(478) 日本 と ドイ ツ の 臓 器 移 植 法 ・比 較 と概 説 71
第26条 施 行,失 効
(1)こ の 法 律 は,第2文 に 別 段 の 定 め が な い 限 り,1997年12月1日
に 施 行 す る 。 第8条 第3項 第2文 及 び 第3文 は,1999年12月1[1に 施 ぞ『
す る。
(2)1997年12月1日 に 失 効 す る の は4
1.1987年8月5日 の 命 令 に よ り改 正 さ れ た(法 令 官 報1部19号 199頁),1975年6月4日 の 臓 器 移 植 の 実 施 に 関 す る命 令(法 令 官 報1部32号597頁),
2.1977年3月29日 の 臓 器 移 植 の 実 施 に 関 す る命 令 の た め の 第 一 実 施 規 則(法 令 官 報1部!3号141頁)。
こ の 法 律 は,こ れ を も っ て 成 立 し,連 邦 法 令 官 報 に 公 布 す る。
1997年11月5日,ベ ル リ ン
ドイツ連邦大統領 連 邦首相 連邦保健 大 臣 連邦 司法大 臣 連邦 労働社 会秩 序大 臣
mマ ン ・ヘ ル ツ ォ ー ク ヘ ル ム ー ト ・ コ ー ル 博 士
ホ ル ス ト ・ ゼ ー ・ホ ー フ ァ ー シ ュ ミ ッ ト ・ ヨ ル ツ ィ ッ ヒ ノ ル ベ ル ト ・ ブ リ ュ ー ム
70 神奈川法学32;2(479)
障 され る・ 病 院 は詣 定 医 師 に事 前 又 は報 の 入院加 療 につ い て , 並 び に指 定 医 師 及 び その他 の 疾 励 ロ療 略 燗 与 す る医 師 に管 理 診 断 及 び その 結 果 につ い て・ 遅 滞 な く報 告 しなけ れ1紘 らな い.第2 文 乃至 第6文 は・ 移 植 法 第8条 第3項 第1文 に よ る嚇 提 供 者 の事 後 看 護 に つ い て も適 用 す る。」
第23条 社 会 法 典 第7編 の変 更
社 会 瀬 第7襯2聯1囎13臓 言llbr法 定 事 故 保 険 」(1996年 8月7日 の 法 律 第1条 ・ 連 邦 齢 官 報1部1254頁) ,1997年9月29日 の 法 聯3条 に よ 撮 緻 正(連 邦 齢 官報1部968頁)は
,次 の よ う1こ 定 め る。
「b)蝋 又 は 躰 の 臓 器 騰 の一 部 又 は組 織 を提 供 し ,」
第24条 刑 法 典 の 変 更
1987年3月10日 に 公 布 し た刑 法 典 の 第5条(麟 齢 官 報1部
,945 頁 ・116順)・1997年10月13日 の 法 聯 條 に よ 撮 緻 正(連 邦 齢 官 報1部2038頁)は,次 の よ う に 変 更 す る。
1.第14号 に は,句 点 を半 読 点 に 変 え る
。 2.第14号 の 後 に,次 の 第15号 を加 え る
。
「15臓 器 取 引(移 植 法 第18条) ,そ の 偽 者 が 行 為 時 に ドイ ツ 人 で あ る場 合 」
第25条 経 過 規 定
(1)こ の 法 律 の 施 行 時 に成 立 して レ・た第1條 の規 鮒 象 に 関 す る協 約 は・ そ れ が 同条 第 傾 及 び第2項 の協 約 に よ り解 除 され
,又 は 同 条 第 5項 の 法 規 命 令 に代 替 され る まで は,効 力 を有 す る。
(2)こ の 法律 の施 行 時 に 成 立 して レ・た 剃2条 の 規 制 対 象 に 関 す る協 約 は・ それ が 同条 第1項 及 び 第4項1こ よ り解 除 され
,又 は 同条 第6項 の 法 規 命 令 に代 替 され る まで は,効 力 を有 す る。
(480)
る 。
日 本 と ドイ ツ の 臓 器 移 植 法 ・比 較 と概 説 s9
1.第2条 第3項 は,第7号 本 文 末 尾 の 句 点 を読 点 に 代 え て,次 に 第8号 を加 え る。
r8.移 植 法 第9条 第1文 に 定 め る 臓 器 及 び 角 膜 は,そ れ が 他 人 に 移 植 され る こ と に な る と き。」
2.第80条 は,次 の よ う に 変 更 す る。
a)第1文 は,第3号 本 文 末 尾 の 句 点 を 読 点 に加 え て,次 に 第4 号 を加 え る 。
「4.他 人 に 移 植 す る 目的 で 医 師 の 専 門 的 な 責 任 に 基 づ い て 摘 出 さ れ た 人 の 臓 器,臓 器 の 一 部 及 び 組 織 は,そ の 者 が そ の 医 師 の 専 門 的
な 責 任 に 基づ い て 処 置 さ れ る と き。」
b)第2文 の 後 に,次 の 文 を加 え る。
「第1文 第4号 は,血 液 の 製 剤 に は 適 用 しな い 。」
第22条 社 会 法 典 第5編 の 変 更
社 会 法典 第5編 の 第114条a第2項 「法 定疾 病 保 険 」(1998年12月20日 の 法律 第1条,連 邦 法 令 官 報1巻2477頁),そ の1997年9月21日 の 命 令 第39条 に よ る最 終 改 正(連 邦 法 令 官 報1部2390頁)は,次 の よ うに 定 め
る。
「(2)事 前 の 入 院加 療 は,入 院 加 療 の開 始 前 の5日 以 内 の3加 療 日 に 限 る。 事 後 の 入院 加 療 は,14日 以 内の7加 療 日,移 植 法9条 に よ る臓器 移 植 の 場合 に は入 院 疾 病 加 療 後 の終 了後3月 を超 えて は な ら な い。 この14日 又 は3月 の期 間 は,個 々 の事 案 の 医学 的 理 由 に基づ
く指 定 医 師 の 了解 に従 っ て延 長 す る こ とが で き る。 移 植 法9条 に よ る臓 器 移 植 の 場 合 に お け る集 中 医 療 は,事 後 の 入 院 加 療 の 終 了 後 も,そ れ 以 外 の 疾病 の 治 療 又 は そ の性 状 保 持 の措 置 を医 学 的 に 防護 し又 は維 持 す るた め に,病 院 に よ り継 続 す るこ とが 許 され る。事 前 及 び事 後 の 入 院加 療 中の 病 院 以 外 に お け る医 師 の 必要 な加 療 は,保 険 契 約 の範 囲 内 に お い て 契約 医 師 の療 養 に関 与 す る医 師 に よ って保
ss 神奈川法学第32巻 第2号
(481) (3)第2条 第4項 第1嬬 し くは 第3文1こ 違 反 して麟 を提 供 し若 し くは伝 達 し・ 又 は 剃3条 第2卿 こ違 反 して 記 鱒 項 を処 理 し若 し
くは 利 肌T又 は第14条 第2項 第1文 乃 至 第3文 に激 して個 人 に 関す
る情 報 資料 を漏 示 し・ 腿 し諾 し くは利 肌 た 矧 ま
,そ の行 為 が刑 鹸 第 203条 に よ り罰 せ られ な い と きは・ ・年 以 下 の 舳 刑 又 は 罰金 に処 す る.
(4)第1項 及 び第2項 の 罪 の未 遂 は,罰 す る。
(5)第 頑 嘲 合 に偽 者 が猷 で行 為 す る と きは
,そ の刑 は1年 以 下 の 自由刑 又は 罰 金 とす る。
第20条 過 料 規 定
(1)臆 又 は 猷 に よ り次 の偽 を し緒 は
,秩 序 違 反 とな る.
