財団法人 道路システム高度化推進機構
Road System
Enhancement
第45号
2012.7
第45号
●第34回理事会及び第33回評議員会並びに第35回臨時理事会の開催
●役員挨拶
●第12回セットアップ事業者連絡会総会の開催
● ETC 運用連絡会議総会の開催
● ORSE 業務データの概要
1.第 34 回理事会及び第 33 回評議員会 平成 24 年 5 月 31 日(木)午後 2 時から第 34 回理事会が、5 月 30 日(水)午後 2 時から第 33 回評議員会が、 当機構の会議室において開催されました。 理事会では渡辺理事長が、評議員会では泊評議員が議長を務め、平成 23 年度事業報告書案及び平成 23 年度決算書案の審議が行われ、それぞれ原案どおり議決並びに同意されました。また、理事及び監 事並びに評議員の任期が 5 月 31 日をもって満了することに伴い、理事会において評議員を選出し、評議 員会において理事及び監事の選任案が原案どおり議決され、国土交通大臣の承認を受けて選任すること となりました。 評議員名簿(平成 24 年 6 月 1 日現在) 再 / 新任 氏 名 再 / 新任 氏 名 新 任 片 桐 勇一郎 再 任 高 田 義 幸 再 任 小 野 史 郎 〃 平 井 敏 文 新 任 鷲 見 公 一 〃 芝 利 弘 再 任 横 地 一 彦 新 任 荒 本 和 彦 〃 松 岡 義 久 再 任 渡 辺 文 夫 新 任 山 下 秀 二 〃 長 澤 小太郎 再 任 佐 藤 暢 晃 新 任 縣 清 〃 蟇 田 栄 再 任 加 藤 誠 司 新 任 柴 田 直 紀 〃 本 多 均 再 任 島 貫 和 久 〃 泊 三 夫第 34 回理事会及び第 33 回評議員会並びに第 35 回臨時理事会の開催
第 34 回理事会及び第 33 回評議員会並びに第 35 回臨時理事会の開催
2.第 35 回臨時理事会 理事及び監事の選任案が申請どおり国土交通大臣の承認を受けたことに伴い、平成 24 年 6 月 25 日(月) 午後 2 時から第 35 回臨時理事会が当機構の会議室において開催されました。 渡辺理事長が議長を務め、理事長、常務理事の互選について審議の結果、原案どおり議決されました。 理事及び監事名簿(平成 24 年 6 月 25 日現在) 再 / 新 任 役 員 区 分 氏 名 再 任 理 事 長 渡 辺 捷 昭 〃 常 務 理 事 石 原 孝 新 任 〃 秋 山 由 和 再 任 〃 尾 田 至 〃 理 事 真 崎 俊 雄 新 任 〃 若 林 宏 之 再 任 〃 岩 波 利 光 〃 〃 四 方 進 新 任 〃 渡 辺 芳 治 〃 〃 柳 瀬 明 典 再 任 〃 名 尾 良 泰 〃 〃 湛 久 徳 再 任 監 事 賀 来 敏 〃 〃 浜 口 強 新 任 〃 鈴 木 正 俊
村岡前専務理事退任のご挨拶
6 月 25 日をもって、専務理事の職を辞し、財団法人道路システム高 度化推進機構(ORSE)を去るにあたりまして、ご挨拶を兼ねて感謝の 言葉を申し上げます。 私が ORSE に参りましたのは、平成 17 年 10 月であり、3 代目の専 務理事として、ETC が大きく羽ばたくことが出来ようとした時期で もありました。 平成 18 年 2 月に ETC セットアップ 1,000 万台達成記念懇談会が諸先 輩をお招きして実施できたのをはじめとして、その後も、様々な難問・難関が待ち受けておりました が、皆様の必死のご努力もあり、6 年 9 ケ月後の平成 24 年 6 月には 4,900 万台を超える状況に至りました。 これも一重に、ORSE の歴代の職員の皆様のご努力の結果であり、心からお礼を申し上げますとともに、 国土交通省、有料道路事業者をはじめ、関係団体、関係民間企業他の皆様のご理解とご指導のお陰であ り、この様な ETC の進展の時期を ORSE とともに過ごすことができたことは誠にありがたく、心より お礼申し上げます。引き続き関係各位の ETC 等へのご支援・ご鞭撻お願い申し上げて、お礼のご挨拶 といたします。役 員 挨 拶
役 員 挨 拶
【前専務理事】村岡憲司秋山常務理事就任のご挨拶
