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中堅中小企業向け秘密保持マニュアル

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(1)

誰でもわかる!

経済産業省

(2)

本書は、取引・連携で知的財産を守るためのポイントをまとめたものです。

別冊で契約書・誓約書の参考文例集がありますので、ご参照ください。

全文を下記URLからダウンロードできます。

http://www.meti.go.jp/policy/local_economy/downloadfiles/Business_environmen t_prom_div/CLUSTER.html * 経済産業省のトップページの〔Contents〕で「地域産業経済」の枠内「産業クラ スター計画」をクリックしてください。

(3)

目 次

I.

はじめに ∼本書のねらい∼ ... 1 II. 本書のポイント ... 2 III. 場面別 知的財産への対処法 ... 3 1. 他社と取引・連携を開始する前 ... 3 2. 仕事を受注する時 ... 7 3. 製造委託(外注)する時・仕入れる時 ... 9 4. 他社と共同研究開発をする時 ... 11 5. 産学(官)共同研究開発をする時・大学に研究を委託する時 ... 13 (1) 大学と共同研究開発をする時・大学に研究を委託する時 ... 13 (2) 産学官共同研究プロジェクトに参加する時 ... 14 IV. 番外編:知的財産への上手な対処法 ... 17 1. 従業員による秘密保持 ... 17 2. 既存の取引先に対する交渉術 ... 19 3. 専門家に早めに必ず相談 ... 19 V. 相談窓口 ... 20 1. 日本弁理士会、日本弁護士連合会、日本知的財産仲裁センター ... 20 2. 都道府県の知的財産関連総合支援センター ... 21 3. 知的所有権センター ... 21 【参考文例集】契約書・誓約書 文例 ... 別冊

(4)

はじめに ∼本書のねらい∼

Ⅰ.

はじめに ∼本書のねらい∼

本書は、中堅・中小企業の皆様が、他社と取引をされたり、共同研究をされたり、大 学と共同研究をされるなど、他者と取引や連携をする場面に絞って、知的財産への対処 法を分かりやすく述べ、より一層活発に取引や連携をおこなっていただくことを目的と したものです。 「知的財産」にまだ馴染みが薄い方にも親しみやすいよう、ごく基礎的な事項につい て、シンプルに分かりやすく書くよう努めました。お役に立てれば幸いです。 なお、下記は特許庁が示している知的財産の体系ですが、本書では、特許、技術やノ ウハウ(営業秘密)、ソフトウェアを中心とした知的財産について取り扱っています。 知的財産 知的創造物 営業上の標識 発明 発明⇒⇒特許特許 考案 考案⇒⇒実用新案実用新案 デザイン・意匠 営業秘密 営業秘密 (技術ノウハウ、顧客情報) (技術ノウハウ、顧客情報) 半導体集積回路 植物新品種 著作物(小説、音楽等) 商号 商標 地理的表示 本 書 の 対 象 と す る 知 的 財 産 本 書 の 対 象 と す る 知 的 財 産 著作物(ソフトウェア) 著作物(ソフトウェア)

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I.

本書のポイント

Ⅱ.

本 書 のポイント

* 取引・連携で知的財産を守るための本書のポイントを示したのが以下の図です。 * Ⅲ.1.∼5 は、本書のⅢ章で対応する節の数字を示しています。 * □は対応できているか確認するチェックボックスです。 ■ 取引・連携で知的財産を守るための本書のポイント 【対策ポイント】 □ 開示しても良い秘密等を区別 □ 秘密保持契約を結ぶ □ 本当に重要な秘密は絶対開示しない 【対策ポイント】 □ 相手の契約書(案)にすぐ同意しない □ 契約内容チェック、不都合は交渉 【対策ポイント】 □ 提供する設備や金型、図面に含まれるノ ウハウ等を把握する □ 相手に対して技術供与の契約を結ぶ 【対策ポイント】 □ 最初に費用負担や権利配分を明文化し た契約を結ぶ 仕事を受注 製造委託・仕入 他社との共同研究開発 他社と取引・連携を開始 【対策ポイント】 □ 大学の産学連携窓口に相談する □ 具体的な話の段階で秘密保持の契約を結ぶ □ 研究の内容とスケジュール、体制、費用、権 利等について連携窓口を通じて契約する □ 研究発表について取り決めをする 大学との共同研究開発・研究委託 【対策ポイント】 □ 参加時に費用負担や権利についての規定を確認する 産学官共同研究プロジェクト 大学研究者が参加する場合 取引・連携を開始する前

(6)

連携の場面別 知的財産への対処法

場面別 知的財産への対処法

1.他社と取引・連携を開始する前

・他社から開発の打診/引き合いを受けた時 ・ 他社と共同研究開発の相談を始める時 ・ 他社から工場を見学させてほしいと言われた時

場 面 例

* 顧客企業から部品開発の依頼を受けて試作品を製造し、図面と共に提供したところ、 量産は別の会社に発注されてしまった。 * 顧客企業から難しい部品開発の依頼を受けて、顧客企業担当者と何度も打合せを重ね ながら開発したところ、打合せの部屋に置いてあった資料や話の中でノウハウが先方 に伝わり、結局、その部品の量産は、顧客企業で内製化されてしまった。 ※ さらに悪い例として、顧客企業が、その部品で特許出願した、という例もある。もしそ れで顧客企業が特許を取得すれば、当社は、開発に関与していたにも関わらず、それに 対して何の権利も得られないばかりか、それを活用する際には、顧客企業からロイヤリ ティの支払を請求される可能性がある。 * 異業種交流会で知り合った企業と、新製品を共同で開発すること で合意し、双方アイデアを出し合って開発に取り組んでいたとこ ろ、相手企業が、単独で、当社のアイデアを活用して新商品を発 表した。共同開発の取り組み自体は、そのうちに自然消滅し、当 社は、アイデアを取られただけで終わった。 * 不良品を出し、顧客企業から工場検査をすると言われ、受け入れ たところ、製造ノウハウを逐一メモされてしまい、その後、その 部品の注文は途絶えてしまった。

【失敗事例】しまった・・・!と思った時はもう遅い

対策ポイント! ○ 自社の持つ知的財産の価値をしっかり認識し、①秘密でない事項(問題なく開示で きる事項)と秘密事項(後述の②および③)とに区別し、秘密事項は、しっかり管 理する ○ ②秘密だが開示してもよい事項を開示する際は、その前に「秘密保持契約」を結ぶ ○ ③秘密であり、かつ絶対に開示しない事項は、決して開示しない

(7)

