第1回 浦安市の雨水対策を考える懇談会 議事要旨
日 時 平成17年7月27日(水) 午後2時00分∼4時00分 場 所 浦安市役所第2庁舎204・205会議室
出席者
(委員)山田委員長、熊川副委員長、岩田委員、宇野澤委員、大野委員、上條委員、 駒田委員、醍醐委員、玉村委員、彦田委員、増岡委員
(事務局)古賀建設部次長、恒松土木課長、宇田川課長補佐、前田副主査、 田中主任主事、小泉主任主事、上田主任主事、矢作主任主事
コンサルタント:日本建設コンサルタント株式会社 山田、佐藤、片桐、大崎
議 題 (1) 排水計画の概要 (2) 全体スケジュール
議 事
【全体コメント】
委員長 ものを作るときには、設計外力(雨の規模)を決めなければならないが、お金と現 実の問題のバランスがあって、どうしてもそれなりのところで決めなければならな い。
流出係数は、街のつくり方や建ぺい率等で変化するから都市計画の上で非常に重要 なものである。
浦安市の場合、雨水管を勾配をつけて作れない、地盤沈下が多い、都市化が急速に 進んだこと、が特徴としてある。
委員長 雨水対策としてどこまで安全であってほしいかと思う市民と、現実的な財政力のバ ランスで、(整備対象として)どの辺であった方がいいかと決まってくる。この辺 が現実的なお金の問題になってくる。
例えばポンプ場など、どうせつくるならもっとセンスのいいものを作ってほしい とか。そういうレベルの話も、どんどん入れてもらいたい。
委員長 市のレベルで各家庭に貯留施設を作ってもらってやっている事例として、塩釜市の 例がある。小学生とか中学生に「こういうのを設置するから、これを世話してよ」 と説いて市ぐるみの運動をやっている。
【説明内容について】
委員長 各戸貯留を100%実施したら、必要な貯留量になるのか?
(事務局回答)
猫実川第4・第8排水区の場合だけでも50mm/hの雨に対して必要な貯留量は 6,500m3
であり、各戸貯留を100%やったとしても2,700m
3
しか効果がない。
委 員 全部トータルすると84億から112億ぐらいお金が必要だということ。それをどの 順番にやっていくのか?
(事務局回答)
整備順位については、内部検討会の方で進めている。
整備順位は、優先順位的なものを位置づけて次回に説明する。
委 員 今の状況が浦安市にとって危機的なのか、その頻度がどのぐらいなのか、雨水対策 が本当に整っているのかなど、まさに市民はこの辺が一番知りたいところである。 市民としては、「ニュースで200mmを超えるといったら警戒してください」とか、 そういった具体的なことが、知りたい。
委員長 補足すると、防災と言うと必ずハードとソフト面があって、ソフト面は最近よく危 機管理という言葉が使われるようになってきた。今の質問のようにそれはそれでま た、別の機会に話してもらう。
今60mm/hの雨が降ったら何が起こるのかを、次回に資料をつけて、説明してほし
い。
(事務局回答)
どのぐらい水があふれるかについて、流出係数の実態を把握するよう、流量の現 況調査を今年度取り組んでいる。その結果についても報告していく。
(既往の浸水実績を資料として添付。)
委 員 宅地内での浸透施設や貯留施設について、浦安市の場合、地下水位の高いところが あり、すぐにオーバーフローしてしまうのではないか?
(事務局回答)
【河川の整備についてのコメント】
委 員 千葉県の受け入れる河川の整備としては、特に都市河川については、最低限、時間
雨量50mm/hの雨に耐えられるように整備を進めていく。これは河川の整備計画に
位置づけ、河川法に基づいて策定しているが、おおむね 20 年の間にほぼ千葉県全 域の主要河川について整備をする。
市川市では、50mm/hは7.5年に1回の雨に相当し、真間川等の計画になってい る。
船橋市の海老川は50mm/hで8.3年に1回ぐらいの雨の整備をしている。 千葉市では50mm/hは10年に1回ぐらい降る。
浦安は東京に近いため東京の雨を使って計画すると、50mm/hで3年に1回、ほ かの地区に比べて2倍ぐらい降りやすい地区になる。60mm/hでは5分の1。
60mm/h降ると、堀江川が処理しきれないという説明があったが、それ以外の川
は受け入れが可能という状況である。
【懇談会の進め方について】
委 員 今回の懇談会というのは、そもそも技術検討会があってその報告を受けて、私ども の意見や感想を述べていくものだとすると、最終的に基本計画策定を3月下旬に出 すという予定だが、もう少し具体的に、どういう形で、どういう流れでこの懇談会 を含めて出てくるかを、説明していただきたい。
委 員 市民の公募でこの会に参加している私にどのようなことが求められているのか。聞 いていくだけの会になってしまうのであれば、私がいる意味があるのか。市は何を 求めているのかを明確にして、できれば事前に資料を持たされて、「それについて 考えてきて下さい」みたいなやりとりがないと、むだになるような気がする。
(事務局回答)
・ スケジュールについて
第2回懇談会として、同じく元町地域の結果報告の後編として、説明する。
懇談会としては、今回の1回目を含めて、計4回で基本計画を策定するための意 見等をいただく。
流れとしては、11月下旬の第3回懇談会で中町、新町、元町を含め、すべての方 針について策定した内容について、12 月上旬にパブリックコメント、いわゆる市 民の皆様の意見をちょうだいする。
パブリックコメントは、ホームページと土木課の窓口の方で意見を公募する。技 術検討会においてパブリックコメントでの意見の照会と対応を具体的に練り、その 結果を第4回懇談会で委員の皆様に報告する。
安市排水基本計画を策定していく予定である。 →全体スケジュールについて変更あり。 ・ 事前資料配布について
資料については、次回から事前にお渡しする方針でいきたい。 ・ 市民委員の存在意義について
専門家ばかりでやっていると、つい見落としてしまうような基本的な考え方とか があってはいけないため、アングルを変えた物の見方や意見を聞いて、できるだけ それを計画の中に取り込みたい。