目 次
沖縄国際大学図書館
沖縄県宜野湾市宜野湾二丁目6番1号
〒901-2701
TEL(098)892-1111(代)内線2104・2105 FAX(098)893-3274・0019
http://library.okiu.ac.jp/
………2〜3
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………27 本との出会いがあなたの人生を変えるかもしれない
図書館長 比屋定泰治
図書館 −立ち止まることを許してくれる場所 総合文化学部准教授 桃原一彦 大学図書館を利用しよう
総合文化学部講師 吉田肇吾(図書館司書課程) 物的リソースの宝庫
地域文化研究科英米言語文化専攻2年次 津覇久子 図書館のススメ
地域産業研究科地域産業専攻2年次 島袋友寛 図書館を利用して
法学研究科法律学専攻2年次 杉山倫行 私の相棒図書館
法学部地域行政学科 又吉拓哉(平成28年3月卒業)
図書館を利用して
経済学部地域環境政策学科2年次 知花佳那子 図書館を利用して
産業情報学部企業システム学科4年次 嘉数夕海 学科長が新入生に薦める5冊の本
平成27年度書評・映画評賞 平成27年度書評・映画評賞受賞作品 最優秀賞
書評 「八重山古謡にみる文化の姿」
総合文化学部日本文化学科1年次 白保椋之 優秀賞
書評 「生きる意味」
総合文化学部日本文化学科1年次 山城翔吾
書評 「障害を持つ子を産むということ−19人の体験−を読んで」
総合文化学部人間福祉学科3年次 照屋可菜 映画評 「現代社会」
経済学部地域環境政策学科1年次 國吉美希 2015(平成27)年度主な出来事
2015(平成27)年度図書館活動
2015(平成27)年度図書館員の研修・出張 2014(平成26)年度図書館統計
2014(平成26)年度図書館利用状況 2015(平成27)年度図書委員会 人の動き(職員人事異動)
編集後記
本との出会いがあなたの人生を変えるかもしれない
度に見渡すことができる、それを実際に手に取るこ とができるといった強みがあるのです。
その観点からいうと、沖国大の図書館は、基本的 に開架式(利用者が書架・書庫に自由に入れる方 式)になっています。そのため、お目当ての本を探す さいには、たくさんの本を眺めつつ本棚の間を歩く ことになります。そこには、予期せぬ本との出会いの チャンスがあるのです。たとえば、ゼミの発表に必 要な本を探していたら、まったく関係ない本に不意 に目が留まり、次回のゼミ発表はその本の内容につ いて行うことになった、ということもあるかもしれま せん。
*
ゼミの発表といえば、ここ数年で多くみられるよ うになってきた傾向として、参考文献のリストのほと んど、あるいはすべてが、ネット上のサイトのURL(ア ドレス)の列挙になりがちであることが指摘できま す。たとえば、法務省とか外務省とか沖縄県のよう な公的な機関のHPならまだしも、匿名の何者かが 趣味でまとめているようなサイトが引用されている こともあります。こうした私的なサイトに書かれた情 報には、その信頼性を保証する根拠はほとんどあり ません。また、そこから引用した情報に誤りがあって も、誰も責任をとってはくれません。
それに比べると、本(とくに専門書)の情報は信頼 性が高いのです。経歴の明らかな著者が、出所の明 らかな資料を駆使して文章を練り上げ、自らの責任 の下に書いているからです。たとえ、内容に間違い や偏りがあったとしても、責任の所在は明確になっ ている。こうした点が、本が有する価値のひとつだと いえるでしょう。みなさんも、ゼミで発表する場合に みなさんは図書館をよく利用しますか。あまり図
書館には行かないという人、ほとんど行かないとい う人もいるかもしれません。べつにここで「図書館に 行きなさい」と上から目線で言うつもりもありませ ん。じつは私も学部生のときにはあまり図書館に行 った記憶がありません(大学院時代にはかなりお世 話になりましたが)。ただ、特にしたいこともなく時 間を無駄に過ごしている、と感じているような人に は、「図書館に行くという手もありますよ」と言いた いのです。
図書館では、専門書だけでなく一般の雑誌も読め て、静かな時間に浸ることができ、夏は涼しく快適 に過ごせます。そのついでに整然とたくさん並んだ 本をながめてみれば、その中に興味をもてる本もあ るかもしれません。本というのは基本的に、著者が 長い時間をかけて研究や経験をしたことが書かれ ています。つまり本を読むということは、その場に居 ながら、短時間で、しかも図書館なら無料で、そうし た貴重な成果を受け取ることにほかならないので す。
*
最近では、本を買うのはネット書店(アマゾンな ど)がほとんど、という人も多いのではないでしょう か。たしかにネット書店は、来店不要で品揃えも多く 非常に便利です。しかし、「おすすめ本」として表示 されるのはいつも似たような人気の本ばかりだった りしますし、検索した場合には当然のことながら検 索語に直接関連する本しか出てきません。そこには、
思いがけない出会い、つまり「こんな本もあったん だ」というような偶然の出会いは生まれにくいので す。その点で、従来からの書店には、多様な本を一
