Ⅱ
都市計画の概要
1 都市計画のあらまし
⑴ 都市計画の目的
都市計画は、都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄 与することを目的としています。
⑵ 都市計画の定義
この目的を達成するための土地利用、都市施設の整備及び市街地開発事業に関する計画を「都市計画」 といいます。
⑶ 都市計画区域
都市計画区域とは、いわば都市計画を策定する場ともいうべきもので、健康で文化的な都市生活と機 能的な都市活動を確保するという都市計画の基本理念を達成するために都市計画法その他の法令の規制 を受けるべき土地として指定した区域です。
一体の都市として総合的に整備、開発及び保全する必要がある区域として都道府県が定めるものであ り、本市は、昭和 3 年 10 月 20 日に徳島都市計画区域に定められ、現在では、本市を含む 5 市 3 町が 徳島東部都市計画区域として指定されています。
都市計画法適用経緯
S…… 3.10.20
S…31.11.10
S…46.… 5.… 6
徳島市、八万村、加茂名町、加茂村(吉野川及び鮎喰川の左岸を除く) (内務大臣公告)
徳島市に八万村、加茂名町、加茂村、勝占村、多家良村、新居町、入田村、上八万村、 川内村を合併し徳島市としてその全域に変更(建告第 1773 号)
徳島市に国府町、応神町を合併し徳島市としてその全域を徳島東部都市計画区域に 変更(県告示第 339 号)
⑷ 区域区分(線引き)
無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るために、都市計画区域を市街化区域と市街化を抑制 すべき市街化調整区域とに区分しています。
⑸ 市街化区域人口
市内人口に占める市街化区域内人口の割合が減少しています。
主な原因に市街化調整区域での大規模小売店舗の立地や宅地開発による市街化調整区域の市街化があ げられます。
(単位・人)
国勢調査
人口 うち市街化区域 うち市街化調整区域
昭和60年 257.884 201.931 (78.3%) 55.953 (21.7%)
平成 2年 263.356 205.410 (78.0%) 57.946 (22.0%)
平成 7年 268.706 209.781 (78.1 %) 58.925 (21.9%)
平成12年 268.218 208.836 (77.9%) 59.382 (22.1 %)
平成17年 267.833 206.326 (77.0%) 61.507 (23.0%)
平成22年 264.548 203.590 (77.0%) 60.958 (23.0%)
(6 ) 都市計画の体系
都市計画区域・区域区分などについて都道府県が定めています。
l
市問問問に関する基本的な方針
l
(市岡村マスタープラン)
都市づくりのマスタープランです。土地利用に
都市施設に
市 街
地
開発事業に
関する計画
関する計画
関する計画
市街化区域及び市街 道路、 公園、 下水道 土地区画整理事業、
化調整区域、 地域地 など都市にとって必 市街地再開発事業な
区など、 土地利用に 要な施設について定 どの事業について定
ついて規制・誘導す める計画です。 める計画です。 るための計画です。
... . .
. . . .
地区計画等
地区ごとの特性に応じて定める詳細計画です。
2 都市計画を定める者
都市計画は、都市の実態及び将来を見通し、現在及び将来における都市の機能を確保し、発展の方向 を定めるものです。
その内容としては「生活に身近なまちづくりの計画」から「広域的・根幹的な計画」までを一体的、 総合的かつ即地的に定めるものであるため、その決定にあたっては国・都道府県・市町村が適切に役割 分担して定めることが必要です。
以上のことから、都市計画の決定主体は市町村を中心主体としつつ、市町村の区域を越える広域的・ 根幹的な都市計画については都道府県が関係市町村の意見を聴き、一定の場合には国土交通大臣の同意 を得て定めることとされています。
都 市 計 画 の 内 容