1・ 第5条 第2項 第3文 に違 反 して診 断結 果 の 判 定 又は そ
の 時 刻 を全 く記 鋤 ず・Fに 詫 結 して若 し くは定 め られ た 方式 に従 って記 録 せ ず,又 は 署名 しなか っ た とき
, 2。 第9条 に違 反 して臓 器 を移 植 した と き
7
3・ 第10条 第2項 第4号 ・ 又 は第3項 に関 して違 反 し臓 器移 植 を 全 く記録 せ ず・ 又 は定 め られ た 方 式 に従 っ て翻 に記録 しなか
っ た と き,又 は,
4・ 第15条 第1文 に 違 反 して,そ こ に ホ局げ る書 類 を,全 く保 存せ ず,又 は10年 間 保 存 しなか っ た と き,
(2)そ の秩 序 違 反 は・ 第1項 第1号 乃 至 第3号 暢 合 に は5万 ドイ ツ'マ ル ク以 下 の 過 料 に・ 第 傾 第4号 の場 合 に は 肝 ドイツ.マ ル ク 以 下 の 過 料 に科 す る。
第8章 附 則
第21条 医 薬 品 法 の 変 更
1994年10月19日 に公 布 した 医 薬 占融(連 邦 齢 鰍1部3・18頁)
,そ の1997年9月21日 の 命 令 第3条1こ よ 撮 緻 正 は
,次 の よ うに 変 更 す
(482)日 本とドイツの臓器移植法 ・比較と襯67
、.治 療 行 為 の 醐 猷 に 腰 な措 置,特 に 簾 の摘 出・ 貯 蔵 感 染 防 止 措 置 を含 む その他 の調 整 保 管 及 催 送 に対 す る相 応 な報 酬 の供 与 又 は収 受,並 び に
2.臓 器 の 利 用 に よ り作 成 され,か つ 許 可 又 は登 録 に 関 して 医 薬 品 法 の規 定 に 定 め られ て お り,又 は法規 命 令 。こよ り許 可 若 し くは登 録 が 免 除 され て い る医薬 品。
(2)第 、項 第 ・文 に よ り取 引 禁 止 の 文橡 とさ れ て い る麟 を・他 人 に移 植 す るた め,又 は 自 己に移 植 させ る ため に摘 出す るこ と も漂 止 す る。
第7章 刑罰及 び過料 の規定
第18条 臓 器 取 引
(1)第 、7条第1聯 ・文 に 違 反 して 臓 器 の 取 引 を行 い・ 又 は 第17条 第2項 に違 反 して 儲 を摘 出 し,移 植 し,若 し くは移 植 させ た者 は・5 年 以 下 の 自由刑 又 は罰 金 刑 に処 す る。
(2)第1項 の 場 合 に行 儲 が 職 業 白勺に行 為 す る と きは・ そ の刑 は1 年 以 上5年 以下 の 自由刑 とす る。
(3)未 遂 は,罰 す る。
(4臓 判 所 は,禁 止 取 引 の 対 象 とさ れ た麟 の提 供 者 及 び 嚇 受 容 者 に は,第1項 の刑 を免 除 し,又 は裁 量 に よ りその刑 を減 軽 す る こ とが
で きる(刑 法典 第49条 第2項)。
第19条 その他 の 刑 罰 規 定
(1)第3条 第 ・項 若 し くは 第2項 又 は 第4条 第1項 第2文 に違 反 し て 臓 器 を摘 出 した者 は,3年 以 下 の 自由刑 又 は 罰金 刑 に処 す る。
(2)第8条 第 傾 第1嫌1臓 記a若 し くはb・ 第4号 又 は 第2 文 に違 反 して臓 器 を摘 出 した者 は,5年 以下 の 舳 刑 又 は 罰 金刑 に処 す
る。
6fi 神奈川法学第
32巻 第r(483) 師 の適 格 性 に 関 す る基 準 ,
2・ 第10条 第2囎2号 に定 め る徽 人名 簿
へ の 緻 に 関 す る基 準 汲 び そ の繊 又 は繊 糖 に つ し・て の理 由 の 記鰭 類 に関 す る基 準,
3.第11条 第4項 第2文 に定 め る医 師 の判 断 , 4臓 糀 出 と̲..受 賭 の保 護 に 腰 な措 置 と
の関 係 に つ い て, 及 び そ の 記録 書類 作 成 に つ い て
,次 の各 要 件, a臓 畿 瀦 に 対 す る糠 鰭 特 に疾 病 伝 染
の 」...を可 能 な 限 り減 少 させ る ため に臓 器提 儲 滴 鵬 暑級 鵬 緩 容 者 を診断 す る こ と,
b)移 植 又 は移 植 前 の それ 以 外 の 選 別 及 び備 に適 す
る状 態 を保 持 す る ため に"=;器 を臓 し調 整 し
,イ糟 し,か つ 運 送 す る こ と,
5・ 第12条 第3項 第1文 に 定 め る雛 轍1
こ関 す る聯 ,並 び1こ 6臓 器 の胤 及 び移 植 に関 して腰 輪 質保 障
の ため 腰 件 . 連 邦 医 師 会 の 指 針 が 遵 守 され て い る と きに は
,医 学 的 親 の 雄 が保 持 され て い る と推 定 す る。
(2)第1項 第1文 第1服 び 第5号 に よ る指 針 の 繊 に は臓 器 の [1j及び瀦 の いず れ に も関 与 せ ず
,又 その7に 関 与 した 医 師 の 指示 の 下 に もな い医 師 が 洞 第2号 及 び 第5号 碇 め る指 針
の 作 成 には 識 判 官 の 資格 鮪 す る者 及 び 儲 の 領 域 に属 す る者 が洞 第5号
に定 め る 指 針 の 作成 に は・ さ ちに第 條 又 は 第4条 に よ る騰 提 儲
の近,:.の 領 域 嘱 す る者 が 適 切 に参 画 しな1ナれ ば な らな い
.
第6章 禁 止 規 定 第17条 臓 器取 引 の 禁 止
(1胎 療 偽 に 使 用 され る こ8こ な る ̲̲..の 取 引 を行 うこ とは漂 止す る。 第1文 は次 の 場合 に は適 用 され な い
。
fi5 (484)日 本とドイツ鵬 滞 植法 摩比較と轍
登漸 か ら騰 が 提供 され 又1よ伝 達 され る意 骸 示 者 以 外 の者 が・ イ固人 に 関 す る情 報 資料 を処 理 し及 び 利 用 す る場 合 に も適 用 され る。
(2)第2条 第4項 に よ 晴 報 曜 供 又1ま伝 達 に 関 与 す る意 思 表 諸 以 外 の 者,第8条 第3囎2文 旛 査 決 定 に 関 与す る者・ 第11条 第4項 に よ る連 絡 告 知 又 は 送付 に 関 与 す る者,並 び に簾 の 摘 出 轍 又 は 移 植 に関 与 す る都 臓 器 提 儲 及 び 簾 受 容 者 の個 人 に関 す る情 顯
料 を漏 示 して は な らな い.こ の こ と1ま藻3条 第3項 第1文 に よ り簾 拙 が本 人 に 意 図 され て い る こ とに 関 して,又 は 第4に よ り簾 棚
をな し うる こ とに関 して浩 知 され る者 の個 人 に関 す る情 顯 料 につ い て も適 用 さ れ る。 この 辮 の 欄 で 収 集 され た 個 入 に 関 す る情 顯 料 は,こ の法 律 の定 め る 醐 以 外 の ため}こ処 理 又 は利 用 して は な らな い ・ この情 顯 料 は,第1文 及 び 第2文 に よ る〜廓 禁 止 違 反 の対 象 とな る裁 判 手 続 の ため に,処 理 又 は利 用 す る こ とが許 され る。
第15条 保 存期 限 と抹 消 期 限
第4条 第4項 の 関 与,第5条 第2聯3文 に よ る診 断 の 結 果 ・ 第8条 第2聯3文 の 説 明,及 び 第8条 第3麟2文 の 船 瀧 に 関 す る記 録 並 び に 簾 の摘 出 轍 及 び移 植 の 記録 舗 は沙 な く とも10輔 備 され ね ば な らな い.第1文 及 び第2文 の記 鍬 び 記鰭 類 に 含 まれ
る個 人 に 関 す る情顯 料 は遅 くと も次 年 の経 過 前 にa・yさ れ ね ば な ら ず,そ こに含 まれ る個 人 に関 す る情 顯 料 が 集積 情 報 資 料 に韻 され て
い る場合 に は,そ れ らは こ の期 間 内 に抹 消 され ね ば な らない 。
第16条 医 学 的 知 見 の 水 準 に関 す る指 針
(1漣 邦 医 師 会 は,医 学 的 知 見 の 水 準 を次 の 点 に 関 して指 針 に定 め る。
1。 第3条 第1項 第2号 に定 め る死 の 判定 に関 す る基 準 ・ 第3条 第 2項 第2号 に定 め る大 脳 小 脳 及 び脳 幹 の全 機 能 の 回復 しえ な い最 細 勺な 歎 の 判定 に 関 す る手 継 準 並び に それ に必要 な医
64 神奈川灘 第
32翻2号(485) は調 出 した騰 に関す る鮒 翻 こ記載 されねば な
らない.さ らに, この添儲 類は臓 器縄 に腰 な全 ての医物 な記載
事 項 を含 む調 難 関 は臓 器 その翻 翻 及び騰 斡 旋に腰 な医学的 記
載瓢 幽 難 関 に通乱 かつ轍 機 関の決定 に従
って,そ の撚 を受瀦 に擁 す る移楡 ンターに添イ 寸書類 を送付す る
.そ の棚 は,第11条 第 2項 の協約 に定め る。
(2廟 雛 関 は臓 器受儲 の糠 危害 を防 止す る
ために腰 な限 り・ その本 人に関す るそれ以外 の騰 を矢 月るため に
,嚇 提賭 の個 人 に関す る情纐 料 に̲,の 記 載 事項 をた だ創 し
て処乳,利 用 し詩 に蝶 して混 縮 の騰 の瀦 力桁 われ る瀦
セ ンター に罐 す るこ とが許 され る。
(3)!Lを した医師 は講 旋翻 のあ る騰 の髄 に医学 的 に齢 す る賭 につ いて・ そ傭 面に よるrR1 ,::をそ 昇て蝋 な く,そ の騰 の移 植 が行 われ ることにな る擁 セ ンター に通 乱 なければ な ら
の酷 は・代翻 療 が実施 され る場合1こも勧 れ なけ ない.こ
れ ばな らない.移 植 セ ンターは詩 機 人講 に轍 され た儲 に関す る臓 器斡旋
に腰 な 記載瓢 につ いて洞 人曙 面 に よる臆 に基づ いて識 難 関
に通告 す る・ その賭 はそのr臆 前に ・ いカ・ なる欄 に 同人 の個 人に関す る情 報資料 が送付 され るかにつ いて
・ 告知 されねば な らない.第1蜘 ま第 3文 による通告 は・儲 の死 の鹸 又1ま重大 な嚇 囎 の ため猶予 に耐 えない ときは・ その,.の 輸 の臆 な しに行 うこ とが で き
る力懐 後 遅 滞 な くその臆 が得 られ なけれ1雌 らない
.
