地籍基本調査成果電子納品要領（案）平成24年10月版対応について

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地籍基本調査成果電子納品要領（案）平成 24 年 10 月版対応について

WingneoINFINITY ver2.10（TP2）にて「地籍基本調査成果電子納品要領（案）平成 24 年 10 月版」に対応いたしました。今要領案の成果の作成に際し、注意点と地籍基本調査成果簿出力フォーマット作成についてご案内いたします。 ※成果管理にて今要領案の成果を作成する際には、成果ダイレクト電納の「官民境界等先行型調査成果電納」のオプションが必要です。

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都市部官民境界基本調査 TF2 工程に関して

地籍基本調査成果電子納品要領(案)平成 24 年 10 月版において、測量情報の地籍基本調査記録フォルダパス名・地籍基本調査成果フォルダパス名・その他データフォルダパス名が必須記入項目となり、サブフォルダに格納するファイルがない場合でも、フォルダ構成で示された必要なフォルダを作成するよう、変更になりました。 WingneoINFINITY ver.2.10（TP2）でも同様に、測量情報内の地籍基本調査記録フォルダパス名・地籍基本調査成果フォルダパス名・その他データフォルダパス名を必須項目として表示させるように変更しておりますが、都市部官民境界基本調査の TF2 工程の「SURVEY/TISEKI/DATA/F2PROC_A」に成果を追加した場合、地籍基本調査記録フォルダパス名が空になります。（WingneoINFINITYver2.10 電納編集ツール画面）都市部官民境界基本調査の「SURVEY/TISEKI/WORK/F2PROC_A」については、今要領改定により、フォルダ自体が不要となったため、フォルダパス名は空欄となりますが、成果として問題がないことを、全国国土調査協会へ確認致しております。

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地籍基本調査成果簿出力フォーマット作成について

地籍基本調査成果電子納品要領（案）平成 24 年 10 月版付属資料 3 に準じた成果テキストの作成方法をご案内します。 [網計算]-[厳密網平均計算]及び[図根点]-[図根点成果表]にて作成することが出来ます。作成方法にある点名やデータは実際のデータではありません。業務にあった点名等を入力いただきますようよろしくお願いいたします。

網計算から出力する方法

1. 既に計算済のワークがある場合、[地籍調査]−[網計算]の既存ワークから、厳密網平均計算ワークをダブルクリック、もしくは既存ワークを選択し訂正をクリックします。 2. [厳密網平均計算]画面が開きます。 3. 測量区分欄を確認します。 [地籍図根三角測量] [地籍図根多角測量] [地籍細部図根測量]があり、設定された測量区分にて成果テキストを作成します。

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区分を変更する場合には、該当する現地計算ワークを開き、測量区分を変更後、再計算を実行し平均計算ワークを作成してください。（平均計算ワークから成果を作成した場合には、測量区分変更後に計算ボタンにて再計算を行ってください） 4. 画面右上の[印刷]ボタンをクリックして、[ワーク印刷処理画面]を開きます。 5. [計算書出力]にチェックを入れて[OK]をクリックします 6. [厳密網平均計算・印刷ダイアログ]が開きます。左下の[地籍成果テキスト出力]ボタンをクリックします。

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7. [成果の数値ファイル出力]画面が開きます。 ① 対象となる業務の種別 [地籍基本調査業務(4) [平成 24 年 10 月版] ]に設定します。 ② 出力するデータの種別 3 で選択した種別が選ばれています。 ③ 方向角の種別・距離の種別標準の成果表を選択し成果を作成されている場合、基準点成果表は球面方向角と球面距離です。図根三角測量成果を選択している場合には、方向角・距離は出力されますが、図根多角測量成果及び細部測量成果を選択している場合には今要領の規定により出力されませんので設定は無視されます。 ④ ファイル情報デフォルトでは参考画面のように自動で表示されますで成果に応じて変更してください。

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※ 〔厳密網平均計算・印刷ダイアログ〕にて基準点成果表（多角路線）を選択した際には、〔成果の数値ファイル出力〕画面に選択項目が増えます。多角路線毎を選択した場合路線形式の距離/方向角出力方法は「厳密網平均計算の書式のままとする（U）〔A03,A04〕」を選択してください。標準の成果表を選択し成果を作成されている場合、基準点成果表(多角路線毎)は平面方向角と平面距離です。 8. 設定後、右上の[出力する情報の編集]ボタンをクリックします。 9. [出力する情報の編集画面]が開きます。 ① 点属性・次数 [座標管理]メニューの[図根点属性編集]で設定されたものを表示しています。 ② 成果の点種別

