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就 労 支 援 推 進 計 画 の 位 置 づけと 計 画 期 間 平 成 18 年 度 ~ 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 ~ 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 ~ 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 ~ 平 成 29 年 度 第 1 期 北 海 道 障 がい 福 祉

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- 1 - 第1 計画の基本事項 1 計画策定の趣旨 「北海道障がい者及び障がい児の権利擁護並びに障がい者及び障がい児が暮ら しやすい地域づくりの推進に関する条例」(以下「北海道障がい者条例」という。) に基づき、地域で働くことに挑戦しようとする障がいのある人とそれを支えよう とする障害福祉サービス事業所、企業を応援するため、障がいのある人の就労全 般を包括的に支援する計画として策定するものです。 2 計画の性格 この計画は、北海道障がい者条例第29条に基づき策定する計画であり、「第 4期北海道障がい福祉計画」に定める就労支援施策部門の個別計画としての位置 づけを併せもちます。 3 計画のめざす姿 障害福祉サービス事業所、企業、道・市町村等、地域の人々などすべての道 民が一体となって協働し、社会全体での応援体制づくりを図りながら「障がいが あっても、いきいきと働くことのできる地域社会の実現」をめざします。 4 計画期間 この計画の計画期間は、第4期北海道障がい福祉計画と整合性を図り、平成 27年度から 29年度までの3年間とします。 また、この計画は、北海道障がい者条例に基づき継続して策定するものであり、 中長期的な視点に立った施策の方向性についても示すものです。 ≪北海道障がい者条例第29条第1項≫ 道は、前条の施策を実施するための計画(就労支援推進計画)を策定しなけれ ばならない。

第3期 障がい者就労支援推進計画

北海道働く障がい者応援プラン・第Ⅲ章の概要

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- 2 - 《就労支援推進計画の位置づけと計画期間》 第2 現 状 1 本道の障がい者数 道内の障がいのある人の数は増加傾向にあり、平成 25 年度末現在の身体障害 者手帳交付者数は 301,557 人、療育手帳交付者数は 53,109 人、また、平成 25 年 12 月末現在の保健所で把握している精神障がいのある人の数は 143,344 人となっており、これらの総数は、道内人口の 9.15%に相当します。 2 就労支援サービスの利用状況 障害者総合支援法に基づく指定事業所における就労支援サービスの利用者(平成 26 年3月)は、就労移行支援が 1,664 名、就労継続支援A型が 3,032 名、就 労継続支援B型が 12,234 名、全体では 16,930 名となっており、年々増加して います。 また、就労支援サービスの指定事業所(平成 26 年3月末現在)は、就労移行支 援が 182 箇所、就労継続支援 A 型が 167 箇所、就労継続支援 B 型が 588 箇所 となっており、いずれも増加傾向にあります。 3 雇用(一般就労)の状況 平成 26年6月1日現在、道内の 50 人以上の企業で雇用されている障がいのあ る人の数は、過去最高の 11,101.0 人となり、また、法定雇用率が適用される道 内の民間企業(3,179 社)の障がい者の実雇用率は 1.90%と、全国平均(1.82 %)を上回っています。 一方、法定雇用率を達成している企業は 1,512 社(47.6%)にとどまってお り、また、法定雇用率が未達成である 1,667 社(52.4%)のうち、障がいのあ ■障がい福祉計画(障害者自立支援法第89条に基づく都道府県計画) ■就労支援推進計画(北海道障がい者条例第29条第1項に基づく計画) ■北海道働く障がい者応援プラン(成長力底上げ戦略に基づく工賃倍増5か年計画) 平成27年度~平成29年度 第4期北海道障がい福祉計画 第3期 就労支援推進計画 北海道働く障がい者応援プラン 第Ⅲ章 (H27~H29) 平成18年度~平成20年度 平成21年度~平成23年度 平成24年度~平成26年度 第3期北海道障がい福祉計画 第1期 就労支援推進計画 新・北海道働く障がい者応援プラン (H22~H23) 第2期 就労支援推進計画 北海道働く障がい者応援プラン 第Ⅱ章 (H24~H26) 第1期北海道障がい福祉計画 第2期北海道障がい福祉計画 福祉的就労 北海道働く障がい者応援プラン(H19~H23) 就労支援施策 部門の個別計画

