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RF加熱装置ユニット㈵・㈼・㈽定期点検作業

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Academic year: 2021

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保護継電器の整備

仕様書

平成29年5月

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

核融合エネルギー研究開発部門 那珂核融合研究所

ITER プロジェクト部 RF 加熱開発グループ

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1.一般仕様 1.1 件名 保護継電器の整備 1.2 概要 量子科学技術研究開発機構(以下「量研機構」という。)は、高周波加熱装置へ電力を供給する電源設 備の整備を進めている。本件により、老朽化した特別高圧保護継電器の整備を行い、今後の安全な運転 に資する。 1.3 契約範囲 保護継電器の整備 :1 式 1.4 納期 平成 30 年 1 月 31 日 1.5 納入場所及び納入条件 (1)納入場所 茨城県那珂市向山 801-1 量研機構 那珂核融合研究所 JT-60 加熱電源トランスヤード (2)納入条件 据付調整後渡し 1.6 検収条件 提出図書の確認及び仕様書の定めるところに従って作業が実施されたと量研機構が認めたときをもっ て業務完了とする。 1.7 かし担保責任 検収後 1 年以内に設計、製作上のかしが発見された場合、無償にて速やかに改修、補修もしくは交換 を行うものとする。 1.8 提出図書 図書名 提出時期 部数 確認 全体工程表 体制表及び緊急時連絡体制表 作業要領書 作業日報 契約後速やかに 作業開始2週間前まで 作業開始前まで ※確認後コピー3 部提出のこと。 作業日当日中 1 部 各 1 部 1 部 1 部 不要 不要 要 不要

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試験要領書 試験成績書 完成図(展開接続図、取説含む) 再委託承諾願 (量研機構指定様式) 打合せ議事録 その他、必要と認められた書類 試験開始前 ※確認後コピー3 部提出のこと。 製作開始 2 週間前 ※確認後コピー3 式提出のこと。 納入時 契約後速やかに ※下請負等ある場合に提出のこと。 打合せ後速やかに 随時 1 部 1 部 3 部 1 部 1 部 1 部 要 不要 不要 要 不要 不要 (提出場所) 量研機構 核融合エネルギー研究開発部門 那珂核融合研究所 ITERプロジェクト部 RF加熱開発グループ (確認方法) 「確認」は次の方法で行う。 量研機構は、確認のために提出された図書を受領したときは、期限日を記載した受領印を押印して返 却する。また、当該期限までに審査を完了し、確認しない場合には修正を指示し、修正等を指示しない ときは、確認したものとする。なお、再委託承諾願は、量研機構が確認後、書面にて回答する。 1.9 支給品及び貸与品 (1)支給品 本作業に必要な電力(AC100V, AC200V)は、量研機構の指定する実験盤等から無償支給する。 (2)貸与品 本作業に必要な図面、資料等は量研機構と協議の上、無償貸与する。 1.10 品質管理 本作業に関わる全ての工程等において、十分な品質管理を行うこと。 1.11 適用法規・規格基準 本業務を実施するに当たっては、以下の法令、規格、基準等を適用又は準用して行うこと。 (1)那珂核融合研究所電気工作物保安規程・規則 (2)那珂核融合研究所リスクアセスメント実施要領 (3)電気事業法 (4)労働基準法