自身の経験も重ね合わせて共感することができま した。私にも図書館にこもっていた時代があり、それ は今考えてもこれまでで最も勉強した時期であり、 現在の私の基礎を懸命に築いていた時間だったと 思います。つまり図書館で過ごした時間が、私の人 生を作ってくれたと言っても過言ではありません。 みなさんの人生にも何か影響を与えるような体験 が待っているかもしれません。そんな図書館に、一 度来館してみてはいかがでしょうか。
は、少なくとも2、3冊は本を参考文献とし、その情報 を基幹として発表内容を組み立てるようにしてほし いと思います。
*
ただし、ネット上には最新の情報や非常に参考に なる情報が豊富にあり、そこでの情報収集は非常に 便利であることも事実です。また近年では、沖国大 の図書館や他の機関が提供する、いわゆる電子ジャ ーナルの充実ぶりにも目を見張るものがあります。
私も研究をする際には、まずは電子ジャーナルで論 文等を探して集めることから始めます。そのあとに 図書館に行って、電子版が存在しない論文等を貸 借・コピーしたり、ILLを利用して集めたりしていま す。このように図書館の利用法には、来館およびネッ ト利用がありますが、そのどちらも特有の意義をも った非常に価値のあるものです。みなさんも、こうし た利用法を必要に応じて使い分け、ぜひ図書館を 思う存分活用してほしいと思います。ちなみにILLと は、図書館間相互貸借サービスのことです。沖国大 の図書館にない本や論文でも、他大学の図書館な どから取り寄せ、またはコピーを送ってもらうことが できる、とても便利なサービスです。
*
今回、この文章を書くに当たり、これまでに発行さ れた図書館報『でいご』のいくつかに目を通しまし た(図書館HPで第36号以降を読むことができま す)。歴代の図書館長のほか、教員、職員、学生たち の図書館や本に対する思いが込められた文章を読 んで、たいへん勉強になったとともに、「この人はこ のようなことを考えていたのか」ということにふれて、
楽しく読むことができました(すでに本学を卒業し た学生、また退職された教職員による文章もあり、
その人たちを懐かしく思い出す機会にもなりまし た)。
私にとっては、とくに教員が書いた、彼・彼女らが 大学院時代あるいは若手時代に図書館にこもって 研究や仕事をした思い出をつづった文章には、自分 図書館長 比屋定 泰治
(法学部 教授)
プロフィール
比屋定 泰治(ひやじょう やすはる) 所属 : 法学部 法律学科
専門分野 : 国際法
研究テーマ : 国際機構の法的地位、日米地位協定 好きな作家 : 東野圭吾、貴志祐介、伊坂幸太郎
本との出会いがあなたの人生を変えるかもしれない
度に見渡すことができる、それを実際に手に取るこ とができるといった強みがあるのです。
その観点からいうと、沖国大の図書館は、基本的 に開架式(利用者が書架・書庫に自由に入れる方 式)になっています。そのため、お目当ての本を探す さいには、たくさんの本を眺めつつ本棚の間を歩く ことになります。そこには、予期せぬ本との出会いの チャンスがあるのです。たとえば、ゼミの発表に必 要な本を探していたら、まったく関係ない本に不意 に目が留まり、次回のゼミ発表はその本の内容につ いて行うことになった、ということもあるかもしれま せん。
*
ゼミの発表といえば、ここ数年で多くみられるよ うになってきた傾向として、参考文献のリストのほと んど、あるいはすべてが、ネット上のサイトのURL(ア ドレス)の列挙になりがちであることが指摘できま す。たとえば、法務省とか外務省とか沖縄県のよう な公的な機関のHPならまだしも、匿名の何者かが 趣味でまとめているようなサイトが引用されている こともあります。こうした私的なサイトに書かれた情 報には、その信頼性を保証する根拠はほとんどあり ません。また、そこから引用した情報に誤りがあって も、誰も責任をとってはくれません。
それに比べると、本(とくに専門書)の情報は信頼 性が高いのです。経歴の明らかな著者が、出所の明 らかな資料を駆使して文章を練り上げ、自らの責任 の下に書いているからです。たとえ、内容に間違い や偏りがあったとしても、責任の所在は明確になっ ている。こうした点が、本が有する価値のひとつだと いえるでしょう。みなさんも、ゼミで発表する場合に みなさんは図書館をよく利用しますか。あまり図
書館には行かないという人、ほとんど行かないとい う人もいるかもしれません。べつにここで「図書館に 行きなさい」と上から目線で言うつもりもありませ ん。じつは私も学部生のときにはあまり図書館に行 った記憶がありません(大学院時代にはかなりお世 話になりましたが)。ただ、特にしたいこともなく時 間を無駄に過ごしている、と感じているような人に は、「図書館に行くという手もありますよ」と言いた いのです。
図書館では、専門書だけでなく一般の雑誌も読め て、静かな時間に浸ることができ、夏は涼しく快適 に過ごせます。そのついでに整然とたくさん並んだ 本をながめてみれば、その中に興味をもてる本もあ るかもしれません。本というのは基本的に、著者が 長い時間をかけて研究や経験をしたことが書かれ ています。つまり本を読むということは、その場に居 ながら、短時間で、しかも図書館なら無料で、そうし た貴重な成果を受け取ることにほかならないので す。