【具体的対策】 ○ 自社の持つ知的財産の価値をしっかり認識し、①秘密でない事項(問題なく開示できる 事項)と秘密事項(後述の②および③)とに区別し、秘密事項は、しっかり管理する 他社から「このようなモノを作れないか」といった開発の打診や引き合いを受けた 時、または他社と共同研究開発の相談を始める時に、知的財産で失敗しないためには、 まず何が、秘密としておくべき重要な知的財産かを分かっていないといけません。 そのためには、普段から、自社の持つ技術やノウハウ、情報などの知的財産を、価 値に応じて区分して、それぞれに即した対応をとっておくことが必要です。 まず、特許を取得したものなど既に公表している技術や、広く知られている事項な ど①秘密でない事項と、秘密事項(後述の②および③)の2つに区別します。 秘密事項については、例えば、「マル秘」「社外秘」などと表記をし、鍵をかけた引 き出しに保管して、それを見る人がこれは秘密事項であると分かるようにする必要が あります。(例えば、(社)日本金型工業会では、「マル秘マーク」のゴム印を作成し、 同工業会会員に配布するとともに、関係団体等に周知しています。)また、誰でも見ら れるようでは秘密事項と言えませんので、一部の者しか見られないという規則を決め、 見た人の記録を取るといった厳重な管理をする必要があります。 なお、この時、以前に他社から受け取って現在は自社も保有している他社の秘密事 項についても、漏洩すると責任を問われる可能性がありますので、自社の秘密事項同 様に、きちんと管理することが必要です。 ○ ②秘密だが開示してもよい事項を開示する際は、その前に「秘密保持契約」を結ぶ 実際に他社と具体的な話をする時は、①秘密でない事項を開示するだけで話が済む 場合はよいですが、新たな開発をおこなう時など、秘密事項を開示しなければ商談が できない場合も少なくありません。そのような場合は、②秘密だが開示してもよい事 項と、③秘密であり、かつ絶対に開示しない事項のさらに2つに区別し、②秘密だが 開示してもよい事項だけを開示することとします。 知的財産 ①秘密でない事項 秘 密 事 項 ②秘密だが開示してもよい事項 ③秘密であり、かつ絶対に開示しない事項 ②秘密だが開示してもよい事項を開示すると決めた際には、取引など相手と具体的 な接点を持つ前に、商談開始の最初に、「秘密保持契約」を結びます。〔別冊参考文例 集参照〕 この時、自社の持つ知的財産の他、このような商談をおこなった事実そのものや秘 密保持契約の存在自体も秘密保持の対象とすることができます。

(8)

* 秘密保持契約書を作成する際には、次の点に注意します。1 ① 秘密保持の対象となる情報の明確化 ② 営業秘密の使用目的の限定 ③ 営業秘密の管理(管理責任の所在) ④ 開示された営業秘密を含む媒体の管理 ⑤ 営業秘密(その媒体)の複製の可否 ⑥ 被開示会社の従業員に対する監督責任 ⑦ 下請等の第三者に開示する場合の監督責任 ⑧ 損害賠償義務の明示 ⑨ 秘密保持義務の存続期間 ⑩ 秘密契約終了時の営業秘密を含む媒体の取り扱い ⑪ 紛争が起きた場合に審判を依頼する裁判所名 なお、秘密保持契約さえ取り交わせば開示しても安心というわけではありません。秘 密保持契約は、取り交わしたら、双方が秘密を開示することになります。仮に開示した 情報を使用しないという契約を結んだとしても、自社が開示した情報を相手が社内で活 用していないかどうかは、相手の社内を調べないと分かりません。仮に相手が社内で活 用していても、現実には、それを突き止めることは非常に困難です。 したがって、③秘密であり、かつ絶対に開示しない事項 については、とにかく決して他者には開示しないことが最 良の対策です。 ○ ③秘密であり、かつ絶対に開示しない事項は、決して開示しない 技術を開発したからといって、すべて特許出願する必要はありません。ものによって は、ノウハウとしておく方が良いものもあります。 ノウハウは、特に手続をせずとも、秘密として管理していれば自社の知的財産にでき ます。しかし、他社が独自にそのノウハウを開発してしまった場合や、秘密として管理 されておらず不特定多数の人が知ってしまった場合には、自社だけの独占権を主張でき なくなります。一方、特許は、取得に手続が必要で費用もかかり、出願後に情報が公開 されますが、独占権を一定期間得ることができます。 1 弁護士 弁理士 松田政行・弁理士 三好秀和 監修、IT企業法務研究所・IT企業法務編集委員会(代 表 松田政行/三好秀和)編著『IT企業法務2003』(2003 年4月1日、IMS出版)

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【特許とノウハウの違い】 特 許 ノウハウ ・ 特許出願をして登録されてはじめて 特許となる ・ 特許権者に独占権を付与する代わり に公開する義務を課しており、公開が 保護の前提 ・ 保護期間は有限(出願の日から 20 年) ・ 特に手続せずともノウハウにできる ・ 秘密として保持されることが保護の前提 ・ 他社が独自にそのノウハウを開発してし まった場合や、秘密として管理されてお らず不特定多数の人が知った場合には、 自社だけの独占権を主張できない ・ 秘密として保護されている限り存続 ・ 特許の対象にならないものもある 特許とノウハウにはこのような違いがあり、そもそも特許の対象にならない製造工程 上のちょっとした工夫や工場の生産ラインのレイアウトなどは、自社の優位性を守ろう とすれば、ノウハウとして決して開示しないようにするしか方法はありません。 様々な工夫が書き込まれた詳細図面も、③秘密であり、かつ絶対に開示しない事項と して位置づけ、決して開示しないようにすることが重要です。 特に、製造工程上のちょっとした工夫などは、すぐに真似できてしまうものが多いた め、工場見学の要請は受け入れないか、ノウハウが伝わらないよう細心の注意を払った 上で受け入れることが重要です。工場見学からのノウハウ流出を防ぐ方法としては、例 えば、以下のような方法が採られています。 ・ 見学を受け入れる特定の製造設備やラインだけを見せるようにし、他の部分は覆 いをかける等して見えないようにする。 ・ 見学を受け入れる特定の製造設備やラインに、後ろから強力なライトを当て、そ の後ろにある他の部分がよく見えないようにする。 ・ 工場見学用のラインを設置し、そこしか工場見学を受け入れない。 ・ 国内外を問わず、いっさいの工場見学は受け入れないこととしている。 繰り返しになりますが、③秘密であり、かつ絶対に開示しない事項については、決し て他者には開示しないことが最良の対策なのです。

(10)

2.仕事を受注する時

場 面 例

・顧客企業から仕事を受注する時 * 顧客企業から提示された契約書の文面をよく確かめもせず、そのまま契約したところ、 当社に不利な条項が多々入っていた。 ※ 完成品メーカーである顧客企業の製造物責任(PL)の一部を、部品を納入している当 社も負うことになっていた。しかし、当社の納入する部品は、完成品のごく一部の部品 であり、完成品に事故があった場合、その原因が当社の部品にあることは極めて稀なは ず。しかも、完成品が市場に出るまでには、部品を納入してから相当の時間が経ってい ると考えられ、部品を納入した時と同じ状態が、その後の保管・加工・組み付けの過程 で保たれていない可能性が高い。さらに、顧客企業は、当社が納入する際、検品をする のであるから、検品後の製品の品質は、検品をした方の責任とするのが自然である。 ※ 顧客企業から受注した部品の製造にあたっては、当社も試行錯誤し、独自の製造ノウハ ウを開発したが、それに対する権利がすべて顧客企業側にあるとなっていた。当社に対 しては、技術ノウハウを他に応用・販売することを禁じる条項が契約書に入っているた め、せっかく開発したものを他に応用することができない状況になってしまった。 ※ 受注した仕事に関し、5年間秘密を保持する契約になっていた。 ※ 独自に新製品を開発したが、営業・販売に不案内なため、従来から の取引先に販売を委託したところ、価格決定権は取引先にあること になっており、指示された価格で製品を製造して納める下請と同じ 立場になってしまっていた。 ※ 顧客企業から技術供与を受けて仕事を受注したところ、そこからの 応用技術開発や、他社から受託した仕事への利用が厳しく制限されていた。

