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Trend Micro InterScan for Lotus Domino 管理者ガイド

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Trend Micro

InterScan™ for Lotus Domino

(2)

• 「Webレピュテーションサービス」「フィッシング詐欺対策」「有害サイト規制/URLフィルタリング」「Trendプロテクト」等について ①トレンドマイクロでは、お客様がアクセスしたWebページの安全性の確認のため、これらのお客様より受領した情報にもとづき、お客様がアクセスするWeb ページのセキュリティチェックを実施します。なお、お客様がアクセスしたURLの情報等(ドメイン、IPアドレス等を含む)は、暗号化してトレンドマイクロの サーバに送信されます。サーバに送信されたURL情報は、Webサイトの安全性の確認、およびこれらの機能の改良の目的にのみ利用されます。 ②これらの機能を有効にしたうえで、Webページにアクセスした場合、以下の事象がおこることがありますのでご注意ください。 (a)お客様がアクセスしたWebページのWebサーバ側の仕様が、お客様が入力した情報等をURLのオプション情報として付加しWebサーバへ送信する仕様の場 合、URLのオプション情報にお客様の入力した情報(ID、パスワード等)などを含んだURLがトレンドマイクロのサーバに送信され、当該Webページのセキュ リティチェックが実施されます。 (b)お客様がアクセスするWebページのセキュリティチェックを実施する仕様になっていることから、お客様がアクセスするWebサーバ側の仕様によっては、 URLのオプション情報に含まれる内容により、お客様の最初のリクエストと同様の処理が行われます。 • 「ファイルレピュテーションサービス」では、ファイルの安全性の判定のために、ファイルのハッシュ値等の情報をトレンドマイクロのサーバに送信します。 ファイルそのものや、ファイルの内容に関する情報は送信しません。 • 「ソフトウェア安全性評価サービス/脅威情報の送信」では、プログラムの安全性の判定のために、プログラムまたはプログラムの情報をトレンドマイクロの サーバに送信します。 • 「ウイルストラッキング/TrendCareプログラム」では、検出されたウイルス/脅威名、検出数、国/地域、感染元となったWebサイトのURLを、統計を取るために トレンドマイクロのサーバに送信します。 • 「迷惑メール対策ツール」では、弊社製品の改良の目的および迷惑メールの判定精度の向上のため、トレンドマイクロのサーバに該当メールを送信します。ま た、迷惑メールの削減、迷惑メールによる被害の抑制を目指している政府関係機関に対して迷惑メール本体を開示する場合があります。 • 「E-mailレピュテーションサービス」では、スパムメールの判定のために、送信元のメールサーバの情報等をトレンドマイクロのサーバに送信します。 • 「スマートフィードバック」では、脅威に関する情報を収集、分析し保護を強化するために、不正な動きをする可能性があるとトレンドマイクロが判断したファ イル、ファイルのチェックサム、アクセスされたWebアドレス、サイズやパス等のファイル情報、実行ファイルの名前等の情報をトレンドマイクロのサーバに 送信します。送信されたファイルはプログラムの安全性の判定のために利用されます。またファイルにお客さまの個人情報や機密情報等が意図せず含まれる可 能性がありますが、トレンドマイクロがファイルに含まれる個人情報や機密情報自体を収集または利用することはありません。お客さまから収集された情報の 取り扱いについての詳細は、< http://jp.trendmicro.com/jp/about/privacy/spn/index.html >をご覧ください。 • 「Webレピュテーションサービス」「Trendプロテクト」等によるWebサイトのセキュリティ上の判定はトレンドマイクロの独自の基準により行われております。 当該機能において判定されたWebサイトのアクセス可否の最終判断につきましては、お客さまにてお願いします。 輸出規制について お客様は、本製品およびそれらにおいて使用されている技術(以下「本ソフトウェア等」といいます)が、外国為替および外国貿易法、輸出貿易管理令、外国為 替令および省令、ならびに、米国輸出管理規則に基づく輸出規制の対象となる可能性があること、ならびにその他の国における輸出規制対象品目に該当している 可能性があることを認識の上、本ソフトウェア等を適正な政府の許可なくして、禁輸国もしくは貿易制裁国の企業、居住者、国民、または、取引禁止者、取引禁 止企業に対して、輸出もしくは再輸出しないものとします。 お客様は、2010年5月現在、米国により定められる禁輸国が、キューバ、イラン、北朝鮮、スーダン、シリアであること、禁輸国に関する情報が、以下のウェブサ イトにおいて検索可能であること、ならびに本ソフトウェア等に関連した米国輸出管理法令の違法行為に対して責任があることを認識の上、違法行為が行われな いよう、適切な手段を講じるものとします。 http://www.treas.gov/offices/enforcement/ofac/ http://www.bis.doc.gov/complianceandenforcement/ListsToCheck.htm また、お客様が本ソフトウェア等を使用する場合、米国により現時点で輸出を禁止されている国の居住者もしくは国民ではないこと、および本ソフトウェア等を 受け取ることが禁止されていないことを認識し、お客様は、本ソフトウェア等を、大量破壊を目的とした、核兵器、化学兵器、生物兵器、ミサイルの開発、設計、 製造、生産を行うために使用しないことに同意するものとします。 複数年契約について • お客様が複数年契約(複数年分のサポート費用前払い)された場合でも、各製品のサポート期間については、当該契約期間によらず、製品ごとに設定されたサ ポート提供期間が適用されます。 • 複数年契約は、当該契約期間中の製品のサポート提供を保証するものではなく、また製品のサポート提供期間が終了した場合のバージョンアップを保証するも のではありませんのでご注意ください。 • 各製品のサポート提供期間は以下のWebサイトからご確認いただけます。 http://jp.trendmicro.com/jp/support/lifecycle/index.html 著作権について 本書に関する著作権は、トレンドマイクロ株式会社へ独占的に帰属します。トレンドマイクロ株式会社が事前に承諾している場合を除き、形態および手段を問わ ず、本書またはその一部を複製することは禁じられています。本ドキュメントの作成にあたっては細心の注意を払っていますが、本書の記述に誤りや欠落があっ てもトレンドマイクロ株式会社はいかなる責任も負わないものとします。本書およびその記述内容は予告なしに変更される場合があります。 商標について

TRENDMICRO、ウイルスバスター、ウイルスバスター On-Line-Scan、PC-cillin、InterScan、INTERSCAN VIRUSWALL、ISVW、InterScanWebManager、ISWM、 InterScan Message Security Suite、InterScan Web Security Suite、IWSS、TRENDMICRO SERVERPROTECT、PortalProtect、Trend Micro Control Manager、

Trend Micro MobileSecurity、VSAPI、トレンドマイクロ・プレミアム・サポート・プログラム、License for Enterprise Information Security、LEISec、Trend Park、 Trend Labs、InterScan Gateway Security Appliance、Trend Micro Network VirusWall、Network VirusWall Enforcer、Trend Flex Security、LEAKPROOF、Trendプロテクト、 Expert on Guard、InterScan Messaging Security Appliance、InterScan Web Security Appliance、InterScan Messaging Hosted Security、DataDNA、Trend Micro Threat Management Solution、Trend Micro Threat Management Services、Trend Micro Threat Management Agent、Trend Micro Threat Mitigator、Trend Micro Threat Discovery Appliance、 Trend Micro USB Security、InterScan Web Security Virtual Appliance、InterScan Messaging Security Virtual Appliance、Trend Micro Reliable Security License、TRSL、Trend Micro Smart Protection Network、Smart Protection Network、SPN、SMARTSCAN、Trend Micro Kids Safety、Trend Micro Web Security、Trend Micro IM Security、 Trend Micro Email Encryption、Trend Micro Email Encryption Client、Trend Micro Email Encryption Gateway、Trend Micro Collaboration Security、Trend Micro Portable Security、 Portable Security、Trend Micro Standard Web Security、トレンドマイクロ アグレッシブスキャナー、Trend Micro Hosted Email Security、Hosted Email Security、 Trend Micro Deep Security、ウイルスバスタークラウド、ウイルスバスター CLOUDおよびSmart Surfingは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。 本書に記載されている各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。

