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3. 学習の流れ ( 取出し指導時間程度 ) 時取出し指導での学習活動在籍学級での学習活動 第 1 2 時 < 政府の経済活動と租税 > 本時のねらい 租税について興味 関心をもち 租税の仕組みと働きについて理解することができる 本時のねらい 租税について興味関心をもち 租税の仕組みと働きや公債発行

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教科 学年 指導時期 単元名 時間 公民 3年 12月 第4章 わたしたちのくらしと経済 4節 国民生活と福祉 9 1.目標 (1)教科としての目標 ○身近な社会資本や公共サービスについて考えさせ、市場の働きにゆだねることが難しいサービスなどを 提供するという政府の経済的役割について理解する。 ○財政や租税の役割について、関心をもち、理解する。 ○少子高齢化への対応や環境の保全、日本経済の発展など、経済上の諸課題に関心をもつ。 ○社会資本の整備、公害の防止、社会保障制度など、日本の国民生活で課題となっていることに対して自 分なりの考えをもつことができる。 (2)日本語の目標 ○用語(キーワード)の意味を写真、絵、グラフなどの資料を参考にしながら、理解することができる。 ○理解した用語(キーワード)を覚えることができる。 ○自分の意見を日本語で述べることができる。 2.対象とする生徒のイメージ 国籍(母語) フィリピン(タガログ語) 在日年数 4年 DLA(JSL 対話型アセスメント) 【話す】3 【読む】3 【書く】3 【聴く】3

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3.学習の流れ(取出し指導 時間程度) 時 取出し指導での学習活動 在籍学級での学習活動 1 2 第1、2時 <政府の経済活動と租税> <ワークシート 第4章 4節 №1> ① 導入 ・資料①の三つのイラストから、国の収入がどんな ことに使われているかを考える。 【資料】国の歳出のイラスト3種類①(教科書p.1301) (▲理解支援・視覚化) T:国の収入は何に使われているだろうか。 ・資料から類推できることをワークシートに記入する。 ・発表する。 T:私たちの国のお金はわたしたちのために使われている のですね。 ② 「財政とは」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ③ 「税金(租税)とは」 「直接税」「間接税」、「消費税」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ・消費税、所得税について資料③、④を見て理解 を深める。 【資料】消費税、所得税についての説明③、④ ・直接税、間接税の種類をプリントで確認する。 【資料】別紙プリント(税金のページ)⑤ (公民副教材;姫路獨協大学日本語教育ボランティアグループ発行 参考) (▲理解支援・例示) ④ 「累進課税」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】所得税と累進課税のグラフ②(ビジュアル公民p.1074A) (▲理解支援・視覚化) ⑤ 「公債とは」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ⑥ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑦ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑧ ワークシートの評価問題をやる。⑨ 答え合わせ 1.事象提示【教科書p.130 国の歳入と歳出】 ・歳入のほとんどが借金である公債金で占められている。 ・社会保障に多くのお金を使っている。2 番目に多いのは 国債費だ。 ・私たちの生活を良くするためには税金は使われている。 「税金はどのようにして集められているのだろうか。」 2.追究【教科書p.131 国債の歳入にしめる割合】 ・直接税と間接税がある。 ・直接税には所得税、自動車税、固定資産税などがある。 ・間接税には消費税、酒税、たばこ税などがある。 ・所得税には累進課税制がとられている。 ・日本は他国に比べて直接税の割合がとても高い。 【単元を貫く課題】 安心して過ごせる社会をつくるために必要なことは何か 3.まとめ 私たちの生活を良くするために様々な方法で税金が集 められている。しかし公債金が多いなど様々な問題も あるようだ。誰もが安心して過ごしていける社会をつ くるためにどうすべきか、これからさらに考えたい。 5.振り返り ☆本時の感想をノートに書く。 【本時のねらい】 租税について興味関心をもち、租税の仕組みと働き や公債発行の実態と課題について理解することがで きる。 【本時のねらい】 租税について興味・関心をもち、租税の仕組みと働きについ て理解することができる。 課題:政府の経済活動とは何のことで、税金にはど のような働きがあるのだろうか。 ◆日本の財政に関心をもち、租税の仕組みと租税の公正 を図るための、所得税の課税方式のあり方など租税の 働きについて理解している。 ◆租税の働きと仕組み、公債発行の実態と課題につ いて理解している。(知識・理解)

