• 検索結果がありません。

<4D F736F F F696E74202D2091E F18ACC919F8BB38EBA95FA8ECB90FC205B8CDD8AB B83685D>

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "<4D F736F F F696E74202D2091E F18ACC919F8BB38EBA95FA8ECB90FC205B8CDD8AB B83685D>"

Copied!
24
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

肝臓教室

血管造影について

(2)

• 血管造影室(入り口は手術室)・・・血管造影全般 • 透視室3番・・・リザーバー造影 • CT室1番・・・angio‐CT (カテーテルを動脈に留置した状態で造影しながらCT撮影)

病院フロアマップ(2階)

血液浄化センター 救急病棟 手術室 放射線検査室 エレベーターホール 西 東 北 南 血管造影室 透視室3番 CT室1番

(3)

血管造影

◆適応症例 腫瘍性病変、腹部動脈瘤、血管の狭窄の診断 腹腔内あるいは消化管出血の原因検索 存在診断→CT,US(エコー検査),MRI,RI検査でも可能 ※最近では治療を前提に行われることが多い ◆血管造影室で行われる主な治療 ・腫瘍の塞栓術(TACE) ・抗がん剤の動注(肝動注化学療法) HAI,リザーバー留置、簡易リザーバー留置、システムⅠ留置など ・ リザーバー留置に伴う血行改変術 ・ 肝細胞癌破裂時の止血術

(4)

◆仰向けに寝た姿勢で、足の付け根又は肘にある動脈に針を 刺して、カテーテルを入れます。このカテーテルを調べたい 血管の近くまで移動させ造影剤を注入してX線撮影(DSA撮 影)を行ないます。 ◆検査時間 造影検査のみ:1時間程度 治療を行う場合:2時間程度 ◆カテーテルの種類(一例) TWIST (鼠径穿刺) RH (鼠径穿刺) 正面 側面 正面 側面

(5)

DSA撮影

• 目的とする血管までカテーテル先端が到達すると撮影を行 い、一回の撮影は20秒程度で血管の走行と腫瘍の血流状 態を確認します。 撮影開始 撮影終了 肝動脈相 平衡相 0[秒] 2.5[秒] 7[秒] 18~20[秒] 門脈相 造影剤注入開始

(6)

DSAとは?

• Didital  デジタル= 「デジタル、電子的に」 • Subtraction  サブトラクション=「引き算」 • Angiography アンギオグラフィー=「血管造影」

造影剤注入後 注入前(単純) 血管像 引き算することで骨が見えなくなり 血管の走行や腫瘍がよく見える ようになります

(7)

診断や治療のために造影する血管

・上腸間膜動脈

・腹腔動脈

(8)

上腸間膜動脈の造影(動脈相) 上腸間膜動脈の造影(静脈相)

上腸間膜動脈の造影

上腸管膜動脈 門脈 上腸管膜動脈は大腸などに流れる動脈に分岐 して、大腸に血液を供給していますが、先天的 に肝臓へ血液を供給する肝動脈が分岐してい ることがあるので、このような血管の有無を確認 します。 動脈から流れ込んだ血液は静脈から流れ出し、 門脈として肝臓に流れ込みます。 この門脈に狭窄や閉塞などの有無を確認します。 静脈相 動脈相

(9)

静脈相 門脈が狭窄又は閉塞した状態だと肝臓へ流れ込 む血液の量が少なくなるので肝臓の機能が低下し ます。このような状態で、腫瘍を治療するために肝 動脈を塞栓すると、さらに、肝臓に流れ込む血液の 量が減ってしまうので肝臓の機能が低下して、全 身の状態が悪くなり、腫瘍に対する治療を行うこと ができなくなります。 門脈の状態を確認することで治療を行うことが可 能なのか、またはどの程度行えるのかを判断しま す。 動脈相

門脈の流れを確認する理由

総肝動脈 門脈 肝臓へ流れ込む血液の20%は肝動脈から80% は門脈からとなっており門脈がそのほとんどを占 めています。 これに対し、腫瘍へ流れ込む血液は100%が肝動 脈からとなっています。

(10)

