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茨城県住生活基本計画

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Academic year: 2021

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(1)

(様式3 公表の表紙)

つくば市高齢者居住安定確保計画(案)の

パブリックコメント手続の実施について

平成 27 年 11 月

(2)

案件名

つくば市高齢者居住安定確保計画(案)

募集期間

平成 27 年 11 月2日 ~ 平成 27 年 12 月1日

担当課

福祉部 高齢福祉課

問合せ

TEL 029-883-1111 (内線)1233

■ 意見募集の趣旨

つくば市高齢者居住安定確保計画は,高齢者の居住の安定確保に関する法律

(高齢者住まい法)第4条に基づき定められた茨城県高齢者居住安定確保計画

に基づき,住宅施策と福祉施策が連携して,高齢者の住まいに係る施策を総合

的に展開する計画です。

計画の策定にあたり,市民の皆さんの意見を反映させるため,パブリックコ

メントを実施します。つきましては,計画案を公表しますので,市民の皆さん

の意見をお寄せください。

■ 資料

・つくば市高齢者居住安定確保計画(案)

・つくば市高齢者居住安定確保計画(案)の背景・経緯等

・つくば市高齢者居住安定確保計画(案)の概要版

■ 提出方法

○ 直接持参 ・福祉部 高齢福祉課(1階)

・各窓口センター

・各地域交流センター

○ 郵便 〒305-8555

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■ 提出された意見の取扱い

・ パブリックコメント手続は,計画等の案の賛否を問うものではなく,内容を

より良いものにするために,意見を募集し,意思決定の参考とするものです。

提出された意見を十分考慮した上で,つくば市高齢者居住安定確保計画(案)

の最終決定を行います。

・ 提出された意見に対する市の考え方は,意見をいただいた方々に個別に回答

するのではなく,類似する意見を集約するなどして,意見の概要とそれに対

する市の考え方を公表します。

また,案の修正を行った場合は,その修正案を公表します。

・ 個人情報等の取り扱いには十分注意するとともに,個人が識別できるような

内容及び個人又は法人等の権利利益を害するおそれのある情報など公表する

ことが不適切な情報(つくば市情報公開条例第5条に規定する不開示情報)

については,公表しません。

■ 意見の概要及び意見に対する市の考え方の公表時期並びに公表場所

○ 公表時期 平成 28 年1月ごろを予定しています。

○ 公表場所 市ホームページ,福祉部高齢福祉課,

情報・閲覧コーナー(庁舎1階),

各窓口センター,各地域交流センター

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つくば市高齢者居住安定確保計画(案)

平成 28 年1月

つ く ば 市

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(7)

目 次 第1章 計画の策定 ... 1 1-1 計画の目的・期間... 2 (1)計画の背景と目的... 2 (2)計画の期間 ... 2 1-2 計画の位置づけ... 3 第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題 ... 5 2-1 社会環境の変化... 6 (1)高齢者人口の推移... 6 (2)高齢者世帯数の推移... 8 (3)日常生活圏域別の高齢者の状況 ... 9 (4)要介護認定者数の推移 ... 10 (5)要介護認定者数の推計 ... 11 2-2 高齢者の居住状況... 12 (1)住まいの所有関係... 12 (2)住まいの建築時期... 13 (3)住まいの広さ ... 14 (4)住まいのバリアフリー化 ... 15 (6)子との居住状況(茨城県) ... 17 (7)借家家賃 ... 18 (8)高齢期における住み替え・改善の意向(茨城県) ... 19 (9)介護が必要になった場合に希望する暮らし方 ... 20 (10)民間賃貸住宅市場における入居制限の状況(全国) ... 21 2-3 高齢者向け住宅・施設の立地状況 ... 22 2-4 高齢者の居住を取り巻く課題 ... 23 (1)高齢者人口の増加と高齢者のみの世帯の増加 ... 23 (2)住まいのバリアフリー化 ... 23 (3)民間賃貸住宅市場での入居敬遠 ... 23 (4)高齢者の住まいに関するニーズと事業者の質の向上 ... 23 (5)親と子の同居・近居... 23 第3章 基本的方針 ... 25 3-1 基本理念と基本目標 ... 26 (1)高齢者の居住安定の確保に関する施策の理念 ... 26 (2)基本目標 ... 27 3-2 施策の体系 ... 29 第4章 推進する施策... 31

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パブリックコメント資料 4-1 住み続けられる住まい・まちづくり ... 32 (1)住まいのバリアフリー化の促進 ... 32 (2)地震等災害に強い住まいづくり ... 33 (3)民間賃貸住宅の情報提供 ... 33 4-2 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保 ... 34 (1)高齢者向け住宅の供給目標の考え方 ... 34 (2)高齢者向け住宅の供給目標 ... 34 (3)介護保険施設の計画的整備 ... 35 4-3 高齢者の住宅セーフティネットの構築 ... 36 (1)市営住宅における生活支援機能 ... 36 (2)市営住宅のバリアフリー化 ... 36 (3)高齢者への市営住宅の供給 ... 36 4-4 地域支援体制の構築 ... 37 (1)介護サービス基盤の強化 ... 37 (2)高齢者世帯への居住支援 ... 37 (3)情報提供・相談窓口の整備 ... 37 第5章 計画の実現に向けて ... 39 5-1 計画の推進体制... 40 (1)市民や関係機関等との連携強化 ... 40 (2)市役所内部局間の連携強化 ... 40 5-2 計画の進行管理... 40