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- 3 - る人を1人も雇用していない企業は 1,042 社、全体に占める割合も 32.8%を 占めています。 4 福祉的就労の状況(工賃の状況) 平成 25 年度における就労継続支援事業所(741 箇所)の月額1人当たりの 平均工賃(賃金)は 26,101 円、そのうち、就労継続支援B型事業所(580 箇 所)の平均工賃は 18,848 円となっており、障がいのある人が、障害基礎年金 などの社会保障給付と併せて、地域で経済的に自立した生活を送る水準に達して いません。 5 福祉施設から一般就労への移行者数 平成 25 年度における福祉施設から一般就労への移行者数は 860 人、平成 26 年度目標値 630 人の 136.5%となっています。 第3 基本方針と目標値 1 基本方針 「障がいがあっても、いきいきと働くことのできる地域社会の実現」に向け、 障がいの程度や種別、年齢などに関わらず、希望する地域において、意欲と障が い特性等に応じた多様な働き方が可能となるよう、社会全体で応援する体制づく りが求められています。 各地域において様々な分野の機関が連携した障がいのある人の就労を支える ネットワークの充実と企業との連携・協働の推進の2点を重視しながら、次の事 項を基本方針とします。 (1) 道民、企業、行政等の応援体制づくり (2) 福祉的就労の底上げ (3) 一般就労の推進 (4) 多様な就労の場の確保 2 中長期的な施策の展開方針 平成 24年3月に策定した「北海道働く障がい者応援プラン・第Ⅱ章」に基づ く実施状況を踏まえ、中長期的な施策の展開に当たっては、次の視点を重視しま す。 (1) 脱「自己完結」-地域や企業等との連携・協働 ○ 福祉的就労の事業所等においては、自己完結的に事業運営に取り組む傾 向にあったが、「福祉的就労事業所相互の連携」及び「企業等との連携・ 協働」、「地域・公共との連携」など様々な主体との連携・協働を進める

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- 4 - 必要があります。 (2) 障がい者就労支援の輪を広げる-企業・行政や消費者の行動へのアプローチ ○ 障がいのある人の就労をサポートする行動が行われ、社会全体で障が い者の就労支援が「あたりまえ」になるよう企業等へ働きかけます。 (3) 新しいスタイルの働き方の追求-既成概念へのチャレンジ ○ 従来型の就労概念にとらわれない新しい就労形態の開発に努めます。  介護・福祉分野など新たな職域へのチャレンジに向け、障がい特性に 配慮した職域開拓の方策等について検討します。  安定した就労に結びついていない障がいのある人の状態に応じた適 切な就労機会を確保するため、福祉的就労と一般就労の二つの概念にと らわれない就労形態による支援のあり方等を国の動向を見据えながら 調査・検討します。 3 計画の目標値 第4期北海道障がい福祉計画の終期である平成 29年度末の目標値を設定し ます。 【福祉的就労に関する目標】 【一般就労への移行に関する目標】 H25年度実績 H29年度目標 説  明 860人 1,262人 福祉施設から一般就労へ移行した 人数。国が示した基本指針に基づ き、平成24年度の一般就労への移 行実績(631人)の2倍を目標と する。 年間一般就労者数 項 目 H25年度実績 H29年度目標 説  明 18,848円 平成18年度実績 (15,305円)の 2倍の水準 30,610円 国が示した基本指針に準じて、対 象施設・事業所のH18年度平均月 額工賃の2倍の水準を達成目標と する。 87% 100% すべての就労継続支援B型事業所 が「工賃向上計画」を策定するこ とを目標とする。 135社 200社 直近(H23年度~H25年度)の年 間登録増加企業数の平均値(15 件)から設定。 50市町村 全市町村 すべての市町村が優先調達推進法 に基づく「調達方針」を策定する ことを目標とする。 障がい者就労支援企業 認証制度登録企業数 優先調達方針を策定する 市町村数 平均工賃月額 (対象事業所:就労継続 支援B型事業所) 項 目 工賃向上計画を策定する 対象事業所の割合

