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調 査 の 概 要 調 査 方 法 インターネットリサーチ 調 査 地 域 全 国 調 査 主 体 実 施 機 関 株 式 会 社 インテージ 調 査 年 月 日 2013 年 3 月 14 日 ( 木 )~3 月 19 日 ( 火 ) 調 査 対 象 全 国 の 主 婦 既 婚 男 性 単 身 女

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全文

(1)

「米」が主食の食数は減少、食事を食べなかった人が増加

(米の消費行動に関する調査結果-

2013 年調査-)

当研究所では、2008年1月より、農畜産物の消費行動をテーマに全国の消費者を対象とし たWeb 調査を実施しています。 調査の18回目として「米の消費行動に関する調査」を2013年3月に実施しました。 このたび、調査結果の概要がまとまりましたので、ご報告します。 解禁日時:2013年7月3日(水)14時 《添付資料》 米の消費行動に関する調査結果の概要(プレスリリース) <本件に関するお問合せ先> 東京都新宿区市谷船河原町11番地 飯田橋レインボービル5F 一般社団法人 JC総研 基礎研究部 主任研究員 鳥羽賢一 ℡ 03-6280-7252 ※なお、本資料は「農政クラブ」「農林記者会」「農協記者クラブ」および日頃お付き合いのあ る報道機関の関係各位等に配布します。

(2)

調査の概要

■調査方法 インターネットリサーチ ■調査地域 全 国 ■調査主体 一般社団法人 JC総研 ■実施機関 株式会社 インテージ ■調査年月日 2013 年 3 月 14 日(木)~3 月 19 日(火) ■調査対象 全国の主婦・既婚男性・単身女性・単身男性 ■有効回答者数 インテージ・ネットモニター会員 n=2,053 単位:人(構成比%) 2 0 代 以 下 140 (6.8) 42 (4.9) 32 (3.7) 35 (20.5) 31 (18.2) 3 0 代 292 (14.2) 115 (13.4) 122 (14.3) 30 (17.5) 25 (14.7) 4 0 代 345 (16.8) 146 (17.1) 149 (17.4) 25 (14.6) 25 (14.7) 5 0 代 332 (16.2) 134 (15.7) 151 (17.6) 24 (14.0) 23 (13.5) 6 0 代 426 (20.8) 173 (20.2) 196 (22.9) 26 (15.2) 31 (18.2) 7 0 代 以 上 518 (25.2) 246 (28.7) 206 (24.1) 31 (18.1) 35 (20.6) 2,053 (100.0) 856 (100.0) 856 (100.0) 171 (100.0) 170 (100.0) 合 計 (100.0) (41.7) (41.7) (8.3) (8.3) 合計 主婦 既婚男性 単身女性 単身男性 【エリア区分】 北海道 東 北 (青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島) 北関東 (茨城、栃木、群馬) 京 浜 (埼玉、千葉、東京、神奈川) 甲信越・北陸(新潟、富山、石川、福井、山梨、長野) 東 海 (岐阜、静岡、愛知、三重) 京阪神 (滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山) 中国・四国 (鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知)

(3)

米の消費行動に関する調査の概要

1.

