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『健やかたちかわ21プラン第2次』(立川市第4次地域保健医療計画)実践編

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Academic year: 2018

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(1)

健やかたちかわ21プラン 第2次

(立川市第4次地域保健医療計画)

~ 実 践 編 ~

<健康づくりスローガン>

自分で、仲間で、地域で、取り組もう健康づくり!

健やかたちかわ21プラン 第 2 次(立川市第4次地域保健医療計画)は、第4次長期 総合計画に基づき、「立川市民の健康づくりに関する意識調査」(平成25[2013]年10月 実施)の結果や、第3次地域保健医療計画(健やかたちかわ21プラン)の評価等により浮 かび上がった様々な課題を踏まえたうえで、市民の健康づくりを推進・支援するための行 動計画として策定しました。計画の期間は平成27[2015]年から平成31[2019]年ま での5か年です。

市は基本目標の達成に向けて、市民一人ひとりの主体的な取り組みを中心に健康づくり を推進し、さらに地域全体で健康を支援する環境づくりを目指します。

この実践編では、様々な健康情報や生活改善に向けた具体的なヒントをご紹介していま す。ぜひご活用いただき、地域ぐるみでの健康づくりにお役立てください。

<計画の基本目標>

① 健康であると感じている市民の割合を増やす

【現状】  81. 8% (平成 25[2013]年) 【目標】  83. 0% (平成 31[2019]年)

② 健康寿命を延伸する

介護が不要で心身ともに健康な期間を、健康寿命といいます

(2)

地域のつながりを大切に

健康フェアでの医師講演会の様子

地域のつながりが健康と関連していることが指摘されています。身近な地域で、健康づくりを自ら行 い、地域で支えあうという考えを進める上でも、地域のつながりを大切にすることはますます重要にな ります。

取り組んでみよう!

・一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組み、地域や世代間で支えあうという意識を持ち実践 する。

・地域に関心を持ち、あいさつや声かけによりコミュニケーションを深める。

・自分に合った地域の活動に参加し交流することで、身近な地域でのつながりを作る。

主な地域活動について

〇地区健康フェア…自治会を中心に体育会や子ども会などが実行委員会をつくり、地域が主体と なって行う健康づくりの催し。小・中学校の体育館や学習等供用施設など市内12か所で年に 1回開催しています。市広報や自治会回覧板でお知らせ。

〇健康づくり推進員(健康ささえ隊)…市民主体の健康づくりを進めるために、市が募集・養成 している地域で健康づくりの活動を行うボランティア。年1回、市広報で募集。

〇地域健康づくりグループ支援事業…地域の皆さんが用意した会場へ、毎月3回、1年間、体操 の指導者を派遣します。年2回、市広報で募集。

 以上については、健康推進課にお問い合わせください。

〇生涯学習や自治会活動…市民交流大学など生涯学習は市生涯学習推進センターへ、自治会活動 への参加は市協働推進課へお問い合わせください。

地区健康フェアにご参加を

身近な小中学校体育館などで実施されて いる地区健康フェアは、地域の方々がス タッフとして簡単な身体測定や体力測定、 健康体操などを行っています。

市民の方が自ら行う催しに、地域包括支 援センターや薬物乱用防止推進立川市協議 会等のほか民間の事業者も協賛し、地域ぐ るみで健康づくりを行っています。

(3)

元気な人こそ健康管理

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 34 38 42

受診者数 対象者数

平成 20

(2008) (2009)平成 21 (2010)平成 22 (2011)平成 23 (2012)平成 24 50, 690 18, 145 35. 8 50, 026 18, 953 37. 9 51, 424 18, 727 36. 4 52, 394 20, 876 39. 8 53, 516 21, 492 40. 2 受診率

40

36

(%) (人)

健康を維持・増進するためには、日頃から自分の健康状態をチェックする必要があります。生活習慣 病等の発症を減らすためには、生活習慣の改善による予防が重要です。

しかし、どれだけ予防を心がけたとしても、発症してしまうこともあります。もし、発症した場合で も、早期に発見し早期に治療を行えば重症化を防ぐことが可能です。だからこそ元気なうちから健康管 理に取り組みましょう。

取り組んでみよう!