腹腔動脈の造影 総肝動脈の造影 総肝動脈 腹腔動脈

腹腔動脈と総肝動脈の造影

肝臓の動脈の分岐の仕方、向きが人それぞれ 違うため、総肝動脈、脾動脈、左胃動脈、下横 隔動脈などの分岐を確認します。 右肝動脈、中肝動脈、左肝動脈、胃十二指腸動 脈、右胃動脈などの分岐や腫瘍の染まりを確認 します。 腫瘍の大きさ、数、染まり具合なども確認します。 左胃動脈 総肝動脈 脾動脈 胃十二指腸動脈 左肝動脈 中肝動脈 胃十二指腸動脈 右肝動脈 右胃動脈 目的の腫瘍の大きさ、数、染まり具合が分からない 診断困難例はCT撮影へ

(11)

CTAP(経動脈性門脈造影下CT)肝腫瘍の存在診断 カテーテルを上腸間膜動脈に留置し、造影剤を注入。門 脈から肝実質へ造影剤が流入した時点(注入開始から30 秒後)で撮影する。肝細胞癌, 転移性肝腫瘍では門脈より 血流をとらないことより低吸収として描出される。 上腸管膜動脈の造影(門脈相) 低吸収として 描出される

angio-CT

血管造影と同時にCTを撮影する方法。 とくに肝臓がんの詳しい診断に有効とされている。

(12)

CTHA(肝動脈造影下CT)腫瘍病変の血流の状態把握 進行肝細胞癌や早期肝細胞癌との鑑別 カテーテルを総肝動脈に留置し、造影剤を注入。注入開始後12秒に行う早期相の撮影で は肝細胞癌は動脈血流優位なため高吸収として描出される。60秒後の撮影では癌結節周 囲がリング様に高吸収域となる「コロナサイン」がみられる。一方、偽病変だとこのコロナサ インがみられないため、鑑別が可能となる。 高吸収(強い造影効果) コロナサイン 後期相 早期相 総肝動脈の造影(動脈相) 総肝動脈の造影(平衡相)

(13)

腫瘍の大きさ・数・悪性度・部位がわかったところで

治療方法が選択されます。

TACE

癌細胞に栄養や酸素を送っている肝動脈を確認し、抗がん 剤をリピオドールという造影剤の一種と混ぜたものを注入し た後、ジェルパードという(ゼラチンの粒)塞栓剤で栄養血管 をつめることによりがん細胞を壊死させる。 *比較的幅広い対象の患者さんに治療が可能ですが、門脈という肝臓の血管が腫瘍に よって閉塞していたり肝予備能が極端に低かったりすると対象となりません

◆リザーバー留置

抗がん剤を動脈に直接流すためのカテーテルを留置する。 留置したカテーテルを使って入院中、もしくは外来通院で治 療が可能となる。

(14)

治療により腫瘍(←)と栄養血管に塞栓物質と油性造影剤の 混合液が 詰まっているので造影剤による染まりは確認できな い 治療により腫瘍(←)と栄養血管に塞栓物質と油性造影剤 の混合(黒色の部分)液が詰まっていることを確認できる 治療後の総肝動脈の造影 治療後の総肝動脈のX線画像 造影剤による腫瘍(←)の染まりを確認できる マイクロカテーテル(←)からの造影で腫瘍の染まりを確 認できる 治療前の総肝動脈の造影 治療前のマイクロカテーテルからの造影 【 TACEの例】

(15)

放射線は危険?

• テレビのニュースや新聞では放射能汚染について

毎日のように報道され、「放射線は危険、がんにな

る」とういうイメージがあるのではないでしょうか?

• 確かに大量の放射線を一度に浴びれば発がん率が

上がったり、身体に影響が出たりすることもあります

必ずしも

放射線=危険というわけではありません

(16)

日常生活と放射線

例えば人生を80年とすると、一生涯の間に 1.5[mSv]×80で120[mSv] の自然放射線を受けることになりますが 放射線による発ガン率の増加はみられない インドのケララ:年間3.8[mSv](同じように 計算すると一生涯に約300[mSv])と日本より もかなり多量の自然放射線がある地域です が、がんや白血病になる人の割合はほとん ど変わりません。 (放射線を出すトリウムという元素を含む砂 が原因) ◆参考 胸部レントゲン0.05mSv前後 (腹部レントゲン0.38mSv前後) 腹部CT 5mSv前後 (血管造影6mSv前後)

(17)

