平成 30 年度~平成 32 年度
森 町 高 齢 者 福 祉 総 合 計 画
(森町高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画)
目 次
第1章 計画の策定にあたって ...1
1 計画策定の趣旨 ... 1 2 計画の位置づけ ... 2 3 計画期間 ... 2 4 他計画との関係 ... 3 5 計画策定の体制 ... 3第2章 高齢者を取り巻く状況 ...4
1 高齢者の現状 ... 4 2 森町高齢者福祉計画の実施状況 ... 7 3 第6期介護保険事業計画の実施状況 ... 8 4 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査結果 ... 12 5 在宅介護実態調査結果 ... 21 6 制度改正の状況 ... 27第3章 計画の基本的な考え方 ... 31
1 基本方針 ... 31 2 基本目標 ... 31 3 日常生活圏域の設定 ... 31 4 施策体系 ... 32第4章 高齢者福祉施策の推進 ... 33
1 高齢者福祉事業の推進 ... 33 2 地域生活支援体制等の整備 ... 37 3 高齢者の積極的な社会参加 ... 40 4 高齢者の安全で快適な生活の確保 ... 41 5 地域支援事業の推進と自立支援 ... 43第5章 第7期介護保険事業計画 ... 53
1 将来推計 ... 53 2 サービス見込量の推計 ... 56 3 介護保険料の算定 ... 61第6章 計画推進のために ... 64
1 計画の推進方策 ... 64 2 計画の進行管理 ... 65資料編 ... 66
1 森町高齢者福祉総合計画策定委員会設置要綱 ... 66 2 森町高齢者福祉総合計画策定委員会 ... 67 3 森町高齢者福祉総合計画策定経過 ... 68第
1
章
計画の策定にあたって
1
計画策定の趣旨
本町では、平成27年3月に「森町高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画」を策定し、生 涯にわたって生き生きと心身ともに健康で、生きがいや楽しみがある生活を送り、介護が必要 となっても尊厳を持って地域で暮らし続けられるまちづくりを進めています。 これまで、介護保険事業と高齢者福祉施策は、介護予防の定着と「地域包括ケアシステム」 の構築を目指した施策に取り組んできました。今回の第7期計画は、団塊の世代が75歳以上に なり、高齢化が一段と進む2025年(平成37年)に向けて、「地域包括ケアシステム」構築の取 組を深化させていく計画と位置づけられ、新しい介護予防・日常生活支援総合事業の本格的な 推進により、自立支援・重度化防止への取組をさらに推し進めていくことが求められています。 さらに、これまでの経年的な変化の把握とともに、高齢者の状況・意向の実態把握を行い、 総合的な高齢者保健福祉施策のさらなる推進と円滑な実施を目指すものです。 全国的な傾向と同様、本町においても高齢者の単身・夫婦のみ世帯などの増加に伴い、生活 支援の必要性も高まっています。今後は、ニーズに応じた地域サロンの開催、見守り・安否確 認、外出支援、家事支援などの生活支援・介護予防サービスを充実させていくとともに、認知 症高齢者を地域で支えるために、早期診断等を行う医療機関、介護サービス、見守り等の生活 支援サービス等を充実させていく必要があります。 本町では「森町高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画」で実施した事業の実績を踏まえ、 介護保険制度の改革に伴う、自立支援・重度化防止に向けた取組や地域共生社会の実現に向け た取組を含め、今後の森町における各種施策を体系的に整理し、今後の目標と実施体制等を掲 げる「森町高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画」を策定します。2
計画の位置づけ
本計画は「老人福祉法第20条の8」に基づく市町村老人福祉計画並びに「介護保険法第117 条第1項」に基づく市町村介護保険事業計画として、市町村の高齢者に関する施策を総合的か つ計画的に推進するとともに、介護保険事業の円滑な実施を図り、地域包括ケアシステムの構 築を目指して、一体の計画として策定します。3
計画期間
計画期間は、平成30年度(2018年度)から平成32年度(2020年度)までの3年間です。これ は、今後も進行する高齢化に対応するため、平成37年(2025年)の高齢者のあるべき姿を念頭 に置き、目標を掲げ、3年ごとに計画を策定するもので、計画期間3年目の平成32年度に本計 画全体の評価・検証を実施し、見直しを行います。 なお、本計画は「高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画」において設定した、平成29年 度の最終目標の達成に向け、これまでの現状を検証・分析し、その目標を確実に達成するため の計画値を見直しつつ、「団塊の世代」が75歳以上となる平成37年(2025年)に地域包括ケア システムの構築が完了するよう、これらを視野に入れた中長期的な目標を示し、具体的に地域 包括ケアシステムへの取組を深めていくという位置づけを有しています。 平成 27 年度 (2015 年度) 平成 28 年度 (2016 年度) 平成 29 年度 (2017 年度) 平成 30 年度 (2018 年度) 平成 31 年度 (2019 年度) 平成 32 年度 (2020 年度) 平成 33 年度 (2021 年度) 平成 34 年度 (2022 年度) 平成 35 年度 (2023 年度) 平成 37 年度 (2025 年度) 「 団 塊 の 世 代 」 が 後 期 高 齢 者 に 高齢者保健福祉計画 第6期介護保健事業計画 高齢者保健福祉計画 第7期介護保健事業計画 高齢者保健福祉計画 第8期介護保健事業計画 平成 37 年度 (2025 年度) を見据えた 計画策定 地域包括ケアシステム 取組推進 地域包括ケアシステム 深化・推進4
他計画との関係
本計画は、各年度における老人福祉サービスや介護給付対象サービスの見込量確保のための 方策等を定め、高齢者対策の基本的な計画として策定するものです。 さらに本計画は、森町総合開発振興計画、北海道が策定する新たな北海道高齢者保健福祉計 画や北海道介護保険事業計画等との連携により調和を図ります。5
計画策定の体制
本計画は、主管課である保健福祉課のほか、庁内関係課及び森町社会福祉協議会等関連部署 で構成する「高齢者福祉総合計画検討委員会」を設置し、密接な連携を図りながら策定します。 また、本計画は、被保険者をはじめ幅広い関係者の参画により、住民の理解・協力のもと、 本町の特性に応じた事業を展開するため、行政機関内部だけでなく、学識経験者、医療福祉関 係者及び被保険者第1号・2号代表(地域住民)等の参加を得て、「森町高齢者福祉総合計画 策定委員会」を設置しました。森町高齢者福祉総合計画
(森町高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画) (国や道)高齢者保健福祉計画 (国や道)介護保険事業支援計画 その他(国や道)関連計画 森町障がい者基本計画 その他町関連計画森 町 総 合 開 発 振 興 計 画
町(計画決定・実行機関) 町民 関係団体 事業者 等 高齢者福祉総合計画 策定委員会 (審議等機関) 担当課 (事務局機能) 庁内関連部署 調整・連携 運営事務 意見反映 答申 諮問第
2
章
高齢者を取り巻く状況
1
高齢者の現状
(1)総人口の推移
森町の総人口は、年々減少傾向にあり、平成24年(17,536人)から平成29年(15,956人)の 5年間で約9%(1,580人)の減少となっています。年齢構造別にみると、高齢者人口は平成 23年から増加傾向が続いているのに対し、生産年齢人口及び年少人口は年々減少しており、高 齢化率は増加を続けています。 ■年齢3区分別人口と高齢化率の推移 (単位:人) 平成21年 (2009年) 平成22年 (2010年) 平成23年 (2011年) 平成24年 (2012年) 平成25年 (2013年) 平成26年 (2014年) 平成27年 (2015年) 平成28年 (2016年) 平成29年 (2017年) 総人口 18,326 18,131 17,795 17,536 17,167 16,875 16,478 16,081 15,956 年少人口 2,272 2,212 2,154 2,061 1,988 1,907 1,828 1,743 1,675 (0~14歳) (12.4%) (12.2%) (12.1%) (11.8%) (11.6%) (11.3%) (11.1%) (10.8%) (10.5%) 生産年齢人口 10,831 10,688 10,430 10,161 9,774 9,458 9,048 8,684 8,595 (15~64歳) (59.1%) (58.9%) (58.6%) (57.9%) (56.9%) (56.0%) (54.9%) (54.0%) (53.9%) 2,272 2,212 2,154 2,061 1,988 1,907 1,828 1,743 1,675 10,831 10,688 10,430 10,161 9,774 9,458 9,048 8,684 8,595 5,223 5,231 5,211 5,314 5,405 5,510 5,602 5,654 5,686 18,326 18,131 17,795 17,536 17,167 16,875 16,478 16,081 15,956 28.5 28.9 29.3 30.3 31.5 32.7 34.0 35.2 35.6 0% 10% 20% 30% 40% 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 平成21年 (2009年) 平成22年 (2010年) 平成23年 (2011年) 平成24年 (2012年) 平成25年 (2013年) 平成26年 (2014年) 平成27年 (2015年) 平成28年 (2016年) 平成29年 (2017年) 年少人口(0~14歳) 生産年齢人口(15~64歳) 高齢者人口(65歳以上) 高齢化率 (人) (高齢化率)(2)高齢者人口の推移
