茨城県ひたちなか市
ひたちなか市勢要覧2014
発行日 平成26年3月 発 行 ひたちなか市企画部広報広聴課 〒312-8501 ひたちなか市東石川2丁目10番1号 TEL.029-273-0111 FAX.029-275-7420 http://www.city.hitachinaka.lg.jp市 勢 要 覧 2014
再生紙と植物油インキを茨城県
ひたちなか市
経 度 緯 度 面 積 人 口 男 女 人口密度 世 帯 数 首都東京からは約110㎞の距離にある、茨城県 の中央からやや北東に位置している市です。市域 は東西約13㎞、南北約11㎞で、北は東海村、南は 那珂川を挟んで県都水戸市と大洗町、西は那珂市 に接しています。東側は太平洋に面し、約13㎞の 海岸線が続いています。全体的には起伏の少ない 平坦な土地で、年平均気温は14.5℃の温暖で過ご しやすい気候です。 交通はJR常磐線・水郡線のほか、市内にはひた ちなか海浜鉄道が走っています。主要幹線道路と しては、国道6号と国道245号があり、群馬県高崎 市まで北関東自動車道が整備されています。 東経140度32分 北緯36度24分 99.07㎢ 156,742人 78,780人 77,962人 1,582人/㎢ 61,902世帯 ※人口は平成25年12月末現在概要
表2 1 2 4 6 8 10 12 16 22 24 25 26 28 表3 市勢概要 市長挨拶 世界とつながる港湾都市 【茨城港常陸那珂港区】 ローカル鉄道の走る街 【ひたちなか海浜鉄道】 花と森が広がる公園の街 【国営ひたち海浜公園】 季節の生まれる街 【観光】 賑わいを創造する街 【祭り・イベント】 歴史探訪 第2次総合計画 ひたちなか市 推奨土産品 ロケ地・観光ボランティア・音楽によるまちづくり 歳時記 公共機関MAP ひたちなか市のあゆみ 市章・市民憲章・市の花・木・鳥・姉妹都市
CONTENTS
ひたちなか市は、茨城県の中央部からやや北東に位置し、雄大な太平洋 と清流那珂川に面し、水と緑の豊かな恵まれた自然環境のもとで地域の歴史 や文化を育みながら着実に発展を続けてきました。 茨城港常陸那珂港区の整備が着実に行われているとともに、北関東自動車道が全線 開通するなどインフラの整備も進み、県北地域振興の拠点として、また、北関東の中 核都市としての地域力を大いに高めています。 さらに、市民と議会、行政が知恵と力を出し合って役割分担・連携する“協働のま ちづくり”を進めている市民力の高いまちでもあります。 勝田市と那珂湊市の合併により誕生した本市は、平成26年11月に20周年を迎えます。 今後も地域力・市民力による大きな発展性を活かして「自立」と「協働」の二つをキーワー ドに、地方分権の時代にふさわしい“日本のトップランナー都市”を目指していきます。 最後に、この要覧が多くの皆様方にとって、ひたちなか市をより身近に感じていた だける一助となれば幸いです。 ひたちなか市長本間 源基
自立と協働による日本のトップランナー都市
ひたちなかを目指して
「
埠頭で感じる次代の 」
世界とつながる港湾都市――ひたちなか
常陸那珂港区は茨城県の中央に位置し、現在国内外に17の航 路が運航されています。北埠頭公共コンテナターミナルは、コ ンテナ船の大型化に対応した水深-15m延長330mの岸壁と、オー バーパナマックス船対応のガントリークレーン2基、メンテナン スショップ等を備えた、最新鋭のコンテナターミナルです。 臨港地区には完成品を分解せずに輸出できることから、日立 建機やコマツなどの世界的な建設機械メーカーが進出し、建設 機械の輸出拠点としても発展を続けています。また、全線が開 通した北関東自動車道が港に直結し、常磐・東北・関越・東関 東の各自動車道を結んでいるため、過密化する東京湾航路に代 わる物流ルートとしても期待されています。 日本で唯一、高規格道路と一体で計画された常陸那珂港区は 渋滞も少なく、輸送コストや窒素酸化物・CO2排出量の削減を 実現する新たな国際流通拠点です。風
北米定期コンテナ航路 大型化するコンテナ船に対応しているため、 水深は-15m、岸壁は330mもあります。 ひたちなかテクノセンター 第3セクターとしての特性を活かし、産学官のネットワーク 機能を活用して、地域企業を支援する拠点です。新たな国際流通拠点として発展する
「茨城港常陸那珂港区」
大水深岸壁と最新鋭荷役システムを備えた
国際海上コンテナターミナル
北ふ頭地区
風
ガントリークレーン 船からの荷揚げ、積み込みを行う超大型クレーンです。 常陸那珂港区には2基設置されています。東京湾への集中を解消する
物流拠点として