第14条 情報資料 の保護
(1調 盤 関 又 は斡 購 関 が この灘 の適聡 内におけ
る非 公式 な 機 関 である ときは漣 邦騰 資料構 法第38条 樋 用 翫
この規定 の 猷 につ き充分 嫌 疑が存在せ ず ・ あ る唯 その髄 資料が鞭 情報 資料 に処理 されて いな暢 合 であ って も濫 督 酷 力儲 資料構
に関
してこの規定 の蔚 艦 視 する・ この こ とは,第2条 第 鎖 に よ り簾
63 (486)日 本とドイツの簾 移鰍'比 較 と鰍
す る記 載額 の種 類 及 び実 施 され る,.:一,..移植 の繍 に 関 して斡 旋 機 関 が統 一 待 機 人 名 簿 の 記 載 を処 理 し利 用 す る こ と,
2調 轍 関 が 第13条 第1聯4文 に よ り酷 し鵬 器 を集 計 す る こ とり
3.第3項1定 に基づ く..‑1..の轍 並 び}こ第 傾 第1文 及 び 第4 文 の 規 定 を遵 守 す る ため の 手 続 を定 め る こ と,
4協 縮 輔 碇 め 旛 査 委 員 会 が轍 決 定 を糊 的 に事 後 龍 す る こ と,
5調 轍 関 及 び 移 植 セ ン ター の 間 で 協 力 し・ 崩 を交 換 す る こ とり
6.斡 旋 機 関 が協 約 当事 者 に定 期 の 報告 を履 行 す る こ と,
7.こ の法 律 に定 め る任 務 を遂 行 す るの}こ相 当 傭 翻 を轍 機 関 に支 給 す るこ と,
8.斡 撒 関 が協 定 に違 反 した場 合 に協 約 糠 をな し うる こ と・
(5)第1瓢 び 第4項 に基 づ く協 約 並 び に その 顛 は漣 邦 イ腱 省 の 許 諾 を要 し,か つ 連 邦 官 報 に公 示 され ね1まな らない ・ 協約 及 び その 変 更 が この 法徽 び その他 の 法 令 に齢 す る ときは・ その許 諾 が 坂 られ ね ば な らな い.瀟 金庫 代 表 者連 合,麟 医 師 会 及 び ドイツ病 院 齢 又
は連 邦 病 院 経 儲 連 合 は脇 約 の定 め 力蜥 され る よ う監視 す る・
(6)第1項 及 び 第4項 に基 づ く協 約 が この 法 律 の施 行 後2年 以 内 に 成 立 しな い ときは漣 邦保 麟 は,連 邦 参 識 の 臆 を得 て怯 齢 令
に よ り,斡 旋 機 関 及 び そ の任 務 を定 め る。
第5章 通 告,情 報資 料 の 保 護,期 限 及 び 医学 的知 見 の 水 準 に関 す る指 針 第13条 通 告 及 び 添 付 書 類
(1)調..・s.関 は,移 徹 ン ター と謹 した 手 続 に よ り・ 簾 提 儲 の個 人に 関 す る情 顯 料 を暗証 化 し,専 ら調 整 機 関 の みが 儲 提 儲 で あ る個 人 に遡 及 す る こ とを可 能 に す る識別 翻 碇 め る・ こ職 別J
62 神 奈 川法 学 第32巻 第2号
/487)
第12条 臓 器の斡旋 ,斡 旋機関
(1)轍 魏 の あ る騰 を轍 す るため1こ陳 病鑛 代賭 齢 連 邦医
師会 及 び ドイツ病院協会又 は連邦櫨 経瀦 連合 は適 切 な施 設(轍 機 関)を 設立 又は魏 す る
.轍 機関 は,財 政的 及び組糊 こ 独立 した糖 その従類 の購 及 び資質
,そ の諜 雛 並 びに その物 的 な設備 曝 礎 に関 して澱 器轍 力iこの灘 の雛 に従
って実施 され るこ とを保 障す るものでなければ ならなレ ・
。 また講 鍛 関 は,本 法 の 適服 外 で搬 した鵜 を轍 す る とき1こは遜 学 的知 見
の雌 に従 っ て蘇 受瀦 の購 に必要 な措 置が実施 され るこ とを保 障 し
なければ な らない・ 摘 出地 に適用 され る醐 こ齢 して靴 され た騰
のみが轍 を許 され・ かつ,そ 樋 用 は ドイ・ ソ法唖 大 な基本 原購 に躰 法
と調 和 しz.な い帰結 を導 くもの であってはな らない
. (2)こ の灘 噸 聡 外 に所在 し かて)
,そ の轍 に この法働 規 定 の翻 され る国騰 骸 換の枠 内にお レ・ て㈱ を轍 す る
のに適 す る 施 設 も識 鍛 関 としてlrす るこ とがで きる
.こ 暢 合 には,第14条 及 び第15条 の朧 雌 用及 鯖 報 資料構 の遵守が 構 され
ねば なら ない。
(3麟 簸 伽 あ る縮 は・医学 的奏・見 の雌 に合致 す る難 詩 に齢 す る賭 の成功 の見込 rび 緊急性1こ基づ いて
,斡 膿 関に よ り 轍 されねば ならない・ こ暢 合 に1ま ,瀦 セ ンター の徽 人講 は , 統
酌 な膿 人講 と して取 り扱 われね1ボな らな い
.そ の轍 の瀧 は・ 各騰 につ いて理 由 を示 して言 己 鍬
,か つ酬 翻 を付 して移植 セ ンター及 び調 整機関 に伝達 しなければ な らない
。
(4}病 鐘 代 表髄 合漣 邦 医旨 雨会津 イツ病 院協会
,又 は連 邦 病 院糖 髄 合 及び轍 機 関は・移植 セ ンターへ の働 きかけに関す る斡 旋s一 の任務 を協約 によ 腱 め る.こ の協約1まy特 に次の覇 につ いて 定 め る。
1・ 移植 セ ンターが第13条 第3項 第3文 に よ り通告 すべ き儲
に関
61
(488)畔 とドイツの臓器移植法'比 較と概説
す る翻 を負 う.病 院 は,医 師 の判 断}こよ り轍 翻 の あ る簾 の提 供 者 に な り うる患 者 の 大 脳 小 脳 及 び脳 幹 の全 脳機 能 の 回復 しえ な い最 終 的 な敷 を,所 轍 移 撤 ン ター に 連絡 すべ 議 務 を負 い・ この移 植 セ ン タ̲は 謹 機 関 に告 知 す る.所 轄 移 植 セ ン ター は調 轍 関 と協 力 し て臓 舗 出 腰 件 が 厳 して い るか 否 か を解 明 す る・ この ため に・ 所 轄 移 概 ン ター は,儲 の 身上 書翻 こ簾 備 出及 び 轍 に 腰 な個 人 に関 わ る情 顯 料 を徴 収 す る.病 院 は・ こ備 顯 料 を所 轄 移 撤 ン
タ̲に 送 付 すべ き翻 を負 い,こ の樹 直セ ン ター は この情 報 資 料 を謹 機 関 に送 付 す る。
(5):a..機 関 は,年 嫌 諮 を刊 行 し・ そ れ に 統 一 的 な 予 定 に 関 し て 前 鞭 の移 植 セ ン ター の活 動 を儲 し,特 に個 人 に関 係 しな い次 傭 項 を記 載 す る。
1.第9条 に よ り実 施 され た麟 移 植 の数 鱒 及 び そ の 成 果 こ れ と別 に,第 條 及 び 第4条 に よ る捌 共者 の 撚 に関 す る事 項 ・ 並 び に第8条 に関 す る同様 な事 項 ・
2.待 機 人 名 簿 の 増 減 特 に 掲 載 され た患 者・ 移 植 した患 者 ・別 の 理 由 に よ り除 斥 され た 患者 及 び死 亡 した 患者,
3.待 機 人 名 簿 に掲 載 され若 し くは手騰 され なか った理 由
4.第1号 か ら第3号 ま でに該 当す る儲 の 年 齢 別分 類 性 別 ・ 家 族 事 情,及 び保 険 の状 態,
5.第8条 第3麟1文 に よ る提 供 者 の事 そ麦看 護 及 び 同 人 の,'..:a..提 供 に 基づ く健 康 危 害 に つ いて の 記録 書 類
6.第10条 第2項 第6号 に よ る資 質保 障 の た め に実 施 され た措 置・
第2項 の協 約 に お い て は,こ の活 動 鮪 につ い て の統 一 的 な 碇 及 び そ の結 の 基礎 とな る移植 セ ン ター の 記載 事 項 を取 り決 め る こ とが で き
る0
(6)第 ・項 及 び 第2項 の梛 」が この 法 律 の施 行 後2年 以 内 に 成 立 し な い と き は漣 邦保 健 省 は漣 タ鯵 議 院 の 臆 を得 て・ 法 規 命 令 に よ
り,調 整 機 関 及 び そ の任 務 に つ い て 定 め る。
so 神 奈 川 法 学 第32巻 第2号
(4$9)
第11条 臓器摘 出 における協力調 整機関 (1噺 簸 務 の あ る器 の摘 出 は
,そ の摘 出 の輔 轍 及 び瀦 を含め て・地域 の協 力にお いて移植 セ ンタ吸 びそ
の他 の病院 の社 会的 任務 であ る・ この任務 を組織化 す るため に
,疾 病 鐘 代表 者船 連邦 医 師会 及 び ドイツ病 院 協会 又 は避B織 縮 者齢 は適
切 な鰍 (調整機 関)を 設 置 し又 は魏 す る .こ の施 設 は測 政 的及 瑠 融 こ 独 立 した糖 その従 類 の賭 及 び資質 その営業騰
並 びに物 的設 備の基礎 に関 して・ 第1文 に基づ く措 跳 移概 ン ター及 びその他 の 病 院の協力 に よ り・ この法勧 駒 こ従 って実現 され るこ とを保障 す る もので なければ ならない・移概 ン ター1ま調 盤 関へ嗣 に取 り次 ぎ を しなければ な らない。
(2族 齢 庫代 表 者飴 連邦 医師会 及び ドイツ病 脇 会 又腱 邦糀 糖 髄 合並 びに調鞭 関は
,移 植 セ ンタ̲̲̲.び その他 の病 院へ の働 きか け に関す る纏 翻 の任務 を一 窃約 に よ り定
め る.こ の騰 は,特 に次 の事項 につ いて定め る
。
1臓 器棚 に関 して器 受儲 の保 護}こ腰 な鞭
の諸 条級 ぴ 閲 緒 の協力 につ いての枠組 を規定す る こ と
