Environmental Report
環 境 報 告 書
サカタインクス
株式会社
目 次 ・ ご あ い さ つ
01
「環境報告書2006」の発行にあたって
「環境報告書ガイドライン
(2004年3月発行)
」
対応対照表
■編集方針
サカタインクスは、環境パフォーマンスと環境保全活動に関する開示・ 報告を主な目的として、また、社会とのコミュニケーション手段のひとつ として、2002年より環境報告書を発行しています。
2006年版は、当社の中核事業である印刷用インキにおいて、環境に 関連した社会的ニーズとこれに対する環境配慮の変遷と役割について 特集しました。また、事業活動における環境保全活動の報告や社会性報 告を継続して掲載し、内容の充実に努めています。
■参考にしたガイドライン
本報告書は、環境省の「環境報告書ガイドライン(2004年3月発行)」 を参考にして作成しています。
また、環境会計については、環境省の「環境会計ガイドライン(2002 年3月発行)」および社団法人日本化学工業協会、日本レスポンシブル・ ケア協議会による「化学企業のための環境会計ガイドライン」を参考に 作成しています。
■報告対象期間
主に2005年度(2005年4月1日∼2006年3月31日)の状況につ いて報告しています。ただしデ−タ推移や継続的に行っている活動を示 す場合などは2004年度以前の情報を含め、また、2006年4月以降の 情報も必要に応じて掲載しています。
■報告対象となる組織
当社国内工場を主な報告対象組織としています。なお、環境パフォー マンスデータに関しては、非生産拠点(本社、支社・支店・営業所)のデー タも記載しています。また、海外関連会社の取り組みも含めて報告して います。
■発行日
2005年版、2006年版は9月に発行しています。次回発行予定は 2007年9月です。
目 次
ごあいさつ
誠実な企業であるために
会社概要・事業内容
特集
印刷用インキのライフサイクルと環境負荷の全体像
環境配慮型製・商品の変遷と役割
環境報告
環境マネジメント
環境経営方針
環境マネジメントの体制
ISO14001の認証取得状況
環境関連法規の遵守
教育・訓練活動
グリ−ン調達
環境保全活動の目標と実績
環境会計
環境負荷低減への取り組み
地球温暖化防止とエネルギー使用量削減
廃棄物の削減とリサイクル化
大気汚染物質(NOx、SOx)排出量の削減
水質汚濁防止
PRTR法に基づく化学物質の管理
オフィス部門での取り組み
グリーン購入
海外関連会社での環境活動
工場別環境保全監視測定データ
社会性報告
従業員のために
社会のために
2
3
5
7
9
13
15
17
19
19
21
23
25
26
27
29
1)基本的項目
1 経営責任者の緒言(総括及び誓約を含む)
2 報告に当たっての基本的要件(対象組織・期間・分野) 3 事業の概況
2)事業活動における環境配慮の方針・目標・実績等の総括 4 事業活動における環境配慮の方針
5 事業活動における環境配慮の取組に関する目標、計画 及び実績等の総括
6 事業活動のマテリアルバランス 7 環境会計情報の総括 3)環境マネジメントの状況 8 環境マネジメントシステムの状況
9 環境に配慮したサプライチェーンマネジメント等の状況 10 環境に配慮した新技術等の研究開発の状況 11 環境情報開示、環境コミュニケーションの状況 12 環境に関する規制の遵守状況
13 環境に関する社会貢献活動の状況
4)事業活動に伴う環境負荷及びその低減に向けた取組の状況 14 総エネルギー投入量及びその低減対策
15 総物質投入量及びその低減対策 16 水資源投入量及びその低減対策
17 温室効果ガス等の大気への排出量及びその低減対策 18 化学物質の排出量・移動量及びその管理の状況 19 総製品生産量又は総商品販売量
20 廃棄物等総排出量、廃棄物最終処分量及び その低減対策
21 総排水量及びその低減対策
22 輸送に係る環境負荷の状況及びその低減対策 23 グリーン購入の状況及びその推進方策
24 製品・サービスのライフサイクルでの環境負荷の状況
及びその低減対策
5)社会的取組の状況 25 社会的取組の状況
P2 P1 P5‐6 P13 P15-16 P7‐8 P17‐18 P13‐14、25 P14 P9‐12 P29‐30 P14、26 P30 P7‐8、19 P7‐8 P7‐8、21 P7‐8、19 P7‐8、22 ―― P7‐8、20 P7‐8、21 P19、24 P24 P7‐12 P27‐30
ガイドライン項目 該当ページ
02
Environmental Report
2006
サカタインクスは、新聞インキの製造・販売を目的に、1896年大阪で創業し、本年11月で
110周年を迎えます。この間、発展し続ける印刷情報産業とともに歩み、その発展に貢献し
てきたものと考えております。社会の変化に伴い、印刷物は新聞、商業印刷物(パンフレット・
チラシなど)、パッケージ印刷物(食品包装用フィルム、段ボールなど)など形態が多種多様
なものに広がり、またそれぞれの印刷形態で求められる品質がより高度なものになってまい
りました。この印刷物の移り変わりのほか、社会からの要望に応える印刷用インキを開発し
ています。
当社は、2007年3月期を初年度とする、中期経営計画(SHIPⅡ63)を策定しています。
堅実で調和のとれた発展を図り、最終年度(2009年3月期)に連結経常利益63億円を計
画しています。当社グループの持続的成長と企業価値の向上を目指し、「収益力の強化」
および「社会的責任の遂行」をコンセプトにしております。環境経営の推進を「社会的責任
の遂行」のひとつとして掲げ、環境負荷低減活動の推進、海外子会社でのISO14001認
証取得を継続して実施いたします。また、顧客や市場のニーズに適応した環境配慮型印
刷用インキや印刷用機材を今後も積極的にご提供いたします。
サカタインクスは『人々の暮らしを快適にする情報文化の創造』を存在意義とし、社会か
らより必要とされ、より信頼される企業として、私たちを取り巻くさまざまな方々とのより良き
関係を維持しながら事業活動を展開してまいります。
本報告書では、環境報告と社会性報告に分けて記載しています。当社グループのこれ
らの取り組みをご理解いただくとともに、忌憚のないご意見をお待ちしております。
2006年9月
誠 実 な 企 業 で あ る た め に
コーポレート・ガバナンス
サカタインクスは、当社を取り巻くさまざまなステー クホルダーとの良好な関係の構築を常に意識し、社会に おける存在意義を高めることが当社の持続的な成長に つながるものと考えています。そのためには、経営に対
する監督機能の強化と透明性の向上が不可欠であると の認識にたち、株主総会、取締役(会)、監査役(会)、会 計監査人による適正なコーポレート・ガバナンスの構築 に努めています。
03
誠実な企業であるために
会社の機関・内部統制の関係
1.
会社の機関の内容
【意思決定・業務執行体制】
当社では、必要な施策をタイムリーに実行すべく、月 1回以上の定例取締役会とともに、代表取締役の諮問機
関である経営審議会を機動的に開催し、経営に関する 重要事項の審議および結果・経過報告を行っています。
2.
