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札幌 ~ 門別競馬場の無料送迎バスについては 道民 札幌市民 訪日客に広く周知することが必要であり 特に訪日客に対しては ホテルと連携することも考えてみてはどうか ( 地域の馬文化や基幹産業としてのホッカイドウ競馬 PR) IR 法案に関連し ギャンブル依存症についてマスコミ報道がある中 ホッカイド

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Academic year: 2021

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1 平成 29 年第1回北海道地方競馬運営委員会の概要 日時:平成 29 年 10 月 17 日(火) 16:25~17:55 場所:門別競馬場 厚生施設 会議室 1 開 会(北海道農政部競馬事業室 田中参事) 2 あいさつ(北海道 大野競馬事業室長) ・ホッカイドウ競馬はこれまで赤字により、存廃危機があったが、当時の運営委員の皆 様からご意見、ご審議いただいてきた中で今の形があるところ。 ・この4~5年は発売も好調で、単年度収支も黒字だが、いつまでも続いていくわけに はないと思っており、そうしたことを意識しながら、新たな取り組みを進めて参りた いので、本日は、いろいろな立場から、ご意見・ご指導をお願い。 3 議 題 (司会進行:(1)は北海道農政部競馬事業室 田中参事、(2)以降は平本委員長) (1)委員の紹介並びに委員長・副委員長の互選について (2)ホッカイドウ競馬の概要について (3)第2期ホッカイドウ競馬推進プランの実現に向けた取組について (資料説明:北海道農政部競馬事業室 安藤主幹) 【主な内容】 【決定事項】 ○ 新体制となった北海道地方競馬運営委員会(任期:平成 29 年 10 月 10 日~平成 31 年 10 月 9 日)は、委員長は平本委員、副委員長は小野寺委員とすることで全会 一致で決定した。 【委員からの主な意見】 (競走馬の生産基盤) ○ 市場に競走馬が安定的に供給されなくなれば、市場価格が高まり、馬主は海外 市場も視野に入れることも想定されることから、後継者が減少傾向ではあるが、 産地自らが安定供給に取り組んでいく必要。 (ホッカイドウ競馬の位置づけ) ○ 地球温暖化が進む中、1年間の前半は気候のよい北海道で坂路調教の上、出走 し、後半は道外で出走してもらうというサイクルを馬主にPRするのも一考では ないか。 (レース体系) ○ ホッカイドウ競馬では、3歳の重賞が早々と終了するが、秋の3歳チャンピオ ンシップを目指せるよう、夏以降のレース体系を見直してはどうか。 (ファンの呼び込み) ○ 門別競馬場までの無料送迎バスについては、現在でも周辺温泉施設との連携は あるものの、乗馬体験や観光地などと組み合わせたものとすれば、より集客力が 高まるのではないか。 ○ 競馬場内のイベント、グルメのみならず、競馬場周辺の観光地や祭りなどのイ ベントなどについて、SNSによる臨場感のある情報発信は今後欠かせないもの になるのではないか。 ○ 競馬場内のグッズショップにある競馬グッズや神社などは大変ユニークだが、 実際に訪れた人しか知らない状況になっており、積極的に情報発信する必要があ るのではないか。 ○ 競馬場内の統一されたアイコンなどがなくイメージが弱いので、イメージ戦略 を考えていく必要があるのではないか。