市町村決定 都道府県決定 知事への協議
(町村については同意必要) 大臣同意不要 大臣同意必要
都市計画区域の整備、 開発及び保全の方針
区域区分の有無及び方針並びに国の利害に
重大な関係がある都市計画の決定の方針 ○
その他 ○
区域区分 ○
都市再開発方針等 ○
用途地域 ○
特別用途地区 ○
特定用途制限地域 ○
地
域
地
区
特例容積率適用地区 ○
高層住居誘導地区 ○
高度地区 ○
高度利用地区 ○
特定街区 ○
都市再生特別地区 ○
防火地域・準防火地域 ○
特定防災街区整備地区 ○
景観地区(美観地区) ○
風致地区 2以上の市町村の区域にわたる面積10ha以上のもの ○
その他 ○
駐車場整備地区 ○
臨港地区
国際戦略港湾及び国際拠点港湾 ○
重要港湾 ○
その他 ○
歴史的風土特別保存地区、第一種歴史的風土保存地区、第二種歴史的風土保存地区 ○
特別緑地保全地区 2以上の市町村の区域にわたる面積 ○
その他 ○
(近郊緑地特別保全地区) ○
緑地保全地域 2以上の市町村の区域にわたるもの ○
地
域
地
区
緑化地域 ○
流通業務地区 ○
生産緑地地区 ○
伝統的建造物群保存地区 ○
航空機騒音障害防止地区 ○
航空機騒音障害防止特別地区 ○
促
進
区
域
市街地再開発促進区域 ○
土地区画整理促進区域 ○
住宅街区整備促進区域 ○
拠点業務市街地整備土地区画整理促進区域 ○
遊休土地転換利用促進地区 ○
被災市街地復興推進地域 ○
道
路
一般国道 指定区間 ○
指定区間外 △ ○
都道府県道 △ ○
その他の道路 ○
都
市
施
設
自動車 専用道路
高速自動車国道 ○
首都高速道路、阪神高速道路 ○
その他 ○
都市高速鉄道 ○
駐車場 ○
自動車ターミナル ○
空港
成田国際空港等 ○
新千歳空港等、地方管理空港 ○
その他 ○
公園・緑地・広場
国が設置する面積10ha以上もの ○
都道府県が設置する面積10ha以上のもの △ ○
その他 ○
墓園 国又は都道府県が設置する面積10ha以上のもの ○
その他 ○
その他の公共空地 ○
水道 水道用水供給事業 ○
その他 ○
電気・ガス供給施設 ○
下
水
道
公共下水道 排水区域が2以上の市町村の区域 ○
その他 ○
流域下水道 ○
その他 ○
汚物処理場・ゴミ 焼却場
産業廃棄物処理施設 ○
その他 ○
地域冷暖房施設 ○
都 市 計 画 の 内 容
市町村決定 都道府県決定 知事への協議
河川
一級河川 △ ○
都
市
施
設
二級河川 △ ○
準用河川 ○
運河 ○
学校 大学・高専 ○
その他 ○
図書館・研究施設等 ○
病院・保育所等 ○
市場・と畜場 ○
火葬場 ○
一団地の住宅施設 ○
一団地の官公庁施設 ○
流通業務団地 ○
電気通信事業用施設 ○
防風・防火・防水・防雪及び防砂施設 ○
防潮施設 ○
市
街
地
開
発
事
業
土地区画整理事業 国の機関又は都道府県が施行する面積50ha超 △ ○
その他 ○
新住宅市街地開発事業 ○
工業団地造成事業 ○
市街地再開発事業 国の機関又は都道府県が施行する面積3ha超 △ ○
その他 ○
新都市基盤整備事業 ○
住宅街区整備事業 国の機関又は都道府県が施行する面積20ha超 △ ○
その他 ○
防災街区整備事業 国の機関又は都道府県が施行する面積3ha超 △ ○
面積3ha以下 ○
予
定
区
域
市
街
地
開
発
事
業
等
新住宅市街地開発事業予定区域 ○
工業団地造成事業予定区域 ○
新都市基盤整備事業予定区域 ○
面積20ha以上の一団地の住宅施設予定区域 ○
一団地の官公庁施設予定区域 ○
流通業務団地予定区域 ○
地
区
計
画
等
地区計画 ○(※)
防災街区整備地区計画 ○(※)
歴史的風致維持向上地区計画 ○(※)
沿道地区計画 ○(※)
集落地区計画 ○(※)
△印の都市計画は、市町村が作成する都市再生整備計画に都道府県知事の同意を得て当該都市計画の決定等を記載した場合に限る。 ※都道府県知事の協議(同意)事項は、地区計画等の位置・区域・地区施設等の配置・規模等に限定される。