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3 第3時 <政府の役割> <ワークシート 第4章 4節 №2> ① 導入 ・資料①のイラストから、政府が供給しているもの を探し出させる。 T:わたしたちの生活の中で政府がしてくれてい ることを探してみよう。 【資料】わたしたちの生活と政府のイラスト① (教科書 p.1321) (▲理解支援・視覚化) ・類推できることをワークシートに記入する。 ・発表する。(学校、図書館、工事、公園、福祉施設、等) T:政府はわたしたちの生活でいろいろな働きをしてく れていますが、民間企業でできるものもありますね。 ② 「社会資本」「公共サービス」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ※市場経済だけでは供給されにくいことに気付かせる ③ 「景気」 「景気変動」「好景気」「不景気」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】日本の景気変動のグラフ②(教科書p.1333) (▲理解支援・視覚化) ④ 「デフレーション」「インレーション」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ⑤ 「財政政策」 「公共投資」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】景気安定策の表③ (▲理解支援・視覚化) ※資料③を表にまとめさせ、日本の財政状況で配 慮すべき点について考えさせる。 ⑥ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑦ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑧ ワークシートの評価問題をやる。 ⑨ 答え合わせ 1.事象提示【教科書p.132 政府が供給しているものを探 し出す】 ・学校 ・図書館 ・工事 ・講演 ・下水道施設 ・信号 「安心して過ごすために政府はどのような働きをしている のだろう。」 2.追究【政府の財政政策について調べ、表にまとめる】 ・市場で供給されにくい公共施設を創ったり、公共サービ スを提供したりしている。 ・社会保障のための支出を行い、国民のくらしを良くして いる。 ・景気の調節をしている。 ・好景気の時は、増税や公共事業の削減によって景気をお さえようとしている。 ・不景気の時は、増税をしたり、公共事業を増やしたりし ている。 3.まとめ わたしたちが安心して過ごせるように、政府は様々な 社会資本や公共サービスを提供したり、財政政策を行 い、景気を調節したりしていることがわかった。 4.振り返り ☆不景気とはどのような状態のことを指し、不景気の際に 政府はどのような対策をとるのか、「物価」「公共投資」 を使って説明しよう。 【本時のねらい】 財政政策について調べることを通して、政府が果た している経済的な役割について理解することができ る。 【本時のねらい】 政府が果たしている経済的な役割と財政政策の働きについて 理解することができる。 課題:経済において、政府はどのような役割がある のだろうか。 ◆政府が果たしている経済的な役割と財政政策の働きにつ いて理解できている。 ◆政府が果たしている経済的な役割について理解し ている。(知識・理解)

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4 第4時 <社会保障のしくみ> <ワークシート 第4章 4節 №3> ① 導入 ・資料①を見て、病院で支払うお金は実際にいくら かかったかを考える。 【資料】病院での支払いのイラストと保険証の写真① (ビジュアル公民p.110Access) (▲理解支援・視覚化) T:病院での支払いは実際にはいくらかかっている だろうか。 ・予想してワークシートに記入する。発表する。 T:保険証があれば実際より安く診察を受けること ができるのですね。どうしてでしょうか。 ② 「社会保障」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ※イギリス「ゆりかごから墓場まで」の言葉引用。 ③ 「日本の社会保障制度」 「社会保険」 「公的扶助」 「社会福祉」 「公衆衛生」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】日本の社会保障の四つの柱の写真② (教科書p.1341) ※社会保険の補助プリント⑤ (公民副教材;姫路獨協大学日本語教育ボランティアグループ発行 参考) 【資料】介護福祉士の写真③(教科書p.1353) 【資料】ケアマネージャーの写真④(教科書p.1354) (▲理解支援・視覚化) ※「生存権」にもとづくことをおさえる (▲理解支援・関連付け) ④ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑤ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑥ ワークシートの評価問題をやる。 ⑦ 答え合わせ 1.事象提示【働きたくても働けない状況とはどんなもの があるだろう】 ・障がいを持ってしまったら働くのは難しい。 ・病気やけがをもった場合。 ・親の介護や子どもの世話をしている場合。 ・伝染病にかかったら会社にいけない。 ・あまりに貧しいと働けない。 「安心して過ごすために、国にはどのような制度があるの だろう。」 2.追究【教科書p.135 日本の社会保障制度】 ・公的扶助とは経済弱者の保護をしている。 ・社会保険には医療保険や年金保険がある。 ・社会福祉とは社会弱者の保護をしている。 ・公衆衛生とは生活環境の保全をすること。 3.まとめ 誰もが安心して過ごせるために、日本の社会保障制度 は社会保険・公的扶助・社会福祉・公衆衛生の4つを 基本的な柱にしている。しかし、人材の確保や環境の 整備など、まだ様々な問題があるようだ。さらに詳し く調べたい。 4.振り返り ☆社会保障とはどのような制度か。「国」「個人」の語句を 使って、20 字程度で説明する。 【本時のねらい】 日本の社会保障制度について調べることを通して、社 会保障の基本的な考え方とその内容について理解す ることができる。 【本時のねらい】 社会保障の基本的な考え方と日本の社会保障制度の内容につ いて理解することができる。 課題:社会保障とは何で、日本の社会保障制度はど のようになっているのだろうか。 ◆会保障の基本的な考え方と日本の社会保障制度の4 つの 柱について理解している。 ◆日本の社会保障制度の4 つの柱について理解して いる。(知識・理解)