(3)

目次

はじめに ... 11

バージョン5.0 の新機能 ... 13 対象読者 ... 16 ドキュメントの表記規則 ... 16

1 章

製品の概要

... 17

製品の概要 ... 18 InterScan スタンダード版の機能 ... 19 InterScan スイート版の機能 ... 20 InterScan が動作するしくみ ... 21 InterScan のコンポーネント ... 22 検索の種類 ... 22 リアルタイムメール検索 ... 23 リアルタイムデータベース検索 ... 23 手動データベース検索と予約データベース検索 ... 24 ポリシー、ルール、およびフィルタの概要 ... 24 InterScan のルール ... 26 InterScan のフィルタ ... 26 InterScan によるセキュリティ戦略 ... 27 ポリシーベースのウイルス対策およびコンテンツセキュリティ保護の計画 ... 27 ポリシーベースの環境でのルールとフィルタの実装の計画 ... 28

2 章

インストール... 31

InterScan の導入計画 ... 32 試験的な導入 ... 33 導入の準備 ... 33

(4)

対象サイトの選択 ... 34 ロールバック計画の作成 ... 34 InterScan のインストールと評価 ... 34 InterScan 3.0 からアップグレードする場合 (Windows のみ ) ... 34 システム要件 ... 35 InterScan のインストール ... 35 インストール前のタスク ... 36 セットアップモード ... 36 セットアップオプション ... 37 ウィザードベースのインストールの実行 ... 37 InterScan Windows 版のインストール ... 37 InterScan AIX 版のインストール ... 53 サイレントインストールの実行 ... 65 InterScan Windows 版のインストール ... 66 InterScan AIX 版のインストール ... 67 Domino サーバの起動 ... 68 InterScan と他のウイルス対策製品 ... 69 InterScan のアクティベーションコード ... 69 EICAR によるインストールのテスト ... 69 InterScan のファイルとフォルダの確認 ... 70

3 章

基本設定... 71

InterScan のユーザインタフェースの概要 ... 72 困ったときは ... 73 インストール後の手動検索の実行 ... 73 Notes ワークスペースへの InterScan データベースアイコンの追加 ... 74 異なるID を使用した InterScan データベースの署名 ... 74

(5)

Notes クライアントを使用した InterScan データベースへのアクセス ... 77 Web ブラウザを使用した InterScan データベースへのアクセス ... 78 Web ブラウザを使用して InterScan データベースにアクセスする際の 制限事項 ... 79 Web ブラウザを使用して InterScan データベースにアクセスするための インターネットパスワードの設定 ... 80 設定データベースからのその他のInterScan データベースへのアクセス ... 80

4 章

検索タスクの設定

... 81

ポリシーベースのウイルス対策およびコンテンツセキュリティ保護の計画 ... 82 ポリシーベースのウイルス対策 ... 83 ポリシーの管理 ... 83 ポリシーの作成 ... 83 ポリシーの変更 ... 86 ポリシーの削除 ... 86 ポリシーの優先度 ... 87 ポリシーの承認クラスタサーバの管理 ... 87 ルールの作成 ... 90 リアルタイムメール検索ルールの作成 ... 90 最も厳しいルールの適用 ... 93 メール検索ルールの一般的な設定 ... 94 リアルタイムデータベース検索ルールの作成 ... 95 予約データベース検索ルールの作成 ... 97 ルール一覧 ... 100 ルールの優先度の変更 ... 101 ルールの演算子 ... 102 InterScan のフィルタの概要 ... 102 フィルタの実行順序 ... 102 スパムメールフィルタ ... 104 コンテンツフィルタ ( スイート版のみ ) ... 106

(6)

キーワード ... 107 検索の設定とフィルタの設定 ... 108 スパムメールフィルタの設定 ... 108 Web レピュテーションの設定 ... 110 ウイルス検索の設定 ... 113 検索制限の設定 ... 115 メッセージフィルタの設定 ... 116 コンテンツフィルタの設定 ... 117 既存フィルタを利用した新規コンテンツフィルタの追加 ... 120 新規キーワードの作成 ... 121 既存のキーワードを利用した新規キーワードの追加 ... 121 添付ファイルフィルタの設定 ... 122 スクリプトフィルタの設定 ... 125 転送オプションの設定 ... 126 検査証明 ( ディスクレーマー ) の挿入 ... 127 ルール予約の設定 ... 128 手動検索の実行 ... 128 Domino サーバコンソールを使用した手動検索の実行 ... 129 設定データベースを使用した手動検索の実行 ... 129 手動検索の手動による停止 ... 131

5 章

管理の設定

... 133

すべてのサーバの概要の表示 ... 134 [ サーバ設定 ] メニューオプションの指定 ... 135 サーバ設定ルールの作成 ... 135 サーバ設定ルールの変更 ... 136 サーバ設定ルールの設定 ... 136

(7)

プロキシサーバの設定 ... 138 サーバイベントの監視 ... 138 サーバタスクモニタの有効化 ... 139 初期設定の文字セットの指定 ... 139 その他の設定 ... 140 Control Manager エージェントの設定 ... 142 管理メニューオプションの設定 ... 143 InterScan データベースへの Notes データベースプロパティの適用 ... 143 アクセス制御リスト (ACL) のエントリの新規作成と適用 ... 144 Domino Administrator からのタスクの表示 ... 145 ライセンスプロファイルの作成 ... 145 ライセンスプロファイルの削除 ... 146

6 章

アップデート

... 147

ウイルス対策コンポーネントとコンテンツセキュリティコンポーネントの 概要 ... 148 コンポーネントのアップデート ... 149 コンポーネントの手動アップデート ... 149 予約アップデートルールを使用したコンポーネントの自動アップデート ... 150 特定のコンポーネントの自動配信 ... 152 アップデート設定 ... 153 アップデートするコンポーネントの選択 ... 153 ダウンロード元の設定 ... 154 コンポーネントダウンロード用プロキシサーバの設定 ... 156

7 章

通知

... 157

InterScan 通知の概要 ... 158 通知のカスタマイズ ... 158 メールスタンプ ( 安全スタンプ ) の使用 ... 160

(8)

InterScan 通知の設定 ... 161 通知の配信方法の設定 ... 162 InterScan 通知の設定 ... 162 アップデート通知の設定 ... 163

8 章

ログデータベースおよび隔離データベース... 165

ログデータベースの使用 ... 166 InterScan ログの管理 ... 167 ログ削除の有効化/ 無効化 ... 167 ウイルスログの自動削除 ... 168 ウイルスログの手動削除 ... 169 統計とグラフの表示 ... 169 統計の生成、表示、およびエクスポート ... 170 グラフの生成と表示 ... 171 隔離データベースの使用 ... 172 隔離されたメッセージ、文書、および添付ファイルの表示 ... 173 隔離メッセージの再送信 ... 174 隔離文書の復元 ... 174 隔離アイテムの削除の有効化/ 無効化 ... 175 隔離アイテムの自動削除 ... 176 隔離アイテムの手動削除 ... 178