内部統制システムの整備の状況
業務を適正かつ効率的に推進する上では、当社の実 情に即した、有効な内部統制システムの構築・運用が不 可欠であると認識しています。当社は、コンプライアンス、 リスク管理など、経営上の重要なテーマに対する各種委 員会を設置し、当該委員会のもと、全社的な各種取り組 みを推進しています。
さらに、「内部統制システムの整備に関する基本方針」 を制定した上で、新たに「内部統制推進プロジェクト」を 発足し、改めて当社の内部統制システムを総合的に検 証し、レベルアップを図るべく、取り組んでいます。
【監査体制】
当社は監査役設置会社であり、監査役、内部監査部門 (監査室)および会計監査人による監査体制をとってい ます。それぞれが必要に応じて情報交換するなど、緊密 な連係を保ちつつ、監査の実効性を高めています。 監査役会は4名、うち社外監査役は2名(社外監査役 と当社の間には、利害関係はありません)で構成されて います。監査役は、前述の取締役会、経営審議会等社内
の重要会議に出席し、取締役の職務の執行状況を監査し、 必要に応じて助言・勧告を行っています。
また、内部監査として、監査室(2名)が、各事業部、各 部門などでの業務について、諸規程類の遵守状況等を 中心に定期的に監査し、評価しています。なお、監査役は、 必要に応じて監査室に対し調査の実施を求めることが できますが、この調査に関して監査室は、取締役の指揮 命令を受けないことになっています。
会社の機関の内容および内部統制システムの整備の状況
基本方針
株 主 総 会
会計監査人
(監査法人) (監査役) 監査役会
取 締 役 会 (取締役)
取 締 役 内部統制推進プロジェクト
コンプライアンス委員会
リス ク マ ネ ジ メント プ ロ ジェクト
各 種 委 員 会 各事業部・各部門・各子会社・各関連会社 代表取締役
監査室
経営審議会
選任・解任
連係
選任・解任
指揮・命令 業務執行
諮問 監査
内部監査
監督・報告
選任 監督 選任・解任
経営監視
04
Environmental Report
2006
コンプライアンス
2004年10月にコンプライアンス委員会(委員長:取 締役社長)を設置するとともに、コンプライアンス推進 プロジェクトを立ち上げ、コンプライアンスに関する具 体的な推進策を検討しています。
その一環として、「倫理行動基準」を明文化し、この基 準にのっとり、社員一人ひとりが良識ある行動を実践す るように、当社としての価値観、倫理観を示しています。 この中では、単に法律などで決められている事項だけ守 ればよいのではなく、当社が社会から求められているこ とは何かを考えたうえで、より高い意識を持って行動す るべきであるという考え方を盛り込んでいます。 また、社内メールシステムには、社員のコンプライア ンスの意識向上を目的に、「法務ニュース」を掲載して います。
さらに、通報者の保護を重視した内部通報制度「イン クス・ヘルプライン」を設けています。この制度には「通 報」と「相談」の二つの機能があり、ひとつは従業員や
組織が法令や会社のルールに違反する行動をとってい ることを知った場合の「通報」を受け付ける機能、もう ひとつは、自分や組織の行動に関し倫理行動基準に照ら し合わせて疑問に思うときや、上司に相談しにくい場合 に「相談」を受け付ける機能です。この制度により、違法 行為の抑制と、問題発生時の早期把握と解決を図ります。
個人情報保護
お客様および当社に個人情報を提供されるすべての 方の個人情報の重要性を認識し、これらを適切に取り扱 い、その保護の徹底を図るために、「個人情報保護方針」 (2005年4月制定)を定めています。この内容は、当社
のホームページ(http://www.inx.co.jp/privacy/ main.html)に掲載しています。
個人情報の取扱いについての基本的な考え方
倫理行動基準 リスクマネジメントプロジェクトを設け、予想される諸
リスクの洗い出しをした上で、体系的に整理し、それぞ れのリスクに対する施策の検討を行っています。 その上で、当社の業績や財政状態に影響を与えるリ スクが発生した場合は、リスクに応じて各関連部門が連
係を取りながら、迅速に対処できる体制をとることとし ています。
今後は、前述の内部監査システムの整備に関する取り 組みの中で、当社における諸リスクを横断的に統括・管 理する体制の整備を推進していきます。
リスク管理体制の整備の状況
1.個人情報に適用される「個人情報の保護に関する法律」その他 の関係法令を遵守するとともに、一般に公正妥当と認められる個 人情報の取扱いに関する慣行に準拠し、適切に取扱います。また、 適宜、取扱いの改善に努めます。
2.個人情報の取扱いに関するルールを明確にし、従業員等に周知 徹底します。また、取引先等に対しても適切に個人情報を取扱う ように要請します。
3.個人情報の取得に際しては、利用目的を特定して通知または公 表するとともに、その利用目的に従って個人情報を取扱います。
4.個人情報の漏えい、紛失、改ざん、誤用等を防止し、適切な管理を 行うために必要な対策を講じます。
会 社 概 要 ・ 事 業 内 容
会社概要
社 名
創 業
本社所在地
代 表
資 本 金 事 業 内 容
決 算 期 従 業 員 数
企 業 集 団
サカタインクス株式会社
(SAKATA INX CORPORATION) 1896年11月1日
大阪本社/大阪市西区江戸堀1-23-37
東京本社/東京都文京区後楽1-4-25(日教販ビル) 代表取締役社長 丸 博次(たかまる ひろつぐ) 7,472百万円
各種印刷用インキ・補助剤の製造・販売 印刷用・製版用機材の販売
電子機器・情報関連機材の販売 記録材料関連品の製造・販売、輸出入 3月31日
単独814名(連結2,756名) (2006年3月31日現在)
子会社26社(内連結対象会社15社) 関連会社7社(内持分法適用会社4社) (2006年3月31日現在)
05
事業内容
会社概要・事業内容
サカタインクスは、一世紀を超えるその歴史の中で、 常に印刷情報産業の発展に寄与してきました。当社の ビジネステ−マは「ビジュアル・コミュニケ−ション・テク ノロジ−の創造」。印刷用インキ事業を核としながら、顔 料分散、画像処理、色彩などの基盤技術に関する研究開 発を進め、印刷関連分野における新規事業を積極的に 展開しています。
各種印刷用インキの分野で高品質・高機能化、環境配 慮型の製品開発に取り組む一方で、基礎技術をベ−スに、 新規画像形成材料なども開発。さらにデジタル画像処 理技術などをベ−スに、新たな画像処理、画像伝達、カ ラ−マネジメントなどのシステムも開発しています。 当社はこれからも、培った技術とノウハウをさらに磨き、 印刷情報産業の技術革新に貢献していきます。
(2006年6月29日現在)
売上高
2002 2003 2004 2005 年度
(億円) 連結 単独
969
559 956
578 997
592 1,062
617
経常利益
2002 2003 2004 2005 年度
(百万円)
4,410 2,945
4,691 3,189
5,068 3,457
4,981
3,400
当期純利益
2002 2003 2004 2005 年度
(百万円)
2,777 1,891
2,614 2,323
3,421 3,425
3,323
2,463
連結 単独
連結 単独
(125期) (126期) (127期) (128期)
(125期) (126期) (127期) (128期)
(125期) (126期) (127期) (128期)