*
最近では、本を買うのはネット書店(アマゾンな ど)がほとんど、という人も多いのではないでしょう か。たしかにネット書店は、来店不要で品揃えも多く 非常に便利です。しかし、「おすすめ本」として表示 されるのはいつも似たような人気の本ばかりだった りしますし、検索した場合には当然のことながら検 索語に直接関連する本しか出てきません。そこには、
思いがけない出会い、つまり「こんな本もあったん だ」というような偶然の出会いは生まれにくいので す。その点で、従来からの書店には、多様な本を一
自身の経験も重ね合わせて共感することができま した。私にも図書館にこもっていた時代があり、それ は今考えてもこれまでで最も勉強した時期であり、
現在の私の基礎を懸命に築いていた時間だったと 思います。つまり図書館で過ごした時間が、私の人 生を作ってくれたと言っても過言ではありません。
みなさんの人生にも何か影響を与えるような体験 が待っているかもしれません。そんな図書館に、一 度来館してみてはいかがでしょうか。
は、少なくとも2、3冊は本を参考文献とし、その情報 を基幹として発表内容を組み立てるようにしてほし いと思います。
*
ただし、ネット上には最新の情報や非常に参考に なる情報が豊富にあり、そこでの情報収集は非常に 便利であることも事実です。また近年では、沖国大 の図書館や他の機関が提供する、いわゆる電子ジャ ーナルの充実ぶりにも目を見張るものがあります。
私も研究をする際には、まずは電子ジャーナルで論 文等を探して集めることから始めます。そのあとに 図書館に行って、電子版が存在しない論文等を貸 借・コピーしたり、ILLを利用して集めたりしていま す。このように図書館の利用法には、来館およびネッ ト利用がありますが、そのどちらも特有の意義をも った非常に価値のあるものです。みなさんも、こうし た利用法を必要に応じて使い分け、ぜひ図書館を 思う存分活用してほしいと思います。ちなみにILLと は、図書館間相互貸借サービスのことです。沖国大 の図書館にない本や論文でも、他大学の図書館な どから取り寄せ、またはコピーを送ってもらうことが できる、とても便利なサービスです。
*
今回、この文章を書くに当たり、これまでに発行さ れた図書館報『でいご』のいくつかに目を通しまし た(図書館HPで第36号以降を読むことができま す)。歴代の図書館長のほか、教員、職員、学生たち の図書館や本に対する思いが込められた文章を読 んで、たいへん勉強になったとともに、「この人はこ のようなことを考えていたのか」ということにふれて、
楽しく読むことができました(すでに本学を卒業し た学生、また退職された教職員による文章もあり、
その人たちを懐かしく思い出す機会にもなりまし た)。
私にとっては、とくに教員が書いた、彼・彼女らが 大学院時代あるいは若手時代に図書館にこもって 研究や仕事をした思い出をつづった文章には、自分 図書館長 比屋定 泰治
(法学部 教授)
プロフィール
比屋定 泰治(ひやじょう やすはる)
所属 : 法学部 法律学科 専門分野 : 国際法
研究テーマ : 国際機構の法的地位、日米地位協定 好きな作家 : 東野圭吾、貴志祐介、伊坂幸太郎
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大学図書館を利用しよう
極的に利用して、図書館の利用方法や資料・情報の 探し方を学んでください。図書館利用の知識と技能 を身につけることは、在学中の学習活動に役立つだ けでなく、卒業後の社会で直面する様々な課題・問 題に対しての「問題解決能力」にも繋がります。 なお、将来、公共図書館や学校図書館で働くため に「司書資格」を取りたいと思っている人は、1年次 から司書資格関連科目を履修してください(『履修ガ イド』図書館司書資格取得のための課程を参照)。 但し、「本が好きだから」という理由だけで司書にな ると、とても辛い仕事になると思います。図書館は 利用者にいろいろな図書館サービスを提供する
「場」ですから、司書は利用者と直接接して対面サー ビスをおこないます。そのため司書には資料・情報 の探策能力だけでなく、利用者ときちんと向き合っ てコミュニケーションを取ることが求められます。人 とかかわることが苦手、嫌いなどという人には向か ない仕事なのです。人が好きで人のために奉仕する ことができ、利用者の満足(喜び)を自分の喜びと感 じられる人が、司書としての大切な資質を備えてい ると思います。司書をめざす人は、あらためて自分を 見つめてみてください。
新入生の皆さんは、これからの学生生活を楽しむ とともに、本学図書館を活用して大いに学び、自分 自身を成長させて社会に出ていけるような大学生活 をおくってください。
新入生の皆さん、本学図書館を活用して「大学生 の学び方」を身につけましょう。なぜなら、これまで の高校生活とは違い、大学では1年次のレポート作 成や記述試験から卒業論文の執筆まで、「自ら調 べ・学び、問題を解決する」ことが求められるからで す。このような自立的な学習を支援するのが本学図 書館です。図書館にある資料や情報、施設や設備、
