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第3章 戦後日本の景気循環(1) ○問題提起

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2019年12月3日 Cグループ 早瀬

山家悠紀夫『景気とは何だろうか』岩波新書、2005年 第3章 戦後日本の景気循環(1)

○問題提起

P77の表3-1で、景気の谷から山への拡張期間が、山から谷への後退期間よりも長くなっ

ている(第9循環を除く)ことがわかるが、これは政府が意図してこうなったのか、それ とも自然にこうなったのか?

選んだ理由

拡張期間が長いほうが景気が上向きになっていて良いのではないかと考えて、景気 を政府はきちんとコントロールすることができているのか、コントロールするにはど んな要因が必要なのか意見を聞きたいと思ったから。

A

P79L14に「後退期間の終了は過剰在庫の調整の終了という市場本来の要因によるところが

大きい」と書いてあり、政府が意図して介入したとしても、後退期間の長さの違いになっ て現れる程度は小さいと見ていい。後退期間は自然になったもの。

B

拡張期間の終了には政府が介入していた。しかし後退期間は自然である。理由はp.79に「後 退期間の終了は……市場本来の要因によるところが大きい」とあるから。また、ニクソン ショックやオイルショック等の海外要因の影響もある。拡張期間が後退期間よりも長かっ たのは、金融緩和が行なわれたからである。

拡張期間は基本的には政府の意図でこうなったのだと思うが、外国の情勢や石油危機等に より政府が意図したものではない場合もある。

D

政府が意図して後退期間へ誘導させたものの 後退期間の長さは自然的なものだ と思う。市 場のメカニズムから考えると、今回挙げられている後退期間の平均17ヶ月は好景気による 過剰在庫の調整期間として政府が意図して行ったと思う。好景気の時は、過剰供給による 景気の悪化が予想される。自由に放っておいておくことで景気はいっそう悪くなる。政府 はそれを防ぐために対策を打った。

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