事業区分別売上高構成
印刷用インキ事業
印刷用インキ事業 印刷用機材事業 その他の事業 (2006年3月期)
フレキソインキ グラビアインキ
印刷製版材料/印刷製版関連機器
連結 単独
1,062億円 617億円
68%
9%
23%
54%
5%
41%
新聞用オフ輪インキ オフセット枚葉インキ オフセット輪転インキ
印刷用機材事業
記録材料/電子情報関連機器/色彩関連機器
その他の事業
軟包装フレキソ印刷機 インフィニティ
デジタルカラー印刷機
大阪本社 東京本社 支社(愛知、福岡)
支店(北海道、宮城、静岡、石川、広島、香川)
営業所(全国13ヶ所)
生産拠点
東京工場(千葉県野田市<中里工業団地内>)
大阪工場(兵庫県伊丹市)
羽生工場(埼玉県羽生市<羽生小松台工業団地内>)
06
Environmental Report
2006
サカタインクス株式会社
●阪田産業株式会社 (工業薬品、化成品などの販売) ●サカタラボステーション株式会社 (写真事業)
●サカタインクスエンジニアリング株式会社 (色彩関連事業)
●ロジコネット株式会社 (物流事業など)
●シークス株式会社 (電子部品輸出入・EMS事業)
〇ジーエーシティ株式会社 (印刷関連情報提供など)
主な国内グループ会社
北米
● THE INX GROUP LTD. (アメリカ・持株会社)
● INX INTERNATIONAL INK CO. (アメリカ・シカゴ)
● TRIANGLE DIGITAL INX CO. (アメリカ・オークランド)
● INX INTERNATIONAL INK CORP. (カナダ・モントリオール)
アジア
● P.T.SAKATA INX INDONESIA(インドネシア・ジャカルタ)
● SAKATA INX(INDIA) LTD. (インド・ニューデリー)
● SAKATA INX(MALAYSIA) SDN.BHD. (マレーシア・クアラルンプール)
● SAKATA INX VIETNAM CO., LTD. (ベトナム・ホーチミン) ● TAIWAN SAKATA INX CORP. (台湾・台北)
● NANSHA SAKATA INK CORP. (中国・広州) 〇 SAKATA INX SHANGHAI CO., LTD. (中国・上海) 〇 MAOMING SAKATA INX CO., LTD. (中国・広東省茂名) 〇 CDI SAKATA INX CORP. (フィリピン・マニラ)
〇 ETERNAL SAKATA INX CO., LTD. (タイ・バンコク)
欧州
● INX EUROPE LTD. (イギリス・持株会社)
● INX INTERNATIONAL UK LTD. (イギリス・マンチェスター)
● SAKATA INX ESPANA, S.A. (スペイン・バルセロナ)
● INX INTERNATIONAL FRANCE SAS (フランス・パリ)
● INX INTERNATIONAL METAL DECO INK COMPANY IRELAND LTD. (アイルランド・ダブリン)
主な海外グループ会社
● ●
● ●
● ● ●
○
●連結対象会社 ●持分法適用会社
●連結対象会社 ●持分法適用会社
所在地別売上高構成
68% (2006年3月期)
売上高 1,062億円
4% 6%
28% 62%
∼
北米
東京本社
SAKATA INX SHANGHAI CO., LTD. (中国・上海)
INX INTERNATIONAL INK CO.(アメリカ・シカゴ)
国内
海外
羽生工場 東京工場 大阪本社
欧州
アジア 日本
特 集
印刷物の環境負荷低減のために、
サカタインクスではさまざまな取り組みを行っています。
07
INPUT
印刷用インキのライフサイクルと環境負荷の全体像
印刷用インキは、顔料、樹脂、溶剤、添加剤などを原料とします。その製造過程ではエネルギー、水、化学物質を使用し、また
外部環境にはCO2、廃棄物、水、化学物質を排出します。したがって、サカタインクスにとって重要な課題は、印刷物を通じた情
報伝達の一役を担うとともに、メーカーとして環境への影響を可能な限り削減することなのです。
また製品の環境・安全配慮設計も求められています。インキに含まれる有機溶剤は、使用時(印刷時)に揮発し、環境に影響 を与えています。そこで当社ではVOC(揮発性有機化合物)を低減したインキの開発に努めるとともに、印刷過程で揮発する 有機溶剤ガスの処理装置を提案しています。
インキのライフサイクルと、その過程で環境負荷の低減のために当社が取り組んでいる活動は下記の通りです。
エネルギー使用量
(原油換算量)水使用量
総物質投入量
280
千
m
3 上水工業用水 地下水
60 千m3
20 千m3
200 千m3
総量
58,400
t
樹脂 溶剤 顔料 添加剤
17,400 t
26,000 t
12,400 t
2,600 t
総量
樹脂ワニス製造
原材料配合・撹拌
練 肉
調 整
品質検査・充填
(三工場合計)
印刷方式の種類
一般に平板印刷のことを言い、平らな版に、インキがなじみやすい部分 (画線部)と水がなじみやすい部分(非画線部)を作り、インキと水が混 ざりにくい性質を利用して印刷します。印刷時には、版からゴム版(ブ ランケット)に一旦インキを移すことから“オフセット”と呼ばれます。 裁断された用紙に一枚ずつ印刷する場合は枚葉、ロール状に巻かれた 用紙に印刷する場合はオフ輪と呼ばれます。
(例)新聞、カタログ、ポスター、ちらしなど
オフセット
凹凸のついた版の凸部にインキを付け、 被印刷体に移して印刷する凸版印刷の うち、ゴムや感光性樹脂で作成した柔 軟な版を使用した印刷です。 (例)段ボール、紙袋など
フレキソ
被印刷物
インキ
インキローラー
水ローラー
ブランケット胴 ブランケット胴 圧胴
版
サカタインクス
当社の取り組み
(インキの製造)
水系への負荷削減 含有化学物質の管理
PRTR法の指定化学物質 労働安全衛生法の該当物質
NL規制物質 大気への負荷削減
騒音防止
土壌汚染防止
廃棄物の削減
08
OUTPUT
Environmental Report
2006
印刷会社
(インキの使用)
(三工場合計)金属ロールを腐食あるいは彫刻した版 にインキを付け、ドクターと呼ばれる刃 で掻き取り、凹部に残ったインキを被 印刷物に圧力をかけて移して印刷する 方式です。
(例)食品・雑貨包装用フイルム、ペット ボトル飲料のラベルなど
グラビア
被印刷物 被印刷物
インキ
インキ インキ
ドクター
インキローラー インキパン
圧胴 圧胴
版
版
3,517
t
再資源化量
廃棄物排出量
CO
2換算排出量
金属くず 廃インキ・廃溶剤 汚泥(排水処理) その他(木くず、 廃プラスチックなど)
総量
3,997
t
金属くず 廃インキ・廃溶剤 汚泥(排水処理) その他(木くず、 廃プラスチックなど)
847 t 1,509 t 913 t
728 t
総量
10,748
t-CO
2 電気A重油 灯油
7,600 t-CO2 2,426 t-CO2 723 t-CO2
総量
大気汚染物質
水質汚濁負荷
排水
NOx
SOx
2.4 t 14.1t
BOD COD
0.6 t 1.2 t
221
千
m
3 公共下水道工場外排水処理場 放流(河川)
27 千m3
186 千m3
8 千m3
総量
化学物質の排出・移動量
(PRTR届出物質)
49,294
kg
大気への排出 公共用水域への排出 公共下水道への移動 事業所外への移動