【失敗事例】しまった・・・!と思った時はもう遅い

対策ポイント! ○ 相手企業から提示される契約書(案)にすぐ同意してはいけない ○ 相手企業から提示される契約書(案)はよくチェックし、不都合があれば交渉する

(11)

【具体的対策】 ○ 相手企業から提示される契約書(案)にすぐ同意してはいけない 相手企業から提示される契約書(案)は、ほとんどの場合、相手企業に有利な内容に なっていると考えるのが自然です。契約書の文面をよく確かめもせずに、社印を押し てしまうのは極めて危険です。 ○ 相手企業から提示される契約書(案)はよくチェックし、不都合があれば交渉する 相手企業から提示される契約書(案)については、特に次の点に注意して確認し、不 都合があれば交渉をおこないます。 特に、ライセンス(技術移転)を受ける際は、その技術の範囲や、他に利用しては いけない期間がきちんと限定されているかを十分に確認することが重要です。 ・ 自社の履行義務の内容及び期限 ・ 保証責任の範囲及び期限の限定 ・ 納入及び検査 ・ 代金の支払時期及び方法 ・ 所有権及び危険負担 ・ 秘密保持義務 ・ 下請及び再委託等の可否 ・ 損害賠償及び解除 ・ 紛争解決 等 【契約書(文例)】 仕事の受注にあたっての契約書(文例)や契約書に記載すべき事項については、経済産業 省や業界団体等から、以下がこれまでに示されていますので参考にしてください。 ○(社)日本金型工業会「取引基本契約モデル」(2003 年 1 月 8 日)〔別冊参考文例集参照〕 ※ 金型及びこれに付帯する製品の製作、改造並びに修理に関する取引を行う場合の参考例。 ○経済産業省「金型図面や金型加工データの意図せざる流出の防止に関する指針」(2002 年 7 月 12 日、経済産業省)〔別冊参考文例集参照〕 ※ 金型メーカーと金型ユーザーの間での金型の製造委託に関する取引における、金型図面 等の授受や金型技術の管理保護に関する指針。 ○(社)情報サービス産業協会(JISA)「新しいソフトウェア開発委託取引のあり方」、 「ソフトウェア開発委託モデル契約書」(2002 年 5 月)〔別冊参考文例集参照〕 ※ 民間大手企業が、その全国部署(社内利用者は個人)からインターネット/イントラネ ットを利用しアプリケーション・サーバにアクセスして社内業務を行うための、中小規 模のソフトウェアを、スパイラル型もしくはプロトタイプ型の手法で開発委託する取引 におけるモデル契約書。

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3.製造委託(外注)する時・仕入れる時

・他社に製造委託(外注)する時 ・ 他社から製造設備や部品、原材料を調達する時

場 面 例

* 自社の生産能力以上の注文が入ったため、他社に、製造設備や金型・図面等を貸与し、 製造ノウハウも伝授して、生産を委託したところ、別の企業に、同じモノを販売され てしまった。 ※ さらに悪い例として、当社を飛び越して、当社の顧客企業と直接取引を開始され、当社 の仕事を取られてしまった。 * 製造設備や金型、部品、原材料を仕入れる際に、仕入先企業に提供したノウハウが、 同社が他社に同じモノを販売する際に流出してしまった。

【失敗事例】しまった・・・!と思った時はもう遅い

○ 製造設備や金型、図面、原材料の中に含まれているものも含め、製造ノウハウの価 値をしっかりと認識する ○ 外注先や仕入先に、製造設備や金型、図面、原材料、製造ノウハウを供与する際は、 技術供与であると認識し、きちんと契約を結ぶ * 万一、外注先が、供与した技術ノウハウを、当社からの委託業務以外に使用した 場合は、損害賠償を請求することができるようにしておく 対策ポイント!

(13)

【具体的対策】 ○ 製造設備や金型、図面、原材料の中に含まれているものも含め、製造ノウハウの価値を しっかりと認識する 製造設備や金型、図面は、そのものに重要な技術・ノウハウが含まれています。どの ような製造設備や金型を使用しているかや図面は、そのまま製造ノウハウですし、原材 料についても、どのような原材料を使用しているかが、重要な製造ノウハウとなります。 さらに、製造設備をどのような温度環境の中でどのように用い、原材料をどう混合して どのようなタイミングで用いるかといった、実際の製造現場での細かい工夫も、もちろ ん重大な製造ノウハウです。 したがって、これらから技術・ノウハウが流出しないよう、安易 に他社に提供しないようにすることが重要です。また、製造設備や 金型、部品、原材料等を仕入れる際も、仕入先に提示する発注条件 が、そのままノウハウであることを認識することが必要です。 製造設備や部品、原材料からのノウハウ流出を防ぐ方法としては、 例えば、以下のような方法が採られています。 ・ 特に重要な製造設備は内製化する。 ・ 製造設備は1社から調達せず、パーツに分けて数社に分散発注する。 ・ 製造設備や金型、部品を発注する際、当社用として提供したノウハウが他社に流 出しないよう、守秘義務条項を契約に盛り込む。 ・ 金型や部品、原材料を調達する際は、他社への外販を禁止する契約を締結する。 ・ どのような薬品を使用しているかが外注先に伝わらないよう、複数の薬品を混合 した後の状態で提供する。 ○ 外注先や仕入先に、製造設備や金型、図面、原材料、製造ノウハウを供与する際は、技 術供与であると認識し、きちんと契約を結ぶ 製造設備や金型、図面、原材料、製造ノウハウを供与する際は、それが「技術供与」 であると認識し、きちんと契約を交わしましょう。 技術供与(ライセンス)契約では、次の事項を盛り込んでおくことが重要です。 ・ 供与する技術ノウハウの範囲の特定 ・ 技術ノウハウの使用目的の限定 ・ 改良技術ノウハウの帰属 ・ ロイヤリティの算定方法、支払方法 ・ 第三者の特許権等を侵害した場合の 責任 ・ 契約終了後のライセンス関連物件の 返還 ・ 秘密保持義務 ・ 下請及び再委託等の可否 ・ 損害賠償及び解除 ・ 紛争解決 等

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4.他社と共同研究開発をする時

・他社と共同研究開発を開始する時

場 面 例

* 共同研究開発で生まれた製品に対する権利配分を、あらかじめ決めておかなかったた め、開発終了後にいざ製造・販売しようとした時に、トラブルとなった。 * 共同研究開発した製品の販売方法について十分に相談・検討しないうちに、共同研究 開発相手の企業が既存の取引先と不利な販売契約を結んでしまい、研究開発した製品 であるにも関わらず、販売委託した企業から下請製造する立場となってしまった。 * 共同研究開発の最中は開発費用を自社で負担するかわりに、開発された製品の製造段 階で開発費用を回収できるよう、製造単価に上乗せすることを口頭で取り決めていた が、製造段階に入ったところで相手企業の担当者が代わり、とても開発費用を回収で きないような低い金額での製造を余儀なくされてしまった。

