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○ 論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 甲 ・乙

2931

酒井 孝志郎

論文審査担当者

主査 小風 副査 平野 勉

副査 相良 博典

(論文審査の要旨)

本研究は、small dense LDL コレステロール(sdLDL-C)が他のバイオマーカーより心血管イ ベント(CEs)の二次予防を予見するか を検証したものである。65 歳以上の安定冠動脈疾患 (CAD)男性患者 345 名を対象とした。sdLDL-C はホモジェナス法で測定し、レムナント様リポ 蛋白コレステロール(RLP-C)、LDL 粒子径などと比較検討した 。CEs を心血管死、急性冠症候群 の発症、血行再建術の施行、入院加療を要する心不全または脳梗塞の発症 、心血管疾患に対す る外科治療と定義し、5 年間追跡した。96 名に CEs を認め、CEs 群では LDL-C、sdLDL-C、non HDL-C、

アポ蛋白 B、RLP-C、血糖、HbA1c、BNP が有意に高値、LDL 粒子径及びアポ蛋白 A1 が有意に低 値を示した。年齢調整 Cox 回帰分析では、LDL-C ではなく sdLDL-C が有意に CEs に関連した(HR 1.206,95%CI 1.006-1.446)。スタチン内服群(HR 1.252,95%CI 1.017-1.540)、糖尿病群(HR 1.219,95%CI 1.018-1.460)、中性脂肪高値群(HR 1.376,95%CI 1.070-1.770)の高リスク群でも 有意な関連を認めた。

sdLDL-C はスタチン内服及び高リスクな安定 CAD 患者における最も有用な二次予防を予見す るマーカーであるとした本論文は、新しい知見を得ており 、学術上価値があり、学位論文に値 すると判断した。

論文題名:Small Dense LDL Cholesterol is a Promising Biomarker for Secondary Prevention in Elder Men with Stable Coronary Artery Disease

(Small dense LDL コレステロールは 安定した 冠動脈疾患を 有する高 齢男性におけ る二次 予防を予見する有用なバイオマーカーである)

掲載予定雑誌名:Geriatrics & Gerontology International 2018年掲載予定

(主査が記載、500字以内)

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