• 検索結果がありません。

vSphere Update Manager インストールおよび管理ガイド - VMware

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "vSphere Update Manager インストールおよび管理ガイド - VMware"

Copied!
164
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

vSphere Update Manager

インス

トールおよび管理ガイド

Update 1

VMware vSphere 6.5

vSphere Update Manager 6.5

(2)

最新の技術ドキュメントは

VMware

Web

サイト(

https://docs.vmware.com/jp/

)にあります

VMware

Web

サイトでは最新の製品アップデートも提供されています。

このドキュメントに関するご意見およびご感想がある場合は、

docfeedback@vmware.com

までお送りください。

Copyright

©

2009–2017 VMware, Inc.

無断転載を禁ず。著作権および商標情報。

VMware, Inc.

3401 Hillview Ave.

Palo Alto, CA 94304

www.vmware.com

ヴイエムウェア株式会社

105-0013

 東京都港区浜松町

1-30-5

浜松町スクエア

13F

www.vmware.com/jp

(3)

目次

VMware vSphere Update Manager

のインストールと管理について

9

1

Update Manager

について

11

Update Manager インターフェイスの概要 12 Update Manager の処理について 13 Update Manager のダウンロードソースの構成 14 更新および関連するメタデータのダウンロード 14 ESXi イメージのインポート 15 ベースラインおよびベースライングループの作成 16 vSphere オブジェクトへのベースラインおよびベースライングループの添付 18 選択された vSphere オブジェクトのスキャン 18 スキャン結果の確認 19 ホストへのパッチおよびエクステンションのステージング 19 選択された vSphere オブジェクトの修正 19

2

Windows

での

Update Manager

のインストール

21

システム要件 22

Update Manager のハードウェア要件 22

サポート対象の Windows オペレーティングシステムおよびデータベースフォーマット 22

Update Manager の vCenter Server と vSphere Web Client との互換性 23 必要なデータベース権限 23

Update Manager データベースの準備 24

64 ビットの DSN の作成 25

バンドルされている Microsoft SQL Server 2012 Express データベースパッケージについて 25

Update Manager データベースのメンテナンス 25

Microsoft SQL Server データベース接続の構成 25

Oracle データベースの構成 27

Windows に Update Manager サーバをインストールする前提条件 29

Update Manager インストーラの取得 30

Update Manager サーバのインストール 30

Update Manager Web Client プラグインを有効にする 32

3

Windows

上で実行する

Update Manager

のアンインストール

35

Update Manager サーバのアンインストール 35

4

Windows

上で実行する

Update Manager

のアップグレード

37

Update Manager サーバのアップグレード 38

Update Manager Java コンポーネントのアップグレード 39

5

vCenter Server Appliance

での

Update Manager

の使用

41

(4)

6

Update Manager

Windows

から

vCenter Server Appliance

への移行

43

ソース Update Manager マシンでの VMware Migration Assistant のダウンロードと実行 44

Update Manager を使用した vCenter Server Appliance の移行のロールバック 44

7

Update Manager

環境のベスト

プラクティスと推奨事項

47

Update Manager の導入モデルおよびその使用 48

8

Update Manager Download Service

のインストール、設定、および使用

49

vSphere Update Manager Download Service (UMDS) と Update Manager サーバの互換性 49

Windows オペレーティングシステムへの UMDS のインストール 50

Windows オペレーティングシステムへの UMDS のインストール 50

Linux ベースのオペレーティングシステムへの UMDS のインストールとアップグレード 52

UMDS のインストールがサポートされている Linux ベースのオペレーティングシステムおよびデータベース 52

UMDS を実行する Linux ベースのホスト OS での PostgreSQL データベースの構成 52

Linux OS への UMDS のインストール 54

UMDS の Linux OS からのアンインストール 55

UMDS の設定と使用 55

vSphere Update Manager Download Service (UMDS) でダウンロードするデータの設定 56

vSphere Update Manager Download Service (UMDS) パッチリポジトリの場所の変更 56 ホストの URL アドレスの設定 57

vSphere Update Manager Download Service (UMDS) での指定したデータのダウンロード 57 ダウンロードしたデータのエクスポート 58

9

Update Manager

の構成

61

Update Manager のネットワーク接続の設定 62 Update Manager のネットワーク設定の変更 63 Update Manager のダウンロードソースの構成 64 インターネットをダウンロード元として使用するための Update Manager の設定 65 新しいダウンロード元の追加 65 共有リポジトリのダウンロードソースとしての使用 66 手動によるパッチインポート 68 Update Manager プロキシの設定 68 更新確認の設定 69 通知の構成および表示 70 通知の確認の設定 71 通知の表示と手動による通知チェックタスクの実行 72 Update Manager の通知の種類 72 [] ホストおよびクラスタの設定 72 ホストのメンテナンスモードの設定の構成 73 クラスタ設定の構成 75 PXE ブート ESXi ホストの修正を有効にする 76 修正前のスナップショット作成 77 スマートリブートの設定 77 Update Manager のパッチリポジトリの場所の設定 78 Update Manager サービスの再起動 79

VMware vSphere Update Manager の更新ダウンロードタスクの実行 79

(5)