高齢者人口の内訳をみると、前期高齢者(65~74歳)、後期高齢者(75歳以上)ともに平成 24年からは増加傾向にあり、高齢者人口に占める後期高齢者の割合も年々高くなっています。 ■高齢者人口と後期高齢者比率の推移 (単位:人) 平成21年 (2009年) 平成22年 (2010年) 平成23年 (2011年) 平成24年 (2012年) 平成25年 (2013年) 平成26年 (2014年) 平成27年 (2015年) 平成28年 (2016年) 平成29年 (2017年) 総人口 18,326 18,131 17,795 17,536 17,167 16,875 16,478 16,081 15,956 高齢者人口 5,223 5,231 5,211 5,314 5,405 5,510 5,602 5,654 5,686 (65歳以上) (28.5%) (28.9%) (29.2%) (30.3%) (31.5%) (32.6%) (34.0%) (35.2%) (35.6%) 前期高齢者 2,557 2,498 2,463 2,526 2,588 2,707 2,790 2,826 2,854 (65~74歳) (14.0%) (13.8%) (13.8%) (14.4%) (15.1%) (16.0%) (16.9%) (17.6%) (17.9%) 後期高齢者 2,666 2,733 2,748 2,788 2,817 2,803 2,812 2,828 2,832 (75歳以上) (14.5%) (15.1%) (15.4%) (15.9%) (16.4%) (16.6%) (17.1%) (17.6%) (17.7%) ※( )内は総人口に占める割合 資料:住民基本台帳(各年 10 月 1 日現在) 2,557 2,498 2,463 2,526 2,588 2,707 2,790 2,826 2,854 2,666 2,733 2,748 2,788 2,817 2,803 2,812 2,828 2,832 5,223 5,231 5,211 5,314 5,405 5,510 5,602 5,654 5,686 14.5 15.1 15.4 15.9 16.4 16.6 17.1 17.6 17.7 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 平成21年 (2009年) 平成22年 (2010年) 平成23年 (2011年) 平成24年 (2012年) 平成25年 (2013年) 平成26年 (2014年) 平成27年 (2015年) 平成28年 (2016年) 平成29年 (2017年) 前期高齢者(65~74歳) 後期高齢者(75歳以上) 後期高齢者比率 (人) (後期高齢者比率)(3)高齢者世帯の状況
総世帯数は平成17年から減少傾向にありますが、65歳以上の高齢者のいる世帯は増加傾向に あり、平成27年には3,606世帯で、一般世帯数に占める割合は54.5%と半数を超えています。 世帯類型別にみると、「その他世帯」は平成27年に減少しているのに対し、「1人暮らしの世 帯」と「夫婦のみの世帯」は増加傾向にあります。 ■高齢者世帯数の推移 資料:国勢調査 ■高齢者世帯における世帯類型の推移 5,581 7,345 7,093 6,612 2,411 3,272 3,427 3,606 43.2 44.5 48.3 54.5 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 平成12年 (2000年) 平成17年 (2005年) 平成22年 (2010年) 平成27年 (2015年) 総世帯数 高齢者のいる世帯 高齢者世帯比率 (世帯) (高齢者世帯比率) 647 862 957 1,067 648 930 927 1,043 1,116 1,480 1,543 1,496 2,411 3,272 3,427 3,606 26.8 26.3 27.9 29.6 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 0 2,000 4,000 6,000 平成12年 (2000年) 平成17年 (2005年) 平成22年 (2010年) 平成27年 (2015年) (世帯) (1人暮らし世帯比率)2
森町高齢者福祉計画の実施状況
森町高齢者福祉総合計画(森町高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画)の計画期間中(平 成27~29年度)に高齢者福祉計画として推進した施策・事業に関して、森町役場の各担当課の 自己評価による実施状況(進捗度)を5段階で評価した結果は下表のとおりです。 ■森町高齢者福祉総合計画の施策分類別進捗度 施策分類 事業・取組 の合計 実施状況※1(事業・取組数) 進捗度※2 (%) A B C D E 1 高齢者福祉事業の推進 12 8 4 0 0 0 91.7 2 地域生活支援体制等の整備 8 5 0 1 1 1 71.9 3 高齢者の積極的な社会参加 3 3 0 0 0 0 100.0 4 地域支援事業の推進と自立支援 21 9 4 6 1 1 72.6 計画全体 44 25 8 7 2 2 79.5 ※1:評価は、A:概ね達成、B:75%程度達成、C:50%程度達成、D:25%程度達成、E:未実施 ※2:進捗度は5段階評価のスコア(A:100%、B:75%、C:50%、D:25%、E:0%)による加重平均の値 実施状況をみると、合計事業のうちA評価及びB評価の合計が33事業で施策全体の約75%を 占めています。また、計画全体としての進捗度は79.5%となっており、D評価及びE評価(進 捗度25%以下の事業)が4事業あるものの、概ね計画は進捗できていると考えられます。 施策分類別にみると、「3 高齢者の積極的な社会参加」及び「1 高齢者福祉事業の推進」 の進捗度が高く、ともに90%を超えています。 一方、進捗度が最も低いのは、「2 地域生活支援体制等の整備」の71.9%となっています。 E評価の事業のうち、「町民参加による支え合いの仕組みづくりの検討」は福祉マイレージ に関連する事業で平成26年度に廃止となっています。また、「家族介護慰労事業」は事業対象 者がいなかったためE評価としています。3
第6期介護保険事業計画の実施状況
(1)被保険者と要介護認定者の推移
第1号被保険者数及び要介護認定者数は実績が計画を上回って推移しています。特に要介護 認定者数の伸びは第1号被保険者数の伸びを上回っており、第1号被保険者数に占める要介護 認定者数の割合(要介護認定率)も上昇しています。 ■第1号被保険者数の推移 ■要介護認定者数の推移 計画値 実績値※ 対計画比 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 第1号被保険者数(人) 5,506 5,498 5,493 5,587 5,647 5,686 101.5% 102.7% 103.5% 要介護認定者数(人) 1,058 1,057 1,077 1,104 1,161 1,207 104.3% 109.8% 112.1% 要介護認定率(%) 19.2 19.2 19.6 19.8 20.6 21.2 102.8% 106.9% 108.3% 5,506 5,587 5,498 5,647 5,493 5,686 101.5 102.7 103.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 0 2,000 4,000 6,000 8,000 平成27年度 平成28年度 平成29年度 計画 実績 計画比 (人) (対計画比) 1,058 1,115 1,057 1,172 1,077 1,218 103.5 108.8 110.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 0 400 800 1,200 1,600 平成27年度 平成28年度 平成29年度 計画 実績 計画比 (人) (対計画比)(2)要介護認定率と要介護度の推移
