第4章 高齢者福祉施策の推進
5 地域支援事業の推進と自立支援
(1)介護予防・日常生活支援総合事業の推進
①介護予防・生活支援サービス事業
②一般介護予防事業
(2)包括的支援事業
①地域包括支援センターの運営
②地域ケア会議の推進
③在宅医療・介護の連携推進
④認知症施策の推進
⑤生活支援体制の整備
第 4 章 高齢者福祉施策の推進
1 高齢者福祉事業の推進
(1)在宅サービス
①外出支援サービス事業(福祉有償運送)
利用者の居宅と在宅福祉サービスを提供する事業所間等の送迎を実施し、公共交通機関を 利用できない移動制約者の利用に供し在宅生活の継続を可能としてきました。
福祉有償運送等の運送サービスにより要介護者等の通院時の送迎が可能となり、一般のタ クシー料金の半額以下で運営されています。町内では2事業者が実施しており、町としても 運営協議会を開催し事業の継続が可能となるよう進めています。
また、町ではさらに低所得利用者を対象とした、利用料金の一部を助成しています。
【実績】
事 業 名 単位 平成
24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度 外出支援サービス事業
(福祉有償運送)
事業所数(事業所) 2 2 2 2 2 2
利用延人数(人) 500 500 298 562 654 600
②外出支援サービス事業(福祉タクシー)
満80歳以上の高齢者を対象に社会参加や通院等のため、タクシー料金等助成券(年12,000 円)を支給して高齢者の経済的負担の軽減を図っています。特に、昨今の買い物環境の悪化 等による、タクシー等の交通機関の需要が増えているため、助成制度の維持を図っています。
今後も高齢者の通院・買い物・社会参加等への足の確保のため、満80歳以上の高齢者(町 民税非課税者)を対象として、タクシー料金等助成券交付の継続を図ります。
【実績】
事 業 名 単位 平成
24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度 外出支援サービス事業
(福祉タクシー) 利用者数(人) 490 760 950 860 875 880
③軽度生活援助事業
在宅の1人暮らし高齢者等の自立した生活の継続を可能にするため、森町シルバー人材セ ンターへ委託し、日常生活上の軽作業や冬期間における除雪等(月5回まで)の援助を行っ ています。これまで利用者数は堅調な推移となっており、今後も伸びることが見込まれるた め、事業継続に向けて、森町シルバー人材センターの会員確保等を推進していきます。
【実績】
事 業 名 単位 平成
24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度 軽度生活援助事業
実人数(人) 108 99 100 112 125 130 利用延人数(人) 317 355 397 415 470 480
④生きがい活動支援通所事業(生きがいデイサービス事業)
介護保険の対象とならない1人暮らし高齢者等に対し、日常動作訓練、レクリエーション、
給食、入浴などのサービス提供を行っています。
通所してサービスを受けることで、体力の維持、食事や不安となる入浴の援助、また人と の交流による孤立感の解消などにより、自立生活維持の支援となっています。
今後も、高齢者が健康で自立した生活を維持していくため、生きがい活動支援通所事業を 継続して実施していきます。
【実績】
事 業 名 単位 平成
24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度 生きがい活動支援
通所事業 (生きがいデイサービス事業)
実人数(人) 50 51 24 19 19 20
利用延人数(人) 681 606 553 512 440 450
⑤外出支援サービス事業(生きがい活動支援通所事業)
公共交通機関を利用できない在宅福祉サービス利用者のために、居宅と在宅福祉サービス 事業所間等の送迎を実施する事業です。
利用者数は減少傾向にありますが、生きがい活動支援通所事業の利用促進を図るため、今 後も事業の継続を図っていきます。
【実績】
事 業 名 単位 平成 平成 平成 平成 平成 平成
⑥高齢者の生きがいと健康づくり
高齢者の生きがい・健康づくりを促すため、各種スポーツ大会の実施や、社会参加の一環 として「花壇整備事業」等の取組を森町老人クラブ連合会に委託して実施しています。
今後も高齢者の生きがい・健康づくりを促すため、森町老人クラブ連合会に委託し各種ス ポーツ大会の実施や、花壇整備・料理教室等高齢者自らの計画・運営により実施していきま す。
⑦「食」の自立支援事業
在宅で調理が困難な高齢者等が健康で自立した生活を送ることができるよう配食サービ ス等の「食」にかかわるサービスを「食」の自立の観点から十分なアセスメントを行った上 で提供しています。
また、配達時における利用者の安否確認を行い、緊急時における連絡にも対応をしていき ます。