10

ベースラインおよびベースライン

グループの操作

81

ベースラインの作成と管理 82 パッチベースラインまたはエクステンションベースラインの作成および編集 83 ホストアップグレードベースラインの作成および編集 87 仮想アプライアンスアップグレードベースラインの作成および編集 91 ベースラインの削除 92 ベースライングループの作成および管理 93 ホストベースライングループの作成 93 仮想マシンおよび仮想アプライアンスベースライングループの作成 94 ベースライングループの編集 94 ベースライングループへのベースラインの追加 95 ベースライングループからのベースラインの削除 96 ベースライングループの削除 96 オブジェクトへのベースラインおよびベースライングループの添付 96 オブジェクトからのベースラインおよびベースライングループの分離 97

11

vSphere

オブジェクトのスキャンおよびスキャン結果の表示

99

手動による ESXi ホストのスキャンの開始 99 手動による仮想マシンおよび仮想アプライアンスのスキャンの開始 100 コンテナオブジェクトのスキャンを手動で開始 100 スキャンのスケジュール設定 101 vSphere オブジェクトのスキャン結果とコンプライアンス状態の参照 102 vSphere オブジェクトのコンプライアンス情報の表示 102 vSphere の各オブジェクトのコンプライアンスの表示 102 コンプライアンス状態の表示 103 アップデートのコンプライアンス状態 105 ベースラインおよびベースライングループのコンプライアンス状態 106 パッチの詳細の表示 107 エクステンションの詳細の表示 108 アップグレードの詳細の表示 108 Update Manager でのホストのアップグレードスキャンメッセージ 110 Cisco Nexus 1000V が存在する場合の、ホストのアップグレードスキャンメッセージ 112 VMware Tools のステータス 113

12

vSphere

オブジェクトの修正

115

ホストと仮想マシンの組織的なアップグレード 115 ホストの修正 116 ESXi ホストの修正の詳細 118 サードパーティ製ソフトウェアを含むホストの修正 118

ESXi 6.5 イメージを基準にした ESXi 5.5 ホストまたは ESXi 6.0 ホストの修正 119

vSAN クラスタに含まれるホストの修正の特性 119 システム管理のベースラインを基準にした vSAN クラスタの修正 120 ESXi ホストへのパッチおよび拡張機能のステージング 121 パッチベースラインまたは拡張機能ベースラインを基準にしたホストの修正 122 アップグレードベースラインを基準にしたホストの修正 124 ベースライングループを基準にしたホストの修正 127 クラスタ修正オプションのレポート 129 目次

(6)

仮想マシンおよび仮想アプライアンスの修正 130 旧バージョンへのロールバック 131 仮想マシンおよび仮想アプライアンスの修正 131 電源入れ直し時の VMware Tools のアップグレード 132 ホスト、仮想マシン、および仮想アプライアンスの修正のスケジュール設定 132

13

Update Manager

イベントの表示

135

14

パッチ

リポジトリおよび仮想アプライアンス

アップグレード

137

ベースラインからのパッチの追加または削除 137

15

トラブルシューティング

139

Update Manager サーバをアンインストールした後に Update Manager Web Client vSphere Web Client に残る 139

Update Manager サーバとの接続の切断、または単独 vCenter Server システムでの vCenter Server との接 続の切断 140

Update Manager ログバンドルの収集 140

Update Manager および vCenter Server ログバンドルの収集 141 ログバンドルが生成されない 141

要件が満たされていないためにホストエクステンションの修正またはステージングが失敗する 142 適用可能なベースラインのアップデートがない 142

コンプライアンスレポートで、アップデートすべてが「該当なし」 143 コンプライアンスレポートで、アップデートすべてが「不明」 143

VMware Tools がインストールされていないと VMware Tools のアップグレードが失敗する 143

ESXi ホストのスキャンの失敗 144 ESXi ホストのアップグレードの失敗 144 Update Manager リポジトリを削除できない 144 コンプライアンス状態が「互換性なし」になる 145 アップデートが競合または競合する新規モジュールの状態にある 146 アップデートがパッケージの不足状態にある 146 アップデートがインストール不能状態にある 147 アップデートがサポートされていないアップグレード状態にある 147

16

データベース

ビュー

149

VUMV_VERSION 150 VUMV_UPDATES 150 VUMV_HOST_UPGRADES 150 VUMV_VA_UPGRADES 151 VUMV_PATCHES 151 VUMV_BASELINES 151 VUMV_BASELINE_GROUPS 152 VUMV_BASELINE_GROUP_MEMBERS 152 VUMV_PRODUCTS 152 VUMV_BASELINE_ENTITY 153 VUMV_UPDATE_PATCHES 153 VUMV_UPDATE_PRODUCT 153 VUMV_ENTITY_SCAN_HISTORY 153 VUMV_ENTITY_REMEDIATION_HIST 154

(7)

VUMV_UPDATE_PRODUCT_DETAILS 154 VUMV_BASELINE_UPDATE_DETAILS 154 VUMV_ENTITY_SCAN_RESULTS 155 VUMV_VMTOOLS_SCAN_RESULTS 155 VUMV_VMHW_SCAN_RESULTS 156 VUMV_VA_APPLIANCE 156 VUMV_VA_PRODUCTS 156

インデックス

159

目次

(8)
(9)

VMware vSphere Update Manager

のインストールと

管理について

『VMware vSphere Update Manager のインストールと管理』では、VMware® vSphere Update Manager をインス トールおよび設定し、vSphere 環境のオブジェクトをスキャンおよび修正する方法について説明します。また、添付され たベースラインおよびベースライングループに準拠させるため、vSphere インベントリオブジェクトにアップデート適 用するタスクについても説明します。