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2 ○ 札幌~門別競馬場の無料送迎バスについては、道民、札幌市民、訪日客に広く 周知することが必要であり、特に訪日客に対しては、ホテルと連携することも考 えてみてはどうか。 (地域の馬文化や基幹産業としてのホッカイドウ競馬PR) ○ IR法案に関連し、ギャンブル依存症についてマスコミ報道がある中、ホッカ イドウ競馬については、公営ギャンブルという側面だけではなく、馬文化や北海 道に根付いている産業としてPRしていくことが重要ではないか。 ※上記委員会の前に門別競馬場内施設調査を実施(15:15~16:20) 【主な発言要旨】 (1) 委員の紹介並びに委員長・副委員長の互選について (田中参事) ・ 委員長及び副委員長を選任したいと思うが、「北海道地方 競馬運営委員会条例」 第4条では、「委員長及び副委員長は、委員が互選した者をもって充てる。」と規 定されていることから、皆さんからの御意見をお願い。 (浜近委員) ・ これまでの経過なども踏まえ、委員長には引き続き平本委員、副委員長には、新 任ではあるが北農中央会副会長の小野寺委員にお願いしたい。 (田中参事) ・ その他に意見がなければ浜近委員の提案でよろしいか。(一同賛成) ・ それでは、委員長は平本委員、副委員長は小野寺委員にお願いすることとするが、 欠席の皆様にはあらかじめこの場で委員長、副委員長を決める旨をお知らせしご了 解いただいていることをご報告。 (2)ホッカイドウ競馬の概要について (平本委員長) ・ コンサドーレとのジョイント企画などスポーツ選手を起用したイベントなどここ数 年力を入れているが、ファンサービスとして、今後考えているということがあれば説 明願う。 (安藤主幹) ・ いろいろな取り組み方の一つとして、先ほど見ていただいたショップにもジョッキ ーに着目したグッズなどもあったが、スタージョッキーがAibaに来ていただき距 離感を縮めるなどの露出の工夫もあるかと思う。 (田中参事) ・ 道内のプロスポーツチームには、サッカー、プロ野球、バスケットボール、フット サルなどがあるが、まずはコンサドーレとのコラボレーションをいろいろ実施してい るところ。今後、いろいろなアプローチにより、他のスポーツともコラボできればと 考えている。 (平本委員長) ・ 資源としての軽種馬が奪い合いになっていて、大井やJRAへ転厩していくという 話があったが、だからといって生産規模を急激に増やしていくという訳にはいかない

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3 が、生産地として何か対策はあるのか。 (安藤主幹) ・ 28 年度より、3歳馬について冬期間、道外の競馬に出走した馬が北海道に戻ってく るための輸送費の補助を実施し、29 年からは3歳以上馬も対象として、かなりの馬の 頭数が戻ってきたところ。また、転籍せずとも、ホッカイドウ競馬に籍を置いたまま 他の競馬場で戦える仕組みができないか考えているところ。 (西村委員) ・ 現在、セリが活況で、平成 20 年はサマーセールで3割程度の売却率だったが、29 年度は 80%弱となってきている。生産者としては3頭に1頭しか売れないものが、5 頭に4頭売れるようになったということは経済的に全然違う。こうした状況になると、 売れない馬はもっと価格が低くなる。 ・ 需要と供給のバランスを考えると、これまで地方競馬がずいぶんと廃止されていっ た中では、一時的に供給過多になってしまった。 ・ 現在、5,500 頭が日高で生産され、横ばい傾向にあり、胆振が 1,300~1,400 頭と微 増傾向にあるが、今後も産地としてある程度の頭数を供給していかなければ、馬の価 格の高価格化と供給不足を招き、海外に目を向けられることとなり、それが産地とし ては一番懸念する。生産者の今後 10 年の動向を見ると後継者不足でやめていくという データがあるが、産地が自ら対策し、市場への供給頭数を確保していかなければなら ない。 ・ 道の方から、ホッカイドウ競馬への輸送費補助馬の話があったが、産地として苦し い時に、道や道民の方々にもお願いしてホッカイドウ競馬を存続してもらった。ホッ カイドウ競馬では、生産者馬主が多くいるが、生産者として努力できることはもっと あるはず。 ・ 生産者が馬をホッカイドウ競馬に供給するにも限界があるので、次はオーナーの協 力を仰ぐということになるが、地球温暖化が進む現在、6月の競馬は北海道から始め ようかというオーナーが中央、地方ともに多くなってきている。こうした利点を地方 の馬主も利用してもらい、調教用坂路を活用し、季候のいい中で1年の前半は北海道 で競馬に出てもらい、後半は道外でという競馬場の位置づけも考えられるのではない か。 (石川委員) ・ 2歳馬の出走頭数が減少している理由とは。 (安藤主幹) ・ 生産者戸数が減少傾向ということに加え、先ほど西村組合長もお話のとおり、高額 のセールで購入した馬主が道外に持って行くということもある。 (平本委員長) ・ ホッカイドウ競馬にとって2歳馬が減るということは、出走頭数が減ることに繋が る。一方、馬券を買う側にとって2歳馬は情報が少なく、難しいとよく言われている ので、2歳馬が減って、3歳以上が増えるということは、馬券を買う側にとってはレ ースがかえって面白くなるのではないか。 (田中参事) ・ 馬券の予想をする上では、3歳馬など出走経歴が多い方が予想しやすくなるが、ホ