【失敗事例】しまった・・・!と思った時はもう遅い

対策ポイント! ○ 共同研究開発を開始する時に(最初に)、費用負担や権利配分を明文化した契約を結ぶ

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【具体的対策】 ○ 研究開発を開始する時に(最初に)、費用負担や権利配分を明文化した契約を結ぶ 口頭で共同研究を開始してしまい、後から権利配分を決めようとするとトラブルの元 です。最初に、できるだけ詳細かつ具体的に明文化した契約を取り交わしておくことが 重要です。 共同研究開発契約書では、次の事項を定めておくことが望まれます。2 ・ 共同研究のために提供する自社の特許やノウハウの取り扱い ・ 情報等提供と守秘義務等 ・ 研究の役割分担・費用分担、中止の場合の取り扱い ・ 研究開発期間(特に終期)の設定 ・ 成果物の帰属(開発終了後も含む) ・ 特許権の出願等の取り扱い ・ 特許権の実施(第三者への実施許諾) ・ 共同研究終了後の利用特許等の取り扱い ・ 共同研究相手のリストラ・倒産等への対処 企業間の共同研究開発契約書としては、関東経済産業局が作成した文例がありますの で、参考にしてください。〔別冊参考文例集参照〕 2 関東経済産業局「特許・ノウハウに関する共同研究開発契約の手引き」(2003 年4月)

(16)

5.産学(官)共同研究開発をする時・大学に研究を委託する時

(1) 大学と共同研究開発をする時・大学に研究を委託する時

・大学と共同研究を開始する時 ・大学に研究を委託する時

場 面 例

* 大学の教員に新製品開発における技術的な相談をしたところ、後日、その教員のとこ ろに相談に来たライバル企業に新製品開発の構想を話されてしまった。 * 大学との共同研究に参加していた学生が、卒業後にライバル企業に就職した。 * 大学の教員に研究資金を提供したが、期待していたほどの成果を得られなかった。 * 大学の教員と共同研究したところ、特許出願前に論文発表されてしまった。

【失敗事例】しまった・・・!と思った時はもう遅い

対策ポイント! ○ 共同研究をしたり、研究を委託する教員を捜す時は、大学の産学連携窓口に相談 する ○ 大学に共同研究や委託研究の相談をする際、特に他者に知られると困る具体的な 話をする段階になったら秘密保持契約の締結を依頼する ○ 実際に大学教員と共同研究をしたり、大学教員に研究を委託する際は、研究の内 容とスケジュール、実施体制、費用、権利等を明確に定めた契約を、大学の産学 連携窓口を通し、(教員とではなく)大学と結ぶ ○ 研究を開始したら、途中で定期的に中間報告をしてもらう ○ 大学教員が学会等で論文発表をする前に時間的余裕をもって通知してもらう等の 取り決めを結ぶ

(17)

(2) 産学官共同研究プロジェクトに参加する時

・企業と大学、公的機関が参加し、行政から研究開発資金の支援を受けて実施する 共同研究開発プロジェクトに参加する時

場 面 例

○ 産学官共同研究開発プロジェクトに参加する前に、費用負担や権利配分について の規定を確認する 対策ポイント! 【具体的対策】 ○ 共同研究をしたり、研究を委託する教員を探す時は、大学の産学連携窓口に相談する 近年は産学連携に積極的な大学が増えており、多くの大学には、企業向けの相談窓口 3が設置され、企業からの相談や教員紹介の依頼を受け付けています。大学と共同研究を したり、大学に研究を委託したいが、専門の教員が分からない時は、大学の産学連携窓 口やTLO(技術移転機関)に紹介を依頼することをお勧めします。 また、大学によっては、教員が研究内容を企業に紹介する研究成果発表会や産学交流 会等を開催している大学もありますので、参加すれば大学教員の研究内容を知ったり、 気軽に大学教員と出会うことができます。その他、教員データベースや学会等での評判 なども参考にしながら、産学連携窓口やTLOに相談すると良いでしょう。 ○ 大学に共同研究や委託研究の相談をする際は、特に他者に知られると困る具体的な話を する段階になったら、秘密保持契約の締結を依頼する 大学に共同研究や委託研究等の相談をする際は、相談内容を他社に不用意に公開され てしまわないよう、特に他者に知られると困る具体的な話をする段階になったら、「秘 密保持契約」を取り交わすと安全です。現状は、秘密保持契約に慣れていない大学も多 いですが、可能であれば、秘密保持契約の締結を依頼してみましょう。 なお、企業間の秘密保持契約同様、このような相談をおこなった事実そのものや秘密 保持契約の存在自体も秘密保持の対象とすることができます。 3 (注)大学の産学連携窓口の名称は、大学によって異なります。国立大学の場合は、知的財産本部など、 私立大学の場合は産学連携オフィス、リエゾンオフィスなどの名称が多いです。

(18)

○ 実際に大学教員と共同研究をしたり、大学教員に研究を委託する際は、研究の内容とス ケジュール、実施体制、費用、権利等を明確に定めた契約を、大学の産学連携窓口を通 し、(教員とではなく)大学と結ぶ 以前から懇意にしている教員がいる場合も含めて、実際に大学教員と共同研究したり、 大学教員に研究を委託する際は、大学の産学連携窓口を必ず通し、教員とではなく大学 と4契約を結ぶことが重要です。 その際、研究の内容とスケジュール、誰が研究を担当するのかという実施体制、必要 な費用と分担、試薬・実験動物等の有体物(マテリアル)も含めた研究成果に対する権利 配分等を、できるだけ詳細かつ具体的に明文化した契約を取り交 わしておくことが重要です。また、原則として、秘密保持義務条 項も入れ、研究に参加する者全員をその対象とすることも必要で す。 大学との契約については、従来は、文部科学省より、国立大学 と企業との共同研究や受託研究の契約書の様式参考例が示され ていましたが〔別冊参考文例集参照〕、今後は、各大学がそれぞ れ定めることになりますので、産学連携窓口を通じて契約様式を 入手することが重要です。 ○ 研究を開始したら、途中で定期的に中間報告をしてもらう 共同研究や委託研究を開始したら、研究期間が終了するまでお任せではなく、途中で 定期的に中間報告してもらう機会を設けましょう。期待していた方向に研究が進んでい るかを確認し、そうでない場合は、早めに方向を修正してもらうことで、最終的に期待 した成果を得られるようにすることが重要です。 ○ 大学教員が学会等で論文発表をする前に時間的余裕をもって通知してもらう等の取り決 めを結ぶ 大学と共同研究する際には、特許出願前に大学教員が研究成果を学会等で論文発表し てしまわないよう、発表前に時間的余裕をもって内容を通知してもらい、発表内容を確 認できるようにすることなどを取り決めておくことが重要です。 4 (注)学部長等ではなく理事長もしくは学長と結ぶことが重要です。

(19)

○ 産学官共同研究開発プロジェクトに参加する前に、費用負担や権利についての規定を確 認する 企業と大学、公的機関が参加し、行政から研究開発資金の支援を受けて実施する共同 研究開発プロジェクトは、資金面での支援が受けられる他、経費や研究プロジェクトの 進捗管理をしてもらえるなどメリットがありますが、費用負担や権利配分についての規 定は、制度によって異なっています。 従って、プロジェクトに参加する前に、費用負担や権利配分についての規定を確認し、 納得してから参加することが重要です。 また、実用化を目的とした産学官共同研究開発プロジェクトに参加する際は、参加す る前に、コアとなる技術についての特許出願は済ませておくことが、実用化を成功させ る鍵です。

(20)

II.