「米」を主食とする食数減少の背景:「食べない」割合が大きく増加

最近 1 週間で「朝食」「昼食」「夕食」ごとに何を食べたか聞いた。 表1のとおり1週間のお米を主食とする食数は 13.06 食で前回調査に対して 0.24 食減少した。内 訳を見ると炊飯したお米を食べた食数は 10.85 食(対前年-0.13 食) 、加工食品・調理済食品・外 食合計で 2.21 食(-0.11 食)と減少した一方で、お米以外が主食の食数(パン類・めん類その他) は 6.60 食(+0.01 食)とほぼ変わらなかった。属性別には、全属性でお米を主食とする食数が減 少し、炊飯したお米の食数も主婦以外は減少した。特に、単身層は単身女性 8.28 食(-0.40 食)、 単身男性 7.47 食(-0.55 食)と炊飯回数の減少が顕著で、前回調査で大きくお米を主食とする食数 が増え、節約志向だけでなく、健康志向が根付くのを期待した単身男性は、残念な結果となった。 表2で「朝食」「昼食」「夕食」別に見ると、3 食ともお米を主食とする食数・炊飯したお米を食 べた食数ともに前回調査より減少した。パン類、めん類を含めた中食・外食が増えたというよりも 欠食回数の増加が留意される。特に朝食は、お米を主食とする食数(-0.03 食)、お米以外が主食の 食数(-0.06 食)とともに減少している。 また、「朝食」「昼食」「夕食」の欠食について年齢層別に示したものが図1である。朝食は 40 代 以下の層では毎食食べている割合が 80%を割り込んでいる。一方、1週間で4~7回、すなわち半 数以上食べなかった割合は 20 代以下 16.4%、30 代 17.1%、40 代 14.1%であり、50 代でも 10.8% と高水準となっている。昼食、夕食は朝食に比べると欠食は少ないものの各年齢層で4~7回食べ なかった割合が 5%前後おり、健康面を考慮するとさらなる食生活の管理が必要であろう。 表 1 1週間の平均食数(属性別) 加工 調理済 食品 食品 中食 外食 中食 外食 2053 13年 13.06 10.85 0.27 0.97 0.97 6.60 3.04 0.73 1.33 0.53 0.97 1.34 2090 12年 13.30 10.98 0.28 1.04 1.00 6.59 3.09 0.74 1.40 0.52 0.84 1.13 合計 2111 11年 13.22 11.06 0.24 0.93 0.99 6.59 2.89 0.85 1.38 0.55 0.92 1.19 12→13 増減 ▲ 0.24 ▲ 0.13 ▲ 0.01 ▲ 0.07 ▲ 0.03 0.01 ▲ 0.05 ▲ 0.01 ▲ 0.07 0.01 0.13 0.21 856 13年 12.88 11.48 0.25 0.64 0.51 6.94 3.51 0.65 1.34 0.42 1.02 1.19 898 12年 13.05 11.33 0.21 0.84 0.67 6.98 3.68 0.70 1.42 0.40 0.78 0.98 主 婦 895 11年 12.96 11.59 0.15 0.61 0.61 7.06 3.44 0.79 1.42 0.43 0.98 0.97 12→13 増減 ▲ 0.17 0.15 0.04 ▲ 0.20 ▲ 0.16 ▲ 0.04 ▲ 0.17 ▲ 0.05 ▲ 0.08 0.02 0.24 0.21 856 13年 13.87 11.41 0.20 1.05 1.21 5.97 2.64 0.70 1.22 0.58 0.83 1.18 870 12年 14.03 11.58 0.29 0.97 1.19 5.90 2.56 0.74 1.30 0.57 0.73 1.05 既婚男性 890 11年 14.03 11.76 0.15 0.95 1.17 5.84 2.51 0.85 1.20 0.58 0.70 1.11 12→13 増減 ▲ 0.16 ▲ 0.17 ▲ 0.09 0.08 0.02 0.07 0.08 ▲ 0.04 ▲ 0.08 0.01 0.10 0.13 171 13年 11.19 8.28 0.38 1.33 1.20 7.84 3.26 1.01 1.51 0.67 1.39 1.98 155 12年 11.31 8.68 0.30 1.35 0.98 8.13 3.41 0.81 1.52 0.58 1.81 1.58 単身女性 167 11年 11.65 8.55 0.72 1.38 1.00 7.54 2.68 1.02 1.68 0.67 1.49 1.84 12→13 増減 ▲ 0.12 ▲ 0.40 0.08 ▲ 0.02 0.22 ▲ 0.29 ▲ 0.15 0.20 ▲ 0.01 0.09 ▲ 0.42 0.40 170 13年 11.88 7.47 0.61 1.86 1.94 6.80 2.41 0.95 1.73 0.70 1.01 2.32 167 12年 12.54 8.02 0.48 2.13 1.91 6.57 2.31 0.88 1.70 0.89 0.79 1.89 単身男性 159 11年 11.68 6.77 0.60 2.19 2.12 7.08 2.20 1.04 1.78 0.82 1.24 2.25 12→13 増減 ▲ 0.66 ▲ 0.55 0.13 ▲ 0.27 0.03 0.23 0.10 0.07 0.03 ▲ 0.19 0.22 0.43 食 事 カテゴリー 度数 調査 年次 【米】が主食 【米以外】が主食 【食べな かった】 炊飯 外食 パン類 めん類 その他 3 食 合 計

