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2.2 指標等からみる動向 (1) 人口の推移について a. 総人口と年齢別人口について 人口は減少傾向が続いている 平成 22 年の年齢別人口では 15 歳未満人口が昭和 6 年の約 3 割に減少する一方で 高齢者人口 (65 歳以上 ) は 昭和 6 年に比べ約 1.3 倍に増加している 今後も

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2 大崎上島町

第2章 大崎上島町の現状と課題

2.1 地勢について

大崎上島町は、瀬戸内海芸予諸島の西部に位置する島であり、ほぼ中央部に主峰神峰山が そびえ、その稜線が東西を貫いています。また、尾根が海岸線まで迫る瀬戸内海離島特有の 地形を形成しているため、急傾斜が多く、平野部が少ない特徴を有します。 資料:大崎上島町 図 2.1 大崎上島町 広島市 大崎上島町

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 3

2.2 指標等からみる動向

(1) 人口の推移について a.総人口と年齢別人口について ・ 人口は減少傾向が続いている。 ・ 平成 22 年の年齢別人口では、15 歳未満人口が昭和 60 年の約3割に減少する一方で、高齢者 人口(65 歳以上)は、昭和 60 年に比べ約 1.3 倍に増加している。 ・ 今後も、人口減少の傾向は続く見込みであり、高齢化率は現在の 44%から 49%になると予想され る。 図 2.2 人口の推移について ※( )内は、昭和 60 年を 1.0 とした伸び率 推計値 S60 H22 H47 実績値 高齢化率 44% 2,399 1,605 1,146 945 796 690 347 261 8,915 7,442 6,254 5,465 4,774 4,173 2,451 1,812 2,787 3,143 3,454 3,691 3,666 3,746 2,723 1,995 1 4 ,101 1 2 ,190 1 0 ,854 1 0 ,131 9 , 236 8 , 609 5 ,521 4 ,068 (1.00) (0.67) (0.48) (0.39) (0.33) (0.29) (0.14) (0.11) (1.00) (0.83) (0.70) (0.61) (0.54) (0.47) (0.27) (0.20) (1.00) (1.13) (1.24) (1.32) (1.32) (1.34) (0.98) (0.72) 0 3,000 6,000 9,000 12,000 15,000 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H37 H47 年齢別人口(人) 15歳未満 15~64歳 65歳以上 0 2 4 6 8 10 (百人) 0 2 4 6 8 10 0~4歳 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85歳以上 (百人) 男性 女性 0 2 4 6 8 10 (百人) 0 2 4 6 8 10 0~4歳 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85歳以上 (百人) 男性 女性 0 2 4 6 8 10 (百人) 0 2 4 6 8 10 0~4歳 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85歳以上 (百人) 男性 女性 資料:国勢調査、大崎上島町、広島県 高齢化率 49%

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4 大崎上島町 b.地域別人口について ・ 島の中央部の旧大崎町に人口が集積しており、島の東南部では比較的人口は少ない。 資料:大崎上島町 図 2.3 地域別人口 c.地域別高齢者人口について ・ 高齢化率が 40%を越す地域は多数存在しており、特に、明石・天満地区等では 60%を超す。 資料:大崎上島町 図 2.4 地域別高齢者人口 図 2.5 地域別 65 歳以上人口の割合 凡例 (人) 1~100 101~200 201~300 301~400 401~500 501~600 601~700 700~ 凡例 (%) 1~10 11~20 21~30 31~40 41~50 51~60 61~ 凡例 (人) 0~50 51~100 101~150 151~200 201~250 251~ 旧木江町 旧大崎町 旧東野町 51 58 38 37 36 33 43 43 59 58 58 3657 53 61 62 47 57 3 67 73 42 11 40 49 48 40 64 54 48 43 54 49 65 31 35 52 旧木江町 旧大崎町 旧東野町 73 45 119 110 176 291 222 254 42 82 104 4492 92 107 80 9 264 1 20 35 135 37 79 73 49 136 44 116 90 208 229 29 52 80 94 33 旧木江町 旧大崎町 旧東野町 142 77 315 297 487 890 515 590 71 142 178 122161 175 174 130 19 466 37 30 48 319 329 199 150 102 337 69 215 188 483 423 59 80 259 268 63

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 5 (2) 自動車保有台数と免許保有率について ・ 1世帯あたりの自動車保有台数は 1.47 台/世帯であり、多くの世帯で自動車を保有していることが 推察される。 ・ 免許保有率は、全体(18 歳以上の合計)では6割以上だが、女性の高齢者に限定すると約3割に とどまる。 表 2.1 1世帯あたり自動車保有台数 世帯数(世帯) 4,136 自動車保有台数(台) 6,079 1 世帯あたりの自動車保有台数(台/世帯) 1.47 資料:広島県、大崎上島町 表 2.2 免許保有率 免許保有者数(人) 人口(人) 免許保有率 男性 女性 合計 男性 女性 合計 男性 女性 合計 18 歳以上 2,958 2,280 5,238 3,709 4,408 8,117 79.8% 51.7% 64.5% 65 歳以上 1,030 699 1,729 1,387 2,279 3,666 74.3% 30.7% 47.2% 資料:広島県警察、大崎上島町

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6 大崎上島町 (3) 通勤・通学の状況について ・ 通勤での地域間移動をみると、町内に常住する就業者数 4,232 人のうち町内就業者は 3,921 人 と、約 9 割が町内で就業している。この割合の傾向は、昭和 60 年と大差はない。 ・ 町外への通勤先は、竹原市が最も多い。また、町外から町内へ通勤する場合も竹原市からが最も 多い。 ・ 通学もほぼ同様の傾向を示す。 資料:国勢調査 図 2.6 通勤での地域間移動の推移

25 年後

通勤の状況

昭和 60 年

平成 17 年

人数(人) 大崎上島町総人口 14,101 町内に常住する就業者数 6,629 町内への就業者数 6,041 町外への就業者数 588 大崎上島町総従業者数 6,659 町内からの就業者数 6,041 町外からの就業者数 618 昭和60年 人数(人) 大崎上島町総人口 9,236 町内に常住する就業者数 4,232 町内への就業者数 3,921 町外への就業者数 311 大崎上島町総従業者数 4,527 町内からの就業者数 3,921 町外からの就業者数 606 平成17年

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 7 資料:国勢調査 図 2.7 通学での地域間移動の推移

