1. 燃料電池自動車等及び水素インフラ等の、実使用条件における運用と、
その際の課題明確化
2. 水素貯蔵の高圧化に関する実証
3. 燃料電池自動車等及び水素インフラ等に関わる規格、法規・基準作成
のためのデータ取得
4. 燃料電池自動車等及び水素インフラ等への理解促進のための広報・
広報活動の位置づけ
JHFCの目的
4. 燃料電池自動車等及び水素インフラ等への理解促進のための広報・
教育活動
5. 燃料電池自動車等及び水素インフラ等の省エネルギ効果(燃費)・環境
負荷低減効果の確認
6. 燃料電池自動車等及び水素インフラ等に関わる技術・政策動向の把握
FCVと水素の認知度向上と学習機会・素材の提供およびJHFC
の活動と成果を発信
想定されるターゲット
対象 ターゲット理由
一
般
~9歳(小学低学年) 2020年前後に免許を取得する層
~12歳(小学高学年) 2020年頃に車を買い始める層
~15歳(中学生) 2020年頃に車を買い始める層
主に一般の方を対象とした、展示会、試乗会などを実施し、FCV
と水素の認知度向上を図ってきた。
~15歳(中学生) 2020年頃に車を買い始める層
~18歳(高校生) 2020年頃に購買層として期待される層
19歳~ 現在~数年後の購買層
業
種
教師 教師を通じて、生徒に関心を持ってもらうことを期待。
自治体関係者 マテリアルを活用してもらい、FCV・水素の認知度を上げる。
警察、消防、JAF 事故時の安全な対応方法を共有化する。
マスメディア マスメディアを通して、広く認知度を向上させる。
政策担当者・有識者 実証試験の意義を理解してもらう。
平成19年度 主な実施項目
イベント
教育活動
・JHFC in 北海道 2008
・鹿島エコプログラム
・地方モーターショーでの試乗会・展示会 など
・日本自動車教育振興財団(自教振)と共同で、工業高校の先
その他
・日本自動車教育振興財団(自教振)と共同で、工業高校の先
生を対象とした研修会の実施
・出張親子教室、子供教室の実施
・JHFCパークでの継続的な啓発活動の実施
・認知度調査の実施(毎年)
・対外発表、雑誌掲載
イベント(JHFC in 北海道 2008)
北海道洞爺湖サミットに向けて、環境意識が高まっている北海道
で、親子教室、試乗会を実施。合わせて、低温始動のデモも実施。
出走セレモニー
(北海道知事が出席)
低温始動デモ
(夜間放置状況)
イベント(鹿島エコプログラム)
鹿島エコプログラムと連動し、試乗展示会を実施。
有名選手に試乗して頂いたムービーを作成し、H19年シーズン中
にスタジアムで放映して頂いた。
イベント(地方モーターショー)
名古屋モーターショー、福岡モーターショーにおいて、展示会・
試乗会を実施し、FCVに乗って頂く機会を提供した。
東京モーターショーの試乗会は自工会が主催し、JHFCは水素供給で協力した。
名古屋モーターショー(展示・試乗会)
福岡モーターショー(水素ステーション見学)
福岡モーターショー(展示・試乗会)
教育活動
• 工業高校の先生を対象とした研修会を実施(計5回)。
→先生から生徒への展開を期待。
• 親子教室、子供教室を試乗会とセットで実施。
(FCVにただ試乗するだけではなく、FCV・水素の意義を理解し、
興味を持ってもらう。)
自教振の研修風景
(沖縄)
子供教室
(福岡)
JHFCパーク
• 一般見学者向けの講義、ショールーム・水素ステーション見学、同乗試乗会
(毎週木曜日)、運転試乗会(毎月最終木曜日)を実施。
• 春休み、夏休みには親子教室を実施。(今年は3月28日、4月3日予定)
来館者累計1万人達成
(2007年7月)
ショールームに新しい仲間が登場
(家庭用燃料電池)
JHFCパーク親子教室
運転試乗会風景 水素ステーション見学
新入社員の研修や、修学
旅行の中学生なども来館し、
見学者は多種多彩
認知度調査(目的・方法)
調査の目的
JHFC広報活動の一環として、一般のFCV認知度年次変化、地域的な
認知度差を把握し、今後の広報活動、普及促進施策の参考資料とする。
調査方法・対象
JHFC1(2002-2005)では東京・神奈川での街頭インタビューを実施。
JHFC1最終年およびJHFC2(2006~)では全国WEB調査を実施。
JHFC1 JHFC2
2002 2003 2004 2005 2006 2007
街頭調査
(東京・神奈川)
WEB調査
(全国)
JHFC1 JHFC2
WEB調査のサンプル数は、2005~2006年度は3000名、2007年度は約6000名
本人または家族の除外業種
自動車関連、調査シンクタンク、マスコミ、
