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(1)

特別支給の老齢厚生年金(2)

第1節

支給の繰上げの特例

(法附則13条の4) 《支給対象者》 ① 一般男子 から までの間に生まれた者(平成12年中 昭和28年4月2日 昭和36年4月1日 間型)であって、支給開始年齢に達していないもの ② 一般女子 から までの間に生まれた者(平成12年中 昭和33年4月2日 昭和41年4月1日 間型)であって、支給開始年齢に達していないもの ア 1年以上の被保険者期間を有する者であること イ 老齢厚生年金の受給資格期間を満たしている者であること ウ 60歳以上の者であること エ 国民年金の任意加入被保険者でないものであること 上記ア~エのいずれにも該当する者は、支給開始年齢に達する前に、厚生労 働大臣に老齢厚生年金の支給繰上げの請求をすることができる。 《受給権発生時期》 上記の請求があったときは、その請求があった日の属する月から、その者に 老齢厚生年金が支給される。

(2)

例 昭和30年4月2日~昭和32年4月1日生まれの一般男子 加給年金額 報酬比例部分 老齢厚生年金 老齢基礎年金 ▲ ▲ ▲ 60歳 62歳 65歳 繰上げ請求すると 加給年金額 支給繰上げの老齢厚生年金 支給繰上げの老齢基礎年金 ▲ ▲ ▲ 60歳 62歳 65歳 参 考 1.老齢基礎年金の支給繰上げの請求を行うことができる場合(法附則13条の4第2項) 老齢厚生年金の特例による支給繰上げの請求は、老齢基礎年金の支給繰上げの請求を 行うことができる者にあっては、その請求と同時に行わなければならない。 2.支給開始年齢到達時の改定(法附則13条の4第5項) 支給の繰上げの特例による老齢厚生年金の受給権者であって、支給繰上げの請求があ った日以後の被保険者期間を有するものが支給開始年齢に達したときは、当該年齢に達 した日の属する月前における被保険者であった期間を当該老齢厚生年金の額の計算の基 礎とするものとし、当該年齢に達した日の属する月の翌月から、年金の額を改定する。 3.65歳到達時の改定(法附則13条の4第6項) 支給の繰上げの特例による老齢厚生年金の受給権者であって支給開始年齢に達した日 以後の被保険者期間を有するものが65歳に達したときは、65歳に達した日の属する月前 における被保険者であった期間を当該老齢厚生年金の額の計算の基礎とするものとし、65 歳に達した日の属する月の翌月から、年金の額を改定する。 4.受給権の消滅(法附則13条の4第9項) 支給繰上げの特例による老齢厚生年金の受給権は、65歳に達した場合であっても、消 滅しない。

(3)

頻 出

障害者・長期加入者の特例

解 説

本来であれば報酬比例部分のみの年金が支給されるはずの者であっても、60歳を 報酬比例部分と定額部分とを合算 過ぎて働くことが困難な一定の者等については、 ことになっている。具体的には、障害者・長期加入者がこれ した年金が支給される に該当する。 加給年金額 報酬比例部分 定額部分 生年月日・ 年齢に応じて 加給年金額 報酬比例部分 報酬比例部分 定額部分 ・被保険者でない障害者 ・被保険者でない長期加入者

(4)

長期加入者の特例

(法附則9条の3第1項) による特別支給の老齢厚生年金の受給権者が、その権利を 報酬比例部分の額 取得した当時、被保険者でなく、かつ、その者の被保険者期間が44年以上であ るとき 当該老齢厚生年金の額は、報酬比例部分と定額部分とを合算した額(所定の 要件を満たせば加給年金額が加算された額)とする。 図解 44年以上加入 報酬比例+定額部分 △ △ △ 15歳 中学卒業 60歳 ↓ ↓ 就 職 退 職

障害特例の請求

(法附則9条の2第1項・2項) 報酬比例部分の額による特別支給の老齢厚生年金の受給権者が、被保険者で なく、かつ、傷病により障害等級に該当する程度の障害の状態(障害状態 に) あるときは、老齢厚生年金の額の計算に係る特例の適用を請求することができ 。 る 《改定時期》 請求があった月の翌月 報酬比例部分と定額部分とを合算した額 当該 から、 (所定の要件を満たせば加給年金額が加算された額)に年金の額を改定する。 傷病が治らない場合

ポイント

その傷病が治らない場合(その症状が固定した治療の効果が期待できない状態に ある場合を除く )にあっては、その傷病に係る初診日から起算して1年6か月を。 経過した日以後においてその傷病により障害状態にあるときに、老齢厚生年金の額 の計算に係る特例の適用を請求することができる。

(5)

障害特例の請求の特例

(法附則9条の2第5項) 老齢厚生年金の受給権者又は老齢厚生年金の受給権者であった者が、次の①~③ のいずれかに該当するときは、老齢厚生年金の額の計算に係る特例の適用を請求す ることができる。 において、 、かつ、障害 ①老齢厚生年金の受給権者となった日 被保険者でなく 状態にあるとき(障害厚生年金等を受けることができるときに限る )。 において、老齢厚生年 ②障害厚生年金等を受けることができることとなった日 被保険者でないとき 金の受給権者であって、かつ、 (引き続き被保険者であった場合には、引き続 ③被保険者の資格を喪失した日 く被保険者の資格を喪失した日)において、老齢厚生年金の受給権者であっ て、かつ、障害状態にあるとき(障害厚生年金等を受けることができるとき に限る )。 に、特例の があったものと 。 上記①~③に規定する日 請求 みなす 《改定時期》 から (さかのぼって)報酬比例部分と定額 上記①~③に該当した月の翌月 、 部分とを合算した額(所定の要件を満たせば加給年金額が加算された額)に年 金の額を改定する。 図解 例:昭和24年4月2日生まれの一般男子 60歳 65歳 報酬比例部分 老齢厚生年金 定額部分 老齢基礎年金 ▲ ▲ 障害年金 特例請求 受給権取得 さかのぼって支給される

(6)

頻 出

65歳前の在職老齢年金

(法附則11条、11条の3、13条の6、H6法附則21条) 択

65歳前の在職老齢年金とは

解 説

65歳前の在職老齢年金は、65歳未満の就労者(被保険者)が特別支給の老齢厚生 報酬と老齢厚生年金の合計額が一定額を上回る 年金を受給している場合、その者の に、その合計額に応じて である。 とき 老齢厚生年金の全部又は一部を停止する仕組み

適用の対象となる老齢厚生年金

の老齢厚生年金 特別支給 参 考 支給の繰上げの特例による老齢厚生年金 65歳前に支給されるものは、適用の対象となる。なお、65歳以後に支給されるものは、65 歳以後の在職老齢年金の適用の対象となる。

(7)

適用の要件

(令3条の6) 特別支給の老齢厚生年金の受給権者が被保険者(前月以前の月に属する日から 引き続き当該被保険者の資格を有する者に限る )。 である日又は被保険者(前月 資 以前の月に属する日から引き続き当該被保険者の資格を有する者に限る )の。 が属する月において 格を喪失した日 + が とき 総報酬月額相当額 基本月額 支給停止調整開始額 を超える 28万円 現在 老齢厚生年金の額÷12 (標準報酬月額)+(その月以前の1年間 標準賞与額の の総額÷12) 例 平成25年 平成26年 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月額 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 単位 50 ) 賞与 70 50 (万円 平成26年6月の総報酬月額相当額 30万円+(70万円+50万円)÷12=40万円

