• 検索結果がありません。

東京工業大学グローバルリーダー教育院 ~ 広く産学官界にわたって世界を牽引するリーダーを目指そう ~ グローバルリーダー教育院 とは 科学技術や経済のグローバル化がますます進む 21 世紀にあって これらを持続可能な形で発展 させていくためには 自らが専門とする分野のみならず 自国の文化や他国の歴史

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "東京工業大学グローバルリーダー教育院 ~ 広く産学官界にわたって世界を牽引するリーダーを目指そう ~ グローバルリーダー教育院 とは 科学技術や経済のグローバル化がますます進む 21 世紀にあって これらを持続可能な形で発展 させていくためには 自らが専門とする分野のみならず 自国の文化や他国の歴史"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

グローバルリーダー教育院

Tokyo Institute of Technology Academy for Global Leadership

(2)

博士課程修了者の就職者数と就職率 7,699 7,898 8,557 8,746 9,167 9,885 10,288 10,585 56 54 56 57 57 59 63 64 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 11,000 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 年次 就 職 者 数 50 55 60 65 70 就 職 率 ( % ) 就職者数 就職率

東京工業大学グローバルリーダー教育院

~広く産学官界にわたって世界を牽引するリーダーを目指そう~

◎ 「グローバルリーダー教育院」とは

科学技術や経済のグローバル化がますます進む21 世紀にあって、これらを持続可能な形で発展 させていくためには、自らが専門とする分野のみならず、自国の文化や他国の歴史、自分と異なる 背景を持つ人々の考え方にも理解を示し、国や組織を越えて社会を牽引する国際的なリーダー人材 が不可欠です。このような社会の要請に応えるため、東京工業大学では、修士・博士を一貫した教 育課程として「グローバルリーダー教育院」を、平成23 年 4 月 1 日に設置しました。 グローバルリーダー教育院 では、専攻する分野の深い専門 知識に加えて、それを他分野の 科学技術の発展に波及させら れる素養と、我が国と世界の文 化の理解、技術経営に関する知 識、コミュニケーションスキル などの人間力をもつ人材を養 成します。 ここ数年、博士課程修了者の 就職者数・就職率が向上してい ることからわかるように、より 多くの優秀な博士課程修了者 が社会から求められています。 博士課程修了者に対する社会からのニーズが高まっているいま、世界で活躍するグローバルリー ダーを目指しませんか。

◎ 教育システム

【リーダー人材を養成する教育課程】 グローバルリーダー教育課程には、人間と社会についての洞察を育む「リーダーシップ基礎科目 群」のほかに、様々な専門分野を有する学生同士が議論を戦わせながら異分野の素養をも身につけ、 国際的な視点で文化や経済のセンスや教養を身につける「道場科目群」が用意されています。なお、 道場には「科学技術系道場」と「人文社会系道場」があります。 グローバルリーダー教育課程に所属した学生は、在籍する専攻においてコースワークと論文研究 を行い専門分野の高度な知識と能力を身につけると同時に、科学技術系と人文社会系の2つの道場 にも所属して、専門知識を社会に展開するための能力を養います。各道場で実施する道場科目では、 主専門の異なる学生同士がそれぞれの専門を越えて共通のテーマについて学ぶとともに、ディベー トやグループワークを行います。そこで身につけた概念やスキルは、それぞれの専門領域における 問題解決に応用することができます。さらに、自身の専門知識や能力、道場で磨いた素養やリーダ ーシップを実社会で試す機会として、海外・国内の企業や研究機関で3ヶ月程度のインターンシッ プ等を行う「オフキャンパス教育」が用意されています。 出典:学校基本調査

(3)

- 2 - 【修士・博士一貫教育システム】 グローバルリーダー教育課程では、「修士・博士一貫教育システム」を採ることにより、高度な 専門能力を有する博士の学位の取得と、リーダー人材としての能力の修得を限られた期間内に両立 できる仕組みになっています。また、履修計画の工夫と論文研究の進捗によっては、博士課程の標 準修業年限(修士課程2年間+博士後期課程3年間=5年間)を短縮して修了することも可能です。

◎ アドミッションポリシー及びディプロマポリシー

【アドミッションポリシー】 グローバルリーダー教育院では、国際社会を牽引するリーダー人材を育成することを目的として います。したがって、グローバルリーダー教育課程に所属を希望する学生には、本学のアドミッシ ョンポリシーに提示されている能力に加えて、以下の意志と資質を期待します。 1. 自らの知識・能力を、グローバルな視点で公共の利益に資するよう活用して、これからの 政治、経済、科学技術・学術を牽引していこうとする気概と積極性 2. 自らの知識・能力に自信を持つとともに、他者の知識・能力を尊重し、他者と協働して "こと"に当たることができる協調性 【ディプロマポリシー】 グローバルリーダー教育課程の修了生には、各界のリーダーとしての活躍が期待されています。 したがって、本課程の修了には、在籍する専攻における高度な専門知識・能力の修得に加えて、以 下の能力の修得を求めます。 1. 自身の将来像を明確に描くことができる俯瞰力 2. 自らの専門性を活かして、より広汎な分野に対して合理的かつ公共的に影響を与えること ができる応用力と倫理観 3. いまなすべきことを考察できる分析力と情報収集力 4. 他者を尊重しつつ組織をまとめることができるリーダーシップと求心力 道 場 の 様 子 ディベートを通じて異分野を理解し,リーダーシップを発揮するための能力を身につけます。 道場では毎回活発な議論が展開されています。