6,349 kg 70 kg 49 kg 42,826 kg
総量
注)四捨五入により、合計があわない場合があります。
印刷物の消費
廃棄・リサイクル
製品
847 t 1,508 t 562 t
600 t
*有機溶剤ガス処理装置(P11参照)
大気への負荷削減 人への健康配慮
大豆油インキ ノンVOCインキ ノントルエンインキ ノントルエン・ノンMEKインキ 水性インキ
廃棄物の削減
フレキソインキ容器のリサイクル
水系への負荷削減
湿し水の無リン化、ノンIPA化 水なし印刷用インキ
内容物への安全配慮
NL規制遵守(P14参照)
古紙再生時の阻害要因削減
脱墨性
特 集
09
サカタインクスは、一世紀を超える歴史の中で、常に業界ニーズを的確につかみつつ地球環境に配慮した 製品開発を進めています。
当社が製造している印刷用インキには、オフセットインキ(新聞輪転、オフ枚葉、オフ輪転)、グラビアインキ、 フレキソインキがあり、使用する原材料やインキ性状が異なるため、環境配慮のアプローチも異なります。 ここでは、当社製品の環境配慮への取り組みを製品・商品を通してまとめました。
当社の環境配慮型インキの割合 2005年度
89% 環境配慮型インキ その他
11%
販売数量実績に占める環境配慮型インキの割合(当社基準)
∼
2001
年頃
グラビアインキ
石油系溶剤の代わりに、大豆油を使用したインキ です。1970年代、オイルショックの影響やEPA(米 国環境保護庁)によるVOC(揮発性有機化合物) 規制制定を背景に、アメリカで開発がはじまりました。 1997年ごろから急速に注目され普及しています。
『エコセブン』は、新聞印刷用に開発した、排水時 の中和工程が不要で、極めて低リンの中性湿し水 用H液です。
『サイファPW』は、商業オフセット印刷用に開発した、 大気や水質に影響を及ぼすIPAを併用することな く高品質の印刷物が得られる湿し水用H液です。
水なし印刷用途において、従来品と同等以上の優 れた性能を有し、揮発性石油系溶剤を大豆油など に置き換え、VOC成分を排除した枚葉インキです。 この製品を使用した印刷物には定量表示型環境マー クの掲載が可能です。
湿し水を使用しない水なし印刷用に開発したイン キです。水なし印刷は、版面上のシリコーンゴム層 がインキをはじく機能を有し、湿し水を使用せずに 印刷する方式です。
作業環境面や大気への汚染問題を考慮し、ラミネー ト用のノントルエン型グラビアインキから、さらに 脱MEK(メチルエチルケトン)化したインキです。 大豆油インキからさらに環境に配慮したタイプです。 大豆油インキ中の石油系溶剤をゼロにし、大気中 に放出されるVOC(揮発性有機化合物)を削減し たインキです。
国際癌研究機関の見解をもとにOSHA(米国労働 安全衛生局)が危険有害性の表示を義務づける規 制を実施しました。これにより、従来の石油系溶剤 に比べて臭気・皮膚刺激、その他の毒性が少ない 溶剤(アロマフリー溶剤)が作られ、これをインキ 原料として使用したインキです。
溶剤性グラビアインキに使用する有機溶剤に対し ては各種規制が強化され、特にトルエンは、作業環 境改善やPRTR法規制第一種化学物質への指定 により脱トルエン化が求められています。このノン トルエン型には、ラミネート用、表刷り用があります。
グラビアインキの環境への対応には、溶剤性インキ の有機溶剤種変更のほか、水性化によるアプロ− チがあります。有機溶剤と水の特性差による課題 を克服するため、インキ設計や製版・印刷機などの ハード面を含めた取り組みにより開発しています。
フレキソ印刷は、周辺技術開発による印刷品質向 上と環境にやさしいとの認識から、関心が高まって います。段ボール、紙袋用印刷には、従前より水性 インキが普及しており、充填容器は、金属缶からポ リプロピレン製に変更し、回収・再生使用しています。
環境配慮型製・商品の変遷と役割
サカタインクスは、印刷用インキと周 辺技術で、
地球環境保全に貢献しています。
オフセットインキ
■環境配慮のアプローチ
サカタインクスは環境負荷の少ないインキを研究・開発し続けています。容器リサイクルシステム
回収・運搬
日本通運(株)
容器成型
出光プラスチック(株)
粉砕処理
インキ充填 お客様
サカタインクス(株)
使用する石油系溶剤を、アロマ(芳香族成分) フリータイプに置き換えたインキ
石油系溶剤を植物油(大豆油など)に 置き換えたインキ
人への影響を考え、 作業管理濃度規制が比較的厳しい
トルエンを使用しないインキ
トルエンもMEK(メチルエチルケトン)も 使用しないインキ
植物油(大豆油など)の使用割合をさらに増やし、 VOC成分を含まないインキ
従来、印刷時に必要であった 湿し水を使用しないインキ
(ラベルデザイン 変更しています)
大豆油インキ
「エコピュア」シリーズ
ノンVOCインキ
「Diatone エコピュア SOY CL-100」
アロマフリーインキ
ノントルエン型グラビアインキ ラミネート用「スーパーラミメイト」
表刷り用「NT-2000」 「サピリア」
水性グラビアインキ
ラミネート用「スーパーラミピュア」
表刷り用「スーパーエコピュア」
フレキソインキ
「Super EX FK-99」 「ラップトーン」など
Diatone エコピュア SOY HP
スーパーラミメイト (ラベルデザイン 変更しています) ベルカラー
スーパーエコピュア スーパーラミピュア
グラビア グラビア
グラビア オフセット
オフセット
湿し水
「エコセブン」 「サイファPW」
水なしノンVOCインキ
「Diatone 水無しエコピュア SOY CL」
オフセット
水なしインキ
「Diatone 水無しエコピュア SOY」
オフセット
ノントルエン・ノンMEK型 グラビアインキ「ベルカラー」
フレキソ
フレキソ
Diatone エコピュア SOY CL-100
エコセブン
Diatone 水無しエコピュア SOY CL サイファPW
オフセット
オフセット
段ボール製函用接着剤
「水性接着剤SKTグルーECO」シリーズ
段ボールシートをボックスに成形する際に使用する、 フタル酸エステル や有機溶剤(トルエン、キシレン など)を含まない水性接着剤です。
※フタル酸エステル:PRTR法第一種指定化学物質に指定され、ま た内分泌かく乱作用を有すると疑われている化学物質(環境ホ ルモン)です。
フレキソインキ廃水処理装置
「ハイパーフィルター」 「ダブルドラムドライヤー」
段ボール工場の廃液処理施設の小規模化、 高度処理化に対応した商品です。維持管理 が容易な多重円板型脱水機 『ハイパーフィ ルター』と、スラッジの大幅削減を可能に する乾燥機『ダブルドラムドライヤー』など、 最適な廃液処理システムをご提供します。
※ 商 品
業界初
12
Environmental Report
2006
2002
年∼
2005
年
■サカタインクスオリジナル環境マーク
水なしオフセット印刷であること を 示 す マ ー ク で す 。 1993年、水なし印刷普及 のため、アメリカで設立され た水なし印刷協会(WPA) が作成しました。
アメリカ大豆協会(ASA)が大豆油イ ンキや、大豆油インキで印刷した印刷 物に対し、その旨を証明するために作 成したマ−クです。
大豆油インキの認定基準は、一定量以 上の大豆油を含有していることが条件 です。〔枚葉オフセットインキ20%以上、 ヒ−トセット・オフセット輪転用インキ7 %以上、新聞インキ(色)30%以上、新 聞インキ(墨)40%以上〕。 (財)日本環境協会が運営する環境ラベリング
