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第8節 応急対応体制の整備 浦安市地域防災計画(風水害等編・大規模事故編)|浦安市公式サイト

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Academic year: 2018

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(1)

●対策項目と公助の担当機関

●自助・共助の役割

市民

・最低でも3日分、可能な限り1週間分程度の飲料水(1人1日3リット ル)、食料等を備蓄する。

・応急手当方法を習得する。 ・常備薬等を確保する。

・ペット用の食料、飲料水、ケージ等を備蓄する。

事業所 ・最低でも3日分、可能な限り1週間分程度の飲料水(1人1日3リットル)、食料等を備蓄する。

自治会自主防 災組織等

・応急手当方法の習得に努める。 ・仮設トイレ、資機材の備蓄に努める。

・自主防犯活動組織を結成し、危険箇所等の把握に努める。 項  目 担  当 関係機関

第1 医療救護 健康福祉部 浦安市医師会、浦安市歯科医師会、浦安市 薬剤師会、順天堂大学医学部附属浦安病院、 東京ベイ・浦安市川医療センター、浦安中 央病院、浦安病院、千葉県接骨歯科医市川 浦安支部、千葉県助産師会、浦安市赤十字 奉仕団

第2 防犯対策 市民経済部 浦安警察署、浦安市防犯協会 第3 学校・指定避難所対

   策 教育総務部、生涯学習部 - 第4 給水・物資供給 総務部、財務部 県水道局 第5 防疫・清掃・環境対

   策 都市環境部 市川浦安地域獣医師会 第6 緊急輸送 総務部、財務部 -

第7 建築物対策 総務部、都市整 備部、財務部 - 第8 災害ボランティア活

   動対策 健康福祉部 浦安市社会福祉協議会

(2)

第2章 災害予防計画

12 DMAT

災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)の頭文字をとったもので、医師、看護師、業務調整員で構  市は、風水害等により、傷病者や避難者が発生した場合の健康管理等に対応するた

め、浦安市医師会、浦安市歯科医師会、浦安市薬剤師会、各病院のほか、千葉県助産

師会などとも連携して、応急医療救護体制の強化を図る。

 また、平常時から地域の関係機関が災害医療対策について協議する場として、浦安

市災害医療対策会議を設置し、災害時の行動マニュアル作りや、千葉県の災害医療本

部内に設置されるDMAT調整本部へのDMAT

12

の派遣要請の体制づくりなどを

進めていく。

 さらに、人工透析等の慢性疾患患者に対応することができる体制づくりを進めていく。

1. 医療救護計画の具体化備 

2. 医薬品の確保 

3. 慢性疾患患者への対応 

4. 応急手当の習得 

第1 医療救護

 市は、救護所の設置と医療救護班の派遣、傷病者の搬送等について、浦安市医師会、

浦安市歯科医師会、浦安市薬剤師会、千葉県接骨師会市川浦安支部、千葉県助産師

会、病院等と協議をしながら、浦安市災害医療対策会議において医師の動員、設置

に必要な資機材の種類等、計画を具体化する。

 市は、健康センターの備蓄医薬品のほか、多数の傷病者に対応できるよう浦安市

薬剤師会と協定を締結し、医薬品の供給が受けられるように備えるものとする。

 市は、在宅の慢性疾患患者数を把握し、災害時の対応について検討する。

また、傷病者のいる家庭では、医薬品や予備電源等の必要な機器等を確保し、災害

時に備えるものとする。

 市民及び自治会自主防災組織は、負傷者の応急手当ができるように救命講習等に

参加し習得を図る。

1. 自主防犯パトロール体制 

第2 防犯対策

 浦安市防犯協会は、浦安警察署及び自治会自主防災組織等と連携し、災害時にも

防犯活動が実施できる体制を整備する。また、日頃から災害時に危険箇所となり得

(3)

