WHITE PAPER
Inside Diskeeper 2010
with IntelliWrite
INSIDE DISKEEPER 2010 WITH INTELLIWRITE
⽬次
INTELLIWRITE テクノロジーの概要 1 INTELLIWRITE パフォーマンス テスト 2 1. ⽅法論 2 2. IntelliWrite による書き込み速度の向上 3 3. IntelliWrite による断⽚化の防⽌ 4 4. IntelliWrite はグリーン テクノロジー 6 5. 最新のストレージ管理ソリューションとの互換性 7 結論 8© 2009 Diskeeper Corporation. All Rights Reserved. Diskeeper および Diskeeper Corporation ロゴは、⽶国および/または他の国で Diskeeper Corporation が所有する登録商標または商標です。他のすべての商標 およびブランド名は、それぞれの所有者の財産です。Diskeeper Corporation - 7590 N. Glenoaks Blvd. Burbank, CA 91504 • 800-829-6468 • www.diskeeper.com
INSIDE DISKEEPER 2010 WITH INTELLIWRITE 1 あらゆるシステム、ネットワーク、企業が断⽚化の影響に悩まされています。システムのパフォー マンスと信頼性を最⼤限にするには、断⽚化をなくすことが不可⽋です。従来、断⽚化はその発⽣ 後に対処されてきました(デフラグ)。デフラグプロセスは、その⾃動化、即時性、不可視性が向 上すればするほど、良い影響を⽣じます。 ただし、断⽚化が発⽣する際にディスク全体に分散した空き領域に不連続なファイルが書き込まれ ることにより、貴重なI/Oリソースが浪費されてしまうので、最善の策はこの問題の発⽣を未然に防 ⽌し、常に、クリーンかつ⾼速なディスクで作業することです。 Diskeeper 2010® のパフォーマンス技術には独占的な IntelliWrite™(インテリライト) テクノ ロジーが組み込まれています。このテクノロジーは、まるで最新のアンチウィルス製品がウィルス の影響からシステムを保護するかのように、断⽚化がハードディスクに書き込まれてシステムのパ フォーマンスを低下させることを防ぎます。
INTELLIWRITE テクノロジーの概要
IntelliWrite は、最新の Windows ファイルシステムの「ベストフィットな」ファイル書き込み設 計を利⽤し改善して、ファイルを連続状態で書き込むための⾼度なファイルシステムドライバです。 連続するファイルをディスクにインテリジェントに書き込むことには、単なるデフラグ以上の 4 つ の利点があります。・
⼤半の断⽚化が未然に防⽌されます。・
ファイル書き込みパフォーマンスが向上します。・
パフォーマンス向上のアプローチによりエネルギーを節約します。・
他のストレージ管理ソリューションとの互換性と相互運⽤性が向上します。 Diskeeper 2010 では、この新技術によって防⽌されたファイル断⽚数の概算が、毎⽇、リアルタ イムで、⼀⽬で分かるグラフィックスによって表⽰されます(図 1.0)。また、IntelliWrite の履 歴データを利⽤して⻑期的なトレンドを分析することもできます。INSIDE DISKEEPER 2010 WITH INTELLIWRITE 2 ファイルシステムが作成するファイルの最終的なサイズを予測することはめったにありません。こ のため、ファイルは書き込み時までに断⽚化し、この断⽚化は同じファイルへの⼆次書き込みによ ってさらに悪化します。IntelliWrite は、現在開かれてアクティブに変更されているファイルにオ ペレーティングシステムが通常割り当てる領域より広い⼀時領域を事前に作成します。この余分な 空き領域の使⽤は、システムの作業負荷によって異なります。そのため、ボリュームの使⽤可能領 域が 2 GB より少なくなる希なケースでは、IntelliWrite は⾃動的に無効化されます。
INTELLIWRITE パフォーマンス テスト
⽅法論
この新しい事前対応型のソリューションの綿密な技術的検証は、厳正な同⼀条件での⽐較テストに よって最も良く確認できます。このテストでは、IntelliWrite 付き Diskeeper を 1 つのテスト シ リーズでは有効にし、もう 1 つのシリーズでは無効にする以外は、2 つの同⼀システムで同⼀の タスクを実⾏する必要があります。 すべてのテスト事例で、全く同⼀の操作が、IntelliWrite を使⽤せずに何回も(3 回またはそれ以 上)繰り返され、次に、IntelliWrite を使⽤して同じ回数だけ繰り返されました。テスト事例ごと に、ボリューム状態のベースラインのシステムイメージが復元されました。次に、繰り返しの平均 がとられ、その平均を使⽤して⽐較が⾏われ、その結果が以降の各セクションに⽰されています。 防⽌された断⽚の数を測定するには、各テストの開始時と終了時に断⽚化の分析を⾏います。そし て、テスト終了時の結果を初期状態と⽐較すると、その特定のテストで実⾏された操作で追加され た断⽚化を判別できます。 システムパフォーマンスのテストでは、システムパフォーマンスの向上にとっての IntelliWrite の 価値を実験的に⽴証するため、独⽴したベンチマーク⽤ソフトウェアを使⽤します。 ここでは、様々な⼀般的ビジネスアプリケーションや使⽤事例を使⽤して上記のテストを⾏った結 果について報告します。INSIDE DISKEEPER 2010 WITH INTELLIWRITE 3