広告代理店、大手印刷会社など
2008
WEBモニターから抽出した18歳~69歳の男女。本人または家族
関係の除外業種の設定。
街頭リクルートによる18歳~69歳の男女。本人または家族関係
の除外業種の設定。(サンプル数400名)
認知度調査(FCV認知度)
• FCVの認知度は、HEV、EVの認知度に比べて低い。
(過去と同じ傾向だがポイントはアップ)。
• FCVの認知経路はテレビからの情報入手がトップで、新聞、インター
ネットがそれに次いだ。
調査方法:全国WEB調査。対象年齢18歳~69歳。サンプル数6208。
FCV認知度、水素の理解度、JHFCプロジェクトの認知度等を調査した。
98.5 97.7
本人または家族の除外業種
自動車関連、調査シンクタンク、マスコミ、
広告代理店、大手印刷会社など
FCVとHEV、EVの認知度比較 FCVの認知経路
EV
FCV HEV
0
20
40
60
80
100
よく知って
いる
基本的な
ことは
知っている
聞いたこと
はある
11.6
30.7
38.0
23.0
52.7
22.8
28.8
52.0
16.9
80.3
(72.7)
98.5
(98.6)
97.7
(98.0)
カッコ内は昨年度の値
37.0
10.7
8.0 6.4
70.5
2.0
25.7
3.8 6.4 4.4
1.3
0
10
20
30
40
50
60
70
80
新
聞
自
動
車
雑
誌
科
学
・
環
境
系
雑
誌
そ
の
他
一
般
雑
誌
テ
レ
ビ
ラ
ジ
オ
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
モ
ー
タ
ー
シ
ョ
ー
、
展
示
会
友
人
・
知
人
・
家
族
か
ら
の
口
コ
ミ
学
校
・
セ
ミ
ナ
ー
な
ど
そ
の
他
%
%
認知度調査(地域別FCV認知度)
北海道
79.6 %
(72.9%)
東北
北陸・甲信越
80.4%
(72.3%)
昨年は地域間で67.5%~77.4%の幅があったが、今年度は
76.4%~83.0%と全体的な認知度向上と共に、地域間の差
が縮まった。
全国平均
80.3%
(72.7%)
東北
80.6%
(69.3%)
関東
81.2%
(76.3%)
(72.3%)
中国
83.0%
(70.8%)
近畿
76.4%
(76.5%)
四国
79.3%
(70.8%)
九州
80.1%
(67.5%)
東海
81.9%
(77.4%)
カッコ内の数字は昨年度の値
サンプルの取り方を若干変更したため、昨年度の
認知度は参考値とする。
(72.7%)
認知度調査(水素に関して)
• 水素の特徴を示した後、水素利用に対する関心を調査した結果、
「利用したい」という肯定意見は90.8%あった。
• 水素を利用したい理由としては、環境負荷低減や石油依存度
低減の意見が多かった。
水素の特徴
・ 無色・無臭・無毒 ・ 地球上でもっとも軽い気体。(比重が空気の1/10以下)
・ 燃焼すると無害な水となり、他に有害なガスが発生しない、クリーンな燃料。
51.3
7.3
70.2 72.8 69.2
41.7
1.6
0
10
20
30
40
50
60
70
80
無
毒
だ
か
ら
軽
い
か
ら
燃
焼
時
に
有
害
な
ガ
ス
を
発
生
し
な
い
か
ら
燃
焼
時
に
地
球
温
暖
化
の
原
因
と
な
る
二
酸
化
炭
素
を
発
生
し
な
い
か
ら
石
油
の
使
用
を
減
ら
せ
る
か
ら
自
然
エ
ネ
ル
ギ
ー
か
ら
作
れ
る
か
ら
そ
の
他
水素利用に対する関心
・ 燃焼するとき地球温暖化の原因の二酸化炭素を発生しない燃料。
・ 現状で大量に水素を作るには、メタノール・天然ガス・ガソリンなどを原料に用いるが、
長期的には自然エネルギを利用して水から作る水素が主流になることが望ましい。
・ 燃えやすい。燃えたときの炎が見えにくい。
・ 元素としては宇宙に最も多く存在しているが、分子(水素ガス)としては地球上の自然界
にほとんど無い。
このような特徴のある水素をエネルギ源のひとつとして利用することについて、
あなたはどう思われますか。(チェックは1つ)
35.2 55.6 8.11.1
0% 20% 40% 60% 80% 100%
積極的に利用したい 利用したい あまり利用したくない 全く利用したくない
90.8
水素を利用したいと回答した理由
(結果は複数回答)
%
認知度調査(JHFC認知度)
• JHFC (国のプロジェクトでFCV公道走行や水素ステーションの実証試験が
行われていること)の認知度は、約39%であった。→低い認識。