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章 計 画 の 策 定

1-1 計画の目的・期間

1-2 計画の位置づけ

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第1章 計画の策定

- 1 計 画 の 目 的 ・ 期 間

(1)計画の背景と目的 高齢者が安心して豊かな暮らしを営むためには,住宅政策と福祉政策が連携して高齢 者の住まいの確保に取り組むとともに,高齢者を地域で支える体制を構築する必要があ ります。 つくば市は,茨城県から平成 25 年に有料老人ホーム,平成 26 年に県内で初めてサー ビス付き高齢者向け住宅に係る事務権限の移譲を受け,高齢者に適した良好な居住環境 の整備に取り組んでいます。 現在,サービス付き高齢者向け住宅については,入居する高齢者の安全性・快適性の 向上を図るため,市独自に設備構造・運営に係る基準を明確化した設置運営指導指針, 事務取扱要綱を定め指導を行っているところです。 今後,高齢者のみの世帯などが一層増加することが予想されるため,高齢者の住まい の適正な質及び量の確保について十分に検討し,長期的に高齢者の居住の安定確保を図 ることが重要となります。 このような背景のもと,高齢者の住まいに係る施策を体系化し,総合的かつ計画的に 展開することを目的として,高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法) 第4条で定められた茨城県高齢者居住安定確保計画に基づき,つくば市高齢者居住安定 確保計画を策定します。

高齢者

住まい

持ち家

介護保険 施設 賃貸住宅

住宅施策

福祉施策

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- 2 計 画 の 位 置 づ け

本計画は,茨城県住生活基本計画,茨城県高齢者居住安定確保計画及びつくば市高齢者 福祉計画との調和を図りながら,住宅施策と福祉施策が連携して施策に取り組むことによ り,高齢者の多様なニーズに対応した住居や福祉サービスを選択できるように住宅・住環 境を整備することを目指すものです。 つくば市高齢者福祉計画は,老人福祉法に基づく「老人福祉計画」と,介護保険法に基 づく「介護保険事業計画」の2つの法定計画の総称です。特別養護老人ホーム等の介護保 険施設及び認知症高齢者グループホーム等の居住系サービスの供給目標や,居宅サービス など介護給付等サービスの量の見込みを定めています。 このため,本計画で設定する高齢者の住まいに係る供給目標は,高齢者福祉計画と整合 を図ることが求められます。 【つくば市高齢者居住安定確保計画の位置づけ】 茨城県高齢者居住安定確保計画 茨城県総合計画 「いきいき いばらき生活大県プラン」 茨城県住生活基本計画 平成 23 年度~平成 32 年度 いばらき高齢者プラン 21 平成 27 年度~平成 29 年度 つくば市高齢者福祉計画 つくば市高齢者居住安定確保計画

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章 高 齢 者 の 居 住 を 取 り 巻 く 現 状 と 課 題

2-1 社会環境の変化

2-2 高齢者の居住状況

2-3 高齢者向け住宅・施設の立地状況

2-4 高齢者を取り巻く課題

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第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題

- 1 社 会 環 境 の 変 化

(1)高齢者人口の推移 平成 26 年 10 月 1 日現在,65 歳以上の高齢者数は3万9千人であり,市の人口およそ 22 万人のうち 17.9%を占めています。 高齢者人口の推移をみると,一貫して増加傾向となっており,平成 29 年には,高齢 者数4万3千人,高齢化率 18.8%になると推計されています。 【つくば市の高齢者人口推移と推計】 資料:住民基本台帳(各年 10 月1日現在) 35,656 37,494 39,312 40,832 42,207 43,337 16.5 17.2 17.9 18.3 18.6 18.8 15 15.5 16 16.5 17 17.5 18 18.5 19 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 H24 H25 H26 H27 H28 H29 高 齢 化 率 ( % ) 高 齢 者 数 ( 人 )

(15)

【つくば市の人口ピラミッド】 資料:住民基本台帳(平成 26 年 10 月1日現在) 【つくば市の人口割合の推移】 資料:住民基本台帳(各年 10 月1日現在) 5,655 5,517 5,394 5,277 6,708 6,818 7,787 8,731 9,148 7,251 6,024 5,871 6,405 6,068 4,734 3,549 3,078 2,462 1,234 312 55 5,949 6,007 5,770 5,859 8,198 7,679 8,587 9,334 9,792 8,116 6,587 6,153 6,206 6,196 4,748 3,142 2,107 1,214 331 73 9 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 0-4 10-14 20-24 30-34 40-44 50-54 60-64 70-74 80-84 90-94 100歳以上 男性 女性 68 67.3 66.5 66.2 65.9 65.8 16.5 17.2 17.8 18.3 18.6 18.8 15.5 15.6 15.5 15.5 15.5 15.4 0 10 20 30 40 50 60 70 80 H24 H25 H26 H27 H28 H29 生産年齢人口 (16歳~64歳) 高齢者人口 (65歳以上) 年少人口 (15歳未満) (%) 65 歳以上 男性 17,820 人 女性 21,492 人

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第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (2)高齢者世帯数の推移 平成 26 年 10 月1日現在,高齢単身世帯が6千5百世帯,高齢夫婦世帯が5千7 百世帯です。市内の一般世帯数9万2千世帯のうち,13.3%が高齢者世帯(高齢単 身世帯,高齢夫婦世帯)となっています。 【つくば市の高齢者世帯数の推移】 高齢単身世帯:65 歳以上の単身世帯 高齢夫婦世帯:夫 65 歳以上,妻 60 歳以上の夫婦のみの世帯 資料:住民基本台帳(各年10 月1日現在) 4,417 4,743 5,068 5,533 6,012 6,584 3,922 4,172 4,400 4,835 5,294 5,767 9.7 10.1 10.6 11.5 12.3 13.3 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 H21 H22 H23 H24 H25 H26 高齢者単身世帯 高齢者夫婦世帯 高齢者世帯比率 (世帯) (%)