さらに図書館員などを上手に活用することで、より 合理的・効率的な情報行動をとれるようになりま しょう。
では、皆さんをサポートする本学図書館はどのよ うな空間なのでしょうか。地上4階、地下2階建ての 図書館には、約50万冊の図書のほか、雑誌・新聞・
視聴覚資料などが所蔵されています。これらの本や 雑誌の閲覧や貸出しはもちろん、DVDなどの視聴、
利用者用PCで情報検索や情報加工(作成)などもで きます。また、館内には一般の閲覧席のほか、個人 席や研究個室などのように、学習や研究に集中でき る静かな環境スペースと、グループ学習室のように、
仲間と一緒に話し合いながら学べるスペースがあり ます。さらに、4階ホールでは映画上映もできます し、地下の書庫には自由に入り自分で資料を探すこ ともできます(詳しくは『学生便覧』や『図書館の ホームページ』参照)。
このように大きな図書館をより効果的に利用する には、「館内のどこにどのような資料や設備があり、
どのような図書館サービスを受けられるか」を知る ことが大切です。そのためには、実際に本学図書館 を利用してみることです。その時、もしもわからない ことがあればカウンターの職員に気軽に聞いてくだ さい。丁寧にサポートしてくれます。なお、図書館で は新入生を対象とした「図書館オリエンテーショ ン」での利用方法の説明や、各種ガイダンスやサ ポートも実施していますので、そのような機会を積
総合文化学部講師 吉 田 肇 吾(図書館司書課程)
−立ち止まることを許してくれる場所 図書館
の感覚に似ている。バスを乗り 継いで香港・マカオからイギリ ス・ロンドンまでの旅の途中、日 本人の若者は車窓から流れる 風景を横目に、ひたすら本を読 み続ける。アジアからヨーロッ パまでの道程を、大量の本が 往来し、「私とは何者なのか」と いう問いが流動する。「茶」とい
う飲み物が「cha」「chai」から、「te」「the」「tea」へと移 りゆく瞬間、つまり「c」から「t」へと変わる瞬間、そこ にアジアとヨーロッパの目に見えぬ境界線とグラデ ーションを感知する。その時、若者は「確かに<私>
はアジアにつながり、ヨーロッパにつながっている」
ことを発見する。かつてその「つながり」には、交易も あっただろうし、暴力や略奪もあったはずだ。立ち止 まって本を読むことは、若者が「世界」に生きている ことを確認させる。
「世界」を確認するだけではな い。内田義彦著『読書と社会科学』
(岩波書店、1985年)で述べられ ているように、「時間」「歴史」との 連続を確認することもできる。内田 によると、「古典」とは、「古ぼけたも の」だから古典になるのではない。
いつの時代にも、誰が読んでも、何 度読んでも新たな発見があるもの
を「古典」という。つまり、時代を超えた普遍性を備え た良作こそが「古典」であることを知る。
自己を「世界」に位置づけると同時に、「時間」「歴 史」との連続性を知ること。これが普遍性であり、「科 学的に物事を捉える」ことを知る。図書館という場所 は、若者にとって必要な、立ち止まる時間と空間を 許してくれるところである。
私は1991年3月に沖縄国際大学を卒業した。気 がつくと、もう25年も経っていた。あの狭くて、暗かっ た古い図書館の書庫も懐かしい。大学3年生の頃に 社会学という学問に惹かれ、講義とアルバイトの合 間に大学図書館に引きこもって、ひたすら社会学の 本を読み漁った。ときはバブル経済絶頂期だったが、
首都圏など県外企業の「青田買い」に刈り取られた 学生を除けば、沖縄の大学生にとっては「どこ吹く 風」という皮膚感覚があった。それから2年もしない うちに、バブルは崩壊した。
そんな中、「何がしたいのか」「どこに行きたいの か」を見つけることができなかった完全モラトリアム の私は、ただひたすら、あの古い図書館で社会学の 本を読んでいた。開館から閉館まで引きこもることも あった。読み疲れたら図書館を出て、学内外を散歩 することもあれば、図書館の机の上に本と荷物を置 いたまま、宜野湾マリーナまでドライブし、そしてま た図書館に戻って本を読むという日々もあった。も ちろん、今はそんなことをすると机の荷物は撤去さ れるのだけれど、あの頃のゆるい空気が流れる図書 館が好きだった。
卒業後、同期たちが社会の方々に出ていくなかで、
それでも私は図書館に引きこもった。県外の大学院 を受験し、社会学の研究にどっぷりと浸かってみよ うと覚悟することができたのは、おそらくその頃だっ たと思う。バブルで国中が活気に溢れていようが、そ の神話が崩壊して身も心も忙しなく駆け回っていよ うが、古ぼけた図書館は私にゆるやかな時間を与え、
じっくりと立ち止まって考えることを許してくれた。個 人で端末を携帯することもなく、インターネットもな い時代だった。
図書館に引きこもっていたあの頃の感覚は、説明 することが難しい。でも、あえて言うなら、沢木耕太 郎著『深夜特急』(新潮社、1986年)を読んでいた時
総合文化学部准教授 桃 原 一 彦
写真1:沢木耕太郎著『深 夜特急』(新潮社、1986年)
写真2:内田義彦著
『読書と社会科学』
