アドセンス登録方法と
知らないと危険な 6 つの注意点
第 1 章:アドセンス申請
①ブログの記事を 20 記事ほど投稿する ②一次審査に合格する ③二次審査に合格する第 2 章:アドセンス設置
①報酬が伸びやすい広告配置 ②アドセンスタグの取得 ③アドセンスタグの改変 ④広告2(記事下)の追加方法 ⑤広告1(記事上)と広告3(記事中央)の導入第 3 章:アドセンスの注意点
①自己クリックの禁止 ②クリック誘導の禁止 ③アダルト、反社会的などの NG ワード ④広告掲載位置 ⑤著作権コンテンツ ⑥アドセンス広告の枚数目次
1.アドセンス申請
ワードプレスブログを作成することができたら、次はグーグルアドセンスに登 録して報酬を得るための準備をしていきます。 そもそもグーグルアドセンスとはクリックされるだけで報酬が発生する広告の ことで、初心者さんでも稼ぎやすいという特徴があります。 だから文章が苦手という方でもアクセスさえ集めれば稼ぐことができるし、ネ ットビジネスを始める第一歩として最適な方法と言えます。 ただ、アドセンスは誰でも自由に利用できるわけではなく、グーグルが用意し ている審査に合格しないとブログに広告を掲載することができません。 そこで、アドセンス広告を1日でも早くブログに掲載していくべく、これから 自分のブログに記事を書いてアドセンスを申請していきます。グーグルアドセンス申請の手順は下記の通りです。 ① ブログに記事を 10 記事投稿する ② 審査に合格する ③ 広告を貼って有効化する 審査というと身構えてしまうかもしれませんが、決して特別な才能がなければ 審査に通らないと言うほどではありません。 もちろん中には審査に落ちてしまう方もいますが、アドセンスは何度でも再チ ャレンジが可能なので気軽に挑戦してみましょう。
① ブログに記事を 10記事ほど投稿する 記事を書いていく前にいつくか注意点があります。 ・1記事あたり 1000 文字以上にする ・何かのジャンルに特化したブログにする ・トレンド記事は書かない ということですね。 Google などでアドセンスについて検索すると、1記事500文字で日記のよう な内容を5記事書けば審査に通るという情報が数多くあります。 これに関しては昔の基準であり、今そのようなブログでアドセンスに申請をし たとしても 99%審査に落とされてしまいます。 これはオリジナリティの低いブログが量産された結果、広告を掲載するブログ の質が落ちたことが原因と思われます。
となると重要なのはオリジナル、かつ役立つブログを作成すること。 当然、500 文字にも満たないような記事はアウト。 また、ジャンルがバラバラなブログも役立つとは言えません。 だから理想を言えば、 ・自分が得意(興味がある)ジャンルを中心にして ・1記事1000文字以上(可能であれば 2000 文字とかも)で書く ・それを 10 記事以上用意する ということが望ましいです。 もっとも、これでも審査に落ちる時は落ちますし、 その場合 1 記事あたりの文字数や記事数を増やしましょう。 以前より難化したとはいえクリックだけで稼げるアドセンスは他に比べて遥か に簡単に稼げる手法なので、諦めず挑戦することが大事です。
② 審査に合格する ブログの準備ができたらいよいよ審査に出していきます。 アドセンス申請にはグーグルアカウントが必要になるので、 アカウントを持っていない方はまずグーグルに登録しましょう。 グーグルアカウントの登録ページ https://accounts.google.com/SignUp?service=mail&hl=ja&continue=http%3A%2F%2Fmail.google.com%2Fmail%2 F%3Fpc%3Dja-ha-apac-jp-bk&utm_campaign=ja&utm_source=ja-ha-apac-jp-bk&utm_medium=ha グーグルアカウント解説動画 http://naruhiko1111.com/wp-content/movie/google_accounts/google_accounts.html アカウント登録が完了したら次は審査に出していくので、下記のページを参考 に申請を完了させてください。 http://naruhiko1111.com/wp-content/movie/google_adsens/google_adsens.html 審査に合格するとグーグルから下記のようなメールが届きます。 (メールの文面が変わっている可能性もあります)
逆に審査に落ちた場合は下記のようなメールが届くので、コンテンツを充実さ せるなどして、2 週間ほど経ってから再申請してみましょう。
③ 広告を貼って有効化する アドセンスは以前は一次審査と二次審査の 2 つに分かれていたのですが、 今は審査は 1 つだけになっています。 審査に受かる→広告タグをブログに貼る→しばらくすると広告が表示される という流れですね。 広告の貼り方については次の章で解説します。 審査が合格するまで広告部分は下記のように空白となります。 (ブラウザによっては空欄が表示されない事もあります)