スキャンと修正については、Update Manager の次の ESXi のバージョンで動作します。

n VMware Tools および仮想マシンハードウェアのアップグレード操作については、Update Manager は 5.5、ESXi

6.0、および ESXi 6.5 で動作します。

n ESXi ホストパッチ操作については、Update Manager ESXi 5.5ESXi 6.0、および ESXi 6.5 で動作します。 n ESXi ホストアップグレード操作については、Update Manager は ESXi 5.5、ESXi 6.0、およびそれぞれのアップ

デートリリースで動作します。

対象読者

この情報は、Update Manager をインストール、アップグレード、移行、または使用するすべてのユーザーを対象にし ています。記載されている情報は、Windows または Linux のシステム管理者としての経験があり、仮想マシンテクノロ ジーおよびデータセンターの運用に詳しい方を対象としています。

(10)
(11)

Update Manager

について

1

Update Manager では、VMware vSphere のパッチおよびバージョンを自動的に統合管理でき、VMware ESXi ホス ト、仮想マシン、仮想アプライアンスをサポートします。

Update Manager を使用して、次のタスクを実行できます。 n ESXi ホストのアップグレードとパッチ適用。

n ホストへのサードパーティ製ソフトウェアのインストールと更新。

n 仮想マシンハードウェア、VMware Tools、仮想アプライアンスのアップグレード。

Update Manager には、VMware vCenter Server とのネットワーク接続が必要です。Update Manager のインストー ルごとに、1 つの vCenter Server インスタンスに関連付ける(登録する)必要があります。

Update Manager モジュールは、サーバコンポーネントとクライアントコンポーネントから構成されています。

Update Manager は、Windows で実行されている vCenter Server か vCenter Server Appliance と使用できます。

Update Manager を vCenter Server とともに使用する場合は、Update Manager のインストールを Windows マシン 上で実行する必要があります。Update Manager サーバコンポーネントは、vCenter Server がインストールされてい るのと同じ Windows サーバにインストールすることも、別のマシンにインストールすることもできます。

Update Manager をインストールするには、Update Manager のインストール先コンピュータの Windows 管理者認 証情報が必要です。

すでに vCenter Server システムがあり、共通の vCenter Single Sign-On ドメインによって vCenter Server システム が相互に接続されていて、各 vCenter Server に対して Update Manager を使用する場合は、必要な数の

Update Manager インスタンスをインストールして、vCenter Server システムに登録する必要があります。

Update Manager インスタンスは、登録先の vCenter Server システムとのみ使用することができます。

vCenter Server Appliance の場合は、Update Manager がオプションサービスとして提供されます。Update Manager は vCenter Server Appliance にバンドルされています。

vSphere 6.5 では、Windows マシンに Update Manager サーバをインストールする際に Update Manager が

vCenter Server Appliance に登録されなくなりました。

Update Manager クライアントコンポーネントは、vSphere Web Client 上で実行されるプラグインです。

Update Manager サーバコンポーネントが Windows にインストールされるか、vCenter Server Appliance がデプロ イされると、Update Manager クライアントコンポーネントが自動的に有効になります。

Update Manager はインターネットにアクセスしないセキュアなネットワークにデプロイできます。その場合は、

VMware vSphere Update Manager Download Service (UMDS) を使用して、メタデータのアップデートをダウンロー ドしてバイナリを更新することができます。

この章では次のトピックについて説明します。

n Update Manager インターフェイスの概要 (P. 12)

(12)

Update Manager

インターフェイスの概要

Update Manager サーバは、vSphere Web Client のクライアントインターフェイスを備えています。

Update Manager Web Client は、Update Manager サーバコンポーネントを Windows にインストールするか、

vCenter Server Appliance をデプロイすると、vSphere Web Client で自動的に有効になります。

Update Manager Web Client が vSphere Web Client の [Update Manager] タブとして表示されます。[Update

Manager] タブは、[監視]、[構成]、[データセンター]、[ホストおよびクラスタ] などのタブと同じレベルにあります。

vSphere Web Client で Update Manager Web Client を表示できるようにするには、コンプライアンス状態の表示権 限が必要です。

Update Manager クライアントインターフェイスには、管理ビューとコンプライアンスビューという 2 つのメイン ビューがあります。

Update Manager Web Client の管理ビューにアクセスするには、[ホーム] - [Update Manager] に移動し、使用する

Update Manager インスタンスの IP アドレスを選択します。 Update Manager の管理ビューでは、次のタスクを実行できます。 n Update Manager の設定 n ベースラインおよびベースライングループの作成と管理 n Update Manager のイベントの表示 n パッチリポジトリと使用可能な仮想アプライアンスアップグレードの確認 n 通知の確認 n ESXi イメージのインポート

Update Manager Web Client で選択したインベントリオブジェクトのコンプライアンスビュー情報を表示するには、

vSphere Web Client の [ホストおよびクラスタ] または [仮想マシンおよびテンプレート] インベントリビューを選択し、

[Update Manager] タブをクリックします。 Update Manager のコンプライアンスビューでは、次のタスクを実行できます。 n 選択したインベントリオブジェクトそれぞれのコンプライアンスとスキャン結果の表示 n 選択したインベントリオブジェクトに対するベースラインおよびベースライングループの添付と分離 n 選択したインベントリオブジェクトのスキャン n ホストへのパッチまたは拡張機能のステージング n 選択したインベントリオブジェクトの修正