(岩波書店、1985年)
大学図書館を利用しよう
極的に利用して、図書館の利用方法や資料・情報の 探し方を学んでください。図書館利用の知識と技能 を身につけることは、在学中の学習活動に役立つだ けでなく、卒業後の社会で直面する様々な課題・問 題に対しての「問題解決能力」にも繋がります。
なお、将来、公共図書館や学校図書館で働くため に「司書資格」を取りたいと思っている人は、1年次 から司書資格関連科目を履修してください(『履修ガ イド』図書館司書資格取得のための課程を参照)。
但し、「本が好きだから」という理由だけで司書にな ると、とても辛い仕事になると思います。図書館は 利用者にいろいろな図書館サービスを提供する
「場」ですから、司書は利用者と直接接して対面サー ビスをおこないます。そのため司書には資料・情報 の探策能力だけでなく、利用者ときちんと向き合っ てコミュニケーションを取ることが求められます。人 とかかわることが苦手、嫌いなどという人には向か ない仕事なのです。人が好きで人のために奉仕する ことができ、利用者の満足(喜び)を自分の喜びと感 じられる人が、司書としての大切な資質を備えてい ると思います。司書をめざす人は、あらためて自分を 見つめてみてください。
新入生の皆さんは、これからの学生生活を楽しむ とともに、本学図書館を活用して大いに学び、自分 自身を成長させて社会に出ていけるような大学生活 をおくってください。
新入生の皆さん、本学図書館を活用して「大学生 の学び方」を身につけましょう。なぜなら、これまで の高校生活とは違い、大学では1年次のレポート作 成や記述試験から卒業論文の執筆まで、「自ら調 べ・学び、問題を解決する」ことが求められるからで す。このような自立的な学習を支援するのが本学図 書館です。図書館にある資料や情報、施設や設備、
さらに図書館員などを上手に活用することで、より 合理的・効率的な情報行動をとれるようになりま しょう。
では、皆さんをサポートする本学図書館はどのよ うな空間なのでしょうか。地上4階、地下2階建ての 図書館には、約50万冊の図書のほか、雑誌・新聞・
視聴覚資料などが所蔵されています。これらの本や 雑誌の閲覧や貸出しはもちろん、DVDなどの視聴、
利用者用PCで情報検索や情報加工(作成)などもで きます。また、館内には一般の閲覧席のほか、個人 席や研究個室などのように、学習や研究に集中でき る静かな環境スペースと、グループ学習室のように、
仲間と一緒に話し合いながら学べるスペースがあり ます。さらに、4階ホールでは映画上映もできます し、地下の書庫には自由に入り自分で資料を探すこ ともできます(詳しくは『学生便覧』や『図書館の ホームページ』参照)。
このように大きな図書館をより効果的に利用する には、「館内のどこにどのような資料や設備があり、
どのような図書館サービスを受けられるか」を知る ことが大切です。そのためには、実際に本学図書館 を利用してみることです。その時、もしもわからない ことがあればカウンターの職員に気軽に聞いてくだ さい。丁寧にサポートしてくれます。なお、図書館で は新入生を対象とした「図書館オリエンテーショ ン」での利用方法の説明や、各種ガイダンスやサ ポートも実施していますので、そのような機会を積
総合文化学部講師 吉 田 肇 吾(図書館司書課程)
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物的リソースの宝庫
に書籍や文献が必要になることがよくあるため、本 学の図書館を利用する機会は多くなります。その際、
その日の研究に付随する作業の進捗状況に合わせ て、地下二階から三階まで数多くある研究個室また は、閲覧室の中から必要な空間を選んでいます。時 折、その作業中に煮詰まった状態に陥ることもあり ますが、その時は空間を移動して気分転換を図りま す。例えば、一階で県内外の新聞を読んだり、いろ いろなジャンルの雑誌に目を通したり、時には二階 にある休憩室に腰掛けて飲み物で喉を潤すことも あります。そうすることにより頭が冴え再び作業に 取り掛かることができます。このように本学の図書 館で充実した空間を得ることができるのは、館内に 設置されたさまざまな空間があるからだといえます。
さらに、本学の図書館には私たち沖縄県民にとっ て特別な空間、「米軍ヘリ墜落事故関連資料室」が あります。二階の一角にあるその空間には、2004年 8月13日に起きた米軍ヘリコプター墜落事故の貴 重な関係資料や写真パネルが展示されています。
その当時、私は沖縄に不在だったため、本資料室で 初めて展示資料を目にした時、強い衝撃を受けま した。本資料室は、私たち沖縄県民に当時の事故を 風化させてはならないこと感じさせ、同時に隣接す る普天間基地の危険性を考えさせられる貴重な空 間だといえます。
このように本学の図書館は、私にとって単に図書 の貸出しをする施設ではなく、貴重な資料の展示 や豊富な蔵書、そして充実した空間を提供してくれ る「物的リソースの宝庫」であり、校内でも特別な場 所です。皆さんにとって本学の図書館はどのような 場所でしょうか。
