• 検索結果がありません。

2016/2017 シーズンオペラオペラ芸術監督飯守泰次郎 芸術監督に着任してから早くも3シーズン目を迎えます オペラの喜びを多くのお客様と分かち合うために力を尽くし 新国立劇場のピットあるいはホワイエでお客様をお迎えできることは 私にとって大きな喜びです 皆様のオペラに対する愛情とご支援に 深く感

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2016/2017 シーズンオペラオペラ芸術監督飯守泰次郎 芸術監督に着任してから早くも3シーズン目を迎えます オペラの喜びを多くのお客様と分かち合うために力を尽くし 新国立劇場のピットあるいはホワイエでお客様をお迎えできることは 私にとって大きな喜びです 皆様のオペラに対する愛情とご支援に 深く感"

Copied!
60
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1

Contents

※本資料中のスタッフ・キャストは全て予定であり、変更される可能性がございます。 何卒ご承知おきください。

オペラ芸術監督 飯守泰次郎

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2

2016/2017シーズン オペラ ラインアップ

・・・・・・・・・

3

楽劇「ニーベルングの指環」第1日

ワルキューレ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4

ラ・ボエーム

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9

セビリアの理髪師

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

14

カルメン

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

19

蝶々夫人

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

24

ルチア

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

28

オテロ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

32

フィガロの結婚

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

37

楽劇「ニーベルングの指環」第2日

ジークフリート

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

42

平成28年度公演

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

47

平成28年度 新国立劇場高校生のためのオペラ鑑賞教室

夕鶴

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

48

平成28年度 新国立劇場高校生のためのオペラ鑑賞教室・関西公演

フィガロの結婚

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

50

公演一覧(1997.10~2016.7)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

52

2016/01/20

(2)

2

2016/2017 シーズン オペラ

オペラ芸術監督

飯守泰次郎

芸術監督に着任してから早くも3シーズン目を迎えます。オペラの喜びを多くのお

客様と分かち合うために力を尽くし、新国立劇場のピットあるいはホワイエでお客様

をお迎えできることは、私にとって大きな喜びです。皆様のオペラに対する愛情とご

支援に、深く感謝いたします。

新国立劇場開場20周年を迎える2017年に向け、オペラ史上最大のスケールを持つワ

ーグナーの「ニーベルングの指環」四部作に、3年がかりで取り組んでおります。

2015/2016シーズンに上演した序夜『ラインの黄金』をご覧いただいた多くのお客様

から、続きを期待する大きな反響をいただき、大変勇気付けられました。2016/2017

シーズンは、四部作の2番目の作品にあたる『ワルキューレ』で幕を開け、3番目の

作品『ジークフリート』をもって閉幕いたします。いずれも、『ラインの黄金』と同

じ、往年の名演出家ゲッツ・フリードリヒのプロダクションで、フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)の協力に

よる新制作です。四部作を通し、昨秋に素晴らしいローゲを披露した世界最高のヘルデン・テノールであるステフ

ァン・グールドが出演しますので、今シーズンは彼のジークムント、そして『ジークフリート』のタイトルロール

をお聴きいただけます。『ワルキューレ』のブリュンヒルデはイレーネ・テオリン、フリッカはエレナ・ツィトコ

ーワ、と新国立劇場でも特に人気の高い歌手です。『ワルキューレ』ヴォータンおよび『ジークフリート』さすら

い人は、

2015/2016シーズンに新国立劇場に初登場するグリア・グリムスレイです。『ジークフリート』のブリュン

ヒルデは新国立劇場でおなじみの世界的ワーグナー・ソプラノであるリカルダ・メルベート、そして『ラインの黄

金』で皆様を魅了した歌手陣が再登場し、世界で最も旬のワーグナー歌手が勢揃いいたします。

今シーズンの3本目の新制作は、ベルカント・オペラの代表作であるドニゼッティの『ルチア』です。世界が注

目するコロラトゥーラ・ソプラノの新星、オルガ・ペレチャッコを迎えます。演出は、モンテカルロ歌劇場総監督

で演出家としても著名なジャン=ルイ・グリンダです。有名な

“狂乱の場”のアリアでは、オリジナル通りのグラスハ

ーモニカで演奏する予定です。

再演演目は、まずプッチーニの名作から『ラ・ボエーム』をお贈りいたします。続いて、イタリア・オペラを代

表するロッシーニの喜劇『セビリアの理髪師』をお楽しみいただきます。そして、スペインの激情ほとばしるビゼ

ーの『カルメン』。『蝶々夫人』では、新国立劇場研修所を修了して、これまでも素晴らしい活躍をしている安藤

赴美子が、満を持してオペラパレスに主役として登場いたします。ヴェルディの作品からは後期の傑作『オテロ』。

さらに、モーツァルトの『フィガロの結婚』では、新国立劇場研修所から世界に羽ばたいた中村恵理がスザンナで

実力を披露いたします。

重厚で哲学的なワーグナーの大作2演目と、ベルカントの『ルチア』に代表されるイタリア・オペラを中心にオ

ペラの魅力を満喫していただける名作の数々、というコントラスト鮮やかな

2016/2017シーズンの新国立劇場のライ

ンアップをお楽しみいただきたいと思います。ぜひオペラパレスにお越しください。

〈プロフィール〉 1940 年生。62 年桐朋学園短期大学音楽科(指揮科)卒業。61 年に藤原歌劇団公演『修道女アンジェリカ』にてデビュー。 66 年ミトロプーロス国際指揮者コンクール、69 年カラヤン国際指揮者コンクールでともに第 4 位入賞。72 年に芸術選奨 新人賞とバルセロナのシーズン最高指揮者賞を受賞。72 年から 76 年まで読売日本交響楽団指揮者、70 年からバイロイト 音楽祭の音楽助手として数々の歴史的公演に加わり、ブレーメン、マンハイム、ハンブルク、レーゲンスブルクの各歌劇 場にも指揮者として籍をおいた。エンスヘデ市立歌劇団第一指揮者を経て、79 年から 95 年までエンスヘデ市立音楽院オ ーケストラ指揮者。93 年より 98 年まで名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者。97 年より東京シティ・フィルハー モニック管弦楽団常任指揮者、2012 年 4 月より同団桂冠名誉指揮者。01 年から 10 年まで関西フィルハーモニー管弦楽 団常任指揮者、11 年から同団桂冠名誉指揮者。第 32 回(2000 年度)サントリー音楽賞、第 54 回(2003 年度)芸術選奨 文部科学大臣賞受賞。04 年 11 月紫綬褒章、08 年第 43 回大阪市市民表彰、10 年 11 月旭日小綬章を受章。12 年度文化功 労者および日本芸術院賞。14 年より日本芸術院会員。第 56 回(2014 年度)毎日芸術賞(音楽部門)受賞。 新国立劇場では、00 年『青ひげ公の城』、08 年地域招聘公演『ナクソス島のアリアドネ』、12 年オペラ研修所公演『フィ レンツェの悲劇』『スペインの時』、14 年『パルジファル』、15 年『さまよえるオランダ人』『ラインの黄金』を指揮して いる。また16 年 5・6 月には『ローエングリン』、16 年 10 月には『ワルキューレ』、17 年 6 月には『ジークフリート』を 指揮する予定。2014 年 9 月より新国立劇場オペラ芸術監督。

(3)