茨城港常陸那珂港区は、広域的な背後 圏を有する北関東地域の物流拠点および 臨海部における産業拠点であり、北関東 地域から東京湾への物流の一極集中を解 消することを目的として、整備を進めて います。 常陸那珂港区は、茨城港において最も 高速道路ネットワークへのアクセスが良 く、平成23年3月の群馬県、栃木県とを 結ぶ北関東自動車道の全線開通により、 従来と比較して北関東地域からの物流に 係る輸送時間の縮減、環境負荷の低減が 可能となったことから、東京湾に集中し ていた物流の常陸那珂港区へのシフトが 期待されています。 現在、中央ふ頭地区では、背後地に進 出した大手建設機械メーカーによる輸出 急増に伴う貨物船輻輳の解消と、大規模 な地震など災害発生直後の物流機能の早 期確保を目的とした水深12mの耐震強化 岸壁(国際物流ターミナル)の整備を進め ており、今後、北関東地域の物流拠点お よび臨海部における産業拠点として、常 陸那珂港区が益々発展することを期待し ています。 コンテナ船 常陸那珂港区には、大型船が多数入港します。 東京電力常陸那珂火力発電所 石油より埋蔵量が多く、安定した供給が可能な石炭 を燃料にした石炭火力発電所です。現在は1、2号機 (出力:200万kw)が運転中。 コマツ茨城工場/日立建機常陸那珂臨港工場 常陸那珂港区内に立地している工場。ここから大型建設機械を世界各国へ輸出しています。 国土交通省関東地方整備局 鹿島港湾・空港整備事務所長「
1.
km
の小さな 」
ローカル鉄道の走る街――ひたちなか
勝田駅から阿字ケ浦駅までの計10駅、営業キロ数14.3㎞を運行 する、ひたちなか海浜鉄道湊線。ひたちなか市が出資する第三 セクターの鉄道で、大正2年に運行を開始した全線非電化のロー カル線です。懐かしい板張りの床の車両に乗り、ゴトンゴトンと いう響きとともに市街地を抜けると、車窓には広大な田園地帯や 太平洋を臨むこともできます。 沿線には見どころも多く、東日本を代表する彩色壁画で有名 な虎塚古墳や水戸徳川家ゆかりの史跡、新鮮な魚介類を購入で きる那珂湊おさかな市場など、年間を通じて多くの人で賑わっ ています。また、現役の鉄道車両では国内最古級のディーゼル カーや、映画のロケにも使われる築100年の那珂湊駅など、ほか にも見どころがたくさん。市内に点在する温泉につかって、地元 で獲れる豊富な海産物、特産のほしいもや果実などを味わう14.3 ㎞の小さな旅を楽しむことができます。旅
那珂湊駅 築100年の木造駅舎は、「関東の駅百選」にも 選ばれました。映画やドラマのロケ地としても 注目されています。湊線に乗ると、懐かしい風景と人のぬくもりに出会える
「ひたちなか海浜鉄道」で行く、小さな旅を楽しみたい
キハ3710かつた にっこうまえ かねあげ なかね なかみなと たかだの てっきょう とのやま ひらいそ いそざき あじがうら ひたちな か海浜鉄道湊線
「
1.
km
の小さな 」
旅
雪景色を走る湊線。 朝日を浴びる車両。澄んだ 空気を感じながら、新しい 一日が始まります。 「キハ2005」と桜並木が、新入生と新社会 人の皆さんにエールを送ります。 ひたちなか海浜鉄道株式会社 代表取締役吉田 千秋
氏地域の活性化とともに
100年の歴史を刻む
おかげさまで、湊線は設立100周年 を迎えました。通勤・通学や観光に、 地域や市民の皆さんの期待も大きく、 街全体の活性化と合わせた取り組みを しています。例えば国営ひたち海浜公 園の入場券とセットしたフリー乗車券 は、利用者の約3割が那珂湊駅で降り て、街歩きや買い物などを楽しまれて いますし、通勤時間帯の増便、最終の 出発時間を遅くするなど、市民の足と しての利便性も高めてまいりました。 また、鉄道自体も歴史がありますので、 単なる輸送機関というより車両や駅舎 が、ひたちなか市のシンボルとなるよ う活用できるようにしたいですね。 私の夢は、これだけ地元から応援さ れているひたちなか海浜鉄道湊線が、 全国の地方鉄道の目標になることです。 木々と田んぼの緑に 溶け込む「キハ3710」。 秋空の下、沿線の コスモスに湊線の 風が通り抜けます。 駅猫おさむ いつのまにか那珂湊駅に住 み着いてしまったおさむです が、今では気まぐれに列車を 見送るなど、立派な駅猫です。冬
春
秋
夏
通勤、通学の足として活躍する湊線 車両キハ222 ※ ※平成26年10月 供用開始「
海の近くに広がる 畑」
花と森が広がる公園の街――ひたちなか