使用している vCenter Server システムが共通の vCenter Single Sign-On ドメインによって他の vCenter Server シス テムに接続されていて、複数の Update Manager インスタンスがインストールされて登録されている場合は、

Update Manager インスタンスごとに設定を行うことができます。変更した構成プロパティは、指定した

Update Manager インスタンスのみに適用され、グループ内の他のインスタンスには伝達されません。Update Manager インスタンスを指定するには、Update Manager インスタンスが登録されている vCenter Server システムの名前をナ ビゲーションバーで選択します。

vCenter Server システムが共通の vCenter Single Sign-On ドメインによって他の vCenter Server システムに接続さ れている場合は、ベースラインとベースライングループの管理ができるほか、Update Manager が登録されている

(13)

Update Manager

の処理について

Update Manager を使用した vSphere オブジェクトのアップグレードおよびパッチまたはエクステンションの適用は、 特定の順序で手順を実行しなければならない多段階処理です。推奨される処理に従うことで、システムのダウンタイムを 最小限に抑えた円滑なアップデートが確実に行えます。 Update Manager の処理は、一連のパッチ、エクステンション、および仮想アプライアンスアップグレードに関する情 報(メタデータ)のダウンロードから始まります。これらのパッチまたはエクステンションの 1 つ以上を集めてベースラ インを作成します。ベースライングループに複数のベースラインを追加できます。ベースライングループは、競合のな い一群のベースラインで構成される複合オブジェクトです。ベースライングループを使用して、異なる種類のベースライ ンを組み合わせ、それらのベースラインすべてを使用してインベントリオブジェクトを一括でスキャンし、修正できま す。ベースライングループに、アップグレードとパッチベースライン、またはアップグレードとエクステンションベー スラインが含まれている場合は、アップグレードが最初に実行されます。 仮想マシン、仮想アプライアンス、ESXi ホストまたは個々のインベントリオブジェクトの集合体に対して、ベースライ ンまたはベースライングループを使用してコンプライアンスをスキャンし、あとで修正できます。これらの処理は、手動 またはスケジュール設定タスクにより開始できます。 n Update Manager のダウンロードソースの構成 (P. 14) Update Manager サーバをインターネットまたは共有リポジトリのいずれかからパッチ、拡張機能、および仮想 アプライアンスアップグレードをダウンロードするように構成できます。また、ZIP ファイルから手動でパッチと エクステンションをインポートすることもできます。 n 更新および関連するメタデータのダウンロード (P. 14) 仮想アプライアンスのアップグレード、ホストのパッチ、拡張機能、および関連するメタデータのダウンロードは、 事前定義された変更可能な自動プロセスです。デフォルトでは、Update Manager は、構成可能な間隔で定期的 に VMware またはサードパーティのソースに問い合わせて、使用可能なアップグレード、パッチ、または拡張機能 に関する最新情報(メタデータ)を収集します。 n ESXi イメージのインポート (P. 15) ご利用の環境のホストを ESXi 6.5 にアップグレードするには、ホストアップグレードベースラインを使用します。 ホストアップグレードベースラインを作成するには、最初に少なくとも 1 つの ESXi 6.5 .iso イメージを Update Manager リポジトリにアップロードする必要があります。 n ベースラインおよびベースライングループの作成 (P. 16) ベースラインには 1 つ以上のパッチ、拡張機能、サービスパック、バグフィックス、またはアップグレードの集 合が含まれており、パッチベースライン、拡張機能ベースライン、またはアップグレードベースラインに分類さ れます。ベースライングループは既存のベースラインを集めたものです。 n vSphere オブジェクトへのベースラインおよびベースライングループの添付 (P. 18) ベースラインおよびベースライングループを使用するためには、選択したインベントリオブジェクト(コンテナ オブジェクト、仮想マシン、仮想アプライアンス、ホストなど)にそれらを添付する必要があります。 n 選択された vSphere オブジェクトのスキャン (P. 18) スキャンは、選択したスキャンタイプに応じて、一連のホスト、仮想マシン、または仮想アプライアンスの属性 を、接続されているベースラインまたはベースライングループからのすべてのパッチ、拡張機能、およびアップグ レードを基準に評価する処理です。 n スキャン結果の確認 (P. 19)

Update Manager は vSphere オブジェクトをスキャンし、添付したベースラインやベースライングループに対す る準拠状態を判定します。スキャン結果は、テキスト検索、グループ選択、ベースライン選択、およびコンプライ アンス状態の選択により絞り込めます。 n ホストへのパッチおよびエクステンションのステージング (P. 19) 修正前にパッチやエクステンションをステージングして、それらのパッチやエクステンションがホストに確実にダ ウンロードされるようにすることができます。パッチおよびエクステンションのステージングは任意の手順で、ホ 第 1 章 Update Manager について

(14)

n 選択された vSphere オブジェクトの修正 (P. 19) 修正とは、スキャンが完了したあとに、ESXi ホスト、仮想マシン、または仮想アプライアンスに対して、 Update Manager がパッチ、拡張機能、およびアップグレードを適用する処理のことです。