(4)

表 2 1週間の平均食数(朝・昼・夕食別) 加工 調理済 食品 食品 中食 外食 中食 外食 2053 13年 13.06 10.85 0.27 0.97 0.97 6.60 3.04 0.73 1.33 0.53 0.97 1.34 2090 12年 13.30 10.98 0.28 1.04 1.00 6.59 3.09 0.74 1.40 0.52 0.84 1.13 2111 11年 13.22 11.06 0.24 0.93 0.99 6.59 2.89 0.85 1.38 0.55 0.92 1.19 12→13 増減 ▲ 0.24 ▲ 0.13 ▲ 0.01 ▲ 0.07 ▲ 0.03 0.01 ▲ 0.05 ▲ 0.01 ▲ 0.07 0.01 0.13 0.21 2053 13年 3.13 2.87 0.06 0.13 0.07 3.21 2.20 0.35 0.12 0.04 0.50 0.66 2090 12年 3.16 2.90 0.07 0.12 0.07 3.27 2.27 0.37 0.15 0.03 0.45 0.58 2111 11年 3.11 2.88 0.06 0.10 0.07 3.31 2.20 0.44 0.12 0.04 0.51 0.59 12→13 増減 ▲ 0.03 ▲ 0.03 ▲ 0.01 0.01 0.00 ▲ 0.06 ▲ 0.07 ▲ 0.02 ▲ 0.03 0.01 0.05 0.08 2053 13年 4.26 2.91 0.14 0.58 0.63 2.46 0.69 0.32 0.91 0.33 0.21 0.30 2090 12年 4.34 2.97 0.12 0.61 0.64 2.41 0.67 0.31 0.93 0.33 0.17 0.25 2111 11年 4.35 2.99 0.11 0.59 0.66 2.38 0.60 0.35 0.91 0.35 0.17 0.26 12→13 増減 ▲ 0.08 ▲ 0.06 0.02 ▲ 0.03 ▲ 0.01 0.05 0.02 0.01 ▲ 0.02 0.00 0.04 0.05 2053 13年 5.67 5.07 0.07 0.26 0.27 0.93 0.15 0.06 0.30 0.16 0.26 0.38 2090 12年 5.80 5.11 0.09 0.31 0.29 0.91 0.15 0.06 0.32 0.16 0.22 0.30 2111 11年 5.76 5.19 0.07 0.24 0.26 0.90 0.09 0.06 0.35 0.16 0.24 0.34 12→13 増減 ▲ 0.13 ▲ 0.04 ▲ 0.02 ▲ 0.05 ▲ 0.02 0.02 0.00 0.00 ▲ 0.02 0.00 0.04 0.08 【食べな かった】 炊飯 外食 パン類 めん類 その他 【米】が主食 【米以外】が主食 属 性 食事 度数 調査 年次 合計 総 合 計 夕食 昼食 朝食 (註)項目の例 ①炊飯:家庭で炊飯したお米の食数 ②加工食品:パックご飯、レトルトお粥、冷凍ピラフ、餅など加工食品のお米の食数 ③調理済食品:弁当、おにぎりなど、調理済みのお米の食数 ④パン類:食パン、菓子パン、サンドイッチ、ハンバーガーなど の食数 ⑤めん類:うどん、そば、ラーメン、パスタなどの食数 ⑥その他:シリアル類、果物やヨーグルトなどの食数 図 1 最近1週間家庭で炊飯したお米を食べなかった回数<朝食、昼食、夕食>(年齢層別)

(5)