(4)

‐3‐

◎ 6つの特長

グローバルリーダー教育院では、通常の専攻における教育課程に加えて、道場教育や

オフキャンパス教育等を交えた、修士・博士一貫の特別な教育やサポートを実施します。

特長2「企業・研究機関等との連携」

特長3「修士・博士一貫教育システム」

特長4「道場教育」

     グローバルリーダー教育課程を修了した

     ことを証明する、特別な学位記を授与

     国内外の企業,研究機関,行政機関等とコン

     ソーシアムを構築し、修了生のキャリアパスを

     力強くサポート

特長1「特別な学位記の授与」

     修士・博士一貫の教育を行い、高度な専門

     能力を有する博士の学位の専門性と、リー

     ダー人材としての能力の修得を両立

     ディベートなどを通じて、異分野を理解し、

     リーダーシップを発揮するための人間力

     を身につける

     道場で磨いた素養やリーダーシップを実社会で

     試すために、海外・国内の企業や研究機関で

     3ヶ月程度のインターンシップ等を行う

     キャリアアドバイスも含めて、修了する

     までの多面的な相談に対応する、きめ

     細やかなサポート体制

特長5「オフキャンパス教育」

特長6「テーラーメイドなメンタリングシステム」

(5)

- 4 -

◎ 教育体系

グローバルリーダー教育課程では、「修士・博士一貫教育システム」を採ることから、所 属する修士課程学生は、博士後期課程進学候補者となります。グローバルリーダー教育課 程に所属を志望する修士課程学生は、修士課程入学後に「リーダーシップ基礎科目群」か ら4単位以上を修得し、その後、後学期前に本課程への志願者を対象に行われる、選抜合 宿に参加する必要があります。 選抜合宿に合格した学生は、グローバルリーダー教育課程に所属し、本課程での教育が 本格的に開始されます。したがって、修士課程入学と同時にはグローバルリーダー教育課 程へ所属することはできず、原則として修士課程1年次後学期からの所属となります。な お、所属後も中間審査等が行われ、最終的に語学力を含めた本課程の到達目標を達成した 学生のみが本課程の修了生となります。また、所属後の授業料は免除となります。

グ ロ ー バ ル リ ー ダ ー 教 育 課 程 へ の 所 属

グローバルリーダー教育院の教育課程 在籍する専攻における教育課程 M1 後学期 道場科目の導入座学 2単位 中間審査 道場科目のグループ ワーク 6単位 オフキャンパス教育 4単位 プログラム修了審査 背骨となる 主専門の教育課程 が定める修了要件 授 業 料 免 除 メ ン タ リ ン グ シ ス テ ム 「リーダーシップ基礎科目群」 から4単位以上修得 2泊3日の選抜合宿 後学期前に2泊3日の選抜 合宿を行い、ディベートやプ レゼンテーション,面接等の 総合的な判定により、合格者 を決定します。 選抜合宿を受ける前に、「リ ーダーシップ基礎科目群」か ら4単位以上修得すること が、所属志願の条件です。 M2 前学期 M2 後学期 D1 前学期 D1 後学期 D2 前学期 D2 後学期 D3 前学期 D3 後学期 学 位 記 授 与 学位審査

(6)

◎ Q&A

Q1

「道場教育」とは何を

行うのですか?

A:道場では、様々な専門分野を有する学生同 士が切磋琢磨して議論を戦わせながら専門 力と人間力を身に付ける、ディベート、プロ ジェクト、グループワークなどを行います。 これらを通して、相手を理解しながらリーダ ーシップを発揮する能力を修得します。

Q2

「 オ フ キ ャ ン パ ス 教

育」を実施した企業や

研究機関に就職できる

のですか?

A:「オフキャンパス教育」は道場で磨いた素 養やリーダーシップを実社会で試す機会と して用意されています。直接就職に繋がる とは限りませんが、「東工大産官学連携人財 育成コンソーシアム」を構築し、修了生の キャリアパスを力強くサポートします。 (H24 年 4 月 1 日現在、パナソニック,三菱 商事,マイクロソフト等を含む計100 社以 上に参加依頼中。現在加入社等数増加中。)

Q5

10月に大学院に入学

したのですが、グロー

バルリーダー教育課程

への所属を志願できま

すか?