皆さんは、普段どこで勉強や課題のレポートの作 成をしていますか。その場所として図書館を利用し ている人は多いと思います。私もその一人です。私 の住む町や隣接する市町村にも自習スペースを設 置した図書館はありますが、私はあえて本学の図書 館に足を運んでいます。その理由は「物的リソース の宝庫」だからです。
今や電子媒体を使って調べものをすることは、そ の利便性から多くの人が使う手段だといえます。し かし、電子媒体から得た情報は、その情報源によっ ては信憑性が欠けることもあります。電子媒体に対 して印刷媒体から必要な情報を入手するには、
少々手間がかかる場合もありますが、私はその作 業も学びの一過程だと考えています。本学の図書 館で蔵書を検索する作業にあたっては、館内に設 置されているOPAC端末に探している書籍のキー ワードを入力していきます。しかし時々、検索が上 手くいかないこともありますが、とりあえず資料検 索で見つかった蔵書先に行ってみます。そして、配 列されている同じ領域の書物に目を向けてみると 探していた書籍に遭遇することがあります。また、
新たに見つかった書物の参考文献に目を通してみ ると思いがけない書籍が見つかることもあります。
このように本学の図書館で書籍を探す作業は、蔵 書検索OPAC端末での資料検索から始まり、芋ずる 式に「まさにこれだ」と思う書籍に遭遇することがで きたり、思いも寄らない書籍を手にすることができ たりします。本学の図書館は、まさに図書の宝庫だ といえます。
また、本学の図書館に設置されたさまざまな空間 も「物的リソースの宝庫」の一つだといえます。皆さ んも館内に設置された閲覧室やグループ学習室、
AV・PCコーナーなどを利用する機会は多いのでは ないでしょうか。私の場合、修士論文の執筆活動中
地域文化研究科英米言語文化専攻 2 年次 津 覇 久 子
物的リソースの宝庫
に書籍や文献が必要になることがよくあるため、本 学の図書館を利用する機会は多くなります。その際、
その日の研究に付随する作業の進捗状況に合わせ て、地下二階から三階まで数多くある研究個室また は、閲覧室の中から必要な空間を選んでいます。時 折、その作業中に煮詰まった状態に陥ることもあり ますが、その時は空間を移動して気分転換を図りま す。例えば、一階で県内外の新聞を読んだり、いろ いろなジャンルの雑誌に目を通したり、時には二階 にある休憩室に腰掛けて飲み物で喉を潤すことも あります。そうすることにより頭が冴え再び作業に 取り掛かることができます。このように本学の図書 館で充実した空間を得ることができるのは、館内に 設置されたさまざまな空間があるからだといえます。
さらに、本学の図書館には私たち沖縄県民にとっ て特別な空間、「米軍ヘリ墜落事故関連資料室」が あります。二階の一角にあるその空間には、2004年 8月13日に起きた米軍ヘリコプター墜落事故の貴 重な関係資料や写真パネルが展示されています。
その当時、私は沖縄に不在だったため、本資料室で 初めて展示資料を目にした時、強い衝撃を受けま した。本資料室は、私たち沖縄県民に当時の事故を 風化させてはならないこと感じさせ、同時に隣接す る普天間基地の危険性を考えさせられる貴重な空 間だといえます。
このように本学の図書館は、私にとって単に図書 の貸出しをする施設ではなく、貴重な資料の展示 や豊富な蔵書、そして充実した空間を提供してくれ る「物的リソースの宝庫」であり、校内でも特別な場 所です。皆さんにとって本学の図書館はどのような 場所でしょうか。
皆さんは、普段どこで勉強や課題のレポートの作 成をしていますか。その場所として図書館を利用し ている人は多いと思います。私もその一人です。私 の住む町や隣接する市町村にも自習スペースを設 置した図書館はありますが、私はあえて本学の図書 館に足を運んでいます。その理由は「物的リソース の宝庫」だからです。
今や電子媒体を使って調べものをすることは、そ の利便性から多くの人が使う手段だといえます。し かし、電子媒体から得た情報は、その情報源によっ ては信憑性が欠けることもあります。電子媒体に対 して印刷媒体から必要な情報を入手するには、
少々手間がかかる場合もありますが、私はその作 業も学びの一過程だと考えています。本学の図書 館で蔵書を検索する作業にあたっては、館内に設 置されているOPAC端末に探している書籍のキー ワードを入力していきます。しかし時々、検索が上 手くいかないこともありますが、とりあえず資料検 索で見つかった蔵書先に行ってみます。そして、配 列されている同じ領域の書物に目を向けてみると 探していた書籍に遭遇することがあります。また、
新たに見つかった書物の参考文献に目を通してみ ると思いがけない書籍が見つかることもあります。
このように本学の図書館で書籍を探す作業は、蔵 書検索OPAC端末での資料検索から始まり、芋ずる 式に「まさにこれだ」と思う書籍に遭遇することがで きたり、思いも寄らない書籍を手にすることができ たりします。本学の図書館は、まさに図書の宝庫だ といえます。
また、本学の図書館に設置されたさまざまな空間 も「物的リソースの宝庫」の一つだといえます。皆さ んも館内に設置された閲覧室やグループ学習室、