通学の状況

25 年後

昭和 60 年

平成 17 年

人数(人) 大崎上島町総人口 14,101 町内に常住する通学者数 1,105 町内への通学者数 1,006 町外への通学者数 99 大崎上島町総通学者数 1,188 町内からの通学者数 1,006 町外からの通学者数 182 昭和60年 人数(人) 大崎上島町総人口 9,236 町内に常住する通学者数 476 町内への通学者数 413 町外への通学者数 63 大崎上島町総通学者数 614 町内からの通学者数 413 町外からの通学者数 201 平成17年

(7)

8 大崎上島町

2.3 公共交通について

(1) 公共交通体系の現状 大崎上島と広島県本土側とのアクセスは、竹原市(竹原港)・東広島市(安芸津港)と高 速船、フェリーで結ばれ、高速船では最短11分、フェリーはほぼ30分おきに運航され、 約30分で結ばれています。また、呉市(小長港・大長港)、愛媛県今治市(今治港・宮浦 港・宗方港)との便もあります。 島内交通は、路線バスとコミュニティバス(おと姫バス)の2種類が運行されています。 路線バスは、島全体を周回する右回りと左回りが、8便ずつ運行されています。コミュニテ ィバスは、路線バスが運行されていない区間や狭隘な区間を路線に設定され、平日と土日祝 日とで路線を変えて毎日運行されています。 図 2.8 公共交通の整備状況(平日)

平日

(8)

大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 9 図 2.9 公共交通の整備状況(土日祝日) 表 2.3 公共交通機関の一覧 種類 種類 運行区間 運行事業者 コミュニティバス(おと姫バス) 平日:4路線 土日祝日:4路線 大崎上島町 陸上 交通 路線バス(さんようバス) 町内循環 さんようバス株式会社 フェリー 垂水・白水~竹原 山陽商船株式会社 大崎汽船株式会社 高速船 大長~大崎上島~竹原 しまなみ海運株式会社 フェリー 大西~安芸津 安芸津フェリー株式会社 フェリー 明石~小長 しまなみ海運株式会社 フェリー 今治~木江~大三島 大三島ブルーライン株式会社 海上 交通 フェリー 白水港~生野島~契島 大崎上島町

土日祝日

(9)

10 大崎上島町 a.陸上交通について ①おと姫バス おと姫バスは、交通空白地帯の住民の交通手段を確保し、福祉の向上に寄与すること を目的として、平成 17 年 11 月に運行を開始しました。平日・土日祝日各4路線の運 行が行われています。 表 2.4 おと姫バスの概要 運行本数・ 所要時間 【平日】 大西港・太田線 太田・天満港線 大西・大串・沖浦線 大西港・大串線 8 便 10 便 3 便 3 便 (約 34 分) (約 42 分) (約 74 分) (約 24 分) 【土日祝日】 大西港・太田線 明石・太田・外表線 大西港・明石港線 大西港・大串線 11 便 8 便 2 便 2 便 (約 30 分) (約 78 分) (約 34 分) (約 31 分) 利用車両 年間利用者数 25,566 人(平成 21 年度) 運賃 200 円 ※乗継の場合は 100 円 運行事業者 大崎上島町

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 11 ②路線バス 路線バスは、平成 21 年 4 月に循環化がなされました。平日には、16 便の運行が行 われ、朝夕は通学の足を担っています。 表 2.5 路線バスの概要 運行本数・ 所要時間 【平日】 左回り 8 便 (約 74 分) 右回り 8 便 (約 74 分) 【土曜日】 左回り - 右回り 2 便 (約 74 分) 利用車両 年間利用者数 175,136 人(平成 21 年度) 運賃 対距離制 運行事業者 さんようバス株式会社

(11)

12 大崎上島町 b.海上交通について ①大崎上島(垂水・白水)~竹原航路 大崎上島(垂水・白水)~竹原航路は、大崎上島と本土とを結ぶ基軸航路です。毎日 32 往復の運航が行われています。 表 2.6 大崎上島(垂水・白水)~竹原航路の概要 運航本数・ 所要時間 運航本数:32 往復 所要時間:約 25 分(垂水~竹原)、約 30 分(白水~竹原) 利用船舶 年間利用者数 利用者数 570,959 人 (平成 21 年) 利用台数 296,753 台 (平成 21 年) 運賃 運航事業者 山陽商船株式会社、大崎汽船株式会社 単位:円 車両の長さ 竹原~垂水・白水 3m未満 1,300 4m未満 1,900 5m未満 2,560 6m未満 3,990 7m未満 4,870 8m未満 6,440 9m未満 7,240 10m未満 8,050 11m未満 8,850 12m未満 9,660 1m増すごとに 980 竹原 330 垂水 340 60 白水 小児運賃は6歳以上12歳まで普通旅客運 賃の半額、但し端数は切り上げとなります。 旅客運賃 自動車航送運賃

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 13 ②大長~大崎上島~竹原航路 大長~大崎上島~竹原航路は、大崎下島と大崎上島の東部及び南部と竹原とを結ぶ航 路です。毎日7往復の運航が行われています。 表 2.7 大長~大崎上島~竹原航路の概要 運航本数・ 所要時間 運航本数:7 往復 所要時間:約 45 分(大長~竹原) 利用船舶 年間利用者数 利用者数 74,503 人(平成 22 年) 運賃 運航事業者 しまなみ海運株式会社 単位:円 竹原 410 めばる 800 410 一貫目 800 410 130 天満 1,120 800 390 390 沖浦 1,160 890 470 470 220 明石 1,350 1,090 700 700 410 230 御手洗 1,350 1,090 700 700 410 230 150 大長 単位:円 旅客運賃

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14 大崎上島町 ③大西~安芸津航路 大西~安芸津航路は、大崎上島と東広島市とを 35 分で結ぶ航路です。毎日 16 往復 の運航が行われています。 表 2.8 大西~安芸津航路の概要 運航本数・ 所要時間 運航本数:16 往復 所要時間:約 35 分(大西~安芸津) 利用船舶 年間利用者数 利用者数 225,878 人(平成 21 年) 利用台数 77,834 台(平成 21 年) 運賃 運航事業者 安芸津フェリー株式会社 単位:円 車両の長さ 安芸津~大西 3m未満 1,300 4m未満 1,900 5m未満 2,560 6m未満 3,990 7m未満 4,870 8m未満 6,440 9m未満 7,240 10m未満 8,050 11m未満 8,850 12m未満 9,660 1m増すごとに 980 旅客運賃 自動車航送運賃 大人 370 小人 190 安芸津 大西