制度です。商品類型ごとに認定基準が制定され、 印刷用インキは商品類型102( 印刷インキ Version2.1)の対象となっています。
当社の水なしノンVOCインキ を使用した印刷物に掲載が可 能です。
サカタインクスでは、定量表示型環境マークを 用意しています。
当社のノンVOCインキを使用 した印刷物に掲載が可能です。
新聞カラー印刷の再現・高品質の要望に 応えるべく新開発した高発色・高品質イ ンキです。印刷機上での安定性向上によ り長時間連続印刷での紙面品質を維持し、 色域拡大と網点再現性向上により発色性 の優れた紙面が得られます。
当社独自技術の「IMGM(インクス マイク ロジェル メソッド)」により、インキ中の顔 料を従来より均一に分散させたタイプです。 セット・乾燥リードタイム削減による生産 性向上と高光沢で網点再現の安定化によ る高品位な印刷が可能です。
インキ原料の樹脂に、トウモロコシから作っ た「ポリ乳酸」を使用した生分解性インキ です。
菌による24週間後の分解率は60%を超 え、通常インキの1.7倍以上です。
JANPS2005
(第18回新聞製作技術展)で紹介
JGAS2005
(Japan Graphic Arts Show 2005)で紹介
NEWS WEBMASTER エコピュア WEBMASTER エコピュア メガ Diatone 水無し エコピュア Diatone エコピュア Super-EX FK-99 ラップトーン
登録インキ名 認定番号 用 途 新聞輪転インキ オフ輪転インキ 水無し枚葉インキ 枚葉インキ
段ボール用フレキソインキ 製袋用フレキソインキ 第03102048号
第03102049号 第03102050号 第03102051号 第04102023号 第04102024号
(ラベルデザイン 変更しています)
新開発樹脂の採用により、高速セット性・ 乾燥性を有したインキです。セット時間を 従来のノンVOCインキの約1/2(当社従 来品比)に短縮し、裏写り現象や2次ブロッ キング現象による印刷面のトラブルを抑 制します。
省エネルギーや省資源(印刷用紙)に視 点をおいたオフ輪用大豆油インキです。 低温乾燥が可能で、乾燥工程に使用する ガス削減につながります。また、しわやブ リスターの抑制による紙面品質向上と擦 れに対する性能向上により、損紙(商品価 値のない印刷物)を低減できます。
表刷りインキは、一般雑貨やレジ袋・ショッ ピングバッグなど幅広い用途において、ま た近年はサニタリー分野にも使用されて います。特にトイレットペーパーなどの紙 製品包装では、充填工程等使用条件が過 酷であるためインキにも高い性能が求め られます。こうしたニーズに対応するべく 開発したインキです。
ノンVOCインキ
「Diatone エコピュア SOY CL-100X」
大豆油インキ オフ輪低温乾燥型
「Web Master エコピュア メガ SOY HD」
Diatone エコピュア SOY CL-100X
Web Master エコピュア メガ SOY HD
NT ダイヤ
オフセット
オフセット
ノントルエン型 グラビアインキ
表刷り用 「NT ダイヤ」シリーズ
フレキソインキ
「バイオステップ」
大豆油インキ 新聞輪転用インキ
「NEWS WEBMASTER エコピュア Luce」
大豆油インキ オフセット輪転インキ
「Web Master エコピュア メガ J」
オフセット枚葉インキ
「Diatone エコピュア HP J」
有機溶剤ガス処理装置
「有機溶剤回収精製装置」 「有機溶剤畜熱燃焼装置」
大気汚染防止法改正などにより、有機溶剤を使用 する軟包装グラビア印刷業界やラミネート加工業 界では、VOC排出量の削減が求められています。 当社は、単一溶剤の使用が多いラミネート加工分 野には、『有機溶剤回収精製装置』を、また、混合溶 剤を使用している軟包装グラビア印刷分野には、『有 機溶剤蓄熱燃焼装置』を提案しています。
商 品
ハイパーフィルター
生分解性
グラビア オフセット
オフセット
JANPS2005 技術開発奨励賞受賞
Web Master エコピュア メガ J
バイオステップ
印刷業界を取り巻く動き
改正大気汚染防止法の施行
今般の法改正では、「法規制」と「自主的取組」を適切に組み合わせ、VOC(揮発性有機化合物) の大気排出量を、2000年を基準にして2010年までに3割程度削減することが目標になって います。法規制の対象は、6施設類型のうち一定規模以上の施設で、それぞれ排出基準が定め られています。
オフセット輪転印刷やグラビア印刷に係る乾燥施設、包装材料の接着関係施設などが挙げら れ、事業者には各種届出、測定、排出基準遵守が義務づけられます。自主的取組では、法による 施設類型や規模の指定はなく、業界団体の自主行動計画による目標設定と対策が講じられます。
埼玉県生活環境保全条例
グラビア印刷、金属印刷、ラミネート、塗装などの事業所に、炭化水素類の大気放出削減を求 める条例で、使用事業所に規制基準が設けられています。基準の達成手段については、事業者 に委ねられており、低揮発性原材料の使用や、揮発性物質の回収、直接燃焼などの処理設備の 設置などが挙げられます。
2007年4月からは、規制基準の適用が猶予されている一部の事業所についても、規制基 準遵守が求められます。
グリーンプリンティング(GP)認定制度
(社)日本印刷産業連合会により創設された、印刷企業が取り組む環境負荷低減活動を客観 的に評価し、認定する制度です。2006年4月から運用を開始しています。
第三者からなる認定委員会が、同連合会の「オフセット印刷サービス」グリーン基準に基づい て、工程、事業者の取り組み、印刷物資材など総合的な観点で審査します。認定を受けた事業 所は『グリーンプリンティングマーク』を表示することができます。
環境保護印刷認証マーク(クリオネマーク)
環境保護印刷マーク認証制度は、環境保護印刷推進協議会がオフセット印刷において、non VOC/non Drainを目指して設けた基準をもとに認証、登録する制度です。認証登録された 企業が作成した印刷物にはクリオネマークを表示することが可能です。登録基準には、GOLD プラス、GOLD、SILVERの3段階のステータスが設けられています。
当社インキでは、『エコピュアSOY CL-100X』、『エコピュアSOY HPシリーズ』、『New GSLシリーズ』が対応資機材として登録され、また、推奨資機材として、ノンVOC湿し水(H液) 『サイファECOグリーン100』が登録されています。
バタフライマーク
エコマーク ソイシール
インキラベルなどに表示
印刷物に表示
環 境 マ ネ ジ メ ン ト
環境経営方針
1973年に「環境部(現在:品質・環境部)」を設置し、 地球環境保全への取り組みを開始して以来、サカタイン クスは時代の変化に対応しつつ、環境保全、保安管理に 努めてきました。
現在、地球温暖化、天然資源の枯渇、オゾン層の破壊 などの環境問題への対応、地球規模での環境保護が世 界共通の課題となっています。当社では環境管理組織 の整備、事業活動にともなう環境負荷の低減、環境事故 の未然防止の強化を重要経営課題と認識し、これらの 環境活動に取り組んでいます。
2001年1月には、生産・開発部門での環境活動を推 進するために「環境管理委員会」を設置。また、2002 年6月には、社長を委員長とする「環境経営委員会」を 設置すると同時に、営業・間接部門での環境活動推進の
ために「環境委員会」を設け、環境経営体制を整備しま した。