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5 第5時 <少子高齢化と財政> <ワークシート 第4章 4節 №4> ① 導入 ・資料①を見てどんな人が、何をしているかを考える。 【資料】駅前で清掃活動する高齢者の写真① (教科書 p.1361) ・気付いたことを発表する。 (▲理解支援・視覚化) T:お年寄りたちが社会で活躍していますね。次に このグラフを見て、これからどんな社会になっ ていくことがわかりますか。 【資料】日本の人口構成の変化のグラフ② (教科書 p.1362) (▲理解支援・視覚化) ・分かることをワークシートに記入し、発表する。 T:これから少子高齢化が進んでいくのですね。 ② 「介護保険制度」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ③ 「介護サービス」 ・資料③(おもな介護サービスの写真)を見て、 介護サービスがどんなものか理解する。 【資料】おもな介護サービスの写真③(教科書p.1376) (▲理解支援・視覚化) ④ 「後期高齢者医療制度」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ⑤ 「高福祉・高負担(ヨーロッパ型)」 「低福祉・低負担(アメリカ型)」 ・プリントを読み、それぞれメリット、デメリッ トがあることを理解する。 ⑥ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑦ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑧ ワークシートの評価問題をやる。 ⑨ 答え合わせ 1.事象提示【P.136 日本の人口構成の変化】 ・高齢者の割合が増えている。 ・子どもの割合がすごく減っている。 「少子高齢化は日本の財政にどのような影響をおよぼすの だろう。」 2.追究 ・医療費や年金給付額が増えていく。 ・労働力人口が減るので、それをまかなう保険料と税収が 減っていく。 ・介護が必要となってくるので、あらたな制度が必要とな ってくる。 3.交流【日本の社会保障制度は今後どうあるべきか話し 合う】 ・スウェーデンのように高福祉高負担にすべきだ。 ・これ以上税を増やすのはよくない。アメリカのように低 福祉低負担で個人にまかせるべきだ。 ・消費税を上げて、高福祉の国にすべきだ。 4.まとめ 少子高齢化が進むと、医療費や年金給付額が増加する いっぽう、労働力人口が減少し、社会保険料と税収は 減少する。国民の負担を今後どうすべきか。これから 考えていかなければならない。 5.振り返り ☆少子高齢化の進む日本において、社会保障にはどのよう な課題があるか。収入と支出の両面から説明しよう。 【本時のねらい】 少子高齢化が日本の財政にどのような影響をおよぼ すか調べることを通して、日本の今後の社会保障制度 について考えることができる。 【本時のねらい】 少子高齢化が日本の財政にどのような影響をおよぼすかを理解 し、日本の今後の社会保障制度について考えることができる。 課題:少子高齢化は日本の財政にどのような影響をおよ ぼすのだろうか。 ◆少子高齢化が進むと、医療費や年金給付額が増加するいっ ぽう、労働力人口が減少し、社会保険料と税収は減少する。 このような現状が理解できているとともに、高齢化にとも なう日本の社会保障の制度を理解し、今後の社会保障制度 について考えることができる。 ◆日本の社会保障制度は今後どうあるべきか、他国 の事例と比較して考察している。(思考・判断・表現)