9 章

Trend Micro Control Manager からの管理 ... 179

Control Manager について ... 180

主な機能 ... 180

Control Manager と InterScan の連携 ... 181

(9)

Control Manager 管理コンソールへのアクセス ... 183

Control Manager 管理コンソールからの InterScan の管理 ... 183

有効な大規模感染予防ポリシーの表示 ... 185

10 章 アンインストール... 187

InterScan の削除 ... 188 InterScan の自動削除 ... 188 ウィザードベースのアンインストールの実行 ... 188 InterScan の単一または共有インストールの手動削除 ... 195 Windows に対する単一または共有 InterScan インストールの削除 ... 196 AIX に対する単一または共有 InterScan インストールの削除 ... 199

11 章 トラブルシューティング... 203

インストールログおよびアンインストールログの確認 ... 204 保留メールに関する問題 ... 204 保留メールに関する一般的な問題 ... 204 システムメールボックスの保留メールの検索と解放 ... 204 アップデートに関する問題 ... 205 予約検索または予約アップデートに関する問題 ... 205 破損したInterScan データベースの復元 ... 206 データベーステンプレートを使用したInterScan データベースの再作成 ... 206 InterScan タスクのデバッグ ... 207 デバッグレベル ... 208 デバッグ結果 ... 208 InterScan のエラーメッセージの概要 ... 209

12 章 サポート情報... 215

製品サポート情報 ... 216 サポートサービスについて ... 216

(10)

製品Q&A のご案内 ... 217 セキュリティ情報 ... 217 セキュリティ情報の入手先 ... 217 トレンドマイクロへのウイルス解析依頼 ... 218 ウイルス解析サポートセンター「TrendLabs」 ... 218

付録 A Domino 環境での脅威について... 219

不正プログラムの概要 ... 220 ウイルス ... 220 ワーム ... 221 トロイの木馬 ... 222 ジョークプログラム ... 222 Web レピュテーション ... 223 Notes 環境に不正プログラムが拡大するしくみ ... 223

付録 B ファイルおよびフォルダ一覧 ... 225

InterScan Windows 版 ... 226 InterScan AIX 版 ... 227

付録

C バージョン 3.0 および 5.0 の機能比較... 229

(11)

はじめに

はじめに

この管理者ガイドには、Trend Micro InterScan for Lotus Domino (以下、InterScan) 5.0 に関する説 明、インストールとアンインストール手順、および特定のニーズに合わせた InterScan 機能の設定 に役立つ情報が記載されています。 InterScan 管理者ガイドで説明する主な項目は次のとおりです。 ・ 第 1 章「製品の概要」 ― 製品の概要とこのリリースのすべての新機能について説明します。 ・ 第 2 章「インストール」 ― InterScan のインストール方法について手順を追って説明します。 ・ 第 3 章「基本設定」 ― InterScan のインストール後に InterScan を設定するときの推奨手順を示 します。 ・ 第 4 章「検索タスクの設定」 ― InterScan で Domino 環境の保護に使用するポリシー、ルール、 キーワードを作成する手順を説明します。 ・ 第 5 章「管理の設定」 ― サーバのステータスを監視する手順、および個々の Domino サーバま たは Domino サーバグループにルールを作成する手順を説明します。 ・ 第 6 章「アップデート」 ― ウイルス対策コンポーネントおよびコンテンツセキュリティコン ポーネントをアップデートする手順を説明します。 ・ 第 7 章「通知」 ― InterScan 通知を送信する手順を説明します。 ・ 第 8 章「ログデータベースおよび隔離データベース」 ― InterScan のログデータベースおよび 隔離データベースを最大限に利用するための手順を説明します。

・ 第 9 章「Trend Micro Control Manager からの管理」 ― Trend Micro Control Manager (以下、 Control Manager) を使用して InterScan を管理する方法を詳しく説明します。

(12)

・ 第 11 章「トラブルシューティング」 ― トラブルシューティングのヒントを示します。 ・ 第 12 章「サポート情報」 ― さらに多くの情報を得るためのガイドラインを示します。 また、InterScan 管理者ガイドには次の付録があります。 ・ 付録 A「Domino 環境での脅威について」 ― Domino 環境で検出される脅威の種類についての情 報を提供します。 ・ 付録 B「ファイルおよびフォルダ一覧」 ― アプリケーションのインストールが正常に完了する とすぐに利用できる InterScan のファイルとフォルダの構造の一覧を示します。

・ 付録 C「バージョン 3.0 および 5.0 の機能比較」 ― InterScan for Domino 3.0 と InterScan for Lotus Domino 5.0 の機能の比較を示します。

(13)

バージョン

5.0 の新機能

InterScan は、Lotus Domino 環境向けの強固なウイルス対策機能とコンテンツセキュリティ機能を 備えています。 InterScan は、ヒューリスティックなルールベースの検索、許可またはブロックする 送信者のリスト、および署名データベースに基づいた最先端の検出機能を提供します。 これには、 スパムメール対策機能とコンテンツフィルタ機能が含まれており、組織のニーズに合わせてこれら の機能を適用できます。 バージョン 5.0 における高機能化により、これまで以上に柔軟かつスケー ラブルな設定が可能となっています。 ・ Web レピュテーションの新機能 ・ インストールの標準化 ・ トレンドマイクロのアップデートサーバでの検索エンジンのサポート ・ ウイルス検索エンジンの強化 ・ コンテンツフィルタの強化 ・ スパムメール対策機能の強化

・ 新しい Control Manager および Management Communication Protocol (MCP) エージェントのサ ポート

・ ソフトウェア / ハードウェア要件 ・ Lotus Domino 8.5 DAOS のサポート

Web レピュテーションの新機能

多くのメールに、危険な可能性のある URL が含まれています。 このリリースでは、危険な URL が含 まれるメールを検査する Web レピュテーション機能がサポートされています。 この機能を使用する には、スパムメール対策を有効にしておく必要があります。 割り当てられたレーティングに基づい て Web ページに評価レーティングが割り当てられます。 Web レピュテーションは、トレンドマイ クロのサーバにクエリを実行して、Web ページのリンク、ドメインと IP アドレスの関連性、スパ ムメール送信元、スパムメール内のリンクなど複数の情報源から相互に関連付けられているレー ティングを取得します。 Web レピュテーションでは、レーティングをオンラインで取得するため、 メールに含まれる有害な URL を検出するための最新情報を使用できます。 管理者は、Web レピュ テーションの設定を変更して、危険な URL に対する処理として隔離、ブロック、放置のいずれかを 指定できます。 詳細については、110 ページの「Web レピュテーションの設定」および 223 ページ の「Web レピュテーション」を参照してください。

(14)

インストールの標準化

新しく実装されたインストール開発ツールにより、すべてのプラットフォームで外観も印象も同じ インストールプロセスが実現されるように変更されました。 インストールの手順は、以前のバー ジョンで使用されていたものと同じです。 インストールの標準化には、次の利点があります。 ・ インストールのパラメータ化 : この機能を使用することで、管理者は、InterScan のインストー ル先のパスと場所を選択できます。 ・ 複数インスタンスのサポート : InterScan 5.0 では、1 つのコンピュータに複数のバージョンの Domino を作成できる Domino DPAR モードの使用がサポートされます。 たとえば、Domino 8.5 と Domino 8.0.2 を 1 つのコンピュータにインストールした場合、InterScan 5.0 は両方のバー ジョンに対応します。