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(3)日常生活圏域別の高齢者の状況 高齢化率については,筑波地区・茎崎地区において 30%を超える高い割合となっており, 一方で,桜地区・谷田部東地区では9~12%程度と若い世帯が多くなっています。 高齢者人口に占める要介護認定者数の割合では,筑波地区は 20.3%で最も高くなってい る一方で,茎崎地区が 12.4%で最も低くなっており,その他の市中央に位置する圏域はい ずれも 16%前後の割合となっています。 【日常生活圏域別の高齢者状況一覧】 資料:住民基本台帳(平成 26 年 10 月1日現在) 認定者は住所地特例を除く。 筑波地区 総人口 19,254 高齢者人口 6,056 (高齢化率) 31.5% 認定者数 1,231 (対高齢者人口割合) 20.3% 大穂地区 総人口 19,560 高齢者人口 3,769 (高齢化率) 19.3% 認定者数 659 (対高齢者人口割合) 17.5% 豊里地区 総人口 16,506 高齢者人口 3,601 (高齢化率) 21.8% 認定者数 640 (対高齢者人口割合) 17.8% 桜地区 総人口 50,492 高齢者人口 6,202 (高齢化率) 12.3% 認定者数 994 (対高齢者人口割合) 16.0% 谷田部東地区 総人口 56,259 高齢者人口 5,468 (高齢化率) 9.7% 認定者数 857 (対高齢者人口割合) 15.7% 谷田部西地区 総人口 33,744 高齢者人口 6,458 (高齢化率) 19.1% 認定者数 1,088 (対高齢者人口割合) 16.8% 茎崎地区 総人口 24,321 高齢者人口 7,758 (高齢化率) 31.9% 認定者数 965 (対高齢者人口割合) 12.4%

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第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (4)要介護認定者数の推移 市の要支援・要介護認定者数は,平成 21 年から平成 25 年にかけて 1,161 人(22.9%) の増加となっています。特に,要支援1から要介護1の比較的軽度の認定者が顕著に増 加しています。 【つくば市の要支援・要介護度別の認定者数の推移】 H21 H22 H23 H24 H25 H21→H25 増減率 要支援1 269 337 403 442 407 51.30% 要支援2 491 537 563 624 655 33.40% 要介護1 960 1,083 1,200 1,228 1,358 41.50% 269 337 403 442 407 491 537 563 624 655 960 1,083 1,200 1,228 1,358 1,106 1,170 1,178 1,246 1,296 997 929 947 919 985 708 709 725 795 862 542 608 615 668 671 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 H21 H22 H23 H24 H25 (人) 要介護5 要介護4 要介護3 要介護2 要介護1 要支援2 要支援1

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(5)要介護認定者数の推計 要支援・要介護認定者数の見込は,将来の高齢者人口の推計を基に推計した結果,平 成 27 年の 6,972 人から,平成 29 年度には 7,725 人と 753 人(10.8%)の増加が見込ま れます。 【つくば市の要支援・要介護認定者数の推計】 H27 H28 H29 H27→H29 平成 32 年 平成 37 年 増減率(%) 要支援1 597 652 714 19.6 844 1,071 要支援2 689 711 742 7.7 840 1,033 要介護1 1,546 1,665 1,780 15.1 2,044 2,601 要介護2 1,435 1,504 1,569 9.3 1,771 2,201 要介護3 1,141 1,225 1,306 14.5 1,502 1,849 要介護4 862 884 900 4.4 978 1,232 要介護5 702 709 714 1.7 763 916 つくば市計 6,972 7,350 7,725 10.8 8,742 10,903 資料:介護保険事業状況報告(各年9月末見込み) 597 652 714 689 711 742 1,546 1,665 1,780 1,435 1,504 1,569 1,141 1,225 1,306 862 884 900 702 709 714 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 8000 H27 H28 H29 (人) 要介護5 要介護4 要介護3 要介護2 要介護1 要支援2 要支援1

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第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題

- 2 高 齢 者 の 居 住 状 況

(1)住まいの所有関係 高齢者世帯の住宅を所有関係別にみると,高齢単身世帯が 84.20%(茨城県平均 75.5%),高齢夫婦世帯が 92.93%(茨城県平均 94.2%)持家に居住しており,主世帯 全体と比較して持家に居住している比率が高い。 【つくば市の所有関係別世帯比率・世帯数】 単位:戸 持家 公営・ 都市再生機構・ 公社の借家 民営借家 給与住宅 不詳 合計 (世帯) 主世帯全体 45,430 1,930 34,680 3,820 4,140 90,000 50.48% 84.20% 92.93% 2.14% 6.03% 2.02% 38.53% 7.76% 4.38% 4.24% 0.86% 4.60% 1.15% 0.67% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 主世帯全体 (90,000世帯) 高齢単身 (3,480世帯) 高齢夫婦 (5,940世帯) 持家 公営・ 都市再生機構・ 公社の借家 民営借家 給与住宅 不詳

(21)

(2)住まいの建築時期 高齢者のいる世帯の持ち家の建築時期をみると,持ち家全体に比べて,高齢者のいる 世帯は建築時期の古い住宅に住んでいる傾向があります。また,昭和 55 年にまでに建 築された住宅に居住している世帯は 38.04%となっており,昭和 56 年の耐震基準を満た していない住宅に居住している比率が高いことから,耐震改修などによる耐震性の確保 が課題となっています。 【つくば市の建築時期別比率】 資料:平成 25 年住宅・土地統計調査 7.73% 13.15% 16.40% 24.89% 19.28% 23.88% 18.51% 18.63% 30.95% 14.70% 5.99% 2.74% 1.14% 2.01% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 持ち家総数 (45,430世帯) 高齢者のいる世帯 (21,900世帯) 昭和45年以前 昭和46 ~55年 昭和56 ~平成2年 平成3 ~12年 平成13 ~22年 平成23 ~25年9月 不詳 24.13% 38.04%

(22)

第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (3)住まいの広さ 高齢者世帯の居住面積水準達成状況をみると,高齢単身世帯では 88.51%(茨城県平 均 78.7%),高齢夫婦世帯では 89.39%(茨城県平均 88.1%)が誘導居住面積水準を達 成しており,比較的十分な広さの住宅に居住している世帯が多くなっています。 一方,高齢単身世帯の 2.01%(茨城県平均 5.2%)は,健康で文化的な住生活を営む 基礎として必要不可欠な住宅面積である最低居住面積水準を達成できていない。 【つくば市の居住面積水準別比率】 資料:平成 25 年住宅・土地統計調査 【誘導居住面積水準,最低居住面積水準(抄)】 (1) 一般型誘導居住面積水準(都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建住宅居住) ① 高齢単身世帯 55㎡ ② 高齢夫婦世帯 75㎡ (2) 都市居住型誘導居住面積水準(都市の中心及びその周辺における共同住宅居住) ① 高齢単身世帯 40㎡ 4.94% 2.01% 0.00% 33.08% 8.33% 10.10% 57.37% 88.51% 89.39% 4.61% 1.15% 0.51% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 主世帯全体 (90,000世帯) 高齢単身 (3,480世帯) 高齢夫婦 (5,940世帯) 最低居住面積 水準未満 最低以上誘導未満 誘導居住面積 水準達成 不詳

