今号では、上越市における体操の歴史と建設地である大潟区での体操の取り組みなどを紹介します。
■上越市の体操の歴史
私たちのまちでは、数多くの素晴らしい選手や指導者が国内外の体操競技で活躍し、輝かしい成績を残 しています。
1936(昭和11)年 高士村上曽根出身(現上越市上曽根)の曽そ根ね道どう貫かん 選手がベルリンオリンピック出場(男子団体総合 9位)
1952(昭和27)年 高田クレーンクラブ(社会人)が男子団体徒手体 操で国民体育大会2連覇
1957(昭和32)年 下新町出身の加藤信治さんの指導のもと、高田高 等学校が男子団体徒手体操で国民体育大会8連覇 1965(昭和40)年 直江津中学校が女子団体徒手体操で県中学大会9連覇 1968(昭和43)年 板倉区出身の瀧澤康二選手がドイツ選手権大会で個人総合
優勝
直江津高等学校が女子団体徒手体操で県総合体育大会8連覇 女子の「団体徒手体操」が「新体操」へ名称変更 ※男子は 昭和48年に「新体操」へ名称変更
1968(昭和43)~ 1976(昭和51)年
三和区出身の金井昭三さんが、オリンピック3大会(メキシコ、 ミュンヘン、モントリオール)で8個の金メダルを獲得し た加藤澤男選手(五泉市出身)を指導
1977(昭和52)年 大潟区で体操教室が開始される
1991(平成3)年 高田北城高等学校が女子新体操で県総合体育大会15連覇 頸城中学校が女子新体操で県総合体育大会11連覇 2005(平成17)年 瀧澤康二さんが国際体操連盟の副会長に就任 2008(平成20)年 大潟体操アリーナ完成
2016(平成28)年 東京オリンピックの合宿誘致でドイツ体操連盟と覚書を締結
■大潟区での体操の取り組み
(仮称)上越市体操アリーナの建設地である大潟区では、体操 競技の歴史と伝統を大切に受け継ぎ、昭和52年に体操教室をスター トしました。これまで多くの指導者が熱意を持って選手の指導に 当たり、体操の普及に取り組んでいます。
大潟区で育まれた体操の歴史と地域の想いが重なり、平成20 年には、国内でも有数の体操の練習施設として、本格的な体操器 具を完備した大潟体操アリーナが建設されました。
大潟体操アリーナができたことで、全国の体操関係者との交流 が生まれ、優れた指導者が良質な練習環境を求めて大潟区に集う ようになりました。さらには、その指導を求めて、校区外から大 潟町中学校に通学する生徒も増えるなど、好循環も生まれています。
また、大潟体操アリーナを練習拠点に活動する体操クラブは、近隣市を含め会員数360人という県内最 大規模に成長しており、大潟区は県内でも体操の盛んな地域として知られています。
これまでの経緯や整備概要については、市ホームページでもご覧いただけます。 次回は広報上越3月15日号で、施設の活用方法について紹介します。
(仮称)
上越市体操アリーナの建設に向けて
~シリーズ① 上越市 体操の歴史~
■問合せ…体育課(☎025-545-9246)
ベルリンオリンピックで競技をする曽根選手 (出典:体操競技写真大鑑)
現役時代の瀧澤さんの平行棒の演技 (本人提供)
大潟体操アリーナでの練習の様子