待てども合格の連絡が来ない場合も、審査に合格するまでは 3 日に 1 度くらい のペースで更新を続けましょう。 特に審査が遅い方はブログのアクセス数が少ない(広告の表示回数が少ない)こ とが原因と言われているので、そのためにも記事更新が必要ですね。 そして下記のようなメールが届く、もしくは広告が表示されたら審査を含めア ドセンスの審査は完全に完了となります。
2.アドセンス設置
先程二次審査の解説では飛ばしたアドセンスの設置方法を紹介します。 ただアドセンスのタグはそのまま使うとルール的に良くないのと、適当な広告 配置では多くの報酬を取りこぼしてしまう可能性があります。 実際、僕が以前コンサルをしていたメンバーの中には、僕のアドバイスを受け て広告配置を変えたところ報酬が 2 万→10 万へ伸びた方もいました。 具体的にどのようにタグを変更していけば良いのか。 また、どのように広告配置すればもっとも報酬が伸びるのか。 僕がこれまで多くの方を指導してきた経験を元にお話をしていきます。① 報酬が伸びやすい広告配置
1ページに載せるアドセンスは全部で 3 つ。図で示すと下記のようになります。
広告1(記事上):続きを読むのあたり
広告2(記事下):本文終了後
② アドセンスタグの取得 アドセンスを設置するためにはアドセンスコード(タグ)と呼ばれるものが必 要で、これはアドセンスの管理画面で作成することができます。 アドセンス管理画面で「広告の設定」⇒「新しい広告ユニット」と移動します。 すると広告作成画面が出てくるので、名前を自分が分かりやすいものに設定し、 それ以外は何もいじらずに「保存してコードを取得」をクリックします。
上記の赤枠部分がアドセンスを表示させるためのタグですね。
ただし、先程も話したようにこのアドセンスタグをそのまま利用して広告を表 示すると、厳密にはアドセンスの規約違反となってしまいます。
③ アドセンスタグの改変 アドセンスは広告のすぐそばに「スポンサードリンク」という文言を入れない とルール違反になります。 また、ルールに関係する話ではありませんが、そのままアドセンスタグを利用 すると広告が画面の左に寄った状態で表示されます。 そこで ・広告の中央寄せ ・スポンサードリンクの文言の追加 この2つを満たすタグの改変を行っていきます。
HTML が苦手な方のために具体的な例を載せます。
アドセンスの通常のタグ(赤色)にスポンサードリンクと中央寄せ(青色で表示し ている文字列)を加えると下記のようになります。
<center>
<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <!—広告名 --> <ins class="adsbygoogle" style="display:inline-block;width:336px;height:280px" data-ad-client="ca-pub-※※※※※" data-ad-slot="※※※※※"></ins> <script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script> <p>スポンサードリンク</p> </center> ※※※※※の部分は 1 人 1 人違うので注意してください。 なのでまずはアドセンスの「広告の設定」のページからコード取得し、そこに 上記と同じように青色の文字列を加えれば OK ということですね。
④ 広告2(記事下)の追加方法 それではここからは広告を設置していきます。 ※必ず③で改変したタグを利用するようにしてください。 ワードプレスの管理画面で「外観」→「テーマ編集」→「content-single.php」 と移動し、広告タグを直接入れると記事下に広告を自動表示できます。 下記は無料テンプレート「Graphy」の例です。 https://wp-simplicity.com/downloads/downloads2/
<?php the_content(); ?> というタグのすぐ下にアドセンスタグを入れれば OK ですね。 ちなみにこれは今回紹介した「Graphy」に限らず、ほとんどのテンプレートで は<?php the_content(); ?>は本文を指しています。 つまり別のテンプレートでも、<?php the_content(); ?>を見つければ良いとい うことですね。そしてそれは 9 割型「single.php」にあります。 ※ほとんどのテンプレートでは「single.php」ですが、「Graphy」は 「content-single.php」内を見るので注意するようにしてください。
⑤ 広告1(記事上)と広告3(記事中央)の導入 広告1と広告3に関しては広告2(記事下)と違い、アドセンスを自動で表示 させることができません。 なので 1 記事ごとに自分でタグを入れていくということになるのですが、毎回 長ったらしいアドセンスのタグを入れるのは非常に面倒です。 そこでタグを省略し管理を簡単にする、アドセンスマネージャーというプラグ インを使用します。 プラグインのマニュアルにてアドセンスマネージャーは既に導入してあるはず なので、管理画面の「投稿」→「Ad Units」と移動してください。