Update Manager

のダウンロード

ソースの構成

Update Manager サーバをインターネットまたは共有リポジトリのいずれかからパッチ、拡張機能、および仮想アプラ イアンスアップグレードをダウンロードするように構成できます。また、ZIP ファイルから手動でパッチとエクステン ションをインポートすることもできます。 Update Manager のダウンロード元の構成は任意の手順です。 システムがインターネットに接続されている場合は、デフォルト設定とリンクを使用して、Update Manager リポジト リにアップグレード、パッチ、および拡張機能をダウンロードできます。また、URL アドレスを追加して、仮想アプライ アンスのアップグレードまたはサードパーティ製のパッチおよび拡張機能をダウンロードすることもできます。サードパー ティ製のパッチおよび拡張機能は、ESXi 5.0 以降を実行しているホストにのみ適用可能です。

システムがインターネットに接続されていない場合は、Update Manager Download Service (UMDS)を使用して アップグレード、パッチ、および拡張機能をダウンロードしたあとで、共有リポジトリを使用できます。

Update Manager では、オフラインバンドルと呼ばれる ZIP ファイルから、VMware とサードパーティの両方のパッチ または拡張機能を手動でインポートできます。オフラインバンドルのインポートは、ESXi 5.0 以降を実行しているホスト でのみサポートされます。オフラインバンドルの ZIP ファイルをインターネットからダウンロード、またはメディアド ライブからコピーして、ローカルドライブまたは共有ネットワークドライブに保存します。あとで Update Manager パッチリポジトリにパッチまたは拡張機能をインポートできます。オフラインバンドルは、当社の Web サイト、または サードパーティベンダーの Web サイトからダウンロードできます。

注意 オフラインバンドルは、ホストのパッチ処理にのみ使用できます。ESXi 5.5.x および ESXi 6.0.x から ESXi 6.5 への ホストアップグレードの場合、サードパーティのオフラインバンドルあるいはカスタム VIB セットから生成したオフラ インバンドルを使用することはできません。

更新および関連するメタデータのダウンロード

仮想アプライアンスのアップグレード、ホストのパッチ、拡張機能、および関連するメタデータのダウンロードは、事前 定義された変更可能な自動プロセスです。デフォルトでは、Update Manager は、構成可能な間隔で定期的に VMware またはサードパーティのソースに問い合わせて、使用可能なアップグレード、パッチ、または拡張機能に関する最新情報 (メタデータ)を収集します。 VMware は、ESXi ホストと仮想アプライアンスのアップグレードのパッチに関する情報を提供します。 Update Manager がダウンロードする情報の種類は次のとおりです。 n ESXi 5.5 および ESXi 6.x のすべてのパッチに関するメタデータ(ご利用の環境にこのバージョンのホストがあるか どうかは関係ありません)。

n ESXi 5.5 および ESXi 6.x のパッチと、サードパーティベンダーの URL アドレスの拡張機能に関するメタデータ。 n ESXi 5.5 および ESXi 6.x ホストの通知、アラート、およびパッチのリコール。

n 仮想アプライアンスのアップグレードに関するメタデータ。

すべての更新情報をダウンロードする場合でも、ディスク容量およびネットワーク帯域幅の点では比較的低いコストで処 理できます。定期的に更新されるメタデータを入手できることで、ホストまたはアプライアンスのタスクのスキャンをい つでも追加できます。

Update Manager では、ESXi 5.0 以降が実行されているホストに対して、パッチのリコールがサポートされています。 パッチがリコールされるのは、リリースされたパッチに問題(潜在的な問題を含む)がある場合です。ご利用の環境でホ ストをスキャンした後、リコールされたパッチがいずれかのホストにインストールされると、Update Manager によっ てアラートが通知されます。Update Manager を使って、リコールされたパッチをホストにインストールすることはで

(15)

きません。また、リコールされたすべてのパッチが、Update Manager によって Update Manager パッチリポジトリ から削除されます。問題が修正されたパッチがリリースされると、Update Manager は、新しいパッチをパッチリポジ トリにダウンロードします。問題のあるパッチがすでにインストールされている場合は、修正がリリースされたことが

Update Manager から通知され、新しいパッチを適用するよう求められます。

Update Manager がアップグレード、パッチ、または拡張機能をダウンロードできない場合、たとえば、インターネッ トに接続できない内部ネットワークセグメントにデプロイされている場合は、vSphere Update Manager Download

Service (UMDS) を使用して、UMDS がインストールされているマシンにデータをダウンロードし、保存する必要があり ます。UMDS がダウンロードしたアップグレード、パッチ、および拡張機能は、エクスポート後に Update Manager が 使用できるようになります。

Update Manager は、インターネットプロキシを使用して、アップグレード、パッチ、拡張機能、および関連するメタ データをダウンロードするように構成できます。

ソフトウェア更新の種類と関連用語

Update Manager は、ソフトウェア更新とメタデータを、インターネットデポまたは UMDS 作成共有リポジトリから ダウンロードします。オフラインバンドルとホストアップグレードのイメージを、ローカルストレージデバイスから ローカルの Update Manager リポジトリにインポートできます。 通知 1 つ以上の VIB のグループ。通知は、メタデータ内で定義されます。 デポ オンラインで公開された VIB の論理グループと関連するメタデータ。 ホストアップグレードイ メージ

