レポート(
1.5)
2017, 9, 29 大浅 翔
このレポートでは、ビザについて書いていくことにする。ビザ取得に関して、ウェブサイ トを漁っていくと就労ビザや学生留学ビザについて書かれている。大まかな申請手順はそ うかわらないけど、研究者ビザについて書かれていることと詳しい内容について日本語・ 英語でなかったので、金城研究室のひとのためにあくまでスウェーデン渡航に限ってでは あるが纏めて、記すことにする。居住許可カード(旅立ち前)
3月20日にインターネット上にて申請をする。様々なタイプの居住許可が申請できる が、私は雇用されているわけではないので、“Visiting researcher”を選択した(URL; https://www.migrationsverket.se/English/Private-individuals/Working-in- Sweden/Employed/Special-rules-for-certain-occupations-and-citizens-of-certain-countries/Visiting-researchers.html)。申請の際に必要になる情報を以下に記す。(1) “My personal detail” (2) “My passport details”
(3) “Address in country of origin (Japan)”
(4) “Permanent address in Sweden”(スウェーデンにすでに住んでいなければ空白) (5) “Previous contacts with Sweden”(スウェーデンに数か月の留学があれば書く。) (6) “Research organization information”
(7) “Husband/wife/Children’s personal details”(一緒に居住許可を申請しているときは書く。) (8) “Address to which I wish the decision to be sent”(ここは東京のスウェーデン大使館とだ
け選択できる。ほかの国も選択できるが、今住んでる国の大使館を選択すればよい) (9) “Signature”である。
ボールド体にしているところは必須事項である。
記入していくと、書類コピーのアップロードが求められる。主に二つである。 (1) “Passport”
(2) “Hosting Agreement for visiting researchers in Sweden”である。
Hosting Agreement は Vladana 准教授に書いてもらった。その中に working condition (例え ば、no salary とかなど)や researcher qualification (財団から支援されているなど)が書かれて
いる。一応、私の方ですべて埋めてからVladana 准教授に送ったが、Research subject や working condition などについてはほぼ全部書き直されていた。 ウェブ上ですべて必須事項と必須書類を提出すると、control number が記載されたページ に飛ぶ。このcontrol number は、自分の申請がどの状態かを確認したり、問い合わせると きに使うのでメモする(URL; https://www.migrationsverket.se/English/Contact-us/Check-your-application/Without-login.html)。ページの印刷しておけば安心。 いくつかのウェブサイトで必要になるとされていた奨学金の支援額とその期間が明記さ れた英語証明書だったり、銀行の英語残高証明書(SEK に換算した)が必要とされていた。 確かに、8333 SEK/month 以上ないといけないため、その証明書として提出が必要らしい が、私はまったく求められなかった。その代わりに、備考欄があり、そこに期間中は〇〇 SEK/month の支援を財団から受けられる。と記載した。 必要書類を提出後、一か月半ぐらいしたところで、日本のスウェーデン大使館から封筒 が届く。中にはスウェーデン語で書かれた居住許可がおりましたということと許可情報 (期間や申請者の情報)が記載されている。これから何をしたらいいのかについて日本語 のレターも入っている。入国するときには必要ないと日本語で書かれているが、レポート (1)で述べたように、レターを見せれば一分程度でMigration control を通過できると思 う(だって、居住許可がおりているのだから、何も怪しくない。)。 注意してほしいことは一つある。それは、居住許可がおりたら、その場でストックホル ムオフィスの訪問予約を取ること! (URL; https://www.migrationsverket.se/English/Contact-us/Book-an-appointment-before-you-visit-us.html)顔写真と指紋を提出しなければ、居住許可さ れたことにはならない。レターはあくまでお知らせだけで、何の意味も持たない。因み に、私が6月上旬にストックホルムオフィスの予約を取ろうとしたら、7月下旬あたりか ら11月の下旬まで一杯で予約できなかった。そのため、ウプサラオフィスまで取得しに 行った。渡航してからすぐにオフィスを訪問するように予約を入れた方がいい(後の手続 きのため)。
居住許可カード(旅立ち後)
旅立ち後は、オフィスに行く。カウンターで予約番号を伝えて、予約した時間に呼び出 されるまで待つ。必要書類は、パスポートだけである。途中で、顔写真と指紋以外にも、 身長やスウェーデンでの住所を質問された。スウェーデンの住所を口頭で言うのは、発音 的に辛いので住所が明記されたもの(手書きじゃない方がいい)をもっていくと安心だろ うと思う。私は、iPhone に Airbnb のページ(住所)を写メしたので、それを提示した。一 通り終わったところで、二週間後にカードが発行されるから、取りにきてくださいと言わ れた。発行に二週間かかる上に、ストックホルムオフィスじゃないと、取りに行くのも大変なので、予約は早めにした方がいい。 二週間後に、オフィスに行き、カードをもらうために来ました。と言えば番号が印字さ れた紙が渡され、順番待ちする。ウプサラオフィスは、受け取り口が一つかつ私の前に並 んでたアジア系の人がすごいもめてたせいで10番目ぐらいなのに結構待った。昼頃につ いたのに、ウプサラC 駅に帰ってきたころには15時ぐらいになっていた。ここでは、受 け取り口の人にカードをとりに来たと言えば、封筒を渡される。中のカードの内容を確認 し、終了。