すると下記のような画面が出てくるので、赤枠部分に③のアドセンスタグを入 力して「Import」をクリックして次に進みます。
次の画面では「Display Options」の項目をすべて「Yes」へと変更。 そして「Save changes」をクリックすれば設定は完了です。
次はいよいよ広告1と広告3を表示させる方法です。
アドセンスマネージャーを改めて見てみると、下記のように項目が追加されて いるのですが、「Name」の赤枠部分がその広告の「広告名」になります。
そしてアドセンスマネージャーで使用するタグの基本形は[ad#name]
なので[ad#name]の「name(青色部分)」を広告名に変更します。
今回であれば広告名が「co-1」になっているので、[ad#co-1]となります。
あとはワードプレスをテキストモードにして、
3.アドセンスの注意点
これでアドセンスの申請も設置も完了したので、ひたすら記事を書いていけば 報酬を伸ばしていくことができます。 早く稼ぎたくて、記事を書きたくてワクワクしているかもしれませんね。 しかしその前にあと1つ覚えて置かなければいけないのは、グーグルアドセン スには規約とペナルティーがあるということです。 具体的には定められた規約を破り続けた場合、アドセンスに警告または停止連 絡が来て、最悪アドセンスが使用できなくなる可能性があります。 アドセンス停止された場合、未払いの報酬は全て没収、裏技を使わない限りア ドセンス広告を再度掲載することすらできなくなるのです。 これは誰の身にも起こる可能性がありますし、規約を知らない事がその原因の 大半なので、アドセンスの規約で特に注意すべき点をお伝えします。① 自己クリックの禁止 まずは自己クリックの禁止です。 アドセンスは広告をクリックするだけで報酬が発生する仕組みなので、自分の ブログの広告を自分でクリックしても報酬が発生することになります。 しかし、それを許していたら不正し放題なので、アドセンスはあまりにも自己 クリックが多いブログの運営者にペナルティーを課す事があります。 1 度や 2 度間違えてクリックしたからといってペナルティーになったりはしま せんが、極力自分のブログの広告をクリックすることが無いようにしましょう。
② クリック誘導の禁止 訪問者にアドセンスのクリックを依頼するような文章、画像をブログに入れて はいけないということです。 例えば「アドセンスクリックお願いします!」みたいな文章を入れていたらペ ナルティーの対象になるということですね。 ③ アダルト、反社会的などの NG ワード アドセンスはアダルトや反社会的な話題、言葉にかなり厳しいです。 例えば「暴力団」「覚醒剤」となどの反社会的な話題。 「ヌード」「ロリ」「セックス」といったアダルトな話題。 「DV」「自殺」「殺人」など事件性のある話題。 こういった話題はペナルティーのリスクが跳ね上がるので必ず避けましょう。
④ 広告掲載位置 アドセンス広告はブログのどこに掲載しても問題ないのですが、本文のすぐ上 に表示させることだけは NGです。 それはページを開いたときに本文が一切見えない(ヘッダーや広告しか表示さ れない)のは NG とされているからですね。 このマニュアルでは3枚のアドセンスをブログに表示させる方法を紹介しまし たが、記事上のアドセンスが本文の上でないのはそのためです。
⑤ 著作権コンテンツ アドセンスは著作権に関するコンテンツにもうるさいです。特に画像と動画。 非常に著作権に厳しいのがジャニーズとディズニーで、他にもアンパンマンや アイドルの画像などで画像の削除依頼が来た事があります。 また、テレビの動画やアーティスト動画などもアウトです。 読者さんにより満足してもらえるようにと、記事の中にテレビの動画やアーテ ィストの PV などを入れたくなるときが有ると思います。 しかしそれをしてしまうとペナルティーのリスクが上がってしまうので、こう いった著作権コンテンツには触れないようにしましょう。
⑥ アドセンス広告の枚数 アドセンスの審査が難化したのは悪いことばかりではなく、それと同時に今ま で 1 ページに 3 枚までだった広告表示枚数に制限がなくなりました。 つまり1 ページにアドセンスを 10 枚以上貼っても構わないということですね。 プレミアムアドセンス(従来は 3 枚以上アドセンスを貼れるのは一部の人の特 権でした)で広告の枚数を増やしたら、報酬が 1.5 倍になった事例もあります。 つまりアドセンスを多く貼るほど報酬も増えやすいのですが、どんな記事にで も制限なくアドセンスを貼って良いということでもありません。 あくまでコンテンツの質が良ければアドセンスを増やして OK というだけで、極 端な話 500 文字の記事にアドセンスを 10 枚貼ったらペナルティーのリスクがか なり高くなります。 なので記事の質に自信がなければ、3 枚までにしておくのが無難です。