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4 ッカイドウ競馬の特徴は産地に立脚した競馬であり、2歳馬がデビューする競馬場と いう特色づけがなされている。2歳馬は出走履歴がないなど買いづらさはあるものの、 将来どう育って行くのかという楽しみもあり、ホッカイドウ競馬として2歳馬資源が 少なくなることは好ましくないと考えている。 ・ 西村委員ご発言のとおり、馬のセールが好調な中、生産者馬主が半分近くいる状況 では、これまでは売りきれない馬をホッカイドウ競馬で使っていただいたケースもあ ったが、セールで売れてしまうと手元に馬がいなくなっている状況。セールでの平均 売却価格が上がってきており、高額で軽種馬を購入しても、それに見合うような賞金 のある競馬場で使わなければペイしないという状況になり、どうしても賞金の高い競 馬主催者に馬を預けて勝負させるという流れになる。そういう状況ではホッカイドウ 競馬では賞金面でペイしないと考え、他場で使う馬主も多くなってくる状況。 (3)第2期ホッカイドウ競馬推進プランの実現に向けた取組について (村上委員) ・資料2の収支状況を見ると、28 年度の賞金等が減少しているが。 (大野室長) ・ 「賞金等」には1着から5着までもらえる賞金に加え、厩務員や騎手、調教師に対 し、出走レースあたりで支払われる手当などもあり、そうしたものが合わさっている。 ・ また、そうしたものに対して、28 年度では 19 億円程度の予算を組んでいたが、出 走する馬が少なかったため、実績では 17 億 1,300 円となっている。予算措置した賞金 を全て使えるような好循環になっていない。 (村上委員) ・ 馬主は賞金が高いレースを目指すと思うので、いかに門別で魅力のあるレースをつ くっていくか。例えばブリーダーズゴールドカップは1着賞金 2,500 万円であるよう だが、2歳馬の目玉のレースを企画して、そこにはそれなりの報償をあげていくとい う方向にはできないか。一律に全部のレースを上げることにはならないと思うが、そ うでもしなければ馬資源の不足を解消できないのではないか。 (大野室長) ・ ホッカイドウ競馬の2歳の賞金体系は全国の地方競馬で 1 番とは言わないまでも、 かなり高い水準。馬主にとって魅力のある地方から中央にチャレンジできる権利も他 の競馬場でも 10~20 レースがある中、100 レース以上あり、これは 100 頭の馬にその チャンスがあるということ。ホッカイドウ競馬で勝ち抜いていけば、中央で1着賞金 数百万とか 1,000 万円とかのレースに出走できる。また、2歳戦についても1着賞金 2,000万円の重賞レースを 2 つ用意しているなど他場と比べても見劣りしない。 ・ それなのになぜ馬がいないのかというと、やはり冬期の問題。11 月上旬の閉幕後、 春まで馬を遊ばせていくわけにはいかない。中央競馬のGIホースであれば次のレー スまで3か月休ませてということもあるかと思うが、地方競馬は必ずしもそうはなら ないので、馬主は賞金の高いところを探しながら走らせることになる。 ・ 冬期間、北海道に預けっぱなしにはならないので、ホッカイドウ競馬に在籍のまま、 準ホームタウンとするなどの仕組みを考えているところ。 ・ 地方競馬で1番賞金水準が高いところは大井競馬場だが、発売金額がこちらとは1 桁、2桁も違うところ。馬主の経済原理からいうと、冬期に馬を道外に移動させるこ とは当たり前なので、我々としては流出を止めると言うよりは、戻ってきていただく というスタンスになろうかと思う。 ・ 西村委員からも話があったが、生産農家の多くは地方競馬に売るために馬を生産し ているのではない。できれば中央競馬の馬主に買ってもらい賞金を稼いでもらいたい し、高く売りたいと考えている。かつて馬が多かった時代、ホッカイドウ競馬にはセ ールで売れなかった馬を走らせ、少し強い馬を他の競馬場の馬主に売却するという構