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 15 ④明石~小長航路 明石~小長航路は、大崎上島と大崎下島とを最短 12 分で結ぶ航路です。毎日 12 往 復の運航が行われています。 表 2.9 明石~小長航路の概要 運航本数・ 所要時間 運航本数:12 往復 所要時間:約 13 分(明石~小長) 利用船舶 年間利用者数 利用者数 76,408 人(平成 22 年) 利用台数 29,579 台(平成 22 年) 運賃 運航事業者 しまなみ海運株式会社 単位:円 大人 250 明石 小長 小学生半額 3mまで 1,250 2,520 3m~4m 1,350 3,200 4m~5m 2,000 4,290 5m~6m 2,650 6,160 6m~7m 3,150 7,060 7m~8m 4,200 8,980 8m~9m 4,700 10,030 9m~10m 5,200 11,200 10m~11m 5,700 12,240 11m~12m 6,200 13,390 1m増すごとに 1,050 1,160 自転車 150 -原付自転車 (125cc未満)  400 -(750cc未満)  400 (750cc以上)  520 小長~明石 白水・垂水~竹原 (乗継運賃) 小長~明石 -自動二輪車 旅客運賃 自動車航送運賃

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16 大崎上島町 ⑤今治~木江~大三島航路 今治~木江~大三島航路は、大崎上島町と愛媛県今治市、大崎上島町と大三島を結ぶ 航路です。高速船とフェリーによる運航が行われています。 表 2.10 今治~木江~大三島航路について 運航本数・ 所要時間 運航本数:7 往復 所要時間:約 95 分 (フェリー 今治~大三島) 、 約 61 分 (高速船 今治~大三島) 利用船舶 年間利用者数 利用者数 50,746 人(平成 21 年) 利用台数 15,646 台(平成 21 年) 運賃 フェリー 高速船 運航事業者 大三島ブルーライン株式会社 単位:円 今治 730 宗方 930 250 天満 990 460 390 宮浦 今治 800 宗方 1,000 280 天満 1,000 280 160 一貫目 1,050 490 390 390 宮浦 3m未満 1,400 2,500 1,250 1,680 3m~4m 1,500 2,980 1,510 1,790 4m~5m 1,800 3,870 2,070 2,350 5m~6m 2,700 4,950 2,520 2,800 6m~7m 2,900 5,670 3,080 3,360 7m~8m 3,700 6,870 3,580 3,860 8m~9m 3,900 7,670 4,140 4,420 9m~10m 4,300 8,610 4,910 5,150 10m~11m 4,800 9,010 5,380 5,600 11m~12m 5,800 9,970 6,050 6,500 1m増すごとに 700 950 680 720 木江~宮浦 今治~宗方 今治~宮浦 (割引運賃) 今治~木江 (割引運賃) 宗方~木江 旅客運賃 自動車航送運賃 旅客運賃

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 17 ⑥町営フェリー「さざなみ」 町営フェリー「さざなみ」は、白水港~生野島~契島を結ぶ航路です。 表 2.11 町営フェリー「さざなみ」航路について 運航本数・ 所要時間 運航本数:7 往復 所要時間:約 35 分 (白水港~生野島~契島) 利用船舶 年間利用者数 利用者数 13,739 人(平成 22 年) 利用台数 3,520 台(平成 22 年) 運賃 運航事業者 大崎上島町 単位:円 車両の長さ 白水~生野島 生野島~契島 白水~契島 3m未満 480 600 850 4m未満 740 860 1,220 5m未満 980 1,230 1,720 6m未満 1,230 1,600 2,330 7m未満 1,600 2,090 3,080 1m増すごとに 360 490 750 自転車 原付自転車 自動二輪車(750CC未満) 自動二輪車(750CC以上) 50 100 150 210 旅客運賃 自動車航送運賃 契島 180 生野島 290 120 白水 小人は半額、但し端数は切り上げとなります。

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18 大崎上島町 (2) 利用者数等について a.おと姫バスについて z 月別利用者数 ・ おと姫バスの利用者は、徐々に増加してきたが、平成 20 年度をピークに減少に転じた。 ・ 土日祝日の明石・太田・外表線では、8 人/便程度の利用があるが、その他の便では 5 人/日以 下と非常に少ない。 資料:大崎上島町 図 2.10 おと姫バスの利用者数 資料:大崎上島町 図 2.11 おと姫バスの路線別月別利用者数(平成 21 年) 4,57 9 27 ,0 47 2 5,5 6 6 2 9 ,41 8 1 9,77 5 ( 1 .00 ) (1 .3 7) (1 .49 ) ( 1.2 9 ) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 利用者数(人)

【平日】

利用者数(人/月) 利用者数(人/便) 大西港・太田線 大西・大串・沖浦線 大西港・大串線 太田・天満港線 ●月別利用者数 ●1便あたり利用者数

【土日祝日】

利用者数(人/便) 大西港・太田線 大西・明石港線 大西港・大串線 明石・太田・外表線 ●月別利用者数 ●1便あたり利用者数 利用者数(人/月) 0 250 500 750 1,000 1,250 1,500 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 0 250 500 750 1,000 1,250 1,500 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 19 表 2.12 おと姫バスヒアリング調査回答者数(人) 資料:平成 22 年度おと姫バスヒアリング調査結果 資料:平成 22 年度おと姫バスヒアリング調査結果 図 2.12 バス停別乗降者数(平日)その1 路線名 平日 利用者数調査日 大西港・太田線 4 5 大西港・大串線 0 1 大西・大串・沖浦線 6 13 大田・天満港線 22 35 合 計 32 54 凡 例 降車 乗車 バ ス 路 線 垂水フェリー前 盛谷 白水フェリー 東野小学校 小原集会所 長福寺前 下組 円山医院 大崎支所 沖浦別れ 山尻集会所 山尻口 太田 パルディ 東原下集会所 寺元医院 向山住宅 向山集会所 長島集会所 中電大崎発電所 六軒口 大西港 商船高専前 海と島の歴史資料館 木江中学校 清風館入り口 工業高校 かもめ館 西野公民館上 明石別れ 木江小学校 沖浦農協前 明石港 ふれあいの館 美浜荘 大串農協 瀬井集会所 天満港 木江支所 一貫目港 岩白会館 外表集会所 射場医院 めばる港 垂水会館前