・ InterScan 3.0 から InterScan 5.0 へのデータベースの移行 (Windows のみ) : インストール時、 データベーススキーマが InterScan 3.0 から InterScan 5.0 にアップデートされますが、これに は新しい複製 ID での UI アップデートが含まれます。

トレンドマイクロのアップデートサーバでの検索エンジンのサポート

InterScan 5.0 では、完全な 64 ビットプロセスを実行できます。また、アップデートサーバで次の ようなサポートが提供されます。 ・ トレンドマイクロのスパムメール検索エンジンに対する部分的および完全なパターンファイル のダウンロードのサポート。 パターンファイルのすべてのアップデートのバージョンを認識で きる機能が提供されます。 ・ IntelliTrap パターンファイルのアップデートのサポート。IntelliTrap パターンファイルをアッ プデートできる機能が提供されます。

ウイルス検索エンジンの強化

・ IntelliTrap のサポート。 ウイルス作成者は、リアルタイム圧縮のアルゴリズムを使用してウイ ルスフィルタを回避しようとすることがあります。 IntelliTrap は、メールの添付ファイルとし て着信するリアルタイム圧縮された実行可能ファイルをブロックし、他の不正プログラムの特 性とこれらのファイルを照合することによって、ユーザのネットワークにウイルスが侵入する リスクを軽減します。 ・ Microsoft Office 2007 のサポート。 インストールプロセス中に、ファイル検索のサポートが追 加されます。

(15)

コンテンツフィルタの強化

・ コンテンツフィルタでの正規表現のサポート。 (badda¦wham) のような正規表現は、キーワード 「baddabing」に一致します。 強化されたコンテンツフィルタでは、「.REG.」のような新しい演

算子を使用できます。 「.REG.」が後ろに付くトークンはすべて正規表現と解釈されます。 詳細 については、121 ページの「新規キーワードの作成」を参照してください。

・ Microsoft Office 2007 ファイルのサポート (Windows のみ)。 このリリースでは、Office 2007 ファイルの内容を検索できます。 ・ 最大 20 レベル、最小 1 レベルの OLE 埋め込み層検索の追加サポート (初期設定は 3 レベルの 検索)。

スパムメール対策機能の強化

・ スパムメールの新しいカテゴリが Domino コンソールログおよびデバッグログの両方に追加さ れました。新しいカテゴリは、フィッシング、不正プログラム、疑わしいメール、スパムなど です。 108 ページの「スパムメールフィルタの設定」を参照してください。

新しい

Control Manager および Management Communication Protocol (MCP)

エージェントのサポート

・ Control Manager MCP 5.0 エージェントとの連携。 この機能では、すべての製品を同一サーバ に登録できるため、ユーザは 1 つのサーバから InterScan の機能を管理できるようになります。 InterScan 5.0 をインストールすると、Control Manager エージェントの設定を次のように指定 できます。

a. Control Manager サーバ (FQDN または IP アドレス) b. ポート番号 (HTTP 用に 80 または HTTPS 用に 443) c. Web サーバ認証

d. プロキシ

注意: Control Manager MCP 5.0 エージェントとの連携は、InterScan 3.0 における Trend Micro Management Infrastructure (TMI) に替わるものです。

ソフトウェア

/ ハードウェア要件

・ ソフトウェアとハードウェアの要件に関する情報は、弊社の「最新版ダウンロード」サイトに ある最新の Readme に掲載されています。

(16)

Lotus Domino 8.5 DAOS のサポート

・ このリリースでは、Lotus Domino Attachment and Object Service (DAOS) がサポートされます。

対象読者

InterScan のドキュメントでは、セキュリティシステムおよび Lotus Domino のメール機能と情報共 有システム機能の管理について基本的な知識があることが前提となっています。 管理者ガイドおよ び Domino ベースのオンラインヘルプは、Domino およびネットワーク管理者が対象となっていま す。

ドキュメントの表記規則

このドキュメントでは、次の表記規則を使用しています。 表記 説明 注意: 設定上の注意 ヒント: 推奨事項 警告: 避けるべき操作や設定についての注意 表1. 本書で使用している表記規則

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1 章

製品の概要

Trend Micro InterScan for Lotus Domino (以下、InterScan) 5.0 は、Lotus/Domino 環境に対するウイ ルス防御とコンテンツセキュリティを包括的に提供し、メールの添付ファイルやデータベースに潜 むウイルスやアドウェア、スパイウェアをリアルタイムに検索できます。 InterScan により、ウイル スや不正コードが Domino 環境に侵入しないように保護できます。 スイート版では、画期的なスパムメール対策技術やシステマティックなコンテンツフィルタによっ て、より高いレベルの保護が実現されています。 スイート版では、スパムメール検出を実行してか ら、リアルタイムでメール検索が行われます。 第 1 章で説明する項目は次のとおりです。 ・ 18 ページの「製品の概要」 ・ 22 ページの「検索の種類」 ・ 24 ページの「ポリシー、ルール、およびフィルタの概要」 ・ 27 ページの「InterScan によるセキュリティ戦略」 ・ 27 ページの「ポリシーベースのウイルス対策およびコンテンツセキュリティ保護の計画」

(18)

製品の概要

InterScan は、リアルタイムに動作して、ウイルス、不正コード (不正プログラム)、および迷惑な情 報が、メール、データベース複製、または感染文書を通じて Domino 環境に侵入しないようにブ ロックします。 不正プログラムの検索はメモリ内で実行されるので、極めて速い検索が可能です。 InterScan は、ネイティブの Domino サーバアプリケーションとして動作するよう設計されており、 管理者にとって使 い慣れた、直感的に使用できるインタ フェースが用意されています。 InterScan の設定インタフェースは Domino サーバと完全に統合されており、各種の Lotus Notes ワークス テーション、Web ブラウザ、または Domino R8 Administrator クライアントからのリモート管理を 実現できます。 本バージョンの InterScan は、Microsoft Windows プラットフォームおよび IBM AIX 64 ビットプラットフォームに対応しています。

InterScan では、すべてのモードでのウイルス検索とコンポーネントのアップデート 、コンテンツ フィルタ、スパムメールフィルタの機能を使用できます。

InterScan では、Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager) がサポートされています。 Control Manager はトレンドマイクロが提供する集中管理コンソールであり、ウイルス対策やコン テンツセキュリティなどの保護を一元化するソリューションです。 管理者は、検索対象のデータベースを指定できるため、ユーザが感染していない文書を感染文書で 上書きすることを防げます。 手動データベース検索によって、既存の感染が駆除されます。 管理者は、InterScan を使用することで、企業のメールポリシーを施行したり、全体的なサーバの効 率性を向上したりするだけでなく、ウイルスの大規模感染を最小限に抑えることができます。 また、 特定のファイルタイプをブロックするルールを作成したり、メッセージのブロック、遅延、優先順 位付けを実行することもできます。 企業ポリシーを実装すると、次のさまざまな方法で不正プログ ラムを処理できます。 ・ 後で駆除するかその他の処理を実行するために感染ファイルを隔離します。 ・ ファイルが感染しており駆除されていないことを示す通知とともに目的の受信者に感染アイテ ムを送信します。 ・ 感染ファイルを削除します。 ・ 感染ファイルをブロックして、配信されないようにします。 ・ 管理者に警告します。 マルチスレッド検索エンジンおよびメモリ検索を使用することにより、InterScan では効率性を最大 限に高め、Lotus Domino サーバへの影響を最小限に抑えることができます。 管理者は、検索の不要 なサーバを特定できるため、冗長な検索処理を排除できます。

