JAMP MSDSplus 作成マニュアル
(Ver.4.0対応)
第1.00版 2012.4.2
富士通株式会社
【お願い】 本資料は富士通グループのお取引先内でのみ、 且つ当社グループ向けの調査回答品にのみ利用可能です。目次
1. 回答作成手順
・・・ 2
2. ツールの起動
・・・ 3
3. 一般情報の入力
・・・ 6
4. 成分表の入力
・・・ 9
5. 依頼者情報の入力
・・・13
6. エラーチェック
・・・14
7. XMLファイルの作成
・・・16
8. 動作設定(任意)
・・・19
9. (ご参考)各種シートのボタン機能
・・・ 20
10. (ご参考)MSDSplus入力支援ツールの取得方法
・・・ 23
1. 回答作成手順
本ツールを利用して回答作業を行う手順を以下に示します。
① ツールの起動 ② 一般情報シートの入力 ③ 成分表シートの入力 回答ツールの終了 ⑤ エラーチェック JAMP MSDSplus ツールを起動します 製品情報、会社情報を入力します 製品中の管理対象物質情報を入力します 入力内容のチェックをします ④ 依頼者情報シートの入力 依頼者に関する情報を入力します ⑥ XMLの生成 XMLを生成します2. [手順①] ツールの起動 1/3
2-1 JAMPホームページより、 MSDSplus入力支援ツール(以降、「ツール」と略す)をダウンロードし、 任意のフォルダに保存して下さい。 詳細は9項のMSDSplus入力支援ツールの取得方法(23ページ)をご参照下さい。 注) JAMP MSDSplus は繰り返し使用できますので調査依頼の度に入手する必要は ありませんが、予告なしにバージョンアップを行う場合があります。JAMPのホーム ページを定期的にチェックして、常に最新版を使用するようにして下さい。 2-2 ツールを起動して下さい。 a. 本ツールはMicrosoft Excel のマクロ機能により動作するため、マクロの実行を有効化す る必要があります。有効化の方法はExcel のバージョンによって異なります。 (4ページ、5ページ参照) b. 外部リストの状態により、以下のダイアログが表示されます。外部リストが最新版でない 場合には、JAMPのサイトから最新版をダウンロードして下さい。ツールと同じフォルダに配 置してから、再度ツールを起動して下さい。 または2. [手順①] ツールの起動 2/3
<Excel2002, 2003の場合> ① Excelのメニューの[ツール(T)]→メニュー[マクロ(M)]→メニュー[セキュリティ(S)]→ [セキュリティレベル]ページで、レベルを「中」に設定し、ツールを起動して下さい。 ② Excelから最初に出てくる画面で、[マクロを有効にする]ボタンをクリックして下さい。 c. ツールを起動すると最初に[説明]シートが表示されます。注意事項等が記載されています ので、初めにお読みください。特に、Excel 2002 SP3以降の環境でないと動作しません。 d. 言語を切り替えたい場合には、ツール内の[動作設定]シートで設定して下さい。 マクロの有効化2. [手順①] ツールの起動 3/3
① 画面上部のメニューの下に、「セキュリティ の警告」が表示されるので、[オプション] をクリック ② [このコンテンツを有効にする]をクリック ③ [OK]ボタンをクリック <Excel2007の場合> 2 3 ① 画面上部のメニューの下に、 「セキュリティの警告」が表示 されるので、 [コンテンツの 有効化]をクリック 1 <Excel2010の場合> 13. [手順②] 一般情報の入力 1/3
3-1 [一般情報]シートを選択します 3-2 MSDSplusに関する情報を入力します *印のある欄は必須入力 初版時記入不要 改訂済の場合に入力必須 (1以外) 初版時記入不要 改訂した最新の年月日を入力 最初に記入する年月日を入力 [一般情報を初期化]ボタンをク リックすると自動的に当日の年月 日が入力される3. [手順②]一般情報の入力 2/3
3-3 製品情報、発行者会社情報を入力します *印のある欄は必須入力
[ひな型から読出]ボタンをクリックすると、「動作設定」シートで 設定した発行者会社情報を読み出すことができます
3. [手順②]一般情報の入力 3/3
3-4 製品中の管理対象物質情報の選択、管理対象基準の制定・改訂を入力します。 管理対象基準の制定・改訂のデフォルトは、読込んだ物質リストの制定改訂年月日が 記載されています。 *印のある欄は必須入力
4. [手順③] 成分表の入力 1/4
4-2 物質名を入力します 2 1 4-1 [成分表]シートを選択します ① 入力するセルを選択 ② [物質選択]ボタンをクリック (次ページの物質選択ダイログが表示)4. [手順③] 成分表の入力 2/4
4-3 物質名を検索します ① CAS番号を入力 (CAS番号から検索する場合) ② [CASで検索]ボタンをクリック -検索された該当の物質を確認- ③ [選択]ボタンをクリック 1 2 3 ※報告物質検索画面の機能詳細は、次ページ参照 検索すると、該当の物質が選択されます1 2 3 4 ①:物質表示絞り込み リストに表示する物質を該当法令の条件によって絞込みます (複数指定可能)。特定する該当法令にチェックを付けて [絞込み]ボタンをクリックします。 [解除]ボタンをクリックすると、リストが元の状態に戻ります。 ②: 検索 画面内のリストに表示されている中から、指定文字列に該当 する物質を検索します。 テキストボックスに物質名やCAS番号を入力します。 部分一致か完全一致を選択し、該当する検索ボタン(CASで 検索等)をクリックします。 検索ボタンを続けてクリックすると、その条件に合致する次の 物質にフォーカスが移ります。 ③: 並べ替え リストの表示内容を物質の英名またはCAS番号順に並び替え ます。(通常検索時はCAS番号順です) ④: 選択 画面中央のリストから物質を選択すると、画面下に詳細が 表示されます。内容を確認して[選択]ボタンで成分表に 入力されます。 4-4 報告物質検索画面の機能説明