花の公園としても知られる国営ひたち海浜公園。春は スイセン、チューリップ、初夏はネモフィラ、バラ、夏 はジニア、秋はコキアやコスモスと、四季折々の草花が 訪れる人々を楽しませてくれます。自然条件を生かして 園内は7つのゾーンに分かれています。 みはらしエリアには太平洋が見渡せる丘があり、樹林 エリアでは自然観察が楽しめます。また、草原エリアは 大きなイベントなどで活用されています。 砂丘エリアは、自然体験もできる起伏に 富む海岸沿いの砂丘地帯です。西口エリ アには、公園のシンボル翼のゲートがあ り、プレジャーガーデンは、大観覧車や ジェットコースターなど家族で楽し むのに最適のエリアです。 現在の開園面積は約190haですが、敷地全体では350ha にもおよび国内では有数の敷地面積を誇る都市公園です。花
海と空と緑が友達 爽やか健康体験がテーマ
四季折々の花が迎えてくれる
「国営ひたち海浜公園」
ネモフィラ(初夏) 北アメリカ原産の一年草。み はらしの丘3.5haに青い花が 咲き、辺りを青一色に染めます。 チューリップ(春) 多彩な品種を活かし、花でモチーフを描いたり、 早咲きと遅咲きが時間差でデザインを変えるな どの工夫が凝らされています 翼のゲートE x ten sive f lower pa rk loc ated ne a r t he se a shore
オオウメガサソウ(初夏) 本公園が日本の南限地
「
海の近くに広がる 畑」
地元に愛される公園に
そして、
ひたちなか市から世界へ
ひたち海浜公園は、1991年10月にオープンして 以来、2013年5月には累計入園者が2,000万人を突 破しました。おかげさまで、これまでにたくさん のお客様の笑顔に出会うことができました! この公園は、計画面積350haのうち現在約190ha が開園しています。これからも、園内の大切な自 然環境を守りながら、学習や体験の場として利 用したり、歴史・文化に親しんだりもらえる公園 にしていきたいと思います。また、子どもから高 齢者の方まで誰もが安全・快適に楽しめるレクリ エーションの場を提供し、周辺地域と連携を図り ながら、地域全体の経済・観光の活性化につながっ ていくことを願っています。 これからも市民の皆さんとともに考えて、作っ て、参加、活躍できる公園づくりを進めます。地 元市民の皆さんにはもちろん、全国の、そして海 外の方にも愛されるような公園を目指して…! コキア紅葉(秋) 別名「ホウキグサ」といい、昔 はこの茎を乾燥させてほうき を作っていたそうです。 コスモス(秋) コスモスはメキシコ原産ですが、 日本の気候によく合っているた め育てやすく、秋の風物詩の花 となっています。 ジニア(夏) 「百日草」という別名のとおり、次々と花が 咲いて長い期間楽しむことができます。 スイセン(春) 春の訪れを告げるのは、約600品種100万本のスイセン たち。西口エリアで訪れる人々を出迎えます。 バラ(初夏) 茨城県の県花であるバラは 「花の女王」。5月下旬から 咲き始め、6月下旬までが 見頃です。 園内の各所に大規模な花畑があり、通年でさまざまな色と香りに包まれます。 水のステージ 翼のゲートを入った目の前に構える、 1万人の観客を収容可能な野外ステージ。 樹林エリア拡大 平成24年5月20日オープン。サイクリン グコースが延伸し、新しい散策路もでき、 新たな魅力が増えました。 公園MAP 大観覧車 マスコット キャラクター 花ちゃん 海くん「
潮風に誘われて を楽しむ」
季節の生まれる街――ひたちなか
太平洋に面したひたちなか市は、季節をいち早く感じ ることができる街です。四季折々に美しい景観と新しい 発見があり、訪れる人の期待を決して裏切りません。 春には国営ひたち海浜公園のスイセンや馬渡はにわ公 園の花菖蒲が咲き誇り、那珂湊漁港では初鰹の水揚げが 最盛期を迎えます。夏は海水浴や花火大会など、多くの 人で賑わいます。きれいな水と広い砂浜、そして地域の 人のおもてなしの心が、楽しい夏の思い出を心に刻んで くれることでしょう。行楽に最適な秋は、市内に点在す る歴史遺産や観光名所を散策したり、那珂湊おさかな市 場でのショッピング、ご当地グルメの食べ歩き、冬は温 泉にゆっくりとつかりながら、新鮮な海の幸や本場のあ んこう鍋を囲むというのはいかがでしょうか。 週末になると、また訪ねてみたくなる、そんな思いに なる街です。季節を見つけに、足を伸ばしてみてください。旬
マリーンレジャーから、季節のグルメ・温泉まで
じっくりと旬を満喫できるリゾート「ひたちなか」
阿字ケ浦海水浴場 県外からも多くの観光客でにぎわう、県内 有数の海水浴場。海岸線は約1.5kmもあり、 国営ひたち海浜公園とも隣接しています。 花火大会 7月の下旬から8月の中旬にかけて、那珂湊海上花火大会、 阿字ケ浦海岸花火大会、ひたちなか祭り花火大会が開催さ れ、夏の夜空を彩ります。「
潮風に誘われて を楽しむ」
観光の宝庫ひたちなか!