・健康診査やがん検診、歯科健診等を定期的に受診する。また、健(検)診結果が要精密検査の 場合は早期に医療機関で精密検査を受ける。

・定期的に体重や血圧の測定を行う。

・かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬局をもつ。

健康診査の対象者数、受診者数、受診率の推移

(「立川市の保健衛生」より)

40歳以上の立川市民で、立川 市国民健康保険及び後期高齢 者医療保険加入者と生活保護 受給者等無保険者を併せた対 象者の内、健康診査を受診し た方の推移です。

受診率は微増していますが、 まだ4割程度です。

ぜひ、健康診査を受けましょ う。

かかりつけ医・かかりつけ歯科医・かかりつけ薬局をもちましょう

ご自宅や職場、学校などの近所に、気軽にかかれて相談もできる「かかりつけ医・かかりつけ歯科 医」をもちましょう。また、薬の処方時についても「かかりつけ薬局」をもちましょう。

       

か か り つ け 医:健康状態を継続的・総合的に把握してもらうことができます。 また、必要に応じて専門医や病院を紹介してもらえます。

かかりつけ歯科医:定期的な歯科健康診査等によって、虫歯や歯周病の早期発見・早期 治療につながり、歯と口の健康が保たれます。

(4)

食を通じた健康づくり

食事バランスガイド

菓子、嗜好飲料は 楽しく適度に

厚生労働省・農林水産省決定

毎日の記録を つけてみよう

両手いっぱいにのる量

主菜:血液や筋肉などを作るたんぱく質 副菜:体の調子を整えるビタミン・ ミネラル及び食物繊維

主食:エネルギーのもとになる炭水化物

健康的な生活を送るためには、正しい食習慣を身につけ、適正体重を維持することが大切です。主 食・主菜・副菜のそろったバランスの良い食事をしましょう。野菜は1日 350g以上摂ることが、重 要になります。

取り組んでみよう!

・バランスのとれた適切な食事内容について理解する。

・生活習慣病の予防を心がけた食生活を実践し、適正体重を維持する。 ▶主食・主菜・副菜のそろった食事をする。

▶一日に野菜を350g以上とる。

適正体重は、標準BMI(22)を基に算出します。 適正体重=22×身長(m)×身長(m)

計算例 身長160cmの場合 22×1.6×1.6≒56.3㎏

1日350g以上食べましょう ~野菜を手軽に食べる工夫~

・加熱するとカサが減って食べやすい

・作り置きできる野菜料理を活用する(冷凍野菜・乾物) ・外食は一品ものより定食を選ぶ

(5)

身体活動を増やす工夫

喫煙対策とCOPD

日常生活での動きも含めて、無理なくいつでも気軽にできる運動や生活活動を、毎日少しずつ続ける ことで、1日の活動量を増やすことが大切です。

活動量を増やすことは生活習慣病の予防・改善に効果的であり、筋肉・骨・関節などの運動器の働き を良い状態で保ち、ロコモティブシンドロームを予防する効果もあります。

取り組んでみよう!

・1日に1時間以上歩くように心がける。(日常生活の中での歩行)。歩けない場合は、1時間の 歩行に相当する身体活動を行うように努める。

・運動を習慣にするように心がける。

・運動や趣味活動を実践する自主グループや地域活動に、参加するよう心がける

ご存知ですか?ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)

ロコモとは筋肉・骨・関節などの運動器の働きが衰えることにより、移動機能が低下している状態の ことです。進行すると、普段の生活における自立度が低下し、放っておくと、やがて要介護状態を招き ます。

喫煙・受動喫煙が及ぼす健康への影響について、知識が普及しつつあるものの、妊婦・胎児への影響 や歯周疾患や循環器疾患との関係について認識している人は十分ではありません。