ポイント

択 1.在職老齢年金の仕組みが適用される期間 在職老齢年金の仕組みは、被保険者の資格を取得した月の翌月から被保険者の 資格を喪失した月までの期間につき適用され、被保険者資格の同月得喪があった 月は、適用されない。 択 2 「老齢厚生年金の額」から除かれる額. 基本月額の算定基礎となる老齢厚生年金の額から、加給年金額は除かれる。

(8)

選22・択

支給停止基準額

に該当するときは、その月の分の当該老齢厚生年金について、以下①~ 3 ④の場合に応じ、 ①~④の額×12 相当部分の支給が停止される。 ① 基本月額が支給停止調整開始額(現在28万円 以下) であり、かつ、総報酬月額相 当額が支給停止調整変更額(現在46万円 以下) であるとき 支給停止調整開始額 28万円 1/2 総報酬月額相当額 +基本月額 - ( ) × 参 考 ② 基本月額が支給停止調整開始額以下であり、かつ、総報酬月額相当額が支給停止調 整変更額を超えるとき 支給停止調整変更額+基本月額 -支給停止調整開始額 ×1/2 + 総報酬月額相当額-支給停止調整変更額 ③ 基本月額が支給停止調整開始額を超え、かつ、総報酬月額相当額が支給停止調整変 更額以下であるとき 総報酬月額相当額 ×1/2 ④ 基本月額が支給停止調整開始額を超え、かつ、総報酬月額相当額が支給停止調整変 更額を超えるとき 支給停止調整変更額 ×1/2 + 総報酬月額相当額-支給停止調整変更額

(9)

ポイント

1.支給停止基準額が老齢厚生年金の額以上であるとき 全部の 支給停止基準額が老齢厚生年金の額以上であるときは、老齢厚生年金の される。 支給が停止 2.加給年金額の取扱い ア 老齢厚生年金の額 一部でも支給が されるとき →加給年金額は全額支給される。 イ 老齢厚生年金の額 全額支給停止が されるとき →加給年金額も全額支給停止される。 択 3.総報酬月額相当額が改定された場合 老齢厚生年金の受給権者について、その者の総報酬月額相当額が改定された場 合は、改定が行われた月から新たな総報酬月額相当額に基づいて支給停止基準額 が再計算され、当該改定が行われた月から 年金額が改定、 される。 例 定時決定によって標準報酬月額が変更された場合 定時決定により標準報酬月額変更 ▼ 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 標月28万円 標月30万円 年金額の改定 択 参 考 支給停止調整変更額の改定 支給停止調整変更額は現在46万円である。ただし、46万円に、各年度の物価変動率に所 定の率をそれぞれ乗じて得た額(10,000円未満は四捨五入)が46万円(この規定による改定 の措置が講ぜられたときは、直近の当該措置により改定された額)を超え、又は下るに至っ た場合においては、当該年度の4月以後の支給停止調整変更額は、当該乗じて得た額に改定 される。

(10)

雇用保険法の給付との調整

解 説

厚生年金保険法による老齢給付と雇用保険法による給付を同時に受けることがで きる者については、 ① 両方の給付の合計した金額は相当の額に達しており、このことは高齢者の就業 意欲を阻害している面がある ② 老齢給付は職業生活から引退した人に対する所得保障であり、雇用保険法によ る給付は働き続けようとする人に対する所得保障であることから、両給付の併給 は不合理である ③ 両方の給付は、同一の期間に対して所得保障を行うこととなるため、重複して 支給されることは社会保障として過剰となる 等の問題が指摘されていたことから、これらを是正するため、両方の給付が支給 される場合には、雇用保険法による給付を優先することとし、65歳未満の者に支給 される特別支給の老齢厚生年金の支給が全部又は一部停止されることになっている。 これらの調整規定は、平成10年4月から施行されている。 調整規定の全体イメージ 特別支給の 雇用保険 老齢厚生年金 基本手当を受給 全額停止 失業中 賃金収入 在職老齢年金 在職中 +高年齢雇用継続給付 +高年齢雇用継続給付 を受給 の40%相当額を停止

(11)

頻 出

基本手当との調整

解 説

特別支給の老齢厚生年金の受給権者が雇用保険法の規定による求職の申込みをし、 基本手当を受給することになったときは、たとえ、ある月において、基本手当の受 1日分 待期の期間や給付制限期間で 給日数が であったり、雇用保険法の規定による あるため基本手当を受給していなかったときも、その月分の老齢厚生年金は全額支 (調整対象期間) 給停止されることになる。→ 4 しかし、実際の基本手当の総受給日数が同じであるにもかかわらず、老齢厚生年 金の停止月数が異なることは不合理であるため、基本手当の受給終了後において、 実際の基本手当の総受給日数に応じた精算(さかのぼって支給停止を解除)をする (調整対象期間終了後の事後精算) ことになっている。→ 6 厚年 老齢厚生年金が全額停止 基本手当の受給 雇保 給付制限 基本手当受給 終了後に、総受給 日数に応じた精算 調整対象期間 択

調整の対象となる老齢厚生年金

(法附則11条の5) の老齢厚生年金 特別支給

ポイント

択 1.施行日(平成10年4月1日)前に受給権が発生した老齢厚生年金 受給権者が、平成10年4月1日前にその権利を取得した老齢厚生年金について は、調整の対象とならない(H6法附則25条1項 。) 択 2.繰上げ支給の老齢厚生年金等(法附則7条の4、13条の6第4項) 支給の繰上げの特例による老齢厚生年金、繰上げ支給の老齢厚生年金であって、 に支給されるものは、 となる。 65歳前 適用の対象

(12)

調整の要件

(法附則7条の4第1項) 受給権者(雇用保険法に規定する受給資格を有する者であって65歳未満であ るものに限る )が。 求職の申込みをしたとき 択

老齢厚生年金の支給が停止される期間(調整対象期間)

(法附則7条の4第1項1号・2号、2項1号・2号) 受給資格に係る受給期間が経過した月まで 求職の申込みがあった月 又は の翌月から 受給権者が当該受給資格に係る所定給付 基本手当の支給を 日数に相当する日数分の まで(延長給付を受ける者 受け終わった月 は延長給付を受け終わった月まで) 求職の申込みがあった後、老齢厚生年金の受給権を取得したとき

ポイント

当該受給権 求職の申込みがあった後、老齢厚生年金の受給権を取得したときは、 から、支給が停止される(法附則7条の4第5項 。 を取得した月の翌月 ) 年金受給権取得後に求職の申込みがあったとき 調整対象期間 △ ▲ 年金受給権 求職の の取得 申込み 求職の申込みがあった後に年金受給権を取得したとき 調整対象期間 ▲ △ 求職の 年金受給権 申込み の取得

(13)

調整対象期間の例外

について、以下①又は②のいずれかに該当する月があったとき 4 調整対象期間 は、その月の分の老齢厚生年金については、支給は停止されない。 すなわち、基本手当の支給を受けた日とみなされる日等が1日もない月や、在職 老齢年金の仕組みにより老齢厚生年金の全部又は一部の支給が停止されている月に ついては、調整対象期間中であっても 老齢厚生年金の支給停止は行われない、 。 基本手当の支給を受けた ① その月において、当該老齢厚生年金の受給権者が 及び が こと 日とみなされる日 これに準ずる日として政令で定める日 ない