この度、6 月 25 日付けで薄井さんの後任として、企画調査担当の常 務理事に就任いたしました秋山由和でございます。これから、どうぞ よろしくお願い申し上げます。 私の経歴としましては、1975 年にトヨタ自動車工業(当時)に入社 以来、総合企画室、開発企画室、情報通信部、IT・ITS 企画部などに おいて、主に、ITS、情報通信、カーエレクトロニクス分野の企画、 開発、調査、および渉外に関する仕事を経験してまいりました。なか でも、ETC に関しましては、1994 年頃からノンストップ自動料金収受システムの共同研究や ETC カー ド決済の検討等の業務にたずさわらせていただきました。 ETC は、今日、車載器の新規セットアップ件数が累計 3,800 万件を超え、利用率も 87%に達しました。 これからも、確実で安定した社会インフラとして ETC の円滑な運用と更なる普及を目指し、ユーザーの 利便性や快適性の一層の向上を図るべく、サービスの高度化を進めるために精一杯の努力をしてまいり たいと思っております。皆様のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 【常務理事】秋山由和第 12 回セットアップ事業者連絡会総会の開催
第 12 回セットアップ事業者連絡会総会の開催
第 12 回セットアップ事業者連絡会総会が 5 月 23 日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門ホテルに て開催されました。総会には、48セットアップ事業者(約70名)が参加された他、来賓として国土交通省様、 東日本高速道路株式会社様、中日本高速道路株式会社様、西日本高速道路株式会社様、首都高速道路株 式会社様、阪神高速道路株式会社様、本州四国連絡高速道路株式会社様、一般社団法人 ITS サービス推 進機構様にご出席をいただきました。 総会のはじめに重山代表幹事(㈱オートバックスセブン)の挨拶が行われ、「昨年は ITS スポットサービ スの運用が開始されるなど日本のITSが新たな段階に入りつつあることを強く実感する年であったが、セッ トアップ事業者においても、この日本の ITS を支える ETC システムの一端に参画していることに、大きな責任とやりがいを感じている。また ETC が日本の高速道路において、なくてはならない極めて重 要な社会インフラとなっている中、我々セットアップ事業者連絡会の活動や役割も、従来の普及促進活動、 業務効率改善活動だけではなく、ETC システムの適正な利用推進を実施していく必要がある。」との発 言がありました。続いて、各分科会から平成 23 年度の活動報告と平成 24 年度の活動課題の発表が行わ れました。 【平成 23 年度の主な活動実績】 業務改善分科会 ①業務効率化に向けての改善(「ETC セットアップ管理 / 情報サイト」の機能追加) 業務用販売書類発注のWeb化、認証キー(eToken)証明書の更新確認、事業者メー ルアドレスの複数登録、セットアップ店ログイン用パスワードリマインダー機 能等 ②徳島地区タウンミーティングの開催(平成23年11月2日) CS 分科会 ①セットアップ店スタッフなどへの各種 ETC 関連情報の提供 ② ETC の適正運用(再セットアップ未実施対応)を目的とした各種情報提供など 「ETC 安心ガイドブック」(スタッフ用)改訂版や「ETC 取付けガイドライン」 の制作協力とセットアップ店への配布。道路事業者と連携した再セットアップ 周知活動の実施。 【平成 24 年度の活動課題】 業務改善分科会 ①「ETC セットアップ管理 / 情報サイト」を活用した業務改善の推進 ②タウンミーティングの実施など CS 分科会 ①道路会社と連携した再セットアップ未了車両抑制策の実施 ② DSRC の本格普及に向け店頭での適切な情報提供や販促活動の支援を通じセッ トアップ拡大に繋げていく 分科会活動の報告に続き、来賓を代表して国土交通省高速道路課川原室長よりご挨拶をいただき、 「ITS の広範囲かつ高度な利用を推進していくため、また今後一層の利用者サービス向上のためにセット アップ事業者の皆様に協力をお願いしたい」とのご発言がありました。続いて各高速道路事業者様からは、 各社の ETC 利用状況報告と再セットアップ未了車両への対応状況などが紹介されました。 ORSEより、昨年度は東日本大震災などの影響により秋口までは厳しい状況が続いたものの、セットアッ プ事業者様のご協力により総セットアップ件数は523万件とほぼ平年並みの件数が達成できたこと、また、 本年 4 月 7 日には累計 4,800 万件を突破したことを報告しました。また、セットアップ料金低減策として 現在実施中の「ETC 普及促進キャンペーン」について、本年度下期より、キャンペーン内容の見直しを行 い継続実施する予定であり、正式展開は 7 月下旬頃に発表することをご説明し、セットアップ事業者様 のご理解とご協力をお願いしました。 また、一般社団法人ITSサービス推進機構様より、平成23年度のDSRCセットアップ事業者、セットアッ プ店登録実績、セットアップ実績及び普及促進活動報告が行われました。 質疑応答では、会場の出席者より分科会の活動報告に対する質問や、再セットアップ未実施車両に対 しては、ETCゲート通過時に警告メッセージが表示されるような対策を求める意見が出されました。また、
