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A-2
[活動方針]
分析・計測機器メーカーならではの視点から、分析、科
学、地球環境への関心を呼び起こすメッセージを広く
社会へ発信します。
独自性のある情報発信
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Gaiapress
HORIBA が、インターネットの黎明期である 1996 年から展開す るウェブサイト「Gaiapress」。 ここでは、自然・環境・生命や科学の未知についてのコミュニケー ションをテーマにした多彩なコンテンツを通じて、情報発信を続け ています。これらのテーマは、実は私たちの暮らしや企業活動に欠 かせない分析・計測技術やセンサーの価値、そして可能性につい ても、私たちに考えるきっかけを与えてくれます。「なぜ? と思うこと から科学は発展しました」をコンセプトに、これからも「Gaiapress」 で皆様とのコミュニケーションを推進していきます。はかる場
HORIBA が 2013 年にオープンしたウェブサイト「はかる場」は、 「はかる」ことで「見える」ようになる世の中のアレコレを紹介する メディアです。分析機器を通じて人々の身の回りのモノをはかり、違っ た視点を得ることで、日々の暮らしにワクワクドキドキ感をプラスし たい。「はかる」にまつわる様々なテーマについて、分析・計測機 器メーカーの HORIBA ならではの切り口でお届けします。 ★ Gaiapress http://gaiapress.horiba.com/jp/ ★ はかる場http://www.jp.horiba.com/hakaruba/H O RI BA R ep or t 2 01 3
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A-2
HORIBA は、一般社団法人 日本 BtoB 広告協会主催の第 34 回「2013 日本 BtoB 広告賞」において、製品カタログや会社案内など全 12 部門の内、2 部 門で金賞および 1 部門で銀賞を受賞しました。合計 3 部門の受賞となり、幅広く HORIBA のコミュニケーション活動を評価いただきました。 【企業カタログの部 金賞】 作品名: 「abiroh 2013」 広告主:㈱堀場製作所 企画制作: ㈱ ラユニオン・パブリケーションズ / ㈱ 工作舎 企業カタログAbiroh(アビロウ)は「おもしろおかしく」 を具現化したメディア。今回のテーマは「予知・予見」。 現在主流の応用科学から見れば、予知や予見はともすれ ば奇譚的としてオカルトの汚名を着せられてもいます。 一方で古代から科学の源は予知や予見であったことも確 かであり、この不思議な現象を解き明かすことで近代ま で科学が進化してきました。科学をありふれた存在とし て無関心になりがちな今、もう一度私達自身が持ち合わ せている予知感覚を研ぎ澄ましてみるのも、新たな発見 に繋がるかも知れません。 【カレンダーの部 金賞】
作品名:「A Longing For Wings(憧れの翼)」 広告主:㈱堀場製作所 企画制作: ㈱ ラユニオン・パブリケーションズ / ㈱工作舎 本作品は、工芸品の意匠として、絵画制作のためのスケッ チとして、あるいは博物図譜として、江戸時代には多くの鳥 たちが描かれています。そこには日本人にとっては身近な鳥 たちに加え、海外からもたらされた珍しい鳥たちや、空想 の鳥も含まれています。江戸時代に目を見張る程の描写技 術や色彩感覚を駆使し、細部にわたり細かく描かれた鳥た ちを、和紙をイメージした背景に365日分レイアウト。「先 人から学ぶ知恵」といわれますが、現代と違い何も無かっ た時代に技法や顔料をあみだし、創意工夫して描く先人達 から現代の我々も学ぶべきというコンセプトから本作品は生 まれました。本カレンダーでは、大空を自在に羽ばたくこと への憧れ、そしてまだ見ぬ世界への想いを込めて描かれた 「江戸の鳥」をテーマとします。 【製品カタログ〈単品〉の部 銀賞】 作品名: 「コンパクト水質計 LAQUAtwin(ラクアツイン)」 広告主:㈱堀場製作所 企画制作:SHIROBOSHI 製品のコンセプトは、身の回りに広がる「水」の世界を発 見し、日々の暮らしに新たな視野が開けるワクワク感を 提案することです。本作品は、そのコンセプトを顧客の お手元で予感させるべく、まるで絵本のように親しまれ るメディアとして制作し、両手に収まる大きさの小冊子 に仕上げました。河川や湖、土壌から食べもの・水道水 まで、毎日の暮らしをとりまく色々なシーンにあたりま えのように広がる「水」の世界。その「水」の世界におい て水質計が活用されることで、人間や動植物が生きるう えで、欠かせない様々な水の性質が見える化され、新た な驚きと感動をもたらすことを期待しています。
第34回 日本BtoB広告賞 堂々 3部門で入賞
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国内最大のビジネス情報専門紙、日経産業新聞に掲載した HORIBA の広告シリーズが、第 62 回日経広告賞における第 40 回日経産業新聞広告賞(主 催:日本経済新聞社)の優秀賞を受賞しました。HORIBA の広告は今年で通算 11 回目の受賞(うち 2010 年グランプリ受賞含む)となります。 【受賞作品】 「超能力のかわりに、堀場製作所」 HORIBAのコアコンピタンスである分析技術が人類の進歩に欠かせないことを、いろいろな生物が有するセンサー能力になぞらえてメッセージすることが、この広告のコンセプトです。 様々な生物には独自のセンサー能力があってそれぞれに進化を遂げ、種の保存を行ってきました。実は、我々人類も太古の昔には自然環境と対話するセンサー能力が備わっていました が、便利な道具の発明とともにこれらの能力が消滅してしまったのではないか。それを補うのが「分析技術」であり、人類の発展に不可欠な技術と言えます。H O RI BA R ep or t 2 01 3
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公害問題をテーマとした HORIBA の企業広告が、第 48 回日本産業広告賞(主催:日刊工業新聞社)の第四部(スペース 2.5 段 以上 7 段未満が対象)で佳作を受賞しました。また、雑誌「地球環境とエネルギー」に掲載されている同じ内容の広告が、第 52 回ビジネス広告大賞(主催:フジサンケイビジネスアイ)の雑誌広告部門で銅賞を受賞しました。前述の 2 つの広告賞でのダブル 受賞は 2012 年から 2 年連続になります。公害問題をテーマとした広告が2つの広告賞を受賞
【受賞作品】 「まちのワークライフバランス」 四大公害病のうち「四日市ぜんそく」だけは市街地で起きた公害です。四日市を訪れるとコンビナートが溶け込んだ街並みに出くわします。住居と工場の近さ が喘息の原因であったことを実感する一方、同じこの地で現在は環境が改善されているという事実に驚きます。地球環境の分析・計測を事業とする立場として、 この示唆に富んだ風景が、単に過去を振り返るだけでなく、地球環境の未来について考える契機になればと願っています。 第48回日本産業広告賞 第四部 佳作 第52回ビジネス広告大賞雑誌広告部門 銅賞H O RI BA R ep or t 2 01 3