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〔図根点属性編集〕の点属性情報を元に設定されます。必要に応じて変更も可能です。未設定の場合は設定してください。（出力対象外の点は未設定で構いません。） ③ 等級（次数）〔図根点属性編集〕の次数の情報を元に設定されます。必要に応じて変更も可能です。未設定の場合は設定してください。今要領案の付属資料 3 には「新点のみの作成とする」との記述があります。その為、出力は新点のみが対象となりますので、与点は[**:座標成果([Axx])作成の対象外とする]に設定してください。 ④ 標識・測定方式 [座標管理]メニューの[図根点属性編集] の情報を元に設定されます。必要に応じて変更も可能です。未設定の場合は設定してください。（出力対象外の点は未設定で構いません。） 10. 設定後、左上の[OK]ボタンをクリックします。 11. [ファイル出力]画面が開きます。保存する場所を指定して[保存]ボタンをクリックします。ファイル名は図根三角測量成果を選択した場合には「 TCAA3001 」、図根多角測量成果を選択した場合には、「TDAA3001」、細部測量成果を選択した場合には「TFAA3001」がデフォルトで表示されます。必要に応じてファイル名を変更してください。 12. [OK]ボタンをクリックします。

★注意★

測地系と座標系は、厳密網平均計算ワーク内より取得して出力します。世界測地系のみ出力可能です。（付属資料 3 より）

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図根点から出力する方法

図根点成果表ワークから出力可能な成果テキストは、[網計算]-[簡易網平均計算]及び[図根点]-[各種図根トラバース]となります。 1. [地籍調査]−[図根点]から、[図根点成果表]をクリックして、[図根点成果表]画面を開きます。（新規ワーク作成時）既存ワークがある場合には、既存ワークから該当する図根点成果表ワークを訂正で開きます。 2. 図根点成果表ワークが表示されます。入力画面左側には、計算済の簡易網平均計算ワークに属する路線名、及び結合/閉合トラバースで計算された路線名が一覧で表示されます。入力画面右側には、計算済の放射トラバースワークのワーク名が一覧表示されます。成果簿の数値ファイルを出力したい路線/ワークの[印刷]の欄を「○」にすることによって、成果テキストを出力する対象を設定してください。設定後〔成果簿の数値ファイル出力〕ボタンをクリックします。

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3. [成果の数値ファイル出力]画面が開きます。 ① 対象となる業務の種別 [地籍基本調査業務(4) [平成 24 年 10 月版] ]に設定します。 ② 出力するデータの種別図根点トラバースワーク及び簡易網平均計算ワークで設定した種別が選択されています。 ③ 方向角の種別・距離の種別図根三角測量成果を選択している場合には、方向角・距離は出力されますが、図根多角測量成果及び細部測量成果を選択している場合には今要領の規定により出力されませんので設定は無視されます。 ④ ファイル情報デフォルトでは参考画面のように自動で表示されますで成果に応じて変更してください。 4. 設定後、右上の[出力する情報の編集]ボタンをクリックします。

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5. [出力する情報の編集画面]が開きます。 ① 点属性・次数 [座標管理]メニューの[図根点属性編集]で設定されたものを表示しています。 ② 成果の点種別〔図根点属性編集〕の点属性情報を元に設定されます。必要に応じて変更も可能です。未設定の場合は設定してください。(出力対象外の点は未設定で構いません。) ③ 等級（次数）〔図根点属性編集〕の点属性情報を元に設定されます。未設定の場合は設定してください。今要領案の付属資料 3 には「新点のみの作成とする」との記述があります。その為、出力は新点のみが対象となりますので、与点は[**:座標成果([Axx])作成の対象外とする]に設定してください。 ④ 標識・測定方式〔図根点属性編集〕の標識区分・測定方式情報を元に設定されます。未設定の場合は設定してください。（出力対象外の点は未設定で構いません。） 6. 設定後、左上の[OK]ボタンをクリックします。 7. [ファイル出力]画面が開きます。保存する場所を指定して[保存]ボタンをクリックします。ファイル名は図根三角測量成果を選択した場合には「 TCAA3001」、図根多角測量成果を選択した場合には、「TDAA3001」、細部測量成果を選択した場合には「TFAA3001」がデフォルトで表示されます。必要に応じてファイル名を変更してください。 8. [OK]ボタンをクリックします。

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★注意★

測地系と座標系は、簡易網平均計算ワーク内より取得して出力します。

ワーク内に情報がない場合は、地区情報→現場情報の順で参照して取得、出力します。世界測地系のみ出力可能です。（付属資料 3 より）