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6 第6時 <公害の防止と環境の保全> <ワークシート 第4章 4節 №5> ① 導入 ・資料①を見て、何の地図かを考える。 【資料】四大公害病の被害地域の日本地図① (HP http://blog.goo.ne.jp/takurof2009/e/80e5f2411a16fd30cfad36de63fd6223 より) (▲理解支援・視覚化) T:日本のこの四つの地域はどのような場所だった だろうか。 ・地理で学習したことを思い出し、ワークシートに 記入し、発表する。(県名と公害名を確認) T:このような公害は経済が発展するにつれ起こっ てきたのです。 ② 「公害」 「四大公害病」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ※四大公害病はプリントの表と別紙プリント(導 入で使った地図)を見て、確認する。 (▲理解支援・視覚化、整理) ③ 「住民運動」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】藤前干潟の写真②(教科書p.1394) (▲理解支援・視覚化、例示) ④ 「環境基本法」 「省資源・省エネルギー」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】おもな環境ラベルの絵③(教科書p.1395) (▲理解支援・視覚化) ⑤ 「循環型社会」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ⑥ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑦ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑧ ワークシートの評価問題をやる。⑨ 答え合わせ 1.事象提示【教科書p.138 水俣病裁判の原告】 ・高度経済成長の時に4大公害病がおきた。 ・政府も企業も経済成長を優先させた時代のことだ。 ・経済を成長させるだけでなく、国民の生活の安全も考え る必要がある。 「経済発展と環境保全を両立させていくにはどうすればよ いだろう。」 2.追究【政府と企業がしている取組について調べる】 ・公害を専門に扱う環境庁が設置されている。 ・公害防止だけでなく、被害者の救済についても積極的な 対策がとられている。 ・環境基本法を設定している。 ・企業も省資源・省エネルギーの製品の開発に力を注いで いる。 3.交流【ごみを減らすためにわたしたちにできることは 何か】 ・余分なスーパーの袋をもらわない。マイバッグをもつ。 ・割りばしを使わない。 ・余分な包装をしてもらわない。 ・できる限り、何度も使ったり、リサイクルしたりするよ うにする。 4.まとめ 循環型社会を実現するために、政府や企業が努力する だけでなく、わたしたちも普段の生活を見直していく 必要がある。自分にできることを努力していきたい。 5.振り返り ☆循環型社会とはどんな社会か、説明しよう。 【本時のねらい】 公害をなくすために政府や企業が取り組んでいること を知ることを通して、国・企業・国民が循環型社会を 目指して行動しなければならないと考えることができ る。 【本時のねらい】 公害をなくすために政府や企業が取り組んでいることを知る とともに、循環型社会を形成するために、自分たちは何ができ るかを考えることができる。 課題:経済発展と環境保全を両立させていくにはど うすればよいだろうか。 ◆循環型社会を実現するために、政府や企業が取り組んでい ることを理解するとともに、自分たちも普段の生活を見直 していく必要があると感じ、自分にできることを努力して いきたいと考えている。 ◆循環型社会のために、自分にできることを意欲的に 考えている。(関心・意欲・態度)

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7 第7時 <世界の中の日本の経済> <ワークシート 第4章 4節 №6> ① 導入 ・資料①(第1回G20 サミットの写真)を見て、どうして G20 サミットが開かれるようになったかを考える。 ・ヒントとして、資料②(世界金融危機が分かるグラ フ)を見て、類推する。 【資料】第1回G20 サミットの写真① (ビジュアル公民p.116Access) 【資料】世界金融危機が分かるグラフ② (ビジュアル公民 p.1161A) (▲理解支援・視覚化、例示) T:どうして20 もの国で経済のことなどを話し合っ ているだろうか。 ・資料から類推できることをワークシートに記入する。 ・発表する。 T:世界経済のことは世界のみんなで考えていかなけ ればいけないのですね。 ② 「世界金融危機」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】世界金融危機が分かるグラフ② 【資料】2015 年G20 サミット(トルコ)の写真③ (外務省HP http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page4_001554.html より) (▲理解支援・視覚化、例示) ③ 「金融資本主義」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 ④ 「ものづくり」 ・プリントを読み、板書をノートに書き写す。 【資料】日本産の電気自動車の写真④(教科書p.1415) (▲理解支援・視覚化) ⑤ ワークシートの文をすべて読む。できればルビを 隠して読むことができるよう挑戦する。 ⑥ 項目ごとに、日本文を読む。(できればルビを隠して) ⑦ ワークシートの評価問題をやる。⑧ 答え合わせ 1.事象提示【教科書p.140 世界金融危機】 ・経済のグローバル化は一か所がおかしくなると経済全体 が大混乱におちいる危機をもっている。 ・国の内外から資金を集め、それを株式や債券などの購入 に充てて利益をあげる経済の金融的側面が優勢になって きている。 「世界経済の中で、日本はどのような役割を果たしていく べきだろう。」 2.追究 ・経済発展の原動力は「ものづくり」にあることを思い出 す。 ・省資源・省エネルギーの技術に力を入れていくべき。 ・地球的視野にたった技術の開発と普及に力を注ぐべき。 3.まとめ 現在は世界経済の動向が日本経済にも大きな影響を 与える時代だ。こんな時代だからこそ、日本の誇る「も のづくり」をこれからも大切にし、世界経済安定のた めに様々な問題に立ち向かい、貢献していかなければ ならない。 4.振り返り ☆地球的な視野に立って、日本が世界経済にどのような分 野で貢献できるか、ノートにまとめる。 【本時のねらい】 新聞記事やニュースなどから世界経済の動向が日本経 済に大きな影響を与えていることに気付き、世界経済 における日本の役割について考えることができる。 課題:現代の世界経済の特色は何で、その中で日本 はどのような役割をになっているのだろうか。 ◆経済のグローバル化は一か所がおかしくなると経済全体 が大混乱におちいる危機をもっており、世界経済の動向が 日本経済に大きな影響を与えていることが分かるととも に、日本は誇れる「ものづくり」をこれからも大切にし、 世界経済安定のために様々な問題に立ち向かい、貢献して いかなければならないことを理解している。 【本時のねらい】 現代の世界経済の特色と、世界経済における日本の役割につ いて理解することができる。 ◆世界経済の中で、日本はどのような役割を果たして いくべきかを考察している。(思考・判断・表現)