3

Opera

2016/2017 シーズン オペラ ラインアップ

〈新制作3演目/レパートリー6演目 合計9演目45公演〉

2016 年 10 月

新制作

楽劇「ニーベルングの指環」第1日

ワルキューレ

"Der Ring des Nibelungen" Erster Tag Die Walküre|R.ワーグナー 6回公演

2016 年 11 月

ラ・ボエーム

La Bohème|G.プッチーニ 5回公演

2016 年 11 月~12 月

セビリアの理髪師

Il Barbiere di Siviglia|G.ロッシーニ 5回公演

2017 年 1 月

カルメン

Carmen|G.ビゼー 5回公演

2017 年 2 月

蝶々夫人

Madama Butterfly|G.プッチーニ 4回公演

2017 年 3 月

新制作

ルチア

Lucia di Lammermoor|G.ドニゼッティ 5回公演

2017 年 4 月

オテロ

Otello|G.ヴェルディ 5回公演

2017 年 4 月

フィガロの結婚

Le Nozze di Figaro|W.A.モーツァルト 4回公演

2017 年 6 月

新制作

楽劇「ニーベルングの指環」第2日

ジークフリート

"Der Ring des Nibelungen" Zweiter Tag Siegfried|R.ワーグナー

(4)

4

Production: Finnish National Opera Photographer: Karan Stuke

楽劇 「ニーベルングの指環」第1日

ワルキューレ

"Der Ring des Nibelungen" Erster Tag

Die Walküre

オペラパレス│ 6回公演 │ 全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 --- 初演:1870年6月26日/バイエルン宮廷歌劇場 作曲・台本:リヒャルト・ワーグナー

プロダクションについて

2016/2017シーズンはリヒャルト・ワーグナー作曲 楽劇「ニーベルングの指環」第1日『ワルキューレ』で開幕い

たします。ワーグナーが

26年にわたる歳月をかけて作曲した4部作からなる楽劇「ニーベルングの指環」の第2作目

にあたる作品です。

出演者は、ジークムントにステファン・グールド。そしてブリュンヒルデはイレーネ・テオリン、フリッカは新

国立劇場で数多く出演しているエレナ・ツィトコーワです。ヴォータンはグリア・グリムスレイ。フンディングは

ドイツで活躍しているアルベルト・ペーゼンドルファー、ジークリンデは

若手ジョゼフィーネ・ウェーバー、それぞれ新国立劇場に初登場いたしま

す。

演出は、ゲッツ・フリードリヒです。奇をてらわない、物語に忠実で

音楽に寄り添った美しい舞台は、

2015 年 10 月に上演した序夜『ライン

の黄金』においても解りやすくて明快との声が寄せられています。日本

では初演となるプロダクションです。指揮は新国立劇場オペラ芸術監督

である 飯守泰次郎です。

あらすじ

【第1幕】戦いの末、追手から逃げるジークムントは、森の中の家に入り、暖炉の側に倒れ込む。ジークリンデは見

知らぬ男の突然の訪問に驚きながらも介抱する。帰宅した夫フンディングは、男の顔が妻と瓜二つなことを訝る。

ジークムントは身の上を語る。母は殺され、双子の妹とは生き別れ、父も行方不明になった、と。ジークムントこ

そ今追っていた敵だと気づいたフンディングは、今晩は客として迎え入れるが明朝は決闘だと言い放って部屋を離

れる。家のトネリコの木に刺さる剣。誰も引き抜けなかったが、ジークムントは難なく引き抜き、これこそ父が約

束した霊剣ノートゥングだと悟る。2人は生き別れた双子の兄妹だと分かり、運命的な恋に落ち、家を出る。

【第2幕】ジークムントとジークリンデは神ヴォータンと人間の間の子であり、ヴォータンは、息子とフンディング

の決闘で息子を勝たせるつもりでいた。しかし結婚の神・妻フリッカに双子の結婚を咎められ、息子の勝利を取り

上げることにする。その役目をヴォータンの最愛の娘でワルキューレ(戦乙女)の1人ブリュンヒルデに任せる。ブ

リュンヒルデはジークムントに死の定めを伝えるが、彼の思いに心打たれ、助けることを決意。しかしジークムン

トの剣はヴォータンの力で粉々になり、フンディングに刺されて死ぬ。ブリュンヒルデはジークリンデと逃げる。

【第3幕】亡くなった英雄の魂を運ぶワルキューレたちが岩山に集まっている。そこにジークリンデを連れたブリュ

ンヒルデが、助けを求めにやって来る。ブリュンヒルデは一番早い馬を用意し、ジークムントとの新しい命を宿し

たジークリンデを森へ逃がす。命に背いたブリュンヒルデに怒るヴォータンは、彼女の力を奪い、眠りに閉じ込め、

目覚めさせた男の妻になるという厳罰を与える。ブリュンヒルデは、炎に囲まれた岩山で深い眠りに落ちる。

2016 年 10/2~18

<新制作>

New Production

●会員先行販売期間: 2016年5/22(日)~5/31(火) ●一般発売日: 2016 年 6/4(土)

(5)

5

リヒャルト・ワーグナー

楽劇 「ニーベルングの指環」第1日

ワルキューレ

Richard WAGNER "Der Ring des Nibelungen" Erster Tag

Die Walküre 全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉

指 揮 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 飯守泰次郎

Conductor IIMORI Taijiro

演 出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ゲッツ・フリードリヒ

Production Götz FRIEDRICH

美術・衣裳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ゴットフリート・ピルツ Set and Costume Design Gottfried PILZ 照 明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ キンモ・ルスケラ Lighting Design Kimmo RUSKELA

ジークムント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ステファン・グールド

Siegmund Stephen GOULD

フンディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アルベルト・ペーゼンドルファー

Hunding Albert PESENDORFER

ヴォータン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ グリア・グリムスレイ

Wotan Greer GRIMSLEY

ジークリンデ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ジョゼフィーネ・ウェーバー

Sieglinde Josefine WEBER

ブリュンヒルデ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イレーネ・テオリン

Brünnhilde Iréne THEORIN

フリッカ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ エレナ・ツィトコーワ

Fricka Elena ZHIDKOVA

ほか

管弦楽 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 東京フィルハーモニー交響楽団 Orchestra Tokyo Philharmonic Orchestra

本公演は、フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)の協力により上演されます。

【チケット料金】 S:27,000円 ・ A:21,600円 ・ B:15,120円 ・ C:8,640円 ・ D:5,400円

<新制作>

New Production

2016年

10月 2日(日)14:00

5日(水)17:00

8日(土)14:00

12日(水)14:00

15日(土)14:00

18日(火)17:00

オペラパレス

(6)

6

ワルキューレ

主要キャスト・スタッフ プロフィール

指揮:

飯守泰次郎

Conductor: IIMORI Taijiro

1962年桐朋学園短期大学音楽科(指揮科)卒業。61年に藤原歌劇団公演『修道女アンジェリカ』 にてデビュー。66年ミトロプーロス国際指揮者コンクール、69年カラヤン国際指揮者コンクー ルでともに第4位入賞。72年に芸術選奨新人賞とバルセロナのシーズン最高指揮者賞を受賞。 72年から 76年まで読売日本交響楽団指揮者、70年からバイロイト音楽祭の音楽助手として 数々の歴史的公演に加わり、ブレーメン、マンハイム、ハンブルク、レーゲンスブルクの各歌 劇場にも指揮者として籍をおいた。エンスヘデ市立歌劇団第一指揮者を経て、79年から 95年 までエンスヘデ市立音楽院オーケストラ指揮者。93年より 98年まで名古屋フィルハーモニー 交響楽団常任指揮者。97年より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者、2012年 4月より同団桂冠名誉指揮者。01年から 10年まで関西フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、 11年から同団桂冠名誉指揮者。第32回(2000年度)サントリー音楽賞、第54回(2003年度) 芸術選奨文部科学大臣賞受賞。04年11月紫綬褒章、08年第43回大阪市市民表彰、10年11月旭 日小綬章を受章。12年度文化功労者および日本芸術院賞。14年より日本芸術院会員。第56回 (2014年度)毎日芸術賞(音楽部門)受賞。 新国立劇場では、00年『青ひげ公の城』、08年地域招聘公演『ナクソス島のアリアドネ』、12 年オペラ研修所公演『フィレンツェの悲劇』『スペインの時』、14年『パルジファル』、15年 『さまよえるオランダ人』『ラインの黄金』を指揮している。また16年5~6月には『ローエン グリン』、16年10月には『ワルキューレ』、17年6月には『ジークフリート』を指揮する予定。 2014年9月より新国立劇場オペラ芸術監督。 演出:

ゲッツ・フリードリヒ

Production: Götz FRIEDRICH 1930年ドイツのナウムブルク生まれ。ワイマールのドイツ演劇学院卒後、旧東ドイツ時代のベ ルリン・コーミッシェ・オーパーで名演出家のワルター・フェルゼンシュタインの助手を務め る。72年のバイロイト音楽祭で『タンホイザー』の演出を手がけて注目を集め、81年にはベル リン・ドイツ・オペラの総監督に就任。以後、斬新なプロダクションを次々に展開して同オペ ラハウスを西ドイツの文化をリードする象徴として育て上げた。その演出は没後も脈々と受け 継がれ、ベルリン・ドイツ・オペラにて上演されている。主な作品として、「ニーベルングの 指環」『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『タンホイザー』『さまよえるオランダ人』 『ローエングリン』『パルジファル』『ばらの騎士』『アラベッラ』『トスカ』『ラ・ボエー ム』『トゥーランドット』『アイーダ』『ファルスタッフ』『仮面舞踏会』『椿姫』『フィガ ロの結婚』『エウゲニ・オネーギン』『ヴォツェック』などがあり、新国立劇場においては、 2000年11月に『青ひげ公の城』が上演された。2015/2016シーズンより「ニーベルングの指環」 4部作が上演されている。2000年12月逝去。 ジークムント:

ステファン・グールド

Siegmund : Stephen GOULD

アメリカのヴァージニア州生まれ。ボストンのニューイングランド音楽院で学ぶ。これまでに ウィーン国立歌劇場、ザクセン州立歌劇場、バイロイト音楽祭、バイエルン州立歌劇場、メト ロポリタン歌劇場などに出演。パリ、ロンドン、ローマ、パレルモ、ベルリン、ハンブルク、 マドリード、ジュネーヴなどヨーロッパ各地の歌劇場で活躍。『フィデリオ』フロレスタン、 『ローエングリン』『タンホイザー』『ジークフリート』『パルジファル』タイトルロール、 『神々の黄昏』ジークフリート、『トリスタンとイゾルデ』トリスタンなどをレパートリーと する。最近はザクセン州立歌劇場で『フィデリオ』、英国ロイヤルオペラとチューリヒ歌劇場 で『トリスタンとイゾルデ』、バイエルン州立歌劇場とウィーン国立歌劇場で『ジークフリー ト』と『神々の黄昏』などに出演。今後の予定として、バイロイト音楽祭、ベルリン・ドイツ・ オペラ、ハンブルク州立歌劇場において『トリスタンとイゾルデ』、ウィーン国立歌劇場『パ ルジファル』などがある。新国立劇場では06年『フィデリオ』フロレスタン、09年『オテロ』 タイトルロール、10~11年『トリスタンとイゾルデ』トリスタンに出演。15年10月『ラインの 黄金』ローゲに出演して大絶賛を博した。そして16年10月『ワルキューレ』ジークムントに初 めての舞台上演として出演予定。17年6月『ジークフリート』タイトルロールに出演予定。さ らに2017/2018シーズン『神々の黄昏』ジークフリートに出演予定。15年10月から開始した「ニ ーベルングの指環」全4作品に出演する。

(7)

7

ワルキューレ

主要キャスト・スタッフ プロフィール

フンディング:

アルベルト・ペーゼンドルファー

Hunding: Albert PESENDORFER

オーストリア生まれ。リンツ・ブルックナー音楽大学とウィーン国立音楽大学で声楽とフルー トを学んだ。2006年から2012年までハノーファー州立歌劇場の第一専属歌手として主要な役で 出演。2012/2013シーズンよりベルリン・ドイツ・オペラの第一専属歌手となり、『パルジファ ル』グルネマンツ、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・ザックス、『トリスタン とイゾルデ』マルケ王、『ばらの騎士』オックス男爵、『タンホイザー』領主へルマン、『ロ ーエングリン』ハインリヒ王、『さまよえるオランダ人』ダーラント、『ラインの黄金』ファ フナー、『リゴレット』スパラフチーレ、『ドン・カルロ』宗教裁判長、『マクベス』バンク ォーなどに出演している。2014/2015シーズンにはリンツ歌劇場『ワルキューレ』フンディン グ、『神々の黄昏』ハーゲン、ベルリン・ドイツ・オペラ『ばらの騎士』オックス男爵、『ドン・ カルロ』宗教裁判長、さらに、ブレゲンツ音楽祭『魔笛』ザラストロ、『ウィーンの森の物語』 (グルーバー作曲<世界初演>)魔王などに出演して好評を博している。新国立劇場初登場。 ヴォータン:

グリア・グリムスレイ

Wotan: Greer GRIMSLEY

アメリカ出身。アメリカとドイツを中心に国際的に活躍しているバス・バリトン。特にワーグ ナー歌手として知られており、最近ではメトロポリタン歌劇場の「ニーベルングの指環」のチ クルス公演、リセウ大劇場『ジークフリート』さすらい人で出演して好評を博している。主な レパートリーとして『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナール、『パルジファル』アムフォル タス、『ローエングリン』テルラムントなどがある。また『サロメ』ヨハナーンも主要なレパ ートリーであり、ダラス・オペラ、サンディエゴ歌劇場などで出演している。今後の予定とし て、シアトル・オペラ『さまよえるオランダ人』オランダ人などがある。日本においては、2012 年に兵庫県立芸術文化センター『トスカ』スカルピア、2013年びわ湖ホール『ワルキューレ』 ヴォータンに出演して好評を博している。新国立劇場では2016年3月『サロメ』ヨハナーンで の出演が予定されている。 ジークリンデ:

ジョゼフィーネ・ウェーバー

Sieglinde: Josefine WEBER

ミュンヘン生まれ。ベルリン芸術大学でガブリエーレ・シュナウトの指導を受ける。その後、 ハノーファー州立歌劇場の専属歌手として活躍。『ニュルンベルクのマイスタージンガー』エ ーファ、『ヘンゼルとグレーテル』ゲルトルート、『魔笛』侍女I、『カヴァレリア・ルスティ カーナ』サントゥッツァなどに出演している。また、ライン・ドイツ・オペラ『ワルキューレ』 オルトリンデ、ライプツィヒ歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ『ワルキューレ』ヘルムヴィ ーゲ、ライプツィヒ歌劇場『子供のためのニーベルングの指環』ブリュンヒルデに出演してい る。さらにザールラント州立劇場『さまよえるオランダ人』ゼンタ、ライプツィヒ歌劇場『ワ ルキューレ』ジークリンデに出演している。今後の予定として、ライン・ドイツ・オペラ『さ まよえるオランダ人』ゼンタ、インスブルック州立劇場『タンホイザー』エリーザベトがある。 新国立劇場初登場。

(8)

8

ワルキューレ

主要キャスト・スタッフ プロフィール

ブリュンヒルデ:

イレーネ・テオリン

Brünnhilde: Iréne THEORIN

スウェーデン生まれ。デンマーク王立オペラ・アカデミーで学ぶ。デンマーク王立歌劇場の専 属歌手として数多くのオペラに出演。その後、バイロイト音楽祭、ウィーン国立歌劇場、バイ エルン州立歌劇場、ヴェローナ野外劇場、デンマーク王立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・ スカラ座、メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、英国ロイヤルオペラ、ベルリ ン州立歌劇場などに出演している。主なレパートリーとして、『ワルキューレ』『ジークフリ ート』『神々の黄昏』ブリュンヒルデ、『パルジファル』クンドリー、『トリスタンとイゾル デ』イゾルデ、『タンホイザー』ヴェーヌス、『トゥーランドット』タイトルロール、『エレ クトラ』タイトルロールなどがある。新国立劇場では2009年『トゥーランドット』タイトルロ ールで初登場。2010年『ジークフリート』『神々の黄昏』ブリュンヒルデ、2010/2011年『ト リスタンとイゾルデ』イゾルデに出演して大絶賛を博している。 フリッカ:

エレナ・ツィトコーワ

Fricka: Elena ZHIDKOVA

ロシア・サンクトペテルブルク生まれ。ゲッツ・フリードリヒに見出されベルリン・ドイツ・ オペラの専属歌手となる。その後、ザクセン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ベルリン・ドイ ツ・オペラ、バイロイト音楽祭、ウィーン国立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、エディンバ ラ音楽祭などに出演。主なレパートリーとして『トリスタンとイゾルデ』ブランゲーネ、『ラ インの黄金』『ワルキューレ』フリッカ、『神々の黄昏』ヴァルトラウテ、『タンホイザー』 ヴェーヌス、『パルジファル』クンドリー、『ばらの騎士』オクタヴィアン、『青ひげ公の城』 ユディット、『ウェルテル』シャルロット、『アドリアーナ・ルクヴルール』ブイヨン公爵夫 人、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『エウゲニ・オネーギン』オルガなどがある。 新国立劇場では2003年『フィガロの結婚』ケルビーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッ ラ、『こうもり』オルロフスキー公爵、『ばらの騎士』オクタヴィアン、『ラインの黄金』『ワ ルキューレ』フリッカ、『トリスタンとイゾルデ』ブランゲーネ、『タンホイザー』ヴェーヌ ス、『ヴォツェック』マリー、高校生のためのオペラ鑑賞教室『カルメン』タイトルロール、 新国立劇場開場10周年記念オペラ・バレエガラ公演にも出演している。

(9)

9

2012 年公演より

ラ・ボエーム

La Bohème

オペラパレス│ 5回公演 │ 全4幕〈イタリア語上演/字幕付〉 --- 初演:1896年2月1日/トリノ王立歌劇場 作曲:ジャコモ・プッチーニ 原作:アンリ・ミュルジェ 台本:ジュゼッペ・ジャコーザ/ルイージ・イリッカ

プロダクションについて

ジャコモ・プッチーニ作曲。パリの屋根裏部屋に住む若き芸術家達の生活を描いたこの青春オペラは、貧しい詩

人のロドルフォと恋人でお針子のミミ、画家のマルチェッロとその恋人ムゼッタの4人を中心に繰り広げられる美し

くも哀しい物語です。

演出は粟國淳。当時のパリを写実的に再現した舞台美術は、このプロダクションの見どころのひとつであり、各

幕ごとに丁寧に練り込まれた登場人物の心理描写が繊細な仕上がりの作品です。

聴きどころは、1 幕の屋根裏部屋の場面でのロドルフォとミミ、それぞれのアリア《冷たい手を》、《私の名は

ミミ》、2 幕の華やかなカルチェ・ラタンでのムゼッタのアリア《私が独りで街に行くと》、そして、再び屋根裏

部屋での

4 幕ではクライマックスとなるロドルフォとミミの二重唱《み

な、行ってしまったの?》等、各場面で情感溢れるメロディーを生み出

すプッチーニの才能を思わずにはいられません。

指揮は

2008 年よりベルギー・ワロニー王立歌劇場で音楽監督を務め

ているパオロ・アリヴァベーニが新国立劇場に初登場。キャストは、ミ

ミに若手アウレリア・フローリアン、ロドルフォにジャンルーカ・テッ

ラノーヴァ、両者ともに新国立劇場初登場です。

あらすじ

【第1幕】若き詩人ロドルフォ、画家マルチェッロ、音楽家ショナール、哲学者コッリーネは、成功を夢見て、パリ

の一角の屋根裏部屋で暮らしている。薪を買う金もなく、原稿を燃やして暖を取るほど貧しいが、クリスマス・イ

ヴの今日はショナールの報酬でディナーへ出かける。しかしロドルフォだけ急ぎの原稿を仕上げるため部屋に残る。

すると隣の部屋に住むお針子ミミが火を分けてほしいとやってくる。体調の悪そうなミミは、火をもらって帰ろう

としたとき鍵を落としたことに気づく。火が消えた闇の中、2人で鍵を探すうちに手が触れ合い、恋に落ちる。

【第2幕】カフェ・モミュスで仲間と合流したロドルフォはミミを紹介する。そこへマルチェッロの元恋人ムゼッタ

が、新しいパトロンの老人アルチンドロとやってくる。マルチェッロの気を引くためムゼッタはわざと大げさに振

る舞うが、マルチェッロは無視。しかし、ついにはアルチンドロを追い払い、2人はめでたくよりを戻す。

【第3幕】雪降る夜明け。最近のロドルフォの冷たい態度に悩むミミは、マルチェッロに相談したくて、彼の働く酒

場へ向かう。しかし店にはロドルフォがいた。彼はマルチェッロに語り出す。ミミの胸の病は重く、自分の稼ぎで

は治療代を払えない、だからミミが離れるようにわざと冷たく当たっているのだ、と。木陰で聞いていたミミは自

ら身を引く決意をし、ロドルフォに別れを告げる。マルチェッロはムゼッタの浮気を疑い、けんか別れする。

【第4幕】ロドルフォとマルチェッロは元恋人に想いを馳せて仕事がはかどらない。ショナールとコッリーネが帰宅

し、共に騒いでいると、ムゼッタが瀕死のミミを連れてくる。皆で所持品を質に入れて薬代にしようとするが、時

すでに遅く、ミミは、望み通りロドルフォの側で息を引き取る。部屋にロドルフォの絶叫がこだまする。

2016 年 11/17~30

<レパートリー>

Repertory

●会員先行販売期間: 2016年6/26(日)~7/6(水) ●一般発売日: 2016年7/10(日)

(10)

10

ジャコモ・プッチーニ

ラ・ボエーム

Giacomo PUCCINI / La Bohème 全4幕〈イタリア語上演/字幕付〉

指 揮 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ パオロ・アリヴァベーニ Conductor Paolo ARRIVABENI 演 出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 粟國 淳

Production AGUNI Jun

美 術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ パスクアーレ・グロッシ Set Design Pasquale GROSSI

衣 裳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アレッサンドロ・チャンマルーギ Costume Design Alessandro CIAMMARUGHI 照 明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 笠原俊幸

Lighting Design KASAHARA Toshiyuki ミミ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アウレリア・フローリアン

Mimi Aurelia FLORIAN

ロドルフォ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ジャンルーカ・テッラノーヴァ

Rodolfo Gianluca TERRANOVA

マルチェッロ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ファビオ・マリア・カピタヌッチ Marcello Fabio Maria CAPITANUCCI ムゼッタ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 石橋栄実

Musetta ISHIBASHI Emi

ショナール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 森口賢二

Schaunard MORIGUCHI Kenji

コッリーネ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 松位 浩

Colline MATSUI Hiroshi

ほか 合 唱 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新国立劇場合唱団

Chorus New National Theatre Chorus 管弦楽 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 東京フィルハーモニー交響楽団 Orchestra Tokyo Philharmonic Orchestra

【チケット料金】 S:23,760円 ・ A:19,440円 ・ B:12,960円 ・ C:7,560円 ・ D:4,320円

<レパートリー>

Repertory

2016年

11月 17日(木)19:00

20日(日)14:00

23日(水・祝)14:00

26日(土)14:00

30日(水)14:00

オペラパレス

(11)

11

ラ・ボエーム

主要キャスト・スタッフ プロフィール

指揮:

パオロ・アリヴァベーニ

Conductor: Paolo ARRIVABENI

2008年よりベルギー・ワロニー王立歌劇場で音楽監督としての手腕を発揮しながら、ヨーロッ パの主要な劇場でも指揮をしている。特にイタリア作品のスペシャリストとして高い評価を受 けている。今までに出演した劇場は、ベルリン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ウィ ーン国立歌劇場、ライプツィヒ歌劇場、チューリヒ歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ザクセン 州立歌劇場、パリ・オペラ座、ハノーファー州立歌劇場、ボローニャ歌劇場、フェニーチェ歌 劇場、パレルモ・マッシモ劇場、ローザンヌ歌劇場、トゥールーズ・キャピトル劇場などであ る。今までに指揮をしたオペラは、『ナブッコ』『マクベス』『椿姫』『ファルスタッフ』『リ ゴレット』『セビリアの理髪師』『オテロ』『サロメ』『運命の力』『イル・トロヴァトーレ』 『二人のフォスカリ』『ルクレツィア・ボルジア』などがある。新国立劇場初登場。 演出:

粟國 淳

Production:AGUNI Jun 東京生まれローマ育ち。ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院でヴァイオリンと指揮法を学ぶ。 オペラの演技・演出法をM.ゴヴォーニに師事。新国立劇場ではF.ゼッフィレッリ、L.ロンコー ニなど巨匠達の演出助手を務めた。1998年から文化庁派遣芸術家在外研修員として渡伊、H・ ブロックハウス氏のもとで研鑚を積んだ後、P.ファッジョーニ、A.ファッシーニなどの片腕と してヨーロッパを拠点に活躍。97年藤原歌劇団公演『愛の妙薬』で演出家デビュー。びわ湖ホ ール、二期会、神奈川県民共同制作『トゥーランドット』『アイーダ』、東京二期会『仮面舞 踏会』、あいちトリエンナーレ『ホフマン物語』、藤原歌劇団『イル・カンピエッロ』『仮面 舞踏会』など多数の作品を手掛ける。海外では03年サッサリのヴェルディ劇場『アンドレア・ シェニエ』でイタリア・デビュー。11年に同劇場で『エルナーニ』、スロベニア国立マリボー ル歌劇場『ホフマン物語』を演出している。最近の国内の活動としては、14年の日生劇場『ア イナダマール』(日本初演)、15年に公演された藤原歌劇団『ファルスタッフ』、びわ湖ホー ル『オテロ』、紀尾井ホール『オリンピーアデ』などがある。11年度エクソンモービル音楽賞 奨励賞を受賞。新国立劇場では『ラ・ボエーム』『セビリアの理髪師』『おさん』『外套』を 演出。現在、新国立劇場オペラ研修所演出主任講師。 ミミ:

アウレリア・フローリアン

Mimi : Aurelia FLORIAN

ルーマニア生まれ。ブラショフのトランシルヴァニア大学で声楽とピアノを学ぶ。2007年にブ ライラのハリクレア・ダークレー声楽コンクールで優勝。2008年から2010年までルーマニア・ ブカレスト国立歌劇場の専属歌手として活躍。『ドン・パスクアーレ』ノリーナ、『パリジー ナ』(ドニゼッティ作曲)タイトルロール、『ヴェルジーのジェンマ』(ドニゼッティ作曲) のタイトルロールなどに出演している。2012年10月にパルマ王立歌劇場『レニャーノの戦い』 (ヴェルティ作曲)リーダで絶賛された。2013年イスラエル・オペラ『ルイザ・ミラー』タイ トルロールでダニエル・オーレンと共演して大成功を収めた。さらに2013年6月には同劇場に 『椿姫』タイトルロールで再登場を果たした。その他にパルマ王立歌劇場『群盗』アマリアで 出演している。今後の予定として、パルマ王立歌劇場『オテロ』デズデーモナ、ベルリン・ド イツ・オペラ『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、イスラエル・オペラ『ロメオとジュリ エット』ジュリエットなどがある。新国立劇場初登場。

(12)

12

ラ・ボエーム

主要キャスト・スタッフ プロフィール

ロドルフォ:

ジャンルーカ・テッラノーヴァ

Rodolfo : Gianluca TERRANOVA

ローマ生まれ。現在、伸びのある歌声と優れた舞台感性を持つリリック・テノールとして数多 くのオペラに出演している。今までに出演した劇場は、ミラノ・スカラ座、ロサンゼルス・オ ペラ、オペラ・オーストラリア、中国国家大劇院、香港オペラ、フランクフルト歌劇場、ロー マ歌劇場、ヴェローナ野外劇場、フィレンツェ歌劇場、フェニーチェ歌劇場、サン・カルロ歌 劇場などである。今後の予定として、ローマ歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、ライプツィヒ 歌劇場、ベルギー・ワロニー王立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラなどで『リゴレット』マン トヴァ公爵、カルロ・フェリーチェ劇場『ルチア』エドガルド、ライン・ドイツ・オペラ『椿 姫』アルフレード、グレンジ・パーク・オペラ『ラ・ボエーム』ロドルフォなどが予定されて いる。新国立劇場初登場。 マルチェッロ:

ファビオ・マリア・カピタヌッチ

Marcello : Fabio Maria CAPITANUCCI

23歳でスポレート音楽実験劇場のコンクールに優勝。1999年から2001年までミラノ・スカラ座 の研修所に所属。2002年には第1回レナート・ブルゾン賞を受賞。主なレパートリーとして『ラ・ ボエーム』マルチェッロ、『蝶々夫人』シャープレス、『マノン』レスコー、『コジ・ファン・ トゥッテ』グリエルモ、『愛の妙薬』ベルコーレ、『セビリアの理髪師』フィガロ、『椿姫』 ジェルモン、『ルチア』エンリーコ、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、『ファルス タッフ』フォード、『トロイ人』コロエブス、『ドン・パスクアーレ』医師マラテスタなどが ある。今までに出演した主な劇場として、ミラノ・スカラ座、フィレンツェ歌劇場、ヴェロー ナ野外劇場、パレルモ・マッシモ劇場、パリ・オペラ座、フランクフルト歌劇場、バイエルン 州立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、メトロポリタン歌劇場、トリノ王立歌劇場、ウィーン国立 歌劇場、マドリード王立劇場、ザクセン州立歌劇場などがある。新国立劇場初登場。 ムゼッタ:

石橋栄実

Musetta : ISHIBASHI Emi

大阪音楽大学専攻科修了。咲くやこの花賞、大阪舞台芸術奨励賞、音楽クリティック・クラブ 奨励賞、坂井時忠音楽賞を受賞。1998年ドイツ・ケムニッツ市立歌劇場『ヘンゼルとグレーテ ル』にグレーテルで招聘出演。2005年新国立劇場地域招聘公演 大阪音楽大学ザ・カレッジ・ オペラハウス『沈黙』オハル、05年兵庫県立芸術文化センターオープニングシリーズ『ヘンゼ ルとグレーテル』グレーテル、10年いずみホールと15年大阪国際フェスティバル『ランスへの 旅』コルテーゼ夫人、『イドメネオ』イーリア、『後宮からの逃走』ブロンデ、『フィガロの 結婚』スザンナ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、ツェルリーナ、『コジ・ファン・ トゥッテ』デスピーナ、『魔笛』パミーナ、『フィデリオ』マルツェリーネ、『こうもり』ア デーレ、『スザンナの秘密』スザンナ、『火刑台上のジャンヌ・ダルク』ジャンヌ・ダルク、 『電話』ルーシー、『欲望という名の電車』ステラなど数多くのオペラに出演している。新国 立劇場では12年、15年『沈黙』オハル、平成25年度、26年度高校生のためのオペラ鑑賞教室・ 関西公演『夕鶴』つうに出演している。大阪音楽大学准教授。

(13)

13

ラ・ボエーム

主要キャスト・スタッフ プロフィール

ショナール:

森口賢二

Schaunard :MORIGUCHI Kenji

国立音楽大学、同大学大学院修了。第35回日伊声楽コンソルソ入選。第68回日本音楽コンクー ル声楽部門入選。01年~03年、06年~07年イタリアに留学。第36回ローマフェスティバル2007 国際コンクール第1位。これまでに『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、『フィガロの結婚』 アルマヴィーヴァ伯爵、『愛の妙薬』ベルコーレ、『リゴレット』タイトルロール、『ラ・ボ エーム』マルチェッロ、ショナール、『カルメン』エスカミーリョ、モラレス、『ランスへの 旅』トロンボノク男爵、『天守物語』姫川図書之助などに出演している。新国立劇場では平成 24年高校生のためのオペラ鑑賞教室『ラ・ボエーム』ショナール、『マノン・レスコー』海軍 司令官などに出演している。藤原歌劇団団員。 コッリーネ:

松位 浩

Colline : MATSUI Hiroshi

大阪音楽大学卒業、同大学院修士課程修了。ベルリン芸術大学在学中よりヴュルツブルク市立 劇場、ダルムシュタット州立歌劇場との専属契約を経て、96年から現在までザールラント州立 劇場首席バス歌手として活動している。2002年ザルツブルク祝祭劇場『トリスタンとイゾルデ』 マルケ王に出演。これまでに『ドン・カルロ』フィリッポⅡ世、『ラ・ボエーム』コッリーネ などに出演。今まで歌い演じた役の数は100を超える。最近では『ドン・ジョヴァンニ』騎士 長に出演している。国内では10年びわ湖ホール『トリスタンとイゾルデ』マルケ王に出演して 存在感のある歌唱で好評を博した。新国立劇場では07年『さまよえるオランダ人』ダーラント、 09年、13年『魔笛』ザラストロ、12年『オテロ』ロドヴィーコ、13年『フィガロの結婚』バル トロ、15年『運命の力』グァルディアーノ神父に出演している。

(14)

14

2012 年公演より

セビリアの理髪師

Il Barbiere di Siviglia

オペラパレス│ 5回公演 │ 全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉 --- 初演:1816年2月20日/ローマ・テアトロ・アルジェンティーナ 作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ 原作:ピエール=オーギュスタン・カロン・ド・ボーマルシェ 台本:チェーザレ・ステルビーニ

プロダクションについて

ジョアキーノ・ロッシーニが作曲したオペラ・ブッファ(喜劇)の最高傑作のひとつと言われている作品です。

このオペラの原作はボーマルシェの戯曲「フィガロ

3 部作」の中の 1 作目となります。2 作目は『狂おしい一日、

もしくはフィガロの結婚』で、モーツァルトが作曲した『フィガロの結婚』の原作です。(※因みに

3 作目は『罪

ある母』)

演出のヨーゼフ・E.ケップリンガー(現・ゲルトナープラッツ州立劇場総監督)は、この作品の時代設定を原

作の「

18 世紀」から「1960 年代のフランコ政権下」のセビリアに移し、明るく喜劇に相応しい舞台としました。

聴きどころは、

1 幕のフィガロのカヴァティーナ《私は街の何でも屋》、

そしてロジーナのカヴァティーナ《今の歌声は》など。

キャストは

“世界のロッシーニ歌い”が集結いたします。まずフィガロ

2012 年同役を演じたダリボール・イェニスが再登場です。ロジーナ

はレナ・ベルキナです。アルマヴィーヴァ伯爵はマキシム・ミロノフ、

指揮者はフランチェスコ・アンジェリコ、両者ともに新国立劇場初登場

です。

あらすじ

【第1幕】アルマヴィーヴァ伯爵はマドリードで見かけた美女ロジーナを追ってセビリアへやって来た。ロジーナに

向かって窓辺でセレナーデを歌うが反応なし。落ち込む伯爵の前に現れたのは、バルトロ家の理髪師で何でも屋の

フィガロ。伯爵は彼にさっそく協力を頼む。ロジーナは、後見人バルトロの監視が厳しくて自由に動けないのだが、

隙をみて伯爵への手紙を窓から落とす。それを読んだ伯爵は歌いながら、自分は貧しい学生リンドーロだと身分を

隠して自己紹介する。バルトロはロジーナとの結婚を目論んでいたが、音楽教師兼結婚業ドン・バジリオから、伯

爵が彼女に迫っていると聞き、すぐに結婚契約書を作成しようとする。フィガロはロジーナに、リンドーロは君に

夢中だと伝えると彼女は大喜び。フィガロのアイデアで伯爵は兵士に変装し、宿泊許可証を持ってバルトロ家に入

る。バルトロには寝耳に水の話で、本物の兵士も来て大騒ぎの中、伯爵とロジーナは初めて会い、手紙を渡す。

【第2幕】伯爵はバジリオの弟子ドン・アロンソに扮し、体調の悪いバジリオの代わりだと言いロジーナの音楽のレ

ッスンをする。フィガロの協力を得てバルトロをかわした隙に、伯爵は、夜中に迎えに行くとロジーナに伝える。

その後アロンソが偽物だと分かり怒り心頭のバルトロは「リンドーロはおまえを伯爵に売るつもりだ」とロジーナ

に告げる。ショックを受けたロジーナはバルトロとの結婚を承諾してしまう。嵐ののち伯爵とフィガロがロジーナ

を迎えに行くが、彼女はリンドーロの裏切りを非難して、その場を動こうとしない。そこで伯爵は自分の正体を明

かす。驚き喜ぶロジーナ。バルトロが呼んだバジリオと公証人がちょうど来たので、フィガロの機転で伯爵とロジ

ーナの結婚契約書を作成。伯爵の素性を知り驚いたバルトロはついに観念し、伯爵とロジーナはめでたく結ばれる。

2016 年 11/27~12/10

<レパートリー>

Repertory

●会員先行販売期間: 2016年7/30(土)~8/17(水) ●一般発売日: 2016年8/21(日)

(15)

15

ジョアキーノ・ロッシーニ

セビリアの理髪師

Gioachino Antonio ROSSINI / Il Barbiere di Siviglia 全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉

指 揮 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ フランチェスコ・アンジェリコ

Conductor Francesco ANGELICO

演 出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ヨーゼフ・E. ケップリンガー Production Josef E. KÖPPLINGER 美術・衣裳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ハイドルン・シュメルツァー Set and Costume Design Heidrun SCHMELZER 照 明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 八木麻紀

Lighting Design YAGI Maki アルマヴィーヴァ伯爵 ・・・・・・・・・・・・・・・・ マキシム・ミロノフ Il Conte d’Almaviva Maxim MIRONOV ロジーナ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ レナ・ベルキナ

Rosina Lena BELKINA

バルトロ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ルチアーノ・ディ・パスクアーレ

Bartolo Luciano di PASQUALE

フィガロ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ダリボール・イェニス

Figaro Dalibor JENIS

ドン・バジリオ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 妻屋秀和

Don Basilio TSUMAYA Hidekazu

ベルタ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 加納悦子

Berta KANOH Etsuko

フィオレッロ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桝 貴志

Fiorello MASU Takashi

ほか 合 唱 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新国立劇場合唱団

Chorus New National Theatre Chorus 管弦楽 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 東京フィルハーモニー交響楽団 Orchestra Tokyo Philharmonic Orchestra

【チケット料金】 S:21,600円 ・ A:16,200円 ・ B:10,800円 ・ C:6,480円 ・ D:3,240円

<レパートリー>

Repertory

2016年

11月 27日(日)14:00

12月 1日(木)19:00

4日(日)14:00

7日(水)14:00

10日(土)14:00

オペラパレス

(16)

16

セビリアの理髪師

主要キャスト・スタッフ プロフィール

指揮:

フランチェスコ・アンジェリコ

Conductor: Francesco ANGELICO

シチリアのカルタジローネ生まれ。モデナの音楽院をチェロ専攻で卒業。2003年にスイス・ル ガーノの音楽大学において指揮を研鑽。その後、マルコ指揮者コンクールで第2位を獲得して国 際的な音楽界のデビューを果たした。昨シーズンはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、 マレーシアフィルハーモニー管弦楽団、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団にデビューして 成功を収めた。2015/2016シーズンにはMDR交響楽団、ミュンヘン放送交響楽団、RAI国立交 響楽団にデビュー予定である。現在、チロル交響楽団インスブルックおよびチロル州立劇場に おいて3シーズン目の首席指揮者を務めている。オペラでは同劇場において『フィデリオ』『タ ンホイザー』『マクロプロス事件』を指揮している。また、2013年には『若き恋人たちのため のエレジー』でバイエルン州立歌劇場にデビューしている。今後はケルン歌劇場『ラ・ボエー ム』が予定されている。次世代を担う若き指揮者として活躍が最も期待されている一人である。 新国立劇場初登場。 演出:

ヨーゼフ・E. ケップリンガー

Production: Josef E. KÖPPLINGER

オーストリア・ウィーン生まれ。アメリカで演劇を学んだ後、ウィーン音楽大学でピアノと声 楽を学び、在学中から俳優・歌手として活躍する。1987年レーゲンスブルク歌劇場のミュージ カルで演出家デビュー。以来、バーデン市立劇場、ベルリン・カンマーシュピーレ、ウィーン・ フォルクスオーパー、グラーツ歌劇場、フロリダ州タンパ歌劇場、マンチェスター・ナショナ ル・シアターなどで演出を手がけた。2004年から2007年までザンクト・ガレン歌劇場で演劇部 門の芸術監督、2007年から2012年までオーストリア南部のクラーゲンフルト市立劇場総監督を 務めた。2013年にバイエルン文化賞を受賞している。現在、ゲルトナープラッツ州立歌劇場の 総監督を務めている。新国立劇場には2005年の本プロダクションが初登場となった。 アルマヴィーヴァ伯爵:

マキシム・ミロノフ

Il Conte d’Almaviva: Maxim MIRONOV

ロシア・トゥーラ生まれ。グネーシン音楽大学を卒業後、モスクワ・ヘリコン劇場でオペラデ ビューを果たす。その後、ドイツで開催されたコンクール“新しい声”で優勝して国際的なキ ャリアをスタートさせる。ロッシーニのスペシャリストとして活躍しており、2015年にはロッ シーニ・オペラ・フェスティバルにも出演している。これまで出演した主な劇場は、ミラノ・ スカラ座、フェニーチェ歌劇場、ボローニャ歌劇場、マドリード王立劇場、ウィーン国立歌劇 場、ザクセン州立歌劇場、サン・カルロ歌劇場、ロサンゼルス・オペラ、ワシントン・ナショ ナル・オペラ、パリ・オペラ座、エクサン・プロヴァンス音楽祭、シャンゼリゼ劇場、グライ ンドボーン音楽祭などである。主なレパートリーとして、ロッシーニ『セビリアの理髪師』ア ルマヴィーヴァ伯爵、『アルジェのイタリア女』リンドーロ、『ランスへの旅』リーベンスコ フ伯爵、『チェネレントラ』ドン・ラミーロ、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ などがある。新国立劇場初登場。

(17)

17

セビリアの理髪師

主要キャスト・スタッフ プロフィール

ロジーナ:

レナ・ベルキナ

Rosina : Lena BELKINA

ウクライナ出身。2012年までライプツィヒ歌劇場の専属歌手として『エウゲニ・オネーギン』 オルガ、『イタリアのトルコ人』ザイーダなど数多くのオペラに出演。12年はライン・ドイツ・ オペラ『セビリアの理髪師』ロジーナなどに出演、2012/2013シーズンからウィーン国立歌劇 場の専属となり『フィガロの結婚』ケルビーノでデビューした。また、2012年に放映されたオ ペラ映画『チェネレントラ』アンジェリーナでは国際的な脚光を浴びた。この映画は第64回イ タリア賞とワルシャワ音楽ガーデンフェスティヴァル賞を受賞した。2014年にはロッシーニ・ オペラ・フェスティバルにおいて『パルミラのアウレリアーノ』アルサーチェ(演出:マリオ・ マルトーネ)に出演して大成功を収めた。この功績により2015年には同フェスティバルに『ど ろぼうかささぎ』ピッポで再登場している。さらに『椿姫』フローラ、『コジ・ファン・トゥ ッテ』ドラベッラなどをレパートリーとしている。最近はゲルトナープラッツ州立劇場『コジ・ ファン・トゥッテ』ドラベッラ、マルメ歌劇場『エウゲニ・オネーギン』オルガに出演している。 またプラハ国立劇場『チェネレントラ』アンジェリーナが予定されている。新国立劇場では2013 年『フィガロの結婚』ケルビーノで出演している。 バルトロ:

ルチアーノ・ディ・パスクアーレ

Bartolo : Luciano di PASQUALE

イタリア・テラーモ出身。1996年にトレヴィーゾのトティ・ダル・モンテ国際声楽コンクール で第1位を獲得している。最も得意な役は『愛の妙薬』ベルコーレ、ドゥルカマーラ、『セビリ アの理髪師』バルトロ、フィガロであり、さらに『ドン・ジョヴァンニ』マゼット、レポレッロ、 『フィガロの結婚』バルトロ、『コジ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ、『ブルスキ ーノ氏』ガウデンツィオ、『チェネレントラ』ドン・マニフィコ、『ランスへの旅』ドン・プ ロフォンド、『ドン・パスクアーレ』タイトルロールをレパートリーとしている。また、これ までに出演した主な劇場は、ミラノ・スカラ座、マドリード王立劇場、ローマ歌劇場、フィレ ンツェ歌劇場、パレルモ・マッシモ劇場、サン・カルロ歌劇場、ボローニャ歌劇場、マッシモ・ ベッリーニ劇場などである。俳優としての才能と喜劇への適性で、観客、批評家両方から非常 に高く評価されている。新国立劇場初登場。 フィガロ:

ダリボール・イェニス

Figaro : Dalibor JENIS

スロヴァキア共和国生まれ。ブラチスラヴァ音楽院で学び、イタリアに留学。現在はヨーロッ パの主要劇場を中心に出演している。特にロッシーニ作品で高く評価をされており『セビリア の理髪師』フィガロは持ち役として、パリ・オペラ座、ハンブルク州立歌劇場、ウィーン国立 歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、フランクフルト歌劇場などで出演している。その他にも 『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、『ナブッコ』タイトルロール、『椿姫』ジェルモン、 『ドン・カルロ』ロドリーゴ、『マノン・レスコー』レスコー、『ラ・ボエーム』マルチェッ ロ、『エウゲニ・オネーギン』タイトルロールなどに出演している。最近では、フィレンツェ 歌劇場、ヴェローナ野外劇場、ベルリン・ドイツ・オペラで『ナブッコ』タイトルロール、ハ ンブルグ州立歌劇場で『仮面舞踏会』レナートなどに出演している。 新国立劇場では2012年『セビリアの理髪師』フィガロ、2015年『マノン・レスコー』レスコー に出演している。

(18)

18

セビリアの理髪師

主要キャスト・スタッフ プロフィール

ドン・バジリオ:

妻屋秀和

Don Basilio : TSUMAYA Hidekazu

東京藝術大学卒業、同大学大学院オペラ科修了。1994年~2001年ライプツィヒ歌劇場、02年~ 11年ワイマールのドイツ国民劇場専属歌手。今までに出演した歌劇場はベルリン・ドイツ・オ ペラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、スコティッシュ・オペラなどがある。 新国立劇場では『ラ・ボエーム』コッリーネ、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『セビリアの 理髪師』ドン・バジリオ、『アイーダ』ランフィス、『ナブッコ』ベルの祭司長、『夜叉ヶ池』 鉱蔵、『リゴレット』スパラフチーレ、『ヴォツェック』医者、『アラベッラ』ヴァルトナー 伯爵、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『ドン・カルロ』宗教裁判長、『マノン・レスコー』 ジェロント、『ばらの騎士』警部、『ラインの黄金』ファーゾルト、『ファルスタッフ』ピス トーラ、『魔笛』ザラストロなど出演多数。2016/2017シーズンは、さらに『カルメン』スニ ガ、『ルチア』ライモンドの出演が予定されている。二期会会員。 ベルタ:

加納悦子

Berta : KANOH Etsuko

東京藝術大学、同大学大学院を修了後、ケルン音楽大学で声楽を学ぶ。ケルン歌劇場専属歌手 として『フィガロの結婚』ケルビーノ、『蝶々夫人』スズキなど40以上の演目に出演。国内で はNHK交響楽団などとの共演や、二期会、びわ湖ホールオペラなどで活躍。最近では2013年9 月びわ湖ホール・神奈川県民ホール共催『ワルキューレ』フリッカを演じた。新国立劇場では 『ホフマン物語』ニクラウス/ミューズ、『魔笛』侍女Ⅱ、『ばらの騎士』アンニーナ、『ル サルカ』料理人の少年、『ピーター・グライムズ』セドリー夫人などに出演している。2013年 10月文化庁芸術祭オープニング公演でエルガー『海の絵』を独唱して、高い評価を得ている。 ソロCD「メアリ・スチュアートの詩」(ALM RECORDS)は13年度レコードアカデミー賞声 楽部門受賞。二期会会員。

(19)

19

2014 年公演より

カルメン

Carmen

オペラパレス│ 5回公演 │ 全3幕〈フランス語上演/字幕付〉 --- 初演:1875年3月3日/パリ・オペラ=コミック座 作曲:ジョルジュ・ビゼー 原作:プロスペル・メリメ 台本:アンリ・メイヤック/リュドヴィク・アレヴィ

プロダクションについて

ジョルジュ・ビゼーが作曲した人気の高いオペラです。

スペイン・セビリアを舞台に、タバコ工場で働く自由奔放で情熱的なカルメン、軍隊の伍長であるドン・ホセ、

人気闘牛士のエスカミーリョ、そしてホセの婚約者であるミカエラを中心として繰り広げられる激しい愛と嫉妬の

悲劇です。演出の鵜山仁(前・新国立劇場演劇芸術監督)は、この作品が持つ「男と女」、「愛と裏切り」といっ

た「相反する強烈なエネルギー」を見事に表現しています。

聴きどころが、《前奏曲》を皮切りに、カルメンの登場で歌われる《ハ

バネラ》、エスカミーリョが歌う《闘牛士の歌》、ホセがカルメンに切々

と想いを語る《花の歌》など、多いのもこの作品の人気の理由です。

出演者は、カルメン役にはエレーナ・マクシモワ、ドン・ホセは

2015

5 月ベルリン州立歌劇場に同役で出演したマッシモ・ジョルダーノで

す。指揮はイヴ・アベルが『椿姫』(

2015 年 6 月)、『ファルスタッフ』

2015 年 12 月)に続いて登場いたします。

あらすじ

【第1幕】セビリアのタバコ工場前の広場には女工目当てに男たちが集まっている。彼らの一番人気カルメン。ロマ

ならではの奔放さで男を魅了するが、衛兵の伍長ドン・ホセは彼女に関心がない。そんなホセをからかってカルメ

ンは花を投げつける。呆然とするホセのもとに、母の手紙を持って故郷ナバラからミカエラが来る。故郷に思いを

馳せていると、工場内で喧嘩が勃発。騒ぎの張本人カルメンは連行されるが、脱走しようとホセを誘惑。「リリャ

ス・パスティアの酒場で待っている」との言葉に負けたホセは縄を解き、結果、脱走補助の罪で捕まってしまう。

【第2幕】リリャス・パスティアの酒場に人気闘牛士エスカミーリョが来てカルメンを口説くが、彼女は相手にしな

い。というのは、釈放されたホセが店に来るはずだから。そしてやってきたホセをカルメンが踊りでもてなしてい

ると、帰営の時刻に。カルメンを愛していても帰ろうとする真面目なホセだが、鉢合わせした上官スニガに刃向か

ってしまう。スニガはカルメンの密輸団仲間ダンカイロらに捕らえられ、ホセは密輸団に加わる決意をする。

【第3幕】人気のない岩山にいる密輸団。カルメンはすでにほかの男に心移りしているようで、ホセにつれない態度

を取る。女たちはカルタ占いに興じるが、カルメンが占うと、自分もホセも死ぬという結果が出て、愕然とする。

そんなとき、ホセの母が危篤だとミカエラが知らせにやってくる。ホセは、ミカエラとともに故郷に帰る。

エスカミーリョの恋人になったカルメンは、闘技を見に闘牛場へ。ホセも故郷から戻り、彼女を探していた。闘牛

場の外で対峙する2人。やり直そうと迫るホセに、カルメンは、自由に生まれて自由に死ぬと言い放ち、ホセからも

らった指輪を投げつける。思い余ったホセはカルメンを刺す。ホセは泣きながらカルメンを抱きかかえる。

2017 年 1/19~31

<レパートリー>

Repertory

●会員先行販売期間: 2016年9/3(土)~9/13(火) ●一般発売日: 2016年9/17(土)

(20)

20

ジョルジュ・ビゼー

カルメン

Georges BIZET / Carmen 全3幕〈フランス語上演/字幕付〉

指 揮 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イヴ・アベル

Conductor Yves ABEL

演 出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鵜山 仁

Production UYAMA Hitoshi

美 術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 島 次郎

Set Design SHIMA Jiro

衣 裳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 緒方規矩子 Costume Design OGATA Kikuko 照 明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 沢田祐二 Lighting Design SAWADA Yuji カルメン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ エレーナ・マクシモワ

Carmen Elena MAXIMOVA

ドン・ホセ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マッシモ・ジョルダーノ

Don José Massimo GIORDANO

エスカミーリョ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ガボール・ブレッツ

Escamillo Gábor BRETZ

ミカエラ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 砂川涼子

Micaëla SUNAKAWA Ryoko

スニガ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 妻屋秀和

Zuniga TSUMAYA Hidekazu

ほか

合 唱 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新国立劇場合唱団

Chorus New National Theatre Chorus 管弦楽 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 東京交響楽団

Orchestra Tokyo Symphony Orchestra

【チケット料金】 S:23,760円 ・ A:19,440円 ・ B:12,960円 ・ C:7,560円 ・ D:4,320円

<レパートリー>

Repertory

2017年

1月

19日(木)18:30

22日(日)14:00

25日(水)18:30

28日(土)14:00

31日(火)14:00

オペラパレス

参照

関連したドキュメント

以上の基準を仮に想定し得るが︑おそらくこの基準によっても︑小売市場事件は合憲と考えることができよう︒

 今日のセミナーは、人生の最終ステージまで芸術の力 でイキイキと生き抜くことができる社会をどのようにつ

次に、 (4)の既設の施設に対する考え方でございますが、大きく2つに分かれておりま

自然言語というのは、生得 な文法 があるということです。 生まれつき に、人 に わっている 力を って乳幼児が獲得できる言語だという え です。 語の それ自 も、 から

 筆記試験は与えられた課題に対して、時間 内に回答 しなければなりません。時間内に答 え を出すことは働 くことと 同様です。 だから分からな い問題は後回しでもいいので

 講義後の時点において、性感染症に対する知識をもっと早く習得しておきたかったと思うか、その場

3月 がつ を迎え むか 、昨年 さくねん の 4月 がつ 頃 ころ に比べる くら と食べる た 量 りょう も増え ふ 、心 こころ も体 からだ も大きく おお 成長 せいちょう

わずかでもお金を入れてくれる人を見て共感してくれる人がいることを知り嬉 しくなりました。皆様の善意の募金が少しずつ集まり 2017 年 11 月末までの 6