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- 5 - 【その他の就労関連目標】 目標値の進捗状況等については、様々な角度から分析・評価を行い、さらなる 推進に努めます。 H25年度実績 H29年度目標 説  明 1,664人 2,662人 国が示した基本指針に基づき、平 成25年度末における利用者数 (1,664人)の6割増加を目標と する。 29% 50% 国が示した基本指針に基づき、全 体の50%以上を目標とする。 項 目 就労移行支援事業の利用 者数 就労移行率が3割以上の 就労移行支援事業所の割 合 H25年度実績 H29年度目標 説  明 534人 720人 福祉施設利用者のうち、チーム支 援を受けた者。直近(H25年度) の実績値伸び率7.7%から設定。 8人 25人 福祉施設から一般就労へ移行する 者のうち、障害者委託訓練の受講 者。直近(H21年度~H25年度) の平均値の6割増を設定。 191人 260人 福祉施設から一般就労へ移行する 者のうち、障害者トライアル雇用 事業の利用者。 (直近(H23年度~H25年度)の 実績値伸び率7.7%から設定。) 203人 260人 福祉施設から一般就労へ移行する 者のうち、職場適応援助者支援の 利用者。配置型職場適応援助者支 援対象者130人、第1号職場適応 援助者単独支援及び第2号職場適 応援助者による支援対象者130 人、計260人を設定。 233人 330人 福祉施設から一般就労へ移行する 者のうち、障害者就業・生活支援 センター事業の支援対象者。直近 (H25年度)の実績値伸び率 8.9%から設定。 障害者就業・生活支援セ ンター事業の支援対象者 数 項 目 公共職業安定所における チーム支援による福祉施 設利用者の支援対象者数 障がい者の態様に応じた 多様な委託訓練事業の受 講者数 障害者トライアル雇用事 業の利用者数 職場適応援助者による支 援の対象者数

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- 6 - 《基本方針》 《推進項目と推進施策》 ③ 情報通信技術等を活用した在宅就業等の推進 ○情報通信技術等を活用した在宅就業の推進 ○起業化支援の体制づくり ○地域との連携による新たな就労形態の普及 ⑤ 職場定着のための支援 ○障がい特性に応じた職場定着の促進 ○ジョブコーチの派遣など関係施策の活用の促進 ○離職後のフォロー体制の整備 ○地域特性や授産事業所の特徴を活かした事業展開 ○障がい特性に応じた働く場の確保 ○障がい特性等を踏まえた新たな職域の開拓 ② 施設外就労、施設外支援等の就労形態の普及促進 ○施設外就労、施設外支援の取組の推進 Ⅳ 多様な就労の場の確保 ① 地域特性等を活かした就労機会の確保 ○関係機関の連携によるサポート体制の充実 ○サービス基盤整備の推進 ④ 障がい者雇用企業への支援 ○企業における障がい者雇用の推進 ○トライアル雇用など関係施策の活用の促進 ○事業所の自己評価実施によるサービス向上と ○職業能力開発と職場実習の推進 Ⅲ 一般就労の推進 ① 関係機関のネットワークの充実 ○地域における就労支援ネットワークの充実強化 ○企業、自治体等との連携、協働の推進 ② 移行サポート体制の整備 ① 授産事業所の収益力の向上 ○授産事業所における経営力・営業力の向上 ○授産事業所の取組の連携と共同化の推進 ○障害者就業・生活支援センターの体制等の強化 ○魅力ある製品づくりとサービスの質の向上 ② 製品等の販路拡大 ○マッチング情報の充実とマッチング機会の拡大 ○共同受注システム等の充実・強化 ○公共施設を活用した販路や販売方法の拡大 ○民間企業との連携・協働による安定した販路の確保 ② 働く障がい者に対する企業・行政の応援 ③ 就労支援サービスの質の向上 ○事業所等職員を対象にした資質向上研修の実施 関係機関による研修の体系化