さらに、環境との調和を図りながら持続発展的に企業 経営を進めていくには、環境に関する全社的な基本理 念と基本方針の策定が必要と考え、2002年6月に「環 境基本理念」と「環境基本方針」を制定しました。
13
環境マネジメントの体制
ISO14001の認証取得状況
※1 化学物質審査規制法(化審法)
環境マネジメント
環境基本理念
サカタインクスは地球環境の保護を最重要経営課題と認識し、企業活 動において、環境に配慮した取り組みを継続的に推進する。
環境基本方針
1.全社員は、地球環境の保護を最重要課題と認識し、行動する。
2.環境関係の法規、条例および協定などを遵守する。
3.省エネルギ−、廃棄物の減量化などにより環境負荷の削減に努める。
4.環境に配慮した製・商品の開発に努める。
5.環境目的・目標を定め、実施し、定期的な見直しにより環境の保護に
努める。
ISO14001は国際標準化機構(ISO)が1996年に 制定した、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規 格です。当社は、環境保全への取り組みを自主的に進め、 継続的に改善していくため、ISO14001の認証取得を 推進しています。
国内では、2001年3月、東京工場、大阪工場、羽生工 場の三工場で認証を取得しました。また、2004年8月
には、工場敷地内の関連会社である、ロジコネット株式 会社を登録範囲に含めました。
また、海外関連会社では、ETERNAL SAKATA INX CO., LTD(タイ)、INX INTERNATIONAL INK CO. (アメリカ・ダンカーク)、SAKATA INX(INDIA)LTD. (インド)が認証を取得しています。
環境経営委員会
全社の環境に対する、理念・方針を策定し、環境経営を実践します。
環境管理委員会
生産部門、開発部門での環境配慮活動の推進を担当します。
環境委員会
営業部門、間接部門での環境配慮活動の推進を担当します。
大阪本社
事業所
国 内
海 外 関連会社
サカタインクス株式会社 東京工場、大阪工場、羽生工場 ロジコネット株式会社 野田事業所、伊丹事業所 登録年月日 2001年3月30日 2004年8月27日
財団法人日本品質保証機構 財団法人日本品質保証機構 JQA-EM 1466 JQA-EM 1466*1
審査登録機関 登録証番号
東京本社 支社・支店・営業所
東京工場 大阪工場 羽生工場
(営業・間接部門) (生産・開発部門)
*1 認証登録範囲の拡大
事業所 ETERNAL SAKATA INX CO., LTD(タイ) INX INTERNATIONAL INK CO.(アメリカ・ダンカーク)*2 SAKATA INX(INDIA)LTD.(インド)
登録年月日 2004年4月20日 SGS GB 04/61555
2005年2月10日 SGS US98/1479
2005年8月11日
12 104 25618 TMS 審査登録機関
登録証番号
*2 1998年に認証を取得していた、CPS CORP.(アメリカ、登録証番号US98/1479)は、INX INTERNATIONAL INK CO.(アメリカ)の事業所 として生産活動を継続しています。このため、ISO14001認証登録は登録事業者名の更新を2005年2月に行いました。
1973年に制定された「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」のことです。 環境を経由して人の健康や動植物の生息・生育を損なうおそれがある化学物質の製造、 輸入および使用を規制する法制度で、新たに製造・輸入される化学物質を対象に人への 有害性などについて事前に審査を行うよう定めています。
14
Environmental Report
2006
環境関連法規の遵守
当社各工場が遵守すべき環境関連規制としては、大気、 水質、騒音、振動、悪臭などに関する各種の法規制や、毒 物および劇物取締法、労働安全衛生法などの法規制の ほか、各自治体の条例および協定があります。
各工場では、実態把握と監視のために自社測定を実
施し、第三者分析測定機関へも環境測定を依頼し、環境 関連法規の遵守状況を定期的にチェックしています。 2005年度は、環境に関連した苦情や事故は発生し ていません。また、当社が環境関連で処罰を受けた事例 はありません。
教育・訓練活動
環境マネジメントシステムに基づき、環境に関する知 識や技能、自覚の向上を図っています。著しい環境影響 の原因となる可能性のある業務に従事する場合には、 当該従業員に対して適切かつ必要な訓練および教育を 行い、能力の向上に努めています。また、公的資格の取 得を奨励しています。
各工場では、火災や爆発、化学物質などの漏洩、地震 などの災害が発生した場合の対応マニュアルを作成す るとともに管轄自治体や近隣自治会への連絡体制や社 員召集体制を整備しています。
また消火栓放水訓練、二酸化炭素自動消火設備訓練 などの消防訓練、アンモニア水やインキ・油類の漏洩を 想定した事故訓練を行い、万一の事態に備えています。
グリーン調達
当社は、印刷用インキをはじめとする製品の原材料の 調達に際して、各仕入先企業に『原材料化学物質管理シー ト』を提出いただいています。
また、原材料の構成成分ごとに次の項目を確認して います。
主な確認項目
工場計(人) 2005年3月末 2006年3月末
1 5 2 1 5 1 1 2 6 4 4 環境計量士
水質関係公害防止管理者(1種) 水質関係公害防止管理者(2種) 水質関係公害防止管理者(4種) 大気関係公害防止管理者(1種) 大気関係公害防止管理者(3種) ダイオキシン公害防止管理者 東京都公害防止管理者2級 エネルギー管理士
エネルギー管理員 ◆★
特別管理産業廃棄物管理責任者 ◆★
・化学物質審査規制法への登録有無 ・TSCA(米国、有害物質規制法)への登録有無 ・PRTR法の指定化学物質の含有状況
・労働安全衛生法の表示物質・通知対象物質の含有状況 ・NL規制物質の不使用
・鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール、 ポリ臭化ジフェニルエーテルなどの化学物質
1 5 2 1 4 1 1 2 4 4 4
資 格 名 2005年3月末 2006年3月末
4 6 3 1 36 45 64 1 31 11 産業廃棄物中間処理施設技術管理者 ◆★
衛生管理者1種 ◆
作業環境測定士1種
酸欠危険作業主任者(酸欠) ◆
酸欠危険作業主任者(酸欠・硫化水素) ◆
特定化学物質等作業主任者 ◆★
有機溶剤作業主任者 ◆★
(化)1種圧力容器取扱作業 主任者 ◆
小規模ボイラー取扱技能者 ◆★
ボイラー技士2級 ◆★
4 4 2 1 38 47 68 2 24 11 資 格 名
◆印:工場で必要な公的資格
★印:環境マネジメントシステムの中で特定教育として運用しているもの
原材料化学物質管理シート
工場計(人)
資格取得者数
※2 NL(ネガティブリスト)規制
「食品包装材料用印刷インキに関する自主規制(NL規制)」は、1973年、印刷インキ工業連合会が食品の包装材料に使用される印刷用インキの原材料に、 有害性が高く、健康を損なう可能性があると考えられる物質の使用を禁止することを取り決めた、業界独自の規制です。
同連合会は、2002年、食品包装材料用以外の印刷インキも含め、この規制に準拠していることを示す「NL規制準拠マーク」を制定しました。 また、2006年5月には、「印刷インキに関する自主規制(NL規制)」を新たに制定し、海外の法令なども考慮して新たな使用禁止物質の選定基準を設け、 500以上の物質・物質群をリストアップしています。(従来は130物質)