2. リーダーへの指導 

1. 指定避難所の開設・運営の協力体制構築 

1. 給水体制 

2. 学校等の行動計画の作成 

第3 学校・指定避難所対策

第4 給水・物資供給

 市は、浦安警察署や浦安市防犯協会などの関係機関と連携して、自治会等の防犯

支部長や関係者に対し、定期的に防犯に関する研修を行い、防犯意識の高揚を図る。

 市が行う飲料水の備蓄は、千葉県による「災害時の緊急物質等に係る備蓄・物流

の基本指針」に基づいて3日間とする。4日目以降は、県水道局や自衛隊による応

急給水を行うことを想定する。

  指 定 避 難 所 を 開 設 し 運 営 す る 場 合 に は、 自 治 会 自 主 防 災 組 織 等 の 地 域 コ ミ ュ ニ

ティが主体となって、教職員、市職員等と連携して行えるよう、あらかじめ協力体

制を構築する。

(1)指定避難所の開設・運営訓練の実施

自治会自主防災組織、教職員等は、指定避難所の開設・運営が迅速かつ効果的

に行えるように、連携して避難訓練等を実施する。

市は、訓練や地域での協議を支援する。

(2) 指定避難所の開設・運営マニュアルの作成

自治会自主防災組織等は、指定避難所ごとに避難所開設・運営マニュアルを作

成する。作成にあたっては、高齢者や障がい者、乳幼児などに配慮するとともに、

男女双方の視点に配慮した運営になるように留意する。

市は、作成のための基準や方向性を示すなど支援する。

(1)行動計画の作成

保育園、幼稚園・認定こども園、小・中学校、青少年施設、福祉施設等の管理

者は、災害時における園児・児童・生徒・利用者等への対応、保護者・関係機関

との連絡方法、職員の非常体制、応急教育の方法、指定避難所との関係等を定め

た行動計画や防災マニュアルの作成・見直しを行う。

(2) 資機材等の備蓄

市は、保育園、幼稚園・認定こども園、小・中学校、青少年施設、福祉施設等

(4)

第2章 災害予防計画

2. 食料供給体制 

3. 備蓄の推進 

(1)受水槽緊急遮断装置設置補助事業

市は、災害直後の飲料水を確保し、地域の自治会自主防災組織による自主的な

給水ができるよう、新設の公共施設に緊急遮断装置を設置する他、集合住宅の受

水槽の緊急遮断装置の設置を支援する。

(2) 井戸水の採水設備の整備

市は給水活動を補完するため、井戸水の採水設備を整備する。

(3)ペットボトル水の備蓄

乳幼児や帰宅困難者の給水補完対策としてペットボトル水を備蓄する。

(4) 応急給水の連携体制の構築

市は、給水活動に関して、自治体間の相互応援協定や飲料メーカーとの協定締

結を推進する。

(5)給水訓練の実施

市は、職員(指定避難所直行職員を含む)、自治会自主防災組織及び県水道局

職員等の参加による、小中学校その他公共施設の受水槽における給水訓練を実施

する。

(6)県水道局との連携

市は、毎年度当初に県水道局と給水対策について確認を行う。

 市は、広域災害を考慮して市内業者以外の遠隔地の事業者と食料等の供給に関し

て協定を締結する。

(1)行政の備蓄

市は、家庭内備蓄を持ち出すことができない避難者用として食料及び飲料水の

確保を行う。

(2) 家庭内備蓄等

市民及び事業所は、家族、従業員の最低でも3日分、可

能な限り1週間分程度の飲料水及び食料備蓄を行う。

特に、高齢者、障がい者、乳幼児等の家族がいる場合は、

必要とする介護用具、医薬品、粉ミルク、哺乳瓶等、食物

アレルギーをもつ家族がいる場合は、それに適した食料の

備蓄を行うものとする。

ペットを飼養している場合は、ペットのための防災用具及び餌を備蓄する。

■備蓄目標の考え方

○飲料水

 公共施設の緊急遮断装置付きの受水槽等により3日分以上の飲料水を 確保する。

○食料

 家庭内備蓄を持ち出せない市民への予備分を含め、24 万食程度を備蓄 する。

(5)