⑴ 都道府県が定める都市計画決定等の手続
⑵ 市町村が定める都市計画決定等の手続
市町村都市計画審議会を設置している場合
他の行政機関 等との調整等 市町村都市計画
審 議 会
公聴会の開催等による 住民意見の反映(任意)
意 見 の 提 出 (縦覧期間中)
必要な場合には 国土交通大臣の同意
法20 法18
法18①
法18②
要
旨
法17①
法16
法18① 法18③ 法23
(注2)
(注1)
法17②
都
市
計
画
の
案
の
作
成
都
市
計
画
の
案
の
公
告
・
縦
覧
(
2
週
間
)
都
道
府
県
都
市
計
画
審
議
会
告
示
縦
覧
都
市
計
画
の
決
定
(注1)名称のみの変更の場合には手続きを要しない。
(注2)国土交通大臣の同意については、名称のみの変更又は位置、区域、面積、構造等の軽易な変更については手続きを要しない。 ※法とあるのは都市計画法のこと。
市 町 村 の 意 見 聴 取
3 都市計画決定等の手続
(注1)名称のみの変更の場合には手続きを要しない。
(注2)市町村都市計画審議会が置かれていない場合は、都道府県都市計画審議会(法19①)
(注3)地区計画等に関する都市計画においては、知事への協議は、位置及び区域等施行令第13条に掲げる事項に限定。
(注4)都道府県知事への協議については、名称のみの変更又は位置、区域、面積、構造等の軽易な変更については手続きを要しない。 (注5)町村の決定する都市計画については、都道府県知事との協議に同意を要する。
法19③
公聴会の開催等による 住民意見の反映(任意)
意 見 の 提 出 (縦覧期間中)
法20 法19
法19①
法19②
要
旨
法17①
法16
法17②
都
市
計
画
の
案
の
作
成
都
市
計
画
の
案
の
公
告
・
縦
覧
(
2
週
間
)
市
町
村
都
市
計
画
審
議
会
告
示
縦
覧
都
市
計
画
の
決
定
(注2)
(注3) (注4) (注5)
(注1)
⑴ 都市計画の提案制度
地域住民等のまちづくりに対する能動的な参加を促進し、これを都市計画として積極的に取り込んで いくための制度です。
⑵ 都市計画の提案主体
① 都市計画区域の土地所有者等 ※徳島市は全域都市計画区域内にあります。 ② まちづくりの推進を目的とするNPO法人、公益法人
⑶ 提案の要件
① 一定面積(0.5ha)以上の一団の土地の区域であること。
② 法令で定める都市計画に関する基準に適合するものであること。
③ 提案に係る土地の区域内の土地所有者等の3分の2以上の同意(かつ地積要件として3分の2以 上)を得ていること。
⑷ 提案の対象
都市計画区域の整備、開発及び保全の方針並びに都市再開発方針等を除く都市計画全般
⑸ 提案に対する判断等
提案が行われたときは、遅滞なく、都市計画の決定又は変更をする必要があるかどうかを判断し、必 要があると認めるときは、その案を作成します。
⑹ 都市計画審議会への付議等
① 提案を踏まえた都市計画の決定又は変更をしようとする場合
都市計画の案を都市計画審議会に付議しようとするときは、当該都市計画の案に併せて、当該提 案に係る都市計画の素案を提出することになります。
② 提案を踏まえた都市計画の決定又は変更をする必要がないと判断した場合
土地所有者、まちづくりNPO、まちづくり協議会等による
都市計画の提案
(提案の要件) 1 一定の面積(※)以上の一体的な区域 2 都市計画に関する法令上の基準に適合 3 土地所有者等の 3 分の 2 以上の同意 (※)0.5ha 以上。
提案を踏まえて都市計画を決定
する必要があると認めるとき 提案を踏まえて都市計画を決定する必要がないと認めるとき 公聴会の開催等
都市計画の案の作成 都市計画審議会に提案を提出し、意見を聴く
都市計画の案及び提案を 都市計画審議会へ付議等 都市計画の案の公告縦覧
都市計画の決定をせず
都市計画の決定
都市計画の決定をしない理由等を提案者に通知⑴ 策定の背景と趣旨