ポイント

(則34条の3) 1 「基本手当の支給を受けた日とみなされる日」とは. 失業していることについての認定を受けた日 基本手当の失業の認定日において 失業の認定日の のうち、基本手当の支給に係る日の日数に相当する日数分の当該 の「 」 各日をいう。すなわち、 直前 これに準ずる日として政令で定める日 を除いた 失業認定日において実際に失業していたと認定された各々の日全部を、失業認定 日の直前に連続しているものとみなした日である。 ただし、基本手当の支給を受けた日とみなされる日が、老齢厚生年金の受給権 者が65歳に到達した日の属する月の翌月以降の各月に属するときは 「基本手当、 の支給を受けた日とみなされる日」とはされない。 択 2 「これに準ずる日として政令で定める日」とは. (令6条の3) 、 の規定により こととされる期間に属す 待期 給付制限 基本手当が支給されない る日をいう。 ② その月の分の老齢厚生年金について、在職老齢年金の仕組みにより、その 全部又は一部の支給が停止されていること

(14)

支給停止の解除(調整対象期間終了後の事後精算)

(法附則7条の4第3項) 基本手当の支給を受けた日 ①年金停止月の数 - ② ÷ 30 ③ 以上1 の数 とみなされる日 1に切上げ 1未満の端数は、 老齢厚生年金の支給が停止された月(年金停止月)のうち、当該①から②を 控除して得た③の月数分 直近の各月の については、老齢厚生年金の支給停止が 行われなかったものとみなされる。 例 所定給付日数を90日とした場合 基本手当の支給を受け これに準ずる日として た日とみなされる日 政令で定める日 ~老齢厚生年金は~ 0日 7日(待期) →その月について停止 4月 30日 0日 →その月について停止 5月 6月 0日 0日 →その月について支給 5 ① 30日 0日 →その月について停止 7月 5日 0日 →その月について停止 8月 25日 0日 →その月について停止 9月 ~受給期間終了後の精算~ →支給停止月数(5)-基本手当の支給を受けた日みなされる日(90)÷30=2 →すなわち、直近2か月分(8月分・9月分)の支給停止が解除され、さかのぼって 6 支給される→

(15)

高年齢雇用継続給付との調整

調整の対象となる老齢厚生年金

(法附則7条の5、11条の6、13条の6第5項、H6法附則26条) の老齢厚生年金 特別支給

ポイント

1.施行日(平成10年4月1日)前に受給権が発生した老齢厚生年金 受給権者が、平成10年4月1日前にその権利を取得した老齢厚生年金について は、調整の対象とならない(H6法附則26条14項 。) (法附則7条の5、13条の6第5項) 2.繰上げ支給の老齢厚生年金等 支給の繰上げの特例による老齢厚生年金、繰上げ支給の老齢厚生年金であって、 に支給されるものは、 となる。 65歳前 適用の対象 択

調整の要件

(法附則11条の6第1項、令3条の6) 老齢厚生年金の受給権者が被保険者(前月以前の月に属する日から引き続き である日 資格を喪失 当該被保険者の資格を有する者に限る )。 又は被保険者の した日が属する月において、その者が雇用保険法の規定による高年齢雇用継続 の支給を受けることができるとき 基本給付金 高年齢雇用継続給付との調整が適用される期間

ポイント

高年齢雇用継続給付との調整は、被保険者の資格を取得した月の翌月から被保険 者の資格を喪失した月までの期間につき、適用される。

(16)

選22・択

調整額

(法附則11条の6第1項) 《要 件》 その月の分の当該老齢厚生年金について、以下の①~③の場合に応じ、それ ぞれ当該老齢厚生年金につき在職老齢年金の仕組みによる支給停止が行われる 場合における支給停止基準額と、当該①~③に定める額に12を乗じて得た額 (在職支給停止調整額)との合計額(調整後の支給停止基準額)に相当する部 分の支給が停止される。 ① 標準報酬月額が、みなし賃金日額に30を乗じて得た額の100分の61に相当 する額未満であるとき → 標準報酬月額に100分の6を乗じて得た額 <参考> ② ①に該当しないとき → 標準報酬月額に、みなし賃金日額に30を乗じて得た額に対する標準報酬月額の 割合が逓増する程度に応じ100分の6から一定の割合で逓減するように厚生労働省 令で定める率を乗じて得た額 ③ ①又は②に定める額に6分の15を乗じて得た額に標準報酬月額を加えた額が支給 限度額(343,396円)を超えるとき → 支給限度額から標準報酬月額を減じて得た額に15分の6を乗じて得た額 ただし 調整後の支給停止基準額が老齢厚生年金の額以上であるときは、老齢厚生年 金の全部の支給が停止される。 参 考 加給年金額の取扱い 加給年金額が加算される場合において、調整後の支給停止基準額が老齢厚生年金から加 給年金額を除いた額以上であるときは、加給年金額を含めた老齢厚生年金の全部の支給が停 止される。 理解の視点

解 説

高年齢雇用継続給付の支給額(支給対象月の賃金の15%)に対して、老齢厚生年 金を標準報酬月額の6%、すなわち4割を停止するということを念頭に 「標準報、 酬月額」を雇用保険の「支給対象月の賃金」に置き換えて読めば、高年齢雇用継続

(17)

調整が行われない場合

(法附則11条の6第6項) 以下①又は②のいずれかに該当する場合は、調整は行われない。 ① 標準報酬月額がみなし賃金日額に30を乗じて得た額の100分の75に相当す る額以上であるとき ② 標準報酬月額が支給限度額以上であるとき 高年齢雇用継続基本給付金が支給されない場合

解 説

1.①→支給対象月の賃金が60歳時点の賃金の75%以上であるとき 2.②→支給対象月の賃金が支給限度額以上であるとき 考え方 【雇用保険】 【厚生年金保険】 ・支給対象月賃金 :24万円 ・標準報酬月額 :24万円 61%未満 61%未満 ・みなし賃金日額×30:40万円 ・みなし賃金日額×30:40万円 ・高年齢雇用継続給付の額 ・老齢厚生年金の停止額 →24万円×100分の15=36,000円 24万円×100分の6=14,400円 【雇用保険】 【厚生年金保険】 ・支給対象月賃金 :32万円 ・標準報酬月額 :32万円 75%以上 75%以上 ・みなし賃金日額×30:40万円 ・みなし賃金日額×30:40万円 ・高年齢雇用継続給付の額 ・老齢厚生年金の停止額 →支給されない →停止されない

高年齢再就職給付金の支給を受けることができる場合

(法附則11条の6第8項) ~ は、高年齢再就職給付金の支給を受けることができる場合につい 1 4 ても、適用される。この場合 「、 みなし賃金日額」とあるのは 「、 賃金日額」に 読み替えられる。

(18)

(法附則10条) 受給権者が①死 亡 受給権消滅 ②65歳に達した

(19)

65歳から支給する老齢厚生年金

第2節

支給要件

(法42条、法附則14条1項) 択 の被保険者期間を有する者であること ① 1か月以上 ② 受給資格期間 + + = であること 保険料納付済期間 保険料免除期間 合算対象期間 25年以上 ③ 支給開始年齢 であること 65歳以上

ポイント

1.②→老齢厚生年金の受給資格期間 老齢厚生年金の受給資格期間の構成要素である保険料納付済期間、保険料免除 期間及び合算対象期間の定義は、老齢基礎年金と同様である。 2.②→受給資格期間の短縮措置 適用 65歳から支給される老齢厚生年金についても、受給資格期間の短縮措置の 。 がある 3.③→支給開始年齢 原則として65歳であるが、支給開始年齢を遅らせる代わりに年金額を増額させ る「支給の繰下げ」の制度と、支給開始年齢を早める代わりに年金額を減額させ る「支給の繰上げ」の制度がある。 参 考 ②→合算対象期間のみで25年以上である場合 合算対象期間のみで25年以上の場合でも、老齢厚生年金が支給される。