(19)

http://jp.trendmicro.com/jp/home/enterprise/index.html

InterScan スタンダード版の機能

Windows および IBM AIX 用の InterScan スタンダード版の機能は、次のとおりです。InterScan 日 本語版ではスタンダード版の機能をすべて含む、スイート版のみ提供されます。 ・ マルチスレッドのメモリ内検索処理により、高いパフォーマンスを実現。 ・ 不正プログラム検索と添付ファイルブロックの両方で、実際のファイル形式に基づく処理をサ ポート。 ・ 複数の Domino サーバで複数の InterScan インスタンスをサポート。 ・ リアルタイムメール検索、リアルタイムデータベース検索、手動データベース検索、および予 約データベース検索。 ・ カスタマイズ可能な検索オプション (圧縮ファイル検索時の解凍後ファイルのサイズ制限、 メッセージ本文検索の有効化など)。 ・ 検索の詳細なオプション ・ 新規文書や新たに変更された文書のみが検索されるため、データベースの手動検索お よび予約検索の際にサーバでの検索時間を大幅に短縮でき、システムリソースの消費 を最小限に抑えられる増分検索オプション ・ 被害を受ける前にソースから不正なコードを除去する Notes スクリプト検索 ・ リッチテキストおよび格納フォームホットスポットの検索 ・ Domino 環境の保護、コンポーネントのアップデート、通知の送信、およびクラスタサーバに 対する信頼を InterScan で実行する方法を定義する、ポリシーおよびルールの作成機能。 ・ 予約と手動によるコンポーネントのアップデート。

・ InterScan による検索とアップデートの通知、および Lotus Instant Messaging and Web Conferencing の通知のサポート。 ・ Control Manager による先見的な大規模感染予防。 ・ 複数サーバ環境での信頼するサーバの設定。これにより、信頼するサーバで検索されたメッ セージが再度検索されないようにして、サーバでの処理時間とリソースが節約されるように特 定のサーバを設定できます。 ・ 隔離したメールと添付ファイルの情報を簡単に確認できる隔離データベース。 ・ 統計情報やグラフ作成が含まれる、ログとレポートの完全な機能。

(20)

InterScan スイート版の機能

InterScan スイート版には、スタンダード版のすべての機能と次の追加機能が含まれます。 InterScan 日本語版ではスタンダード版の機能をすべて含む、スイート版のみ提供されます。 ・ スパムメールフィルタ ・ メッセージの内容を件名または本文でフィルタする機能 ・ MS Office 2007 文書 (Windows のみ)、PDF、.txt、.html、および .rtf の添付ファイルの内容を 検索する機能 ・ Web レピュテーションフィルタ 表 1-1 は、InterScan スイート版とスタンダード版の機能の簡単な比較を示しています。 表1-1. InterScan のスタンダード版とスイート版の機能の比較 機能 スタンダード版 スイート版 ウイルス対策 あり あり スパムメール対策 なし あり Web レピュテーションサービス なし あり コンテンツフィルタ 件名 / 本文 /MS Office 2007、PDF、.txt、.html、 および .rtf ファイル

注意: Microsoft Office および Adobe PDF ファ イルのコンテンツフィルタは、IBM AIX 64 ビットではサポートされていません。

なし あり

トレンドマイクロのアップデートサーバ あり あり Control Manager エージェント あり あり

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InterScan が動作するしくみ

トレンドマイクロの検索エンジンでは、ルールベースの検出テクノロジとパターンファイルの検出 テクノロジの両方が使用され、マクロウイルスを検出して削除する MacroTrap テクノロジも使用さ れています。 ウイルスパターンファイルと検索エンジンの頻繁な自動アップデートには Web ベース のダウンロードメカニズムが使用されており、InterScan を終了する必要はありません。 InterScan では、図 1-1 に示すように、すべてのエントリポイントで添付ファイルや文書の内容が検 索され、駆除が実行されます。 ・ Lotus Domino メールサーバでは、メールの添付ファイルがリアルタイムに検索されます。 ・ データベースのイベントが監視され、文書を閉じる直前に添付ファイルが検索されます。 ・ 複製時に、データベースと変更されたデータが検索されます。 ・ メールボックスと Domino データベースに既存の添付ファイルが検索され、以前の感染が根絶 されます。 図1-1. 脅威への感染は、デスクトップに広まる前に検出され、除去されます。 InterScan では、感染ファイルごとに次の詳細が示される、包括的な活動ログが管理されます。 ・ ファイルの送信元、名前、送信先 ・ ファイルを受信した日付 リアルタイムの メッセージ データベースと 変更されたデータ 添付ファイル

(22)

・ 検出されたウイルスの ID ・ 実行した処理 管理者は、Java ベースのグラフを使用することによって、企業の環境全体でウイルス感染を特定で きます。 さまざまなサーバから送られてきたレポートは、Notes のデータベース複製機能によって統 合できます。

InterScan のコンポーネント

InterScan が正常にインストールされると、セットアッププログラムにより、Domino サーバに次の コンポーネントが追加されます。 ・ データベース ・ データベーステンプレート ・ タスク ・ notes.ini エントリ

検索の種類

InterScan では、Domino メールルータタスクによって処理されたメッセージ、データベース、文 書、およびディレクトリが検索されます。 InterScan では、これらのアイテムが、指定のポリシーで 定義されるフィルタとルールに基づいて処理されます。 82 ページの「ポリシーベースのウイルス対 策およびコンテンツセキュリティ保護の計画」を参照してください。 注意: InterScan には、インストール完了後ただちに Domino サーバを自動的に保護するために、 初期設定のポリシーがあります。 初期設定のポリシーは削除できません。 次の項目は検索されません。 ・ 暗号化メールとその添付ファイル ・ パスワードで保護されたファイル ・ 圧縮レベルが 21 以上のファイル ・ 分割されたメッセージおよび不完全なメッセージ InterScan で実行される検索の種類は、次のとおりです。

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・ 手動データベース検索と予約データベース検索

リアルタイムメール検索

リアルタイムメール検索では、メールトランザクションをすべて検索できます。これには、個別の Notes クライアントとの間で送受信されるメッセージの他に、Domino ネットワークに属していない Notes クライアントとユーザの間で送受信されるメッセージも含まれます。たとえば、インター ネットを経由するメッセージも検索できます。 InterScan は、他の Notes ユーザや外部ソースから不 正プログラムを受信しないようにユーザを保護します。

リアルタイムデータベース検索

リアルタイムデータベース検索では、どのデータベース文書が開かれたりアップデートされるとき でも、リアルタイムでその変更を監視できます。 リアルタイム監視では、すべてのデータベースま たは選択したデータベースを監視対象にでき、他のサーバとの間で相互に複製を実行するように指 定されたデータベースの検索とフィルタが実行されます。 処理の効率化を図るために、変更された文書のみがチェックされ、不正プログラムがないか、ただ ちに検索されます。 検索が終了するとその文書は閉じられ、次の文書の複製に移ります。 この方法 は、高速かつ正確で、経費がかかる回線または低速な電話回線を通じてリモートサーバとの間で複 製を実行している場合に、特に役立ちます。 リアルタイムデータベース検索により複製プロセス全体が中断されることはありません。むしろ、 感染ファイルが保存されることを防ぐだけで、その後の文書の複製が影響を受けることはありませ ん。 Domino サーバにデータベースが多くあり、頻繁にアップデートされるファイルも多数ある場合は、 リアルタイムデータベース検索に時間がかかり、プロセッサ集中型になることがあります。 オー バーヘッドを最小限に抑えるため、ウイルス感染に対して最も脆弱なデータベースのみに対してリ アルタイム検索を有効にすることができます。 たとえば、ユーザデータベースは、Domino プログラ ムデータベースよりウイルスに感染しやすい傾向にあります。 ユーザのメールファイルの文書と添 付ファイルはリアルタイムメール検索で保護されるため、再検索する必要はありません。 頻繁には変更されないデータベースを保護するには、手動データベース検索または予約データベー ス検索を使用します。