都市計画マスタープランは、都市計画法第 18 条の 2 に規定される「市町村の都市計画に関する 基本的な方針」であり、個別具体の都市計画の指 針として都市の将来のあるべき姿を定めるもので す。本市においては、平成 11 年 3 月に目標年次 を平成 22 年としたマスタープランを策定しました。 その後、平成 19 年に上位計画である「第 4 次徳 島市総合計画」が策定され、また、人口減少、少 子高齢化、災害に強いまちづくりなど、対応しなけ ればならない様々な課題が顕在化してきました。 こうしたことから、このような課題に対応する とともに、水と緑が豊富な市街地を有する本市の 魅力を活かしたまちづくりを推進するため、平成 24 年 3 月に平成 32 年を目標年次とする「徳島市 都市計画マスタープラン」に改定したものです。
⑵ 策定の基本的視点
「第 4 次徳島市総合計画」及び「徳島東部都市計 画区域マスタープラン」との整合を図るとともに、 近年の社会経済情勢の変化に伴う課題に対応し、四 国東部地域における拠点都市づくりを進めます。
① 社会経済情勢の変化に伴う課題
・人口減少・高齢化 ・低炭素型都市づくり
・まちづくりの担い手の多様化 ・財政状況
② 広域交通ネットワーク等を活かした四国東 部地域の拠点都市づくり
・市街地の無秩序な拡大の防止 ・中心市街地の活性化
・歩いて暮らせる便利な市街地の形成
・広域交通の利便性の向上を活かした業務系 拠点の形成
⑶ プランの構成
① 全体構想編
本市全体の目指すべき将来都市像とそれを支 える土地利用、都市交通体系など、都市計画の 総合的な推進を図るための指針
② 地域別構想編
各地域の特徴や資源を活かし、市民と行政が 連携・協力して取り組むまちづくりの指針
⑷ 都市づくりの理念
「第4次徳島市総合計画」の基本理念を踏襲し、 「元気とくしま」「安心とくしま」「信頼とくしま」
の実現の3つの柱を掲げています。
都市計画マスタープラン
全体構想編
都市づくりの理念・目標
都市づくりの基本方針
(各分野別の方針)
地域別構想編
地域のまちづくり方針
(市内 9 地域)
全市の都市計画の総合的な推進
を図るための指針
各地域の特徴や資源を活かした
まちづくりの指針
個性的で活力と魅力にあふれた、全国 に存在感を発信できる、「元気とくしま」 の実現を目指します。
「元気とくしま」 の実現
すべての人が生涯を通じて、心も体も 健康で、いきいきと暮らすことのでき る、「安心とくしま」の実現を目指します。
「安心とくしま」 の実現
市民・事業者・行政がともに信頼しあい、 市民がまちの主役としていきいきと輝 くことのできる、「信頼とくしま」の実 現を目指します。
⑸ 都市づくりの目標
都市づくりの理念に基づくとともに、都市づくりの課題や本市の特徴を踏まえ、将来都市像と 4 つ の都市づくりの目標を設定します。
⑹ 将来都市構造
人口減少、少子高齢化が進行する中、土地を効率的に利用し都市機能が集約した「コンパクトな集約 型都市構造」の実現が求められていることから、拠点を明確にした集約型都市構造を目指すとともに、 高齢社会に対応した身近な生活の支援や水と緑と共生する都市構造の形成を図ります。
広域的に 人を引きつける
魅力ある 都市
少子高齢 社会を支える 人にやさしい
都市
水と緑と 共生する 持続可能な
都市
市民が 参加し 行動する
都市
みんなで創る 水と緑の心ふれあう都市
将来都市像
① 市街地の無秩序な拡大の防止(集約型都市 構造)
・コンパクトな市街地の維持と都市機能の集 約を図ります。
・田園集落地域では、無秩序な開発を防止し ますが、外環状道路等の整備により市街化 が進むことが予想される地域は、郊外まち づくり調整ゾーンと位置付け、全市的な観 点から開発等の必要性を検討した上で、地 区計画制度等により秩序ある土地利用を誘 導します。
② 都市活力の維持・向上を担う拠点の形成(拠 点を明確にした都市構造)
・既存の都市機能の集積を活かし、JR徳島 駅周辺(都心)、高速道路のインターチェン ジ周辺(業務系都市機能拠点)に都市活力 の維持・向上を担う広域的な都市機能拠点 を形成します。