我がまちには那珂湊の歴史観光、阿字ケ浦・平磯の海水浴場、 日本三大道路といわれる海岸道路、タコ日本一、ほしいも日本 一、勝田地区にはものづくりの産業があります。それを観光と して売り出すには資料や物語が必要です。 それは無尽蔵にあります。 観光にするには、他のまちに無いもの、差別化したものを創 造しなければなりません。観光は文化です。ストーリーを語れ るもの、小さなものでも輝いているものに育てる。それを見つ ける審美眼のようなものが必要です。 美意識がなければ良質なイメージが観光地として刷り込まれ ません。多くの観光遺産を新しい創造された観光として面白い ストーリーを付けて観光ブランド化したいと思います。 ひたちなか市観光協会 会長鈴木 誉志男
氏 海浜公園プレジャーガーデン 敷地面積が約350haの国営ひたち海浜公園の中 央ゲート付近にあり、大観覧車などのさまざまな アトラクションで楽しむことができます。 姥の懐マリンプール 潮の干満を利用した海水のプールです。利用は無料で、 小さな子どもたちも安心して遊ぶことができます。 平磯海水浴場の大ちゃん 堤防に囲まれた、波が穏やかな海水浴場で家族連れに適しています。 海に浮かぶ海上滑り台「くじらの大ちゃん」は子どもたちに大人気です。 那珂湊おさかな市場 那珂湊漁港に隣接し、新鮮な魚介類が購入できる魚市場です。 目の前に広がる太平洋を望みながら食事もできます。 武田氏館 甲斐武田家発祥の地であることを顕彰するための 施設。鎌倉時代の地方豪族の住居を再現し、武 田家発祥に関係する資料を展示しています。 馬渡はにわ公園の花しょうぶ 5世紀末から6世紀末にかけ埴輪製作が行われて いた遺跡を公園として整備しています。毎年6月中 旬になると花しょうぶが見ごろになります。 ホテルニュー白亜紀の温泉 太平洋を望む高台にある市 営のホテル。大海原を一望でき る天然温泉・露天風呂につかり、 新鮮な魚介類を味わうことがで きます。「
街中に元気な声が く」
賑わいを創造する街――ひたちなか
ひたちなか市では、年間を通してさまざまなイベント や伝統的な祭りが開催されています。中でも毎年8月上 旬に、国営ひたち海浜公園で開催されるロック・イン・ジャ パン・フェスティバルは、動員数17万人を超える国内最 大級のロックフェスティバルです。第1回が2000年に開催 され、今では夏に欠かせないイベントとして定着しました。 「君よ、勝田の風になれ」のキャッチフレーズで知られ る勝田全国マラソンは、参加者数が2万人を超える全国 屈指のマラソン大会です。市民ランナーが全国各地から 参加しています。伝統的な祭礼では、海中での神輿もみ や獅子舞、風流物巡行など見どころがたくさんある那珂 湊天満宮の八朔祭りも見逃せません。響
多くの人が集い、
活気があふれるひたちなかのイベント
神社の祭礼から、
音楽やスポーツイベントまで盛りだくさん
ロック・イン・ジャパン・フェスティバル 複数のライブステージとイベントブースで構成され、8月上旬に国営ひたち 海浜公園で開催される国内最大級の野外音楽イベント。 オータムフェスティバル いばらきの「食」と「伝統芸能」に親しめるイベント。10月に国営 ひたち海浜公園で開催されます。当日は入園が無料に。L ively voic e ec hoi ng i n t he tow n
全国高校生アマチュアバンド選手権 全国の高校生によるアマチュアバンドの祭典。 優勝すると、ロック・イン・ジャパン・フェスティ バルに出場できます。 産業交流フェア 11月上旬に市内の産業を一堂に集め、各種特産品やご当地グルメ の販売、そして楽しいステージイベントなどが盛りだくさん。 勝田全国マラソン 1月下旬に開催される、歴史と伝統のあ る市民マラソン大会。上位入賞者は、 ボストンマラソンに派遣されます。 天満宮御祭礼(八朔祭り) 市指定無形民俗文化財 天満宮の祭神が海から出現したという 伝説に基づく浜降祭りです。8月上旬 に那珂湊地区で開催されます。 ひたちなか祭り 8月下旬に開催される市民の手によるお祭り。山車や神輿のパレード、 ダンスコンテストなど、さまざまなイベントが行われます。
