建設業を取り巻く環境
工事不足は深刻化しており、建設業者の統廃合も活発化している中、
「選ばれる企業」となる事が生き残りをかけた最重要課題といえる。
「選ばれる企業」の指標となるものが経営事項審査であり、この評点
はインターネット等にて公開されている事から、建設業者は軽視する
ことは出来ず、経営事項審査の評点を上げる事が重要な「生き残り策
」となっている。
(*インターネット上にて経営状況・完工高をはじめ、各種指標が確認できる)工事数の減少による売り上げ減少
(→建設業者の統廃合)経営事項審査
(企業公開格付) *公共工事の入札条件は 勿論の事民間工事でも 元請業者が下請業者を 選ぶ指標ともなる。経営事項審査
(企業公開格付) *公共工事の入札条件は 勿論の事民間工事でも 元請業者が下請業者を 選ぶ指標ともなる。ISO認証取得
*東京都は公開格付でのポイント化を実施。 滋賀県、埼玉県、沖縄県、神奈川県等でも 導入入されており、今後全国へ波及する ものと思われる。建設会社は二極化の道へ
労働環境問題
・技術者の高齢化 ・労災事故多発 ①【経審とは】
国土交通省または都道府県知事が建設業者に対して行う審査。当該審査は規 模、経営状況等、建設業者の経営に関する客観的事項について行われる。 公共工事の場合、国民の税金で運営されていることから、民間工事以上に適 正な施工の確保や他の条件が要求されている。つまり、建設業者が公共工事 を請け負う場合、一定の技術者や財務基盤、工事実績等の要件(資格)を満 たしているかを客観的に判断しようとする仕組みが必要となる。 その仕組みこそが経営事項審査(略称『経審』)である。【経審とは】
国土交通省または都道府県知事が建設業者に対して行う審査。当該審査は規 模、経営状況等、建設業者の経営に関する客観的事項について行われる。 公共工事の場合、国民の税金で運営されていることから、民間工事以上に適 正な施工の確保や他の条件が要求されている。つまり、建設業者が公共工事 を請け負う場合、一定の技術者や財務基盤、工事実績等の要件(資格)を満 たしているかを客観的に判断しようとする仕組みが必要となる。 その仕組みこそが経営事項審査(略称『経審』)である。【いつ始まったか】
経営事項審査制度の前身である「工事施工能力審査」が、最初に導入された のは昭和25年のことで既に50年近い歴史を持ち、資格審査において重要 な役割を果たすものとして定着している。 その後、昭和36年の建設業法の改正により経営事項審査制度が法制化され 従来の施行能力に偏重した審査から、技術力、経営状況など建設業者として の総合力を重視する「経営事項審査」へと転換した。いわば、建設業者の通 信簿ともいえるものである。【いつ始まったか】
経営事項審査制度の前身である「工事施工能力審査」が、最初に導入された のは昭和25年のことで既に50年近い歴史を持ち、資格審査において重要 な役割を果たすものとして定着している。 その後、昭和36年の建設業法の改正により経営事項審査制度が法制化され 従来の施行能力に偏重した審査から、技術力、経営状況など建設業者として の総合力を重視する「経営事項審査」へと転換した。いわば、建設業者の通 信簿ともいえるものである。【どこが審査するのか】
国土交通大臣から許可を受けている業者は国土交通大臣が、都道府県で許可 を受けている業者は都道府県知事が経営事項審査の審査権限者となる。 ただし、申請の窓口はいずれも都道府県の建設担当課(部署の名称は各都道 府県により異なる)となる。 経営事項審査の審査項目は5項目に大別され、このうちのひとつ「経営状況 」の審査項目は、その内容が専門的な財務諸表の分析が中心となること等か ら、国土交通大臣の登録を受けた分析機関で実施している。
【どこが審査するのか】
国土交通大臣から許可を受けている業者は国土交通大臣が、都道府県で許可 を受けている業者は都道府県知事が経営事項審査の審査権限者となる。 ただし、申請の窓口はいずれも都道府県の建設担当課(部署の名称は各都道 府県により異なる)となる。 経営事項審査の審査項目は5項目に大別され、このうちのひとつ「経営状況 」の審査項目は、その内容が専門的な財務諸表の分析が中心となること等か ら、国土交通大臣の登録を受けた分析機関で実施している。
【公共工事以外での利用は】
経審は公的な審査ということで、民間工事の発注者の中にも建設業者を選定 する際に、経審の結果通知の提示を要求することがある。逆に民間工事の受 注に際して自社を売り込むために、営業の一環として積極的に経審結果通知 書を利用している業者もある。【公共工事以外での利用は】
経審は公的な審査ということで、民間工事の発注者の中にも建設業者を選定 する際に、経審の結果通知の提示を要求することがある。逆に民間工事の受 注に際して自社を売り込むために、営業の一環として積極的に経審結果通知 書を利用している業者もある。経営事項審査(以後 経審)について
②(参考)経審受審企業数
客観的事項
客観的事項
経
経
審
審
-決算終了後に申請-
主観的事項
主観的事項
過去の工事実績