【実績】
事 業 名 単位 平成
24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
「食」の自立支援事業
実人数(人) 127 123 111 106 108 110 配食数(食) 13,256 13,784 12,981 12,916 11,726 11,750
⑧介護サービス利用者負担軽減事業
社会福祉法人又は町が経営する特別養護老人ホームに入居又は通所している低所得者の 介護保険サービスに係る利用者負担額(食費・居住費)の軽減制度を実施している施設に対 し、町より補助金を交付して低所得利用者の負担軽減対策を図っています。
今後も制度の改正等に則した内容で、町より補助金を交付して低所得利用者の負担軽減対 策を図ります。
(2)施設サービス
①養護老人ホーム
管内市町村で共同設置した「好日園」(七飯町)を養護老人ホームとして主に利用してい ますが、近隣市町村の養護老人ホームは満所状態であることが多く、入所希望に応えきれな いことがあります。
今後とも「好日園」の森町枠を活用しながら、入所措置基準に該当した入所希望の需要に 応じられるよう努めていきます。
【実績】
事 業 名 単位 平成
24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
養護老人ホーム 措置者数(人) 2 2 3 3 7 7
②軽費老人ホーム(ケアハウス)
本町の軽費老人ホーム「ケアハウス青雲の森」は満床利用が続いており、平成29年8月現 在、本町の町民は55名が入所しています。
今後も、施設との連携を図りながら、より良い介護サービスの提供に向けて運営を継続し ていきます。
【実績】
事 業 名 単位 平成
24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度 軽費老人ホーム
(ケアハウス) 利用者数(人) 70 70 70 70 70 70
③有料老人ホーム
平成19年度に整備された「特定施設入居者生活介護施設豊生園」(50床)に加え、平成28 年度には「有料老人ホームあんず」(21床)が町内に整備されました。
施設との連携を図りながら、今後も施設サービスの継続に努めていきます。
④サービス付き高齢者向け住宅
平成28年度に「サービス付高齢者住宅道南森ロイヤルあじさいの里」(20床)が町内に整 備されました。
施設との連携を図りながら、今後も施設サービスの継続に努めていきます。
2 地域生活支援体制等の整備
(1)地域包括ケア体制の構築
地域包括ケアとは、地域住民が住み慣れた地域で安心して尊厳あるその人らしい生活を継続 することができるように、介護保険制度による公的サービスのみならず、その他のフォーマル やインフォーマルな多様な社会資源を本人が活用できるように、包括的・継続的に支援するこ とです。その構築が市町村の責務として求められています。
地域包括ケアシステムの実現に向けて、町内のサービス資源を充実化していくとともに、地 域包括ケア会議等を通じて、介護サービス事業所や医療関係者など多職種にわたる関係機関の 連携を強化し、密接な連携を行うことができるネットワークを充実させていきます。
(2)在宅福祉ネットワーク活動推進事業
森町社会福祉協議会を中心に各町内会や関係団体の協力の下、70歳以上の独居高齢者や高齢 者夫婦のみの世帯、障がいを持っている等のために支援や見守りが必要な方へ見守りや声かけ を中心として行う「小地域ネットワーク活動」事業への助成を実施してきました。
各町内会の活動状況は、年4回発行している社協広報にて紹介し、事業の啓発啓蒙にも取り 組んでいます。
また、小地域ネットワーク活動を推進し活動できる方を町内会より選出し、「福祉委員」と して町内会と社協の連名で委嘱をしており、現在、小地域ネットワーク活動をしている36町内 会のうち18町内会から福祉委員を選出しています。
在宅福祉ネットワーク活動推進事業は広く周知されている状況にあるものの、活動を推進す る人材が減少してきていることが課題となっています。
今後は、福祉委員の選出に向けた働きかけを継続していくとともに、福祉委員に対して情報 共有や新たな活動構築のきっかけづくりとして研修や交流機会の提供を検討してきます。
(3)ボランティアセンターの活動推進
本町では、ボランティアセンターを森町社会福祉協議会内に設置し、ボランティアに関す る地域住民の理解と関心を深め組織的な活動の育成等を行っています。また、ボランティア センターは平成23年度に発足した森町介護福祉施設連絡協議会とも連携を図りながら各施 設とボランティア団体等との橋渡しの役目も担っており、施設からの多様なボランティア要 請に対応しています。
ボランティアセンターの活動は地元に定着してきており、地元ボランティアが中心となっ て毎年開催されている障がい者との交流イベント「ふれあいの森」は参加者が100名を超え