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5 図だった。馬はすぐに増やせないという状況下、現在は我慢の時期。 (浜近委員) ・ 今期は3歳3冠レースが盛り上がったが、その手応えは? (大野室長) ・ 今年は岩手から参戦した強い馬が3歳3冠レースの2冠目までとり、3冠にリーチ をかけたところ。結局、3冠とはならなかったが、他地区から参戦していただき、他 地区のファンにお楽しみいただくことはとてもいいこと。3冠取ったら 2,000 万円の ボーナスを与えるという制度だが、馬を集めるという意味でもよかったし、ファンへ のアピールという意味でもよかった。 (浜近委員) ・ 地方競馬では、今年から3歳秋のチャンピオンシップが実施されているが、ホッカ イドウ競馬は3歳の重賞が早々と終わってしまい、夏以降それを目指すようなレース 体系がなく寂しいので考えてほしい。 (石川委員) ・ 旅行業の視点から初めて競馬に接する人を増やす旅行プランを考えた場合、現在、 札幌から門別競馬場まで無料送迎バスがあるが、競馬だけでは敷居が高いので、他の 観光地と組み合わせたPRが効果的ではないか。 ・ 先ほどの視察の中で、静内との二十間道路への観光の途中に立ち寄るなどの形で、 ゴールデンウィークにも家族連れで賑わったと説明があったが、近隣の乗馬体験や温 泉、レストランなど、無料送迎バスもそうしたところに立ち寄るなどして、そうした ところからも競馬場にバスを走らせたり、競馬プラス何かを組み合わせて、馬産地と して見せたいものを組み合わせられないか。 ・ また、これからはSNSによる発信が欠かせないと思う。競馬だけだと競馬の好き な人しか見ないので、競馬場の周りのスポットやお祭り、競馬場内のレストランの紹 介など、それも単なるお店の紹介だけではなく、今日はこれを食べましたなど臨場感 のある情報など、毎日のように何か情報発信するなど地域のいろいろな資源と組み合 わせてみては。 (平本委員長) ・ 重要なご指摘と思う。前委員の中でもバックヤードツアーをしてはいかがかとの意 見もあったと記憶しているところ。すぐにできなくても、ホッカイドウ競馬も含めた 日高管内の全体の観光振興の中で道側ではどのように考えるか。 (北海道軽種馬振興公社 片岡次長) ・ 温泉の話に関し、無料バスについては、14 時頃門別競馬場に到着し、希望者には地 元の温泉「とねっこの湯」に無料で送迎を行っており、バスの中で希望をとりまとめ、 500円の入浴料を 350 円の割引で提供し好評いただいている。

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6 (村上委員) ・ 無料送迎バスは何人程度の利用があるのか。 (公社 片岡次長) ・ 無料バスは平日でもあるため、平均 30 名程度が利用し、数名が温泉を訪問している。 札幌への帰りは 21 時であるが、その間の有効活用にもなっている。14 時頃、競馬場 を出発し、温泉施設から 16 時に戻ってくるので1時間弱は温泉を利用できる。温泉に もテレビモニターを流しているので気になる方はチェックできる。 (石川委員) ・ ご家族連れのニーズが高いと思うので、乗馬体験とも是非つなげていただきたい。 (佐々木委員) ・ 本日見学したショップにある競馬グッズ販売や神社などとてもユニークと感じたが、 それらはここにこなければわからない。外に発信されていないのでとてももったいな いと感じた。 ・ SNS、ツイッターなどは起爆剤となるので、外に向けての情報発信が課題ではな いか。また、統一されたイメージが見当たらないと感じた。アイコンになるようなも のが見当たらずイメージを弱くしているのではないか。イメージ戦略を考えることは 意義があると感じた。 (北海道軽種馬振興公社 松平事務局長) ・ お話のあったグッズについてはこれまでなかったので、何とかして騎手の方々や門 別という名前を前に出すためアイテムを作ろうということになり、今年から実施して いるところ。 ・ 委員からお話のあった情報発信では、ホームページには情報を掲載しているものの、 いただいたアイデアを吸収し、対外的に場内で実施するイベントを発信していけるか、 来年以降考えたい。また、イメージ戦略も併せて考えていくきっかけとしたい。 (村上委員) ・ 札幌市民や道民もホッカイドウ競馬がいつ開催され、どのようにして競馬場へ行く のか詳しく知らない方も多いと思う。簡単に目にとまる手法を考えるのもよいかと思 う。 ・ 訪日客に関して、札幌市内のホテル関係者に聞くと、当日の予定が決まっていない 人もけっこういると聞く。ホテル側も何かイベント情報などあればありがたいと言っ ている。これまでホッカイドウ競馬を見たことのない人の中には、このぐらいの時間 で、無料で行けるなら行ってみたいという人もいるのではないか。まずは、無料送迎 バスを知ってもらい、まずは来てもらうことが重要。 (大野室長) ・ 5~6年前、JRA札幌競馬場と連携し、平日はホッカイドウ競馬、土日は札幌競 馬場とホテルに情報を提供したことがあったが、当時は団体旅行ツアーの時代であら かじめ訪問コースが決まっていた。今は個人の時代に変わったので、ぜひ検討したい。