(20)

年金額の構成

(法43条、44条) 択 の額 + ( ) 報酬比例 加給年金額 配偶者・子

報酬比例の年金額

(法43条1項) 選23・択 × /1000 × 被保険者期間の月数 平均標準報酬額 5.481 に生まれた者は 昭和21年4月1日以前 生年月日に応じて7.308~5.562/1000

ポイント

特別支給の老齢厚生年金の報酬比例部分の額と同様であり、要件に該当すれば退 職改定も行われる。

加給年金額

(法44条) 択

加算の要件・額等

ポイント

加算の要件・額等については、特別支給の老齢厚生年金の加給年金額と同様であ る。

(21)

生計維持の認定時期

受給権を取得した当時 生計維持の認定時期 (H6法附則30条1項)

ポイント

65歳前から加給年金額が加算されている場合 加給年金額の加算対象となる特別支給の老齢厚生年金の受給権者が、65歳に達し 加給年金額が加算されることとなった て老齢厚生年金の受給権を取得したときは、 ことが必要である。 当時から生計維持関係が引き続いている 生計維持関係が引き続いていること 認 定 ▽ 加給年金額 加給年金額 報酬比例部分 老齢厚生年金 定額部分 老齢基礎年金 ▲ ▲ 60歳 65歳 択

子に係る加給年金額の支給停止

している場合において 老齢厚生年金と障害基礎年金を併給 とき(当該子について 障害基礎年金の子に係る加算が行われている子がある 加算する額に相当する部分の全額につき支給を停止されているときを除く )。 は、その間、当該子について加算する額に相当する部分の支給を停止する。 まとめ 加算額・加給年金 併給される年金 配偶者 子 ①老齢厚生年金 ○ ○ ②老齢基礎年金 × × ③障害厚生年金(1級・2級) ○ × ④障害基礎年金 × ○ ①老齢厚生年金(65歳以上) ○ ○(停止)

(22)

経過的加算

経過的加算とは

解 説

昭和60年改正後の老齢給付は、従来の厚生年金保険の老齢年金の基本年金額のう ち定額部分については、国民年金の老齢基礎年金として支給し、報酬比例部分は老 齢厚生年金として支給することを原則としている。しかし、当面は定額部分の額は、 老齢基礎年金の額よりも高額であることから、65歳の前後で年金水準に格差が生じ ないよう、定額部分に相当する額と老齢基礎年金の額の差額を経過的加算として、 65歳以降に支給される老齢厚生年金に加算して支給することとしている。 60歳 65歳 特別支給の (報酬比例部分) 老齢厚生年金 経過的加算 老齢厚生年金 (定額部分) 老齢基礎年金 択

経過的加算の額

(S60法附則59条2項) 老齢基礎年金相当額 昭和36年4月1日以後 20歳以上60歳未満で 老齢基礎年金 の厚生年金保険の被保険者期間の月数 定額部分 - × の額 の満額 加入可能月数 経過的加算の額の意味

解 説

定額単価 老齢基礎年金 単価 経過的加算は、経過的に生じる と の加入1年当たりの や の期間、 又は の期間に係る定額部 との差額分 昭和36年4月1日前 20歳前 60歳以後 分に相当する額が加算されることを意味するものである。

(23)

支給の繰下げ

(法44条の3) 択

支給の繰下げ

① 老齢厚生年金の受給権を有する者であること ② 老齢厚生年金の受給権を取得した日から起算して1年を経過した日前に当 該老齢厚生年金を請求していなかったもの 上記①・②のいずれにも該当する者は、厚生労働大臣に老齢厚生年金の支給 繰下げの申出をすることができる。 《支給の開始》 のあった月の から、その支給が開始される。 申出 翌月 《年金額》 原則の額に一定額を加算した額が生涯にわたって支給される。 択

ポイント

施行日(平成19年4月1日)前において受給権を有する者 適用 平成19年4月1日前において老齢厚生年金の受給権を有する者については、 (H16法附則42条 。 の対象とならない ) 択 参 考 平成14年4月1日前において受給権を有する者(H12法附則17条) 平成14年4月1日前において老齢厚生年金の受給権を有する者であって、66歳に達する 前に当該老齢厚生年金を請求していなかったものは、厚生労働大臣に当該老齢厚生年金の支 給繰下げの申出をすることができ、この支給の繰下げの際の加算額の計算に用いる増額率は、 年金の受給権を取得した日から起算して年金の支給繰下げの申出をした日までの年を単位と した期間に応ずる率(0.12~0.88)とされる。

(24)

支給繰下げの際に加算する額(繰下げ加算額)

(令3条の5の2) 増 額 率 報酬比例の額 ×

ポイント

択 1.報酬比例の額 老齢厚生年金の受給権を取得した日の属する月の前月までの被保険者期間を基 礎として計算した額に平均支給率を乗じて得た額(経過的加算額が加算される場 合にあっては、当該乗じて得た額に経過的加算額を加算した額) 2.増額率 「当該年金の受給権を取得した日の属する 」から「当該年金月 × 7/1000 の支給の繰下げの申出をした日の属する月の前月」までの月数 択 参 考 65歳以後において被保険者であった者が支給繰下げの申出をする場合 65歳以後において被保険者であった者が支給繰下げの申出をする場合は、65歳以後の在 職老齢年金を適用したと仮定した場合の支給停止額を勘案して、繰下げ加算額を算定するこ とになっている。 ③ ②の額に対応する繰下げ増額分 ② 支給繰下げの対象となる額 ① 在職老齢年金を適用したと仮 定した場合の停止額 △ △ 65歳 繰下げ申出 被保険者である者

(25)

支給繰下げの申出をすることができない場合

(法44条の3第1項) 老齢厚生年金の受給権を取得したとき 他の年金たる給付の その者が当該 に、 受給権者であったとき、又は当該老齢厚生年金の受給権を取得した日から1年 の間において ときは、 を経過した日まで 他の年金たる給付の受給権者となった 老齢厚生年金の支給繰下げの申出をすることができない。 「他の年金たる給付」とは

ポイント

老齢基礎年金 付加 他の年金たる保険給付、国民年金法による年金たる給付( 及び 並びに を )又は他の被用者年金各法による年金たる給付 年金 障害基礎年金 除く。 (退職を支給事由とするものを除く。)をいう。 老齢基礎年金 付加年金 障害 すなわち、老齢厚生年金の受給権を有する者が、 、 、 又は の受給権者であるときは、受給権の取得時期にかかわら 基礎年金 退職共済年金 ず、老齢厚生年金の支給繰下げの申出をすることができる。 まとめ 繰下げの申出の可否 場 面 申出可否 申出できない ①老齢厚生年金の受給権を取得したときに他の年金たる給付の受 給権者であった者 申出できない ②当該老齢厚生年金の受給権を取得した日から1年を経過した日 までの間において他の年金たる給付の受給権者となった者 申出できる ③特別支給の老齢厚生年金の受給権者であった者 申出できる ④当該老齢厚生年金の受給権を取得した日から1年を経過した日 4 後に他の年金たる給付の受給権者となった者 → 申出できる ⑤老齢基礎年金、付加年金、障害基礎年金又は退職共済年金の受 給権者

(26)