番外編:知的財産への上手な対処法

番外編:知的財産への上手な対処法

1.従業員による秘密保持

* 従業員がライバル企業に転職し、技術・ノウハウが流出した。 * 定年退職した従業員が、同業他社に招かれて技術指導に当たったことで、同社の技術 レベルが向上し、競合関係が生じるようになった。 * 元従業員に、当社の技術・ノウハウを不正に利用した同業の会社を起業された。

【失敗事例】しまった・・・!と思った時はもう遅い

対策ポイント! ○ 特に技術系の従業員には、入社時と退社時に秘密保持誓約書を提出させる 多くの企業においては、一般に、雇用契約や就業規則等で、秘密保持や兼業規制が規 定されていると思います。 しかし、特に、技術系の従業員には、入社時と退社時に別途、秘密保持誓約書を提出 させることが有効です。さらに、入社時と退社時の一般的な秘密保持誓約書に加え、特 定のプロジェクト毎に、秘密保持誓約書を提出させると、なお望ましいと言えます。 特に、中途採用者の場合は、前に勤めていた会社の秘密事項を不正に漏らさないこと を約束した条項を誓約書に盛り込み、その会社との間でトラブルが発生することを未然 に防ぐことも重要です。

(21)

営業秘密5の不正取得や不正開示は、不正競争防止法により、当事者が契約関係にあ る無しに関わらず6、刑事罰の対象となりますが、従業員に対しては、秘密保持誓約書を 提出させることで、秘密保持義務の対象事項を明確化するとともに、従業員にそれを明 確に認識させ、秘密開示・漏洩に関する抑止効果を与えることができます。 また、退職時の秘密保持誓約書では、一定期間の守秘義務、退職後の競業企業への就 職や競業の起業の制限、違反の場合の損害賠償等を追加することもできます。ただし、 退職後の競業企業への就職制限、競業の起業の制限については、憲法が保障する職業選 択の自由・営業の自由との兼ね合いから、①期間、②場所的範囲、③対象職種、④代償 の有無を総合的に勘案して合理的でなければなりません。 合理的とするために、例えば、退職前(例えば 10 年間)に従事した業務を退職者自 らに書かせて守秘義務の範囲を限定することによって、就職制限が広範になりすぎない ようにしている企業があります。退職者にとっては、詳細に書けば書くほど、守秘義務 の範囲が狭まることとなるため、できるだけ詳細に書こうという意欲付けができる仕組 みとなっています。 従業員の秘密保持誓約書は、次のような点に注意して作成します。7 ・ 秘密保持の対象の明確化 ・ 在職中に会社から預かった資料の保管義務 ・ 退職時の会社から預かった資料の返還義務 ・ 損害賠償義務の明示 ・ 退職後の秘密保持義務の存続 ○ 従業員に知的財産教育を実施する 従業員に対して、知的財産の重要性や、秘密の管理方法、秘密保持が義務であること 等について、教育を実施することが重要です。 5 (注)営業秘密とは、「秘密として管理されている生産方法、販売方法その他の事業活動に有用 な技術又は営業上の情報であって、公然と知られていないもの(不正競争防止法)」を指す。 6 (注)従業員に限らず、取引先等でも処罰の対象となります。 7 1 と同じ

(22)

2.既存の取引先に対する交渉術

本書を読み、理解したとしても、従来から取引のある顧客企業に対して実際に正当な権 利を主張することには、心理的な負担を感じるかもしれません。特に、顧客企業と下請受 注型の形態で取引している場合、将来取引を失うかもしれないという恐れから、正当な主 張をすることを躊躇してしまうケースもあると思われます。 しかし、何も主張しなければ、この先も何も変わりませ ん。重要なことは、最初から全ての主張が通らないとして も、この会社は意識の高い会社なのだということを、顧客 企業に伝えることです。そうすれば、徐々に相手との関係 も変わってくるでしょう。 顧客企業への伝え方の工夫としては、以下のような方策 を採ると良いのではないかとの意見があります。 【交渉術(例)】 ・ 本書付録のポイントを、会議室の顧客企業の目に入りやすい壁に貼る。 ・ 官庁から本書のような指針が示されていることを説明する。 ・ 第三者の知的財産専門家と共に交渉の席に臨み、専門家の意向で仕方なくこのよ うに対応しているという状況をつくり出し、代わりに交渉してもらう。

3.専門家に早めに必ず相談

知的財産にきちんと対処するには専門家の支援が必要です。 社内に専門家がいない場合は、弁理士や、知的財産に強い弁護士に、何か問題が起きる 前に、疑問があれば、早めに必ず相談することが重要です。 知的財産に係る訴訟は、近年増加していますが、長期化する場合も多く、問題が起こっ てから訴訟で解決を図るのは、必ずしも得策とは言えません。 問題が起きる前に、必ず専門家に相談することが重要です。

(23)

III.

相談窓口

Ⅴ.

相 談 窓 口

(2004 年 3 月時点)