AV・PCコーナーなどを利用する機会は多いのでは ないでしょうか。私の場合、修士論文の執筆活動中
地域文化研究科英米言語文化専攻 2 年次 津 覇 久 子
図書館のススメ
漁っていた。時に日本語で書いてあるはずなのに 何が言いたいのかさっぱりわからないまま読み終 えた本もあった。しかし、また何冊か読み終えたあと にその本を読み返してみると内容が理解できた時 には快感であった。
現在、私は院生になり大学生時代に比べて図書 館に行く頻度は上がっている。大学生時代には読 むことは無かった本にも出会うことが出来た。その 本から得られる情報は、私の知りたいという欲求を 埋めてくれる。院生になってからは、本学の図書館 には無い書籍や論文もありそれがどうしても読みた い時困ることがある。しかし、本学の図書館には、
「ILL複写依頼(コピーの取り寄せ)」、「ILL貸借依頼(
現物貸借)」がありそれらを活用すれば、本学に無 い本や論文も読むことができる。この機能を活用す るようになったのは院生時代になってからであるが、
これから図書館を利用する方々には、この機能を活 用して様々な本と出会って欲しい。
また、図書館にはグループ学習室、個別学習室が ある。そこで多くの学生が集中して勉学に励んでい るのを見ると自分自身のやる気にもつながる。新聞 コーナーには「琉球新報」、「沖縄タイムス」といった 地方紙だけではなく「日本経済新聞」などの全国紙 も置いてあり、全国や地方で日々何が起きているの かも確認することができる。3階にはAVコーナーが ありそこで息抜きすることもできる。是非、一度図書 館に足を運んでもらうことで本学の図書館の良さを 感じてもらいたい。
私が習慣的に本を読むようになったのは大学に 入ってからである。それ以前は、ほとんど漫画しか 読んでおらず世の中で何が起きているか?沖縄県 で何が起きているのか?について全くの無関心で あった。大学では、高校や専門学校とは違い幅広く 色々な分野について学ぶ機会があり、次第に色々 なことに興味・関心が湧きはじめた。そこから、私は 図書館を利用するようになった。
大学では、レポートや論文を書くために多くの専 門書を読み込まなければならない。専門書は普通 の書籍とは異なり値段が高く、書籍によっては1万 円を超えるものもあり、大学生の少ない収入ではな かなか何冊も買うことは難しい。図書館とは、大学 生にとっては必要な場所でありそこを使わず卒業し てしまうことは人生にとって大きなマイナスになる と思う。図書館を利用すれば、高額で手が届かない 本も読むことができる。私自身、図書館を利用し数 多くの書籍を読むことで得られたものは3つある。
一つ目は、問題解決能力。二つ目は、表現力が豊か になる。三つ目は、論理的思考力。この三つは、社会 に出たときにも必要な力であり、大学生のうちに身 に付けておいた方が良いと思う。本を読むことで得 られることは人それぞれだとは思うが、本を読んで 損することは無いだろう。また、本を読むという行為 は、偉大な先人たちの思考をなぞることのできる方 法である。例えば、沖縄の長年抱えている基地問題 に対してもある作者は「基地は賛成」という人もい れば「基地は反対」という人もいる。ここで読む時の 注意点は、決して鵜呑みにしないことである。本を 読みあるテーマについて賛成側の意見も反対側の 意見も両方の意見を読み比べ、最終的にどちらが 正しいかを判断するのは自分自身である。
学部生時代の私は、大学で専攻している領域だ けではなく興味のある領域の本を片っ端から読み
地域産業研究科地域産業専攻 2 年次 島 袋 友 寛
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「図書館を利用して」
ば、本屋でこの本に出会ったとしても手に取ること はないであろうものもある。しかし、図書館でランダ ムにとったこの本をあえて読んでみる。自分の研究 テーマではないこともあり、気楽に読むことができ る。内容はわかりにくいものもあるのだが、普段の 自分にはない知識や、感性を得ることができる。な にか運命めいたものを感じる自分だけにしかわか らない楽しみであり、リフレッシュするための大切な
時間である。
私が図書館を利用するもう一つの理由としては やる気をだすためでもある。やはり、研究や勉強に 気持ちがのらないときもあり、自分のモチベーショ ンを常に一定に保つということは非常に困難であ る。どんなにやる気がないときでも、作業をするし ないに関係なくできる限り図書館に足を運ぶように している。
というのは、自分以外の図書館の利用者から刺 激をもらうためである。図書館に来てみると、研究テ ーマや目的は違えど、一生懸命机に向かって勉強 をしている人がたくさんいる。そういう人の姿は自 分にとっても、やる気を取り戻させてくれるペースメ ーカーのような存在である。
卒業論文を執筆するまでのあと約1年間、図書館 にはお世話になることだろう。知識を得ることがで きる場として有意義に利用したい。
何をしたいか、何をするべきか迷っている人は、
ぜひ図書館に足を運んでみてほしいと思う。無限の 知識が詰まっている図書館だからこそ、何かのヒン トを与えてくれるはずである。