購入先と購入するお米の組み合わせ:

「特売のお米」

「安いお米」が減少

お米を購入する人の属性、年代、エリア、主な購入先と購入するお米との組み合わせを表3のと おりクロス集計した。全体の傾向としては、「いつも同じところ」で「産地と品種同じ米」を買う人 が 42.0%と一番多く、前回調査に比べ 2.9 ポイント増加した。購入先にかかわらず、「特売のお米」 「なるべく安いお米」を買う人の割合は前回調査より減少し、安値志向から品質重視への変化が伺 える。 属性別で見ると、主婦は家計を預かる立場から「特売のお米」を志向する傾向が見られるが、今 回調査では「特売のお米」の割合は前回調査の 20.2%から 16.8%に減少し、「産地と品種が同じお米」 が 37.6%から 46.5%へと大きく増加した。 年齢層別には、若年層になる程「なるべく安いお米」を購入しているが、20 代以下は前回調査の 31.3%から 17.8%と 13.5 ポイントも減少している一方で、「産地と品種が同じお米」の割合が 31.3% から 39.6%に大きく増加した。若年層でも購入のポイントが安さだけではなくなってきたのかも知 れない。 表 3 属性・年代・購入先別 購入するお米 単位:度数+横% 産 地 と 品 種 が 同 じ 米 色 々 な お 米 特 売 の お 米 が 中 心 な る べ く 安 い お 米 お 店 が 薦 め る お 米 産 地 と 品 種 が 同 じ 米 色 々 な お 米 特 売 の お 米 が 中 心 な る べ く 安 い お 米 産 地 と 品 種 が 同 じ 米 色 々 な お 米 特 売 の お 米 が 中 心 な る べ く 安 い お 米 2012年 1,717 69.2 39.1 16.5 7.3 5.5 0.8 29.8 3.5 9.1 8.5 8.7 0.9 42.6 25.6 15.8 14.2 2013年 1,706 70.1 42.0 17.1 6.0 3.9 1.1 28.9 4.7 10.4 7.8 6.0 1.0 46.7 27.5 13.8 9.9 主婦 723 67.9 41.1 17.4 7.1 2.2 0.1 31.3 5.4 11.1 9.7 5.1 0.8 46.5 28.5 16.8 7.3 既婚男性 718 73.8 46.4 16.0 5.0 4.2 2.2 25.3 4.5 9.2 5.6 6.0 1.0 50.9 25.2 10.6 10.2 単身女性 137 62.7 35.8 14.6 3.6 8.0 0.7 37.3 4.4 13.9 9.5 9.5 0.0 40.2 28.5 13.1 17.5 単身男性 128 70.3 29.7 24.2 7.8 7.8 0.8 26.5 2.3 9.4 7.8 7.0 3.1 32.0 33.6 15.6 14.8 20代以下 96 60.5 34.4 13.5 4.2 6.3 2.1 39.6 5.2 14.6 8.3 11.5 0.0 39.6 28.1 12.5 17.8 30代 219 72.2 33.8 17.4 10.0 8.7 2.3 27.8 4.1 6.8 8.7 8.2 0.0 37.9 24.2 18.7 16.9 40代 277 61.0 32.1 17.0 7.2 4.3 0.4 38.9 4.3 11.9 13.0 9.7 0.0 36.4 28.9 20.2 14.0 50代 272 71.0 40.1 21.7 6.3 2.2 0.7 27.9 2.2 11.0 9.6 5.1 1.1 42.3 32.7 15.9 7.3 60代 373 68.7 42.4 17.4 4.0 3.8 1.1 29.8 7.2 11.3 7.0 4.3 1.6 49.6 28.7 11.0 8.1 70代以上 469 77.4 54.2 14.9 