支給繰下げの申出みなし

(法44条の3第2項) ① 5年を経過した前に他の年金たる給付の受給権者となった者 老齢厚生年金の受給権を取得した日から起算して5年を経過した日前に他 の年金たる給付の受給権者となった者が、支給繰下げの申出をしたときは、 他の年金たる給付を支給すべき事由が生じた日において、支給繰下げの申出 があったものとみなす。 25.2%の加算額 本来支給の老齢厚生年金 他の年金たる給付 ▲ ▲ ▲ ▲ 65歳 66歳 68歳 69歳 (申出みなし) 実際の申出 (法28条2項2号) ② 5年を経過した日後にある者が支給繰下げの申出をしたとき 5年を経過した日後にある者(①に該当する者を除く )が老齢厚生年金。 の支給繰下げの申出をしたときは、5年を経過した日において、支給繰下げ の申出があったものとみなす。 42%の加算額 本来支給の老齢厚生年金 ▲ ▲ ▲ ▲ 65歳 66歳 70歳 72歳 (申出みなし) 実際の申出

(27)

支給の繰上げ

選22・択

(法附則7条の3第1項・3項) 《支給対象者》 ① 一般男子であって昭和36年4月2日以後に生まれた者(平成12年完成型) ② 一般女子であって昭和41年4月2日以後に生まれた者(平成12年完成型) ア 1か月以上の被保険者期間を有すること イ 60歳以上65歳未満の者であること ウ 国民年金の任意加入被保険者でないもの エ 請求があった日の前日において、老齢厚生年金の受給資格期間を満たして いる者であること 上記ア~エのいずれにも該当する者は、65歳に達する前に、厚生労働大臣に 老齢厚生年金の支給繰上げの請求をすることができる。 《受給権発生時期》 上記の請求があったときは、その請求があった日の属する月から、その者に 老齢厚生年金が支給される。 《支給の開始時期》 その請求があった日の属する月の翌月から、その支給が開始される。 《年金額》 原則の額から一定額を減額した額が生涯にわたって支給される。

(28)

支給の繰上げの際に減ずる額

(法附則7条の3第4項、令6条の2) 減 額 率 報酬比例の額 ×

ポイント

1.報酬比例の額 請求をした日の属する月の前月までの被保険者期間(請求日前被保険者期間) を基礎として計算した額(経過的加算額が加算される場合にあっては、経過的加 算額を加算した額) 2.減額率 「請求した日の属する月」から × 5/1000 「65歳に達する日の属する月の前月」までの月数

解 説

減額率の計算方法は、老齢基礎年金の支給の繰上げに係るものと同様である。

老齢基礎年金の支給繰上げの請求を行うことができる場合

(法附則7条の3第2項) 老齢厚生年金の支給繰上げの請求は、老齢基礎年金の支給繰上げの請求を行 うことができる者にあっては、その請求と同時に行わなければならない。

加給年金額

(法附則7条の3第6項) に達した当時 生計維持の認定時期 65歳 加給年金額の加算の時期

ポイント

支給繰上げの請求によって、65歳前に老齢厚生年金の受給権を取得した場合であ っても、加給年金額は、65歳に達したときから加算される。

(29)

選22・択

65歳到達時の改定

(法附則7条の3第5項)

ポイント

支給の繰上げの請求があ 支給の繰上げによる老齢厚生年金の受給権者であって、 の被保険者期間を有するものが は、65歳に達した日の った日以後 65歳に達したとき 属する月前における被保険者であった期間を当該老齢厚生年金の額の計算の基礎と するものとし、65歳に達した日の属する月の翌月から、年金の額を改定する。 被保険者期間①+② 被保険者期間①を基礎 を基礎 ▲ ▲ 繰上請求 65歳 被保険者期間① 被保険者期間②

(30)

まとめ 一般男子の繰上げ 本来の 被保険者 請求 年齢到達時 生年月日 支給開始 期間の要件 期限 の改定 年齢 60歳 支給繰上げの請求ができない 昭28年4月1日以前 61歳 1年以上 61歳前 61歳 65歳 昭28年4月2日以後 62歳 1年以上 62歳前 62歳 65歳 昭30年4月2日以後 63歳 1年以上 63歳前 63歳 65歳 昭32年4月2日以後 64歳 1年以上 64歳前 64歳 65歳 昭34年4月2日以後 65歳 1か月以上 65歳前 - 65歳 昭36年4月2日以後 ※国民年金法の任意加入被保険者である者→支給繰上げの請求ができない。 まとめ 一般女子の繰上げ 本来の 被保険者 請求 年齢到達時 生年月日 支給開始 期間の要件 期限 の改定 年齢 60歳 支給繰上げの請求ができない 昭33年4月1日以前 61歳 1年以上 61歳前 61歳 65歳 昭33年4月2日以後 62歳 1年以上 62歳前 62歳 65歳 昭35年4月2日以後 63歳 1年以上 63歳前 63歳 65歳 昭37年4月2日以後 64歳 1年以上 64歳前 64歳 65歳 昭39年4月2日以後 65歳 1か月以上 65歳前 - 65歳 昭41年4月2日以後 ※国民年金法の任意加入被保険者である者→支給繰上げの請求ができない。

(31)

頻 出

65歳以後の在職老齢年金

(法46条、S60法附則62条) 択

65歳以後の在職老齢年金とは

解 説

65歳以後の在職老齢年金は、65歳以上70歳未満の就労者(被保険者)及び70歳以 報酬と老齢厚生年金の合 上の就労者が老齢厚生年金を受給している場合、その者の 計額が一定額を上回るときに、その合計額に応じて老齢厚生年金の全部又は一部を である。 停止する仕組み

適用の対象となる老齢厚生年金

から支給される老齢厚生年金 65歳 択 参 考 昭和12年4月1日以前に生まれた受給権者に支給される老齢厚生年金 昭和12年4月1日以前に生まれた受給権者に支給される老齢厚生年金については、適用 の対象とならない(H16法附則43条 。施行日(平成19年4月1日)の前日において70歳以上) の者については、適用対象としないということである。

ポイント

1.繰上げ支給の老齢厚生年金 繰上げ支給の老齢厚生年金については、65歳前に支給されるものであっても、 65歳以後の在職老齢年金の適用の対象となる。 択 2.老齢基礎年金 老齢基礎年金については、適用の対象とならない。

(32)

適用の要件

(令3条の6) 以下①又は②の日が属する月において ① 老齢厚生年金の受給権者が被保険者(前月以前の月に属する日から引き続 き当該被保険者の資格を有する者に限る )。 である日若しくは被保険者(前 月以前の月に属する日から引き続き当該被保険者の資格を有する者に限 資格を喪失した日 る )の。 ② 老齢厚生年金の受給権者が70歳以上の使用される者(前月以前の月に属す る日から引き続き当該適用事業所において厚生労働省令で定める要件に該当 する者に限る )である日若しくはこれに相当するものとして厚生労働省令。 で定める日 + が とき 総報酬月額相当額 基本月額 支給停止調整額 を超える 46万円 現在 老齢厚生年金の額÷12 (標準報酬月額)+(その月以前の1年間 標準賞与額の の総額÷12)

(33)