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4. 8 第8時 <この章の学習のまとめ> ① キーワードを中心にノートまとめ ・今まで学習してきたプリント№1~№6を見な がら ② この章の学習を終えて、自分が考えたこと、思っ ていることを日本語の文章として書いて表現す る。 1.事象提示【教科書p.142 トライ】 ・日本経済の課題を「少子高齢化への対応」「労働問題への 対策」「日本農業の対策」から1つ選ぶ。 「20 年後のわたしたちと日本について提案をしよう。」 2.追究 ・それぞれの課題の現状と解決策について、教科書の「課 題例」「考える観点」やこれまでの学習内容をもとに話し 合う。 3.交流 ・まとめた課題と解決策をグループごとにプレゼンテーシ ョンする。 ・他のグループのプレゼンテーションへの質疑応答や意見 交流をする。 4.まとめ 国の様々な努力によってわたしたちの生活は向上し ている。しかし、日本の経済はまだ多くの課題を抱え ており、さらに良い社会にするために、国に任せるだ けではなく、私たち自信が抱えている問題について真 剣に取り組んでいかなければならない。 5.振り返り ☆交流をして考えたことをノートにまとめる。 9 第9時 <この章の学習のまとめ> ○ 単元テスト 1.事象提示 ・教科書p.146①の問題に取り組む。 「私たちの暮らしと経済の学習を振り返って、みんなで考 えてみよう。」 2.追究 ・教科書p.146②③の問題に取り組む。 3.交流 ・少子高齢化が進む中、公債残高を増やすことは将来世代 に負担を回すことになるので、公正の点で問題である。 ・現役世代が無理のない負担を負うとともに、その負担が 特定の人に偏らないようにすべきだ。 4.振り返り ☆仲間と交流してわかったことをノートにまとめる。 ◆(単元テスト) 【本時のねらい】 20 年後の暮らしを予想しながら、それぞれの課題の現 状と解決策を考えるとともに、仲間に伝わるよう効果 的なプレゼンテーションを作成することができる。 【本時のねらい】 評価テスト または教科書p.146「この章を振り返って みんなで考えよう」の問題を解き、理解を深める。 ◆「20 年後のわたしたちと日本」の提案に向けて、 様々な情報手段を活用してプレゼンにまとめている。 (観察・資料活用) 【本時のねらい】 財政や租税の役割、少子高齢化への対応や環境の保 全、日本経済の発展など、経済上の諸課題、公害の 防止、社会保障制度など、日本の国民生活で課題と なっていることに対してキーワードを中心に整理 し、覚えるとともに、自分なりの考えをもつことが できる。 ◆今まで学習してきたことをキーワードを中心にまとめる ことができる。また、自分なりの考えを日本語で表現する ことができる。

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本単元は、くらしと経済の中の国民生活と福祉について学習するところであり、前単元と同様に専門的で 理解困難な用語がたくさん出てくる。そこで、できる限り視覚教材を提示して理解支援できるように工夫し た。消費税など自分たちの生活に密着したことも出てきたり、社会福祉などの自分たちの家族にとって大切 なことも出てきたりする学習なので身近な事例を挙げながら理解の手助けとなるようにした。 特に、キーワードについては(▲記憶支援・音声化、反復)などの支援を授業冒頭の前時の復習の場面や 最後のまとめの場面で行っていくとより定着を図ることができる。 本単元では、単元の最後にこの章を終えて、自分が考えたこと、思っていることを日本語の文章として書 いて表現する機会を設定した。(日本語を)「書く力」が弱い外国人生徒がこの活動を通して、今まで学習して きたことをキーワードを中心にまとめたり、さらに、自分なりの考えを日本語で表現したりすることができることを願っ ている。 本単元指導計画は、「新しい社会 公民 東京書籍 (平成25年2月10日発行)」に基づいて作成した ものである。

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