5.1 2.1 1.1 20.9 4.5 9.2 3.8 3.4 1.7 58.7 24.1 8.9 5.5 北海道 102 71.4 48.0 12.7 7.8 2.9 0.0 25.6 5.9 6.9 6.9 5.9 2.9 53.9 19.6 14.7 8.8 東北 127 70.1 51.2 12.6 3.9 2.4 0.0 27.5 5.5 7.1 11.0 3.9 2.4 56.7 19.7 14.9 6.3 北関東 95 72.6 52.6 12.6 7.4 0.0 0.0 27.5 5.3 7.4 5.3 9.5 0.0 57.9 20.0 12.7 9.5 京浜 431 69.4 32.5 23.4 8.4 3.9 1.2 29.7 3.7 12.3 8.1 5.6 0.9 36.2 35.7 16.5 9.5 甲信越 117 73.5 59.0 6.0 3.4 3.4 1.7 25.6 8.5 8.5 4.3 4.3 0.9 67.5 14.5 7.7 7.7 東海 195 72.2 39.0 20.5 5.6 5.6 1.5 27.2 2.6 10.3 9.7 4.6 0.5 41.6 30.8 15.3 10.2 京阪神 276 71.3 40.2 18.5 5.4 5.8 1.4 27.9 2.9 10.5 8.7 5.8 0.7 43.1 29.0 14.1 11.6 中国・四国 157 71.3 51.6 10.8 5.7 1.9 1.3 27.4 5.1 8.9 4.5 8.9 1.3 56.7 19.7 10.2 10.8 九州 206 63.7 36.9 17.0 3.4 4.9 1.5 36.0 7.3 13.6 8.3 6.8 0.5 44.2 30.6 11.7 11.7 スーパーマーケット 857 64.4 29.8 19.4 9.0 6.0 0.2 35.2 6.0 10.3 11.8 7.1 0.6 35.8 29.7 20.8 13.1 生産者 246 85.4 79.3 4.5 0.8 0.4 0.4 12.1 2.4 6.1 1.2 2.4 2.4 81.7 10.6 2.0 2.8 生協 137 84.6 46.0 32.8 2.9 2.2 0.7 13.2 1.5 5.1 5.1 1.5 2.2 47.5 37.9 8.0 3.7 米専門店 122 86.9 58.2 13.9 2.5 2.5 9.8 12.3 2.5 8.2 1.6 0.0 0.8 60.7 22.1 4.1 2.5 ネット販売等 100 45.0 21.0 18.0 4.0 2.0 0.0 54.0 6.0 31.0 4.0 13.0 1.0 27.0 49.0 8.0 15.0 ディスカウントストア 48 72.9 50.0 8.3 8.3 4.2 2.1 27.1 4.2 4.2 8.3 10.4 0.0 54.2 12.5 16.6 14.6 農産物直売所 36 80.6 75.0 5.6 0.0 0.0 0.0 19.5 2.8 13.9 0.0 2.8 0.0 77.8 19.5 0.0 2.8 農協 28 89.4 53.6 28.6 3.6 3.6 0.0 10.8 3.6 3.6 0.0 3.6 0.0 57.2 32.2 3.6 7.2 その他 19 79.0 52.6 15.8 5.3 0.0 5.3 21.1 10.5 5.3 5.3 0.0 0.0 63.1 21.1 10.6 0.0 ※(1)生産者には「親戚等から有償」を含む (2)その他にはコンビニ・デパート等を含む (3)スーパー マー ケットにはネットスーパーを含む 購入先は決まっているか  いつも同じところ  いろいろなところ そ の 他  《 合計 》   お米は決まっている か 属性 年代、エリア 主な購入先(1位)     n=