, 2・ 轍 機関 と協 力 し,見 聞 を交換 す るこ と ,
3・ 簸 担保 のための措 置に移植 セ ンターカ・支援 す ること , 4・ 移植 セ ン タ汲 びその他 の病院鵬 暑 呈概 の枠 内
で調達 す る給 付の 弁済 を含め て・ この灘 錠 め る任務 を遂行 す るのに相 当な 諸 費用 を調整機 関 に支給 す るこ と 。
(3)第1項 及 び第2項 嘱 級 び その簸1ま 漣 邦保繍
の醗 を 要 し かつ麟 官報 で公示す るこ とを要す る
0そ の協徹 は変更が この 法徽 びその他 の齢 に適合 す る場合 に1ま
,そ の許諾が与 え られ ねば な らない・縮 金庫代 表縫 合 連邦医言 西会及 び ドイツ病院協叡
腱 邦 病 院糖 龍 合 は脇 約 の錠 が欝 され る こと艦 視 す る
. (4)㈱ セ ンター及 びその伽 糊 ま湘 互 にかつ調轍 関
と励
(490) H本 と ドイ ツ の 臓 器 移 植 法 ・比 較 と概 説
59
第10条 移 植 セ ンタ ー
(1)移 撤 ン ター は,社 会 法蝋5編 第 ・・8条又 は その他 の 辮 磯 定 に よ り藻9条 第1文 に定 め る簾 の移 櫛 許 可 され る71^!又 は繊
の施 設 をい う.社 会 法 顛5聯1・8条 に よ る許 可 に 当 た り濡 要 に 適 合 す る実 効 的 で経 済 的 な供 給 を確 保 し臓 器 移 植 に 腰 な類 を購 す るた め に,こ れ らの 簾 の 移植 につ い て の拠 点 が整 襟 れ なけ れ ば な ら な いp
(2)移 植 セ ン ター は,次 のi義務 を負 う。
1.,.一:,..移植 の7さ れ た 賭 に つ い て 第12条 に よ る.'‑a..の轍 に 腰 な事 項 を記 載 した 待 機 焔 簿 を管 理 す る こ と汲 び 麟 な く,患 者 の 嚇 移 植 を紹 し,そ の 徽 人名 簿 へ の磁 を決 定 す る こ と,並 び に,そ の 儲 の徽 人名 簿 へ の手易載 及 び その 網 か らの 除 外 をそ の処 置 を した医 師 に告 知 す る こ と,
2.特 に 簾 移 植 の 腰 と結 果 の見 込 み}こつ い て 医学 的 知 見 の水 準 に合 致 す る基 準 に従 って待 機 人名 簿 へ の掲 載 を決 定 す る こ と, 3.第 、、条 及 齢 ・2条に基 づ い て 臓 器摘 出及 び 簾 鞭 に 適合 す る
規 制 を=遵守 す るこ と,
4臓 器 の受 容 者 か ら提 供 者 に遺 漏 な く遡 及が 可 能 に な る よ っに・
個 別 の臓 器 移 植 を記 録 す る こ と,斡 臓 務 の あ る...の移 植 に際 して は,遡 及 が 調 轍 関 に可 能 に な る よ うに識 別,.s:(第13条 第1項 第1文)を 記 載 す るこ と,
5臓 器 移 植 の前 後 に病 院 に お い て 患 者 の 心理 看 護 に必要 な措 置 を 保 障 す る こ と,並 び に,
6.社 会 法典 第5編 に規 定 す る基 準 に従 って・ 他 の移 植 セ ン ター と の 比較 も可 能 に な る資質 保 障 の ため の 措 置 を・ 移植 セ ン ター の活 動 の枠 内 に お い て,本 法 に よ 帳 施 す る こ と・ この こ とは・ 第8 条 第3項 第1文 に よ る臓 器 提 供 者 の事 後 看 護 に も準 用 す る・
(3)第2聯4号 及 び 第6号 は,目 の 角 膜移 植 に準 用 す る・
58 神奈川法学第32巻 第
2号(491) 提 供 の 議 を判 断す るの に役 立 つ その他 礪 情 につ いて
,医 師 か ら.
綬 け ね ば な ら な い・ その 説 明 は・ 第5条 第2項 第1文 及 び第2文 を準 肌 て別 の 医 師 のIIの 下 に・ か つ 必勤 あ る と きは別 の 雛 人 の立 会 の 下 に'r施 され ね ば な ら な い
・ そ の 説 明 の 内薇 び撚 提 儲 の 臆 臆 駄 示 は診 鷲 に 記釜乗し・ その 説 明 を した 医 師,別 の 立会 医 師 及 醍 儲 曙 名 を しなけ れ ば な ら なし・.こ の瀕 録 は藻 頑 に よ る健 康 縮 の 徽 法 に よ る保 障 に 関 す る記 載 導頒 を も含 ま な け れ ば な
ら な い。 この 同 意 は,文 書 又 は 「ユ頭 で取 り消 す こ とが で き る。
(3)生 存 す 緒 か ら嚇 器 の概 は,騰 提 儲 及 鵬 器 受 儲 力, 医 師 の勧 め る轍 醸 に協 力 す るつ も りが あ るこ と を糊 した後
で なけ れ ば渓 施 す る こ とが 許 され な い・ また澱 器 提 供 へ の 臆 が 不臆 で あ る こ と醐 して・ 又 は 第17条 に よ り禁 止 され た取 引橡 の嚇
で あ る こ とに関 して・ 軸 の あ る鞭 の 存 否 に つ い て洲 法 所 轍 委 貝会
旛 査 決定 した こ とが・ 要 件 とな る.こ の委 員会 に は,そ!w1A器 備 出 又 は 移 植 に 関 与 せ ず・ か つ そ の 措 置 に 関 与 した 医 師 の 指 示 の 下 に もな
い 医 師 識 糖 の 資格 を も堵 汲 び槻 学 的 龍 の繊 者 が所 属 す る
.特 に委 .zの 議 決・ 手 徹 び財瀦 理 に 関す る詳細 は洲 法 碇 め る
.
第4章 一 定 の臓 器 等 の 摘 出,斡 旋 及 び移 植 第9条 臓 器移 植 の 許 容 性
心 臓 繊 肝 臓 肺 臓 膵xぴ 腸 の移 植 は
,そ の 許 可 綬 け た移 植 セ ン ター(第1・ 条)で な け れ ば実 施 して は な らな い
.こ れ らの騰 が 第 躁 又 は 第 條 に よ 幌 供 者 か 嫡 出 され る と きに は(轍 翻
の あ る臓 器)・ そ れ が 第12条 の規 定 樋 守 して轍 機 関 に よ り轍 され
る場 合 に限 り・ その 移 植 が 許 され る・ ま た,こ の 斡臓 伽 あ る臓 器 が本 法 の 適 用 域 内 で概 され る と きは
・ それ が 第11条 の規 制 艦 守 して実 施 さ れ る場 合 に 限 り,そ の 移植 が許 され る。
(492)B本 とドイツの臓器移植法 ・比較 と概説57 3.臓 器 提 供 を な し う る 者 の 検 死 を実 施 し た 医 師,
4.臓 器 提 供 を な し う る 者 の 遺 体 を 管 理 す る 官 署,及 び
5調 整 所 か ら魏 を 受 け た 者 がa前 項1こ よ り情 報 を 取 得 し た と き。
第3章 生存す る臓器提供者の臓器摘 出
第8条 臓 器 摘 出の 許 容 性
(1)生 存 す る者 か ら臓 器 を撒 す る こ とは・ 次 の場 合 に 限 り許 さ れ る。
1.そ の者 が,
a)成 年 に達 し,か つ 同意 能 力 が あ り,
b)第2聯1文 に よ り説 明 を受1ナて・ そ の 胤 に 同 意 して お Y}
c)医 師 の 判 断 に よれ ば,提 供 者 と して適 切 で あ り,か つ,そ の 施 術 の 危 害 を越 えて 危 険 が な く,又 は摘 出 の直 接 の 結 果 を越
え て著 し く害 され る こ とが ない と見込 まれy
2.受 容 予 定 者 に対 す る臓 器 の移 植 が,医 師 の判 断 に よれ ば,そ の 者 の生 命 を維 持 し,又 は その 鵬 嫉 病 を治癒 し・ その悪 化 を防 止 し,若 し くは そ の苦 痛 を除 去 す るの に適 切 で あ り,
3.第 條 又 は 第4条 に よ る臓 器 提 供 者 の 適 切 な 階 が 利 用 しえ ず,し か も,
4.そ の 手術 が 医 師 に よ って行 わ れ る場 合 で あ る。
さ らに,再 生 しえな い 臓 器 の摘 出 は,槻 等 若 し くは 二 講 の親 族 配偶 者,婚 縮,又 は そ の提 儲 と特 男臆 人 的結 びつ きの あ る こ とが 公 知 の近 しい他 人 に移 植 す る 目的 で あ る と きに限 り許 され る。
(2臓 器 提 供 都,そ の 手 術 の 方 式,範 囲 汲 び 碇 され る.̀..::,..摘 出 が 自己のr‑.に もた ら し う る直接 又 は 間接 の結 瓢 藤 後 の結 果 につ い て,並 び に,そ の 簾 移 植 で期 寺し う る成 功 の 見込 澱 び本 人が 臓 器
56 神奈川灘 第32巻 第
2号(493) に 第4条 第3項 第6文 及 び 同 条 第3項1こ 定 め 緒 に は
,そ の 閲 覧 の 機 会 が 与 え られ ね ば な ら な い ・ こ 囎 ま,そ の 信 頼 す る都 立 絵 捷 る こ と力寸で き る。
第6条 臓 器提供者 の尊厳 の配慮
(1)器 胤 及 び これに関す る全 ての措 置は臓 器提 儲 の轍 こ 騰 して・ 医師 としての臆 翻 こ合致す る臓 で実 施 されねば な らな
い 。
(2臓 羅 儲 の 遺 体 は・ 韓 あ る状 態 で糠 の た め に 引 き渡 され ね ば な'・な い・ まず 初 め に近 儲1こ 遺 体 と接 す る髄 が 験 られ
ね ば な らない。
第7条 情 報 提 供 の 義務
(1)第 條 乱 くは 第 條 に よ 臓 暑撒 をな し う る者 か ら嚇 摘 出 を 綻 す る医 師 又 は 調 盤 関(第11条)カ ・楼 嘱 され た者 に は