(24)

手動データベース検索と予約データベース検索

手動検索と予約検索は、Notes データベースのみに適用されます。 ハードディスクにあるその他のタ イプのファイルは検索されませんが、Notes データベース内にあるファイルは、OLE 添付ファイル と不正スクリプトも含め、すべてのタイプをウイルスチェックできます。 注意: 手動でメールボックスのデータベースを検索すると、リアルタイムメール検索タスクが開 始され、その設定が適用されます。 手動検索の開始時にリアルタイムメール検索タスクが 実行されない場合は、Domino コンソールとログファイルにメッセージが表示されます。 予約検索および手動検索の操作に増分検索オプションを選択すると、新しい文書と前回の手動また は予約検索以降に変更された文書のみが検索されます。 これらの文書に検索を制限することによっ て、サーバのリソースと処理時間を節約できます。 警告: 検索時に使用するウイルスパターンファイルが最新でない場合、予約検索または手動検索 で不正プログラムを検出できない場合があります。予約データベース検索ルールまたは手 動検索で増分検索を有効にすると、文書が感染していても再検索されず、不正プログラム を検出できません。最新のウイルス対策コンポーネントを使用して、全文書に対する手動 検索を少なくとも週に 1 回は実行することをお勧めします (できるだけピークの時間帯を避 けます)。 詳細については、219 ページの「Domino 環境での脅威について」を参照してください。

ポリシー、ルール、およびフィルタの概要

InterScan では、Domino 環境の保護、コンポーネントのアップデート、通知の送信、およびクラス タサーバに対する信頼を実行する方法を定義するポリシーを作成できます。 InterScan は、サーバご とに 1 つのポリシーを実装します。 InterScan には、正常なインストール後に明示的なポリシーが実 装されていないすべての Domino サーバを自動的に保護するための、リアルタイムメール検索ルー ルが含まれる初期設定のポリシーが用意されています。 図 1-2 は、サーバのポリシーとそのポリ シーを構成するルールとフィルタの関係を示しています。 ・ ポリシーは、Domino 環境の保護、コンポーネントのアップデート、通知の送信、およびクラ スタサーバに対する信頼を InterScan で実行する方法を定義するルールで構成されています。 1

(25)

・ ルールでは、次の項目が定義されます。 ・ InterScan でリアルタイムメール検索を実行する方法 ・ InterScan でリアルタイムデータベース検索を実行する方法 ・ 予約データベース検索を開始する方法 ・ ウイルス対策コンポーネントおよびコンテンツセキュリティコンポーネントのアップデー トを実行するタイミング ・ 通知の配信方法 ルールはポリシーごとに無限に定義できます。 ただし、ルールの数が増えるほど、メッセージ 1 通の検査に要する時間も長くなります。 ・ ルールには、メッセージと添付ファイルに対する検索処理を実際に定義するフィルタが含まれ ます。 図1-2. ポリシー、フィルタ、ルールの関係

(26)

InterScan のルール

表 1-2 に示すように、InterScan では、InterScan がメッセージやデータベースを検索する方法を定 義したルールを使用できます。

InterScan のフィルタ

フィルタは、検索ルール (メール検索、データベース検索、または予約検索) のサブセットで、メッ セージ、添付ファイル、および内容の検索処理を実際に定義します。 フィルタオプションの種類は、 次のとおりです。 表1-2. InterScan のルールの種類 ルールの種類 InterScan による実行方法の定義対象 メール検索ルール メッセージの内容と添付ファイルのリアルタイムでの検索および フィルタ。 リアルタイムメール検索ルールを作成するには、90 ページを参照してください。 データベース検索ルール リアルタイムのデータベース検索。 リアルタイムデータベース検 索ルールを作成するには、95 ページを参照してください。 予約検索ルール スケジュールに基づいたデータベース検索。 予約データベース検 索ルールを作成するには、97 ページを参照してください。 予約アップデートルール ウイルス対策コンポーネントとコンテンツセキュリティコンポー ネントのアップデート。 予約アップデートルールを作成するには、 150 ページを参照してください。 通知ルール 通知の配信。 通知ルールを作成するには、158 ページを参照して ください。 表1-3. InterScan のフィルタオプション フィルタオプション オプションによって設定される特定の検索処理の対象 メッセージフィルタ さまざまなメッセージの種類。 添付ファイルフィル タ 迷惑な添付ファイル。 ウイルス検索 ウイルスおよびその他の不正プログラムの種類。

(27)

InterScan によるセキュリティ戦略

企業は、自社の環境を最大限に保護するためのセキュリティ戦略を構築する必要があります。 InterScan による適切なセキュリティ戦略を選択するための重要な決定要素は次のとおりです。 ・ IT セキュリティにおける企業の総合的な方針 ・ Domino サーバで利用できるリソース (CPU、メモリなど) ・ Domino 環境に不正コードが侵入する場合の考えられる侵入場所と侵入方法 (たとえば、メール メッセージ、Domino データベースの文書への添付ファイル、不正スクリプトコード)

ポリシーベースのウイルス対策およびコンテンツセキュリティ保護

の計画

トレンドマイクロでは、InterScan 5.0 のポリシーベースの機能を使用して、標準のウイルス対策設 定およびコンテンツセキュリティ設定を確立および保守管理することをお勧めします。 ポリシーを 使用して、次の操作を実行できます。 ・ ウイルス対策設定とアップデート設定の繰り返し作成、およびその他のメンテナンス作業を自 動化します。 ・ 1 台のサーバから環境内の全サーバを簡単に設定します。 ポリシーベースのウイルス対策を計画する際は、次の作業を考慮します。 ・ InterScan の初期設定ポリシーに基づいてグループポリシーを作成します。 共通の役割を実行する複数のサーバが含まれる大規模なネットワークでは、個々のサーバに繰 り返して作成するのではなく、共通の保護設定を一度だけ作成することによって、設定にかか る時間と管理作業が大幅に削減されます。 コンテンツフィルタ 管理者定義の明示的なルールに基づいて不適切とされる内容が含まれ るメッセージ。 スクリプトフィルタ 格納フォームまたはリッチテキストのホットスポットが含まれるメッ セージ。 表1-3. InterScan のフィルタオプション フィルタオプション オプションによって設定される特定の検索処理の対象

(28)

初期設定のポリシーに基づくポリシーにすることにより、リアルタイムと予約によるメールと データベースの検索保護設定の共通設定セットを、簡単に短時間で作成できます。これによ り、個別のサーバに対して繰り返し作成する必要がなくなります。初期設定のポリシーについ ては、24 ページの「ポリシー、ルール、およびフィルタの概要」を参照してください。 ・ 特定の地域または管理範囲にあるすべての Domino サーバに適用可能な設定を割り当てるため のグループポリシーを作成します。 マルチサーバ環境では、同じような機能または特性に基づ いてサーバグループを定義することにより、適切なポリシーをグループ内のすべてのサーバに 適用できます。 ・ 共通の目的を持つポリシーを作成します。 たとえば、次のようなポリシーを作成します。