IntelliWrite による書き込み速度の向上 ベンチマークツール:
図 2.0:IntelliWrite の Futuremark ベンチマーク
IntelliWrite によるファイル書き込み速度の向上の実証には、Futuremark Corporation の PCMark® Vantage を使⽤しました。具体的には、Hard Disk Drive Suite のスコアをキャプチャ しました。 これらのスコアは、あるシステムまたはシステムコンフィギュレーションに対する別の システムまたはシステムコンフィグレーションのドライブパフォーマンスの増加を測定するための 実際的な⽐較基準を⽰します。 このベンチマークテストではIntelliWrite テクノロジーを使⽤しない場合に⽐べて、IntelliWrite 搭載の Diskeeper 2010 を使⽤するコンピューターのスコアは 7.7% 向上しました。 ファイルコピー: 図 2.1:IntelliWrite のファイルコピー ベンチマーク
INSIDE DISKEEPER 2010 WITH INTELLIWRITE 4 書き込みパフォーマンスを実証するため、2 つ⽬のテストが実⾏されました。この場合も、2 つの 同⼀システムが使⽤されました。Diskeeper 2010(IntelliWrite 搭載)を実⾏するシステムでは、 ファイルコピーのパフォーマンスが 3.5% 向上しています。そのシステムでは断⽚化が防⽌され ましたが、IntelliWrite を使⽤しないシステムでは中程度の断⽚化が発⽣し、速度が低下しました。 IntelliWrite による断⽚化の防⽌ IntelliWrite の断⽚化防⽌機能の実証には、コンピューター(デスクトップとサーバー)上の典型 的なアクティビティをシミュレートする実験が実⾏されました。その結果は、下記に⽰すように、 IntelliWrite の使⽤によって断⽚化の追加が著しく減少する⼀⽅、空き領域消費の増加(可能な唯 ⼀の軽度な副作⽤)はごくわずかでした。 テスト 1 – Office アプリケーション: 最初の分析では、通常のオフィスワーカーによる毎⽇のオペレーション(つまり、標準⽣産性アプ リケーションを使⽤した各種ファイルタイプの作成と編集)のシミュレーションが使⽤されていま す。同⼀のアクティビティを再現できるように、スクリプトが使⽤されました。そのスクリプトは、
メモ帳、ワードパッド、Microsoft® Word、および Microsoft Excel® を操作するユーザアクティビ
ティを模倣して、データをファイルに書き込み、ファイルを削除し、ファイルをコピーします。ま た、ドキュメントファイルの⼊ったフォルダもコピーします。
図 3.0:Office ドキュメントによる断⽚化の防⽌
図 3.0 は、平均で、IntelliWrite による新しい断⽚化の防⽌は 86% でしたが、空き領域の消費
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テスト 2 – ブラウジングとアプリケーションのインストール:
2 番⽬のテストでは、主に、いくつかの Web サイトをアクセスすることによって Web ブラウジ ングアクティビティをシミュレートしました。このテストでは、Internet Explorer で多数の Web サイトを訪問するスクリプトが実⾏されます。このスクリプトは、いくつかのソフトウェアパッケ ージのインストールと削除も実⾏します。 図 3.1:インターネットブラウジングによる断⽚化の防⽌ 図 3.1 は、平均で、IntelliWrite が 73% の新しい断⽚の発⽣を防⽌したことを⽰しています。 このテストシリーズでは、IntelliWrite を使⽤すると、IntelliWrite を使⽤しなかった場合より使 ⽤可能な領域を1.05% 多く使⽤しました。これはいくつかの使⽤事例で利⽤可能な領域が増⼤す る場合があることを考慮すると、空き領域への影響は⼀般にごくわずかであることを⽰しています。 テスト 3 – システムアップデートのインストール: 図 3.2:システムアップデートによる断⽚化の防⽌ 3 番⽬のテストでは、再び IntelliWrite を使⽤または不使⽤にして、Windows XP にサービスパ ック 3 をインストールしました。図 3.2 は、テストを 3 回繰り返した結果を⽰してます。平均 で、IntelliWrite による新しい断⽚化の防⽌は 62% でしたが、空き領域の消費は 0.5% 未満し か増加しませんでした。
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テスト 4 – データベース:
図 3.3:SQL サーバーでの断⽚化の防⽌
4 番⽬のテストでは、サーバー環境(この場合、Windows Server Enterprise 2003 R2上で実⾏ される Microsoft SQL Server 2008)における IntelliWrite の価値を実証しました。具体的には、 SQL スクリプトを実⾏して、3 個のデータベース(各データベースは各種のデータタイプを含む 250 個のテーブルを含む)を作成します。次に、このスクリプトで、各テーブル内に 100 ⾏作成 し、その数⾏を更新します。 これらのテストでは、IntelliWrite がすべての断⽚化のほとんど 90% を防⽌しました。空き領 域使⽤量については、IntelliWrite なしのサーバーでは 23,278GB 残りました。IntelliWrite を使 ⽤したテスト事例では、平均 23,269GB の利⽤可能な空き領域が残り、空き領域使⽤量の増加は 1% 弱に過ぎませんでした。 INTELLIWRITE はググリリーーン ン テクノロジー 断⽚化のないコンピューターは、断⽚化のあるコンピューターより効率的に稼動します。これは、 多数の公表された研究によって確認されています。⼀般的前提として、断⽚化があると、ハードデ ィスクによるデータの読み取りに必要な時間と電⼒が増⼤します。断⽚化したボリュームで 4 時間 かかるバックアップが、デフラグしたボリュームでは 3 時間しかかからないことがあり、その場合 は、システムがアイドルまたはよりビジーでない状態に 1 時間早く戻ることができます。 デフラグによるエネルギー節約に関するこれまでの報告では、ファイルのアクセス/読み取りアクテ ィビティから得られる利点に重点が置かれていました。IntelliWrite のユニークな断⽚化防⽌機能 については、ファイルをまず連続的に書き込むことによるエネルギーの節約を測定するテストも実 ⾏されました。
INSIDE DISKEEPER 2010 WITH INTELLIWRITE 7 このテストでは、⼀定のディスク アクティビティ、つまり、ファイルの作成、ファイルへの書き込 み、ファイルのコピー、ファイルの削除を⾏うスクリプトが実⾏されました。上記の実験の場合と 同様に、このスクリプトも、システムでのユーザアクティビティのシミュレーションを⽬的として いました。同じスクリプトが 1 時間ごとに(合計 24 時間)繰り返し実⾏され、システムによる 電⼒の合計消費量が、毎時間、電⼒測定/収集⽤装置によって取得されました。テストは、まず、 Diskeeper 2010 なしで実⾏され、次に、同じテストが、同じボリューム上で(イメージから復元)、 設定をすべてデフォルトにしてインストールした Diskeeper 2010(IntelliWrite 付き)を使⽤し て実⾏されました。 図 4:IntelliWrite によるエネルギー節約 これらのテストでの平均電⼒使⽤量は、Diskeeper 2010 なしの場合は 139.15 ワット/時、 Diskeeper 2010 使⽤の場合は 131.67 ワット/時で、その差は 7.48 ワット/時でした。つまり、 IntelliWrite 付きの Diiskeeper を実⾏するシステムでは、電⼒を 5.4% 削減できることにな ります。この電⼒節約の増⼤に加えて、I/O 読み取りアクティビティ(バックアップ、アンチウィ ルススキャンなど)で断⽚のないディスクにアクセスすることから得られるエネルギーの節約もあ ります。 最新のストレージ管理ソリューションとの互換性 保存されたデータの管理には、コピー オン ライト(COW)技術を適⽤することが⼀般的になって います。 この技術は、⼀般に、データ重複の解消、データ/ボリュームのスナップショット、継続 的データ保護(CDP)、および類似の「ブロックレベル」ストレージソリューションで使⽤されて います。この技術は、ファイルごとのデータ管理(データベースや、SANなどの⼤規模な共有スト レージ環境では実際的でないことがある)に必要な労⼒を最⼩限にします。 重度の断⽚化は、コピー オン ライトのオーバーヘッドを増⼤させ、その動作速度を低下させる可 能性があります。ただし、互換性に関する重要な考慮事項は、コピーオンライト アプローチでは、 ユーザ/アプリケーションによるデータ変更とデフラグプログラムによるデータ変更を区別できな いことです。したがって、事後にデフラグすると、コピーオンライトベースのソリューションが不 要な動作をする場合があります。断⽚化によるコピーオンライトプロセスのオーバーヘッドの増⼤
INSIDE DISKEEPER 2010 WITH INTELLIWRITE 8 またはデフラグによる作業負荷の増⼤のどちらかを選ばなくても、IntelliWrite の「ライトワンス」 アプローチを使⽤すれば、冗⻑なファイル移動がなくなり、断⽚のない(または断⽚化の少ない) 環境で作業できます。 断⽚化を事前に解決するこの新しい独占的な⽅法では、Diskeeper 2010 と最新のコピーオンラ イト ストレージソリューションとのユニークな相互運⽤が可能です。
結論