1.日本弁理士会、日本弁護士連合会、日本知的財産仲裁センター

組織名 所在地 電話番号 ウェブページURL 日本弁理士会 〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-4-2 弁理士会館内 03-3581-1211 http://www.jpaa.or.jp/ 〔弁理士検索〕 http://www.jpaa.or.jp/list/index.html# 〔無料特許相談(特許・意匠・商標なんでも 110 番)〕 知的財産権全般について弁理士が無料で相談に応じています。(ただし、鑑定、調査、明細書の作成や内容の修正など、 相談事項や依頼事項によっては、応じられない場合があります。) ●東 京 〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-4-2 TEL 03(3519)2707 ・相談対応日時 月∼金曜日 午前 10 時∼正午、午後 1 時∼4 時 ●名古屋 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄 2-10-19 名古屋商工会議所ビル 8 階 日本弁理士会名古屋分室内 TEL 052(211)3110 ・相談対応日時 月∼金曜日 午後 1 時∼4 時 ●大 阪 〒543-0061 大阪市天王寺区伶人町 2-7 関西特許情報センター4 階 TEL 06(6775)8200 ・相談対応日時 月∼金曜日 午前 10 時∼正午、午後 2 時∼4 時 ※お電話による予約を承っております。 ●福 岡 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東 2-6-23 住友博多駅前第 2 ビル 6 階 日本弁理士会 九州部会室内 ・相談対応日時 毎週木曜日 午前 10 時∼正午、午後 1 時∼3 時 ※福岡特許相談室は電話での相談は受け付けていません。相談室までお出かけになるか文書でご相談下さい。 日本弁護士連合会 (日弁連) 〒100-0013 東京都千代田区霞が関 1-1-3 弁護士会館内 03-3580-9864 http://www.nichibenren.or.jp/index.html 〔弁護士検索〕 http://www.nichibenren.or.jp /cgi-bin/nichibenren/search/search.cgi 〔弁護士検索〕 弁護士は、日弁連のウェブページでも検索できますが、全国各地の弁護士会のウェブページでも、弁護士検索ができる ものがあります。また、日弁連の弁護士検索ではできませんが、東京第二弁護士会の弁護士検索では、「主な取扱業務」 を指定して弁護士の検索ができるため、例えば「特許」「不正競争防止法」「著作権」等で指定して弁護士を検索すること ができます。 東京第二弁護士会所属の弁護士検索 http://www.niben.or.jp/kaijoh/ 〔法律相談センター〕 日弁連では、面接や電話等による法律相談はおこなわれていませんが、全国各地の弁護士会や(財)法律扶助協会が、全 国各地に「法律相談センター」を設置しています。 法律相談センターによって、相談料の有無や相談時間が異なっている等、特色や違いはありますが、いずれの法律相談 センターも、一定の場所を確保して定期的に法律相談を実施しています。 法律相談センター一覧 http://www.nichibenren.or.jp/jp/hp/houritu/soudan/index.htm 日本知的財産仲裁センター (旧工業所有権仲裁センター) 〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-4-2 弁理士会館内 03-3500-3793 http://www.ip-adr.gr.jp/ 日本弁護士連合会と日本弁理士会が共同で 1998 年 3 月に設立し、同年 4 月より運営している組織。弁護士、弁理士、 学識経験者がそれぞれの知識と経験を持ち寄り、調停・仲裁等によって知的財産権に関する様々な紛争を解決しています。 〔相談〕 ・相談対応日時 毎週水曜日(ただし祝祭日にあたる場合は除く。) 午前 10 時∼正午、午後 1 時∼4 時 ・あらかじめFAXまたは e-mail での申込みが必要。 ・相談料 30 分未満 5,000 円、1 時間 1 万円、以後 30 分毎に 5,000 円

(24)

2.都道府県の知的財産関連総合支援センター

東京と大阪には、知的財産に関する総合的な支援センターがあります。 都府 施設名 所在地 電話番号 東京都知的財産総合センター (事業運営:(財)東京都中小企業振興公社) ・営業時間 月∼金曜日 午前 9 時∼午後 5 時 30 分 〒110-0016 東京都台東区台東 1-3-5 反町商事ビル 1 階 03-3832-3655 東京都知的財産総合センター 城東支援室 〒125-0062 東京都葛飾区青戸 7-2-5 東京都城東地域中小企業振興センター 03-5680-4741 東京都知的財産総合センター 城南支援室 〒144-0035 東京都大田区南蒲田 1-20-20 東京都城南地域中小企業振興センター2 階 03-3737-1435 東京都 東京都知的財産総合センター 多摩支援室 〒190-0012 東京都立川市曙町 3-7-10 042-527-7548 関西特許情報センター http://www.mydome.or.jp/opic/ ・営業時間 月∼金曜日 午前 9 時∼午後 5 時 〒543-006 大阪市天王寺区伶人町 2 番 7 号 06-6772-0704 大阪府 <以下 7 機関により構成> ・ 近畿経済産業局特許室 ・独立行政法人 工業所有権総合情報館 大阪閲覧室 ・ (社)発明協会 大阪支部 ・日本弁理士会 近畿支部 ・ (財)日本立地センター テクノマート事業部 大阪支部 ・ 関西特許情報センター 振興会 ・ 大阪府立特許情報センター・無料で入居し特許戦略作成支援が受けられる「パテントラボ」あり

3.知的所有権センター

全国の都道府県には、知的所有権センターがあります。知的所有権センターでは、特許 情報の閲覧や、特許情報の利用等に関する指導・相談が受けられます。 また、「特許流通アドバイザー(流通AD)」や「特許情報活用支援アドバイザー(活用 AD)」、「特許電子図書館情報検索指導アドバイザー(検索AD)」から、無料で相談が受 けられます。 (本表のみ 2004 年4月1日時点) 都道 府県 施 設 名 所 在 地 問い合わせ 電話番号 流通AD 活用AD 検索AD 北海道 北海道知的所有権センター ((社)発明協会北海道支部) 〒060-0807 札幌市北区北7条西2-8 北ビル7F 011-747-7481 ● ● 青森 青森県知的所有権センター ((社)発明協会青森県支部) 〒030-0113 青森市第二問屋町4-11-6 青森県工業総合研究センター内 017-762-1710 ● − 岩手 岩手県知的所有権センター (岩手県工業技術センター) ((社)発明協会岩手県支部) 〒020-0852 盛岡市飯岡新田3-35-2 019-634-0684 ● ● 宮城県知的所有権センター (宮城県産業技術総合センター) 〒981-3206 仙台市泉区明通2-2 022-377-8700 ● ● 宮城 宮城県知的所有権センター ((社)発明協会宮城県支部) 〒980-0014 仙台市青葉区本町3-4-18 太陽生命仙台本町ビル7階 022-264-1340 - - 秋田 秋田県知的所有権センター (秋田県工業技術センター) 〒010-1623 秋田市新屋町字砂奴寄 4-11 018-862-3417 ● ● 山形県知的所有権センター ((財)山形県産業技術振興機構) 〒990-2473 山形市松栄 2-2-1 山形県高度技術研究開発センター内 023-647-8130 ● ● 山形 山形県知的所有権センター支部 ((財)山形県産業技術振興機構 有機エレクトロニクス研究所) 〒992-1128 山形県米沢市八幡原 4-2837-9 0238-29-1150 ●

(25)