平成21年度以降の要介護認定率の推移は、平成26年度の19.5%から増加傾向がみられ、平成 29年度は21.2%となっています。 ■要介護認定者数の推移 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 要介護認定者数(人) 989 1,033 1,063 1,087 1,084 1,092 1,115 1,172 1,218 要支援1 122 125 123 118 129 112 128 148 169 要支援2 120 125 129 143 126 132 134 131 137 要介護1 223 228 219 230 210 225 211 234 270 要介護2 168 185 193 189 206 195 204 218 214 要介護3 129 133 135 150 146 145 158 162 155 要介護4 96 100 106 125 130 135 131 142 136 要介護5 131 137 158 132 137 148 149 137 137 要介護認定率(%) 18.5 19.4 19.6 19.9 19.5 19.5 19.6 20.6 21.2 ※平成 27 年度まで:介護保険事業状況報告年報、平成 28 年度以降:介護保険事業状況報告月報(各年9月) ※要介護認定率は第1号被保険者を対象として算出 122 125 123 118 129 112 128 148 169 120 125 129 143 126 132 134 131 137 223 228 219 230 210 225 211 234 270 168 185 193 189 206 195 204 218 214 129 133 135 150 146 145 158 162 155 96 100 106 125 130 135 131 142 136 131 137 158 132 137 148 149 137 137 989 1,033 1,063 1,087 1,084 1,092 1,115 1,172 1,218 18.5 19.4 19.6 19.9 19.5 19.5 19.6 20.6 21.2 0% 5% 10% 15% 20% 25% 0 400 800 1,200 1,600 平成 21年度 平成 22年度 平成 23年度 平成 24年度 平成 25年度 平成 26年度 平成 27年度 平成 28年度 平成 29年度 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 認定率 (人) (認定率)(3)介護保険サービス利用者数の推移
サービス別の利用人数を対計画比でみると、施設サービスでは介護老人福祉施設(特養)が 平成27年度、平成28年度ともに実績が計画を上回っています。 居住系サービスは、特定施設入居者生活介護は平成27年度の実績が計画を上回っていました が、平成28年度は計画を下回っています。 在宅サービスは、福祉用具貸与、福祉用具販売の実績が大きく伸びているほか、訪問介護、 通所リハビリテーション、介護予防支援・居宅介護支援で計画を上回る利用人数となっていま す。 ■介護保険サービス別利用人数 計画値(人) 実績値(人) 対計画比 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 施設サービス 2,292 2,292 2,292 2,315 2,375 101.0% 103.6% 介護老人福祉施設 1,200 1,200 1,200 1,244 1,259 103.7% 104.9% 介護老人保健施設 1,056 1,056 1,056 1,047 1,099 99.1% 104.1% 介護療養型医療施設 36 36 36 24 17 66.7% 47.2% 居住系サービス 1,212 1,296 1,404 1,242 1,177 102.5% 90.8% 特定施設入居者生活介護 552 624 684 598 563 108.3% 90.2% 認知症対応型共同生活介護 660 672 720 644 614 97.6% 91.4% 在宅サービス - - - - 訪問介護 2,268 2,208 1,716 2,310 2,480 101.9% 112.3% 訪問入浴介護 60 60 72 40 18 66.7% 30.0% 訪問看護 528 528 552 483 602 91.5% 114.0% 訪問リハビリテーション 0 0 0 8 24 - - 居宅療養管理指導 240 300 360 151 165 62.9% 55.0% 通所介護 3,720 3,540 2,484 3,618 3,480 97.3% 98.3% 地域密着型通所介護 - 408 444 - 323 - 79.2% 通所リハビリテーション 1,284 1,284 1,320 1,326 1,415 103.3% 110.2% 短期入所生活介護 444 456 504 381 345 85.8% 75.7% 短期入所療養介護(老健) 96 108 120 93 65 96.9% 60.2% 福祉用具貸与 2,856 2,928 3,072 3,277 3,734 114.7% 127.5% 特定福祉用具販売 55 54 53 78 64 141.8% 118.5% 住宅改修 44 43 43 46 36 104.5% 83.7% 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 0 0 0 20 56 - - 認知症対応型通所介護 180 180 180 174 204 96.7% 113.3%(4)介護保険サービス給付費の推移
サービス別の給付費を対計画比でみると、施設サービスでは介護老人福祉施設(特養)が平 成27年度、平成28年度ともに実績が計画を上回っています。 居住系サービスは、平成27年度は実績が計画を上回っていましたが、平成28年度は計画を下 回っています。 在宅サービスは、訪問看護が平成27年度に127.7%、平成28年度に151.2%と実績が大きく伸 びているほか、福祉用具貸与、福祉用具販売、介護予防支援・居宅介護支援で計画を上回って います。 ■介護保険サービス別給付費 計画値(人) 実績値(人) 対計画比 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 施設サービス 568,272 567,174 567,174 575,793 575,194 101.3% 101.4% 介護老人福祉施設 271,383 270,859 270,859 284,184 274,162 104.7% 101.2% 介護老人保健施設 284,422 283,872 283,872 282,871 295,308 99.5% 104.0% 介護療養型医療施設 12,467 12,443 12,443 8,738 5,724 70.1% 46.0% 居住系サービス 253,308 266,932 289,524 263,193 250,219 103.9% 93.7% 特定施設入居者生活介護 97,942 109,123 120,276 107,046 108,010 109.3% 99.0% 認知症対応型共同生活介護 155,366 157,809 169,248 156,148 142,208 100.5% 90.1% 在宅サービス 643,307 642,395 610,945 647,226 699,723 100.6% 108.9% 訪問介護 156,562 147,965 136,776 154,577 183,057 98.7% 123.7% 訪問入浴介護 2,807 2,856 3,334 2,967 758 105.7% 26.5% 訪問看護 15,401 15,454 16,651 19,664 23,371 127.7% 151.2% 訪問リハビリテーション 0 0 0 225 615 - - 居宅療養管理指導 2,401 2,984 3,608 1,352 1,529 56.3% 51.2% 通所介護 185,051 168,024 144,175 184,137 167,804 99.5% 99.9% 地域密着型通所介護 - 23,816 25,443 - 21,344 - 89.6% 通所リハビリテーション 87,825 86,429 86,751 91,854 98,326 104.6% 113.8% 短期入所生活介護 51,576 52,186 52,148 46,053 41,558 89.3% 79.6% 短期入所療養介護(老健) 8,177 9,741 11,773 6,850 4,121 83.8% 42.3% 福祉用具貸与 31,589 32,126 33,532 34,006 37,891 107.7% 117.9% 特定福祉用具販売 1,755 1,673 1,641 2,262 2,011 128.9% 120.2% 住宅改修 5,234 5,168 5,245 4,923 4,252 94.1% 82.3% 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 0 0 0 3,930 7,850 - - 認知症対応型通所介護 24,553 24,394 25,123 22,519 22,552 91.7% 92.4% 小規模多機能型居宅介護 0 0 0 0 179 - - 介護予防支援・居宅介護支援 70,376 69,579 64,745 71,908 82,505 102.2% 118.6% 合 計 1,464,887 1,476,501 1,467,643 1,486,212 1,525,136 101.5% 103.3% 資料:実績値/介護保険事業状況報告年報4