,そ の 臓 器摘 出が これ らの規 定 に よ り許 され るか 否 か 汲 び 医学 的適 応1こ反 し な いか 否か に つ い て の 判 定・ 並 び に 第 條 第3項 第1文 の 告 知 に と って 腰 な と きに は・ そ備 求 に 基づ し・て情 報 が 提 供 され ね ば な ら ない
.こ の 医 師 は・ 社 会 瀬 第5繍1・8籍 し くは そ の他 の法 律 の規 定
に よ り, 同 人 が欄 を 碇 して い る嚇 の摘 出 が 許 され て い る病 院 又 は
,こ の 織 とその 臓 器 を撒 す る 目的 の ため に励 して い る病 院 に お いて
,活 動 して い な け れ ば な らな い・ この鰍 ま,胤 を予定 す る全 部 の嚇1こ つ い て洞 時 に取 得 され ね ば な らな い
.こ の龍 は,第 條 第 傾 第2 号 に従 っ て燃 提 供 を な し う る者 の死 亡力・判 定 され た後 で なけ れ ば
,提 供 す る こ とが 許 され な い。
(2)情 報 提 供 の 義務 を負 うの は,次 の 者 で あ る。
1臓 器提 供 をな し うる者 の死 亡 前 の 疾 病 を処 置 して い た医 師 i 2臓 器 提 供 を な し うる者 の情 報 を第2条 第 傾 に よ り臓 器 提 供 登
録 所 か ら取 得 した 医 師,
(494)睦 とドイツの臓器移植法 ・比較と概説55 5.祖 父母 。
近 親 者 は臓 器 提 供 をな し うる者 の死 亡肯行2年 以 内 に この 者 と個 人 的 な接 触 を し た場 合 に 限 り,第1項 に 定 め る決 定 の 権 限 を有 す る。 医 師 は,こ の こ と を,近 儲 へ の審 尋 に よ}1判 定 しな け れ ば な らない・ 同1E[頁 位 の 近親 者 が 多数 あ る と きに は,そ の 一 人が 第1項 に よ り関 与 す る こ と で 足 りるが,そ の 一 人 の拒 否 糊 で も糎 され る・先 順 位 の近 親 者 が適 切 な期 間 内 に到 着 しえ な い と きに は,最 も早 く到 着 し う る後 順 位 の近 親 者 の 関 与 と決 定 で 刷 る.臓 器 提 供 を な し うる者 とその 死亡 ま で特 別 な 人 的 結 びつ きの あ る こ とが 公 知 の 近 い ・成 人 は・ 近 親 者 と同順 位 に な
り,同 じ地 位 に 立つ 。
(3)臓 器 提 供 を な し う る者 が 臓 器 摘 出}こつ い て の 決 定 を特 定 の 者 に 委 任 した ときに は,こ の者 は 近 親 者 の 地位 に代 る。
(4)醐 は,近 繍 並 び に 第2項 第6文 及 び 第3項 に 定 め る者 が 関 与 した経 過 内容 及 び結 果 を記 録 しなけ 紺 ボな らな い・ 第2項 及 び第3 項 に 定 め る者 は,そ の閲 覧 の権 利 を有 す る。 第1項 第5文 に よ り行 わ れ
る取 り決 め は,書 面 で行 うこ とを要 す る。
第5条 証 明 の 手 続
(1)第3条 第1項 第2服 び 第2項 第2号1こ 定 め る判 定 は・ 各 々 そ の 資格 を有 す る二 人 の 医 師 に よ り行 わ れ湘 互 に独 立 して麟 提 供 者 を 診 断 して行 わ な け れ ば な らな い.J臓 及 び循 環 の 回復 しえ ない最 終 的 な 停 止 が発 生 し,そ の 後3時 間 が 経 過 した と きに は,第3条 第1項 第2号
の 判 定 につ い て はi本 項 第1文 とは 異 な り,一 人 の 医 師 に よ る診 断 及 び 判 定 で 足 りる。
(2)第1項 の 診 断 に 関 与 した 医 師 は,臓 器 提 供 者 か らの臓 器 の 摘 出 及 び移 植 の い ず れ に も関 与 す るこ とが 許 され な い。 この 医 師 は,こ れ ら の 措 置 に関 与 す る医 師 の指 示 の下 に あ る こ と も許 され な い。 その 診 断結 果 の判 定 及 び その 時刻 は,そ の 医 師 が そ の根 拠 とな る診 断所 見 を記 載 し て,そ の都 度 診 療 録 に 記録 しかつ 署 名 しなけ れ ば な らな い。 近 親 者 並 び
54 神奈川法学第32巻 第2号(495) 1・ そ の死 亡 を判定 され た 人が
,臓 器 摘 出 に拒 否 を表 明 して お り, 2臓 器 提供 者 に お い て摘 揃 に汰 耳肖,小 脳 及 び脳 幹 の全 機 能 の
回復 しえ な い最終 的 な喪 失 が,医 学 的 知 見 の雌 に合 致 す る手 続 基 準 に よ り,判 定 され なか った と きで あ る。
(3)こ の 医 師 は臓 器 提 鯖 の 近 親 者 に澱 器 摘 出が 本 人 に 意 図 さ れ て い るこ とに関 して浩 知 しなけ れ1雌 ら な い
.こ の 医 師 は臆 器 摘 出 の経 過 及 び 鯛 を記録 しなけ れ ば な らな い.近 親 都,そ の 購 の権 利 鮪 す る・ そ の 者 は泊 己の 信 頼 す る者 を立 ち会 わせ る こ とが で き る。
第4条 他 人 の 同意 に基 づ く臓 器 摘 出
q臓 器 摘 出 を行 うこ とに な る医 目市は臓 羅 供 をな し う る者 の 書 面 に よ る臆 及 び拒 否 の いず れ も存 在 しな い と きに は
,そ の 者 か ら臓 器 提 供 の 意 思 表 示 が そ の近 瀦 に知 ら され て い るか 否 か を1し な け れ*.
な らな い・ その 意 臓 示 が 近‑:rrこ も知 ら され て い な い と きに は
,医 目而 が その 近 親 者 に臓 器 摘 出 が行 わ れ うる こ とを告知 し
,か つ 同 人 が 医 師 に 臆 した場 合 に 限 り・ 第3条 第1項 第2号 ,同3号 及 び 同 条2項 に 定 め る要 件 に従 っ て,摘 出 が許 され る。 近 親 者 は,そ の決 定 に 当 た り,臓 器 提 供 を な し う る者 の 推 定 され る意 思 を韓 し な け れ ば な ら な い
.医 師 は・ こ の こ と を近 儲 に指 示 しなけ れ ば な らな い
.近 瀦 は,そ の 意 思 表 示 を合 意 した捷 の期 間 内 に撤 回 し うる こ とに つ い て
,医 師 と取 り決 め るこ とが で き る。
(2)こ の 法律 に い う近 親 者 は,次 に掲 げ る順 位 に従 う。
1.酉 己イ禺者一 2.成 年 の 子
3.両 親,又 は,臓 器 提 供 をな し う る者 が死 亡 時 に 未 成 年 で あ り , か つ,そ の監 護 が両 親 の一 方,後 見 人 又 は保 佐 人 の み で な され て い る ときに 限 り,そ の 監 護 者,
4.成 年 の兄 弟 姉 妹,
(496)4i本 とドイツの嚇 移鰍 ・比較 と徽53
4.第4項 第1文 に よ り情 報 提 供 を受 け る権 限 の あ る 医 師 の 個 人 情 報 資 料 を臓 器 提 供 登 録 所 に 登 録 す る こ と,並 び に そ の 情 報 提 供 を 受 け る権 限 の あ る者 に つ い て の 識 別 番 号 を配 分 し,登 録 し,か つ
集 計 す る こ と,
5.登 録 さ れ た 情 報 資 料 を消 去 す る こ と,並 び に 6.臓 器 提 供 登 録 所 の 財 務 を管 理 す る こ と
(4)臓 器 提 供 登 録 所 の情 報 は,専 ら その 意 思 表 示 者,及 び病 院 が 臓 器 提 供 登 録 所 に情 報 提 供 を受 け る権 限 の あ る者 と して指 名 した 医 師 に 限 り,こ れ を提 供 す るこ とが 許 され るが,そ の 医 師 は,臓 器提 供 をな し っ る者 の臓 器 の摘 出及 び移 植 の い ず れ に も関 与せ ず,か つ,そ れ らの措 麗 に 関 与 す る医 師 の指 示 の下 に な い者 で な け れ ば な らな い 。 その 照会 は, 第3条 第1項 第2号 に適 合 す る死 の判 定 後 に 初 め て行 う こ とが 許 され
る。 この 情報 提 供 は,臓 器 摘 出 を実 施 す る こ とに な る医 師,及 び第3条 第3項 第1文 に よ り臓器 摘 出 が 本 人に 意 図 され て い る こ とに関 して,又 は 第4条 に よ り臓 器 摘 出が行 われ う る こ とに 関 して,告 知 され る者 に限
り,こ れ を伝 達 す る こ とが許 され る。
(5)連 邦 保 健 省 は,連 邦 参 議 院 の 同 意 を得 て,一 般 行 政 規 定 を もっ て,臓 器 提 供 証 明書 の様 式 を定 め,連 邦 官報 に公 示 す るこ とが で きる。
第2章 死 亡 した臓器提供者の臓器摘 出
第3条 臓 器 提 供 者 の 同意 に基 づ く臓 器 摘 出
(1)臓 器 の 摘 出 は,第4条 に別 段 の 定 め が な い 限 り,次 の 場 合 に 限 り許 され る。
1.臓 器提 供 者 が その摘 出に 同 意 して お り,
2.臓 器 提 供 者 の死 亡 が 医学 的知 見 の水 準 に合 致 す る基 準 に よ り判 定 され,か つ,