1. トイレ対策 

2. 廃棄物処理対策 

第5 防疫・清掃・環境対策

 浦安市は下水道普及率が高く、水害発生による住家の浸水被害により水洗トイレが

使用出来なくなった場合や、管渠、上下水道施設の被害により、下水道機能が停止し

た場合は、仮設トイレ等による衛生管理は重要な問題となる。さらに、災害後は水害

廃棄物などのがれきやごみ集積場における病害虫発生等により衛生状態が悪化、感染

症の流行への対策が必要となる。

 また、避難時のペットの取扱いについては、所有者が自己管理を徹底するよう啓発

し、防疫・衛生・環境体制を構築することが必要となる。

(1)簡易トイレ等の備蓄

市は、仮設トイレを備蓄するが、市民は各家庭で使用可能な便袋等の備蓄を行

う。

市が行う災害非常用トイレの備蓄については、公園、学校等の災害時対応の可

能性の検討や、レンタルトイレの確保等と整合を図りながら、全体の対策の中で

自宅トイレが使用できない者を対象として確保する。

(2) 仮設トイレ・収集車両の確保

市は、仮設トイレのレンタル及び設置、し尿収集車両が確保できるように業者

と協定等を締結する。

(3)マンホール型のトイレの整備

市は、便槽型及び下水道直結型の災害用マンホールトイレの整備を検討する。

(4) 学校、公園トイレの災害時対応

市は、指定避難所となる学校や公園のトイレについて、組立式トイレの備蓄と

ともに貯留式トイレ及び自己完結型トイレの新設又は既設トイレの改修等を検討

し、整備する。

(1)仮置き場の設置

市は、仮置き場を速やかに設置できるよう、候補地を検討する。

(2) ガイドライン等の作成

市は、仮置き場への分別・排出方法に関するガイドライン及び災害廃棄物の分

別表を作成し、自治会自主防災組織等に配布する。

また、自治会の環境部門の役員や廃棄物減量等推進員を通じて、市と自治会自

主防災組織との協力体制を構築する。

(3)処理計画の作成

市は、災害廃棄物の予測を見直すとともに、クリーンセンターごみ処理施設が

稼働不能となった場合の代替施設の確保等を検討し、処理計画を作成する。

(4) 収集処理業者との協定締結

市は、災害時のごみの収集・運搬業者、医療廃棄物の収集・運搬・廃棄をする

業者と協定等を締結する。

また、救護所や病院、指定避難所における応急医療活動のために、医療廃棄物

(6)

第2章 災害予防計画

13 家庭動物等

愛がん動物又は伴侶動物(コンパニオンアニマル)として家庭等で飼養及び保管されている動物並びに情操の涵養(か んよう)及び生態観察のため飼養及び保管されている動物をいう。

3. ペット(家庭動物等 )対策 

(1)ペットの自己管理の啓発

ペットの所有者は、普段からペット用のケージ、食料、飲料水等を家庭で備蓄し、

ペットの同行避難の際には、自己管理を行えるようにしておく。

市は、災害時のペットの取扱について、市民に事前の準備や配慮について理解

を促すため、チラシ等を作成し、配布する等の啓発活動を行う。

(2) ペット用資機材等の確保

市 は、 指 定 避 難 所 に お い て ペ ッ ト の 所 有 者 が 自 己 管 理 で

き ず に 問 題 化 す る こ と を 防 ぐ た め、 収 容 用 の ケ ー ジ や サ ー

クル等の資機材を備蓄する。

(3)獣医師会等との協定締結

市 は、 ペ ッ ト の 救 護 に つ い て 支 援 を 要 請 す る た め、 千 葉

県 獣 医 師 会 市 川 浦 安 支 部 と 協 定 を 締 結 し て い る が、 ペ ッ ト

用医薬品や医療器具についても供給を受けられるよう千葉県獣医師会市川浦安支

部と協議の上、薬品会社等と協定を締結する。

1. 輸送車両の確保 

2. 救援物資受け入れ所の確保 

3. 緊急通行車両の事前届出  

第6 緊急輸送

 市は、緊急時の物資等の輸送を行うため、運送事業者と輸送について協定を締結

する。

 市は、救援物資の受け入れ所として、公共施設を指定しているが、大量の物資が

集積する場合を想定して、新たな候補地を確保する。

 市は、市有車両について災害時の緊急通行車両の確認審査を省略し、速やかに通

行車両の標章と確認証明書が受けられるように、公安委員会に事前届出を行い、届

出済証の交付を受ける。

 市は、被災者に供給する食料や物資の輸送のため、車両の確保や物資の受け入れ所

等の確保を行う。

(7)