当社はこれらの物質を調達・使用することのないよう厳しく管理し、インキラベルや製品カタログなどに「NL規制準拠マーク」を掲載しています。
環 境 保 全 活 動 の 目 標 と 実 績
環境目標と実績
当社は、ISO14001に基づき、三工場共通の目標で ある「共通テーマ」と、各工場の部門独自で設定する「部 門自主テーマ」の二つのレベルで環境目標を設定して います。それぞれの環境目標では可能な限り定量的な 目標値を設定し、その達成をめざして環境負荷の低減 に取り組んでいます。
「共通テーマ」と「部門自主テーマ」では、具体的に次 のような取り組み項目を設けており、各々の2005年度 実績は、次項に示しました。
大阪工場の非生産部門、羽生工場では、削減目標を達 成しました。生産部門において、大阪工場では、目標以 上の削減を果たした部署があったものの、目標には届
きませんでした。また東京工場では、前年度より削減し ましたが、目標には到達しませんでした。
大阪工場では廃溶剤などが増加し、目標を達成でき ませんでした。東京工場、羽生工場では、目標には達し ていませんが、前年度を上回り削減しています。
2003年度からは、「全廃棄物排出量の削減」として、 生産部門だけでなく、非生産部門からの発生分も含め た廃棄物の削減をめざしています。また、資源として再
利用される(サーマルリサイクルを含む)割合をリサイ クル率として、目標値を設定し活動しています。
15
環境目標における「共通テ−マ」の実績
環境保全活動の目標と実績
※2005年3月に船橋工場から移転した開発部門を含めています。2004年度実績、2005年度削減目標はさかのぼって再計算しているため、前回報告書の数値とは異なります。
2004年度実績 (対1999年度比)
2005年度削減目標 (対1999年度比)
2005年度実績 (対1999年度比)
2006年度削減目標 (対1999年度比)
東京工場
大阪工場 羽生工場
生産部門 非生産部門※ 生産部門 非生産部門 全部門
電気使用量原単位 電気使用量 電気使用量原単位 電気使用量 電気使用量原単位
21.3%削減 23.2%削減 30.8%削減 28.7%削減 12.8%削減
30.0% 23.2% 34.0% 29.0% 18.0%
23.9%削減 22.6%削減 27.2%削減 31.3%削減 20.4%削減
32.0% 26.0% 34.0% 32.0% 21.0% 事業所 部 門 項 目
(電気使用量原単位:電気使用量kWh/生産量t)
「共通テーマ」
(1)電気使用量の削減(生産部門・非生産部門) (2)廃棄物排出量の削減(生産部門)
(3)全廃棄物排出量の削減とリサイクル率の向上(各工場)
(排出量原単位:廃棄物排出量kg/生産量t) 2004年度実績
(対2000年10月比)
2005年度削減目標 (対2000年10月比)
2005年度実績
(対2000年10月比) (対2000年10月比) 2006年度削減目標
東京工場 大阪工場 羽生工場
生産部門 生産部門 生産部門
排出量原単位 排出量原単位 排出量原単位
36.6%削減 26.6%削減 15.1%削減
40.0% 40.0% 70.0%
38.2%削減 17.1%削減 29.9%削減
43.0% 43.0% 50.0% 事業所 部 門 項 目
(3)全廃棄物排出量の削減とリサイクル率の向上
「部門自主テーマ」
(1)燃料(灯油)使用量の削減(大阪工場 生産技術部門) (2)有機溶剤蒸気排出量の削減
(東京工場・大阪工場 グラビアインキ生産部門)
16
Environmental Report
2006
■全廃棄物排出量の削減
東京工場、羽生工場では、前年度より削減しました。し かし、2002年度に比べますと、それぞれ汚泥の増加、 廃プラスチックの増加が影響し目標には到達していませ
ん。大阪工場では、新製造棟への移設にともなう、廃イ ンキ・廃溶剤の増加により目標達成はできませんでした。
大阪工場では、2000年8月、熱源を熱効率の高い貫 流ボイラーに変更し、燃料も重油から環境負荷のより少 ない灯油に変更しました。生産技術部門では、同年10 月から、このテーマを掲げて活動しています。
単位量当たりの灯油で発生するスチーム量を原単位
に設定し、2005年度は22.6%改善しています。今後も、 熱損失の削減やスチームの効率的使用、効率の低いボ イラーの運転を減らすなど、継続して改善に取り組んで いきます。
環境目標における「部門自主テ−マ」の実績
(有機溶剤蒸気排出量原単位:有機溶剤蒸気排出量kg/生産量t) 2004年度実績
(対1999年度比)
2005年度削減目標 (対1999年度比)
2005年度実績 (対1999年度比)
東京工場
大阪工場
グラビアインキ生産部門
グラビアインキ生産部門
有機溶剤蒸気排出量原単位
有機溶剤蒸気排出量原単位 事業所 部 門 項 目
2004年度実績 (対2002年度比)
2005年度削減目標 (対2002年度比)
2005年度実績 (対2002年度比)
2006年度削減目標 (対2002年度比)
東京工場 大阪工場 羽生工場
20.9%増加 4.3%増加 68.0%増加
17.0% 15.0% 30.0%
3.9%増加 21.3%増加 45.0%増加
20.0% 20.0% 30.0% 事業所
2004年度実績 (対1999年度比)
2005年度目標 (対1999年度比)
2005年度実績 (対1999年度比)
2006年度目標 (対1999年度比)
大阪工場 19.6%改善 35.0%改善 22.6%改善 26.0%改善
8.0%増加
6.0%削減
6.0%
7.0%
43.7%増加
18.0%増加
2006年度削減目標 (対1999年度比)
6.0%
7.0% 事業所
■リサイクル率の向上
設定目標には届いていませんが、一部廃プラスチック のリサイクル化や、リサイクル処理されない汚泥の発生 抑制などにより、三工場とも着実に向上しています。
2004年度実績 2005年度目標 2005年度実績 2006年度目標
東京工場 大阪工場 羽生工場
70.8% 83.8% 53.7%
97.0% 90.0% 97.0%
99.0% 99.0% 99.0% 88.7%
87.5% 87.3% 事業所
(1)燃料(灯油)使用量の削減:大阪工場 生産技術部門
スチーム用給水量原単位 生産技術部門
項 目 部 門
東京工場、大阪工場のグラビアインキ生産部門では、 有機溶剤蒸気排出量原単位という指標によって、生産工 程で発生する有機溶剤蒸気の排出量の削減に取り組ん でいます。
2005年度は、両工場とも増加しました。攪拌容器の 密閉性向上、攪拌時間の削減や使用済洗浄溶剤の再利 用などロス削減を行っていますが、製造品種替えにとも なう洗浄作業の増加により目標には届きませんでした。
(2)有機溶剤蒸気排出量の削減:東京工場・大阪工場 グラビアインキ生産部門
環 境 会 計
環境保全コスト
(1)環境保全コストの投資額合計は、
27百万円でした
主な内容は、水質保全設備の改善、大気汚染防止、廃 棄物施設の改善などです。
(2)環境保全コストの費用額合計は、
903百万円でした
主な費用は、環境配慮型製品の研究開発費用、廃棄物 の削減・リサイクル・適正処理のため費用、環境管理活 動費用、水質汚濁防止設備の維持・管理費用などです。
集計について
①基本とした指針
環境省「環境会計ガイドライン2002年版」および社 団法人日本化学工業協会 日本レスポンシブル・ケア協 議会「化学企業のための環境会計ガイドライン」を参考 にしました。