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(5)労働安全衛生法 (6)日本工業規格(JIS) (7)電気設備技術基準 (8)電気学会電気規格調査会標準規格(JEC) (9)日本電気工業会標準規格(JEM) (10)日本電気協会規格内規定(JEAC-8001) (11)日本電線工業規格(JCS) (12)その他那珂核融合研究所内諸規程 (13)その他関係法令、規格、基準等 1.12 一般安全管理 (1)作業計画に際し綿密かつ無理のない工程を組み、材料、労働安全対策の準備を行い、作業の安全 確保を最優先としつつ、迅速な進捗を図るものとする。また、作業遂行上既設物の保護、第三者 の損害防止も留意し、必要な措置を講ずるとともに、火災その他の事故防止に努めること。 (2)作業現場の安全衛生管理は、法令に従い受注者の責任において自主的に行うこと。 (3)受注者は、作業現場の見やすい位置に、作業責任者名及び連絡先等を表示すること。 (4)作業中は、常に整理整頓を心掛ける等、安全及び衛生面に十分留意すること。 (5)受注者は、作業内容及び作業中の安全について、事前に量研機構と十分な打合せを行った後、作 業に着手すること。 (6)受注者は、本作業に使用する機器、装置の中で地震等により安全を損なうおそれのあるものにつ いては、転倒防止対策等を施すこと。 1.13 グリーン購入法の推進 (1)本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適用 する環境物品(事務用品、OA 機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。 (2)本仕様に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針に定める「紙 類」の基準を満たしたものであること。 1.14 特記事項 (1)受注者は、量研機構が量子科学技術の研究・開発を行う機関であるため、高い技術力及び高い信 頼性を社会的に求められていることを認識し、量研機構の規程等を遵守するとともに、安全性に 配慮し業務を遂行し得る能力を有する者を従事させること。 (2)受注者は、業務を実施することにより取得した当該業務及び作業に関する各データ、技術情報、 成果その他の全ての資料及び情報を量研機構の許可なく第三者に口外してはならない。 (3)受注者は、量研機構が貸与した資料等において厳密な管理を行い、使用後は速やかに返却するも のとする。 (4)受注者は、本仕様書に記載なき事項についても、技術上必要と認められる項目については、受注 者の責任において実施すること。 (5)受注者は、作業の実施に当たっては関係法令等を遵守するとともに、量研機構担当者と十分な打 合せを行い実施すること。

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1.15 協議 本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は、量研機 構と協議の上、その決定に従うものとする。 2.技術仕様 2.1 整備対象設備及び機器 (1)整備対象設備は、18kV 特高受配電盤及び直流発生装置(DCG)である。添付図 1 にトランスヤード 機器配置を示す。 (2)整備対象機器は、各盤内に設置されている過不足電圧継電器 1 台、過電流継電器 18 台、地絡過電 流継電器 3 台、A 系 DCG 保護継電器 2 式、C 系 DCG 保護継電器 1 式、コンデンサトリップ装置 1 台 とする。添付図 2 JT-60 高周波加熱装置電源設備単線結線図(加熱用発電機周波数 77.6~54.2Hz から商用系に変更、周波数 50Hz とする)に示す。 2.2 整備内容 (1)添付資料 1 に示す各盤内保護継電器を更新すること。更新の際、制御電源、整定範囲、整定ステッ プなど既設のものと同等であること。また、VCB 盤(MC2)内のコンデンサトリップ装置を更新すること。 下記に既設機器の形式を示す。 機器名称 既設継電器形式 備 考 過不足電圧継電器 UVR-40 日新電機製 過電流継電器 UOR-42 日新電機製 地絡過電流継電器 UOR-10 日新電機製 A 系 DCG 保護継電器 UAH-U21RF 日新電機製 C 系 DCG 保護継電器 SDV-FM6、SDV-FH6 オムロン製 コンデンサトリップ装置 FCAT-3 日新電機製 (2)更新後、添付資料 1 に示す各継電器の整定を行い、動作特性試験を行うこと。 (3)A、C 系 DCG 保護継電器の更新について、盤の加工及び配線が必要な場合は加工、配線を行うこ と。既設保護継電器盤を添付図 3、4 に示す。 (4)コンデンサトリップ装置の更新について、盤の加工及び配線が必要な場合は加工、配線を行う こと。また、既設予備として形式 FCAT-1(日新電機製)相当品 5 台を納品すること。 (5)更新後、保護継電器及びコンデンサトリップ装置を動作させ対象の遮断器の動作試験を行うこ と。詳細は打合せによる。

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添付資料 1 保護継電器整定値 過不足電圧継電器 機器名称 形式 自動器具番号 動作値(V) 動作時間(秒) 整定値 整定値 MC2 U-1B21 59L 120.0 2.00 VCB盤 UVR-40 27L 60..0 2.00 過電流継電器 機器名称 形式 自動器具番号 整定値 動作値(A) 整定値 動作時間(秒) L H 設定値 設定値 (A) (%) L要素 H要素 L要素 H要素 MC2 U-2F11 51L(R) 7 500 7.0 35.0 2.0 0.05 VCB盤 UOR-42 U-2F11 51L(T) 7 500 7.0 35.0 2.0 0.05 UOR-42 地絡過電流継電器 機器名称 形式 自動器具番号 動作値(A) 動作時間(秒)整定値 整定値 T1 T2 MC4A U-3F51 51GLA 0.35 0.5 1.0 UOR-10 過電流継電器 機器名称 形式 自動器具番号 整定値 動作値(A) 整定値 動作時間(秒) L H 設定値 設定値 (A) (%) L要素 H要素 L要素 H要素 MC4A U-3F51 51LA(R) 4 500 4.0 20.0 1.3 0.08 UOR-42 U-3F51 51LA(T) 4 500 4.0 20.0 1.3 0.08 UOR-42 D1U-2F12A 51L1A(R) 仕様範囲外 D1UOR1-12A D1U-2F12A 51L1A(T) D1UOR1-12A D1U-2F12A 51L2A(R) D1UOR1-12A D1U-2F12A 51L2A(T) D1UOR1-12A