③ 高齢社会に対応した身近な生活の支援(日 常生活をサポートする都市構造)
・持続可能な生活を支えるため、都市的土地利 用地域(主に市街化区域)、田園集落地域(主 に市街化調整区域)それぞれの必要に応じ、 公共交通の充実や日常生活の支援機能の集積 を活かした生活拠点を形成します。特に市街 地として歴史があり、都心の活力の向上や都
市機能を補完することができるまちなかゾー ンは、居住を促進するとともに歩いて暮らせ る便利な市街地の形成を推進します。
④ 水と緑を活かした豊かなレクリエーション環境 づくり(水と緑と共生する都市構造)
・大規模公園をレクリエーション拠点として、 その利用を促進し、市民のレクリエーション や交流の活性化を推進します。
徳島空港 徳島空港
C C B B A A 徳島I
C 徳島I
C
徳島東 IC (仮
称) 徳島東 IC (仮
称)
レクリエーション拠点 レクリエーション拠点
レクリエーション拠点
レクリエーション拠点 レクリエーション拠点
業務系都市機能拠点 業務系都市機能拠点 業務系都市機能拠点 業務系都市機能拠点
都心 都心
骨格的な土地利用 都市的土地利用地域 田園集落地域 大規模公園・緑地 まちなかゾーン 郊外まちづくり調整ゾーン
(A~C)
都心 業務系都市機能拠点 レクリエーション拠点 広域幹線道路
環状道路 放射道路 鉄道・駅 海上交通路 インターチェンジ 骨格的な交通網
河川・水辺 山地・丘陵地 自然の骨格
吉野川
眉山
鮎喰川
勝浦川 R438
R192
R55 R
11
南環状線
東環状線
北環状線
西環状線
内環状道路 四国縦貫自動車道
四国横断自動車道
新 町
川
園瀬川
0 1000m 5000m
N
⑺ 都市づくりの基本方針
都市づくりの理念や目標、将来都市構造を実現するため、次の各分野の方針を定めます。
① 土地利用の方針
区域区分を基本として無秩序な市街化を防 止するとともに、市街化区域では、適切な用 途地域の指定を行い都市機能が集約した市街 地の形成を誘導し、市街化調整区域では、自 然環境の維持・保全に努め、都市全体として 調和のとれた土地利用を誘導します。 ・市街化区域の土地利用方針
(住居、商業、工業系の用途地域指定) ・市街化調整区域の土地利用方針
(農業自然系、計画的土地利用地区)
② 都市交通体系の方針
陸・海・空の各交通結節点と市街地を連絡す る幹線道路の整備など、市街地周辺の計画的か つ体系的な道路網の形成を進めます。また、既 存の道路空間の維持・向上に努めるとともに、 公共交通や自転車等の利用を促進します。 ・道路交通ネットワークの形成
・既存道路空間の維持・向上 ・公共交通網の充実・利用促進 ・自転車利用環境の充実
徳島空港 徳島空港
大規模公園・緑地 主要公共施設 鉄道・駅 幹線道路 山地・丘陵地エリア
海岸環境エリア 河川環境エリア 田園集落エリア
都市型産業エリア 工業・流通エリア/住工共存エリア 都心商業・業務エリア/周辺商業エリア/沿道商業エリア 複合住居エリア
中層住居エリア 低層住居エリア 住居系
商業系・工業系
農業・自然系
計画的土地利用地区
主要幹線道路 都市関連施設系
郊外まちづくり調整ゾーン (A~C) C C B B A A
JR徳島線 JR徳島線
JR高徳線 JR高徳線
JR牟岐線 JR牟岐線 松茂町 松茂町 北島町
北島町 藍住町
藍住町
石井町 石井町
小松島市 小松島市
吉野川
眉山
鮎喰川
勝浦川
R438 R192
R55
R 11
南環状線
東環状線 北環状線
西環状線
内環状道路 四国縦貫自動車道
四国横断自動車道
新 町
川 園瀬川
0 1000m 5000m
N
土地利用方針図
都市交通体系図
徳島空港 徳島空港
徳島 IC 徳島
IC
徳 島東IC (仮
称) 徳
島東IC (仮
称)
海上交通路 鉄道・駅 幹線道路 放射道路 外環状道路・内環状道路 インターチェンジ 四国縦貫自動車道 四国横断自動車道
山地・丘陵地エリア 田園集落エリア 大規模公園・緑地 河川・水辺 バスターミナル フェリー乗り場