また、「たばこの煙」が原因で発症するCOPD(慢性閉塞性肺疾患)は、禁煙や早期治療により、 発症や重症化の予防が可能です。しかし、比較的新しい病名であることから、症状や医療機関の受診の 必要性を十分認識しないまま、適切な治療を受けず症状が進行している人が少なくないと推測されま す。今後は喫煙が及ぼす健康への影響についての理解を深めるとともに、COPDについての認知度を 高め、早期発見に結びつけることが重要です。

7つのロコチェック~もしかしてあなたもロコモ?~

□ 片脚立ちで靴下がはけない

□ 家の中でつまずいたり滑ったりする

□ 階段を上がるのに手すりが必要である

□ 家のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろし)が困 難である

□ 2㎏程度(1リットルの牛乳パック2個程度)の買い物をして 持ち帰るのが困難である

□ 15分くらい続けて歩くことができない

□ 横断歩道を青信号で渡りきれない

*1つでも当てはまればロコモの心配があります。

出典:「ロコモチャレンジ!推進協議会WEBサイト」

健康づくりは+10 (プラス・テン)から

まずは、今より1日10分多 く活動すること(+10[プラ ス・テン])から始めましょう。

(6)

こころの健康について考えよう!

□ 息切れ  しやすい

□ 長引く  咳・たん

取り組んでみよう!

・喫煙、受動喫煙が及ぼす健康への影響について正しい知識を持ち、適切な行動をとる。 ・COPDについて正しく理解する。

・禁煙希望者は、支援(禁煙外来等)を受けながら、禁煙に取り組む。

このような症状が長く続いていませんか?

他にもあてはまる項目がありますか?

□ 40歳以上である

□ 呼吸をするとゼーゼー・ヒューヒューと音がする

□ たばこを吸っている・吸っていた

気になる症状がある場合は、「呼吸器科」「呼吸器内 科」を受診しましょう。

呼吸機能検査(肺活量測定等の痛みを伴わない検 査)を受けることで早期発見が可能です。

問診では年齢と喫煙歴、そしてどういった症状が現 れたかを伝えることが重要です。

COPD:「肺の生活習慣病」ともいわれ、タバコの煙などの有害な空気を長く吸い込むことによっ て、気道や肺胞に障害が生じ、空気の出し入れがうまくできなくなります。息切れなどが生じ、重 症化すると一日中酸素吸入が必要になることもあります。「有害な煙」が原因なので、喫煙者だけ の病気ではありません。

こころの健康は、人がいきいきと自分らしく生きるために重要です。適度な運動・バランスのとれた 食事・十分な休養をとるなどの望ましい生活習慣を維持することでストレスと上手に付き合うことがで き、家族・友人、地域や職場の人と気軽に相談できる関係を保つことでストレスを減らすことが可能に なります。それでもストレスや不安が解消されない場合は、医療機関を受診するなど専門的な支援を受 けることが必要です。

取り組んでみよう!

・熟睡できるなど睡眠の質に着目し、十分な睡眠を確保する。 ・ストレスへの対処法など、専門的な支援を受ける。

・必要に応じて医療機関を受診するなど、専門的な支援を受ける。

(7)

歯と口の健康

うつ病を疑うサイン~周囲が気づく変化~

□ 以前と比べて表情が暗く、元気がない

□ 体調の不良を訴え(身体の痛みや倦怠感)が多くなる □ 仕事や家事の能率が低下、ミスが増える

□ 周囲との交流を避けるようになる □ 遅刻、早退、欠勤(欠席)が増加する □ 趣味やスポーツ、外出をしなくなる □ 飲酒量が増える など

出典:厚生労働省「うつ対策推進方策マニュアル 平成16年1月」

生涯を通じて歯と口の健康を維持するためには、適切な口腔ケアを行うことが重要です。健康寿命を 延ばし豊かな生活を送るには歯の喪失時期を少しでも遅らせる必要があります。

歯を失う原因となるむし歯や歯周病の予防は歯みがきなどのセルフケアに加え、定期的にかかりつけ 歯科医による健診、予防処置を受けることが大切です。日頃からお口の中を観察し、歯や口の健康を意 識するようにしましょう。

取り組んでみよう!