【大西港・大田線:平日(12/7(火)】

垂水フェリー前 盛谷 白水フェリー 東野小学校 小原集会所 長福寺前 下組 円山医院 大崎支所 沖浦別れ 山尻集会所 山尻口 太田 パルディ 東原下集会所 寺元医院 向山住宅 向山集会所 長島集会所 中電大崎発電所 六軒口 大西港 商船高専前 海と島の歴史資料館 木江中学校 清風館入り口 工業高校 かもめ館 西野公民館上 明石別れ 木江小学校 沖浦農協前 明石港 ふれあいの館 美浜荘 大串農協 瀬井集会所 天満港 木江支所 一貫目港 岩白会館 外表集会所 射場医院 めばる港 垂水会館前

【大西・大串・沖浦線:平日(12/7(火)】

(19)

20 大崎上島町 注:調査日(12/7(火))には、大西港・大串線利用者がいなかったため、図化していない。 また、ヒアリングは 1 人 1 回とした。 資料:平成 22 年度おと姫バスヒアリング調査結果 図 2.13 バス停別乗降者数(平日)その2 垂水フェリー前 盛谷 白水フェリー 東野小学校 小原集会所 長福寺前 下組 円山医院 大崎支所 沖浦別れ 山尻集会所 山尻口 太田 パルディ 東原下集会所 寺元医院 向山住宅 向山集会所 長島集会所 中電大崎発電所 六軒口 大西港 商船高専前 海と島の歴史資料館 木江中学校 清風館入り口 工業高校 かもめ館 西野公民館上 明石別れ 木江小学校 沖浦農協前 明石港 ふれあいの館 美浜荘 大串農協 瀬井集会所 天満港 木江支所 一貫目港 岩白会館 外表集会所 射場医院 めばる港 垂水会館前

【太田・天満港線:平日(12/7(火)】

垂水フェリー前 盛谷 白水フェリー 東野小学校 小原集会所 長福寺前 下組 円山医院 大崎支所 沖浦別れ 山尻集会所 山尻口 太田 パルディ 東原下集会所 寺元医院 向山住宅 向山集会所 長島集会所 中電大崎発電所 六軒口 大西港 商船高専前 海と島の歴史資料館 木江中学校 清風館入り口 工業高校 かもめ館 西野公民館上 明石別れ 木江小学校 沖浦農協前 明石港 ふれあいの館 美浜荘 大串農協 瀬井集会所 天満港 木江支所 一貫目港 岩白会館 外表集会所 射場医院 めばる港 垂水会館前

【合計:平日】

(20)

大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 21 表 2.13 おと姫バスヒアリング調査回答者数(人) 資料:平成 22 年度おと姫バスヒアリング調査結果 資料:平成 22 年度おと姫バスヒアリング調査結果 図 2.14 バス停別乗降者数(休日)その1 凡 例 降車 乗車 バ ス 路 線 路線名 休日 利用者数調査日 大西港・太田線 9 13 大西港・大串線 0 0 明石・大田・外表線 47 100 大西港・明石線 0 0 合 計 56 113 垂水フェリー前 盛谷 白水フェリー 東野小学校 小原集会所 長福寺前 下組 円山医院 大崎支所 沖浦別れ 山尻集会所 山尻口 太田 パルディ 東原下集会所 寺元医院 向山住宅 向山集会所 長島集会所 中電大崎発電所 六軒口 大西港 商船高専前 海と島の歴史資料館 木江中学校 清風館入り口 工業高校 かもめ館 西野公民館上 明石別れ 木江小学校 沖浦農協前 明石港 ふれあいの館 美浜荘 大串農協 瀬井集会所 天満港 木江支所 一貫目港 岩白会館 外表集会所 射場医院 めばる港 垂水会館前

【明石・大田・外表線:休日(11/20(土)】

垂水フェリー前 盛谷 白水フェリー 東野小学校 小原集会所 長福寺前 下組 円山医院 大崎支所 沖浦別れ 山尻集会所 山尻口 太田 パルディ 東原下集会所 寺元医院 向山住宅 向山集会所 長島集会所 中電大崎発電所 六軒口 大西港 商船高専前 海と島の歴史資料館 木江中学校 清風館入り口 工業高校 かもめ館 西野公民館上 明石別れ 木江小学校 沖浦農協前 明石港 ふれあいの館 美浜荘 大串農協 瀬井集会所 天満港 木江支所 一貫目港 岩白会館 外表集会所 射場医院 めばる港 垂水会館前

【大西港・大田線:休日(11/27(土)】

(21)

22 大崎上島町 注:調査日(11/27(土))には、大西港・大串線及び大西港・大串線利用者はいなかったため、図化していない。 また、ヒアリングは1人1回とした。 資料:平成 22 年度おと姫バスヒアリング調査結果 図 2.15 バス停別乗降者数(休日)その2 b.路線バス利用者数について ・ 路線バスの利用者数は、平成 18 年以降増加傾向にある。 ※各年 10 月から翌年 9 月の利用者数 資料:さんようバス株式会社 図 2.16 路線バスの利用者数 路線バス(さんようバス)再編 9 44 8 31 1 ,007 1,102 1,410 1 ,751 (1.00) (0.88) (1.07) (1.17) (1.49) (1.86) 0 500 1,000 1,500 2,000 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 利用者数(百人) 凡 例 降車 乗車 バ ス 路 線 垂水フェリー前 盛谷 白水フェリー 東野小学校 小原集会所 長福寺前 下組 円山医院 大崎支所 沖浦別れ 山尻集会所 山尻口 太田 パルディ 東原下集会所 寺元医院 向山住宅 向山集会所 長島集会所 中電大崎発電所 六軒口 大西港 商船高専前 海と島の歴史資料館 木江中学校 清風館入り口 工業高校 かもめ館 西野公民館上 明石別れ 木江小学校 沖浦農協前 明石港 ふれあいの館 美浜荘 大串農協 瀬井集会所 天満港 木江支所 一貫目港 岩白会館 外表集会所 射場医院 めばる港 垂水会館前

【合計:休日】

(22)