Update Manager リポジトリにインポートし、ESXi 5.5 または ESXi 6.0 のホストを

ESXi 6.5 にアップグレードするときに使用できる ESXi イメージ。 拡張機能 オプションコンポーネントを ESXi ホストに追加するために VIB のグループを定義す る通知。通常は、サードパーティが拡張機能と、その拡張機能のパッチまたは更新を 提供します。 メタデータ 依存関係情報、テキストの説明、システム要件、および通知を定義する追加データ。 オフラインバンドル ZIP VIB および対応するメタデータが自己完結型パッケージにカプセル化されたアーカイブ

で、オフラインでのパッチ適用に役立ちます。ESXi 5.5 または ESXi 6.0 から ESXi 6.5 へのホストアップグレードの場合、サードパーティのオフラインバンドルあるいはカ スタム VIB セットから生成したオフラインバンドルを使用することはできません。 パッチ 1 つ以上の VIB をまとめて、特定の問題または強化機能に対応する通知。 ロールアップ ダウンロードおよびデプロイしやすくするためにグループ化されたパッチのコレクショ ン。 仮想アプライアンスによる アップグレード 仮想アプライアンスの更新。ベンダーからはアップグレードと見なされます。 VIB VIB は、1 つのソフトウェアパッケージです。

ESXi

イメージのインポート

ご利用の環境のホストを ESXi 6.5 にアップグレードするには、ホストアップグレードベースラインを使用します。ホス トアップグレードベースラインを作成するには、最初に少なくとも 1 つの ESXi 6.5 .iso イメージを Update Manager リポジトリにアップロードする必要があります。

Update Manager 6.5 を使用して、ESXi 5.5 または ESXi 6.0 が実行されているホストを ESXi 6.5 にアップグレードでき ます。ESXi 5.0、ESXi 5.1、ESXi 5.5、または ESXi 6.0 へのホストのアップグレードは、サポートされてません。

ESXi イメージをアップロードする前に、VMware の Web サイトまたは別のソースからイメージファイルを入手します。

vSphere ESXi Image Builder を使用すると、サードパーティ製の VIB を含んだカスタム ESXi イメージを作成できます。 詳細については、『vSphere ESXi Image Builder を使用したインストールのカスタマイズ』を参照してください。

(16)

インポートした ESXi イメージは、Update Manager リポジトリに保持されます。ホストアップグレードベースライン に ESXi イメージを含めることができます。ESXi イメージを Update Manager リポジトリから削除するには、そのイ メージが含まれるアップグレードベースラインを最初に削除する必要があります。ベースラインの削除後、[ESXi イメー ジ] タブからイメージを削除できます。

ベースラインおよびベースライン

グループの作成

ベースラインには 1 つ以上のパッチ、拡張機能、サービスパック、バグフィックス、またはアップグレードの集合が含 まれており、パッチベースライン、拡張機能ベースライン、またはアップグレードベースラインに分類されます。ベー スライングループは既存のベースラインを集めたものです。 ホストベースライングループには、単一のアップグレードベースライン、およびさまざまなパッチや拡張機能のベース ラインを含めることができます。 仮想マシンおよび仮想アプライアンスベースライングループには、1 つの VMware Tools アップグレードベースライ ン、1 つの仮想マシンハードウェアアップグレードベースライン、および 1 つの仮想アプライアンスアップグレード ベースラインの最大 3 つのアップグレードベースラインを含めることがきます。 ホスト、仮想マシン、および仮想アプライアンスをスキャンすると、それらをベースラインおよびベースライングループ を基準に評価し、コンプライアンスレベルを判定できます。

ベースライン

タイプ

Update Manager は、インベントリ内のオブジェクトをスキャンおよび修正するときに使用できる、さまざまなタイプ のベースラインをサポートしています。 Update Manager では、アップグレードベースライン、パッチベースライン、および拡張機能ベースラインが提供され ます。 アップグレードベースライン ベースライン 説明 ホストアップグレードベー スライン

環境内のホストをどのバージョンにアップグレードするかを定義します。Update Manager 6.5 では、ESXi

ホストをバージョン 5.5 および 6.0 から ESXi 6.5 にアップグレードできます。 仮想アプライアンスアップ グレードベースライン 選択した仮想アプライアンスをどのバージョンにアップグレードするかを定義します。たとえば、「仮想アプ ライアンス最新版へアップグレード(定義済み)」ベースラインを使って、最新リリースの仮想アプライアン スバージョンへアップグレードできます。 仮想マシンアップグレード ベースライン 仮想ハードウェアまたは VMware Tools をどのバージョンにアップグレードするかを定義します。

Update Manager 6.5 を使用すると、ESXi 6.5 を実行しているホスト上での、ハードウェアバージョン

vmx-13 および最新の VMware Tools バージョンへのアップグレードができます。 パッチベースライン パッチベースラインは、所定のホストに適用する必要がある複数のパッチを定義します。パッチベースラインは、動的 または固定のどちらかに設定できます。 ベースライン 説明 動的パッチベースラ イン 動的ベースラインの内容は、指定された基準に適合する適用可能なパッチに基づきます。適用可能なパッチのセッ トが変化すると、動的ベースラインも同様にアップデートされます。明示的に任意のパッチをベースラインに含め たり除外したりできます。 固定パッチベースラ イン Update Manager リポジトリから入手できるパッチのすべてのセットから、固定パッチベースラインにどのパッ チを含めるかを手動で指定します。