介護予防・日常生活圏域ニーズ調査結果
(1)調査の概要
第7期介護保険事業計画策定にあたって、要介護状態になる前の高齢者について、要介護状 態になるリスクの発生状況、社会参加の状況などを把握し、地域の抱える課題を特定すること を目的に、国の示す調査手法に基づき、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査を実施しました。 ■調査方法 対象者 65 歳以上の一般高齢者及び要支援認定者 抽出方法 無作為抽出 調査時期 平成 29 年6月~7月 調査方法 郵送法(郵送による配布・回収) ■配布数・回収率 配布数(票) 有効回収数(票) 有効回収率(%) 1,400 646 46.1(2)調査対象者の属性
調査対象者の属性は、男性が 40.7%、女性が 59.1%で、年齢は男女ともに「65~69 歳」が最 も多く、年齢が高くなるにつれて少なくなっています。 ≪調査対象者の性別≫ ≪調査対象者の年齢≫ 40.7 59.1 0.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=646) 男性 女性 無回答 29.3 24.3 19.0 14.4 10.6 2.3 25.4 19.1 19.1 18.1 13.1 5.2 0% 20% 40% 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90歳以上 男性(n=263)(3)家族や生活の状況
①家族構成
全体では、「夫婦2人暮らし(配偶者 65 歳以上)」が 39.8%で最も多く、次いで「1人暮らし」 が 26.8%で続いています。 介護認定別でみると、一般高齢者と比べて要支援認定者は「1人暮らし」が 46.6%と多くなっ ています。また、男女年齢階級別でみると、男性は年齢が高くなっても「1人暮らし」は 20%未 満ですが、女性は年齢とともに「1人暮らし」が多くなり、85 歳以上では 55.7%と非常に多く なっています。 26.8 20.2 46.6 10.6 15.9 17.6 21.8 43.7 55.7 39.8 45.9 21.7 51.1 54.5 50.0 50.0 21.1 7.1 4.2 5.0 1.9 11.3 1.1 2.9 2.4 3.5 16.1 15.3 18.6 13.5 17.0 14.7 10.6 23.2 20.0 11.1 12.2 7.5 11.3 10.2 11.8 14.1 5.6 14.3 2.0 1.4 3.7 2.1 1.1 2.9 1.2 2.8 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=646) 一般高齢者(n=484) 要支援認定者(n=161) 65~74歳(n=141) 75~84歳(n=88) 85歳以上(n=34) 65~74歳(n=170) 75~84歳(n=142) 85歳以上(n=70) 1人暮らし 夫婦2人暮らし(配偶者65歳以上) 夫婦2人暮らし(配偶者64歳以下) 息子・娘との2世帯その他
無回答
介 護 認 定 男 性 女 性②介護・介助の必要性と主な原因
一般高齢者は「現在、何らかの介護を受けている」は 3.9%ですが、要支援認定者は 32.9%で 「介護・介助は必要ない」(34.2%)とほぼ同じ割合となっています。 介護・介助が必要となった主な原因は、「骨折・転倒」(19.2%)、「高齢による衰弱」(18.5%) が上位回答となっています。 ≪介護・介助の必要性≫ ≪介護・介助が必要になった主な原因(複数回答)≫ 68.4 79.8 34.2 11.5 7.2 24.2 11.1 3.9 32.9 9.0 9.1 8.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=646) 一般高齢者(n=484) 要支援認定者(n=161) 介護・介助は必要ない 何らかの介護・介助は必要だが、現在は受けていない 現在、何らかの介護を受けている 無回答 介 護 認 定 19.2 18.5 14.4 13.0 12.3 12.3 11.0 8.9 5.5 5.5 3.4 2.1 1.4 0.7 0.0 15.1 0% 10% 20% 30% 骨折・転倒 高齢による衰弱 関節の病気(リウマチ等) 脳卒中(脳出血・脳梗塞等) 心臓病 糖尿病 その他 脊椎損傷 呼吸器の病気(肺気腫・肺炎等) 視覚・聴覚障害 認知症(アルツハイマー病等) 不明 がん(悪性新生物) 腎疾患(透析) パーキンソン病 無回答 全体(n=146)③BMI
身長と体重から算出したBMIをみると、男性で「低体重」に該当する人は年齢が高くなるに つれて若干増加していますが、女性は 65~74 歳で多くなっています。 「肥満」に該当する人は男女ともに 75~84 歳で多くなっています。④日常生活の動作について
生活機能全般に関する設問では、いずれの設問も 70%以上が「できるし、している」と回答し ています。一方、「できない」が最も多いのが「バスや電車を使って1人で外出している」で 11.8% となっています。 4.0 4.1 3.7 3.5 4.5 5.9 5.9 2.1 2.9 55.1 57.2 48.4 62.4 53.4 55.9 52.4 47.2 64.3 32.5 32.6 32.3 32.6 34.1 26.5 34.1 38.7 17.1 8.4 6.0 15.5 1.4 8.0 11.8 7.6 12.0 15.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=646) 一般高齢者(n=484) 要支援認定者(n=161) 65~74歳(n=141) 75~84歳(n=88) 85歳以上(n=34) 65~74歳(n=170) 75~84歳(n=142) 85歳以上(n=70)低体重
普通
肥満
無回答
介 護 認 定 男 性 女 性 72.3 77.9 70.9 78.3 75.9 78.6 13.0 13.2 18.9 15.5 15.3 19.8 11.8 6.7 8.2 4.5 7.3 1.5 2.9 2.3 2.0 1.7 1.5 0.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% バスや電車を使って 1人で外出している 自分で食品・日用品の 買い物をしている 自分で食事の 用意をしている 自分で請求書の 支払いをしている 自分で預貯金の 出し入れをしている 年金などの書類が書ける できるし、している できるけどしていない できない 無回答 (n=646)(4)健康について
①現在の健康状態
全体でみると、現在の健康状態は、「まあよい」が 64.2%を占めて最も多くなっています。 介護認定別でみると、要支援認定者は「まあよい」が 50.3%と少なく、「あまりよくない」が 39.8%で多くなっています。 男女年齢階級別でみると、男性は年齢が高くなるにつれて「とてもよい」、「まあよい」の割合 が少なくなっており、女性は 75~84 歳で「まあよい」が 51.4%と少なくなりますが、85 歳以上 は 72.9%と多くなっています。 10.2 13.2 1.2 13.5 10.2 0.0 12.9 10.6 1.4 64.2 68.8 50.3 69.5 60.2 61.8 69.4 51.4 72.9 21.4 15.3 39.8 13.5 26.1 35.3 14.7 32.4 18.6 2.8 1.9 5.6 2.1 3.4 2.9 1.2 4.2 4.3 1.4 0.8 3.1 1.4 0.0 0.0 1.8 1.4 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=646) 一般高齢者(n=484) 要支援認定者(n=161) 65~74歳(n=141) 75~84歳(n=88) 85歳以上(n=34) 65~74歳(n=170) 75~84歳(n=142) 85歳以上(n=70)とてもよい