過去の工事実績
ISO認証取得等
ISO認証取得等
経審の目的
◆公共工事を直接請負う建設業許可業者のランク付け
(経審を受審していない場合、公共工事入札には参加できない)
◆公共工事を直接請負う建設業許可業者のランク付け
(経審を受審していない場合、公共工事入札には参加できない)
点数による建設業の格付け
点数による建設業の格付け
請負可能な公共工事に制限
請負可能な公共工事に制限
④経審の手続き
1
1
企業は毎年、決算終了後に登録経営状況分析機関 ((財)建設業情報管理センターなど)へ決算書等を提出する。 企業は毎年、決算終了後に登録経営状況分析機関 ((財)建設業情報管理センターなど)へ決算書等を提出する。2
2
「経営状況分析」の通知書が企業へ送付される。 「経営状況分析」の通知書が企業へ送付される。3
3
企業は上記2の通知書と必要書類を持参し、所定の日に 各都道府県の審査を受ける。 企業は上記2の通知書と必要書類を持参し、所定の日に 各都道府県の審査を受ける。4
4
「経営事項結果通知書」が企業へ送付される。 (上記3の1~2ケ月後) 「経営事項結果通知書」が企業へ送付される。 (上記3の1~2ケ月後)5
5
経審の点数等をもとに、格付けが2年に1回(あるいは都道府県によっては毎年)行なわれる。経審の点数等をもとに、格付けが2年に1回(あるいは都道府県によっては毎年)行なわれる。 ⑤経審の仕組み
完成工事高
(X1)
技術力
(Z)
自己資本・職員
(X2)
経営状況
(Y)
その他社会性
(W)
※詳細は次ページ評価項目
評価項目
×0.25 ×0.25 ×0.15 ×0.20 ×0.15ウェイト付け
ウェイト付け
評点分布幅
評点分布幅
0~1,750
0~1,593 454~2,280 450~2,366 390~2,268評点
915
715
710
776
780
ウエイト付後228.75
178.75
106.50
155.20
117.00
ある会社の例 (建築一式)総合評点(P)
279~2,082点
総合評点(P)
総合評点(P)
279~2,082点
786
786.2
合算
⑥経審-その他社会性(W)
その
他
社
会
性
(合
計
1
7
5
点
)
その
他
社
会
性
(合
計
1
7
5
点
)
労働福祉の状況
(45点)
※詳細は次ページ
労働福祉の状況
(45点)
※詳細は次ページ
防災協定締結の有無
(15点)
防災協定締結の有無
防災協定締結の有無
(15点)
(15点)
営業年数
(60点)
営業年数
営業年数
(60点)
(60点)
経理の状況
(30点)
経理の状況
(30点)
(30点)
⑦研究開発の状況
(25点)
研究開発の状況
(25点)
法令順守状況
(-30点)
法令順守状況
法令順守状況
(-30点)
(-30点)
よってW項目は
最高1750点
最低0点
となります。
よってW項目は
最高1750点
最低0点
となります。
点数
175Wの評点
1750Wの評点算出方法
左の項目ごとに合計した 点数を10倍にします。×10
=
<計算例>
※最低0点経審-その他社会性(W)-労働福祉の充実
労働福祉
の
状
況(
4
5
点満点)
労働福祉
の
状
況(
4
5
点満点)
法定外労災保険への加入
(15点)
法定外労災保険への加入
法定外労災保険への加入
(15点)
(15点)
退職金一時金制度の採用
(15点)
退職金一時金制度の採用
退職金一時金制度の採用
(15点)
(15点)
企業年金制度の採用
(15点)
企業年金制度の採用
企業年金制度の採用
(15点)
(15点)
建設業退職金共済への加入
(15点)
建設業退職金共済への加入
建設業退職金共済への加入
(15点)
(15点)
全ての工事を対象
全ての工事を対象
死亡~
後遺障害1~7級
死亡~
後遺障害1~7級
業務災害と通勤災害
のいずれも対象
業務災害と通勤災害
のいずれも対象
下請負人担保
下請負人担保
⑧ もし く は法定外労災加入の効果
総合評点(P)を約23点アップさせることが可能
総合評点(P)を
約23点
アップさせることが可能
対策前
対策後
W評点算出方法に ついては7p参照点数
175
W評点
1750
「労働福祉 の状況」 法定外 労災保険 加入加入
総合評点(P)約
23点
23
22.5点 (150点×15%※) ※15%(ウェイト付け)に ついては6p参照 1600 16045点
↑
30点
⑨ その他 社会性等 (175点) 労働福祉の状況 営業年数 防災協定締結の有無 法令順守状況 45点 法定外労災保険 退職一時金制度 企業年金制度 建設業退職金 共済組合 未加入 未加入 導入済 導入済60点
60点
15点
15点
点
点
30点
30点
経理の状況30点
30点
60点 15点 ー30点 30点 研究開発の状況 25点25点
25点
150点UP160点
160点
http://www.ciic.or.jp/keisin/keyac.html
※経審データブックCD-ROM版でも 入手可能(18,900円)