太平洋に面した平磯町から磯崎町 の海岸では、約6500万年前の中生代 白亜紀後期に堆積した地層を今でも 見ることができます。また、市内に はいくつもの遺跡や古墳が点在し、 人が早くからこの地で暮らしていた ことを物語っています。 江戸時代には徳川御三家のひとつ 水戸藩に属していたひたちなか市。 水戸徳川家ゆかりの史跡が数多く見 られます。それでは先人たちが駆け 抜けていった時代の足跡をたどって みましょう。
古代
虎塚古墳の壁画 国指定史跡 古墳時代末期の7世紀初頭に築造された墳丘長56.5m の前方後円墳。東日本を代表する彩色壁画として知られ、 後円部の横穴式石室には、ベンガラで幾何学文や武器・ 武具などが描かれた壁画が良好に保存されています。春 と秋に一般公開されています。 乳飲み児を抱く埴輪 県指定文化財 黄金塚古墳から出土したものです。胴部から下は欠けていま すが、目から頬にかけてベンガラを塗りイヤリングや首飾りを つけるといった当時の女性の姿を良く表した埴輪です。乳児 を抱いている埴輪は全国的にみても類例がありません。先
人
た
ち
が
、
駆
け
抜
け
た
時
代
を
訪
ね
る
平磯白亜紀層 県指定天然記念物 地層に大きな力がかかったことで北東方向に35°~ 50°傾斜し、侵食され 鋸歯状になった岩礁群の地層です。アンモナイト、翼竜等の化石が発見さ れ約6,500万年前の中生代白亜紀の地層であることが確認されています。Tou r of h i stor y
ancient times馬渡埴輪製作遺跡 国指定史跡 5世紀の末から6世紀に操業していた埴輪製作遺跡です。 粘土採掘坑跡、工房跡、窯跡等の埴輪製作工程を検証 できる遺構が発掘調査で確認されています。現在は埴輪 公園として整備されています。 埋蔵文化財調査センター 地中に埋もれている古代の人々の生活の痕跡などから 発掘調査などで出土した遺物を収蔵し、整理・保存・ 公開しています。 十五郎穴 県指定史跡 古墳時代末期から奈良 時代に岩を掘り込んで作 られた群集墓で、いくつ かの支群に分かれていま す。総数は300基を超え ると推定され、東日本最 大級の横穴墓群です。 後野遺跡出土石器 県指定考古資料 旧石器時代の最終段階と考えられる大形石刃文化石器群に 無文土器が伴って出土しており、全国的にみても最古の土器 段階として重要な資料です。 鉾の宮古墳群出土埴輪 市指定考古資料 東中根遺跡群出土遺物 県指定考古資料 磯崎東古墳群出土珠文鏡 市指定考古資料 三反田蜆塚貝塚出土土偶 市指定考古資料 35号墓出土刀子
中世・近世
酒列磯前神社 創建は斉衡3年(856年)の12月で、医薬・醸造・海上安全・ 豊漁・学問の神として広く信仰を集めています。拝殿に懸け られている「リスとブドウ」の彫刻は名品として知られています。 酒列磯前神社の樹叢 県指定天然記念物 参道両側や境内に広がる常緑樹を主体とし、 椿の巨木が多く、タブノキやスダジイなども混 交する特異な樹叢を形成しています。 天満宮 菅原道真公を祀る、文学や学問の神様です。水戸藩2代藩主徳川光圀公が 社殿の再建や、道真公の御神像を作らせたことでも知られています。 華蔵院の梵鐘 県指定工芸品 銘文には暦応2年(1339年)に、源義長の発願によ り圓阿が製作した梵鐘とあります。総高117cm,口 径68.5cm。元は桧沢村 (現:常陸大宮市)の浄因 禅寺にありましたが、幕末に那珂湊へ運ばれました。 水門帰帆 市指定名勝 天保4年(1833年)に、水戸藩第9代藩主徳川斉昭 が領内を巡視して選定した景勝地「水戸八景」の一つ。 大理石に斉昭の揮毫を彫刻した碑が立っています。 「雲のさかひしられぬ沖に真帆上げて みなとの方によするつり船」 斉昭 Tou r of h i s tor y middle ages modern times夤賓閣跡 市指定史跡 水戸藩2代藩主徳川光圀公の命で、 元禄11年(1698年)に建設された水 戸藩別邸の跡。湊御殿とも呼ばれ、 建 坪300坪以 上、28部屋、高低2 層の構造であったと言われています。 湊御殿の松 市指定天然記念物 彙賓閣の庭に2代藩主徳川光圀公 が、須磨明石(兵庫県神戸市・明石市) から取り寄せて植えたとされる黒松。 12株が残っています。 那珂湊反射炉跡 県指定史跡 安政4年(1857年)に完成した、水戸藩9代藩主徳川斉昭公が異国船から国を守るために作ら せた水戸藩営大砲鋳造所。