A:はい、志願できます。ただし、10 月に大学 院に入学した方は、翌年の後学期前に実施さ れる合宿選抜試験に参加することになります (4 月に入学した方よりも半年間遅れます)。 合宿選抜試験を参加する前に、「リーダーシッ プ基礎科目群」から4単位以上を修得してい ることが条件となります。

Q6

既 に修士課 程2年 次な

のですが、グローバルリ

ー ダー教育 課程へ の所

属を志願できますか?

A:はい、志願できます。ただし、後学期前に 開催される合宿選抜試験に参加する前に「リ ーダーシップ基礎科目群」から4単位以上を 修得していることが条件となります。

Q3

経 済 支 援 は あ り ま す

か?

A:はい。本課程へ所属した学生は、授業料が 全額免除となります。ただし、標準修業年限 以上の経済支援はありません。

Q4

グローバルリーダー教

育課程修了時に授与さ

れる学位は何ですか?

A:授与される学位は、在籍する研究科・専攻 が授与する通常の学位「博士(理学)、博士(工 学)、または博士(学術)」ですが、本課程の修 了生には、学位記にグローバルリーダー教育 課程を修了したことの証明が記載されること となります。

(7)

- 6 -

◎ 第1期生の声

【将来の夢や目標を教えてください】 青木 祐太(大学院理工学研究科 物性物理学専攻2 年) 科学者による政策提言/政策的助言を、日本の政策形成における 恒常的なプロセスとして制度化したいです。その上で、真に持続可 能な文明社会に必要な社会システムを設計することに携わりたいと 考えています。 上地 成就 (大学院総合理工学研究科 環境理工学創造専攻1 年) 自分達や近い将来の世代のために、今の持続“不”可能な社会シ ステムを変えたいと思います。特に環境、社会、経済の各側面に対 して大きな影響を与えうるエネルギー問題に対して、知識をもとに 知恵を出すことを通じて社会システムの変革に貢献したいです。 朴 鍾協 (大学院理工学研究科 機械制御システム専攻1 年) 将来は企業家として,自分の専攻と教育院で積んだ知識と経験で 人々のライフスタイルに変革を起こすような製品を作り出すことが したいと思っています。 【グローバルリーダー教育院を志願した理由は何ですか】 畦地 啓太 (大学院総合理工学研究科 環境理工学創造専攻2 年) 極めて多角的かつ複雑な問題を包含している環境問題に対して解 決策を提示できるエキスパートになるには、自身の「専門性」だけ では足りず,「俯瞰力」「国際力」「複合力」「行動力」が必要だと思 い、それを養う場としてグローバルリーダー教育院が適していると 考えたからです。 大澤 絢子 (大学院社会理工学研究科 価値システム専攻2 年) 文系の私でも理系の人と切磋琢磨して、自身の専門分野外につい ても学びたいと思ったからです。 橋本 真吾 (大学院社会理工学研究科 価値システム専攻1 年) 志の高い同世代とのディスカッションを通じて、社会的な問題に 対して決して個人では達しえない、多数から生み出される新たな価 値をもった「答え」を共創する場がここにあると思ったからです。 【グローバルリーダー教育院の有意義な点はどこですか】 志摩 喬之 (大学院生命理工学研究科 生命情報専攻1 年) カリキュラムに関して教育院側から与えられるだけではなく、所 属者側から企画を提案することができるフレキシブルなシステムで あることと、未知との遭遇(異分野)を楽しめることです。 林 孝文 (大学院総合理工学研究科 知能システム科学専攻1 年) 専門とする研究科に所属したまま、教育院にも所属する形をとっ ているため、自らの専門分野の理解・知識を深めつつ、その他の分 野(特に社会とのかかわり)を学ぶ機会が与えられている点です。 八木 綾子 (大学院理工学研究科 国際開発工学専攻1 年) 他専攻の学生と幅広い議題で議論できることと,社会の第一線で 活躍されている方々から本場の事情が聞けることです。

(8)

【グローバルリーダー教育院に関するお問い合せ先】 --- 東京工業大学 グローバルリーダー教育院事務室 〒152-8550 東京都目黒区大岡山 2-12-1-S6-17 TEL:03-5734-3116 FAX:03-5734-3765 E-mail:agl.jim@agl.titech.ac.jp ---

参照

関連したドキュメント

 関西学院大学のミッションステートメントは、 「Mastery for Service を体現する世界市民の育成」にあります。 “Mastery for

経済学研究科は、経済学の高等教育機関として研究者を

人間は科学技術を発達させ、より大きな力を獲得してきました。しかし、現代の科学技術によっても、自然の世界は人間にとって未知なことが

関西学院は、キリスト教主義に基づく全人教育によって「“Mastery for