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3.お米を購入する際のこだわり:価格帯にこだわる人が減少

お米を購入することがある人に、購入する際にこだわる点について聞いた(図2)。 今回調査での大きな特徴は、価格帯にこだわる比率が、前回調査より概ね10ポイントの大きな 減少を示し、60%を割り込んだことである。しかし、お米を購入する際のこだわりとして価格帯が 圧倒的トップであることには変わりなく、続く品種、産地、精米年月日は 20%前後と大きな変動は ない。前述のとおり、お米の購入価格が高めにシフトしているのは確かだが、志向が価格からブラ ンド(品種・産地)に移ったとまでは言えない。 図3のとおり属性別に見ると、価格帯へのこだわりは全属性で強く、特に単身男性は前回調査同 様 70%を超えている。一方で、主婦層では品種、産地、精米年月日の割合が 20%を超えており、ブ ランドへのこだわりが感じられる。無洗米へのこだわりは単身層で強く、できるだけ時間と手間を かけないことをメリットとして選択しているのであろう。 図 2 米の購入に際してこだわる点(2009→2013 推移)(複数回答) 図 3 米の購入に際してこだわる点 上位10まで(複数回答)(属性別)

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4.1カ月以内に食べきる人は減少―1回に購入するお米を食べきる期間

お米を購入する人に 1 回に購入するお米を食べきる期間を聞いた。 図4のとおり 1 回に購入するお米を 1 か月以内に食べきる割合は、トータルでは今回調査 54.7% (前回調査 58.1%)と 3.4 ポイント減少した。2009 年調査に比べると 7.5 ポイント下がっており、 食べきる期間が顕著に伸びている。今回調査におけるお米を 1 か月以内に食べきる割合の減少幅は 特に大きく、食べきる期間の伸びに拍車がかかったように思われる。属性別にも、全属性(主婦と 単身男女)で1か月以内に食べきる割合が減少し、前回調査で増加した単身男性も、今回大きく減 少した。今回調査で、炊飯したお米の摂食回数が減少したことや食べなかった回数が増加したこと が主要な要因と考えられる。 家族人数別に食べきる期間は、図5のとおりである。通常1回の米の購入・入手量を1か月で食 べきる期間は 2 人世帯で 56.1%、3 人世帯で 69.6%と家族の人数が増えるにしたがい短期間に食べ きっている。単身層は 2 か月かかる人が 32.1%で 3 人に 1 人となっている。先に見たように半数が 5 ㎏単位で購入する単身女性は、食べきる期間を考慮すると 2 ㎏等の小袋を購入するのが望ましい と考えられる。 図 4 通常1回の米の購入・入手量を1か月以内に食べきる割合(2009→2013 推移) 図 5 通常1回の米の購入・入手量を食べきる期間(家族人数別)

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5.炊飯で1番嫌なこと:

「米を研ぐこと」ただし、高年齢層は苦にならず

家庭で炊飯することがある人に、炊飯に関して困っていること、嫌なことについて聞いた。 図6は 2011 年からの年次別推移である。僅差であるが今回調査でもトップは「米を研ぐこと」 で、「炊飯器の汚れを掃除すること」「釜を洗うこと」「少量では美味しく炊けないこと」「炊くの に時間がかかること」が続き、順位に変化はなかった。一方で、「特に困っていることや嫌なこと はない」が 59.4%と大きく伸びたのは良い傾向と受け取れる。 今回調査を年齢層別に見たのが、図7である。概観すると、「米を研ぐこと」など作業を面倒だ と感じているのは若年層に多く、時間的に余裕のないことの反映だと思われる。20 代以下では「お かずを準備する必要があること」の割合も高く、これも時間的な余裕のなさと思われ、健康面の 観点で危惧されるところである。また、年齢層が高くなるにつれて「少量ではおいしく炊けない」 と感じる人が増え、高年齢層における炊飯量の多さと関係していると思われる。 図 6 炊飯に関して困っている点・嫌な点(2011→2013 推移)(複数回答) 図 7 炊飯に関して困っている点・嫌な点(上位 10)(複数回答) (年齢層別)

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6.ごはんのおいしさの決め手:トータルでは「品種」

、単身女性は「水加減」がトップ

ご飯(お米)のおいしさを決めると思うものについて聞いた。 図8で見ると、年次別にはほとんど変わらず、トータルでは「品種」が 45.9%とトップで、「精 米してからの期間」「炊くときの浸水時間や水加減」「炊飯する器具」が 40%弱で続いている。属性 別では、「精米してからの期間」「炊くときの浸水時間や水加減」は主婦、単身女性にこだわりが見 られ、40%を超えている。 また、図9のとおり、年齢層別に見ると、「品種」は全年齢層で高く、46~48%となっている。「精 米してからの期間」は年齢層が上がるにつれて割合も高くなり、20 代以下と 60 代以上では概ね倍 となっている。一方、「研ぎ方/洗い方」は若年層でもこだわりがみられる。 図 8 ご飯(お米)のおいしさを決めると思うもの(トップ10) 図 9 ご飯のおいしさを決めると思うもの(年齢層別トップ10)