・かかりつけ歯科医をもち、定期的な歯科健診を受ける。

・歯と口を健康に保つことが全身の疾病予防のために重要であることを理解し、正しいケアの知 識を身に付け、実践する。

▶適切なセルフケア(毎日のブラッシング、デンタルフロス・歯間ブラシの使用など)の習 慣を身に付ける。

▶よく噛んで食べる習慣を身に付ける。

・乳幼児期から、甘味食品・甘味飲料を摂取する回数を抑える。

★自分のお口の健康についてセルフチェック(自己評価)してみましょう!

① 口の中がネバついた感じで不快 ② 歯肉の色が赤く、腫れぼったい ③ 歯がぐらつき、しっかりかめない ④ 歯がしみたり、痛むことがある

定期的に歯科健診を受け、生涯にわたって歯と口の健康を維持しましょう!

こんな人を見かけたら、 要注意です!

医療機関(精神科、心療 内科、かかりつけ医)など で相談するよう勧めてくだ さい。

1つでも項目にチェックがあ る場合は、お口の中に問題があ る可能性があります。

(8)

<計画の性格>

◎  「健康増進法」第8条の規定に基づく市町村健康増進計画 ◎  「食育基本法」に基づき、市の食育推進計画の内容を包含 ◎  国の母子保健計画「健やか親子21(第2次)」の考え方を反映

<計画の施策体系>

【施策】 【分野】 【分野の目標】

1 生活習慣病の 発症予防と重 症化予防

⑴ がん ⑴-1 5がん検診の受診率を上げる⑴-2 5がん検診の精密検査受診率を上げる

⑵ 糖尿病・メタボリックシンドローム・循環器疾患 ⑵糖尿病・メタボリックシンドローム・循環器疾患の発症や重症化を予防する

⑶ COPD ⑶COPDについて正しく理解している人の割合を増やす

2 生活習慣の改 善

⑴ 栄養・食生活(食育推進) ⑴-1 適切な量と質の食事をしている人を増やす⑴-2 食育を推進し、食の大切さを理解している人を増やす

⑵ 身体活動・運動 ⑵日常生活における身体活動量(歩行時間)を増やす ⑶ 休養 ⑶睡眠が十分とれていると感じている人の割合を増やす ⑷ 飲酒 ⑷生活習慣病のリスクを高める飲酒をしている人を減らす ⑸ 喫煙 ⑸成人の喫煙率の減少(喫煙をやめたい人がやめる) ⑹ 歯と口の健康 ⑹生涯を通じて歯と口の健康を維持する

3 生涯にわたる 健康づくり

⑴ こころの健康 ⑴うつ傾向や不安の強い人の割合を減らす

⑵ 次世代の健康

⑵-1 早期に妊娠の届け出をし、適切な妊娠管理を行う ⑵-2 育児の協力や相談に応じてくれる人が周りにいる保護者

を増やす

⑵-3 乳幼児健康診査受診率を上げる

⑶ 高齢者の健康 ⑶運動・認知機能等を維持し、地域でいきいきと暮らす高齢者を増やす

4 地域に根ざし

た健康づくり 地域活動に参加している人の割合を増やす

5 保健・医療体 制の整備

⑴ 保健・医療・福祉などの 連携

⑴市民の健康づくりを推進するために、保健・医療・福祉など の連携をさらに進める

⑵ かかりつけ医・歯科医・薬局の定着と推進 ⑵かかりつけ医・歯科医・薬局をもっている市民の割合を増や

⑶ 初期救急医療体制の推進 ⑶初期救急医療体制を推進する

6 健康危機管理 体制の強化

⑴ 感染症対策 ⑴感染症に対する危機管理体制を構築する ⑵ 薬物乱用防止対策 ⑵薬物乱用防止の周知啓発活動を推進する

7 災害時公衆衛

生 災害発生後、中長期的な公衆衛生活動の取組を検討する

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