4. [手順③] 成分表の入力 3/4
4-5 物質選択を行うと、管理対象基準欄に、該当フラグが自動入力されます。
4. [手順③]成分表の入力 4/4
① 最大含有率(wt%)を半角英数にて入力 ② 続けて物質情報を入力する場合は4-3~4-4の手順で入力 2 1 物質画面で選択後、自動入力5. [手順④] 依頼者情報の入力
5-1 [依頼者情報シート]を選択します。 5-2 [会社名]欄に依頼者会社名、[依頼者型番1]欄に富士通物品番号、[依頼者備考1]欄に 富士通調査依頼IDを入力してください。 フォーマットでは任意となっておりますが、富士通への回答の際は入力必須項目とします。 富士通物品番号を入力 (入力必須) 富士通調査依頼IDを入力 (入力必須) 依頼者会社名を入力 (入力必須) [ひな型から読出]ボタンをクリックすると、「動作設定」シートで設定した6. [手順⑤]エラーチェック 1/2
6-1 [成分表]シートを選択します
6. [手順⑤]エラーチェック 2/2
6-3 エラーがある場合は、エラーメッセージの後に[レポート]シートが表示されますので、 内容を確認して修正して下さい。
7. [手順⑥]XMLファイルの生成 1/3
7-1 [成分表]シートを選択します
7. [手順⑥]XMLファイルの生成 2/3
エラーなし エラーあり 「いいえ」選択 「はい」選択 出力中止 保存 7-3 [XML出力]ボタンをクリッククリックすると、下図の保存先ファイルの指定画面が 表示されます。 ボタンを保存先を指定してXMLを出力すると完了メッセージが表示されます7. [手順⑥]XMLファイルの生成 3/3
[XML一時保存]ボタンは、入力内容をXMLファイルとして一時保存する時に使用 します。 XML出力時と異なり、エラーチェックは行われません。 ファイル名は以下のようになります。 正式版のMSDSplus :「MSDSp4_{出力日付}_{発行者型番}.xml」 エラーを含むMSDSplus:「MSDSp4_Error_{出力日付}_{発行者型番}.xml」 7-4 出力ファイル名は以下のようになります ファイル名は以下のようになります 一時保存のMSDSplus:「MSDSp4_Temp_{出力日付}_{発行者型番}.xml」 注)正式版のMSDSplusのファイル名は変更しないで下さい8. 動作設定(任意)
5-1 [依頼者情報シート]を選択します。 5-2 お使いの環境で、より便利に操作できるように、以下の設定をすることができます A.起動時の設定 B.発行者会社情報ひな形 C.依頼者会社情報ひな形 現在のツールの状態を保存したい場合、[設定を保存]ボタンをクリックすると、入力 内容および設定内容が保存されます9. (ご参考) 各シートのボタン機能 1/3
① XML読込ボタン 既存のMSDSplusを読込む時に使用します [XML読込]ボタンをクリックすると、読込対象のMSDSplusを選択するダイアログ が表示されます ダイアログの中で読込むMSDSplusを指定して下さい ② 一般情報初期化ボタン 成分表の入力をすべてクリアする場合に使用します 入力途中で初期化すると元に戻すことができません ③ 印刷ボタン MSDSplusを印刷する場合に使用します [印刷]ボタンをクリックすると、[印刷]シートが追加されます Excelの印刷機能で出力して下さい 9-1 [一般情報]シートのボタン機能 2 3 1
9. (ご参考) 各シートのボタン機能 2/3
① 成分表初期化ボタン 成分表の入力をすべてクリアできます ② 選択行削除ボタン 選択した行が削除されます ③ 物質情報更新ボタン 使用している外部リストの内容に更新することができます ボタンをクリックすると確認ダイアログが表示されます 「はい」を選択した場合には次ページの情報が更新されます 9-2 [成分表]シートのボタン機能 2 3 19. (ご参考) 各シートのボタン機能 1/3
一般情報シート「使用書式」がVer.4.0に更新されます 一般情報シート「物質リスト」のバージョン番号が、現在使用している外部 リストと同じ数字に更新されます 一般情報シート「GADSL」および「JIG」が、「対象とする」に更新されます (旧版の場合) 成分表シートの該当フラグが、すべて現在使用している外部リストの内容に 基づき、上書き更新されます10. (ご参考)MSDSplus入力支援ツールの取得方法 1/4
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JAMP HP: http://www.jamp-info.com/
日本語版ツール等:日本語サイトに掲載 英語&中国語版ツール等:日本語と英語サイトに掲載① JAMP HPのトップページの「ダウンロード」をクリックします
② 「MSDSplus」を選択します
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③ 必要な資料名をクリックします。MSDSplus入力支援ツールが必要な場合は
「JAMP MSDSplus Ver.4.00」を選択します
(※2012/1/12時点)10. (ご参考)MSDSplus入力支援ツールの取得方法 2/4
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