都道 府県 施 設 名 所 在 地 問い合わせ 電話番号 流通AD 活用AD 検索AD 福島 福島県知的所有権センター ((社)発明協会福島県支部) 〒963-0215 郡山市待池台 1-12 福島県ハイテクプラザ内 0249-59-3351 ● ○ 茨城 茨城県知的所有権センター ((財)茨城県中小企業振興公社) 〒312-0005 ひたちなか市新光町 38 ひたちなかテクノセンタービル 1 階 029-264-2211 ● ● 栃木 栃木県知的所有権センター ((社)発明協会栃木県支部) 〒321-3224 宇都宮市刈沼町 367-1 栃木県産業技術センター内 028-670-1820 ● ● 群馬 群馬県知的所有権センター (群馬産業技術センター) 〒379-2147 前橋市亀里町 884-1 群馬産業技術センター内 027-290-3939 ● ● 埼玉県知的所有権センター ((社)発明協会埼玉県支部) 〒330-0854 さいたま市大宮区桜木町1-7-5 ソニックシティビル10階 048-644-4806 − ● 埼玉 埼玉県知的所有権センター (埼玉県産業技術総合センター) 〒333-0844 川口市上青木3-12-18 048-265-1346 ● − 千葉 千葉県知的所有権センター ((社)発明協会千葉県支部) 〒263-0016 千葉市稲毛区天台6-13-1 千葉県産業支援技術研究所天台庁舎内 043-207-8382 ● ● 東京都知的所有権センター ((社)発明協会東京支部) 〒105-0001 港区虎ノ門2-9-14 03-3502-5521 − ○ 東京都知的所有権センター支部 (東京都城南地域中小企業振興センター) 〒144-0035 大田区南蒲田1-20-20 東京都城南地域中小企業振興センター内 03-3737-1435 ● − 東京都知的所有権センター支部 (東京都城東地域中小企業振興センター) 〒125-0062 葛飾区青戸7-2-5 東京都城南地域中小企業振興センター内 03-5680-4741 ● − 東京 東京都知的所有権センター支部 (東京都多摩中小企業振興センター) 〒190-0012 立川市曙町3-7-10 東京都多摩中小企業振興センター内 042-527-7548 − − 神奈川県知的所有権センター (神奈川県産業技術総合研究所) 〒243-0435 海老名市下今泉705-1 046-236-1500 − ● 神奈川県知的所有権センター支部 (神奈川県立川崎図書館) 〒210-0011 川崎市川崎区富士見2-1-4 044-233-4537 − − 神奈川県知的所有権センター支部 ((社)発明協会神奈川県支部) 〒231-0015 横浜市中区尾上町5-80 神奈川中小企業センター10階 045-633-5055 − − 神奈川 神奈川県知的所有権センター支部 ((財)神奈川高度技術支援財団) 〒213-0012 川崎市高津区坂戸3-2-1 かながわサイエンスパーク西棟205 044-819-2100 ● − 新潟県知的所有権センター ((社)発明協会新潟県支部) 〒950-0915 新潟市鐙西1-11-1 新潟県工業技術総合研究所内 025-242-1175 − ○ 新潟 新潟県知的所有権センター ((財)信濃川テクノポリス開発機構) 〒940-2127 長岡市新産4-1-9 長岡地域技術開発振興センター内 0258-46-9711 ● − 山梨 山梨県知的所有権センター (山梨県工業技術センター) 〒400-0055 甲府市大津町2094 055-243-6111 ● ● 長野 長野県知的所有権センター ((社)発明協会長野県支部) 〒380-0928 長野市若里1-18-1 長野県工業試験場3階 026-228-5559 ● ● 静岡県知的所有権センター ((社)発明協会静岡県支部) 〒421-1221 静岡市牧ヶ谷2078 静岡工業技術センター資料館内 054-278-3611 ● ● 静岡 静岡県浜松地域知的所有権センター (アクトシティ浜松産業情報室) 〒430-7790 浜松市板屋町108-1 アクトシティ浜松内 053-451-1126 − ● 富山 富山県知的所有権センター (富山県工業技術センター) 〒933-0981 高岡市二上町150 0766-29-1252 ● ● 石川 石川県知的所有権センター ((財)石川県産業創出支援機構) 〒920-8203 金沢市鞍月2-20 石川県地場産業振興センター内 076-267-5996 ● ● 岐阜 岐阜県知的所有権センター (岐阜県科学技術振興センター) 〒509-0108 各務原市須衛町4-179-1 テクノプラザ5階 0583-79-2255 ● ● 愛知 愛知県知的所有権センター (愛知県産業技術研究所) 〒448-0003 刈谷市一ツ木町西新割 0566-24-1841 ● ● 三重 三重県知的所有権センター (三重県科学技術振興センター) 〒514-0819 津市高茶屋5-5-45 059-234- 4150 ● ● 福井 福井県知的所有権センター ((社)発明協会福井県支部) 〒910-0102 福井市川合鷲塚町61字北稲田10 0776-55-1195 ● ● 滋賀 滋賀県知的所有権センター (滋賀県工業技術総合センター) 〒520-3004 栗東市上砥山232 077-558-0930 ● ● 京都 京都府知的所有権センター ((社)発明協会京都支部) 〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134 京都リサーチ パーク内 京都高度技術研究所ビル4階 075-315-8686 ● − 大阪 大阪府知的所有権センター (大阪府立特許情報センター) 〒543-0061 大阪市天王寺区伶人町2-7 関西特許情報センター内 06-6771-2646 ● ●

(26)

都道 府県 施 設 名 所 在 地 問い合わせ 電話番号 流通AD 活用AD 検索AD 大阪 大阪府知的所有権センター支部 ((社)発明協会大阪支部知的財産センター) 〒564-0062 吹田市垂水町3-24-1 シンプレス江坂ビル2階 06-6330-7725 − ● 兵庫県知的所有権センター ((社)発明協会兵庫県支部) 〒654-0037 神戸市須磨区行平町3-1-31 兵庫県産業技術センター4階 078-731-5847 − ● 兵庫 兵庫県知的所有権センター ((財)新産業創造研究機構) 〒650-0047 神戸市中央区港島南町1-5-2 神戸キメックセンタービル6階 078-306-6808 ● − 奈良 奈良県知的所有権センター (奈良県工業技術センター) 〒630-8031 奈良市柏木町129-1 なら産業活性化プラザ内 0742-33-0863 ● ● 和歌山 和歌山県知的所有権センター ((社)発明協会和歌山県支部) 〒640-8214 和歌山市寄合町25番地 和歌山市発明館4階 0734-32-0087 ● ● 鳥取 鳥取県知的所有権センター ((社)発明協会鳥取県支部) ((財)鳥取県産業振興機構) 〒689-1112 鳥取市若葉台南7-5-1 新産業創造センター1階 0857-52-6728 ● ● 島根 島根県知的所有権センター ((財)しまね産業振興財団) 〒690-0816 松江市北陵町1番地 テクノアークしまね1階 0852-60-5146 ● ● 岡山 岡山県知的所有権センター ((社)発明協会岡山県支部) 〒701-1221 岡山市芳賀5301 テクノサポート岡山内 086-286-9656 ● ● 広島県知的所有権センター ((社)発明協会広島県支部) 〒730-0052 広島市中区千田町3-13-11 広島発明会館内 082-544-0775 − ● 広島県知的所有権センター支部 ((社)発明協会広島県支部備後支会) 〒720-0067 福山市西町2-10-1 福山商工会議所内 084-921-2349 − ● 広島 広島県知的所有権センター支部 (呉地域産業振興センター) 〒737-0004 呉市阿賀南2-10-1 広島県立西部工業技術センター本館1階 0823-76-3766 − ● 山口 山口県知的所有権センター ((社)発明協会山口県支部) 〒753-0077 山口市熊野町1-10 NPYビル10階 083-922-9927 − − 徳島 徳島県知的所有権センター ((社)発明協会徳島県支部) (徳島県立工業技術センター) 〒770-8021 徳島市雑賀町西開11-2 徳島県立工業技術センター内 088-636-3388 ● ○ 香川 香川知的所有権センター ((社)発明協会香川県支部) 〒761-0301 高松市林町2217-15 香川産業頭脳化センタービル2階 087-867-9332 ● ● 愛媛 愛媛県知的所有権センター ((社)発明協会愛媛県支部) 〒791-1101 松山市久米窪田町337-1 テクノプラザ愛媛 089-960-1103 ● ● 高知県知的所有権センター (高知県工業技術センター) 〒781-5101 高知市布師田3992-3 088-846-1111 − ○ 高知 高知県知的所有権センター ((財)高知県産業振興センター) 〒781-5101 高知市布師田3992-2 中小企業会館内 088-846-7087 ● − 福岡県知的所有権センター ((社)発明協会福岡県支部) 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2-6-23 住友博多駅前第2ビル2階 092-474-7255 ● ● 福岡 福岡県知的所有権センター北九州支部 ((財)北九州産業学術推進機構) 〒804-0003 北九州市戸畑区中原新町2-1 093-873-1432 ● ● 佐賀 佐賀県知的所有権センター (佐賀県工業技術センター) 〒849-0932 佐賀市鍋島町八戸溝114 0952-30-8161 ● ● 長崎 長崎県知的所有権センター ((社)発明協会長崎県支部) ((財)長崎県産業技術振興財団) 〒856-0026 大村市池田2-1303-8 長崎県工業技術センター内 0957-52-1144 ● − 熊本 熊本県知的所有権センター ((社)発明協会熊本県支部) (熊本県立工業技術センター) 〒862-0901 熊本市東町3-11-38 熊本県工業技術センター電子分館3階 096-360-3291 ● ○ 大分 大分県知的所有権センター (大分県産業科学技術センター) 〒870-1117 大分市高江西1-4361-10 097-596-7121 ● ● 宮崎 宮崎県知的所有権センター ((社)発明協会宮崎県支部) 〒880-0303 宮 崎 郡 佐 土 原 町 大 字 東 上 那 珂 字 長 谷 水 16500-2 宮崎県工業技術センター内 0985-74-2953 ● ● 鹿児島 鹿児島県知的所有権センター (鹿児島県工業技術センター) ((社)発明協会鹿児島県支部) 〒899-5105 姶良郡隼人町小田1445-1 0995-64-2445 ● ○ 沖縄 沖縄県知的所有権センター (沖縄県工業技術センター) 〒904-2234 具志川市字州崎12-2 中城湾港新港地区トロピカルテクノパーク内 098-929-0111 ● ● (注)流通AD=特許流通アドバイザー、活用AD(●)=特許情報活用支援アドバイザー、検索AD(○)=特許電子図書館情報検索指導アドバイザー

