引も存在しない︒貯蔵費用である乾燥減りは2〜8%でこれも原木遠  

に大体比例する︒したが︑つて標準註文恵の原価分析的計算方法に於いて考慮に入るのは利子費用の鬼となる︒半ケ  

年分もニケ年分も一度竺グ月に仕入れることほ不可能であるし又てのような大患仕入の場合借入によつて仕入代 

金をまかなわねば購入資金がないので支払利子が増加し不利である︒従って出来る丈少なく仕入れる方が有利であ  

る︒現在ほ金敵引締めによる金融械関の貸出停止︑貸付金の回収︑売上高の減少によって資金繰りが苦しいので結  

局出来る文少く必要量だげ仕入れた方がよ小と言う事になる︒又購入原木や蓮披人夫の貸金の面から毎月の仕入昂  

にむらがあっては不利であかという︒結局Aエ場は仕入不能や原木乾燥その他の事情を考慮んて予備として毎月最  

低貯蔵量約小ケ月分消費量を平均して残置しその上にその月に消費する盈丈即もニケ月分宛その月に仕入れるのが    第二十七巻 第三骨  

4︑運転資本の資金繰りの条件  

5︑保管の条件  

(19)

次紅述べるように幾分修正があるけれども原則である︒一度にニケ月分も三ケ月分も仕入れない︒平均して出来る  

丈少く毎月一ケ月分の必要量丈仕入れると言うのがA工場の原則的方針である︒   

尚Aエ場では更に冬季は原木の仕入が不能なので冬季の仕入不能鼠を春夏秋の毎月で平均的に負担して仕入れて  

いる︒仙ケ月が生産及び仕入計画の単慮知間になっている︒原木を製材して農櫨具を作っているB株式会社もA株  

式会社と同じ寧を言い仕入費用は原木量に比例し最適仕入藍にほ無関係であり値引も無いから資金繰りの面より最  

低貯蔵鼠約十五日分を予備として残しその上に出来る丈少く一ケ月に消賛する鼠だけ毎月仕入れるのを原則とす  

る︒この両会社の仕入方針は原価分析面からと言うよりもむしろ最近の資金練難の面から資金の節約に迫られ最小  

監仕入政策を取っていると言うことが出来る︒以上AB両株式会社の原木仕入政策について述べたが︑この事は我  

々の身辺に於いても明らかである︒例えばC煙草販売店でほ一㌢月3回約十日おきに日本軍充公社出張所から日動  

単で卸しに来る︒それ放この店でほ卸し日毎に十日分の予想売上盈丈仕入れている︒勿論これ以外に陳列その他の  

ための最低貯蔵量を残してのことである︒仕入費用ほ質らないし︑又大嵐仕入による値引ほ絶対にないから︑大岸  

仕入によつて資金を寝かす必要がない︒尚この店でほ︑大体過去の実績によって十日分の需要巌を一本で予想して  

いる︒  

以上三者の事例のみについて言えば仕入静間や値引は大体榛準仕入崖の決定には問題とならない0であって只金  

利面や資金繰面のみが問題となつて居り出来る丈少なく必質量丈仕入れると言うこと′が共通して原則となってい  

る︒最適在庫量ほ時と所と企業自体の性質監よつて各企業個体毎に相異することは明らかである︒   

以上仕入棚卸資産の在障量管理について経済学上︑原価分析上又実際的な山面を眺めたのである?実際面では予   

想消費量を一本建に予想する方法が実践される場合が多いでぁろう︒︑然し乍らこの思考方法に数学的思考である  

槻卸資産の在博愛管理  八一   

(20)

第二十七巻・第三号  確率論を導入することが果して適当であるかどうか︒疑わしいと思われる︒  

参 考 文 献  

Ra已enstrauchand≦−−2SS⁚Th2eCOnOm訂Of世ndus−r邑∋賀ag2ヨenl・−曾芯・   ArrOW−Harr夢二監arschak⁝Optぎal m扁nざry pO困岩.y.EcOロOmeぎca.J已y﹀−誤−.  せく◇邑謎y・只iefer−宅01f︒W話⁚TF2ぎ完ntOO這r︒b−e芦EcOnOmet首P忘﹀ぷ咄−誤N−  L.P.AlfOrd⁚prOductiOコHandb00k.−¢h芯.  西野嘉山部⁚経常監査︑ダイガモンド社昭和二十六年  Mel︼erOまcN⁚只OStenund拝読ten還Cbnu長い BA2D.⊥忘ひー.  せeまne⁚COStAccO仁ロting andAnaマめ仰s.−誤〇.   

現代会計学全集⁚経営分析春秋社︑唱和二十九年  林周二⁚インヴュソトリーコントロールの新しい方法︑雑誌PR五月号仙九五四︑   

参照

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