(23)

62.70% 53.92% 34.65% 29.42% 28.05% 12.63% 7.75% 3.47% 1.41% 1.50% 31.01% 22.06% 22.06% 13.75% 36.96% 64.69% 56.18% 37.05% 30.75% 29.01% 12.79% 8.27% 3.48% 1.55% 1.65% 32.44% 23.04% 23.79% 14.15% 35.31% 37.23% 21.17% 5.11% 16.06% 18.25% 14.60% 0.00% 1.46% 0.00% 0.00% 12.41% 13.14% 0.00% 11.68% 62.77% 0.00% 10.00% 20.00% 30.00% 40.00% 50.00% 60.00% 70.00% 高齢者等のための設備がある 手すりがある 階段 浴室 トイレ 玄関 廊下 脱衣室 居住室 その他 まだきやすい高さの浴槽 廊下などが車いすで通行可能な幅 段差のない屋内 道路から玄関まで車いすで通行可能 高齢者等のための設備はない 高齢者のいる世帯 高齢者のいる持家 高齢者のいる借家 (4)住まいのバリアフリー化 ① 高齢者等のための設備状況 高齢者のいる世帯における高齢者等のための設備の設置状況をみると,手すりの設置 に比べ,またぎやすい高さの浴槽,車いすで通行可能な廊下の幅,屋内の段差の解消な どの整備が遅れています。高齢者の居住する借家においては,持ち家に比べてバリアフ リー化が遅れており,62.77%(茨城県平均 70.8%)は高齢者等のための設備はないと いう状況となっています。 【つくば市の高齢者のいる世帯における高齢者等のための設備の設置状況(設備別)】 資料:平成 25 年住宅・土地統計調査 [ 手 す り の 設 置 場 所 ]

(24)

第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題 36.96% 35.31% 62.77% 37.13% 12.50% 36.76% 44.52% 39.97% 33.80% 20.81% 20.45% 18.98% 21.28% 8.33% 10.81% 23.30% 29.07% 19.58% 32.63% 34.27% 18.25% 32.28% 79.17% 37.30% 28.37% 28.72% 35.90% 9.25% 9.97% 0.00% 8.92% 0.00% 15.14% 3.81% 2.25% 10.72% 0.34% 0.00% 0.00% 0.39% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 高齢者のいる世帯 (23,350世帯) 持家 (21,270世帯) 借家 (1,370世帯) 一戸建 (20,630世帯) 長屋建 (240世帯) 共同住宅 (1,850世帯) 昭和55年以前 (8,670世帯) 昭和56年~平成2年 (5,780世帯) 平成3年~12年 (4,290世帯) ② バリアフリー化水準 高齢者が居住している住宅の「一定のバリアフリー化(2か所以上の手すり設置又は 屋内の段差解消)」「高度のバリアフリー化(2か所以上の手すり設置,屋内の段差解消 及び車いすで通行可能な廊下幅)」の状況をみると,高齢者のいる世帯全体では,一定 のバリアフリー化が達成されているのは 41.88%(茨城県平均 36.6%),うち,高度の バリアフリー化が達成されているのは 9.25%(茨城県平均 7.6%)となっています。 高齢者が居住している住宅を所有関係別にみると,持家では 44.24%(茨城県平均 38.6%),借家では 18.25%(茨城県平均 18.4%)が一定のバリアフリー化を達成して います。一方,借家では高齢者等のための設備がない住宅が 62.77%(茨城県平均 70.8%) と高くなっています。 高齢者が居住している住宅を建築時期別にみると,建築時期が古い住宅ほどバリアフ リー化の実施が低い状況となっています。 【つくば市のバリアフリー化水準(専用住宅)】 所有関係 建て方別 建 築 時 期

(25)

(6)子との居住状況(茨城県) 茨城県内における高齢者世帯の子との居住状況は,子が片道 15 分未満に住んでいる という高齢単身世帯が 22.3%,高齢夫婦世帯は 29.4%となっています。 一方,子がいない世帯を含め,約半数の高齢者世帯では,子が 1 時間未満の範囲に居 住していないこととなり,地域での見守り等の居住支援が求められています。 また,高齢期における親と子の住まい方の意向をみると,自分が高齢期になった時に 子と同居または同一敷地内に住むことを希望しているのは 34.4%,親が高齢者になった 時に親と同居または同一敷地内に住むことを希望しているのは 28.0%となっています。 全国の結果では,それぞれ 24.4%,25.5%であり,茨城県では,親と子の同居意向が 高いことに特徴がみられます。 【つくば市の子の居住地別比率(普通世帯)】 資料:平成 25 年住宅・土地統計調査 【茨城県の高齢期の親と子との近居意向】 資料:平成 20 年住生活総合調査 5.7 6.1 5.9 6.1 15.1 9.6 30.5 25.3 32.5 25.0 10.1 27.6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 高齢者夫婦世帯 (5,230世帯) 高齢者単身世帯 (2,600世帯) 一緒に住んでいる(同じ建物又は敷地内) 徒歩5分程度 片道15運未満 片道1時間未満 片道1時間以上 子はいない