(17)

拡張機能ベースライン ベースライン 説明 拡張機能ベー スライン 所定のホストに適用する必要がある拡張機能(サードパーティ製デバイスドライバなどの追加のソフトウェア)を含みま す。このようなソフトウェアがインストールされていないホストで拡張機能がインストールされ、すでにインストールさ れているホストではパッチが適用されます。ESXi ホストのすべてのサードパーティ製ソフトウェアはホスト拡張機能とし て分類されますが、ホスト拡張機能はサードパーティ製ソフトウェアだけに限られたものではありません。

Update Manager

のデフォルト

ベースライン

Update Manager にはデフォルトのベースラインが用意されています。これらを使用して、任意の仮想マシン、仮想ア プライアンス、またはホストをスキャンし、環境内のホストに最新のパッチが適用されているかどうか、または仮想アプ ライアンスと仮想マシンが最新バージョンにアップグレードされているかどうかを判断できます。 重要度の高いホストパッチ (事前定義済み) 重要度の高いパッチすべてに対して、ESXi ホストのコンプライアンス状態をチェック します。 重要度の低いホストパッチ (事前定義済み) オプションのパッチすべてに対して、ESXi ホストのコンプライアンス状態をチェック します。 ホストと整合するように VMware Tools をアップグ レード(事前定義済み) ホスト上の最新バージョンの VMware Tools に対する仮想マシンのコンプライアンス 状態を確認します。Update Manager は、ESXi 5.5.x 以降を実行しているホスト上の 仮想マシンに対する VMware Tools のアップグレードをサポートします。

ホストと整合するように仮想 マシンハードウェアをアップ グレード(事前定義済み)

ホストがサポートする最新バージョンに対する仮想マシンの仮想ハードウェアのコンプ ライアンス状態をチェックします。Update Manager は、ESXi 6.5 を実行しているホ スト上での、仮想ハードウェアバージョン vmx-13 へのアップグレードをサポートし ます。 仮想アプライアンスを最新版 へアップグレード(事前定義 済み) 仮想アプライアンスリリースの最新バージョンに対する仮想アプライアンスのコンプ ライアンス状態を確認します。

ベースライン

グループ

ベースライングループには、パッチ、エクステンション、およびアップグレードベースラインを含めることができます。 ベースライングループに追加するベースラインに競合がないようにする必要があります。 ベースライングループはパッチ、エクステンション、およびアップグレードの組み合わせに制限されます。ベースライン グループを構成できるベースラインの有効な組み合わせを次に示します。 n 複数ホストのパッチベースラインと拡張機能ベースライン。 n 1 つのアップグレードベースラインと、複数のパッチベースラインおよびエクステンションベースライン。 たとえば、1 つの ESXi アップグレードベースラインと、複数の ESXi パッチベースラインまたは拡張機能ベースラ イン。 n 複数のアップグレードベースライン。ただし、アップグレードタイプ(VMware Tools、仮想マシンハードウェ ア、仮想アプライアンス、ホストなど)あたりのアップグレードベースラインは 1 つのみ。 たとえば、「ホストと整合するように VMware Tools をアップグレード」ベースライン、「ホストと整合するように 仮想マシンハードウェアをアップグレード」ベースラインと、1 つの「VA 最新版へアップグレード」ベースライ ン。2 つの仮想アプライアンスアップグレードベースラインを含むベースライングループは作成できません。 第 1 章 Update Manager について

(18)

vSphere

オブジェクトへのベースラインおよびベースライン

グループの添付

ベースラインおよびベースライングループを使用するためには、選択したインベントリオブジェクト(コンテナオブジェ クト、仮想マシン、仮想アプライアンス、ホストなど)にそれらを添付する必要があります。 ベースラインおよびベースライングループは個々のオブジェクトに添付することもできますが、フォルダ、vApp、クラ スタ、データセンターなどのコンテナオブジェクトに添付する方が効率的です。各 vSphere オブジェクトは、その親コ ンテナオブジェクトに添付されたベースラインを継承します。あるオブジェクトをコンテナから削除すると、そのオブ ジェクトから継承したベースラインは削除されます。

選択された

vSphere

オブジェクトのスキャン

スキャンは、選択したスキャンタイプに応じて、一連のホスト、仮想マシン、または仮想アプライアンスの属性を、接続 されているベースラインまたはベースライングループからのすべてのパッチ、拡張機能、およびアップグレードを基準に 評価する処理です。 ホストのインストールをスキャンして最新のパッチまたは拡張機能が適用されているかどうかを判定したり、仮想マシン をスキャンして最新の仮想ハードウェアまたは VMware Tools バージョンで更新する必要があるかどうかを判定したり できます。 Update Manager は、次のスキャンタイプをサポートします。 ホストのパッチのスキャン ESXi 5.5 以降で、スキャンでパッチを検索できます。 ホストの拡張機能のスキャン ESXi 5.5 以降をスキャンして、拡張機能(追加のソフトウェアモジュール)を検索で きます。 ホストのアップグレードのス キャン