• 一方で、このような実証は「必要」、「役に立つ」と言う意見は86%あった。
• JHFCの広報活動で参加してみたいという回答が多かったものは
「FCV試乗会」であった。
0% 20% 40% 60% 80% 100%
知っている 聞いたことがある 知らない
JHFCの認知度
JHFC広報で興味のあるもの
6.5 32.1 61.5
JHFCの意義について
48.7 37.3 3.1 11.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
燃料電池自動車(FCV)の実用化を促進するためには、必要だと思う
燃料電池自動車(FCV)を広く知ってもらうにためには、役立つと思う
特に必要だとは思わない
よくわからない
39.5
15.7
9.9
22.4
8.5
54.6
28.3
7.8
0
10
20
30
40
50
60
J
H
F
Cホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
F
C
V子
供
体
験
教
室
J
H
F
Cパ
ー
ク
J
H
F
C水
素
ス
テ
ー
シ
ョ
ン
・
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J
H
F
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ー
ク
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室
F
C
V試
乗
会
各
都
市
の
イ
ベ
ン
ト
へ
の
協
力
J
H
F
Cセ
ミ
ナ
ー
38.6
86.0
%
広報の機会と素材(年齢層別)
一般的な人への機会・素材は整備されつつある。
現在の小学生向け副読本はやや難しいため、初級を整備したい。
同乗試乗会 同乗・運転試乗会
子供体験教室
JHFC広報学習DVD
出張教室 JHFCセミナー
学習副読本(初級) 学習副読本(中級) JHFCパンフレット
JHFCパークでの教育活動
機会
素材
~9歳 10~12歳 13~15歳 16~18歳 19歳以上
未来のクルマとしてFCVがあることを知る
FCVが水素から電気を取り出して動くことを知る
地球温暖化とは何かを理解する
燃料電池の原理を理解する
世界のエネルギ事情を理解する
FCVの構造を理解する
水素の特徴や安全な使用方法を理解する
実用化に向けた課題を理解する
FCVの良さを体感する
理解レベル
広報の機会と素材(特定対象)
JHFCパンフレット、JHFC広報学習DVD、JHFCセミナー要旨集
学習副読本(中級)
水素安全DVD
教師向け勉強会※
自治体向け勉強会 技術安全セミナー
教育用素材
取材会 報告会・試乗会
年度調査報告書
有識者向け資料
機会
素材
一般だけでなく、特定の方への広報も進めつつある。
政策担当者、有識者への働きかけは、これまで積極的には行っていない。
学校教師 地方自治体 政策担当者・有識者
同乗試乗会・運転試乗会
地球温暖化とは何かを理解する、 燃料電池の原理を理解する、 世界のエネルギ事情を理解する
FCVの構造を理解する、 水素の特徴や安全な使用方法を理解する、実用化に向けた課題を理解する
FCVの良さを体感する、 JHFCの活動を理解する
JHFCセミナー
消防・警察・JAF
JHFCでの教育内容を知る
JHFCイベント内容を知る
JHFCの成果を理解する
国内外動向を知る(技術、政策)
FCV・水素の緊急時対
応方法を理解する
教師向け勉強会
JHFCパークでの教育活動
自治体向け勉強会 技術安全セミナー
マスメディア
JHFCイベント内容を知る 実証試験の意義の理解
取材会 報告会・試乗会
理解レベル
JHFCパークでの教育活動
同乗・運転試乗会
JHFCセミナー
※今年度実施
まとめ
平成19年度は、JHFC独自企画として冬季の北海道でのデモ
ンストレーションを実施した。洞爺湖サミットへの気運の盛り上
がりを見せる地元でのデモは、水素・燃料電池の理解を深めて
もらう良い機会であったと認識している。
FCVや水素の意義を説明する講義とセットの試乗会の機会を
増やした。今後も継続したい。
増やした。今後も継続したい。
FCVの認知度はHEV、EVに劣るものの、向上が認められる。
水素利用に対する肯定的な意見を持つ人が多かった。
一般に対する広報の素材、機会は充実されてきたが、今後の
実証試験を見据えて、社会的に影響のある有識者への理解
活動も進めていく必要がある。
http://www.jhfc.jp