大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 23 c.フェリー(竹原~大崎上島(垂水・白水))利用者数について ・ フェリーの利用者数は、減少傾向が続いている。 資料:山陽商船株式会社、大崎汽船株式会社 図 2.17 フェリーの利用者数 資料:山陽商船株式会社、大崎汽船株式会社 図 2.18 フェリーの利用台数 d.高速船(竹原~大崎上島~大長)の利用者数について ・ 高速船の利用者数は、減少傾向が続いている。 資料:山陽商船株式会社、しまなみ海運株式会社 図 2.19 高速船の利用者数 9,366 9,244 8,219 7,968 6,226 6,246 5,710 (1.00) (0.99) (0.88) (0.85) (0.66) (0.67) (0.61) 0 2,500 5,000 7,500 10,000 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 利用者数 (百人) 3 ,2 17 3 ,1 90 3,13 2 3,02 7 3,457 3,400 2,968 (1.00) (0.99) (0.97) (0.94) (1.07) (1.06) (0.92) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 利用台数 (百台) 1 ,544 1,451 1 ,405 1 ,384 1,103 8 98 615 7 45 (1.00) (0.94) (0.91) (0.90) (0.71) (0.58) (0.40) (0.48) 0 250 500 750 1,000 1,250 1,500 1,750 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 利用者数 (百人)

(23)

24 大崎上島町 e.大西~安芸津航路について ・ 旅客数は、減少傾向が続いている。 資料:安芸津フェリー株式会社 図 2.20 大西~安芸津航路の利用者数 資料:安芸津フェリー株式会社 図 2.21 大西~安芸津航路の利用台数 f.明石~小長航路の利用者数について ・ 明石~小長間の利用者数はほぼ横ばいであるが、利用台数は減少傾向がつづく。 資料:山陽商船株式会社、しまなみ海運株式会社 図 2.22 明石~小長航路の利用者数 2,591 2 ,592 2,547 2,464 2,512 2,259 (1.00) (1.00) (0.98) (0.95) (0.97) (0.87) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 利用者数 (百人) 793 84 4 840 8 01 803 7 78 (1.00) (1.06) (1.06) (1.01) (1.01) (0.98) 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 利用台数 (百台) 946 1,025 8 23 799 860 891 868 764 (1.00) (1.08) (0.87) (0.84) (0.91) (0.94) (0.92) (0.81) 0 200 400 600 800 1,000 1,200 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 利用者数 (百人)

(24)

大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 25 資料:山陽商船株式会社、しまなみ海運株式会社 図 2.23 明石~小長航路の利用台数 g.今治~木江~大三島航路の利用者数について ・ 今治~木江~大三島航路の利用者数・利用台数は、横ばいが続いている。 資料:大三島ブルーライン株式会社 図 2.24 今治~木江~大三島航路の利用者数 資料:大三島ブルーライン株式会社 図 2.25 今治~木江~大三島航路の利用台数 8 43 8 72 7 50 7 28 6 90 6 15 3 02 2 96 (1.00) (1.03) (0.89) (0.86) (0.82) (0.73) (0.36) (0.35) 0 200 400 600 800 1,000 1,200 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 利用台数 (百台) 1 61 1 55 1 62 1 65 1 80 1 77 1 56 (1.00) (0.96) (1.01) (1.03) (1.12) (1.10) (0.97) 0 50 100 150 200 250 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 利用台数 (百台) 5 69 5 46 5 46 5 57 5 85 6 20 5 07 (1.00) (0.96) (0.96) (0.98) (1.03) (1.09) (0.89) 0 200 400 600 800 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 利用者数 (百人)

(25)

26 大崎上島町 h.町営フェリー「さざなみ」の利用者数について ・ 利用者数は減少傾向がつづく。 資料:大崎上島町 図 2.26 町営フェリー「さざなみ」の利用者数 資料:大崎上島町 図 2.27 町営フェリー「さざなみ」の利用台数 192 1 80 170 166 179 162 141 137 (1.00) (0.94) (0.89) (0.86) (0.93) (0.84) (0.73) (0.71) 0 50 100 150 200 250 300 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 利用者数 (百人) 39 3 7 36 32 36 30 30 35 (1.00) (0.95) (0.94) (0.83) (0.93) (0.79) (0.76) (0.91) 0 20 40 60 80 100 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 利用台数 (百台)

(26)

大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 27

2.4 町の費用負担について

(1) 町の公共交通関連の支出と費用について ・ 公共交通維持のための町の負担額は増加傾向にあり、平成 21 年度では平成 17 年度の約 1.5 倍の約1億円程度となっている。 注:四捨五入の関係により合計値が合わない場合がある 資料:大崎上島町 図 2.28 町の費用負担 3,359 4,145 4,192 4,262 5,330 7,970 7,633 8,217 9,436 11,002 88 330 450 439 446 635 652 622 673 537 4,205 4,672 4,874 4,857 5,590 1 1 ,329 4 , 928 1 1 ,778 5 , 654 1 2 ,409 5 , 947 1 3 ,698 5 , 968 1 6 ,331 6 , 573 0 5,000 10,000 15,000 20,000 支出 収入 支出 収入 支出 収入 支出 収入 支出 収入 H17 H18 H19 H20 H21 金額(万円) 陸上交通支出 海上交通支出 陸上交通運賃収入 海上交通運賃収入 海上交通補助金等 町の負担 6,402 町の負担 6,124 町の負担 6,462 町の負担 7,729 町の負担 9,759 陸上交通 海上交通 陸上交通 海上交通 海上交通補助金等 支出内訳 収入内訳