3.そ の手 術 が 医 師 に よ って行 わ れ る と き。
(2)臓 器 の摘 出は,次 の場 合 に は 許 され ない 。
52 神奈川法学第32翻
2号(497)
及 嫉 齢 庫 は・ この辮 に 勘 ・て澱 器 の提 供 を な し うる GCSI4」'供の要 徹 ぴ臓 器移 植 臆 義 につ い て こ と臓
,国 民 の 啓 発 に 努め な けれ1ま な ら な い・ また・ これ ら磯 関 は適 切 な醗 摺 とと もに臓 羅 の 意 骸 示 に つ い て の 諦 男調 臓 羅 供 証 膳)を 徹 供
て お カaなけ れ ば な ら な い・ 疾 病 鋒 及 び私 的 な痴 丙徽 業 都 満16歳 以 上
の 灘 険 者 が 臓 器 提 供 の龍 を表 札 よ う とす る希 望 に 減 る よ うに
,こ の醗 文 書 を定 期 的 に 配布 す る もの とす る。
(2臓 器 提 供 に 係 る意 思 を赫 す る都 藻 條 に よ 臓 器 提 供 1こ 臆 し・ これ に 拒 否 を潮 し・ 又1まそ の瀧 を 自 ら指 名 した 纐 す 緒 に 委 任 す る こ とが で き る(tl・Ly提 供 の 意思 赫)
.こ 傭 思 赫 は,̲
定 の臓 器 に 朧 して行 うこ とが で き る.こ の 臆 及 び瀧 の委 任 は満16 歳 以Lの 者 か らaそ の 拒 否 は灘 歳 以 上 の 者 か ら潮 す る こ とが
で き る。
(3漣 邦保 健 省 は漣 邦 参 議 院 の 臆 を得 て怯 規 命 令 を も っ て, 臓 器提 供 の 鮒 表 示 をそ の 者 の 鮒 に 基づ い て登鍬
,か つ,こ れ につ い て撒 の あ る者 に 龍 を提 供 す る{壬務 を詩 定 =:関に委 任 す る こ と が で きる(臓 器 提 供 登 録 所) ・ こ の登 錨 れ た個 人に 関 す る情 報 資料 は
, その 意=:r:か らの 第 條 又 は第 條 に よ る騰 胤 の 許 否 を判定 す るた め に 限 って・ 利 用 す る こ とが 言午され る
.こ の 法 規 鈴 はr次 の 事 項 に つ い て定 め る。
1臓 器 提 供 に 係 る 意 臓 示 の 受 領 又 は変 更 を所 轄 す る公 の 官 署 伸 請 機 関)・ そ の 書 式 の 利 胤 そ こに 記載 され る情 報 資料 の 種 類 及 び その 意 思 表 示 者 の 同一 性 を翻 す る こ と
,
2・ この意 骸 示 を精 機 関が臓 器提供登録 所 に伝達 す るこ と滋 びにその意思 表示及 びそ こに含 まれ る情報 資料 を申請機 関及 び臓 器提供 登録 所 に登録 す るこ と,
3・ 照会 及び情報提供 の許容 性 旛 査 す るために漣 邦情報 資料保
灘 第1條 に定め る働 手続 での全 ての呼 出 し及 びその他 の騰
提供登録所 か らの情報提供 を記録す ること ,
(498)
資料 ③
日 本 と ド イ ツ の 臓 器 移 植 法 ・比 較 と概 説 51
ドイ ツ の 臓 器 移 植 法
長井 圓(翻 訳)
GesetzuberdieSpende,EntnahmeandUbertragungvon Organ(Transplantationsgesetz‐TPG)
Vom5,November1997
1997年11月5日 の 臓 器 の 提 供,摘 出 及 び 移 植 に 関 す る法 律(移 植 法 一一TPG)
連 邦 議 会 は,連 邦 参 議 院 の 同 意 を得 て,次 の 法律 を決 議 した。
第1章 総則規定
第1条 規 定 対 象
(1)こ の 法 律 は,他 人 に 対 し移 植 を 目的 として行 わ れ る人 の 臓 器 臓 器 の一 部 又 は 騰 似 下 「嚇 」 と)・う・)の 提 供 及 び摘 出 並 び に 懸 の 移 植 に つ い て,そ の 輔 を含 め 樋 用 す る・ さ ら に・ こ の 法 律
は,人 の臓 器 に関 す る取 引 の禁 止 に適 用 され る・
(2)こ の 法 律 は,m及 び髄 並 び に 月 ・ 胎 児の 簾 及 び 組 織 に は 適 用 しな い。
第2条 国民 の啓発,臓 器提供 の意思表示e臓 器提供登録所 及び臓器提供証明書
(、)州 法の所 轍 関 連 邦の所重 害官署・特 に連 邦保健 啓発 セ ン ター
Sa 神奈川法学第32巻 第
2号(499)
● 死 後 の燃 提 供 を許 容 す る法 的 規 制1ま
,坊 で は,死 を超 え て 存続 す る各 人 の 自己瀧 権 を鱒 す べ きで あ る
.そ れ ゆ え,生 前 に な され た嚇 提 供 の 意思 赫 が絶 対 的 に 麗 し あ ち
ゆ る者 に よ って燃 と韓 され ね ば な らな レ・
.他 方 で は,死 亡 し緒 が 生 前 に』 レか な る理 由 か らで あ 嬬1こ 臓 羅 供 の
s1:,if表示 を し て い なか った圧 倒 的 に 多数 暢 合 を も適 切 に考 慮 に 入 れ
て,規 制 すべ きで あ る・ これ に は,死 亡 した者 の近rSを 関 与 させ る こ
と も,必 要 で あ る。
● 死者 の近儲 は ・ 死 を載 て艦 す る人格権 の代鰭 として , そ賭 が知 る ことになっ鵬 器提供 をな しうる者の意思 または推 定 され る意 馳 死後 噸 羅 供 の決断 にあた り噂 重 す
べ 犠 務 が ある・ た とえその意思 を推定す 肝 懸 りが な喘 合 であ
って も・ その近Wrは 論 理 的に責任 のあ る考慮に よ り死艦 灘
の 枠 内において・死亡 し緒 の備 擦 して判断す る資格 が ある
. かか る規定 は・ 従編 鍛 され ていた広 い同翻 決 に徴 す
る.
● 腰 な信 頼 を鮒 す る こ とに 向1ナて
,そ の 決 断 に至 る全 経 過 が泡 括 的 に記 鎌 書 化 され る こ とに な らね ば な らな い
.死 者 の 近 瀦 及 び その他 の特 に 賭 襯 しい 人1こ対 して は
7死 の 判 定, 臓 器靴 の 髄 及 び鯛 並 び に他 の迂i瀦 及 び 特 に 親 しい人 の関
与につ い て 曙 面 を閲 覧 す る権 利 が,与 賜 れ ねば な ら な い.
49 (500)膣 とドイツの麟 移植法 ・比較 と概説
鞍 な関 与 を して い た.こ の 龍 の 実 堀 倉旨で 実務 的 な解 決 は 河 能 な 限 り最 大 の社 会 的合 意 に よ って の み,到 達 さ れ う る。
この 法 律 の論 議 に お い て沖 心 的 な謙 に な っ た の は ・ 次 の 点 で あ る。
● 死 の徴 候 した が って 臓 器 摘 出の 要 件 とな る全脳 死 の評 価, これ に関 連 して,
.臓 器 摘 出の 同意 につ き,死 亡 した者 本 人 の 意 思 表 示 が 存 在 しな い場 合 の 親 族 の権 限
〈移 植 法 の 要 点 〉
● 同法 は,臓 器 提 供 とそ の 意 義 に関 して 国 民 を絶 えず実 質 的 に 啓 発 す るため の 基礎 とな らね ば な ら ない 。 しか し,そ の場 合 に た だ 問 題 に な るの は,死 後 に 臓 器 提 供 をす る可 能 性 を考 慮 して 自 ら決 意 憶 思 を表 示 す る こ とを,国 民 に願 う こ とで しか な い・ この 臓 器提 供 の 気 抱 輔)は,鰍 的 。こ実 践 され る燗 的 な営 み で あ
る.そ の表 示 礒 務 づ け は,誤 っ妨 法 で あ り・ その 表 示 を議 的 に 強要 す る こ と も,否 定 され ね ば な らな い。
● 臓 器提 供 が一 狭 い要 件 の下 で許 され る生 体 提 供 の場 合 を除 い て 一 死 者 につ い て の み許 容 され る とい う趣 旨 に沿 って,明 確 な 原 則
的 決 定 が な され ね ば な らな い。
.死 の判 定 群 は,医 学 に よ って定 義 され ね ば な らな い・ 医師 の 代 表 と して連 邦 医 師会 が,準 則 にお い て死 の証 明 基 準 を定 め る。
立法 者 は,単 に臓 器 提 供 のJ」 ・限 の 要 件 と して妥 当す べ き点 を 明 示 す る に留 ま るべ きで あ る.そ れ ゆ え,臓 器摘 出前 に 常 に全 脳 死,つ ま り大 脳,小 脳 及 び 脳 幹 の 全 機 能 の 欠損 が・ 医学 的知 識 の
水準 に合 致 す る手続 基 準 に従 って,認 定 され るべ きで あ る。
48
は,196驚 葺1;発賛 でに3f2
,55。(501)
4,701の 臓4 ・645の臓545の 肺 臓 及 び575の 撒 が移 植 され た海 年 ドイ ツ で は 現 在,お よ そ2・… の 腎 臓7・ ・の 臓5。 。の 横 並 び1こ そ の 都 度100の 肺 臓 及 び 撒 が 瀦 さ れ てい る(侃 した 表 も参 聾 (略)一)。
〈法 的 状 況 〉
人 の臓 器 曜 供 ・ 摘 出 及 び瀦 の法 腰 件は,ド イツ に お い て は̲ほ とん どす べ て の ヨ』 ・ ッパ の他 国 に お け る と反対
に一 これ まで特 別 な法 律 に定 め て い なか った・ それ は一 般 法 馴 並 び に移 植 現 場 の独 醐 矛 雛 貼Verhaltenk・dex)1こ 従 っ て訣 せ られ て
い る.