まあよい
あまりよくない
よくない
無回答
介 護 認 定 男 性 女 性②治療中・後遺症のある病気【複数回答】
全体でみると、「高血圧」が 50.3%でほかを引き離して最も多くなっており、次いで「目の病 気」(23.2%)、「糖尿病」(16.3%)と続いています。 介護認定別でみても「高血圧」が最も多くなっていますが、要支援認定者は「目の病気」 (31.7%)、「筋骨格の病気(骨粗しょう症、関節症等)」(30.4%)も割合が多くなっています。 50.3 23.2 16.3 15.8 14.9 8.4 8.2 7.9 7.6 7.4 6.8 5.4 5.0 3.4 1.9 1.1 0.9 0.5 10.8 5.3 48.8 20.5 14.5 11.0 12.2 6.6 8.1 8.1 6.6 7.6 5.0 4.3 3.7 3.7 1.9 1.0 0.4 0.2 13.2 5.8 54.7 31.7 21.7 30.4 23.0 13.7 8.7 7.5 10.6 6.8 12.4 8.7 8.7 2.5 1.9 1.2 2.5 1.2 3.7 3.7 0% 20% 40% 60% 80% 高血圧 目の病気 糖尿病 筋骨格の病気(骨粗しょう症、関節症等) 心臓病 耳の病気 胃腸・肝臓・胆のうの病気 高脂血症(脂質異常) 腎臓・前立腺の病気 その他 呼吸器の病気(肺炎や気管支炎等) 脳卒中(脳出血・脳梗塞等) 外傷(転倒・骨折等) がん(新生物) 血液・免疫の病気 うつ病 認知症(アルツハイマー病等) パーキンソン病 ない 無回答 全体(n=646) 一般高齢者(n=484) 要支援認定者(n=161)(5)地域での生活について
①地域や自宅での生活を続けていくために必要な支援・サービス【複数回答】
「見守り、声かけ」が 45.4%で最も多く、次いで「配食(食事の提供)」(39.8%)、「移送サー ビス(介護・福祉タクシー等)」(37.8%)と続いています。②住環境づくりで必要なこと【複数回答】
「老人福祉施設(老人ホーム等)の増床」が 46.4%で最も多く、次いで「段差解消・手すり設 置など、高齢者、障がい者などのための住宅リフォーム支援」(34.1%)、「高齢者下宿などの見 守りや食事つきの高齢者向け住宅の確保」(32.5%)が続いています。 45.4 39.8 37.8 37.6 31.0 30.7 27.1 15.0 10.5 3.1 14.6 6.7 0% 20% 40% 60% 見守り、声かけ 配食(食事の提供) 移送サービス(介護・福祉タクシー等) 外出同行(通院、買い物など) 買い物(宅配は含まない) 掃除・洗濯 ゴミ出し 調理 サロンなどの定期的な通いの場 その他 特になし 無回答 全体(n=646) 46.4 34.1 32.5 22.0 21.7 18.1 17.8 11.5 9.3 8.2 2.0 12.7 13.3 0% 20% 40% 60% 老人福祉施設(老人ホーム等)の増床 段差解消・手すり設置など、高齢者、障がい者などのための住 宅リフォーム支援 高齢者下宿などの見守りや食事つきの高齢者向け住宅の確保 段差が無く手すりなどが設置された公営住宅の整備 高齢者、障がい者などに対する家賃助成 利便性の高いまちなか居住の推進 高齢者向け住宅・施設情報などの住宅情報の充実 住み替え・リフォームなど住宅に関する相談窓口の設置 住宅の耐震診断・補強に対する支援 高齢者の入居を拒まない民間賃貸住宅の確保 その他 特になし 無回答 全体(n=646)(6)森町の高齢者福祉について
①高齢者にとっての町の暮らしやすさ
全体でみると、「暮らしやすいと思う」(14.4%)、「どちらかといえばそう思う」(29.3%)の 合計は 43.7%となっており、要支援認定者でその割合は 50.9%と多くなっています。 男女年齢階級別に「暮らしやすいと思う」及び「どちらかといえばそう思う」の合計をみると、 男女間に大きな差異はみられませんが、年齢が高くなるにつれて多くなっています。 14.4 12.2 21.1 8.5 5.7 32.4 9.4 19.7 30.0 29.3 29.1 29.8 27.7 35.2 23.5 32.9 24.6 28.6 15.0 15.5 13.7 14.2 19.3 5.9 15.9 16.2 11.4 15.0 15.3 13.7 22.0 12.5 8.8 14.1 12.7 12.9 22.4 24.8 15.5 26.2 22.7 17.6 24.1 21.8 14.3 3.9 3.1 6.2 1.4 4.5 11.8 3.5 4.9 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=646) 一般高齢者(n=484) 要支援認定者(n=161) 65~74歳(n=141) 75~84歳(n=88) 85歳以上(n=34) 65~74歳(n=170) 75~84歳(n=142) 85歳以上(n=70)暮らしやすいと思う
どちらかといえばそう思う
どちらかといえばそう思わない
暮らしやすいとは思わない
わからない
無回答
介 護 認 定 男 性 女 性②高齢者施策として力を入れてほしい施策【複数回答】
全体でみると、「医療体制・訪問診療の充実」が 42.0%で最も多く、次いで「高齢者の外出を 支援する移動手段の確保」(34.5%)、「地域交通(バスなど)の利便性の向上」(25.9%)が続い ており、地域医療の充実及び外出支援が高齢者施策として求められていると考えられます 42.0 34.5 25.9 22.8 22.1 22.0 21.2 17.6 17.5 15.3 13.5 12.8 11.9 11.1 6.5 5.1 4.3 2.3 9.8 7.0 44.2 32.9 26.4 23.8 24.6 22.9 20.9 19.0 18.8 15.1 12.8 14.0 14.5 13.2 7.4 4.5 5.0 2.5 9.9 5.4 34.8 39.8 24.2 19.9 14.9 19.3 22.4 13.7 13.7 16.1 15.5 9.3 4.3 5.0 3.7 6.8 2.5 1.9 9.3 11.8 0% 20% 40% 60% 医療体制・訪問診療の充実 高齢者の外出を支援する移動手段の確保 地域交通(バスなど)の利便性の向上 介護保険サービスの提供体制の拡充 わかりやすい情報提供や相談窓口の充実 認知症などの人の生活を支える仕組みづくり 災害時の避難・誘導対策の推進 地域の見守り活動やふれあい活動の支援 健康づくりや介護予防の取り組みの充実 緊急通報システムなどの充実 安心して外出できる環境(広い歩道など)の整備 高齢者向け住宅の確保、住宅改修への支援 働く場の確保 趣味や学習活動、スポーツ活動の活性化 高齢者の権利を守る事業の充実 福祉に関する事業者、団体の活動の支援 ボランティアなどの社会参加活動の支援 その他 特にない 無回答 全体(n=646) 一般高齢者(n=484) 要支援認定者(n=161)5
在宅介護実態調査結果
(1)調査の概要
第7期介護保険事業計画策定にあたって、要介護認定者の適切な在宅生活の継続と家族等介 護者の就労継続の実現に向け、介護サービスの在り方を検討し、計画に反映させることを目的 として、国の示す調査手法に基づき、在宅介護実態調査を実施しました。 ■調査方法 対象者 要介護認定者及び介護者の家族(施設入所者は除く) 抽出方法 対象者全員 調査時期 平成 29 年6月~7月 調査方法 郵送法(郵送による配布・回収) ■配布数・回収率 配布数(票) 有効回収数(票) 有効回収率(%) 572 221 38.6(2)調査対象者の属性
調査対象者の属性は、男性が 31.7%、女性が 68.3%で、年齢は男性が「75~79 歳」及び「85 ~89 歳」、女性は「85~89 歳」が最も多くなっています。 ≪調査対象者の性別≫ ≪調査対象者の年齢≫ 31.7 68.3 0.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=221) 男性 女性 無回答 5.7 15.7 22.9 18.6 22.9 8.6 5.7 6.6 5.3 15.2 21.9 27.8 22.5 0.7 0% 10% 20% 30% 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90歳以上 無回答 男性(n=70) 女性(n=151)(3)調査対象者の状況
①家族等による介護の頻度
全体でみると、「ほぼ毎日ある」が 49.3%で最も多く、次いで「ない」(19.9%)、「週に1~2 日ある」(10.9%)と続いています。②主な介護者が行っている介護【複数回答】
「その他の家事(掃除、洗濯、買い物等)」が 73.5%で最も多く、次いで「食事の準備(調理 等)」(67.9%)、「外出の付き添い、送迎等」(67.3%)が続いています。 19.9 7.2 10.9 5.9 49.3 6.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=221)ない
