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核医学編集委員会

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Academic year: 2021

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「核 医 学」第 48 巻 2 号 平成 23 年 5 月 31 日 発行 本号定価 ¥1,800 編集兼発行者   絹 谷 清 剛

0113–0021

東京都文京区本駒込 2–28–45

6

 日本アイソトープ協会本館 3 階

発 行 所  

一般社団法人

   日   本   核   医   学   会

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編 集 後 記

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核 医 学 編 集 委 員 会

委  員  長: 絹 谷 清 剛(金沢大学医薬保健研究域医学系核医学)

副委員長: 佐々木 雅 之(九州大学大学院医学研究院 保健学部門医用量子線科学分野)

委  員: 石 井 一 成(近畿大学医学部 放射線医学講座 放射線診断学部門)

犬 伏 正 幸(放射線医学総合研究所 分子イメージング研究グループ)

河 邉 讓 治(大阪市立大学大学院医学研究科 核医学科)

河 村 和 紀(放射線医学総合研究所 分子認識研究グループ)

久 慈 一 英(埼玉医科大学国際医療センター 核医学科)

下瀬川 恵 久(大阪大学大学院医学系研究科 核医学講座)

立 石 宇貴秀(横浜市立大学大学院医学研究科 放射線医学講座)

橋 本   順(東海大学医学部基盤診療学系 画像診断学)

東   達 也(滋賀県立成人病センター研究所)

渡 部 浩 司(大阪大学大学院医学系研究科 医薬分子イメージング学寄附講座)

東日本大震災からすでに 2 ヶ月が経過しました.

日本核医学会の会員の方の中にも,犠牲になられた 方がおられるかもしれません.亡くなられた方々の ご冥福をお祈りするとともに,ご遺族の皆様にお悔 やみ申し上げます.また,現在も敢闘されておられ る方々が,1 日も早く平穏を取り戻されることを祈念 いたします.

地震・津波による福島第一原発事故は,現在は小 康状態となっていますが,終息までには数々のハー ドルがあるのだろうと想像します.3 月 11 日以降の 諸々の事柄に,日本核医学会事務局も本編集委員会 も対応に追われました.日頃放射性医薬品を扱うプ ロフェッショナルとして,市民の皆さんに冷静に対 応していただきたいという思いで,複数のアナウン スをしてきました.これらのアナウンスに対して,

多くの方が千差万別の反応を示されました.冷静さ を取り戻した方々が多くおられたと推測される反 面,真実を隠す趣旨なのかという罵倒にも似た意見 が多々ありました.限られた情報から状況を把握し アナウンスをするのは,ある意味綱渡りであるとい

うことをしみじみ実感しました.しかし,総じて当 学会のアナウンスは有効に働いたものと思います.

さて,ゼヴァリンやメタストロン治療予定の患者 さんが,今回の原発事故後に,放射能に懸念をもた れ治療を中止としたという事例が生じたことを当該 メーカーからお聞きしました.また,PET 検査が中 止になった例も出ているようです.このような誤解 が今後増える可能性を否定できません.日頃の診療 の中で患者さんから問いかけられた時には,誠心誠 意説明してください.また,核医学診療に変な向か い風を作らないために,放射線管理を今まで通り厳 重にいたしましょう.

今後,低線量であるとはいえ被ばくされた市民の 方々や,原発のコントロールに尽力していただいて いる作業員の方々の健康調査を長期間にわたって行 う必要があることと思います.二転三転する政府の 対応に憤りを感じますが,われわれは科学的な目で これからも意見を発信する必要がありそうです.

Nature の editorial (4 月 14 日) は,われわれがどのよ

うに行動すべきかを述べています. (絹谷 清剛)

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