ETC 運用連絡会議※の総会が 5 月 14 日(月)に開催され、国土交通省、高速道路会社を含め 80 人以 上が参加しました。 総会は、国土交通省が座長を務め、高速道路会社から最近の ETC 利用状況、そして各分科会から平 成 23 年度活動報告と平成 24 年度活動計画が報告されました。 【各分科会の平成 23 年度の主な活動】 普及分科会 ・国や道路事業者が発信する ETC に関する各種施策について「ETC 総合情報ポー タルサイト」等を活用してタイムリーに利用者への周知を実施。 ・セットアップ事業者連絡会と共同で「ETC 安心ガイドブック(スタッフ用 ETC 解 説書)」を改訂し関係者へ配布。 ・「ETC 割引ガイドブック」を改訂しセットアップ店を通じて一般利用者へ配布。 併せ ETC 総合情報ポータルサイトからも展開。 ・ETC に関する問い合わせ対応でのたらい回し減少を目指して「ETC に関する問 合せ対応 基本的な Q&A 集」を作成しメンバー各社の問い合わせ窓口関係者へ 配布。 技術検討分科会 ・新しい車載器指示情報に対応可能とするため、路側機から未定義の情報コード が指示された場合の通知の標準化について検討し、JEITA へ「ETC 車載器標準 仕様書」の改訂案の作成を依頼。 ・セットアップ事業者連絡会と共同で「ETC 車載器取付けガイドライン」を改訂し 関係者へ配布。 相互接続性分科会 ・路車間の初期通信を利用して、ETC レーンでのエラーの発生時刻と場所を車載 器で確認するための技術的可能性の整理を実施。 ・ARIB-T55 相当の試験項目を削除した「相互接続性試験要領書」について検討し、 改訂案を作成。 【各分科会の平成 24 年度の主な活動計画】 普及分科会 ・国や道路事業者の発信する ETC に関する各種施策の周知について協力して広報 展開。 ・「ETC 割引ガイドブック」「ETC 安心ガイドブック」等、利用者の立場に立った広 報展開。 ・H23 年度に作成した「ETC に関する問い合わせ対応 基本的な Q&A 集」をブラッ シュアップ。
ETC 運用連絡会議総会の開催
ETC 運用連絡会議総会の開催
DSRC の普及促進のためには、お客様にわかりやすい名称の統一化や一般道を含めたインフラの一層の 整備を求める発言もありました。 最後に、平成24年度のセットアップ事業者連絡会幹事の選任が行われ、立候補した9事業者(㈱オートバッ クスセブン、㈱コシダテック、㈱シーケー販売、㈱デンソー、トヨタ自動車㈱、日本自動車整備商工組 合連合会、パナソニックカーエレクトロニクス㈱、三菱重工業㈱、矢崎総業㈱)が選任されました。 総会後に開催された懇談会では、出席者同士による情報交換や意見交換が今回も活発に行われました。項 目 2012 年 6 月末現在 セットアップ件数(累計) 49,405,846 (505,392) セットアップ事業者数 396 (29) セットアップ登録店 26,687 (1,815) 車SAM用鍵発行件数(累計) 43,116,945 ETCカード用鍵発行件数(累計) 103,765,940 ◆その他、有料道路事業者等に料金徴収設備用鍵発行 *下段( )内数は、二輪分(併用店は四輪、二輪両方 に計上) *本数値にはモニター等 35,996 件含む 第40号より、セットアップ店数は、「契約手続完了件数」から、ORSE ホーム ページ掲載の集計に倣い、「ホームページ掲載店数」に変更しました。 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 26,300 26,350 26,400 26,450 26,500 26,550 26,600 26,650 26,700 26,750 2011/6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2012/1月 2月 3月 4月 5月 6月 セットアップ完了件数と セットアップ登録店数推移グラフ セットアップ件数(月計) セットアップ店数(累計) 技術検討分科会 ・新しい車載器指示情報も含め、その他対応すべきヒューマンマシンインターフェー スの標準化を検討し、JEITA からの「ETC 車載器標準仕様書」(案)を受けて改訂。 ・新規開発 IC カードの確認スキームを検討。 相互接続性分科会 ・試験機の改修に合わせ、「相互接続性試験要領書」の改訂案を作成。 ※ ETC 運用連絡会議 ETC の運用に対する安全性の確保、利便性の向上及び普及促進を目的として、国土交通省、有料道 路事業者、車載器メーカ、自動車メーカ、クレジットカード会社、カードベンダ、車載器 SAM メーカ及 び関連法人から構成される会議体。