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28 大崎上島町

2.5 島内における住民の動きと交通に関する問題点 ~アンケート調査等から~

(1) よく利用する交通手段(住民アンケートより) ・ 住民がよく利用する交通手段は「車(自分で運転)」であり、全体の約6割を占める。また、フェリー を除くと、「車(家族が運転)」も比較的多い。 ・ また町外移動に不可欠な船(フェリー)は、約半数となっている。 ・ 年齢別では、高齢になるほど「車(自分で運転)」が減少しているのが特徴的である。 ※複数回答 図 2.29 よく利用する交通手段 ※複数回答 図 2.30 年齢別での利用交通手段 61% 20% 3% 8% 7% 5% 2% 12% 1% 46% 4% 1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 車(自分で運転)(2068) 車(家族が運転)(664) 車(近所・知人が運転)(107) バイク・原付(282) おと姫バス(245) さんようバス(168) タクシー(65) 自転車(409) 福祉サービス車(42) フェリー(1552) 高速船(140) その他(24) 0 78 88 90 87 70 48 22 63 30 17 12 15 19 20 25 0 1 0 1 1 2 4 9 6 9 6 6 6 10 10 6 0 1 0 1 2 5 10 17 0 3 0 1 2 2 8 12 0 0 0 0 0 1 2 6 56 11 9 6 9 12 15 11 0 0 0 0 0 0 1 6 38 57 53 56 52 47 44 33 6 0 0 1 2 4 5 7 0 0 0 0 0 0 1 2 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 10代(16) 20代(74) 30代(216) 40代(235) 50代(450) 60代(915) 70代(899) 80歳以上(505) (%) 車(自分で運転) 車(家族が運転) 車(近所・知人が運転) バイク・原付 おと姫バス さんようバス タクシー 自転車 福祉サービス車 フェリー 高速船 その他

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 29 (2) 運転免許保有と送迎の状況(住民アンケートより) ・ 高齢者ほど免許保有率は減少する傾向が見られ、特に女性において、その傾向が顕著である。 ・ そのため、多くの高齢女性が、自分で運転をして外出することが出来ず、家族の運転に頼っている 状況がうかがえる。 図 2.31 年齢別運転免許保有率 図 2.32 自動車保有台数 図 2.33 男女別年齢別自家用車(自分で運転)の利用割合 図 2.34 男女別年齢別自家用車(家族の運転)の利用割合 件 2 0 % 9 9 % 9 9 % 9 8 % 9 6 % 8 9 % 7 5 % 9 9 % 9 7 % 9 5 % 8 2 % 5 9 % 2 5 % 1 0 0 % 2 5 % 8 9 % 0% 20% 40% 60% 80% 100% 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80歳 以上 保有率(%) 男性 女性 127 338 979 1141 335 0 500 1000 1500 4台以上 3台 2台 1台 なし 85% 81% 57% 82% 80% 41% 66% 89% 89% 78% 88% 9% 33% 74% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80歳以上 男性 女性 4% 50% 6% 3% 6% 19% 2% 4% 8% 18% 11% 21% 27% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80歳以上 男性 女性

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30 大崎上島町 (3) 将来の交通手段に対する不安 ・ 将来の交通手段に対して不安を感じている人が6割以上を占める。現在マイカーを利用している 人の7割も将来に不安を感じている。 資料:平成 22 年度住民アンケート 図 2.35 将来の交通手段に対する不安(年齢別) 図 2.36 将来の交通手段に対する不安度 資料:平成 22 年度住民アンケート 図 2.37 将来の公共交通に対する不安(地区別) 0% 0% 20% 17% 25% 41% 37% 38% 35% 40% 28% 38% 23% 37% 21% 32% 27% 36% 0% 40% 8% 41% 22% 36% 31% 43% 38% 44% 38% 44% 41% 41% 47% 38% 38% 42% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 男性 女性 男性 女性 男性女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性男性 女性 男性 女性 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80歳以上 合計 とても不安 少し不安 33% 33% 39% 41% 0% 20% 40% 60% 80% 100% マイカー利用者 マイカー利用者 以外 とても不安 少し不安 65% 78% 72% 74% 大串 明石 原田 中野 木江 東野 沖浦 180 143 197 909 328 796 253 凡例 数字 は地域別合計 ※不明・無回答除く 不安は感じない 少し不安 とても不安 29.3% 39.7% 31.0% 27.1% 41.8% 31.1% 28.4% 42.2% 29.4% 26.5% 36.0% 37.5% 27.4% 34.5% 38.1% 27.4% 34.5% 38.1% 18.2% 43.4% 38.5%

(30)

大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 31 (4) 大崎上島町内での日常的な人の動きについて(住民アンケートより) ・ 住民の主な町内の外出において、最も多い目的地は「東野」、2番目には「中野」がつづく。 ・ 行き先別の目的では、「東野」において「買物」目的が 77%と非常に高い割合を示す。「中野」にお いても、「買物」目的が 77%と高い。 ・ 地域別の移動手段では、いずれの地域においても「車(自分で運転)」による移動の割合が、最も 高い割合を示す。 図 2.38 目的地別の移動目的 図 2.39 目的地別の移動手段 大串 明石 原田 中野 木江 東野 沖浦 43 48 7 885 123 1096 236 15.2% 60.9% 3.0% 69.1% 41.5% 18.6% 8.1% 64.3% 10.2% 56.3% 14.6% 76.7% 0.9% 2.4% 0.8% 2.1% 11.6% 100.0% 資料:平成 22 年度住民アンケート 凡例 数字 は地域別合計 ※不明・無回答除く 車(自分で運転) 車(家族が運転) 車(近所・知人が運転) バイク・原付 おと姫バス さんようバス タクシー 福祉サービス車 自転車 徒歩のみ その他 大串 明石 原田 中野 木江 東野 沖浦 42 47 7 879 123 1096 235 4.4% 77.4% 13.4% 8.1% 57.7% 13.2% 77.4% 21.3% 76.6% 4.3% 15.7% 7.1% 14.9% 66.7% 55.3% 28.6% 42.9% 13.0% 21.3% 資料:平成 22 年度住民アンケート 凡例 数字 は地域別合計 ※不明・無回答除く 通院 買物 趣味・娯楽 通学 通勤 業務 公共施設・金融 機関への訪問

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32 大崎上島町 (5) 大崎上島町外への日常的な人の動きについて(住民アンケートより) ・ 町外へは、竹原市、東広島市、呉市の順に多い。その3市への目的では、「通院」が最も高い割合 を示す。 ・ 竹原市へ行く場合の利用港は、「白水港」「垂水港」の順に高い割合を示し、2港で 9 割近くを占め る。また、東広島市、呉市に行く場合には、約5割が「大西港」を利用する。 ・ 白水港、垂水港、大西港への移動手段では、「自家用車」が6割以上を占める。 資料:平成 22 年度住民アンケート 図 2.40 島外移動の行き先別居住地 資料:平成 22 年度住民アンケート 図 2.41 島外移動の行き先別目的 273 84 920 316 644 広島市 三原市 竹原市 呉市 東広島市 57.1% 17.9% 69.1% 18.6% 53.7% 32.9% 36.3% 30.8% 66.5% 10.1% 5.9% 9.0% 22.0% 11.9% 13.9% 凡例 数字 は地域別合計 ※不明・無回答除く 通院 買物 趣味・娯楽 通学 通勤 業務 公共施設・金融 機関への訪問 279 86 961 329 668 広島市 三原市 竹原市 呉市 東広島市 30.2% 30.2% 36.9% 23.0% 20.1% 43.9% 23.1% 30.1% 23.7% 35.1% 8.1% 5.4% 9.1% 6.5% 6.7% 凡例 数字 は地域別合計 ※不明・無回答除く 東野 中野 原田 大串 木江 沖浦 明石 その他