第4 計画推進のための具体的方策

Ⅰ 道民、企業、行政等の応援体制づくり  ① 働く障がい者に対する道民の応援 ○道民の障がい者の就労に関する理解の促進 ○道民に対する授産事業活動や障がい者雇用企業等の アピール ○障がい者雇用等に関する社会的な理解の促進 ○企業への就労支援関係施策・制度の情報提供 ○官公需の発注促進 ③ 北海道障がい者条例に基づく指定法人制度の推進 ○民間ノウハウを活用した一元的な就労支援施策の推進 Ⅱ 福祉的就労の底上げ 障がいがあっても、いきいきと働くことのできる地域社会の実現

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- 7 - 《障がい者就労支援の輪を広げる取組~道民1人1アクション》 企業等が自発的な行動 を起こすための 環境づくり ねらい 民間による行動の活性化 団体へ働きかけ 取組の斡旋 記念日活用など 会員企業等へ 行動喚起 経済団体等 福祉団体等 ねらい 就労支援の理解促進/行動喚起 情報発信 機能強化 メルマガ発信 パネル展など 北海道 企業・市町村・道民などへの 周知 ※既存登録者含む 企業等自発的な情報発信 狙い 副次的効果:アクション情報の蓄積 ~H26度(旧制度) 登録件数 企業486件 市町村62件 H27度~ 新規企業・市町村 既存情報 企業486件 市町村62件 公募継続 情報収集 情報機能強化 既存情報の活用 情報の還元 道民 企業・団体 市町村 関係機関 ※民間・団体などへの主体的な展開へ 就 労 支 援 行 動 の 輪 を 拡 大 支 援 情 報 の 拡 大 第 4 計画推進のための具体的方策 1 道民、企業、行政等の応援体制づくり ■「障がい者就労支援の輪を広げる取組~道民1人1アクション」 企業や市町村等の障がい者就労に資する取組をとりまとめ、その内容を広く 道民へ周知することにより、障がい者の就労支援に対する理解の促進を図ると ともに、就労支援の輪を拡げていきます。 ■障がい者就労支援企業認証制度〈北海道障がい者条例第 30 条に基づく制度〉 障がいのある人の積極的な雇用や授産事業所への優先発注など障がい者の 就労支援に取り組む企業等を一定基準により評価・認証するとともに認証取得 企業に対し、入札上の優遇や低利融資制度活用等の配慮を行います。 ■官公需の発注促進 評価基準及び優遇措置 1.障がい者の多数雇用 [障がい者雇用率2.7%以上] 3.授産事業所への優先的発注 [一定額以上] ・パン、弁当等を継続的に購入 ・清掃、クリーニング等を継続的に発注 等 2.授産製品等の販売支援 [店舗の販売スペース無償提供など] 4.障がい者の職場実習の受入 [常時受入] 5.障がい者の職場定着 [平均雇用継続期間1年6ヶ月以上] 6.その他 障がい者の就労支援に特に寄与する取組 として有識者委員会で認められたもの 左記の基準に 応じて、 ポイント評価 ★の数で表示 ○競争入札参加資格審査で加点評価 ※建設工事に係る平成26・27年度競争入 札資格審査において、認証取得企業に3点 を付与 ○総合評価競争入札における加点評価 ※価格のみで落札企業を決定するのではな く、認証取得企業については認証ポイン トを加点評価 ※多少、価格的に劣位であっても就労支援の 取組要素が評価され、落札しうる。 ※当面は、道庁保健福祉部関係の一部委託業務等 に限ります。 入札上の優遇 価格要素 認証ポイント (1ポイント以上) ○認証2ポイントを取得した認証企業 については、「中小企業総合振興資 金」の事業革新貸付の対象 低利融資(制度融資) ○随意契約や指名競争入札における対象 事業者選定に配慮 ○市町村等にも配慮協力の依頼 随意契約等の配慮 評価対象となる企業の取組 ※2~6の取組は、障がい者雇用率が2.0% 以上であること。