大学院に入学してから約1年程経つが、本学の 図書館には大変お世話になっている。
本学の図書館の魅力はなんといっても、その保 管されている本の豊富さである。様々なジャンルの 本が保管されていることは言うまでもなく、雑誌や 新聞のバックナンバー等もかなりの年数分保管さ れている。
私は、本大学院に入学するために関西から沖縄 に移住してきたのだが、図書館にはこれまでもかな り身近に触れてきたつもりである。高校生の頃は住 まいの近くの大学、大学生になってからは自身の通 っていた大学の図書館によく出入りしていた。図書 館は学校によっても様々なカラーがある。例えるな らば、各校の学食と同じくらいの個性があるように 思われる。本学の図書館ほど施設面、書庫の内容 共に充実した図書館はそうはないのではないだろ うか。
私は、主に図書館2階の研究個室をよく利用す る。図書館自体の開館は平日は午前8時からなの だが、2階を利用できるのは午前8時半からであ る。8時に図書館に来た時には、この2階の研究個 室を利用できるまでの30分の時間を図書館入り 口付近のブラウジングコーナーでその日の朝刊の 各紙の社説に目を通してみる。文章の書き方の参 考にするためだ。成程と思う反面、自身の文章力の なさに落胆することもしばしばある。
そして、8時半になり2階を利用できる時間にな ると研究個室にこもり、研究テーマである論文の作 成や資格の勉強をする。論文を作成するための資 料が豊富にあることに加え、資格試験の雑誌もおい てあるため非常に役立つ。
集中力が切れたり、アイディアが思いつかないと きには2階の新書コーナーからランダムに1冊手に 取り読んでみたりする。もちろん、普段の自分であれ
法学研究科法律学専攻 2 年次 杉 山 倫 行
私の相棒図書館
は今まで使ったことがある図書館とは段違いの蔵書 量です。そしてその蔵書量の中で自分の興味がある本 を見つける事が出来たのは、データベースと司書の 方々の丁寧なサポートのおかげでもあります。図書館 には本を読むだけではなく、集中して勉強する、レポ ートを作るなどでも利用し4年間大変お世話になり、
僕にとって大学生活を送る上では欠かせない「相棒」
になりました。沖国の図書館、そしてそれを運営する司 書の方々ありがとうございました。
私にとって図書館は大げさな言葉に聞こえるかもし れませんがまさに大学生活での「相棒」と言えるでしょ う。
私自身今までの人生の中で図書館を利用したこと がほとんどありませんでしたが、大学一年生の時に空 いた時間を埋める為に、ふと図書館へ行き本を読むこ とにしました。しかし、ただの時間つぶしのつもりがす っかり本の魅力にハマってしまい、そこが私と相棒の 出会いでもありました。そのハマってしまった主な原因
法学部地域行政学科 又 吉 拓 哉
(平成 28 年 3 月卒業)
図書館を利用して
かるので、全部は見て回れなかった。読みたい本がす ぐに見つかるOPACという機能は、レポートを書く際大 いに役に立った。また、勉強する場所としても非常に環 境が良い。一人で集中したいときは個室のスペースがあ り、グループで話し合いなどするときはグループ学習 室を利用することができる。しかし、大学図書館では、
私がまだ知らない用途も持ち合わせているように思う。
うまく図書館を利用して、勉強も頑張りながら学生生 活を充実させたいと思う。
図書館は、ある意味私の居場所の一つである。まだ 入学して間もない頃、授業と授業の間の空いた時間に よく図書館へ足を運んだ。課題があるときはそれをや っていたが、暇なときは友達と図書館の中を静かに散 策した。大学図書館の中はとても広く、初めて見たとき は驚いた。地下にまで書庫があり、パソコンやDVDを 鑑賞できるスペースも設けられていて、非常にわくわく した。また本に目を向けると、色々な分類の本が置か れており、歩いて見るだけでもすぐ気になる本が見つ
経済学部地域環境政策学科 2 年次 知 花 佳那子
図書館を利用して
のです。まだ夢への道は遠く、未熟な私ですが、図書 館を大いに活用できる残りの在学期間に一歩前進で きればいいと思います。
そんな私も春から早くも就活生。新聞を自宅で購読 していないため、全新聞社が揃う図書館は大きな力と なっています。情報収集の場として最適な施設ですが、
まだ活用していない学生も多くいる事でしょう。本は 分厚く難しいというイメージがあっても、実際には成長 できる発見がありますよ。
本は私にとって大切な参考書であり教科書です。マ ーケティングを専攻して学んでいる私ですが、将来の 夢は小説家になることです。ただ想いや好きなことを 書き綴るだけでは誰もが好きになる本は書けません。
図書館には文学をはじめ、多くの分野の書籍が並び、
それぞれが個性を持っています。小説を書くにあたっ て、読んだすべての本が夢へ近づくためへの教科書。
どのように表現したらいいのだろう、どのように描写 が最適か、悩んだらすぐ図書館へ。好きな分野の本を 探し、なるほどと頭をフル回転させてまた執筆へ戻る
産業情報学部企業システム学科 4 年次 嘉 数 夕 海
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