家族・親族の介護はあるが、週に1日よりも少ない 週に1~2日ある 週に3~4日ある ほぼ毎日ある 無回答 73.5 67.9 67.3 62.3 45.7 27.8 24.1 22.2 21.0 18.5 17.9 17.3 14.2 12.3 4.3 0.6 3.1 0% 20% 40% 60% 80% その他の家事(掃除、洗濯、買い物 等) 食事の準備(調理等) 外出の付き添い、送迎等 金銭管理や生活面に必要な諸手続き 服薬 入浴・洗身 衣服の着脱 屋内の移乗・移動 身だしなみ(洗顔・歯磨き等) 認知症状への対応 食事の介助(食べる時) 日中の排泄 夜間の排泄 医療面での対応(経管栄養、ストーマ 等) その他 わからない 無回答 全体(n=162)(4)就労と介護の状況
①主な介護者の勤務形態
「働いていない」が 51.2%で最も多く、次いで「フルタイムで働いている」(22.2%)、「パー トタイムで働いている」(13.6%)が続いています。②介護のための離職の有無【複数回答】
「介護のために仕事を辞めた家族・親族はいない」が 59.3%で最も多く、「主な介護者が仕事 を辞めた(転職除く)」(8.6%)及び「主な介護者以外の家族・親族が仕事を辞めた(転職除く)」 (3.1%)の合計は 11.7%となっています。 22.2 13.6 51.2 2.5 10.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=162)フルタイムで働いている
パートタイムで働いている
働いていない
主な介護者に確認しないと、わからない
無回答
59.3 8.6 3.1 0.6 0.6 9.3 20.4 0% 20% 40% 60% 80% 介護のために仕事を辞めた家族・親族はいない 主な介護者が仕事を辞めた(転職除く) 主な介護者以外の家族・親族が仕事を辞めた(転職除く) 主な介護者が転職した 主な介護者以外の家族・親族が転職した わからない 無回答 全体(n=162)③主な介護者の就労継続可否
今後も就労を継続できると回答した人は 81.1%となっている一方、「続けていくのは、やや難 しい」(5.2%)及び「続けていくのは、かなり難しい」(6.9%)の合計 12.1%は就労の継続に難 しさを感じています。④在宅生活の継続のために充実が必要な支援・サービス【複数回答】
「特になし」が 33.9%で最も多くなっていますが、必要な支援・サービスの中では、「外出同 行(通院、買い物など)」(24.9%)、「移送サービス(介護・福祉タクシー等)」(21.3%)が上位 回答となっています。 19.0 62.1 5.2 6.9 0.0 6.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=58) 問題なく、続けていける 問題はあるが、何とか続けていける 続けていくのは、やや難しい 続けていくのは、かなり難しい 主な介護者に確認しないと、わからない 無回答 24.9 21.3 16.7 15.8 12.2 11.3 10.0 9.0 5.0 4.5 33.9 13.1 0% 20% 40% 外出同行(通院、買い物など) 移送サービス(介護・福祉タクシー等) 見守り、声かけ 掃除・洗濯 配食 ゴミ出し 調理 買い物(宅配は含まない) サロンなどの定期的な通いの場 その他 特になし 無回答 全体(n=221)(5)森町の高齢者福祉について
①今後どのような介護を希望するか
「介護保険制度で利用できるサービスを利用しながら、自宅で生活したい」が 66.1%を占めて おり、次いで「町内の福祉施設に入所したい」が 12.2%で続いています。②特に力を入れてほしい高齢者施策【複数回答】
「医療体制・訪問診療の充実」が 33.5%で最も多く、次いで「高齢者の外出を支援する移動手 段の確保」(28.1%)、「認知症などの人の生活を支える仕組みづくり」(26.2%)が続いています。 66.1 12.2 9.0 2.7 1.4 0.9 7.7 0% 20% 40% 60% 80% 介護保険制度で利用できるサービスを利用しながら、自 宅で生活したい 町内の福祉施設に入所したい わからない その他 町外の福祉施設に入所したい 町外の子どものいる場所に行きたい 無回答 全体(n=221) 33.5 28.1 26.2 24.9 23.5 19.9 19.5 19.0 15.4 13.1 13.1 10.0 8.1 8.1 5.0 5.0 4.5 2.7 10.0 10.0 0% 10% 20% 30% 40% 医療体制・訪問診療の充実 高齢者の外出を支援する移動手段の確保 認知症などの人の生活を支える仕組みづくり 災害時の避難・誘導対策の推進 介護保険サービスの提供体制の拡充 わかりやすい情報提供や相談窓口の充実 地域交通(バスなど)の利便性の向上 緊急通報システムなどの充実 健康づくりや介護予防の取り組みの充実 高齢者向け住宅の確保、住宅改修への支援 安心して外出できる環境(広い歩道など)の整備 地域の見守り活動やふれあい活動の支援 高齢者の権利を守る事業の充実 福祉に関する事業者、団体の活動の支援 趣味や学習活動、スポーツ活動の活性化 ボランティアなどの社会参加活動の支援 働く場の確保 その他 特にない 無回答 全体(n=221)③高齢者にとっての町の暮らしやすさ
「暮らしやすいと思う」(20.8%)、「どちらかといえばそう思う」(26.7%)の合計 47.5%が暮 らしやすいと回答しています。 男女別に「暮らしやすいと思う」及び「どちらかといえばそう思う」の合計をみると、女性の 方がわずかに暮らしやすいと回答した人の割合が多くなっています。 要介護度別でみると、要介護 1~2 の「暮らしやすいと思う」及び「どちらかといえばそう思 う」の合計 50.6%に対して、要介護 3~5 は 38.2%と少なくなっています。 20.8 20.0 21.2 21.7 18.2 26.7 25.7 27.2 28.9 20.0 13.6 11.4 14.6 12.7 16.4 12.7 14.3 11.9 12.7 12.7 21.3 25.7 19.2 21.1 21.8 5.0 2.9 6.0 3.0 10.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体(n=221) 男性(n=70) 女性(n=151) 要介護1~2(n=166) 要介護3~5(n=55) 暮らしやすいと思う どちらかといえばそう思う どちらかといえばそう思わない 暮らしやすいとは思わない わからない 無回答 要 介 護 度 性 別6
制度改正の状況
(1)自立支援・重度化防止に向けた保険者機能の強化等の取組の推進
保険者である市町村においては、高齢者の自立支援・重度化防止に向けて取り組む仕組みが 制度化されます。 「見える化」システム等の国から提供されたデータをもとに課題分析を行い、自立支援・ 重度化防止に向けた取組内容と目標を介護保険事業計画に記載。 都道府県による市町村に対する支援事業の創設 財政的インセンティブ付与の規定の整備 ■「保険者機能の強化」によるインセンティブ付与までの流れ 出典:地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律のポイント(厚生労働省) また、保険者機能の強化に関連して、下記についても取組が進められます。 地域包括支援センターの機能強化(市町村による評価の義務づけ等) 居宅サービス事業者の指定等に対する保険者の関与強化(小規模多機能等を普及させる 観点からの指定拒否の仕組み等の導入) 認知症施策の推進(新オレンジプランの推進)(2)医療・介護連携推進等
「日常的な医学管理が必要な重介護者の受け入れ」や「看取り・ターミナル」等の機能と、 「生活施設」としての機能とを兼ね備えた、新たな介護保険施設「介護医療院」が創設されま す。 これに伴い、現行の介護療養病床の経過措置期間については、6年間延長(平成36年3月31 日まで)することとされました。 また、高度急性期から在宅医療・介護までの一連的なサービス提供体制の一体的な確保を図 るため、北海道が作成する第7次医療計画、第7期介護保険事業支援計画との整合性をこれま で以上に確保することが必要となり、医療・介護の連携に関し、北海道による町に対する必要 な情報の提供その他の支援が行われます。 ■新たな介護保険施設の概要 名 称 介護医療院 ※ただし、病院又は診療所から新施設に転換した場合には、転換前の病院 又は診療所の名称を引き続き使用できることとする。 機 能 要介護者に対し、「長期療養のための医療」と「日常生活上の世話(介護)」 を一体的に提供 ※介護保険法上の介護保険施設だが、医療法上は医療提供施設として法的 に位置づけられる。 開設主体 地方公共団体、医療法人、社会福祉法人などの非営利法人等(3)地域共生社会の実現に向けた取組の推進等