スウェーデン住民票の申請(個別番号の発行)
居住許可カードが発行されると、一年以上のスウェーデン滞在をする場合には、個別番 号を発行する。この番号をもつことで、所得税などの税金を払っていかないといけない が、スウェーデン人と同じ社会保障が受けられる。二つあるストックホルムの税務署オフ ィスのどちらかに訪問して、入ったところに人がいるので、個別番号の申請をしにきたと いうと、表裏4ページの記入用紙が渡される。 1ページ目 (1) 個人情報 (2) パスポート情報 (3) スウェーデンの現住所(ここに個別番号が送られてくる。) (4) 別の北欧の国の個別番号や居住許可について (5) 居住許可カード申請内容(いつ入国したか、居住許可期間) 2ページ目 (1) ヨーロッパからきている人に対してビザの種類 (2) 婚姻状態 (3) 子供がいればその情報 このページは未婚で子供がいなければ、チェック一つだけのページになる。 3ページ目 2ページ目の子供の情報の続きのため、子供がいなければ記入不要 4ページ目 (1) サイン (2) メールアドレス(3) スウェーデンでの電話番号(必ずしもいらない。) 4ページ目を最初書くのを忘れていて、向こうの人にサインとメールアドレスを記入する ように言われた。そのため、ほかに何を書くところなのかを見ていない。 余談だが、スウェーデンの携帯電話を契約するためには、少なくとも個別番号をもってい ないとできない。通常は次に述べるID カードを提示しないと契約できないことになって いる。私はPresbyrån (プレスビーロン)でプリペイド契約してスウェーデン携帯電話番号を もっていたので記入した。 入り口にいる人に、書き終わったと言えば、待合番号札を発行してくれる。パスポートと 居住許可カードをもって、窓口の人に渡す。家についてアパートかハウスかと聞かれたぐ らいである。三週間後に個別番号を記載住所に送りますと窓口に言われていたが、一週間 ぐらいたったころに、電話がやってきて、どこの国に住んでいたのかについて聞かれた。 (申請書の不備のようだ。)答えて数時間後に、メールアドレスに申請書をアクセプトし たから、二、三日の間に送られてくる個別番号を受け取るようにと言われた。(三週間と 言われたのはなんだったのか?) 送られてきた書類は、全部スウェーデン語で記載されている。読めないので、google 翻 訳に特殊文字が入らないけど突っ込んでみると、出身地は〇〇にしました(おそらく、訂 正した)とかなどが書かれていた。もちろん、個別番号が一番重要なのですが。 いくつかのウェブサイトを閲覧すると、戸籍謄本の提出をしている。日本語のままの戸 籍謄本や英訳した戸籍謄本もしくは英訳した戸籍謄本にスウェーデンの日本大使館で英訳 された戸籍謄本の情報が正しいという証明書付きなど様々なものを求められていた。私の 場合、結婚していないことなどを証明するために戸籍謄本の提出が必要だと思って、日本 で取得し、英訳までしてからスウェーデンに行った。申請書にもほかの提出書類として記 入し、窓口までもっていったが、不要だと言われた。 これまでに、証明書類など必要必要とウェブサイトで騒がれていた書類すべてが不要と いう状態になっている。。。
ID カードの発行(最後)
個別番号が発行されたのちに、申請ができる。下記の書類などを用意する。 (1) パスポート (2) 居住許可カード(3) 個別番号の書類
(4) 400SEK を税務署の銀行に振り込んだというレシートもしくは証明書
(1)~(3)はこれまでに取得したものをもっていけばよい。(4)に関してネットバンキングし ている口座などがあれば、そこから振り込む(誰の振り込みかわからなくなるので、備考 欄に個別番号を記入しておく。)振り込んだことを証明するものを印刷した状態で持参す る。私は、Vladana にインターネット上で 400SEK 振り込んでもらった。後日、400SEK を 紙幣で返した。 ID カードは、二つのストックホルムオフィスのうち Kungsholmen にある方しか発行でき ない。ID カード発行のためにレッドカーペットのところに並んで待っていてくださいと言 われた。そこで、身長を計測されて、待合番号を発行される。一人あたりは5 分程度だけ ど、ID カードを発行できるオフィスがストックホルムでここしかないため、多くの人があ つまり、長蛇の列になる。とはいえ、一時間程度で呼び出された。 上記の資料を渡して、銀行振込などをチェックした後に、名前や住所などが間違ってい ないことを再度確認した。カードが発行されたときに、お知らせが届くことを事前に調べ ていたが、SMS(スウェーデンの携帯電話番号をもっていれば可能)で発行されたことを お知らせするか?やカードの受け取りはここのオフィスでいいか?と聞かれた。 ここでも写真を撮られて、サインをする。その後、写真を貼り付けられた登録情報がコ ピーされた紙を受け取って、申請は終了である。税務署での申請は、待ち時間だけが長く て事務方とのやりとりはほとんどなにもなくスムーズに進む。ここでも、二週間後にSMS メールを送りますと言われたが、もっと早まるのではと少し期待して待つ。 申請は、意外とスムーズに進んだと思っているが、一つ一つの番号なりカードなり発行 するまでに二週間以内の時間がかかることもあり、全体で見たら一か月半程度かかった。 Vladana から数か月分の渡航保険に日本で入って下さいと言われていたのは、このためな のだと思う。現在は、スウェーデンの社会保障が受けられる身となったが、それまでは普 通の渡航者扱いである。私は、一応長時間かかることを見越して、11 月の終わりまで保険 に加入したが、必要なくなった。