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DCG 保護継電器(比率差動継電器) 機器名称 形式 自動器具番号 整定値 動作値(A) 電流整定 瞬時要素 EP1A UAH-U21RF U-4T11RF 87T-U 比率要素 35% 瞬時要素 HOC1 1000% HOC2 750% P:3.8A S:4.6A P:3.8 87T-V 87T-W EP2A UAH-H21RF U-4T12RF 87T-U P:5.0A S:4.6A 87T-V 87T-W

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地絡過電流継電器 機器名称 形式 自動器具番号 動作値(A) 動作時間(秒)整定値 整定値 T1 T2 MC4C U-3F51 51GLC 0.35 0.5 1.0 UOR-10 過電流継電器 機器名称 形式 自動器具番号 整定値 動作値(A) 整定値 動作時間(秒) L H 設定値 設定値 (A) (%) L要素 H要素 L要素 H要素 MC4C U-3F51 51LC(R) 4 500 4.0 20.0 1.1 0.08 UOR-42 U-3F51 51LC(T) 4 500 4.0 20.0 1.1 0.08 UOR-42 U-2F11 51L1C(R) 4 500 4.0 20.0 0.9 0.2 UOR-42 U-2F11 51L1C(T) 4 500 4.0 20.0 0.9 0.2 UOR-42 U-2F11 51L2C(R) 4 500 4.0 20.0 0.9 0.2 UOR-42 U-2F11 51L2C(T) 4 500 4.0 20.0 0.9 0.2 UOR-42 U-2F11 51L3C(R) 4 500 4.0 20.0 0.9 0.2 UOR-42 U-2F11 51L3C(T) 4 500 4.0 20.0 0.9 0.2 UOR-42 U-2F11 51L4C(R) 4 500 4.0 20.0 0.9 0.2 UOR-42 U-2F11 51L4C(T) 4 500 4.0 20.0 0.9 0.2 UOR-42

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DCG 保護継電器 機器名称 1.試験項目 (1)定常時、出力値の測定 (2)1次、2次差電流の測定 (3)1 次過電流の測定 2.リレー、タイマーの整定 (1)DCOV#61 SDV-FM6 動作値 1~3V 整定 動作値 2V (1次、2次差電流検出) 復帰値(動作値)-5~30% 復帰値(動作値)-10% (2)DCOV#51 SDV-FH6 動作値 10~30V 整定 動作値 13V (1次過電流検出) 復帰値(動作値)-5~30% 復帰値(動作値)-10% (3) TL#52LT H3CA-A 整定 1s (4) TL#61T H3CA-A 整定 0.1s (5) TL#51T H3CA-A 整定 0.1s EP1C 地絡過電流継電器 機器名称 形式 自動器具番号 動作値(A) 動作時間(秒)整定値 整定値 T1 T2 MC4D U-3F51 51GLD 0.35 0.5 1.0 UOR-10 過電流継電器 機器名称 形式 自動器具番号 整定値 動作値(A) 整定値 動作時間(秒) L H 設定値 設定値 (A) (%) L要素 H要素 L要素 H要素 MC4D U-3F51 51LD(R) 4 500 4.0 20.0 1.3 0.08 UOR-42 U-3F51 UOR-42 51LD(T) 4 500 4.0 20.0 1.3 0.08 過電流継電器 機器名称 形式 自動器具番号 整定値 動作値(A) 整定値 動作時間(秒) L H 設定値 設定値 (A) (%) L要素 H要素 L要素 H要素 MC10 U-2F11A 51ST83(R) 6 340 6.0 20.4 1.4 0.4 UOR-42A U-2F11A 51ST83(T) 6 340 6.0 20.4 1.4 0.4 UOR-42A

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添付図3 既設A系DCG保護継電器盤

EP1A,EP2A外観

UAH-U21RF

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添付図4 既設C系DCG保護継電器盤

EP1C外観

:保護継電器取付位置

SDV-FH6 SDV-FM6

参照

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