①「我が事・丸ごと」の地域づくり・包括的な支援体制の整備
地域福祉の推進の理念として、支援を必要とする住民(世帯)が抱える多様で複合的な地 域生活課題について、住民や福祉関係者による把握及び関係機関との連携等による解決が図 られることを目指す旨が明記されました。 また、地域福祉の推進理念を実現するため、市町村が以下の包括的な支援体制づくりに努 める旨が規定されました。 地域住民の地域福祉活動への参加を促進するための環境整備 分野を超えて地域生活課題について総合的に相談に応じ、関係機関と連絡調整等を行う 体制(市町村社協、地域包括支援センター、相談支援事業所等)②新たに共生型サービスを位置づけ
高齢者と障がい児者が同一の事業所でサービスを受けやすくするため、介護保険と障がい 福祉両方の制度に新たに共生型サービスが位置づけられました。 ■新たな共生型サービスのイメージ 出典:地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律のポイント(厚生労働省)(4)現役世代並みの所得のある人の利用者負担割合の見直し
世代間・世代内の公平性を確保しつつ、制度の持続可能性を高める観点から、現行2割負担 者のうち特に所得の高い層(年金収入等340万円以上)の負担割合が3割となります。(ただし、 月額44,400円の負担の上限あり)(5)介護納付金における総報酬割の導入
現行では、各医療保険者は、介護納付金を2号被保険者である「加入者数に応じて負担」し ていますが、これを被用者保険間では「標準報酬総額に応じた負担」となります。(激変緩和 の観点から段階的に導入) ■総報酬割の導入のイメージ 出典:地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律のポイント(厚生労働省)(6)その他の取組、課題等について
今般の介護保険法等の一部改正以外の対応をもって、今後対応や引き続きの検討が予定され ている主な事項としては、以下のとおりです。①軽度者への支援の在り方
軽度者に対する訪問介護における生活援助やその他の給付の「介護予防・日常生活支援総 合事業」への移行については、平成26年介護保険法改正による介護予防訪問介護と介護予防 通所介護の移行や、「多様な主体(介護サービス事業者や介護労働者以外の主体)」による「多 様なサービス」の展開を着実に進め、事業の把握・検証を行った上で、引き続き関係審議会 等において検討し、その結果に基づき必要な措置を講ずることとなっています。②福祉用具・住宅改修に関する見直し
福祉用具貸与について、現状では価格の設定が事業者の裁量によることから、非常に高価 な価格請求が行われている等の問題が存在することを踏まえ、全ての福祉用具貸与の全国平 均貸与価格を公表する仕組みを国が構築します。 住宅改修については、価格の設定が事業者の裁量によるほか、事業者により技術・施工水 準のバラツキが大きい等の課題があることから、住宅改修の見積書類の様式(改修内容、材 料費、施工費等の内訳が明確に把握できるもの)を国が示すことを検討しています。第
3
章
計画の基本的な考え方
1
基本方針
1人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯の増加、さらには認知症高齢者の増加が見込まれるこ となどから、高齢者が可能な限り住み慣れた地域でその有する能力に応じた自立した日常生活 を営むことができるよう、高齢者のニーズに応じて、医療、介護、予防、住まい及び自立した 日常生活の支援が包括的に確保される体制を構築します。 また、自立した日常生活の支援、要介護状態などの予防・軽減・悪化防止、介護給付などの 適正化への取組を重点的に推進していきます。2
基本目標
高齢者の尊厳を支えるケアを実現するため、後期高齢者が急速に増加する平成37年度(2025 年度)までの間に、地域の実情に応じた地域包括ケアシステムを構築することを目標として、 介護給付等対象サービスの充実を図るとともに、在宅医療・介護連携の推進、認知症施策や生 活支援サービスの充実など、体制の構築に向けた方策に取り組みます。 このため、第6期以降の介護保険事業計画を地域包括ケア計画として位置づけ、平成37年度 までの各計画期間を通じて地域包括支援システムを段階的に構築することとし、第7期の位置 づけ及び第7期に目指すべき姿を具体的に明らかにしながら目標を設定し取組を進めます。3
日常生活圏域の設定
高齢者が、要介護状態となっても住み慣れた地域で生活を続けることができるよう、必要な サービスが継続的かつ包括的に提供できるエリアとして、町の面積、高齢者人口等を勘案し、 町内を1つの日常生活圏域として設定しています。4
施策体系
高 齢 者 福 祉 サ ー ビ ス の 整 備 1 高齢者福祉施策の推進 (1)在宅サービス ①外出支援サービス事業(福祉有償運送) ②外出支援サービス事業(福祉タクシー) ③軽度生活援助事業 ④生きがい活動支援通所事業(生きがいデイサービス事業) ⑤外出支援サービス事業(生きがい活動支援通所事業) ⑥高齢者の生きがいと健康づくり ⑦「食」の自立支援事業 ⑧介護サービス利用者負担軽減事業 (2)施設サービス ①養護老人ホーム ②軽費老人ホーム(ケアハウス) ③有料老人ホーム ④サービス付き高齢者向け住宅 2 地域生活支援体制等の整備 (1)地域包括ケア体制の構築 (2)在宅福祉ネットワーク活動推進事業 (3)ボランティアセンターの活動推進 (4)ボランティアの育成と活動支援 (5)ふれあいサロン事業の推進 (6)緊急体制整備事業 (7)救急医療情報キット配布事業 (8)介護保険事業者等の支援 (9)介護・福祉人材確保事業 高 齢 者 の 社 会 参 加 と 安 心 ・ 安 全 3 高齢者の積極的な社会参加 (1)高齢者の学習機会の提供 (2)高齢者の就労対策 (3)高齢者入浴料金助成事業 4 高齢者の安全で快適な生活の確保 (1)高齢者にやさしいまちづくりの推進 ①外出しやすい道路・公園の整備 ②利用しやすい公共施設の整備 (2)防災・防犯対策の充実 ①防災体制の充実 ②防犯対策の充実 (3)ごみ収集体制の充実 ①高齢者世帯等ふれあい収集事業 ②森町粗大ごみ戸別収集事業 介 護 サ ー ビ ス と 介 5 地域支援事業の推進と自立支援 (1)介護予防・日常生活支援総合事業の推進 ①介護予防・生活支援サービス事業 ②一般介護予防事業 (2)包括的支援事業 ①地域包括支援センターの運営 ②地域ケア会議の推進 ③在宅医療・介護の連携推進 ④認知症施策の推進 ⑤生活支援体制の整備第
4
章
高齢者福祉施策の推進
1
高齢者福祉事業の推進
(1)在宅サービス
①外出支援サービス事業(福祉有償運送)
利用者の居宅と在宅福祉サービスを提供する事業所間等の送迎を実施し、公共交通機関を 利用できない移動制約者の利用に供し在宅生活の継続を可能としてきました。 福祉有償運送等の運送サービスにより要介護者等の通院時の送迎が可能となり、一般のタ クシー料金の半額以下で運営されています。町内では2事業者が実施しており、町としても 運営協議会を開催し事業の継続が可能となるよう進めています。 また、町ではさらに低所得利用者を対象とした、利用料金の一部を助成しています。 【実績】 事 業 名 単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 外出支援サービス事業 (福祉有償運送) 事業所数(事業所) 2 2 2 2 2 2 利用延人数(人) 500 500 298 562 654 600②外出支援サービス事業(福祉タクシー)
満80歳以上の高齢者を対象に社会参加や通院等のため、タクシー料金等助成券(年12,000 円)を支給して高齢者の経済的負担の軽減を図っています。特に、昨今の買い物環境の悪化 等による、タクシー等の交通機関の需要が増えているため、助成制度の維持を図っています。 今後も高齢者の通院・買い物・社会参加等への足の確保のため、満80歳以上の高齢者(町 民税非課税者)を対象として、タクシー料金等助成券交付の継続を図ります。 【実績】 事 業 名 単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 外出支援サービス事業 (福祉タクシー) 利用者数(人) 490 760 950 860 875 880③軽度生活援助事業
在宅の1人暮らし高齢者等の自立した生活の継続を可能にするため、森町シルバー人材セ ンターへ委託し、日常生活上の軽作業や冬期間における除雪等(月5回まで)の援助を行っ ています。これまで利用者数は堅調な推移となっており、今後も伸びることが見込まれるた め、事業継続に向けて、森町シルバー人材センターの会員確保等を推進していきます。 【実績】 事 業 名 単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 軽度生活援助事業 実人数(人) 108 99 100 112 125 130 利用延人数(人) 317 355 397 415 470 480④生きがい活動支援通所事業(生きがいデイサービス事業)