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第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題 7.94% 19.61% 0.00% 4.70% 0.00% 0.00% 19.17% 31.37% 5.13% 29.79% 27.45% 35.90% 25.11% 0.00% 43.59% 8.86% 9.80% 0.00% 2.15% 9.80% 15.38% 2.28% 1.96% 0.00% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 借家世帯全体 (40,420世帯) 平均50,057円 高齢単身借家世帯 (510世帯) 平均43,519円 高齢夫婦借家世帯 (390世帯) 平均64,172円 10,000円未満 1万円~2万円 2万円~4万円 4万円~6万円 6万円~8万円 8万円~10万円 10万円以上 不詳 (7)借家家賃 高齢者単身世帯が居住している借家の月額家賃をみると,借家世帯全体と比較して, 4万円未満の住宅に居住している比率が高くなっています。 平均家賃を比較すると,借家世帯全体(高齢者世帯以外を含む)では平均約5万円, 高齢単身世帯では約4万3千円,高齢夫婦世帯では約6万4千円となっています。 【つくば市の家賃別借家世帯比率】 資料:平成 25 年住宅・土地統計調査

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(8)高齢期における住み替え・改善の意向(茨城県) 茨城県の高齢期における住み替え・改善の意向をみると,「特に考えていない」が 67.6%と最も多くみられます。 続いて,「リフォームなどを行い住み続ける」が 20.8%,「住宅を購入する,借りる, 施設に入るなどして住み替える」が 4.9%となっています。多くの茨城県民が高齢期に おいても,住み替えよりも,現在の住まいに居住し続ける意向を持っているとみられま す。 【茨城県の高齢期における住み替え・改善の意向】 資料:平成 20 年住生活総合調査 住宅を購入す る,借りる,施 設に入るなどし て住み替える 4.9% 住宅の建て替え を行い住み続け る 3.4% リフォームなど を行い住み続け る 20.8% 特に考えていな い 67.6% 不明 3.3%

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第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (9)介護が必要になった場合に希望する暮らし方 第6期つくば市高齢者福祉計画策定のために実施したアンケート調査によると,65 歳 以上の方が介護が必要になった場合に暮らしたい場所は,自宅が最も多く 44.9%となり ました。次いで,特別養護老ホーム 8.2%,有料老人ホームが 4.7%となっています。 【介護が必要になった場合に希望する暮らし方】 17.9 27 1.3 8.2 4.4 0.3 2.7 2.5 1 10.8 30.5 1 7.6 4.4 0.2 2 2.2 17.9 27 1.3 11 3.5 0.5 2.7 2.7 20.2 27.5 1.7 9.9 4.7 0.4 3.9 2.6 23.8 25.9 2.1 3.5 6.3 0 2.8 2.8 38.5 15.4 1.5 4.6 6.2 0 1.5 1.5 自宅で、主に家族や親族に介護してもらいたい 自宅で、主に介護サービスなどを利用したい 子供や親族等の家に住み替え、 介護してもらいたい 特別養護老人ホームに入所したい 介護型有料老人ホームに入居したい 住宅型有料老人ホームに入居して、 外部の介護サービスを利用したい サービス付き高齢者向け住宅に住み替えて、 外部の介護サービスを利用したい 病院に入院したい 全体(n=1287) 65~69歳(n=407) 70~74歳(n=374) 75~79歳(n=233) 80~84歳(n=143) 85歳以上(n=65)

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8.4 11.6 7.1 0 3.1 1.9 1.1 0.4 8.0 7.7 6.8 6.0 4.0 1.3 1.3 0.1 0 5 10 15 単身の高齢者は不可 外国人は不可 高齢者のみ世帯は不可 生活中心者が離職中の世帯は不可(H22のみ) 障害者のいる世帯は不可 小さい子どものいる世帯は不可 母子(父子)世帯は不可 その他 平成18年4月 平成22年11月 39.1 48.4 45.3 59.4 39.1 18.8 17.2 1.3 59.6 53.9 50.6 47.2 40.4 19.1 16.9 4.5 0 10 20 30 40 50 60 70 家賃の支払いに対する不安 居室内での死亡事故等に対する不安 他の入居者・近隣住民との協調性に対する不安 習慣・言葉が異なることへの不安 住宅の使用方法に対する不安 入居者以外の者の出入りへの不安 生活サイクルが異なることへの不安 その他 平成18年4月 平成22年11月 (10)民間賃貸住宅市場における入居制限の状況(全国) 民間賃貸住宅市場においては,全国的に単身の高齢者や高齢者のみ世帯の入居を制限 していることが指摘されています。 平成 18 年と平成 22 年を比較すると,単身の高齢者の入居制限は 8.4%から 8.0%へ, 高齢者のみ世帯は 7.1%から 6.8%と改善傾向はみられますが,入居制限の理由をみる と,「居室内での死亡事故等に対する不安」が 48.4%から 53.9%へと大きく増加してい ることなどから,高齢者の入居に対する不安は増加しているものとみることができます。 【民間賃貸住宅市場における入居制限の状況】(全国) 資 料:民間賃貸住宅の管理状況調査 実施主体:国土交通省,一般社団住まい・まちづくり担い手支援機構(H22), (財)日本賃貸住宅管理協会(H18) 調査対象:(財)日本賃貸住宅管理協会で賃貸住宅管理業に携わる会員 入居制限の対象 入居制限の理由 (%) (%)

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第2章 高齢者の居住を取り巻く現状と課題

- 3 高 齢 者 向 け 住 宅 ・ 施 設 の 立 地 状 況

本市には,有料老人ホーム,軽費老人ホームの定員数とサービス付き高齢者向け住宅の 戸数を合わせて 584 人・戸立地しています。 介護保険施設である介護老人福祉施設,介護老人保健施設は合わせて定員数 1,490 床あ ります。 【高齢者向け住宅の立地状況】(平成 27 年4月1日現在) 定員又は戸数 有料老人ホーム 355 人 軽費老人ホーム 36 人 サービス付き高齢者向け住宅 193 戸 計 584 人・戸 【介護保険施設の立地状況】(平成 27 年4月1日現在) 病床数 介護老人福祉施設 732 床 介護老人保健施設 758 床 計 1,490 床 平成 27 年4月1日現在,本市の高齢者人口は県内で3番目に多くなっておりますが,高 齢者人口の多い他市に比べ,高齢者人口に対する施設等の定員数・戸数の割合は,比較的 高い状況となっています。高齢者人口に対する施設等の定員割合によると,県内でも施設 等の整備が進んでいるといえます。 【高齢者人口に対する施設等の定員割合(県内高齢者人口上位5市)】 (平成 27 年4月1日現在)