ポイント

択 1.①→在職老齢年金の仕組みが適用される期間 在職老齢年金の仕組みは、被保険者の資格を取得した月の翌月から被保険者の 資格を喪失した月までの期間につき適用され、被保険者資格の同月得喪があった 月は、適用されない。 (法27条、則10条の4) 2.②→70歳以上の使用される者とは であって、当該適用事業所に使用されるものと 被保険者であった70歳以上の者 して厚生労働省令で定める要件に該当するものをいう。厚生労働省令で定める要 適用事業所に使用される者 適用除外者に該当するもので 件は、 であって、かつ、 こととする。 ない 択 3 「老齢厚生年金の額」から除かれる額. 加給年金額 ア 繰下げ加算額 イ 老齢厚生年金の支給繰下げによる 経過的加算額 ウ 4.70歳以上の使用される者についての総報酬月額相当額の算定 70歳以上の使用される者については 「、 標準報酬月額に相当する額」と「その 月以前の1年間の標準賞与額及び標準賞与額に相当する額の総額を12で除して得 た額」とを合算して得た額とする。 択 参 考 支給停止調整額の改定 支給停止調整額は現在46万円である。ただし、46万円に、各年度の物価変動率に所定の 率をそれぞれ乗じて得た額(10,000円未満は四捨五入)が46万円(この規定による改定の措 置が講ぜられたときは、直近の当該措置により改定された額)を超え、又は下るに至った場 合においては、当該年度の4月以後の支給停止調整額は、当該乗じて得た額に改定される。

(34)

支給停止基準額

に該当するときは、その月の分の当該老齢厚生年金について、 3 以下の額×12 相当部分の支給が停止される。 支給停止調整額 46万円 1/2 総報酬月額相当額 +基本月額 - ( ) ×

ポイント

択 1.支給停止基準額が老齢厚生年金の額以上であるとき 全部 支給停止基準額が老齢厚生年金の額以上であるときは、老齢厚生年金の (繰下げ加算額及び経過的加算額を除く )。 の支給が停止される。 2.加給年金額の取扱い ア 老齢厚生年金の額 一部でも支給が されるとき →加給年金額は支給停止されない。 イ 老齢厚生年金の額 全額支給停止が されるとき →加給年金額も全額支給停止される。 択 3.繰下げ加算額・経過的加算額の取扱い 繰下げ加算額・経過的加算額は、老齢厚生年金の額が全額支給停止されるとき も、支給停止されない。 択 4.総報酬月額相当額が改定された場合 老齢厚生年金の受給権者について、その者の総報酬月額相当額が改定された場 合は、改定が行われた月から新たな総報酬月額相当額に基づいて支給停止基準額 が再計算され、当該改定が行われた月から 年金額が改定、 される。

(35)

まとめ 65歳 繰下げ加算額 ~基本月額に含まれない+停止されない~ 経過的加算額 ~基本月額に含まれない+停止されない~ 加給年金額 ~基本月額に含まれない+停止されない※~ 報酬比例部分 老齢厚生年金(本体) ~基本月額に含む+停止される~ ~基本月額に含む+停止される~ 定額部分 老齢基礎年金 ~基本月額に含む+停止される~ ~基本月額に含まれない+停止されない~ ※加給年金額→老齢厚生年金(本体)が全額停止の場合は停止される。

(法45条) 受給権者が死亡 受給権消滅

(36)

チェック

論点

▼支給の繰上げの特例 【一般男子】 ・28年4月2日~30年4月1日→61歳に達する前に請求可能 ・30年4月2日~32年4月1日→62歳に達する前に請求可能 ・32年4月2日~34年4月1日→63歳に達する前に請求可能 ・34年4月2日~36年4月1日→64歳に達する前に請求可能 【一般女子】 ・33年4月2日~35年4月1日→61歳に達する前に請求可能 ・35年4月2日~37年4月1日→62歳に達する前に請求可能 ・37年4月2日~39年4月1日→63歳に達する前に請求可能 ・39年4月2日~41年4月1日→64歳に達する前に請求可能 【坑内員・船員】 ・33年4月2日~35年4月1日→61歳に達する前に請求可能 ・35年4月2日~37年4月1日→62歳に達する前に請求可能 ・37年4月2日~39年4月1日→63歳に達する前に請求可能 ・39年4月2日~41年4月1日→64歳に達する前に請求可能 【その他の要件】 ・1年以上の被保険者期間を有する者である ・老齢厚生年金の受給資格期間を満たしている者である ・60歳以上の者である ・国民年金の任意加入被保険者でないものである ▼障害者・長期加入者の特例【重要】 【対象者】 ・被保険者でない+障害等級1級~3級に該当する程度の障害の状態にある者が請求 ※障害厚生年金受給権者→受給権取得時点にさかのぼって改定 ・被保険者でない+被保険者期間が44年(40年×)以上である者 【特例による額】 ・報酬比例部分+定額部分+加給年金

(37)

▼六十五歳前の在職老齢年金【超重要】 【定義】 ・在職老齢年金→被保険者である老齢厚生年金の受給権者について年金額を調整する仕組 み 【停止の対象】 ・特別支給の老齢厚生年金 【停止の要件】 ・被保険者であること ・総報酬月額相当額+基本月額が28万円を超えるとき→停止が行われる ※総報酬月額相当額+基本月額が28万円以下のとき→停止は行われない ・総報酬月額相当額→標準報酬月額+(その月以前の1年間の標準賞与額の総額÷12) ・基本月額→老齢厚生年金の額(報酬比例部分・定額部分)÷12 ※加給年金額→基本月額に含まれない ・停止期間→被保険者の資格取得月の翌月~喪失月 ※同月得喪の場合→停止は行われない 【支給停止基準額】 ・基本月額が28万円以下、かつ、総報酬月額相当額が46万円以下 →(総報酬月額相当額 +基本月額-28万円)×1/2 【加給年金額の取扱い】 ・老齢厚生年金の額が一部でも支給されている→加給年金額は全額支給される ・老齢厚生年金の額が全額支給停止されている→加給年金額も全額支給停止される 【その他】 ・総報酬月額相当額の改定が行われた月から(翌月から×)→年金額の改定 ・支給停止調整開始(変更)額の端数処理→10,000円(1,000円×)未満の四捨五入 ▼基本手当との調整 【調整の対象】 ・特別支給の老齢厚生年金→調整の対象になる ・65歳前に支給される繰上げ支給の老齢厚生年金→調整の対象になる ・65歳以後に支給される老齢厚生年金→調整の対象にならない ・障害厚生年金→調整の対象にならない ・平成10年(16年×)4月1日前に受給権発生→調整の対象にならない 【調整の要件】 ・雇用保険法に規定する受給資格を有する65歳未満の者が求職の申込み

(38)

【調整対象期間】 ・求職の申込みがあった月の翌月から~受給資格に係る受給期間が経過した月まで ・求職の申込みがあった月の翌月から~所定給付日数分の基本手当の支給を受け終わった 月まで 【調整対象期間の例外】 ・基本手当の支給を受けた日とみなされる日及びこれに準ずる日として政令で定める日が 1日もない月 →その月について老齢厚生年金は支給される ・基本手当の支給を受けた日とみなされる日及びこれに準ずる日として政令で定める日が 1日でもある月 →その月について老齢厚生年金は停止される(停止が解除される×) ※これに準ずる日として政令で定める日→待期or給付制限の日 【調整対象期間終了後の事後精算】 ・事後精算のキーワード→受給期間満了「後」orさかのぼってor事後精算 ・年金停止月-基本手当の支給を受けた日とみなされる日の数÷30(1未満切上げ) =停止解除される(さかのぼって支給される)月数→直近の各月から停止解除(さかのぼ って支給) ~事例~ ・年金停止月5か月、基本手当の支給を受けた日とみなされる日の数100日 →5-100÷3(4)=直近1か月分の支給停止が解除される(さかのぼって支給され る) ・年金停止月4か月、基本手当の支給を受けた日とみなされる日の数90日 →4-90÷3(3)=直近1か月分の支給停止が解除される(さかのぼって支給される) ▼高年齢雇用継続給付との調整 【調整の対象】 ・特別支給の老齢厚生年金→調整の対象になる ※高年齢雇用継続給付→調整されず、全額支給される ・65歳前に支給される繰上げ支給の老齢厚生年金→調整の対象になる ・65歳以後に支給される老齢厚生年金→調整の対象にならない ・障害厚生年金→調整の対象にならない ・平成10年(16年×)4月1日前に受給権発生→調整の対象にならない 【調整の要件】