多くのアプリケーションでは、操作するファイルがどのくらい⼤きくなるかを計算に⼊れません。 したがって、ファイルシステムによって作成されるファイルが、その実際の最終サイズを予測して 作成されることははめったにありません。このため、ファイルは、データの書き込みがすべて完了 する時までに断⽚化されてしまいます。 IntelliWrite は、ファイルが成⻑するサイズをインテリジェントに予測し、⼗分な領域を割り当 て、最初にファイルを連続的に書き込むことによって、この問題に対処します。したがって、ほ とんどでなくても多くの場合、デフラグサイクル全体が事前に排除されます。 Diskeeper 2010 の IntelliWrite テクノロジーには、次の機能と利点があります。 ⾃動デフラグだけで達成されるレベルを超えて、システムパフォーマンスを著しく向上させま す。 バックグラウンドのデフラグまたはスケジュールされたデフラグを実⾏するタイムスロット が制限されているビジーなサーバーまたは仮想システムの場合、このパフォーマンスの向上は さらに著しくなる傾向があります。極端な場合は、断⽚化を根絶できるかどうかの違いになる ことがあります。 ファイルの断⽚化を未然に⼤幅に防⽌します。 防⽌した断⽚化レベルに関する技術的な概算を提供します。 個々のボリュームごとに有効または無効にできます。 ⾃動デフラグと連携させたり(最適なパフォーマンスのために強く推奨)、独⽴して実⾏させ ることができます。 Windows XP 以降の Microsoft オペレーティングシステムで NTFS と FAT の両⽅のファ
イルシステムをサポートします。
システムリソース使⽤量が全体的に低下し、その結果、エネルギー消費量も低下します。
コピーオンライト技術を適⽤する最新のストレージソリューションとの⾮互換性をなくしま
INSIDE DISKEEPER 2010 WITH INTELLIWRITE 9 Diskeeper 2010 のその他の機能は、次のとおりです。 InvisiTasking™ (インビジタスキング) 唯⼀の透過的なバックグラウンド処理技術。 InvisiTasking の使⽤によって、Diskeeper 2010 がリソースの競合ゼロでデフラグできます。 これは、重度の断⽚化と極端に少ない利⽤可能な空き領域を持つシステムでも同様です。 InvisiTasking は、断⽚化が事前に存在していたり、IntelliWrite で防⽌されなかった少量の 断⽚化があるシステムのための技術です。 ⼤容量ボリュームの⾼速処理。事前に蓄積された断⽚化またはデフラグをかろうじて免れた少 数の断⽚は、Diskeeper 2010 の、⼗万単位のファイルを持つシステム向けソリューションʼ (Terabyte Volume Engine™)または百万単位のファイルを持つシステム向けソリューショ ン(Titan Defrag Engine™)で、素早くクリーンアップできます。
I-FAAST® (アイ・ファスト) インテリジェント ファイル アクセス アクセレーション シ
ークエンスイング テクノロジー。クリーンなディスクが提供する以上のファイルアクセス速 度を提供します。I-FAAST は、ファイルの使⽤状況を綿密にモニターし、最も頻繁に使⽤さ れるファイルを再配置して可能な限りアクセスを⾼速化します。
Diskeeper Administrator、Group Policy、Microsoft® Operations Manager、および System Center Operations Manager による管理をフルサポートします。.
ブートタイムモード。重要なシステムファイルに対して Microsoft 推奨のデフラグを安全に実 ⾏します。 ⽇本における Diskeeper に関するお問い合わせはこちらまでどうぞ
相
そう栄
えい電器
で ん き株式会社 ソフトウェア事業部
http://www.sohei.co.jp E-mail [email protected] 〒141-0022 東京都品川区東五反⽥ 5-21-15 メタリオン OS ビル
Diskeeper Corporation 7590 North Glenoaks Boulevard Burbank, California 91504-1052, USA フリーダイヤル:800-829-6468 電話:818-771-1600 ファックス:818-252-5514 www.diskeeper.com
© 2009 Diskeeper Corporation.All Rights Reserved.Diskeeper、“ The only way to prevent fragmentation before it happens(断⽚化を未然に防ぐ唯⼀ の⽅法)"、IntelliWrite、InvisiTasking、I-FAAST、Terabyte Volume Engine、Titan Defrag Engine、Clean Disk ロゴ、および Diskeeper Corporation ロ ゴは、⽶国および/または他の国で Diskeeper Corporation が所有する登録商標または商標です。その他の商標とブランド名は、すべて、その個々の所有者の財 産です。