Š

同じ保護機能のリアルタイムメール検索が必要な、すべての Domino メールサーバ向けポ リシー

Š

すべてのサーバ向けにリアルタイムと予約によるデータベース検索を要求するポリシー グループに含めるサーバ、およびそれらに適用する保護、アップデート、および通知方法を決 定します。 たとえば、1 つのメールサーバを保護するポリシーを作成して、同じくメールサー バとして機能する他のサーバにそのポリシーを適用できます。 ・ 特定の Domino サーバに設定を割り当てるための独自のポリシーを作成します。 独自のポリシーにより、初期設定が個別のユーザ、ユーザグループ、またはサーバに割り当て られます。 たとえば、特定の曜日にだけ実行される予約検索を設定するには、予約検索ルール を設定したポリシーを作成して、それを個別のデータベースサーバまたはそのグループに割り 当てます。

ポリシーベースの環境でのルールとフィルタの実装の計画

トレンドマイクロでは、Domino 環境に対するウイルス対策およびスパムメール対策を最適化する ためのルールおよびフィルタの実装について、次の戦略を実施することをお勧めします。 ・ すべてのメッセージと添付ファイルに対するリアルタイムメール検索ルールを作成します。 ・ 承認されない添付ファイルタイプと拡張子に対するフィルタルールを実装します (推奨設定の リストについては、122 ページの表 4-1 を参照)。 ・ すべてのデータベースに対するリアルタイムデータベース検索を作成します。 ヒント: ユーザのメールファイル (メッセージ検索用にリアルタイムメール検索ルールを作 成)、Domino システムデータベース、およびその他の頻繁には変更されないサイズ

(29)

・ ウイルス対策コンポーネントおよびコンテンツセキュリティコンポーネントの予約アップデー トルールを作成します。 ・ すべての Domino データベースに対する予約データベース検索ルールを作成します。 ・ 不要なスパムメールや疑わしい URL メッセージに対する保護を実装するには、InterScan ス イート版を購入します。InterScan 日本語版ではスタンダード版の機能をすべて含む、スイート 版のみ提供されます。

Š

スパムメール対策を有効にして、実行する処理を指定します。

Š

Web レピュテーション機能を有効にして、実行する処理を指定します。

Š

IT セキュリティポリシーに従ってフィルタレベルを設定します。

Š

許可する送信者とブロックする送信者を有効にして指定します。 また、システムに適切な数の検索タスクを指定します。 InterScan の検索処理の詳細については、22 ページの「検索の種類」を参照してください。

(30)
(31)

2 章

インストール

第 2 章では、Microsoft Windows プラットフォームおよび IBM AIX プラットフォームに Trend Micro InterScan for Lotus Domino (以下、InterScan) 5.0 をインストールする方法について説明しま す。 また、インストール後の設定方法、およびアクティベートする方法についても説明します。 第 2 章で説明する項目は次のとおりです。 ・ 32 ページの「InterScan の導入計画」 ・ 33 ページの「試験的な導入」 ・ 34 ページの「InterScan 3.0 からアップグレードする場合 (Windows のみ)」 ・ 35 ページの「システム要件」 ・ 35 ページの「InterScan のインストール」 ・ 68 ページの「Domino サーバの起動」 ・ 69 ページの「InterScan のアクティベーションコード」 ・ 69 ページの「EICAR によるインストールのテスト」 ・ 70 ページの「InterScan のファイルとフォルダの確認」

(32)

InterScan の導入計画

ここでは、InterScan サーバを戦略的に分散配置して、Domino 環境に最適なウイルス対策とコンテ ンツ保護を実現する方法について説明します。 同種のプラットフォームのみで構成した環境や異種 プラットフォームが混在する環境に、InterScan のようなアプリケーションを導入する場合は、綿密 な計画とその評価が必要です。 ネットワークに InterScan を導入する前に、次の項目を考慮することをお勧めします。 ・ 中央の InterScan サーバとして機能する Domino サーバを選択します。 ・ 選択した中央サーバに InterScan をインストールして、InterScan データベースの複製を有効に します。 ・ 他の Domino サーバ向けに、新しくインストールした smconf.nsf データベースと smvlog.nsf データベースの複製を作成します。 ・ 複製の競合を避けるため、各 Domino サーバの設定データベースは、InterScan ポリシーを管理 する Domino Administrator のみで変更できるようにします。

マスタの smvlog.nsf から InterScan ログデータベースの複製への Push 複製を開始して、ウ イルスなどの不正なソフトウェアによるイベントをネットワーク全体にわたって集中管理しま す。 ・ 他の Domino サーバで、そのアップデートデータベースの複製にマスタアップデートデータ ベースからプル複製できるようにするかどうか決定し、中央の Domino サーバをトレンドマイ クロのアップデートサーバに接続するだけで、最新コンポーネントのアップデートをダウン ロードできるようにします。周辺サーバではアップデート元として複製データベースを選択す ればよいことになります。詳細については、154 ページの「ダウンロード元の設定」を参照し てください。

(33)

試験的な導入

ネットワーク全体に InterScan を導入する前に、試験的なインストールを実施することをお勧めし ます。 試験的な導入には次の利点があります。 ・ InterScan への習熟度の向上 ・ 企業ネットワークポリシーの構築や改善 ・ IT 部門やインストール担当部署では、導入プロセスの試行と改善ができ、導入計画が企業の事 業要件と一致しているか検証できます。 ・ 各種機能の稼働状況や、本格的な導入後に必要になるサービスレベルについて確認するための 機会となります。 ・ 改善が必要な設定を特定するのに役立ちます。 試験的な導入を実施するには 1. 導入の準備をします。 2. 対象とするサイトを選択します。 3. ロールバック計画を作成します。 4. インストールを実施し、その結果を評価します。

導入の準備

導入の準備段階では、次の作業を行います。 ・ テスト環境で使用する InterScan 複製モデルを決定します。 InterScan 複製モデルとしては、ハブ - スポークモデルという中央集中モデルがよく使用されま す。 このモデルでは、ネットワーク管理者が、ハブの位置にある InterScan サーバで InterScan を設定します。 他のサーバ、つまりスポークの先端に相当する周辺サーバでは、ハブサーバか ら InterScan 設定を Pull 取得します。 ・ 実行可能な導入パターンを評価して、自社の環境に最適な方法を決定します。 ・ 異種プラットフォームが混在する環境では、そこにあるすべてのシステム間で TCP/IP 接続を 確立します。 ・ ハブサーバから各エージェントシステム、および各エージェントシステムからハブサーバに ping コマンドを送信して、双方向の TCP/IP 通信ができることを確認します。

(34)

対象サイトの選択

実稼働環境に類似のサイトを、テスト用のサイトとして選択します。InterScan 以外に実稼働環境で の使用を計画しているウイルス対策と管理用のソフトウェア (Trend Micro ServerProtect (以下、 ServerProtect) や Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager) 5.0)、およびサービスを使 用しているサイトを選択します。 実稼働環境を適切に再現できるようなサイトを選択してください。

ロールバック計画の作成

InterScan のインストール、稼働、またはアップグレードに伴う問題の発生に備え、対策措置を講じ ておくことをお勧めします。 問題が発生したときに、ネットワークに発生する脆弱性の程度、およ び最小限のセキュリティを確保する方法を検討します。 また、地域的な企業ポリシーや IT リソース も考慮します。

InterScan のインストールと評価

インストールを実施し、ウイルス対策とコンテンツのセキュリティ強化の観点、およびネットワー クのパフォーマンスの観点の両面から求められるレベルに基づいて、その結果を評価します。 この プロセスを通じて判明した利点、欠点を列挙します。 発生する可能性のある問題点を特定し、それ に応じて適切な導入計画を策定します。 この評価結果は、実稼働環境への導入計画に反映させることができます。