法 的錠 性 を鰍 しr :一民 の信 頼 を醸 成 す るた め に は 辮 瀦 の鍼 につ い て明 確 な連 邦法 の凝 をY=waす る こ と
が 不 歌 とな った.こ の こ とはfiuJよ り も・ 死 亡 し堵 か らの騰 棚 の 許容 性 燗 わ る
.こ こ1こ お いて は・25年 以上 に わ た り臓 器 摘 出 砿
い 臆 の鰍 とい う̲̲t・づ け に依 拠 して 諮 さ れ て い る・ そ の理 由 は,全 脳 灘 の 緬 的 な 欠 損
麟 死)が 世 界 中の 一.科 学 白勺・医 学 的 知 見 に よ れ ば 人
の 死 の 発 生1こ つ い て の{層 礁 な鰍 で あ る こ と1
こよ る.立 潴 は aこ の時 点 を鞭 と して臓 器 摘 出 の 腰 条 件(最 腰 件)と して 定
め た.さ ら にy に・ 生体 の提 供 臓 器 取 引 の 禁 止 と処 罰並 び に騰 媒
辮 旋 と移 植 につ い ての雛 的 な配分 体 制 につ レ・て定 め る必 要
が あ る.
〈論 議 の 中心 点>
1978年9肋 連 邦政 府 の法 髄 案 以 来
,ド イツ で 鵬 器 縄 の 連 邦 統 一 の 規 制 が
aさ れ て きた・ しか し1995年11月15日 以 後 初 め て臓 器 及び雛 の 難 胤 轍 並 び に蘭 こ関 して漣 邦
の 包括 的 な立 法 権 能 が 認め られ る こ とに な った・CDU・CSU,BPD及 びF .D.P.よ り 姻 で拙 され た瀦 法 草案(BT‑Drs .13/4355)は ,社 会 的合 意 をそ昇る た め 帳 く集 中的 な蔽 の 成 果 で あ
った.こ れ1こは,各 州(ラ ン ト)も
(502) 資 料(2)
日 本 と ド イ ツ の 臓 器 移 植 法 ・比 較 と概 説
47
連 邦 政 府 出 版 広 報 局SozialpolitischeUmschau
‑‑1997年291ボ ン1997年6月30日 一一 一
長 井 圓(翻 訳)
臓 器提 供 に つ い て の法 的規 制 へ の第 一 歩
一連 邦 議 会 は,臓 器 移 植 法 を可 決 した一
、997年6月25日,ド イ ツ連 臓 会1ま,3分 の2の 多数 を も ってi.'.a..
の錦 と移 植 を規制 す る法律 を可決 した・ その灘 の 明 白な 多数 を もっ て(424票 対2。1票),人 の脳 死 が 臓 舗 出 の要 件 で あ る と法律 的 に定 め る
こ と を謙 した.購 に識 は,633票 中422票 の鯨 で もって臓 繍 出に 際 して の従 来 の 「広 い」 臆 願 」(狭 い同 龍 則 は専 ら臓器 齪 供 し
よ うとす る者 の意J示 の み を定 め る)を 艘 した・ これ に よ って・ 死 者 が 自 牲 前 に麟 提 供 につ い て 自分 の鮒 を赫 して い なか っ 腸 合 に
は,近 親 者 が 死 亡 し緒 か らの嚇 摘 出 をな し うる こ とを決 定 し なけ れ ば な らない.そ れ に際 して,死 亡 した者 の 齪 臆 思 は髄 さ れ ね ば な
らな い.か く して最 織 決 に お い て,移 植 法 全体 漣 臓 会 に お い 珂 決 され た.こ の輔 を要 す る法 律 は 一Tや漣 弄1惨灘 に 送付 され る こ
とに な る。 碇 で は,こ の 移 植 法 は 今 秋 の 終 わ りまで に 立 法 手 縦 経 て,年 末 に施 行 さ れ う るこ とに な る。
背 景 と な る理 由 に つ い て
〈ドイ ツ に お け る臓 器 移 植 〉
儲 騰 の移 植 は,近 年 の 騨 の 難1こ 基づ い て激 多 くの 国 々 に お い て滴 度 に発 達 し腱 劇 呆険 と共 。こ}医 麟 付 の騨 に な って い る・
46 神 奈 川 法学 第32巻 第2号
(503)
決議勧告
連 邦 議 会 は,次 の よ うに 決 議 され た い
。
1・a・CDU'CSU ,SPD及 びED ・P.備 員 団 の 辮 案(Drs
.73/
4355)鮒 した 草 案 関 連 一 覧 に 示 さ れ る 翻 定 を採 択 す
る こ と, b・ 條 及 び 條 に 含 襯 定 の 欠 陥 を 補 正 す
べ く,ド イ ツ 連 職 会 本 会 議 に お い て 決 議 を行 う こ と
,
c ・ モ 功'ク ノ ッへ ・ ゲ ラ ル ト ・ヘ フナ':一 及 び 同 盟9。 .緑 の 党 の 草 案(Dars.] .3/2996)に つ い て,ド イ ツ 連 邦 謙 本 会 議 に お い て 決 議 を行 う こ と
,
d・ 次 の 灘 案 贋 成 す る こ と:「 ドイ ツ連 邦 融 腱 邦
政 府 に 対 し て河 及 的 速 や か に・ 胎 肋 組 織 の 移 植 槻 制 され る法 篠 を 提 出 す る こ と を,要 請 す る。」
2・ 提 案(Drs .ユ3/41・4)拠 理 済 み と し て 説 明 す る こ と , 3・ 提 案(Drs .13/4368)を 処 理 済 み と して 説 明 す る こ と汲 ぴ 4・ 提 案(Drs ・13/6591)を 処 理 済 み と して 説 明 す る こ と で あ る .
ボ ン(Bonn) ,1997年6月11日
保健委員会
議 長 ・報 告 者 デ ィ ー タ ー ・ トー マ ス 博{ご 報 告 者 ベ ア ト リ ッ ク ス ・ フ ィ リ ・ソ プ
ク ラ ウ ム ・ キ ル シ ュ ナ ー モ ニ カ ・ ク ノ ッ ヘ
ル ー ス ・フ ッ ク ス 博 士
45
(504)・ 本 とドイツの臓器移植法.比 轍 概説
す る た め に 説 明 請 求 権 を創 設 す る こ と。
.脳 脳 繊 並 び に 胎 児 及 び 胚 芽 の 臓 器 の 移 植 を禁 止 す る こ と・
.‑a..の 取 引 に 対 す る刑 罰 規 定 に よ っ て ・ 人 の 嚇 を商 業 化 か ら 保 護 す る こ と。
.簾 提 供 者 及 鵬 霰 容 者 の 説 明 を受 け る 自 己 決 定 擬 限 りな く保 障 す る こ と。
d.委 員会 は過 半 数 で決 議 案 を紹 した・ これ に従 って連 邦 政 府 は・
胎 児 の 繍 につ い ての 移 欄 囲 を定 め る法 傑 を 可及 的 速 や か に提 案 す べ く,要 請 され るこ とに な っ た。
C.対 案
な し
D.費 用
連 邦 洲(ラ ン ト)及 び 自治体 並 び に懸 保 鰍 関 及 び そ の他 の 関 係 者 に は 怯 篠2条1項 に従 っ て臓 器 提徽 び移 植 に関 す る国 民の 啓 発 の大 綱 に お い て,翻 鱒 が 生 じる・ この 酬 の纒 頁は・ なお 正確 に
算 定 しえ て な い.同 様 に して洞2条3項 に よ りお そ ら く羅 され る登 録 所 につ い て の醐 は旧 下 算 定 しえ て お らず,さ らに韻 所 の財 政 に
関す る規 定 は 法 規 命令 に留保 され る。
44 神奈川法学第
32巻 第2号(505) 委 員 会 で な さ れ た 変 更 の 諸 提 案 は
・ 本 質 的1こ法 律 案 の 規 定 を 明 確 に し 正 確 に した もの で あ り訟 聴 会 の 結 果 必 要 か
つ 合 目 的 的 で あ る こ とが 明 ら か に な っ た 。
b・ 委 員 会 で は・ 脳 死 の 蠣 全体 及 び 臆 規 定 の 性 質 につ い て集 中的 に 論議 され た・ しか し・ これ に関 して委 員 会 は怯 徽 言の形 式 に
つ き 徴 を 見 出 す こ と が で き な か っ た.そ れ ゆ え,委 員 会 は,CDU.