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7.家庭で使う米粉の購入経験が増加傾向、米粉商品は微増

図10は米粉・米粉商品の購入経験について、2011 年調査からの年次別推移である。「『米粉』を 買って調理したことがある」、「『米粉商品』を購入したことがある」人はともに増加し、前回調査か らおのおの3.8%ポイント、0.3 ポイント増加した。一方、「『米粉』も『米粉商品』も存在自体を知 らない」人が1.4 ポイント増加した。しかし、これは調査対象の選定による誤差の範囲内と思われ る。これらの結果から、家庭で調理に使用する米粉の購入度合いは上向いているが、米粉商品につ いては微増に留まっている。表4で属性別に見ると、既婚男性、単身男性は前回調査よりも米粉・ 米粉商品とも購入機会が増えており、主婦は米粉の購入機会が増えている。 図 10 米粉・米粉商品の購入経験(2011→2013 推移) 表 4 米粉・米粉商品の購入経験(2011→2013 推移)(単位:%) TOTAL 「米粉」を買っ て調理したこと がある 「米粉商品」を 購入したこと がある 「米粉」の存在 は知っている が、買ったこと はない 「米粉商品」の 存在は知って いるが、買っ たことはない 「米粉」も「米 粉商品」も存 在自体を知ら ない 2013年(n=2053) 21.0 43.8 65.1 42.3 13.9 2012年(n=2090) 17.2 43.5 70.3 44 12.5 2011年(n=2111) 16.7 42.2 71.7 46.3 11.6 2013-2011 4.3 1.6 -6.6 -4.0 2.3 2013(n=856) 29.0 51.4 62.3 39.8 8.8 TOTAL

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米の消費行動に関する調査結果-2013年調査-

目 次 ページ 1.「米」を主食とする食数減少の背景:「食べない」割合が大きく増加··· 3 1.-1 家庭で炊飯したお米の食数(朝食):単身層で年次別に増減大 ··· 4 1.-2 家庭で炊飯したお米の食数(昼食):主婦においてお弁当派が減少··· 5 1.-3 家庭で炊飯したお米の食数(夕食):全体的には微減、単身層はやや増加 ··· 6 1.-4 単身男性で朝食の欠食率が大きく増加··· 7 1.-5 単身男性、60 代で「非お米派」が大きく増加 ··· 8 2.1年前と比べたお米の摂食回数は、前回調査より減少··· 9 2.-1 単身女性は「料理・炊飯が面倒に」-炊飯したお米の摂食回数の減少理由··· 10 3.お米の購入(入手)先:トップは「スーパー/量販店」、 購入機会はやや減少 ···11 3.-1 若年層は「親兄弟・親戚等から」、 高年齢層は「生産者から直接」―主な入手先 · 12 3.-2 購入先と購入するお米の組み合わせ:「特売のお米」「安いお米」が減少 ··· 13 3.-3 「重いお米」の持ち帰り方法:自ら持ち帰る人は減少傾向··· 14 3.-4 「重いお米」「お米選び」―ネット販売を利用する理由 ··· 15 4.1回に購入するお米の量は5㎏単位がトップ ··· 16 5.1カ月以内に食べきる人は減少―1回に購入するお米を食べきる期間 ··· 17 6.購入したお米の保管方法:冷蔵庫での保存は少数派 ··· 18 7.お米の購入価格は 2000 円以上が増加··· 19 7.-1 購入価格帯は、全体的に高めにシフト ··· 20 8.主に購入する、食べたことがある、食べてみたい・食べ続けたいお米··· 21 8.-1 「ゆめぴりか」「つや姫」が人気―その他で回答のあったお米··· 22 9.お米を購入する際のこだわり:価格帯にこだわる人が減少··· 23 9.-1 産地にこだわる理由:「安全・安心だから」が増加··· 24 9.-2 生産者・買う場所にこだわる理由:「信頼・信用できるから」がトップ··· 25 10.価格上昇時の行動意向変化は緩やかに··· 26 11.1回に炊くご飯の量:単身層の 3 人に 1 人が 3 合 ··· 27 11.-1 1回で何食分の炊飯をするか?―1回分は減少、保存目的が増加··· 28 12.今後、家庭での炊飯を増やしたい人は、前回調査より減少··· 29 13.炊飯で1番嫌なこと:「米を研ぐこと」ただし、高年齢層は苦にならず··· 30 14.ごはんのおいしさの決め手:トータルでは「品種」、単身女性は「水加減」がトップ··· 31 15.売場や商品への要望:「品種の特性をもっと紹介して欲しい」がトップ··· 32 16.家庭で使う米粉の購入経験が増加傾向、米粉商品は微増 ··· 33 16.-1 米粉で作ったことのある料理:若年層は「パン」、高年齢層は「だんご」··· 34 16.-2 「もっちり感」が定着―米粉・米粉商品を買う理由 ··· 35 ※上記目次の内容はJC総研の会員向け調査報告書に掲載しています。報告書本冊をご希望の 報道関係者の方は、JC総研 基礎研究部までご連絡ください。