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大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 33 資料:平成 22 年度住民アンケート 図 2.42 島外移動の行き先別島内利用港 資料:平成 22 年度住民アンケート 図 2.43 島外移動で利用する港へのアクセス方法 37.9% 270 83 939 323 653 広島市 三原市 竹原市 呉市 東広島市 51.8% 42.2% 55.3% 30.9% 31.2% 15.6% 52.1% 31.3% 13.6% 45.5% 61.5% 18.9% 15.2% 5.3% 4.8% 凡例 数字 は地域別合計 ※不明・無回答除く 白水港 垂水港 大西港 めばる崎港 明石港 天満港 その他 691 1447 728 57 78 35 29 垂水港 白水港 大西港 明石港 天満港 めばる崎港 沖浦港 凡例 数字 は地域別合計 ※不明・無回答除く 自家用車 バイク・原付 おと姫バス さんようバス タクシー 自転車 徒歩のみ その他 63.4% 10.7% 80.9% 54.3% 73.6% 13.5% 54.1% 44.8% 49.1% 33.3% 7.5% 7.0% 17.1%

(33)

34 大崎上島町 (6) 交通手段別の利用状況と満足度について(住民アンケートより) ・ フェリー以外の交通手段では、「利用したことがない」が最も高く、それぞれ約5割を占める。また利 用する場合も「年に数回程度」の割合が高く、頻度は高くない。 ・ 満足度は、フェリー・おと姫バスでは、満足が不満を上回っている。 資料:平成 22 年度住民アンケート 図 2.44 交通手段別利用頻度 資料:平成 22 年度住民アンケート 図 2.45 交通手段別満足度 3% 1% 3% 1% 9% 36% 5% 5% 6% 28% 5% 5% 27% 19% 16% 17% 13% 1% 13% 12% 46% 58% 58% ほぼ毎日 週3~4回 1% 週1~2回 3% 2% 2%4% 月2~3回 月1回程度 年に数回 程度 その他 1% 利用した ことがない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高速艇(2268) フェリー(3100) さんようバス(2388) おと姫バス(2567) 凡例 13% 28% 7% 6% 11% 18% 9% 8% 56% 7% 69% 64% 2% 4% 2% 5% とても満足 17% 42% 13% 17% まあ満足 少し不満 とても不満 わからない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高速艇(1841) フェリー(2851) さんようバス(1936) おと姫バス(2143) 凡例

(34)

大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 35 資料:平成 22 年度住民アンケート 図 2.46 利用するための改善点 7% 2% 2% 5% 5% 22% 24% 4% 2% 6% 5% 17% 20% 13% 13% 25% 20% ルート 変更 10% 始発便 早く 最終便 遅く 乗継時間 短縮 車両改善 待合い施設 改善 時刻表 充実 その他 何をしても 利用増えない 0% 20% 40% 60% 80% 100% さんようバス(557) おと姫バス(514) 凡例 6% 17% 31% 18% 24% 3% 3% 1% 2% 8% 6% 23% 17% 25% 10% 7% 始発便 早く 最終便 遅く 乗継時間 短縮 船内を 快適に 待合い施設を 快適に 時刻表 充実 その他 何をしても 利用増えない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 高速艇(1945) フェリー(3829) 凡例

(35)

36 大崎上島町 (7) 交通手段別の満足度について(利用者アンケートより) ・ バスの不満は非常に少なく、利用者にとって満足する移動手段となっている。 ・ フェリーや高速船でも、約7割の利用者が満足している状況にある。 ・ ただし、フェリー船・高速船における項目別の満足度では、運賃や最終便の時間で不満が多く、航 路事業者の厳しい経営状況・企業努力が理解されていない。 【手段別満足度】 資料:平成 22 年度利用者アンケート 図 2.47 利用者から見た交通手段別満足度 資料:平成 22 年度利用者アンケート 図 2.48 利用者から見た項目別満足度(竹原フェリー) 28% 67% 21% 23% 25% 24% 3% 7% 3% 8% 8% 1% とても満足 23% 11% 12% 20% 12% まあ満足 70% 56% 55% 53% 60% 少し不満 4% とても不満 2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% ブルーライン(86) 竹原高速船(60) 安芸津フェリー(234) 竹原フェリー(732) さんようバス(47) おと姫バス(88) 凡例 3% 30% 36% 28% 13% 32% 37% 18% 7% 2% 25% 31% 5% 6% 13% 5% 12% とても満足 8% 42% 59% 72% 37% 67% まあ満足 47% 15% 少し不満 36% 6% とても不満 9% 0% 20% 40% 60% 80% 100% バスとの連絡、乗り継ぎ(445) 港の待合い施設の快適性(722) 船内の快適性(746) 最終便の時間(663) 始発便の時間(652) 運賃(718) 運行本数(717) 凡例

【 】

竹原フェリー 項目別満足度

(36)

大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 37 資料:平成 22 年度利用者アンケート 図 2.49 利用者から見た項目別満足度(安芸津フェリー) 資料:平成 22 年度利用者アンケート 図 2.50 利用者から見た項目別満足度(竹原高速船) 資料:平成 22 年度利用者アンケート 図 2.51 利用者から見た項目別満足度(ブルーライン) 9% 39% 37% 21% 19% 15% 34% 19% 3% 3% 19% 18% 7% 5% 10% 6% 9% とても満足 4% 37% 71% 67% 60% 60% まあ満足 22% 23% 少し不満 55% 9% とても不満 20% 0% 20% 40% 60% 80% 100% バスとの連絡、乗り継ぎ(43) 港の待合い施設の快適性(58) 船内の快適性(58) 最終便の時間(47) 始発便の時間(47) 運賃(56) 運行本数(55) 凡例