InterScan 3.0 からアップグレードする場合 (Windows

のみ

)

InterScan 3.0 から 5.0 にアップグレードするには、次の手順を実行します。 1. 開いている Notes アカウントのセッションをすべて閉じます。 2. InterScan データベースのバックアップを作成して、元の設定内容を保存しておきます。 3. Control Manager を使用している場合は、既存の Control Manager エージェントをアンインス

トールします。

(35)

4. InterScan 3.0 がインストールされているアップグレード対象のサーバ上に、パーティション サーバがある場合は、インストールの際にすべて指定します。

注意: セットアッププログラムによって、プログラムの競合が発生しないように InterScan 3.0 のコンポーネントが InterScan 5.0 のコンポーネントに変換されます。

InterScan 3.0 から InterScan 5.0 へのアップグレードは、Windows プラットフォーム でのみ可能です。

システム要件

最新の情報については弊社の「最新版ダウンロード」サイトにある最新の Readme をご参照くださ い。 http://www.trendmicro.co.jp/download/

InterScan のインストール

InterScan をインストールする前に、以下に挙げる項目に目を通してください。 インストールプロセスを容易にするための事前タスクがいくつかあります。 また、InterScan をイン ストールする前に、次の点に注意してください。 ・ InterScan 5.0 をインストールした後では、InterScan 3.0 に自動的にはロールバックできなくな ります (Windows のみ)。

InterScan 3.0 にロールバックするには、InterScan 5.0 を削除して InterScan 3.0 を新規にイン ストールする必要があります。 InterScan 3.0 のインストール方法については、InterScan 3.0 の マニュアルを参照してください。

・ InterScan 3.0 AIX 版を InterScan 5.0 AIX 版にアップグレードすることはできません。 このた め、InterScan 5.0 AIX 版を InterScan 3.0 AIX 版にロールバックすることはできません。 ・ 物理的に同一のコンピュータに InterScan 3.0 と 5.0 の両方をインストールすることはできませ ん。 ・ InterScan をインストールまたは削除する前に、Domino サーバをシャットダウンする必要があ ります。 ・ パーティションサーバに対しては、パーティションそれぞれについて InterScan を個別にイン ストールします。

(36)

インストール前のタスク

InterScan をインストールする前に、次のタスクを実行します。

1. Windows プラットフォームに管理者としてログオンするか、IBM AIX プラットフォームに root ユーザとしてログオンします。 2. notes.ini の格納場所を指定します。パーティションサーバを使用する場合は、各パーティ ション上の notes.ini の格納場所を指定します。 3. Domino のデータパスとバイナリパスを指定します。 4. InterScan データベース管理に使用する管理者権限のあるユーザ / グループが存在することを確 認します。 初期設定のグループはLocalDomainAdminsです。 5. 空き容量が 1.5GB 以上あることを確認します。 注意: 詳細は、弊社の「最新版ダウンロード」サイトにある最新の Readme を参照してくだ さい。 6. 開いている Notes クライアントをすべて閉じます。 7. 開いている Notes アカウントのセッションをすべて閉じます。 8. 次の作業を実行する前に、このコンピュータにインストールされたすべての Domino サーバを 停止します。 ・ InterScan 5.0 を初めてインストールする場合 ・ InterScan 3.0 からアップグレードする場合 (Windows のみ) ・ InterScan をアンインストールする場合 9. InterScan のアクティベーションコードを準備しておきます。 目的のサーバがインストール可能な状態になっていることを確認した後、InterScan のプログラム ファイルをインストールして、InterScan データベースを設定します。

セットアップモード

次の方法で、InterScan をインストールできます。 ・ ウィザードベースのインストール ― 対話型のインストールであり、ユーザが各種情報を入力 して、サーバに InterScan をインストールします。

(37)

・ サイレントインストール ― InterScan のインストール時にユーザ操作を必要としません。 サイレントインストールでは、セットアップで必要な情報をすべて収録した応答ファイルを使 用します。 スクリプトファイルを使用することで、複数の Domino サーバやパーティション サーバに短時間で InterScan をインストールできます。65 ページの「サイレントインストール の実行」を参照してください。

セットアップオプション

次に示す 4 種類のセットアップオプションが用意されています。 ・ 新規インストール ― InterScan を初めてインストールする場合のオプションです。 ・ インストール ― 追加した Domino サーバに、現在と同じバージョンの InterScan をインストー ルする場合のオプションです。 ・ アップグレード ― 現在インストールされている InterScan を、最新のバージョンやビルドに アップグレードする場合のオプションです。 ・ インストールおよびアップグレード ― 追加した Domino サーバに InterScan をインストールし て、すでにインストールされている InterScan を最新のバージョンまたはビルドにアップグ レードする場合のオプションです。

ウィザードベースのインストールの実行

セットアッププログラムを起動して、ウィザードベースのインストールを開始します。

InterScan Windows 版のインストール

注意: InterScan 3.0 からアップグレードする場合は、インストールプロセスを開始する前に、 Trend Micro Management Infrastructure をアンインストールする必要があります。

グラフィカルユーザインタフェースからInterScan をインストールするには 1. 次のいずれかの方法で、セットアッププログラムに移動します。 ・ InterScan の製品 CD からインストールする場合は、CD のプログラムフォルダに移動しま す。 ・ トレンドマイクロの Web サイトからダウンロードしたソフトウェアをインストールする 場合は、サーバ内でそのファイルを格納したフォルダに移動します。

(38)

[InstallAnywhere] 画面 (図 2-1.) に続いて、InterScan のインストール画面が表示されます。

2-1. [InstallAnywhere] 画面

3. InterScan の [InstallAnywhere] 画面の処理が終わると、InterScan の [ようこそ] 画面が表示され ます。

(39)

4. [次へ] をクリックします。 [使用許諾契約] 画面が表示されます。

2-3. [ 使用許諾契約 ] 画面

[ご使用条件の条項に同意する] を選択して InterScan のインストールを続行します。 使用許諾契 約の条項に同意しない場合は、[ご使用条件の条項に同意しない] を選択します。インストール が中断されます。

(40)

5. [次へ] をクリックします。 [アクティベーションコード] 画面が表示されます。 図2-4. [ アクティベーションコード ] 画面 6. 図 2-4 の [アクティベーションコード] 画面では、InterScan をアクティベートするために、正 確な InterScan のアクティベーションコードを入力する必要があります (69 ページを参照)。 注意: 新規インストールの場合は、InterScan の体験版、スタンダード版、またはスイー ト版をアクティベートするアクティベーションコードを取得してください。 InterScan 3.0 に使用していたアクティベーションコードの期限が切れていなけれ ば、同じアクティベーションコードを使用できます。 InterScan のアクティベーションコード (69 ページを参照) を入力します。または、[次へ] をク リックして製品のアクティベーションを実行せずに、次へ進みます。次のいずれかを実行しま す。 ・ アクティベーションコードを入手済みの場合は、InterScan のアクティベーションコード を入力します。 ・ アクティベーションコードがない場合、または後日アクティベートする場合は何も入力せ ず、この画面から次の手順に進みます。InterScan はインストールされますが、InterScan

図 2-2. [ ようこそ ] 画面
図 2-3. [ 使用許諾契約 ] 画面
図 2-5. [ インストール方法 ] 画面
図 2-7. notes.ini のパスの選択
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参照

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