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共同研究「改正債権法研究」 2018年度活動報告

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共同研究「改正債権法研究」 2018年度活動報告

著者 大木 満

雑誌名 明治学院大学法律科学研究所年報 = Annual Report

of Institute for Legal Research

巻 35

ページ 59‑61

発行年 2019‑07‑31

URL http://hdl.handle.net/10723/00003701

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共同研究「改正債権法研究」2018年度活動報告

共同研究「改正債権法研究」

2018年度活動報告

研究代表 大 木   満

1 活動概要

本研究会は、2018年度が 1 年目の年であった。基本的に共同研究「民事法最新重要判例研究会」

と共同開催し(概ね月 1 回開催)、そのうち「改正債権法研究」の活動部分としては計 6 回開催・

10報告であった。本研究会では、改正債権法に関連したテーマ等の中から、各人の関心にしたが い報告してもらい、参加者による自由・闊達な討議を通じて改正法の内容や問題点、関連諸法の 理解を相互に深めていった。具体的な内容(報告者と報告テーマ)については下記 3 を参照され たい。研究会のメンバー以外でも山里盛文先生(本学非常勤講師)らの参加を得た。それぞれの 専門分野(民法・商法・民事手続法など)や比較法の視点から多様な意見が出され、この点は共 同研究の大きな意義の一つといえる。また 2 月末には合宿で集中して研究会を行った。

2 共同研究者(計16名)

今 尾   真(本学法学部、民法)

伊 室 亜希子(本学法学部、民法)

大 木   満(本学法学部、民法)

大 野   武(本学法学部、民法)

来住野   究(本学法学部、商法)

倉 重 八千代(本学法学部、民法)

黒 田 美亜紀(本学法学部、民法)

近 藤 隆 司(本学法学部、民事手続法)

畑   宏 樹(本学法学部、民事手続法)

波多江 久美子(本学法学部、民法・民事手続法)

福 田 清 明(本学法学部、民法)

加賀山   茂(本学名誉教授、民法)

黄   瑞 宜(玄奘大学(台湾)、民事法)

竹 田 智 志(本学非常勤講師、民法)

松 谷 秀 佑(関東学院大学法学部・本学非常勤講師、民事法)

山 本   研(早稲田大学法学学術院、民事手続法)

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共同研究:改正債権法研究 3 報告者・報告テーマ一覧

【第 1 回】 2018年 5 月23日㈬

報 告 者:福田 清明(明治学院大学法学部教授)

報告テーマ:「 社会福祉法人理事選任紛争の場合における任期伸長規定の類推適用の可否

――東京高判平成29年 1 月31日判時2335号28頁の判例批評――」

〔成果公表〕 「 社会福祉法人理事選任紛争の場合における任期伸長規定の類推適用の可否」

判例評論(判例時報平成30年 4 月 1 日号)710号18−24頁に掲載

【第 2 回】 2018年 5 月30日㈬

報 告 者:来住野 究(明治学院大学法学部教授)

報告テーマ:「 非公開会社における株主の属人的定めの効力(東京地立川支判平成25年 9 月 25日金判1518号54頁)」

〔成果公表〕 明治学院法学研究105号に掲載

【第 3 回】 2018年10月24日㈬

報 告 者:倉重 八千代(明治学院大学法学部准教授)

報告テーマ:「 契約における仲裁合意・仲裁条項の効力と債権法改正の影響 ~アメリカ法 からの示唆~」

〔成果公表〕 「 消費者契約における仲裁条項の効力について~アメリカのPDAAsの有効性を めぐる議論からの示唆~」(大西泰博先生古稀記念)『市民生活関係法の新た な展開』 231-261頁(敬文堂, 2019年)に掲載

【第 4 回】 2018年12月19日㈬

〈第 1 報告〉

報 告 者:伊室 亜希子(明治学院大学法学部教授)

報告テーマ:「 商人間留置権は不動産に成立するか――最高裁平成29年12月14日判決――(最 判平成29年12月14日民集71巻10号2184頁、判タ1447号67頁、判時2368号30頁)」

〔成果公表〕 明治学院法学研究107号に掲載予定

〈第 2 報告〉

報 告 者:竹田 智志(明治学院大学非常勤講師)

報告テーマ:「 マンションの底地の賃貸人が、建築確認において敷地の一部とされた隣地部 分を第三者に売却したことが、マンションの区分所有者が当該隣地を敷地と して利用することに協力すべき信義則上の義務に違反するとして、不法行為 に基づく慰謝料請求を認めた事例(東京地判平成29年 4 月28日判タ1450号212 頁)」

〔成果公表〕 本誌本号に掲載

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共同研究「改正債権法研究」2018年度活動報告

【第 5 回】 2019年 2 月27日㈬から28日㈭ (四万温泉での合宿)

〈第 1 報告〉

報 告 者:来住野 究(明治学院大学法学部教授)

報告テーマ:「 会社分割による中小企業等協同組合法上の組合持分の承継について同法17条 1 項所定の組合の承諾を要するか(大阪地判平成29年 8 月 9 日金判1533号50 頁)」

〔成果公表〕 法と経営学研究所年報創刊号に掲載予定

〈第 2 報告〉

報 告 者:今尾 真(明治学院大学法学部教授)

報告テーマ:「 先取特権をめぐる忘れられた幾つかの論点――不動産の先取特権の「登記」・

民法333条の「行使することができない」の意味」

〔成果公表〕 本誌本号に掲載

〈第 3 報告〉

報 告 者:近藤 隆司(明治学院大学法学部教授)

報告テーマ:「 主たる債務者である再生債務者が再生計画認可決定確定後に再生計画に従い 再生債務の弁済をしたことが、保証人との関係では、再生計画により減免を 受けた部分を含め、保証債務全体について債務承認として時効中断の効力が 生ずるとされた事例(東京高判平成29年 6 月22日判時2383号22頁)」

〔成果公表〕 本誌本号に掲載

〈第 4 報告〉

報 告 者: 大木 満(明治学院大学法学部教授)

報告テーマ:「 抵当権の登記のある不動産の買主の代金支払拒絶権(民577条 1 項前段)と売 主の買主に対する遅滞なく抵当権消滅請求すべき旨の請求(民577条 1 項後 段)、売主の買主に対する代金の供託請求(民578条)の関係(大阪地判平成 28年7月27日判時2331号61頁)」

〔成果公表〕 本誌本号に掲載

【第 6 回】 2019年 3 月14日㈭

報 告 者:黄瑞宜(台湾・玄奘大学法律学系副教授)

報告テーマ:「台湾における民間部門の贈収賄規制の立案について」

〔成果公表〕 「 台湾における腐敗防止法制」国際取引法学会第 4 号・第153頁-166頁(2019年 3月)に掲載

参照

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