②対象期間
2005年4月1日∼2006年3月31日(会計年度と一致)
③集計範囲
サカタインクス株式会社
④公表様式
環境保全コスト主体型フォーマット(環境省 公表用 A‐1表)に準じました。
環境保全コストの算定基準
①投資額
環境保全に関わる設備投資額(一部予算額)を集計し ています。
②費用額
複合コストの場合、按分計算をしています。
●減価償却費:環境保全に関わる設備を対象とし、財務 会計上の金額を集計しています。
●人件費:平均人件費単価に環境保全設備に対する環 境保全活動時間を乗じて集計しています。
●研究開発コスト:研究テーマごとに環境保全係数を 決め、按分計算しています。
17
四捨五入により合計が合わない場合があります。
環境会計
■集計結果
サカタインクスは、環境報告書2002から、環境関連 投資の合計額や主な環境保全設備に関わる改善・維持 費用、環境負荷監視費用および廃棄物適正処理費用な どの合計額を公表しています。
環境報告書2004からは、環境会計ガイドラインの分 類に準じた環境保全コストの公表を行い、さらに環境保 全効果を前回から算出し、取りまとめました。
事業エリア内コスト
合 計
公害防止コスト 12 30 19 34
1 56 1 55 7
0
0
8
209
1
2
5
0
8
209
2
0
0
0
19
441
1
0
744
0
0
0
27
595
1
0
903 地球環境保全コスト
資源循環コスト
上・下流コスト
管理活動コスト
研究開発コスト
社会活動コスト
環境損傷対応コスト
省エネルギー設備の維持・管理
廃棄物の削減・リサイクル・適正処理
環境製品を提供するためのコスト
環境保全に関する研究
環境保全活動の地域支援
ーーーーーー
大気汚染防止設備、水質汚濁防止設備、 騒音防止設備などの維持・管理
環境情報の公表、環境マネジメントシステム維持 環境負荷監視、緑地の維持・管理
分類 主な取り組みの内容 2004年度 2005年度 投資額 費用額 投資額 費用額
(単位:百万円)
環境保全コスト
●エネルギー(電気、燃料)は、絶対量でも、活動量によ る調整後でも削減しています。
●廃棄物排出量を削減し、リサイクル率が向上している ため、処分量は前年度に比べ半減しています。
18
Environmental Report
2006
環境保全効果(物量単位)
経済的効果
今後の取り組み
廃棄物排出量の削減・リサイクル率の向上により、処分量を半減できました
■集計結果
(単位:百万円)
* 削減量:生産量による活動量調整を行い比較しています。
6,016
4,804
1,212
10,819
4,057
951
2.4
15.0
5,992
4,809
1,183
10,748
3,997
480
2.4
14.1
51
16
35
119
78
475
0.1
1.0 2004年度 2005年度 削減量
環境保全効果(物量単位)
*
*
7
△12
1,554
3
△10
1,246
エネルギー費用(電気、燃料)の削減
廃棄物処理費用の削減
環境配慮型製品販売
2004年度 2005年度
経済的効果
削減量(活動量調整後) =2005年度環境負荷(活動量調整後)−2005年度環境負荷 2005年度環境負荷(活動量調整後)=2004年度環境負荷×(2005年度生産量/2004年度生産量)
削減量(活動量調整後)について
環境保全コストの集計と、効果の算出を継続して実施 し、環境保全活動と情報開示に努めます。
その他推定的な効果として、リスク回避による効果や企業イメージの向上が挙げられますが、金額換算が困難なため算出していません。
* 今回、算出方法を変更したため、2004年度の数値を再計算しています。
エネルギー (原油換算 )
電気 (原油換算 )
燃料 (原油換算 )
二酸化炭素換算排出量 (t)
廃棄物排出量 (t)
処分量 (t)
NOx (t)
燃料使用量(t-CO2) 電気使用量(t-CO2)
二酸化炭素換算量原単位(1990年度を100としています)
環 境 負 荷 低 減 へ の 取 り 組 み
地球温暖化防止とエネルギー使用量削減
2005年度の当社工場におけるエネルギー使用量を、 地球温暖化のおもな原因物質である二酸化炭素(CO2)
に換算すると10,748t-CO2で、前年度より約0.7%減
少しています。また、1990年度を100とした二酸化炭 素換算量原単位(二酸化炭素換算量÷生産量)では94 となり、6ポイント削減しています。
エネルギー使用量は、羽生工場の操業(1994年)や 生産量の増加などにより、2000年度までは増加を続け ていましたが、環境マネジメントシステムを構築した 2001年度以降は、各部門が生産効率化を推進し、省エ ネルギーに向けた工夫と改善を実施したことで減少し ています。
2004年度からは、新製造棟の建設と稼動に伴い絶 対量が増加していますが、2005年度は若干削減する ことができました。エネルギーの使用効率を示す、二酸 化炭素換算量原単位は継続して減少しています。 工場内関連会社を含め、今後もエネルギー使用量削 減活動を継続して実施していきます。
なお、当社は地球温暖化の原因となるフロン類は、原 材料としても、製造工程においても使用していません。
本社、支社・支店・営業所で使用するエネルギーには、 電気と営業活動に伴うガソリンが挙げられます。 右のグラフは、これらの使用量を二酸化炭素(CO2)
に換算し、その推移を示したものです。2001年度から 減少を継続していたものの、2005年度の換算量は 2,180t-CO2となり、前年度より約2.1%の増加となり
ました。
事務所における電気使用量の削減活動や営業車両の 低燃費車への更新など、今後も継続して実施していき ます。
〔オフィス部門での取り組みのページ(P23-24)には、 電気とガソリンそれぞれの状況を記載しています〕
19
二酸化炭素換算量推移(工場)
1990 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005年度
(t-CO2 )
■省エネルギ−活動の事例
*1 工場内関連会社の電気使用量を含めています。
*2 二酸化炭素換算量は、環境省環境活動評価プログラムの換算係数を用いて 算出しています。
*1 *2
ガソリン使用量(t-CO2) 電気使用量(t-CO2)
二酸化炭素換算量推移(非生産拠点)
2001 2002 2003 2004 2005 年度
(t-CO2 )
*1
*1 二酸化炭素換算量は、環境省環境活動評価プログラムの換算係数を用いて 算出しています。
環境負荷低減への取り組み
・生産設備の効率化 ・製造条件の見直し
・保温倉庫の稼動時間、温度の見直し ・空調温度の適正化および効率向上 ・ボイラ−の効率向上
■工場のエネルギー使用量と二酸化炭素換算量原単位は減少しました
■本社や支社・支店などでは、二酸化炭素換算量は若干、増加しました
7,139 2,147
4,992
11,523
3,588
7,935 10,523
3,015
7,508 10,447
2,983
7,464 10,353
2,924
7,429 10,819
3,228
7,591 10,748
3,148
7,600 100
117
104 101
96 95
94
11,251
3,470
7,781 120
2,352
1,391
961
2,309
1,334
975
2,167
1,201
966 2,135
1,167
968
2,180
1,177