CSU,BPD及 びF .D.P.の 纐 団 の 法 篠(Drs
,13/4355)の3条 及 び 4条 に含 まれ る欠 陥 を補 正 す る鳩 こ
,ド イツ連 邦 灘 の 本 蟻 で灘 す る こ とを勧告 した 。
c ・ モ ニ か ク ノ ッへ 並 び に ゲ ラ ル ト ・'\フ ナ 礒 殿 嗣 盟9。
.緑 の 党 の 議 員 団 に よ る 灘 案(Drs13/4355)に 関 す
る ドイ ツ 連 邦 議 躰 会 議 に お け る議i決。
こ の 法 律 案 は,以 下 の 要 点 を備 え る
。
● 鵬 摘 出の許容性及 腰 件 につ き樹 直法
で鋤 る法律 規定 を創 設す るこ と。
●●
人の死の確 定 につ いて脳死概 念 を放 棄す るこ と .
手続法的 組 雛 的 に保 障 された臆 鰍 を礫 とし て,蛉
に聾 な嚇 の搬 に 関す 腰 件 の規 定 を創 設 す るこ と.そ の 核 舗 と して凄 式 的 蠣 出 舞 と して1ま測 創 能 な全
て の脳 機 能 の 不 可 逆 的 な歎 暢 合 につ い て の提 儲 の 臆 が瀧 的
に な る。
● 臓 器 摘 出 につ い て 第諸 の 臆 で移 ネ直し う
る こ と を排 斥 す る, ..a°の 同 醐 定 に よ って ・提 儲 に 保 障 され る灘 しえ な い人格 権 を 自己決 定 に依 拠 して尊 重 す る こ と
。
● 公 の 臓 器 提 供 証 明 書 の導 入
。
● 瞳 の1…^・・・!1・移 植 を例 外 であ る と して定 め る こ と .
● 騰 撒 の 同意 前 の 利 舗 係 な き説 に男を公 的 手
段 に よ って購
43 (5。6)日 本 と ド イ ツ の 簾 移 植 法'比 較 と概 説
A.問 題
移 植 を 曲 とす る入 嚇 器 臓 器 の0部 及 び 繍 の 提 供 及 び 摘 出 に つ い て の 法 的 要 件 は,ド イ ツ 翻 〜斯 咽 に お い て は一 他 の 殆 ど の ヨー ロ ッ パ の 国 々 と反 対 に菊 別 な 法 律 碇 め られ て お らず 〆 般 的 な 腿 と諸
酬 に 従 っ て 決 め ら れ て い る..'..a..移 植 暢 合 にns.:.な 医 学 的 ・ 麟 的,倫 理 的 及 び 法 的 儲 酬 の 要 綱 は ・ 移 植 準 則(T「ansplantations‑
k。dex)に 含 ま れ,こ れ を ドイ ツ 移 亦直セ ン ター が1987年 に 示 し泊 ら こ れ を遵 守 す べ 儀 務 づ け て い る.旧 ドイ ツ 民 主 共 禾・国(DDR)の 法 領 域 に 飾 さ れ て い た 法 令 は,そ れ が 基 本 法 と合 致 す る 限 りで緬 脇 定 後 加 瀬 域 に お い て 州(ラ ン ト)法 と し 働 力 を鰍 し て い る・ しか し7
そ れ は 調 々 の 規 定 に つ い て の 憲 法 上 畷 念 か ら して ・ も は 樋 用 さ れ な くな っ て い る。
B.解 決
a.CDU.CSU,SPD及 びF.D.P・ の 議 則 の 法 律 案(Drs・13/4355) に 従 っ て,次 の 点 に つ い て 明 確 な 法 自勺基 磯 創 設 す る こ と・
●
器臓 器の一部及 び繍 構 劉 を提供 し摘 出す るこ と・
与 え 磁 た臆 を縦 として,他 人へ の移植 を 目的 とす 鵬
.臓 器提 供 を拒 否 す る こ とが で き る こ とを購 し法 的 に保 護 す る こ とり
.医 師 の決 定 に従 って移 植 を碇 す る患 者 の 平 等 な取 扱 を保 障 す るた め に,医 学 的 基 準 に よ っ て 生 命 に 重 要 な 簾 を轍 す る こ とり
.f..・.1 の 摘 出及 び移 植 に際 して 人 の簾 の取 引並 び に 医師 の樋 切 な取 引行 為 を処 罰 す る こ と,
.臓 器 の提 供,摘 出,轍 及 び移 植 に つ レ・て 国 民 を啓発 し・ それ に よっ て脚 な情 報 提 供 に基づ い て,で きる限 り多数 の市 民 が生 前 に 簾 提 供 を個 人 的 に決 断 しか つ これ を記 鍬 書 化 す る こ と・
42
資 料(1)
神 奈 川 法 学 第33巻 第2号
ド イ ツ 連 邦 議 会 第13会 期1997年6月23日 〜 Drucksache13/SQ17
(507)
長 井 圓(翻 訳)
保 健 委 員 会 の 決 議 勧 告 と報 告(第14委 員 会)
議 題
1・CDU'CSU(キ リ スF民 主 同 盟 ・キ リ スF社 会 同 盟)・SPD(社 会 駐 党)及 びF
、D.P.(舳 民 主 党)の 議 員 団 の 法 律 案
臓 器 の 提 供 ・ 摘 出 及 び 移 植 に 関 す る 法 律 案(移 植 法〜 TPG)(Drucksache13/4355)
2・ モ ニ か ク ノ ッヘ ゲ ラ ン ト ・ヘ フ ナ ー 議 員 及 び 同 盟9。 . 緑 の 党 の 議 員 団 の 法 律 案
臓 器 の 提 供 摘 出 及 び 樹 直に 関 す る 灘 案(禾 多植 法̲ TPG)(Drucksahel3/2926)
3縛 士 ボ ル フ ガ ン グ ・お ダ ル フ 韻1ま か91名 の 獺
の 提 案 人 の 騰 の 提 供 ・ 摘 出 及 び 樹 直に 関 す る 基 準(Druck . Bache13/4114)
4.ル ドル フ ・ ドレ ス ラ ー 議 貝 ほ か104名 の 提 案 臓 器 の 提 供 ・ 摘 出 及 び 移 植(Drucksache13/4368) 5・ エ ク ノ'ル ト ・フ ォ ン ・ ク レ ー デ ン 講 迂ほ か34名
の 提 案 臓 器 の 提 供 ・ 摘 出 及 び 樹 直に つ い て の 要 点(D
rucksa‑
che13/6591)
41
(508)日 本 と ド イ ツ の 喘 移 植 法'比 較 と.;un
お い て で あ る が,と り も な お さ ず,本 人 の 意 思 に 基 づ い て 死 を 選 択 す る 権 利 を 認 め た も の に ほ か な ら な い 」 と さ れ て い る 。
(17)平 野 ・前 掲(1)31頁 。 ガ イ ド ラ イ ン 第5参 照 。(18)
(19)脳 死 批 判 論 の 立 場 か ら,玄 寸立 す る 両 論 の 諸 購 を 糠 し た 嬬 と し て J。hannesH。ffundJurgeninderSchmitten(Hrsg・)・Wannistde「
Menschtot?Organverpflanzungand"Hirntod"‑Kriterium,Erweiterte
Ausgabe(・995,R・w・hltVerlag)S・1‑S.522参 照 ・ (Zp)WolframHofling,UmLebenandTod:Transplantationsgesetzgebung̲,̲T/7
andGrundrechtaufLeben,J71995,S・26‐S.33,ders・1E・wide・ung,JZ 1996,S.615‑一 一S.618.
(21)We,ne,Heun,DerHirnt・dalsKriteriumdesT・desdesMenschen‑
VerfassungsrechtlicheGrundlagenundK・nsequenzen,Jz199G,S・16‑S・
219;ders.,Schlul3wort,JZ199fi,S.618f.
(22)な お,砺 ・ 医 療 と 法 と 生 命 イ鯉234頁 で は ・ 「脳 死 状 態 はdeadで は な い がlivingで も な く,そ れ はdyingだ と 叛 る 仕 し て ・ 生 死 の 中Rl1段 階 を 認 め る 。.
(23)StephanRixen,T・desbegriff,Lebensg・undrechtundT「ansplantations‑
geset、ZHP1995,S.461‑5.466,S・464・ ま たf̲fofling,JZ1995,S・33で
は,脳 死 説 へ の 批 判 は 訣 し て 騨 へ の 腿 的 拒 否 を 意 味 す る も の で は な い,と さ れ て い る 。
(24)r脂 ・井 田 ・前 掲 注(11)20頂 注(9)・
(25)イ 源,前 掲 注(13)ジ ュ11ス ト987号44頁 で は ・ 「謄 に 立 ち 会'・ 儲 頼 の 承 諾 」 が 提 案 さ れ て い る 。
(26)な お,Deutsch,NJW1998,S.78・ は ・ 私 的 な 繍 に よ 一・て 創 設 さ れ る 斡
旋 機 関 に 嚇 磯 制 的 踏(法12条4項3号)を 委 託 す る こ と は 意 法 的1こ
疑 問 で あ る と す る 。
(27)Deutsch,NJW1998,S.779は,こ 礒 雛 反 は ・ テ刊1罰'過 料 の い ず れ で 拠 罰 さ れ な い の で 渓 効 性 の 乏 し い 耳く完 全 槻 定 で あ る ・ と 批 判 し て レ' る 。
(28)な お 旧 本 法 と ド イ ツ 法 と を 上ヒ較 し た 研 究 と し て ・ 川1晧 一 臓 器 騨 法
の 日 独 腋̲臆 雛 と 嚇 韻 の 剰 ・に 関 し て 一 」 線 法 学 会L,10巻2
号(1997年)43頁 一63頁 が あ る 。