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――――【主な知的財産権関連機関等】―――――――――――――――――――――― ◆ 国内 組織名 所在地 電話番号 ウェブページURL 特許庁 (特許電子図書館) 〒100-8915 東京都千代田区霞が関 3-4-3 03-5690-3500 〔特許電子図書館〕 http://www.ipdl.jpo.go.jp/homrpg.ipdl 独立行政法人 工業所有権総合情報館 〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-4-3 特許庁 2 階 03-3501-1101 (内) 2121∼23 http://www.ncipi.go.jp/ 〔特許流通データベース〕 http://www.ryutu.ncipi.go.jp/ (財)日本特許情報機構 (JAPIO) 〒135-0016 東京都江東区東陽 4-1-7 佐藤ダイヤビルディング 6 階 03-3615-5511 http://www.japio.or.jp/ (社)発明協会 〒105-0001 東京都港区虎ノ門 2-9-14 発明会館 03-3502-5421 http://www.jiii.or.jp/ アジア太平洋工業所有権 センター(APIC) 外国相談チーム 〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-4-2 商工会館 03-3503-3027 http://www.apic.jiii.or.jp/index.htm ◆ 海外 組織名 所在都市 ウェブページURL アメリカ特許商標庁(USPTO)

United States Patent and Trademark Office

バ ー ジ ニ ア 州 ア ー リ ン ト ン (Arlington)

http://www.uspto.gov/

イギリス特許庁 The UK Patent Office

ニューポート(Newport) http://www.patent.gov.uk/

ヨーロッパ特許庁(EPO) European Patent Office

ドイツ

ミュンヘン(Munich)

http://www.european-patent-office.org/

世界知的所有権機関(WIPO)

World Intellectual Property Organization

スイス ジュネーブ(Geneva) http://www.wipo.int/index.html.en ――――【各種参考文献等】――――――――――――――――――――――――――― ◆大綱および基本法 ・「知的財産戦略大綱」(2002 年 7 月、知的財産戦略会議) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki/kettei/020703taikou.html ・「知的財産基本法」(2003 年 3 月施行) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki/hourei/021204kihon.html ◆参考となるべき指針 http://www.meti.go.jp/policy/competition/main_01.html ・「知的財産を核とした企業戦略のための『参考となるべき指針』について」 (2003 年 3 月、経済産業省) ・「知的財産の取得・管理指針」(2003 年 3 月、経済産業省) ・「営業秘密管理指針」(2003 年 1 月、経済産業省) ・「技術流出防止指針 ∼意図せざる技術流出防止のために」(2003 年 3 月、経済産業省) ・「『技術流出防止指針』関連参考資料」(2003 年 3 月、経済産業省) ◆推進計画 ・「知的財産の創造、保護及び活用に関する推進計画」(2003 年 7 月、知的財産戦略本部) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/030708f.html

(28)

【策定委員会名簿】 (敬称略・50音順) 委員長 内田 裕久 東海大学 工学部長/工学部応用理学科エネルギー工学専攻 教授 委 員 井ノ原 忠彦 株式会社篠崎製作所 専務取締役 遠藤 誠 森・濱田松本法律事務所 弁護士 大崎 俊彦 株式会社 先端力学シミュレーション研究所 取締役社長 北村 一郎 きたむら ものづくり庵 庵主 /経営コンサルタント 熊倉 賢一 株式会社クマクラ 代表取締役会長 齋藤 憲道 松下電器産業株式会社 法務本部 法務グループ グループマネージャー 角田 正芳 東海大学 法学部 教授 三好 秀和 三好内外国特許事務所 所長 /弁理士 【その他の策定協力者】 喜多見 淳一 東京工業大学 産学連携推進本部 教授 経済産業省 経済産業政策局 知的財産政策室 産業技術環境局 大学連携推進課 製造産業局 素形材産業室 地域経済産業グループ 地域技術課 特許庁 総務部 総務課 中小企業庁 経営支援部 技術課 誰でもわかる! 取引・連携で知的財産を守るためのポイント ∼しまった!と思った時はもう遅い∼ (知的財産、企業秘密保持への指針) 2004年3月発行 企画・監修: 経済産業省 産業クラスター計画推進室 〒100-8901 東京都千代田区霞が関 1-3-1 電話:03-3501-0645 FAX:03-3501-6231 制 作: 株式会社 UFJ総合研究所 〒105-8631 東京都港区新橋 1-11-7 電話:03-3572-9033 FAX:03-5568-4658

(29)
(30)

最低限 これだけはおさえるべし!

中小企業経営者、知的財産担当、事業開発・技術開発の担当

必読!

こんなトラブルや失敗を避けるためのポイントが書かれています。

?中小企業は知財のどこから手をつける?

?営業上の秘密とは?

?技術を盗られ、煮え湯を飲まされないためには?

?知財を守る契約のポイントは?

?ビジネス上重要なのは特許だけか?

?顧客や同業者との共同研究開発で技術をどう守る?

?大学との共同開発を知財面で上手くおこなうには?

?社員や取引先からの技術流出をどう防ぐ?

?だれに相談すればいいのか?

誰でもわかる! 取引・連携で知的財産を守るためのポイント ∼しまった!と思った時はもう遅い∼ (知的財産、企業秘密保持への指針)

参照

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