介護保険の対象とならない1人暮らし高齢者等に対し、日常動作訓練、レクリエーション、 給食、入浴などのサービス提供を行っています。 通所してサービスを受けることで、体力の維持、食事や不安となる入浴の援助、また人と の交流による孤立感の解消などにより、自立生活維持の支援となっています。 今後も、高齢者が健康で自立した生活を維持していくため、生きがい活動支援通所事業を 継続して実施していきます。 【実績】 事 業 名 単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 生きがい活動支援 通所事業 (生きがいデイサービス事業) 実人数(人) 50 51 24 19 19 20 利用延人数(人) 681 606 553 512 440 450⑤外出支援サービス事業(生きがい活動支援通所事業)
公共交通機関を利用できない在宅福祉サービス利用者のために、居宅と在宅福祉サービス 事業所間等の送迎を実施する事業です。 利用者数は減少傾向にありますが、生きがい活動支援通所事業の利用促進を図るため、今 後も事業の継続を図っていきます。 【実績】 事 業 名 単位 平成 平成 平成 平成 平成 平成⑥高齢者の生きがいと健康づくり
高齢者の生きがい・健康づくりを促すため、各種スポーツ大会の実施や、社会参加の一環 として「花壇整備事業」等の取組を森町老人クラブ連合会に委託して実施しています。 今後も高齢者の生きがい・健康づくりを促すため、森町老人クラブ連合会に委託し各種ス ポーツ大会の実施や、花壇整備・料理教室等高齢者自らの計画・運営により実施していきま す。⑦「食」の自立支援事業
在宅で調理が困難な高齢者等が健康で自立した生活を送ることができるよう配食サービ ス等の「食」にかかわるサービスを「食」の自立の観点から十分なアセスメントを行った上 で提供しています。 また、配達時における利用者の安否確認を行い、緊急時における連絡にも対応をしていき ます。 【実績】 事 業 名 単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 「食」の自立支援事業 実人数(人) 127 123 111 106 108 110 配食数(食) 13,256 13,784 12,981 12,916 11,726 11,750⑧介護サービス利用者負担軽減事業
社会福祉法人又は町が経営する特別養護老人ホームに入居又は通所している低所得者の 介護保険サービスに係る利用者負担額(食費・居住費)の軽減制度を実施している施設に対 し、町より補助金を交付して低所得利用者の負担軽減対策を図っています。 今後も制度の改正等に則した内容で、町より補助金を交付して低所得利用者の負担軽減対 策を図ります。(2)施設サービス
①養護老人ホーム
管内市町村で共同設置した「好日園」(七飯町)を養護老人ホームとして主に利用してい ますが、近隣市町村の養護老人ホームは満所状態であることが多く、入所希望に応えきれな いことがあります。 今後とも「好日園」の森町枠を活用しながら、入所措置基準に該当した入所希望の需要に 応じられるよう努めていきます。【実績】 事 業 名 単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 養護老人ホーム 措置者数(人) 2 2 3 3 7 7
②軽費老人ホーム(ケアハウス)
本町の軽費老人ホーム「ケアハウス青雲の森」は満床利用が続いており、平成29年8月現 在、本町の町民は55名が入所しています。 今後も、施設との連携を図りながら、より良い介護サービスの提供に向けて運営を継続し ていきます。 【実績】 事 業 名 単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 軽費老人ホーム (ケアハウス) 利用者数(人) 70 70 70 70 70 70③有料老人ホーム
平成19年度に整備された「特定施設入居者生活介護施設豊生園」(50床)に加え、平成28 年度には「有料老人ホームあんず」(21床)が町内に整備されました。 施設との連携を図りながら、今後も施設サービスの継続に努めていきます。④サービス付き高齢者向け住宅
平成28年度に「サービス付高齢者住宅道南森ロイヤルあじさいの里」(20床)が町内に整 備されました。 施設との連携を図りながら、今後も施設サービスの継続に努めていきます。2
地域生活支援体制等の整備
(1)地域包括ケア体制の構築
地域包括ケアとは、地域住民が住み慣れた地域で安心して尊厳あるその人らしい生活を継続 することができるように、介護保険制度による公的サービスのみならず、その他のフォーマル やインフォーマルな多様な社会資源を本人が活用できるように、包括的・継続的に支援するこ とです。その構築が市町村の責務として求められています。 地域包括ケアシステムの実現に向けて、町内のサービス資源を充実化していくとともに、地 域包括ケア会議等を通じて、介護サービス事業所や医療関係者など多職種にわたる関係機関の 連携を強化し、密接な連携を行うことができるネットワークを充実させていきます。(2)在宅福祉ネットワーク活動推進事業
森町社会福祉協議会を中心に各町内会や関係団体の協力の下、70歳以上の独居高齢者や高齢 者夫婦のみの世帯、障がいを持っている等のために支援や見守りが必要な方へ見守りや声かけ を中心として行う「小地域ネットワーク活動」事業への助成を実施してきました。 各町内会の活動状況は、年4回発行している社協広報にて紹介し、事業の啓発啓蒙にも取り 組んでいます。 また、小地域ネットワーク活動を推進し活動できる方を町内会より選出し、「福祉委員」と して町内会と社協の連名で委嘱をしており、現在、小地域ネットワーク活動をしている36町内 会のうち18町内会から福祉委員を選出しています。 在宅福祉ネットワーク活動推進事業は広く周知されている状況にあるものの、活動を推進す る人材が減少してきていることが課題となっています。 今後は、福祉委員の選出に向けた働きかけを継続していくとともに、福祉委員に対して情報 共有や新たな活動構築のきっかけづくりとして研修や交流機会の提供を検討してきます。(3)ボランティアセンターの活動推進
本町では、ボランティアセンターを森町社会福祉協議会内に設置し、ボランティアに関す る地域住民の理解と関心を深め組織的な活動の育成等を行っています。また、ボランティア センターは平成23年度に発足した森町介護福祉施設連絡協議会とも連携を図りながら各施 設とボランティア団体等との橋渡しの役目も担っており、施設からの多様なボランティア要 請に対応しています。 ボランティアセンターの活動は地元に定着してきており、地元ボランティアが中心となっ て毎年開催されている障がい者との交流イベント「ふれあいの森」は参加者が100名を超え今後は、ボランティア団体や個人ボランティアの活動をさらに促進するため、それぞれの 活動内容や活動可能な日程等を周知する仕組みづくりに取り組むなど、より柔軟な対応がで きるボランティアセンターの運営に努めていきます。
(4)ボランティアの育成と活動支援
本町では、中高生を対象とした「森町中高生ボランティアスクール」を毎年1回実施し、 ボランティア活動の啓発・育成を行っています。先生、生徒への活動周知も進んでおり、毎 回30名程度の中高生が「森町中高生ボランティアスクール」参加しています。 高齢者を含めた一般の方を対象としたボランティア入門講座は現在開催されていません が、地域におけるボランティアの人材育成・増員を図るため、今後は「森町中高生ボランテ ィアスクール」の実施継続と併せて、ボランティア入門講座の再実施を検討していきます。(5)ふれあいサロン事業の推進
平成18年度に整備された森町交流支援センターは、地域で高齢者や障がい者や子どもたちが 気軽に集い歓談できる場所(サロン)として町民の交流の場となっています。現在、森町交流 支援センターはサロンスペースとして広く町民に周知されており、年間4千人以上の人に利用 されています。 また、平成23年度より「森町公民館」や「さわやかセンター砂原」において月1回、ボラン ティアの方々がふれあいサロン事業を行っており、参加者数は増加傾向となっています。 今後も、これまで通りふれあいサロン事業を継続していくほか、より身近な場所で気軽に参 加できるサロンの場づくりの検討を進め、1人でも多くの高齢者や障がい者等の引きこもり防 止や外出機会の確保を図っていきます。(6)緊急体制整備事業
健康に不安を抱えた1人暮らし高齢者等の緊急事態に対応できるよう、近隣の緊急連絡員や 民生委員の協力を得ながら緊急通報装置を設置しています。 今後も健康に不安を抱えた1人暮らし高齢者等の緊急事態に対応できるよう、機器の購入及 び再利用や緊急通報装置の老朽更新等への対応等を行いながら、体制の整備に努めていきます。【実績】 事 業 名 単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 緊急体制整備事業 設置台数(台) 97 108 102 97 91 96