(39)

【調整額】 ・標準報酬月額が賃金日額×30の額の100分の61相当額未満→標準報酬月額×100分の6が 停止 ~事例~ ・標準報酬月額が24万円、賃金日額×30の額が40万円→24万円×100分の6=14,400円が 停止 【調整が行われない場合】 ・標準報酬月額が賃金日額×30の額の100分の75以上である→調整なし ・標準報酬月額が支給限度額以上である→調整なし ▼特別支給の老齢厚生年金の失権 ・事由→死亡or65歳到達 ▼六十五歳からの老齢厚生年金の支給要件【重要】 ・1か月(1年×)以上の被保険者期間を有する ・納付済期間+免除期間+合算対象期間を25年以上有する ・65歳以上である ▼経過的加算 【加算の対象】 ・老齢厚生年金(老齢基礎年金×)に経過的に加算される 【加算額】 ・定額部分-老齢基礎年金相当額 ・老齢基礎年金相当額の計算式 →昭和36年4月以後の20歳以上60歳(65歳×)未満の厚生年金保険の被保険者期間で計算 ▼支給の繰下げ 【要件】 ・受給権を取得した日から1年を経過前に裁定請求をせず ・支給の開始→申出月の翌月から ※「老齢基礎年金の支給繰下げの申出と同時に申出」する必要はない 【繰下げ加算額】 ・報酬比例の額×増額率 ・経過的加算額が加算される場合→報酬比例の額に経過的加算額を加算した額×増額率

(40)

【他の年金受給権を有する場合】 ・受給権取得から1年経過後に、他の年金受給権を取得→申出できる ・受給権取得時に、他の年金受給権が消滅→申出できる ※65歳到達時に失権する年金(抜粋)→寡婦年金、特別支給の老齢厚生年金、3級不該当 3年経過した障害年金 ・老齢基礎年金、付加年金、退職共済年金→申出できる ・障害基礎年金→申出できる ・障害基礎年金以外の障害年金or遺族年金→申出できない 【申出みなし】 ・受給権取得から5年経過日前に他の年金たる給付の受給権者となった→他の年金たる給 付を支給すべき事由が生じた日 ・受給権取得から5年経過日後にある者→5年経過した日 ▼支給の繰上げ 【一般男子】 ・28年4月2日~30年4月1日→61歳到達前に請求可能(要被保険者期間1年以上) ・30年4月2日~32年4月1日→62歳到達前に請求可能(要被保険者期間1年以上) ・32年4月2日~34年4月1日→63歳到達前に請求可能(要被保険者期間1年以上) ・34年4月2日~36年4月1日→64歳到達前に請求可能(要被保険者期間1年以上) ・36年4月2日以後生→65歳到達前に請求可能(要被保険者期間1か月以上) 【一般女子】 ・33年4月2日~35年4月1日→61歳到達前に請求可能(要被保険者期間1年以上) ・35年4月2日~37年4月1日→62歳到達前に請求可能(要被保険者期間1年以上) ・37年4月2日~39年4月1日→63歳到達前に請求可能(要被保険者期間1年以上) ・39年4月2日~41年4月1日→64歳到達前に請求可能(要被保険者期間1年以上) ・41年4月2日以後生→65歳到達前に請求可能(要被保険者期間1か月以上) 【その他の要件】 ・1か月以上の被保険者期間を有する者である ・老齢厚生年金の受給資格期間を満たしている者である ・60歳以上の者である ・国民年金の任意加入被保険者でないものである 【支給の繰上げの際に減ずる額】 ・報酬比例の額×減額率

(41)

【老齢基礎年金との関係】 ・老齢基礎年金の支給繰上げの請求可能な場合→その請求と同時に行わなければならない。 【65歳到達時の改定】 ・要件→繰上げ請求日以後の被保険者期間を有するものが65歳に達した ・計算基礎→65歳に達した日の属する月前における被保険者であった期間 ・改定時期→65歳に達した日の属する月の翌月(その月×) ▼六十五歳以後の在職老齢年金 【停止の対象】 ・65歳からの老齢厚生年金→停止の対象となる ・老齢基礎年金→停止の対象とならない 【停止の要件】 ・被保険者であることor70歳以上の使用される者であること ・総報酬月額相当額+基本月額が46万円を超えるとき→停止が行われる ※総報酬月額相当額+基本月額が46万円以下のとき→停止は行われない ・総報酬月額相当額→標準報酬月額+(その月以前の1年間の標準賞与額の総額÷12) ・基本月額→老齢厚生年金の額(報酬比例部分)÷12 ※加給年金額・繰下げ加算額・経過的加算額→基本月額に含まれない ・停止期間→被保険者の資格取得月の翌月~喪失月 ※同月得喪の場合→停止は行われない 【支給停止基準額】 →(総報酬月額相当額 +基本月額-46万円)×1/2 【加給年金額の取扱い】 ・老齢厚生年金の額が一部でも支給されている→加給年金額は全額支給される ・老齢厚生年金の額が全額支給停止されている→加給年金額も全額支給停止される 【繰下げ加算額・経過的加算額の取扱い】 ・老齢厚生年金の額が一部でも支給されている→加算額は全額支給される ・老齢厚生年金の額が全額支給停止されている→加算額は全額支給される 【その他】 ・総報酬月額相当額の改定が行われた月から(翌月から×)→年金額の改定 ・支給停止調整額の端数処理→10,000円(1,000円×)未満の四捨五入 ▼六十五歳からの老齢厚生年金の失権 ・事由→死亡

(42)

問題編

お題

65歳前の在職老齢年金

【お題】基本月額が28万円以下かつ総報酬月額相当額が46万円以下である場合の停止月 額の計算式を記入せよ。 ・ ?】【 【お題】次の金額は、在職老齢年金の基本月額に算入されるorされない? ・報酬比例部分→基本月額に算入【?】 ・定額部分→基本月額に算入【?】 ・加給年金額→基本月額に算入【?】 ・65歳以後の老齢基礎年金→基本月額に算入【?】 ・65歳以後の繰下げ加算額→基本月額に算入【?】 ・65歳以後の経過的加算額→基本月額に算入【?】 【お題】次の金額は、在職老齢年金の仕組みにより停止されるorされない? ・報酬比例部分→停止【?】 ・定額部分→停止【?】 ・加給年金額→(老厚本体が全額停止の場合)停止【?】 ・65歳以後の老齢基礎年金→(老厚本体が全額停止の場合)停止【?】 ・65歳以後の繰下げ加算額→(老厚本体が全額停止の場合)停止【?】 ・65歳以後の経過的加算額→(老厚本体が全額停止の場合)停止【?】

(43)