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- 4 高 齢 者 の 居 住 を 取 り 巻 く 課 題

(1)高齢者人口の増加と高齢者のみの世帯の増加 急速な高齢化の進行と核家族化により,高齢単身世帯・高齢夫婦世帯等高齢者のみの 世帯が増加しています。地域によっては,若い世代が著しく減少しているところもあり, 地域を支える人材が不足していることが指摘されています。このため,高齢者世帯が地 域で孤立しないよう,高齢者の生活支援体制づくりが求められています。 (2)住まいのバリアフリー化 借家に居住する高齢者,建築時期が古い住宅に居住する高齢者の多くが一定のバリア フリー化水準以下の住宅に居住しています。高齢化に伴い,身体の機能が低下すると, 日常の動作を負担に感じたり,転倒などの事故に遭ったりするおそれがあるため,高齢 期の生活に配慮した住まいのバリアフリー改修を行うことが求められています。 (3)民間賃貸住宅市場での入居敬遠 民間賃貸住宅市場において,事故発生の不安などから,高齢であることを理由に単身 高齢者などに対する入居敬遠が行われている可能性が指摘されています。入居敬遠を行 わない住宅の確保や地域での見守りなど,高齢者が円滑に民間賃貸住宅に入居でき,安 心して生活できる仕組みづくりが求められています。 (4)高齢者の住まいに関するニーズと事業者の質の向上 高齢者は,一人ひとりの住まいに関するニーズが異なることから,それぞれのニーズ にきめ細かに対応した高齢者向け住宅の確保と高齢者が自らのニーズに応じたサービ スを選択するための情報提供が求められています。 また,今般,住宅運営事業者による入居者への独占的な介護サービスの提供等が問題 視されているため,住宅運営の適切な指導による事業者の質の向上が求められています。 (5)親と子の同居・近居 親世帯と子世帯が歩いていける距離で暮らす近居は,子世帯の子育て期の協力,親世 帯が高齢化した際の介護など双方にとってメリットのある居住形態として注目されて います。第2章2-2(6)で示している高齢期の親と子の近居意向(P.17 参照)にお いても茨城県は全国に比べて,同居・近居を希望している傾向があり,同居・近居を実 現できる仕組みづくりが求められています。

(32)
(33)

章 基 本 的 方 針

3-1 基本理念と基本目標

3-2 施策の体系

(34)

第3章 基本的方針

- 1 基 本 理 念 と 基 本 目 標

(1)高齢者の居住安定の確保に関する施策の理念 本計画は,つくば市高齢者福祉計画と理念を共通のものとし「高齢者と介護者が生きが いを持ち,住み慣れた地域で安全で安心して暮らせるまちづくり」とします。 高齢者福祉計画は,「高齢者」「介護者」「地域」の3つの視点から,高齢者の支援施策を 定めた高齢者福祉に関する総合的な計画であり,本計画においては,主に高齢者の「住ま い」に焦点を当て,高齢者の居住の安定確保について目標及び具体的な施策を定めていま す。 この共通理念のもと,高齢者が住み慣れた自宅や地域で安全,安心して暮らせるよう, 市民と行政との協働・連携・共生による福祉社会の実現を目指します。

【基本理念】

高齢者と介護者が生きがいを持ち,住み慣れた地域で

安全で安心して暮らせるまちづくり

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(2)基本目標 基本理念に基づき,高齢者の居住の安定確保のため,次の目標を掲げます。 目標の設定にあたっては,先に抽出した課題を踏まえ,高齢者が現在の住まいに居住 し続けることが可能な施策展開を第一とし,必要に応じて希望する住まいに住み替える ことができる施策展開を想定しています。 基本目標Ⅰ 住み続けられる住まい・まちづくり 市民が,高齢者となっても,それまで住み慣れてきた地域でずっと過ごせるよう,住 まいのバリアフリー化や生活支援等により安心して住み続けられる社会の実現を目指 します。 また,高齢者世帯が孤立しないよう,高齢者を支える地域の活力の維持や,バリアフ リーによるまちづくり等安全で安心して暮らすことの出来る生活環境の実現を目指し ます。 基本目標Ⅱ 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保 加齢等により,新たな住まいに居住することを希望する高齢者が,一人ひとりの心身 の状況に合わせた居住の場を確保できるよう,高齢者向けの住宅や施設を市内のニーズ に合わせ,バランスの取れた供給を目指します。 【基本理念】 高齢者と介護者が生きがい を持ち,住み慣れた地域で 安全で安心して暮らせるま ちづくり 【基本目標Ⅰ】 住み続けられる住まい・まちづくり 【基本目標Ⅱ】 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保 【基本目標Ⅲ】 高齢者の住宅セーフティネットの構築 【基本目標Ⅳ】 地域支援体制の構築

(36)

第3章 基本的方針 基本目標Ⅲ 高齢者の住宅セーフティネットの構築 住宅の確保に配慮を要する高齢者世帯が,安心して住生活を送れるよう,バリアフリ ー化がなされた公営住宅の供給とその他の公的賃貸住宅や民間賃貸住宅を活用した重 層的な住宅セーフティネットの構築を目指します。 基本目標Ⅳ 地域支援体制の構築 地域や福祉施策による高齢者世帯への介護支援・見守り支援等により,高齢者の豊か な住生活の実現を目指します。 また,高齢者世帯が居住継続のための適切な支援を受けられるよう,関係部局や関係 団体等と連携し,情報提供や相談体制の構築を目指します。