オランダの技術で建設され、20数門の大砲が鋳造されました。 山上門 市指定建造物 水戸藩江戸小石川邸(東京都文京区)に設けられた、勅使奉迎用 の門。形式は薬医門で、昭和11年に現在地に移築されました。 文武館跡 市指定史跡 安政4年(1857年)敬業館に、武館機能を合 わせて移転し整備された郷校です。小川・ 潮来とともに三館と呼ばれ、尊王攘夷運動 の拠点となりました。元治元年(1864年)の 騒乱で焼失しました。 首塚(忠勇戦死之墓) 市指定史跡 元治元年(1864年)の改革派の天狗党と、保守・門閥派の諸生党 の抗争は、市内でも熾烈な戦いになりました。この際の戦死者の 亡骸を葬った地が首塚です。 大沼経塚群 出土経筒 市指定考古資料
ひたちなか市 第2次総合計画
H I T A C H I N A K A S E C O N D G E N E R A L P L A N
豊かな自然、多様な産業、快適な都市環境を背景に、
発展可能性に満ちあふれたひたちなか市。
地域資源を最大限に活用し、市民と行政の協働のもと、
暮らしたくなるまちづくりを進めます。
豊かな産業と
いきいきとした暮らしが広がる
世界とふれあう自立協働都市
H I T A C H I N A K A S E C O N D G E N E R A L P L A N
産業
多様な産業が発展し
にぎわいあふれるまちづくり
産業基盤の整備や就業者の福利厚生の充実 を図るとともに、異業種間の連携・交流の強 化や担い手の育成・確保などにより、工業、 商業、農業、水産業などバランスのとれた産 業の発展を実現させます。 また、既存産業の新分野への進出を支援す るとともに、ひたちなか地区への企業誘致を 積極的に展開し、地域の未来を担う新たな産 業の創出・育成を図ります。 さらに、商店街の活性化や観光の振興によ り、魅力に満ちたにぎわいのあるまちづくりを 進めます。 那珂湊漁港 エレベーター研究塔 日立製作所G1タワー 常陸那珂商業地区 生産高日本一のほしいも 強い香りとしっかりとした甘みが 特徴のバインベリー H I T A C H I N A K A S E C O N D G E N E R A L P L A N都市・生活環境
機能的で潤いに満ち
安全に暮らせるまちづくり
道路や港湾、河川、上下水道な どの都市基盤を、その緊急性・重 要度に即して整備し、機能的な都 市づくりを進めるとともに、秩序あ る土地利用と計画的な市街地の整 備を推進し、生活者の利便性の向 上と、企業が活動しやすい環境づ くりに努めます。 また、市民参加による公園・緑 地や水辺の整備・保全、資源リサ イクルによる循環型社会づくりに 市民と協同のもとに取り組むとと もに、消防・救急医療体制の充実、 地域の自主防犯・防災活動への支 援、地震・風水害による被害の未 然防止や、原子力施設の監視強化 などによる総合的な安全・安心の 確保を図ります。 勝田駅東口駅前広場 ひたちなか・東海広域事務組合が管理運営する「ひたちなか・東海クリーンセンター」 東水戸道路 コミュニティバス「スマイルあおぞらバス」 交通安全指導 H I T A C H I N A K A S E C O N D G E N E R A L P L A N福祉・健康
元気で思いやりと優しさに
支えられたまちづくり
保育機会の拡充や子育て支援体 制の整備により、安心して子供を 産み育てることのできる環境を整 備するとともに、高齢者をはじめ あらゆる世代を対象として、スポー ツやレクリエーションによる健康 づくりや社会参加を支援し、すべ ての市民がいきいきとした暮らし を送ることのできる、活力にあふ れたまちづくりを進めます。 また、市民が生涯にわたって必 要なサポートが得られるよう、保 健・医療・福祉の連携を図るとと もに、福祉ボランティアなどを活 用した市民参加による地域福祉の 充実に努めます。 高齢者スポーツ大会 乳幼児の定期健診 障害者の社会参加支援「市役所 市民ホール」 地域が管理運営する子どもふれあい館 高齢者の健康づくり教室 地域災害拠点病院に指定されている日立製作所ひたちなか総合病院 H I T A C H I N A K A S E C O N D G E N E R A L P L A N教育