【 】

竹原高速船 項目別満足度 3% 41% 37% 21% 14% 35% 31% 31% 5% 2% 43% 25% 3% とても満足 7% 4% 9% 5% 6% 29% まあ満足 66% 19% 74% 69% 27% 52% 少し不満 19% 16% とても不満 7% 0% 20% 40% 60% 80% 100% バスとの連絡、乗り継ぎ(126) 港の待合い施設の快適性(233) 船内の快適性(238) 最終便の時間(222) 始発便の時間(216) 運賃(232) 運行本数(233) 凡例

【 】

安芸津フェリー 項目別満足度 1% 51% 37% 22% 15% 33% 41% 24% 4% 1% 23% 8% 3% とても満足 7% 3% 9% 7% 31% まあ満足 61% 41% 74% 67% 39% 48% 少し不満 17% 19% とても不満 15% 0% 20% 40% 60% 80% 100% バスとの連絡、乗り継ぎ(41) 港の待合い施設の快適性(83) 船内の快適性(85) 最終便の時間(75) 始発便の時間(75) 運賃(79) 運行本数(80) 凡例

【 】

ブルーライン 項目別満足度

(37)

38 大崎上島町

2.6 住民及び交通事業者の声 ~ヒアリング調査結果から~

(1) 住民(高齢者)の声 地域サロンに参加される高齢者ヒアリング等で挙げられた、公共交通に対する主な要望・ 意見は、以下の通りです。 a.陸上交通 • バスの乗り継ぎダイヤが、日常生活に即していない。(用事を済ませて帰宅する時に、バス 時間が合わない場合が多く、長時間待つことになる。) • バスと船との連絡(乗り継ぎに便利なダイヤ設定)が、図られていない時間帯が多い。 • 時刻表が分かりにくい。 • クルマやバイクの運転が怖くなり利用を止めると、バスに頼ることになるが、利用方法が分 からない。 • おと姫バスの走行地域と、さんようバスだけの地域では、移動する時の運賃差が大きい。 など b.海上交通 • 便数や運賃が、利用者の想いと乖離している。 • 1階のシルバー室が設置されていないフェリーがあり、今後の高齢化を踏まえると、全ての 船に整備が必要である。またシルバー室がある船でも、位置が分からない、また狭い・汚い 等の問題がある。 • 竹原フェリーの利用港が2つあるため、港に車を駐車する場合に不便である。 など c.その他 • 本土側の移動に関する情報(バス時刻表等)が、町内の拠点(港湾等)で分からない。 • 船とJRとの連絡が非常に悪い。 など (2) 交通事業者の声 交通事業者ヒアリング等で挙げられた主な意見を、以下に列記します。 • 島内の人口減少に伴い、公共交通利用者数は減少しており、また燃料費の高騰に伴い、交通 事業者は厳しい経営環境となっている。 • 船舶は、運航経費以外にも多額の維持管理(修繕等)に要するコストが不可欠であり、設備 の更新も容易ではない状況にある。 • 船の利用者増加を図るためには、島内の活性化が不可欠である。そのため、まちづくりに関 連する取り組みにも力を入れている。 • 今後、高齢化が進むと利用者の安全性に対して、今以上に注意する必要がある。そのために も、船の着桟がより安全な場所へと、港湾を集約する必要がある。(白水港は、西風の影響 を受けるため、着桟が容易ではない。) など

(38)

大崎上島町公共交通総合連携計画(案) 39

2.7 公共交通に関わる主な問題と課題

(1) 公共交通に関わる主な問題 これまでの結果より、大崎上島町の公共交通の問題を整理すると次のようになります。 a.陸上交通 ■高齢化・人口減少の進展 • 町の人口は急速に減少しており、また高齢化の進展も著しい。 • 近所・地域の人口減少、世帯あたりの人数の減少が進むと、家族の送迎や近所の知人にも頼 ることができない人の増加が予想される。 ■マイカーへの依存 • 町民の多くは、買い物や通院など日常的な生活移動をマイカーに依存する生活を送っている。 このようなクルマ中心のライフスタイルが、バス利用者の低迷の一因となっている。(自動 車保有が多い地域では、バス利用率が低い。) ■公共交通(バス)の利用意識の低さ • 現在、クルマを利用している人の多くは、普段からバスを利用しておらず、その結果として、 公共交通の維持に対する意識は高くない。 • 一方で将来に対する移動や交通手段確保の不安を感じている人は少なくない。 b.海上交通 ■負のスパイラル • 利用者数は減少しており、その結果、減便・廃止された航路もある。さらに、これらのサー ビスレベルの低下は、更なる利用者数減少の要因になる、といった悪循環が繰り返されてい る。 ■バス等との連絡 • 航路とバスとの連絡が悪い便があり、その場合、長時間待つ必要がある。 • 航路とJR(本土側)との連絡は全く図れておらず、広域的な移動が不便である。 c.公共交通全般 ■町の負担増加 • 公共交通(バスや航路)を維持するための町の負担額は増加する傾向にある。一方で、今後、 人口減少の急速な進展に伴い、財源確保が一層困難になると予想できる。 ■利用ニーズとのミスマッチ • 現在のバスや航路は、普段の通院などの生活スタイルに整合してない部分がある。(例えば、 通院が多い時間に適当なバス便が無く、結果として長時間待つことになる等。)このミスマ ッチが、公共交通利用を敬遠する一因となっている。

(39)

40 大崎上島町 (2) 公共交通に関わる主な課題 以上の問題に対する課題を整理すると、次のようになります。 • 人口減少・超高齢化社会では公共交通維持に向けた財源確保が困難になるため、将来を 見据え、出来る限り効率的な公共交通体系を構築し、町の負担を減らすことが求められ る。(陸上交通・海上交通の再編に取り組む) • 公共交通の維持のためには、利用者の増加促進に取り組み、運賃収入を増やすことが必 要である。そのためには、情報提供の充実などの利用環境を整えることや、町民各自の 公共交通利用の意識を高める施策が求められる。 • 航路事業者は厳しい経営環境におかれており、人口減少の現状をふまえると、今後も状 況の抜本的な改善は容易ではない。このような実情を町民に周知し、かつ理解を得るこ とが航路の維持に必要である。 • 町内の人口が減少する中、航路の利用者の増加を図るためには、観光等で町内へ訪れる 来訪者の増加を図ることも必要である。

参照

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