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- 2 施 策 の 体 系

基本理念の「高齢者と介護者が生きがいを持ち,住み慣れた地域で安全で安心して暮ら せるまちづくり」の実現を目指して4つの基本目標に基づき,推進する住宅施策と具体的 な施策内容を以下のように定めます。 (1)住まいのバリアフリー化の促進 (2)地震等災害に強い住まいづくり (1)高齢者向け住宅の供給 (1)介護サービス基盤の強化 (2)高齢者世帯への居住支援 【基本目標Ⅰ】 住み続けられる住まい・まちづくり (3)民間賃貸住宅の情報提供 (1)市営住宅における生活支援機能 (2)市営住宅のバリアフリー化 (3)高齢者への市営住宅の供給 【基本目標Ⅳ】 地域支援体制の構築 【基本目標Ⅱ】 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保 (2)介護保険施設の計画的整備 【基本目標Ⅲ】 高齢者の住宅セーフティネットの構築 (3)情報提供・相談窓口の整備 ・ バリアフリーリフォームの促進 ・ ユニバーサルデザインによる住まいづくりの普 及啓発 ・ 耐震改修に関する情報提供 ・ 簡易な耐震器具の普及 ・ 民間賃貸住宅の情報提供 ・ 住宅確保要配慮者あんしん居住推進事業の 調査・研究 ・ サービス付き高齢者向け住宅・有料老人ホームの 適正な供給 ・ 住宅資産を活用した住み替え制度等の情報提供 ・ 介護保険施設の計画的整備 ・ 高齢者生活支援施設の併設の検討 ・ 市営住宅のバリアフリー化 ・ 真に住宅に困窮する高齢者世帯への市営住宅の 供給 ・ 各種サービスが連携した包括的な支援の推進 ・ 地域の見守り支援活動の促進 ・ 在宅医療の促進 ・ 介護支援専門員等に対する指導・相談 ・ 情報のネットワーク化・相談窓口の充実

(38)
(39)

章 推 進 す る 施 策

4-1 住み続けられる住まい・まちづくり

4-2 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保

4-3 高齢者の住宅セーフティネットの構築

4-4 地域支援体制の構築

(40)

第4章 推進する施策

- 1 住 み 続 け ら れ る 住 ま い ・ ま ち づ く り

(1)住まいのバリアフリー化の促進 ① バリアフリーリフォームの促進 第2章2-2(4)で示している【つくば市のバリアフリー化水準(専用住宅)】(P.16 グラフ参照)では建築時期の古い住宅ほど,バリアフリー化の実施率が低いことが分か ります。そこで,高齢者が安心して快適な住生活を営むことができるよう,既存住宅の バリアフリーリフォームを促進します。 加齢に伴い必要となるバリアフリー改修や,福祉用具等の導入を促進するため,(一 財)茨城県建築センター,(一社)茨城県建築士会等のリフォーム相談を通して,高齢 者に対して介護保険制度やリフォームに関する補助制度や融資制度等の情報提供を行 います。 高齢者と日々接している介護支援専門員(ケアマネジャー)や介護保険制度での高齢 者に対する相談窓口としての機能を果たしているつくば市地域包括支援センター※等と 連携し,高齢者に対し,リフォーム相談の周知を行うなど高齢者が安心してバリアフリ ーリフォームができる環境の整備を行います。  (一財)茨城県建築センター,建築士会等を通して,介護保険制度やリフォーム に関する補助制度や融資制度等の周知  リフォーム相談の周知  バリアフリーリフォーム補助制度の普及啓発 ② ユニバーサルデザインによる住まいづくりの普及啓発 高齢者にとっても,安全・安心で快適に暮らすことのできる住宅の実現を目指し,住 まいのユニバーサルデザインの考え方や,これらを実現するための技術や施工例等を紹 介する等普及啓発を行います。

(41)

(2)地震等災害に強い住まいづくり ① 耐震改修に関する情報提供 第2章2-2(2)で示している【つくば市内の建築時期別比率】(P.13 グラフ参照) では高齢者のいる世帯の 38.04%が昭和 55 年以前に建築された旧耐震基準により設計さ れた住宅に居住しており,木造住宅耐震診断士の派遣や木造住宅耐震改修費補助により 耐震改修の促進を図ります。  木造住宅耐震診断士派遣事業の実施  木造住宅耐震改修費補助の実施 ② 簡易な耐震器具の普及 高齢者が地震時に安全性を確保できるよう,家具等の転倒防止器具や耐震シェルター 等簡易な耐震器具に関する情報提供を行います。  簡易な耐震器具に関する情報提供 (3)民間賃貸住宅の情報提供 ① つくば市民間賃貸住宅情報提供事業 (公社)茨城県宅地建物取引業協会土浦・つくば支部と協定を締結し,高齢者のみの 世帯など,住宅に困窮する者に対し,低額家賃の民間賃貸住宅の情報を提供します。 ② 住宅確保要配慮者あんしん居住推進事業※の調査・研究 平成 27 年度に創設された事業であり,居住支援協議会を中心とした住宅確保要配慮者 及び民間賃貸住宅の賃貸人双方の支援体制の構築等についての調査や研究を行っていく。 ※住宅に困窮している低所得の高齢者,障害者,子育て世帯の居住の安定確保に向け,居 住支援協議会等との連携や適切な管理の下で,空き家等を活用し一定の質が確保された賃貸 住宅の供給を図るため,空き家等のリフォームやコンバージョンに対して支援する事業

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第4章 推進する施策

- 2 高 齢 者 の ニ ー ズ に 応 じ た 居 住 の 場 の 確 保

(1)高齢者向け住宅の供給目標の考え方 市民の高齢期に備えた住み替えの希望や加齢に伴う生活スタイルの変化に対応する ため,高齢者が安心して長く住み続けることができる住まいとして,多様な生活支援サ ービスや高齢者向けに配慮された設備・構造を備えた居住の場の供給を誘導します。 なお,住宅供給にあたっては,真に介護が必要な高齢者の居住の場として介護保険施 設の計画的整備を推進し,住まいと介護保険施設とのバランスのとれた居住環境を整備 します。 (2)高齢者向け住宅の供給目標 ① サービス付き高齢者向け住宅の供給 サービス付き高齢者向け住宅の市民ニーズの把握を行い,ニーズに応じた住宅供給を 行うことを目標とします。 住宅運営事業者は,「つくば市サービス付き高齢者向け住宅事業の登録に係る事務取 扱要綱」及び「つくば市サービス付き高齢者向け住宅設置運営指導指針」を遵守するも のとし,さらに,住宅の安定的かつ継続的な事業運営を確保するため,より質の高い運 営に向け努力するよう市が指導・助言を行います。  つくば市サービス付き高齢者向け住宅事業の登録に係る事務取扱要綱の運用  つくば市サービス付き高齢者向け住宅設置運営指導指針による指導基準の遵守  市内サービス付き高齢者向け住宅の情報提供  運営実態把握のための立入検査