市街地エリア 主要地方道 徳島引田線 主要地方道 徳島引田線
県道徳島鴨島線 県道徳島鴨島線
JR 徳島線 JR
徳島線
JR高徳線 JR高徳線
マリンピア 沖洲 マリンピア 沖洲
JR牟岐線 JR牟岐線
吉 野
川
眉山
鮎喰川
勝浦川
R438 R192
R55
R 11
南環状線
東 環 状 線
北環状線
西環状線
内環状道路 四国縦貫自動車道
四国横断自動車道
新 町
川
園瀬川
0 1000m 5000m
N
徳島駅周辺(都心)
徳島空港 徳島空港
大規模公園・緑地 市街地エリア 田園集落エリア 山地・丘陵地エリア 河川・水辺エリア 風致地区 ひょうたん島
ひょうたん島 ひょうたん島
今切川 今切川
吉 野
川 吉
野 川
鮎喰川 鮎喰川
勝浦川 勝浦川 新
町 川
園瀬川 阿波史跡公園
阿波史跡公園
眉山公園 眉山公園 西部公園 西部公園 蔵本公園 蔵本公園
徳島中央公園 徳島中央公園 吉野川河川敷緑地
吉野川河川敷緑地
小松海岸緑地 小松海岸緑地 吉野川河川敷緑地
吉野川河川敷緑地 田宮公園 田宮公園
新町川公園 新町川公園 鮎喰川河川敷緑地
鮎喰川河川敷緑地
総合動植物公園 総合動植物公園
中津峰森林公園 中津峰森林公園
文化の森総合公園 文化の森総合公園
日峯大神子広域公園 日峯大神子広域公園
0 1000m 5000m N
③ 水と緑の都市環境の方針
吉野川や新町川、眉山やひょうたん島など の自然環境の維持・保全を図るとともに、市 民と行政が協働で水と緑を活かしたネット ワークの形成を推進し、まちなみの緑化や身 近な都市公園の充実及び利用促進を図ります。 ・自然の骨格の保全
・大気・土壌・水質などの環境保全 ・総合的な都市緑化
・水辺の環境保全
・公園・緑地等の利用促進
④ 都市景観形成の方針
水と緑に囲まれた自然景観や歴史的景観、 文化的遺産の有効活用により、多様で魅力に 満ちた都市景観を形成します。特に中心市街 地は、ひょうたん島周辺においてLEDを活 用した夜間の景観整備を行うなど、水と緑と 光による魅力的な景観を形成します。 ・自然の骨格を活かした景観づくり ・都市の骨格の景観づくり
・歴史・文化資源を活かした景観づくり ・市民、企業、行政が協働で取り組む景観づくり
水と緑の都市環境図
都市景観図
徳島空港 徳島空港
河川・水辺 大規模公園・緑地 市街地エリア 田園集落エリア 山地・丘陵地エリア 都心ゾーン 周辺市街地ゾーン 田園集落ゾーン 農山村集落ゾーン ひょうたん島
ひょうたん島 ひょうたん島
眉山 眉山
今切川 今切川
吉 野
川 吉
野 川
鮎 喰
川 鮎
喰 川
勝 浦
川 勝
浦 川
新町川
園瀬川 都心ゾーン
周辺市街地ゾーン 田園集落ゾーン
田園集落ゾーン
農山村集落ゾーン
農山村集落ゾーン
0 1000m 5000m N
眉山山頂から見た市街地
吉野川と眉山
■徳島市景観計画
■地域のまちづくりの方針
特徴ある地域の資源を活かした魅力づくり や生活環境の向上などを目的に、第4次徳島 市総合計画と同様に市内を9地域に区分した、 土地利用等に取り組むまちづくりの方針を定 めます。
防災訓練
集合住宅に隣接した公園
市民による小松海岸の清掃 橋梁の耐震補強(落橋防止)
護岸整備された園瀬川
⑤ 都市防災の方針
東海・東南海・南海の三連動地震による大規 模な災害が懸念される中、構造物、建築物の耐 震化や排水対策を進めるとともに、避難や情報 伝達の重要性を再認識し、避難施設等の整備・ 確保を進め、都市全体の防災機能の向上を図り ます。また、市民の防災意識を高めることなど により減災に努めます。
・火災対策 ・浸水対策 ・地震・津波対策 ・土砂災害対策 ・コミュニティを重
視した減災対策
⑥ 住環境整備の方針
安心・安全でうるおいのある市街地環境の形 成を推進するため、住民や関係権利者の主体的 な参加のもと、細街路や小公園など身近な都市 基盤の整備や環境の美化、防犯対策等に取り組 みます。また、市民が主体で豊かな住環境の形 成を推進できる仕組みの構築に努めます。 ・中心市街地におけるユニバーサルデザインと