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7 (村上委員) ・ 訪日客の方々は札幌市内の思わぬところにいらっしゃる。ありきたりの観光地より ニッチなところに行きたい人がたくさん来ている。情報に接する機会を作ってあげる ことが大事。 (石川委員) ・ 海外の人はSNSやネットでこれまでの旅行記などを見て、我々でも追いつけない ほどの情報量を持っている。情報発信をしてあげれば来てもらう確率は高くなる。 (平本委員長) ・ これから、新プランの中ではホッカイドウ競馬としてどのようなファンやユーザー にアピールしていくかといったセグメンテーションはお考えか。それともターゲット は全方位か。 ・ 例えば、若者はスマホがあればどこでも馬券を買うのだろうが、先ほどの説明あっ たキャッシュレスシステムはスマホが使いこなせなくても現金よりは利便性が高いと いう意味では中高年者向けかと思う。 ・ どちらがターゲットでもよいが、キャッシュレスシステムを導入するにしても、投 資にあったリターンが必要であり、どのターゲットを主たる顧客として想定して事業 を進めることができるか考え方を教えてほしい。 (安藤主幹) ・ タブレットは若者向けかと思うが、全道に 15 か所あるAibaについては、地域の 高齢化いう問題もあり、そうした方々の利用が多いと認識。マスとしてどちらを目指 すかということは難しく、両にらみにならざるをえないのかと思う。 (平本委員長) ・ 例えば門別競馬場にキャッシュレスシステムを入れるとして、それは果たして成果 に見合った投資なのか。 (安藤主幹) ・ 例えば、Aiba札幌駅前が再開できるとして、あのような場所であれば、例えば カラオケボックスと組めば若者でもキャッシュレスシステムを利用するだろうし、道 外では和室風の部屋で馬券も買える競馬場もあるなど、いろいろなニーズに応えたも のを検討したい。 (西村委員) ・ 産地として、Aibaを長くやってきて、日高管内の行政が力を抜き始めていると 感じており心配している。 ・ 観光面では、日高にも日台交流の組織があるが、北海道内で台湾人観光客は 25 万人 の中、日高の訪日客は 1 万人を切っている。ミニトマトもぎ取りツアーとの組み合わ せや、乗馬とのマッチングも考えられ、産地としてマッチングを考えていきたい。 ・ 最近、農水省やJRAの方々と会った際にいわれるが、IRの問題でギャンブルの

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8 依存症やカジノ法案の問題などあり、セールスをしづらい環境になってきたと聞く。 JRAでも引退後の競走馬のホースセラピーに係る講演を行っていたが、現在の競馬 の景気がどこまで続くかわからない中、今後、馬の文化の押し出しを考えていかない と、ギャンブルとしての取り扱われ方だけでは生産者として大変不安。競馬と馬の行 き先については、文化的側面をアピールしていくなどトータルで考えていかなくては ならないと考えている。 (平本委員長) ・ 競馬はギャンブルという側面だけではない。北海道にとって競走馬の生産は大変重 要な産業であり文化という側面もある。道民に対しては、例えばギャンブルとしての 競馬は教育上よろしくないかもしれないが、北海道に根付いている産業として教えて いくのは個人的には大事と考える。 ・ どうしても運営委員会の議論では、黒字でよかったという話がクローズアップされ るが、本当はそこだけではないのが北海道におけるホッカイドウ競馬なんだというこ とをPRしてくことが長期的な持続可能性という観点からとても重要だと思う。 4 閉 会 (北海道農政部競馬事業室 田中参事) ・ 貴重なご意見、ご提言ありがとうございました。これで北海道地方競馬運営委員会 を終了する。 (以上)

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