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- 8 - 道は、毎年、障がいのある人が就労する施設等からの物品等の優先的な調達 を推進するための方針を策定し、特定随意契約制度の活用などにより、授産事 業所等に対する優先的な発注に努めるとともに、障がい者雇用企業等への配慮 措置について検討を行うほか、自治体における発注可能業務の分析や他の都府 県の事例の収集を図り、市町村へ積極的に情報提供し、官公需の拡大を推進し ます。 ■指定法人制度の推進〈北海道障がい者条例第31条に基づく制度〉 指定法人を核とした一元的な就労支援推進体制により、授産事業の経営改善 や受注拡大等の工賃向上に向けた各種取組を集中的かつ効果的に推進します。

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- 9 - 2 福祉的就労の底上げ ■共同受注システム及びマッチング機能の充実 企業が発注する業務を複数の授産事業所へスムーズにつなぐ「共同受注シス テム」を活用したマッチング事業を推進します。  専門コーディネーター(中小企業診断士)及び道内拠点への地域スタッフ の配置  専用ホームページ「ナイスハートネット北海道」の運営 ■「共同受注システム」の運営 企業による授産事業所への仕事の発注をスムーズに進めるため、共同受注システムによるマッチング事業 を実施。 ◎経営のプロであるコーディネーターを配置 ・企業からの発注相談などに対応し、企業ニーズに応じた障がい者の事業所を紹介。 ◎専用ホームページ「ナイスハートネット北海道」を開設 ・具体的に、どの障がい者の事業所で、どのような製品やサービスが提供できるのか、情報提供。 ・企業のニーズに応じた地域別、製品・サービス別の検索機能。 ・ホームページでも受注を受理。 専門コーディネーター マッチング事業〔企業の仕事を授産事業所につなぐ「共同受注システム」〕 ビジネス マッチング 授産事業所 企 業 等 指 定 法 人 事業の共同化による質の向上 営業力UPと宣伝効果 「社会貢献」企業イメージUP 外注化によるコスト削減 ■地域企業への情報提供 ■地域でのニーズ収集 (製品の売り込み等) (企業、授産事業所) 拠点 地域スタッフ マッチング事業の 営業力強化 共同受注システム 共同受注・作業、 仕入れに対応 ■民間企業との連携・協働による安定した販路確保の促進 大型商業施設等での販売機会の拡大や多店舗展開企業等での商品採用、試 作品の実証販売などによる市場での流通促進を図ります。

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- 10 - 3 一般就労の推進 ■地域における就労支援ネットワーク 一般就労への移行や職場定着を図るため、地域において、障害者就業・生活 支援センターが中心となって、福祉、労働、教育等の関係機関、団体のネット ワークの充実に努めます。 障がい者 一体的な就労支援 地域における就労支援ネットワーク 協力 雇用管理支援 雇用相談 協力依頼 協力依頼 協力依頼 連携 情報共有 連携 情報共有 連携 情報共有 連携 連携 障害者職業能力開発校 市町村 相談支援事業所 障害者職業センター 企業・経営者団体 特別支援学校 特別支援学校 大学等高等教育機関 その他(医療機関、発達障害者支援セ ンター*24、当事者団体、職親会など) 協力依頼 協力 協力 障害者就業・生活支援センター 就職先企業 情報共有 情報共有 連携 公共職業安定所 施設・事業所 (就労移行支援事業所等) ○ 就業に関する相談支援 ・ 就職に向けた準備支援 ・ 職場定着支援 等 ○ 障がい特性を踏まえた 雇用管理に関する助言 ○関係機関との連絡調整 ○ 日常生活・地域生活に 関する助言 ・ 生活習慣の形成 ・ 健康管理、金銭管理 ・ 住宅の確保 ・ 余暇活動、生活設計 等 ○関係機関との連絡調整 一 体 的 な 支 援 就業支援 ・就業支援担当者2名 (常勤2名) 生活支援 ・生活支援担当者2名 (常勤1名・非常勤1名)