65歳前の在職老齢年金

【お題】次の年金は、基本手当との調整の対象になるorならない? ・特別支給の老齢厚生年金→調整の対象に【?】 ・65歳前に支給される繰上げ支給の老齢厚生年金→調整の対象に【?】 ・65歳以後に支給される老齢厚生年金→調整の対象に【?】 ・障害厚生年金→調整の対象に【?】 【お題】次の場合について、その月について老齢厚生年金は支給されるorされない? ・基本手当の支給を受けた日とみなされる日が1日ある月→支給【?】 ・基本手当の支給を受けた日とみなされる日が1日もないが、待期期間がある月→支給 【?】 ・基本手当の支給を受けた日とみなされる日や待期や給付制限の期間が1日もない月→支 給【?】 【お題】調整対象期間終了後の事後精算について 【?】に記入せよ。、 ・年金停止月5か月、基本手当の支給を受けた日とみなされる日の数100日 →直近【?】か月分の支給停止が解除される(さかのぼって支給される) ・年金停止月4か月、基本手当の支給を受けた日とみなされる日の数90日 →直近【?】か月分の支給停止が解除される(さかのぼって支給される)

高年齢雇用継続給付との調整

【お題】次の場合について 【?】に記入せよ。、 ・標準報酬月額が賃金日額×30の額の100分の61相当額未満→標準報酬月額×【?】が停 止 ・標準報酬月額が賃金日額×30の額の【?】以上である→調整なし ・標準報酬月額が【?】以上である→調整なし

(44)

経過的加算

【お題】経過的加算は何に加算されるもの? ・経過的加算は【?】に加算されるものである。 【お題】経過的加算の額の計算式について【?】に記入せよ。 ・経過的加算の額は 【?】の額から老齢基礎年金相当額を控除して得た額である。、 ・老齢基礎年金相当額は 【?】以後の、 【?】歳以上【?】歳未満の【?】の被保険者期間を基礎にして計算した額である。 【お題】老齢厚生年金の繰上げ支給した場合、経過的加算はどうなる? ・ ?】【 【お題】老齢厚生年金の繰下げ支給した場合、経過的加算はどうなる? ・ ?】【 【お題】在職老齢年金の仕組みにより老齢厚生年金が全額停止された場合、経過的加算は どうなる? ・ ?】【

老齢厚生年金の支給の繰上げ

【お題】老齢厚生年金の支給繰上げについて 【?】に記入せよ。、 ~一般男子~ ・30年4月2日~32年4月1日→【?】歳到達前に請求可能(被保険者期間【?】以上) ・34年4月2日~36年4月1日→【?】歳到達前に請求可能(被保険者期間【?】以上) ・ ?】年4月2日以後生→【?】歳到達前に請求可能(被保険者期間1か月以上)【 ~一般女子~ ・33年4月2日~35年4月1日→【?】歳到達前に請求可能(被保険者期間【?】以上) ・37年4月2日~39年4月1日→【?】歳到達前に請求可能(被保険者期間【?】以上) ・ ?】年4月2日以後生→【?】歳到達前に請求可能(被保険者期間1か月以上)【

(45)

解答編

お題

65歳前の在職老齢年金

【お題】基本月額が28万円以下かつ総報酬月額相当額が46万円以下である場合の停止月 額の計算式を記入せよ。 ・ 総報酬月額相当額 +基本月額-28万円)×1/2( 【お題】次の金額は、在職老齢年金の基本月額に算入されるorされない? ・報酬比例部分→基本月額に算入される ・定額部分→基本月額に算入される ・加給年金額→基本月額に算入されない ・65歳以後の老齢基礎年金→基本月額に算入されない ・65歳以後の繰下げ加算額→基本月額に算入されない ・65歳以後の経過的加算額→基本月額に算入されない 【お題】次の金額は、在職老齢年金の仕組みにより停止されるorされない? ・報酬比例部分→停止される ・定額部分→停止される ・加給年金額→(老厚本体が全額停止の場合)停止される ・65歳以後の老齢基礎年金→(老厚本体が全額停止の場合)停止されない ・65歳以後の繰下げ加算額→(老厚本体が全額停止の場合)停止されない ・65歳以後の経過的加算額→(老厚本体が全額停止の場合)停止されない

(46)

65歳前の在職老齢年金

【お題】次の年金は、基本手当との調整の対象になるorならない? ・特別支給の老齢厚生年金→調整の対象になる ・65歳前に支給される繰上げ支給の老齢厚生年金→調整の対象になる ・65歳以後に支給される老齢厚生年金→調整の対象にならない ・障害厚生年金→調整の対象にならない 【お題】次の場合について、その月について老齢厚生年金は支給されるorされない? ・基本手当の支給を受けた日とみなされる日が1日ある月→支給されない ・基本手当の支給を受けた日とみなされる日が1日もないが、待期期間がある月→支給さ れない ・基本手当の支給を受けた日とみなされる日や待期や給付制限の期間が1日もない月→支 給される 【お題】調整対象期間終了後の事後精算について 【?】に記入せよ。、 ・年金停止月5か月、基本手当の支給を受けた日とみなされる日の数100日 →5-100÷3(4)=直近1か月分の支給停止が解除される(さかのぼって支給され る) ・年金停止月4か月、基本手当の支給を受けた日とみなされる日の数90日 →4-90÷3(3)=直近1か月分の支給停止が解除される(さかのぼって支給される)

高年齢雇用継続給付との調整

【お題】次の場合について 【?】に記入せよ。、 ・標準報酬月額が賃金日額×30の額の100分の61相当額未満→標準報酬月額×100分の6が 停止 ・標準報酬月額が賃金日額×30の額の100分の75以上である→調整なし ・標準報酬月額が支給限度額以上である→調整なし

(47)

経過的加算

【お題】経過的加算は何に加算されるもの? ・経過的加算は老齢厚生年金(老齢基礎年金×)に加算されるものである。 【お題】経過的加算の額の計算式について【?】に記入せよ。 ・経過的加算の額は、定額部分の額から老齢基礎年金相当額を控除して得た額である。 ・老齢基礎年金相当額は、昭和36年4月以後の 20歳以上60歳(65歳×)未満の厚生年金保険の被保険者期間で計算する。 【お題】老齢厚生年金の繰上げ支給した場合、経過的加算はどうなる? ・経過的加算も、繰上げ支給され、老齢厚生年金と同じ率で減額される。 【お題】老齢厚生年金の繰下げ支給した場合、経過的加算はどうなる? ・経過的加算も、繰下げ支給され、老齢厚生年金と同じ率で増額される。 【お題】在職老齢年金の仕組みにより老齢厚生年金が全額停止された場合、経過的加算は どうなる? ・在職老齢年金の仕組みにより老齢厚生年金が全額停止された場合でも、経過的加算は支 給停止されない。

老齢厚生年金の支給の繰上げ

【お題】老齢厚生年金の支給繰上げについて 【?】に記入せよ。、 ~一般男子~ ・30年4月2日~32年4月1日→62歳到達前に請求可能(被保険者期間1年以上) ・34年4月2日~36年4月1日→64歳到達前に請求可能(被保険者期間1年以上) ・36年4月2日以後生→65歳到達前に請求可能(被保険者期間1か月以上) ~一般女子~ ・33年4月2日~35年4月1日→61歳到達前に請求可能(被保険者期間1年以上) ・37年4月2日~39年4月1日→63歳到達前に請求可能(被保険者期間1年以上) ・41年4月2日以後生→65歳到達前に請求可能(被保険者期間1か月以上)

参照

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