1. 応急危険度判定体制 

2. 家屋被害調査・り災証明発行体制 

3. 応急仮設住宅供給体制 

第7 建築物対策

 市は、被災者の速やかな生活再建を促すため、家屋被害調査・り災証明発行、仮設

住宅供給等ができるように、あらかじめ体制を構築するなどの対策を推進する。

 災害時におけるボランティア活動は、被災者支援や災害対策において重要な役割を

果たすものであり、災害が発生した際には、全国から本市に多くのボランティアが駆

けつけることが予想される。

 市は、災害時において、災害ボランティアセンターの運営及び被災地の復旧、被災

者支援のためのボランティア活動が迅速かつ効果的に行えるよう、常設型の災害ボラ

ンティアセンターを浦安市社会福祉協議会内に設置し、平常時より災害ボランティア

の養成、訓練等の実施、情報発信を行うなど、ボランティア活動のための対策を推進

する。

(1)資機材の整備

市は、応急危険度判定を迅速に行うために、必要な資機材を整備する。

(2) 判定要員の育成

市は、被災後、迅速に判定が実施できるよう、応急危険度判定コーディネーター

の育成や職員を県による講習会に参加させ、資格を取得させる等の育成を図る。

(1)家屋被害調査体制の構築

市は、家屋の被害調査のために「調査表」「調査フロー」等を作成し、全棟調

査ができるような体制を構築する。

(2) り災証明発行体制の構築

市は、り災証明書の発行が迅速にできるよう、り災証明発行マニュアルを作成

する。

 市は、応急仮設住宅への入居者選考のため、(仮称)応急仮設住宅入居者選考協

議会設置を検討するとともに協議会の委員や入居に際してのルールを検討して定め

ておく。

1. 災害ボランティアコーディネーター等の養成 

第8 災害ボランティア活動対策

 市は、災害時において、災害ボランティアセンターの運営スタッフとして指導的

な役割を担う災害ボランティアコーディネーターや主に被災した現場での復旧活動

を行う災害ボランティアを養成するための講座を実施する。

(8)

第2章 災害予防計画

2. 災害時を想定したセンター運営訓練の実施 

3. 資機材の整備・管理 

4. 関係機関等との連携や協力体制の構築 

5. 災害ボランティアセンターの災害時体制への移行及び運営 

 市は、災害時を想定し、災害ボランティアセンター運営本部立上げ訓練(災害時

体制への移行訓練)及び運営訓練を実施する。

 市は、災害時における災害ボランティアセンターの運営やボランティアが現地で

の復旧活動を行うために必要な資機材を整備・管理する。

 市は、災害時における災害ボランティアセンターの運営において、関係機関や団

体、地域の協力は欠かせないものであることから、平常時より関係機関や団体、地

域との連携や協力体制づくりを推進する。

 市は、災害が発生し、災害ボランティアセンターの災害時体制への移行が必要と

判断した場合は、災害ボランティアセンターに対し、災害時体制への移行を要請す

る。

 災害ボランティアセンターは、市からの要請を受けた場合は直ちに災害時体制へ

移行し、ボランティアの募集、受付、オリエンテーション、派遣などのセンター運

営を開始する。

 災害発生後には、全国から多くのボランティアが駆けつけることが予想される。

ボランティアは、被災者支援や災害対策において重要な役割を果たすものであるこ

とから、ボランティアの活動を支援するため、市は浦安市社会福祉協議会やボラン

参照

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