障害者就業・生活支援センター

障がい者 自立・安定した職業生活の実現 公共職業安定所 地域障害者 職業センター 特別支援学校等 大学等高等教育機関 事業主 施設・事業所 福祉事務所 保健所 医療機関 就労移行支援事業所等 就職を希望する障がい者や在職中の障がい者の抱える課題に応じて、雇用及び福祉の関係機関との連携のもと、就業支 援担当者と生活支援担当者が協力して、就業面及び生活面の一体的な支援を行う。 求職活動支援 技術的支援 専門的支 援の依頼 連 携 職場適応支援 対象者の 送り出し 就職後の継続支援 福祉サービス の利用調整 保健サービス の利用調整 医療面の相談 雇用と福祉のネットワーク

障害者就業・生活支援センター

相談

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- 11 - ■就労支援サービスの質の向上 就労系サービス事業所がサービス充実のために必要な取組みを認識し改 善することを目的とした自己評価制度を導入するとともに、就労支援に係る 研修を体系化し、ホームページ等での情報の公表などを行います。 4 多様な就労の場の確保 ■障がい特性に応じた働く場の確保 障がいのある人に対する理解や支援のノウハウを有する障害福祉サービス事 業所等において、障がい当事者と対等な関係で相談支援を行うピアサポーター などの就労の場の拡大を図ります。 ■障がい特性等を踏まえた新たな職域の開拓 地域において長年障がいのある人を積極的に雇用している小規模企業等の 交流を促進し、蓄積されたノウハウを広く発信することにより、各地域におけ る障がい特性等を踏まえた新たな職域の開拓を図ります。 ■情報通信技術等を活用した在宅就業等の推進  在宅ワークサポートセンターによる業務斡旋や、道や市町村等の優先調達 により、在宅就業者の受注機会の増加を図ります  創業の成功事例の紹介及び創業に必要なノウハウ習得等の起業化支援のあ り方を検討します。 第5 計画推進の考え方 1 計画の推進体制 北海道障がい者条例の基本理念に基づき、「障がいがあっても、いきいきと働 くことのできる地域社会の実現」に向け、社会全体での応援体制づくりを推進す ることを基本とし、福祉、労働、経済、教育など障がいのある人の就労に関する あらゆる分野で総合的に取り組みます。 計画の推進や重要事項の審議に当たっては、北海道障がい者就労支援推進委員 会の意見を聴いて取り組んでいきます。 2 施策の推進 (1) 関係機関との連携 施策の立案及び推進に当たっては、関係機関と連携し横断的な調整を行う

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- 12 - とともに、障がいのある人や就労支援・雇用関係者の意見の反映やニーズに 配慮し、障がい者団体等との協働に努めていきます。 (2) 工程表の作成 第4に掲げる取組について、年次ごとに取組内容及びスケジュール等を定 めた工程表を作成します。 (3) 道民との連携 - 施策推進に係るアイデアの募集 道のホームページ等を通じて、広く道民から具体的な取組に関するアイデ アを募集し、効果的かつ実効性あるアイデアについては、施策に反映してい きます。 (4) 情報発信の強化 道と指定法人、自治体、企業、障害福祉サービス事業所などが実施した先 駆的な事例や優良事例について、その内容や効果等の評価・分析を行い、積 極的に情報発信します。 3 計画の推進管理  毎年度、定期的に、北海道障がい者就労支援推進委員会に進捗状況を報告し、 同委員会において、評価の手法、評価指標のあり方を工夫しながら、多角的に 点検・評価するとともに、改善方策を検討し、道は、その意見を踏まえて、施 策の内容や取組方法等の見直しを行い、計画の効率的な推進に努めていきま す。  進捗状況や点検・評価の結果を道のホームページ等を通じて、広く公表しま す。 また、北海道障がい者条例に基づき、毎年度、施策の推進状況を議会に報告 します。

参照

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平成 24

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平成 26 年度 東田端地区 平成 26 年6月~令和元年6月 平成 26 年度 昭和町地区 平成 26 年6月~令和元年6月 平成 28 年度 東十条1丁目地区 平成 29 年3月~令和4年3月

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(参考)埋立処分場の見学実績・見学風景 見学人数 平成18年度 55,833人 平成19年度 62,172人 平成20年度

2011 (平成 23 )年度、 2013 (平成 25 )年度及び 2014 (平成 26 )年度には、 VOC

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