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 市内有料老人ホームの情報提供  運営実態把握のための立入検査 ③ 住宅資産を活用した住み替え制度等の情報提供 高齢者が所有する住宅資産を活用し,希望する高齢者向け住宅等に住み替えるための 情報提供や相談事業を行います。  (一社)移住・住みかえ支援機構によるマイホーム借上げ制度の情報提供  (独)住宅金融支援機構の高齢者向け返済特例制度の情報提供 (3)介護保険施設の計画的整備 市の介護保険事業の運営が健全かつ円滑に行われるよう,関係部局と相互に適切な情 報共有を行います。また,介護保険施設について市内圏域ごとの需要を把握し,介護保 険施設の整備量を調整します。  つくば市高齢者福祉計画の運用  介護保険施設のニーズの適切な把握

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第4章 推進する施策

- 3 高 齢 者 の 住 宅 セ ー フ テ ィ ネ ッ ト の 構 築

(1)市営住宅における生活支援機能 市営住宅入居者の高齢化に対応するため,将来的な建替え等の際に団地敷地・周辺へ の生活相談・情報提供窓口,食事・健康維持施設,介護関連施設等高齢者生活支援施設 の併設を検討します。 (2)市営住宅のバリアフリー化 市営住宅への手すりの設置,屋内の段差解消等により,高齢者が安心して居住できる よう,市営住宅のバリアフリー化を推進します。  既存市営住宅の個別改善によるバリアフリー化 (3)高齢者への市営住宅の供給 真に住宅に困窮する高齢者世帯に対しては,市営住宅抽選時の優遇措置などにより, 高齢者世帯等の居住の安定確保に努めます。 また,高齢者単身世帯の増加に備えるため,建替えなどの際に,2DK以下の住宅を 整備することを検討します。

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- 4 地 域 支 援 体 制 の 構 築

(1)介護サービス基盤の強化 医療,介護,予防,住まい,生活支援サービスが包括的かつ切れ目なく継続的に提供 されるよう,保健・医療・福祉の関係団体及び専門職相互の連携,ボランティア等の住 民活動等を含め地域の様々な資源を統合し,地域包括ケアシステムの構築に努めます。  地域における包括的なケア体制の構築  保健・医療・福祉関係団体等との調整や情報提供・啓発 (2)高齢者世帯への居住支援 ① 地域の見守り支援活動の促進 つくば市在宅福祉事業を推進し,高齢者の居宅における日常生活を支援します。また, 地域住民や地域団体等による一人暮らしの高齢者等の安否確認や買い物支援等地域ぐ るみで行われている高齢者見守り活動について広く情報提供します。  つくば市在宅福祉事業の周知及び利用促進  高齢者の居住支援活動を行っている地域団体等の情報提供 ② 在宅医療の促進 医療ニーズの高い高齢者が自宅で医療サービスを受けることができるよう,在宅医療 等の効率的な提供を促進するとともに,介護職員等が在宅でたん吸引等医療行為を行う ための人材育成について情報提供します。  介護事業者への情報提供による複合的なサービスの提供促進  介護職員等のたん吸引等研修の推進 (3)情報提供・相談窓口の整備 ① 介護支援専門員等に対する日常的個別指導・相談 介護保険サービスにおけるケアマネジメント等の向上のため,介護支援専門員のネッ トワーク構築を支援し,介護支援専門員に対する日常的個別指導,困難事例等の相談を 実施します。

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第4章 推進する施策  主任介護支援専門員連絡会と連携した研修会等の開催  居宅介護支援事業所連絡会の開催による連携強化 ② 情報のネットワーク化・相談窓口の充実 介護支援専門員,高齢者,地域団体等が高齢者向け住宅・施設や,地域支援サービス の情報等必要な情報を容易に入手できるように努めます。  高齢者向け住宅・施設や地域支援に関する情報提供  居宅介護支援事業所,在宅介護支援センター,認知症よろず相談所に登録して いるグループホーム等の相談窓口に関する情報

(47)

章 計 画 の 実 現 に 向 け て

5-1 計画の推進体制

5-2 計画の進行管理

(48)

第5章 計画の実現に向けて

- 1 計 画 の 推 進 体 制

(1)市民や関係機関等との連携強化 市民,関連団体,地域団体等,民間事業者,県等と連携を強化し,幅広く意見を収集 しながら事業の実施を行う体制を構築します。 (2)市役所内部局間の連携強化 本計画における多部局に渡る施策を着実に実施していくため,市役所内では住宅施策 と福祉施策が中心となり,関係部局との連携を図りながら着実に取り組みを進めていき ます。

- 2 計 画 の 進 行 管 理

本計画は,来る高齢社会において,「高齢者と介護者が生きがいを持ち,住み慣れた 地域で安全で安心して暮らせるまちづくり」を目指し,平成 29 年度までの住宅施策・ 福祉施策等を設定しています。 今後,高齢者を取り巻く環境の変化や,施策の実施状況を確認し,平成 29 年度末ま でに次期計画の策定を行います。 つくば市高齢者居住安定確保計画 平成 27 年度~平成 29 年度

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つくば市高齢者居住安定確保計画

【平成 27 年度~平成 29 年度】

―平成 28 年1月 発行― 編 集 福祉部高齢福祉課 建設部営繕・住宅課 住 所 〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1 電 話 029-883-1111 URL http:

(50)

参照

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