豊かな人間性を育み
個性がきらめくまちづくり
世代を超えたふれあいボランティア活 動、職業体験などを通じて、子どもたちに 社会の一員としての自覚を持たせるととも に、学校施設の開放や民間のノウハウの活 用、PTAやボランティア、NPOなどとの連 携を含め、学校と地域、家庭が一体となっ て、自ら判断し行動できる人づくりを推進 します。 また、幼稚園・保育所の連携や教育施設 の計画的な整備・改修などを進めるととも に、地域に根差した生涯学習の推進、高等 教育機関との連携による高度な人材の育成 などに取り組み、さまざまな世代や要求に 対応した教育のまちづくりを進めます。 小学校の外国人による語学学習 市民吹奏楽団 中学校の授業風景 幼稚園 芸術祭 青少年の健全育成事業 H I T A C H I N A K A S E C O N D G E N E R A L P L A N市民交流
協働と交流で築く
活力に満ちたまちづくり
自治会などをはじめとする地域団体やボラ ンティア、NPOなどの活動の促進と男女共同 参画社会の形成を図るとともに、市民の多様 な活動拠点を整備することにより、市民の力 を生かした協働のまちづくりを進めます。 また、ITを活用した地域情報の収集と発信、 本市を舞台とした新たなイベントの誘致や既 存のイベントの活性化、国際交流などにより、 幅広い交流の機会を創出し、協働と交流で築 く活力に満ちたまちづくりを進めます。 高齢者の交流拠点「ワイワイふれあい館」 市民交流センター「勝田駅前win-win内」 国際交流文化祭 市民地区運動会 ボランティア活動 H I T A C H I N A K A S E C O N D G E N E R A L P L A N 地域の食と健康を支える多機能型のたまり場「くらし協同館なかよし」焼き鯖すし 勝つ!サンド 仕事人の干物焼酎仕込みセット 蒸したこ 元祖 那珂湊コロッケ・メンチ みなとの多幸めし 多幸カレー 常陸牛レトルト ビーフカレー 牛肉弁当(常陸牛ステーキ・牛すきやき) ローズポーク照り焼弁当 かじめの湯(粉末) タコのコンフィ
推 奨 土 産 品
ひたちなか市
干しいも ぽてら 干しいもパイ・ほっしい〜も イチゴダッペ 瓦作部 サブレ はまぎく 干しいも ケーキ いもレーヌ 勝田名物 長者最中 醤油「蔵」 セット カップオン 徳川将軍珈琲と 徳川将軍コーヒー オレンジ玉子 ひたちなか産のカラーパスタ 百年 ほしいも 焼酎 へのかっぱ(ほしいも焼酎) 光げんじ 紫しきぶ らっきょう(各種) (白、一味、青のり、アシタバ、ゆず、コーヒー)とろこん 長樹いちょう 茨城ラスク(梅・納豆) 彩色壁画 中華いか山菜 (米焼酎) (清酒)
ロケ地情報
いばらきフィルムコミッションと連携し、 市内各所における映画・ドラマ・CM等の撮 影誘致・支援を行うことで、ひたちなか 市のイメージアップとPRを図っています。 小林賢太郎テレビ 刑事ガサ姫2 《警視庁特命家宅捜索班》 スペシャルドラマ「GTO」 ドラマ「Piece」 BeeTV版「悪の教典~序章」 劇場用映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー」 中根駅など 那珂湊漁港など 総合運動公園周辺 市内公園 湊中央地区内の「みなとカフェ」 勝田高校(同高校の生徒が エキストラ出演) 新光町地内
音楽によるまちづくり
「ひたちなかサウンドシップ」
街中に音楽があふれ、生活に潤いや賑わ いを創出する取り組みが「ひたちなかサウ ンドシップ」です。全国的な音楽イベント の開催により、音楽でまちづくりを行う 機運が高まってきたことで、音楽愛好者 など市民が中心になって「ひたちなかサ ウンドシップ 音楽によるまちづくり実 行委員会」が平成19年に設立されました。 市役所の中庭で毎週水曜日に開催する市 民ふれあいコンサートなどの自主事業や、 市内で開催される各種音楽イベントに参 加し、音楽文化の向上に努めています。 私は、14歳の時にメンバー登録 をしました。今までに沢山のイベ ントで音楽を演奏し、またまちづ くりとは何かを考える機会を得る ことができ、その経験は大学生と なった現在も私を支えてくれてい ます。ひたちなかが、いつでも音 楽にあふれ、市民が音楽をきっか けに出会い、集まることで、より 充実した生活を送れるようなまち になることを目指しつつ、これか らも活動していきます。Manaho