まちなか居住の促進
・密集市街地等における細街路の解消等 ・良好な住環境地区の保全
・農村集落等における生活利便性の維持・向上 ・安心・安全な住環境の整備・改善
⑦ 協働によるまちづくりの方針
市民や事業者など多様な主体がまちづくりを提 案し、「協働のまちづくり」を推進するため、情 報公開の推進や市民参加のまちづくり支援及び担 い手の育成など、支援体制の強化に努めます。 ・市民参加の気運の醸成
(8) 都市計画マスタープランの上位計画
第 4 次徳島市総合計画の要約
まちづくり の基本理念
1.「元気とくしま」の実現
個性的で活力と魅力にあ ふれた、全国に存在感を発 信できる、「元気とくしま」 の実現を目指す
2.「安心とくしま」の実現
すべての人が生涯を通じ て、心も体も健康で、いき いきと暮らすことのできる、 「安心とくしま」の実現を
目指す
3.「信頼とくしま」の実現
市民・事業者・行政がと もに信頼しあい、市民がま ちの主役としていきいきと 輝くことのできる、「信頼 とくしま」の実現を目指す
◦40万人規模の中核市構想 の実現
◦中心市街地の活性化 他
◦災害に強いまちづくり ◦子供を大切にする社会の
形成 他
◦市民に開かれた市役所づ くり
◦協働によるまちづくり 他
将 来 像 心おどる水都・とくしま
都 市 基 盤 整 備 の 基 本 方 針
■徳島東部地域における位置付けと役割
◦本市は県都として産業、交通、教育、医療、福祉、文化など様々な都市機能が集積 ◦社会構造の変化、市民の生活圏の広域化等に対応し 40 万人規模の中核市構想を推進
するためには、周辺市町村の個性と魅力を活かした広域的な都市圏の形成が重要 ◦広域的な視点を持って高速交通体系の確立や都市機能の適正な立地等を推進
■土地利用構想 □土地利用の方針
「都市機能拠点の充実」「水と緑を生かした快適環境の形成」「機能的な都市構造の形 成」に向けて、土地の総合的かつ計画的な利用を推進
□ゾーン別整備方針
◦中心市街地及び周辺ゾーン:商業、業務、交通などの都市機能集積と豊かな自然を 生かし、にぎわいあふれ、魅力ある中心市街地を形成。土地の高度利用やまちなか 居住を促進
◦周辺市街地ゾーン:街路、生活道路、下水道、水辺空間等の整備に努めるとともに、 インターチェンジ周辺では都市機能拠点を充実
◦市街地外延部ゾーン:豊かな自然環境との調和を保ちながら、農林水産業振興のた めの環境づくりに努めるとともに、レクリエーション機能を推進
■交通体系網構想
広域交通体系を生かした広域的な交流・連携を図るとともに、市民に身近な公共交 通のあり方を検討し、安全で利便性の高い都市交通体系網を形成
目 標 人 口 平成 28 年:267,000 人(現在の市域)
並行して、周辺市町村との合併による 40 万人規模の中核市の実現を目指す
地 域 別 まちづくり の 方 向 性
徳島東部都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(徳島東部都市計画区域マスタープラン)の要約
区 域 ◦徳島市・小松島市・石井町・松茂町・北島町の全域、鳴門市・阿南市・吉野川市の一部 ◦面積:52,729ha
将 来 像 ゆとりあるネットワーク型の都市
都市づくり の 理 念
◦各市町の独自性を尊重しつつ、広域的な連携を強化する ◦自然と調和した都市環境の形成をすすめる
◦安全で安心して暮らせる都市づくりを行う
◦すべての人が暮らしやすい、集約型都市構造の形成を図る ◦住民参加による都市づくりをすすめる
将 来 都 市 構 造
広域拠点:徳島市中心市街地
副次的な拠点:鳴門市、小松島市、阿南市、旧鴨島町(吉野川市)の中心部 生活拠点:各市町の中心市街地、国道 11 号、55 号等の幹線道路沿道の一部
将 来 人 口
年次
人口 (H17)基準年 H32 H37
都市計画区域内人口 520,183人 486,800人 468,600人 市街化区域内人口 347,854人 313,000人 294,200人