80年間で日本で120mSv、インドのケララ地方では 300mSvにも及ぶのに発がん率に差が無いのはなぜだろう? • 被曝によって発生する活性酸素は、生体の防御能力で消去 されたり、DNA損傷が発生しても修復され、遺伝子に傷がある 細胞ができてもがんにならないように自爆するという機能があ るため、時間的に余裕があればあるほど影響は修復されます • このため、 80年間日本で暮らすと計算上、120mSvになります が120mSvぶんの影響があるわけではないことが明らかにな っています 同じように、経過観察など繰り返して検査を行う場合でも数時間 ~数日間の期間があくことによる回復効果が期待できるため、 検査によって発がん率があがることはありません。

(18)

病気の早期発見

被ばくの影響

安心 入院期間の短縮 健康 病院への通院の手間・ 待ち時間・検査に伴う苦痛・ 不安 検査料金

被ばくすることによる利益がない場合の被ばくは何の価値もありませんが、病院で通常 行われる検査や治療は患者さんにとって検査で得られる利益が放射線被ばくによる不 利益を上回るという価値があるために行なわれています。 X線検査を受ければ当然被 ばくをすることになりますが、私たち、ひとりひとりに必要な検査を受けなければ病気の 早期発見や診断の確定に支障を来たす恐れがあります。 通常の放射線検査では被曝による影響を心配するほどの放射線量は使われていませ んので安心して検査を受け病気の早期発見、現在の病状の把握にお役立てください。

(19)

検査料金の目安 1割 2割 3割 一般撮影 胸写(立) 175 350 525 腹単(立・臥) 288 576 864 CT 単純 1650 3300 4950 単純+造影 3106 6212 9318 MRI 単純 2080 4160 6240 単純+造影 (プリモビスト) 4382 8764 13146 肝シンチ アシアロ 3961 7922 11883 血管造影 外来 SystemI 12171 24342 36513 入院 TACE 29302 58604 87906 放射線治療 定位放射線治療 一連で 63000 126000 189000 通常治療 60430 120860 181290 一回目 7630 15260 22890 2回目以降 2200 4400 6600 単位[円] *使用する薬剤(造影剤)や器材、保険制度によって多少違ってきます。

(20)
(21)

放射線被曝と健康への影響 放射線の 影響 身体的影響 早期影響 脱毛・ 皮膚紅斑 出血・ 白血球減少 不妊 晩発影響 白内障 白血病 がん 寿命の短縮 遺伝的影響 突然変異 染色体異常 確定的影響 確率的影響 放射線の人体への影響は確定的影響と確率的影響の2つに区分され、 両方の影響について考慮する必要があります

(22)

確定的影響

• ある被ばく線量までは放射線による影響は出ず、ある一定 の値(しきい線量)を超えると障害が現れます。 • しきい線量は年齢・性別・組織・臓器ごとに異なるり、1~5% の人々に異常が認められる線量のことです。 脱毛・ 皮膚紅斑 出血・ 白血球減少 不妊 白内障 しきい値 2000mGy 500mGy 3000mGy 2000mGy

(23)

確率的影響

• 被ばく線量の増加とともに影響の発生確率が増加するが障害の重篤度 は線量に関係しない • しきい線量がないため、少ない線量でも線量の増加とともに影響の発生 率は増加するが、広島・長崎の原爆被爆者を対象にした疫学的調査に おいて、50~200mSv以下の被ばくでは、放射線の影響と自然発生する 影響との統計的有意差は認められていない。 • 例 胸部レントゲン 約0.05mSv 腹部レントゲン 約0.38mSv 腹部CT 約5mSv 血管造影 約6mSv したがって、放射線検査で受けるわずかな被曝線量では 確率的影響の発生を心配する必要はありません。

(24)

参照

関連したドキュメント

二依リ白血球ハ影響ヲ蒙り,共ノ機能ハ障碍セ ラレ,退行性攣化ヲ認メシムルモノナルガ,之

事務用品等 コピー機、マーカー(有機溶剤)、接着剤 堀雅宏: ALIA NEWS , 37 , 30-39 ( 1997 )を改変..

第2章 環境影響評価の実施手順等 第1

Department of Energy, “Departmental Response: SEAB Task Force Recommendations on Technology Development for Environmental Management”, (2015). 50

補足第 2.3.1-1 表  自然現象による溢水影響 . No  自然現象 

補足第 2.3.1-1 表  自然現象による溢水影響 . No  自然現象 

原子炉本体 原子炉圧力容器周囲のコンクリート壁, 原子炉格納容器外周の壁 放射線遮蔽機能 放射線障害の防止に影響する有意な損

敷地からの距離 約82km 火山の形式・タイプ 成層火山. 活動年代