ひたちなか市観光ボランティア
“おもてなしの心”溢れる観光・交流都市づくり
行政および市民協働で、“おもてなしの心”あふれる観光・交流都市 づくりを推進するため、「ひたちなか市観光ボランティア」を組織し て活動しています。 【主な活動】 ●市内に点在する史跡・名勝のガイド ●市内で開催される各種イベントへの協力 ●映画、CM、TVなどの撮影にエキストラとして協力 ●その他観光の振興に関すること歳時記
春
夏
秋
冬
●スイセンファンタジー(3月下旬から) ●ネモフィラハーモニー(4月下旬から) ●海開き(7月中旬) ●カツオ水揚げ (6月上旬) ●花火大会 (7月~8月中旬) ●菊花展(10月下旬) ●産業交流フェア(11月上旬) ●コキアカーニバル(9月下旬から) ●消防出初め式(1月) ●磯開き(2月) ●勝田全国マラソン(1月下旬)❹ ❷ 茨城港常陸那珂港区 平磯太陽 観測センター 和尚塚 新堤 北神敷台 道メキ 浅井内 狢谷津 八幡町 那珂湊二小 幸町 釈迦町 山ノ上町 湊中央 湊本町 海門町 和田町 牛久保 廻り目 田中後 船窪 南神敷台 勝田特別 支援学校 茨大附属 特別支援学校 津田東 東大島 小貫山 総合運動公園 那珂湊運動公園 陸上 競技場 東石川 春日町 青葉町 笹野町 相金 ホテルニュー白亜紀 た かだ の てっ きょう ワークプラザ勝田 総合福祉センター ❶ ❺ ❽ ❸ ❾ ❼ ❻ ※ひたちなか海浜鉄道湊線「高田の鉄橋駅」は 平成26年10月供用開始
❹ ❷ 茨城港常陸那珂港区 平磯太陽 観測センター 和尚塚 新堤 北神敷台 道メキ 浅井内 狢谷津 八幡町 那珂湊二小 幸町 釈迦町 山ノ上町 湊中央 湊本町 海門町 和田町 牛久保 廻り目 田中後 船窪 南神敷台 勝田特別 支援学校 茨大附属 特別支援学校 津田東 東大島 小貫山 総合運動公園 那珂湊運動公園 陸上 競技場 東石川 春日町 青葉町 笹野町 相金 ホテルニュー白亜紀 た かだ の てっ きょう ワークプラザ勝田 総合福祉センター ❶ ❺ ❽ ❸ ❾ ❼ ❻
ひたちなか主要公共機関MAP
市庁舎❶ひたちなか市役所
❷那珂湊支所
❸ひたちなか・東海広域事務組合消防本部、
笹野消防署
❹神敷台消防署
❺田彦消防署
❻常陸海浜広域斎場
❼ひたちなか・東海クリーンセンター
❽市民交流センター(win-winビル内)
❾ヘルス・ケア・センター
埋蔵文化財調査センター
茨城海上保安部
陸上自衛隊勝田駐屯地
ひたちなか西警察署
ひたちなか東警察署
ひたちなか保健所
ひたちなか郵便局
ひたちなかテクノセンター
明治22年 市制、町村制施行 昭和14年 那珂湊町(湊町)に改称 昭和15年 勝田町誕生 (中野村、勝田村、川田村が合併) 昭和29年 那珂湊市誕生 (那珂湊町、平磯町、前渡村前浜が合併) 勝田市誕生 (勝田町、佐野村、前渡村の一部が合併) 昭和32年 勝田市三反田の一部那珂湊市へ 昭和48年 水戸対地射爆撃場の返還 平成 6 年 ひたちなか市誕生 (勝田市、那珂湊市が合併) 平成 7 年 11月 市章・市の木(イチョウ)・市の花(ハマ ギク)・市の鳥(ウグイス)制定 11月 那須塩原市(旧黒磯市)と姉妹都市協定 平成 8 年 1月 石巻市と姉妹都市協定 平成 9 年 11月 人口15万人達成 平成11年 5月 常陸那珂港(現:茨城港常陸那珂港区) に定期航路就航 9月 東海村で「JCO」臨界事故発生 平成12年 8月 「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」 初開催 平成14年 7月 勝田駅橋上駅舎化 平成20年 4月 第3セクター 「ひたちなか海浜鉄道株式会社」開業 平成22年 4月 「ひたちなか市自立と協働のまちづくり 基本条例」施行 平成23年 3月 東日本大震災発生 北関東自動車道全線開通 平成24年 4月 勝田駅東口再開発事業完了 5月 ごみ焼却、消防・救急業務を 「ひたちなか・東海広域事務組合」に 移管し、広域行政化へ 平成25年 12月 湊線開業100周年 平成26年 11月 ひたちなか市 誕生20周年