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これまでに公表した調査報告

JC総研 基礎研究部では、研究テーマのひとつとして、生産農家等の生産・販売計画策定の 参考となるデータを提供するため、農畜産物に関する消費者の購買行動・食品に関する知識・嗜 好などを調査・分析しています。 【これまでに公表した調査報告と公表年月】 ①「米の消費行動に関する調査報告」 (平成20年 3月公表) ②「野菜の消費行動に関する調査報告」 (平成20年 6月公表) ③「米の消費に関する調査報告」 (平成20年10月公表) ④「肉の消費行動に関する調査報告」 (平成20年11月公表) ⑤「果物の消費行動に関する調査報告」 (平成21年 2月公表) ⑥「米の消費行動に関する調査報告-2009 年調査-」 (平成21年 6月公表) ⑦「野菜の消費行動について」 (平成21年 8月公表) ⑧「野菜・果物の消費行動に関する調査報告」 (平成21年10月公表) ⑨「畜産物等の消費行動に関する調査報告」 (平成22年 3月公表) ⑩「米の消費行動に関する調査報告-2010 年調査-」 (平成22年 6月公表) ⑪「畜産物等の消費行動に関する調査報告-2010 年調査-」 (平成23年 2月公表) ⑫「米の消費行動に関する調査報告-2011 年調査-」 (平成23年 9月公表) ⑬「野菜・果物の消費行動に関する調査報告 2011 年調査」 (平成23年11月公表) ⑭「畜産物等の消費行動に関する調査報告-2011 年調査-」 (平成24年 3月公表) ⑮「米の消費行動に関する調査報告-2012 年調査-」 (平成24年 7月公表) ⑯「野菜・果物の消費行動に関する調査報告-2012-年調査」 (平成24年11月公表) ⑰「畜産物等の消費行動に関する調査報告-2012-年調査-」 (平成25年 3月公表) 公表内容は、JC総研のホームページ(http://www.jc-so-ken.or.jp)でご覧いただけます。

表 2 1週間の平均食数(朝・昼・夕食別) 加工 調理済 食品 食品 中食 外食 中食 外食 2053 13年 13.06 10.85 0.27 0.97 0.97 6.60 3.04 0.73 1.33 0.53 0.97 1.34 2090 12年 13.30 10.98 0.28 1.04 1.00 6.59 3.09 0.74 1.40 0.52 0.84 1.13 2111 11年 13.22 11.06 0.24 0.93 0.99 6.59 2.89 0.85 1.38 0.55 0.92 1

参照

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