ESXi 5.5 および ESXi 6.0 をスキャンして、ESXi 6.5 へのアップグレードを検索できま す。

VMware Tools のスキャン Windows または Linux を実行している仮想マシンをスキャンして、最新の

VMware Tools バージョンを検索できます。オフラインの仮想マシンやテンプレート だけでなく、VMware Tools のスキャンはオンラインでも実行できます。 VMware Tools のスキャンを実行する前に、仮想マシンを少なくとも 1 回パワーオン する必要があります。 仮想マシンハードウェアの アップグレードのスキャン Windows または Linux を実行している仮想マシンをスキャンして、ホストでサポー トされている最新の仮想ハードウェアを検索できます。オフラインの仮想マシンやテン プレートだけでなく、ハードウェアのアップグレードのスキャンはオンラインでも実行 できます。 仮想アプライアンスのアップ グレードのスキャン VMware Studio 2.0 以降で作成された、パワーオン状態の仮想アプライアンスをス キャンできます。 データセンター、クラスタ、vApp、フォルダなどのコンテナオブジェクトでスキャンを開始して、そのコンテナオブ ジェクト内のすべての ESXi ホストまたは仮想マシンおよびアプライアンスをスキャンできます。 ベースラインおよびベースライングループを基準に仮想マシン、仮想アプライアンス、ESXi ホストのスキャンを手動で 開始するか、スケジュール設定するように Update Manager を構成して、コンプライアンス情報を生成できます。スキャ ンタスクをデータセンターまたは vCenter Server システムレベルでスケジューリングして、必ず最新の状態でスキャン を実行してください。

(19)

スキャン結果の確認

Update Manager は vSphere オブジェクトをスキャンし、添付したベースラインやベースライングループに対する準 拠状態を判定します。スキャン結果は、テキスト検索、グループ選択、ベースライン選択、およびコンプライアンス状態 の選択により絞り込めます。 コンテナオブジェクトを選択すると、グループとして添付されているベースラインに対して、コンテナの全体的なコンプ ライアンス状態を確認できます。全体的なベースラインに対して、選択したコンテナ内にあるオブジェクトの個々のコン プライアンス状態も確認できます。コンテナオブジェクトに添付されている個々のベースラインを選択すると、選択した ベースラインに対して、コンテナのコンプライアンス状態が表示されます。 仮想マシン、アプライアンス、またはホストをそれぞれ選択すると、添付されているすべてのベースラインを基準に、選 択したオブジェクト全体のコンプライアンス状態とアップデートの数が表示されます。このオブジェクトに添付されてい る各ベースラインを選択すると、そのベースラインのコンプライアンス状態ごとにグループ化された更新の数が表示され ます。

ホストへのパッチおよびエクステンションのステージング

修正前にパッチやエクステンションをステージングして、それらのパッチやエクステンションがホストに確実にダウンロー ドされるようにすることができます。パッチおよびエクステンションのステージングは任意の手順で、ホストがメンテナ ンスモードになる期間を短縮できます。 ESXi 5.0 以降を実行しているホストへのパッチおよびエクステンションのステージングでは、パッチおよびエクステン ションが Update Manager サーバから ESXi ホストにダウンロードされ、これらのパッチおよびエクステンションはす ぐには適用されません。パッチおよびエクステンションのステージングを行うと、ホストでパッチおよびエクステンショ ンがローカルに使用できるようになっているため、修正時間が短縮されます。

重要 Update Manager では、PXE 起動の ESXi ホストに対するパッチのステージングを行うことができます。

選択された

vSphere

オブジェクトの修正

修正とは、スキャンが完了したあとに、ESXi ホスト、仮想マシン、または仮想アプライアンスに対して、Update Manager がパッチ、拡張機能、およびアップグレードを適用する処理のことです。 修正により、選択された vSphere オブジェクトは、パッチ、拡張機能、およびアップグレードベースラインに準拠した 状態になります。 スキャンと同様に、単一のホスト、仮想マシン、または仮想アプライアンスを修正することができます。フォルダ、クラ スタ、またはデータセンターレベルでの修正を開始することもできます。 Update Manager は、次のインベントリオブジェクトの修正をサポートします。 n VMware Tools と仮想マシンハードウェアのアップグレードの場合は、パワーオン、サスペンド、またはパワーオ フ状態の仮想マシンおよびテンプレート。 n 仮想アプライアンスのアップグレードの場合は、VMware Studio 2.0 以降で作成された、パワーオン状態の仮想ア プライアンス。 n パッチ、拡張機能、およびアップグレードの修正の場合は、ESXi ホスト。

ホストの修正

Update Manager 6.5 は、ESXi 5.5.x および ESXi 6.0.x から ESXi 6.5 へのアップグレードをサポートします。 重要 [構成] タブの [ESX ホスト/クラスタ設定] ページまたは [修正] ウィザードから設定を有効にすると、PXE ブート

ESXi ホストにパッチを適用できます。

ESXi イメージのアップロード後は、ESXi ホストへのアップグレードは、ベースラインおよびベースライングループ経由 で管理されます。

(20)

通常、アップデート時に必要な場合、ホストは修正の前にメンテナンスモードに入ります。ホストがメンテナンスモー ドのときには、仮想マシンは実行できません。ユーザー環境の一貫性を確保するために、vCenter Server は、ホストが メンテナンスモードに切り替わる前にクラスタ内のほかのホストに仮想マシンを移行します。vCenter Server が仮想マ シンを移行できるのは、クラスタが vMotion 用に構成されている場合と、VMware DRS (Distributed Resource

Scheduler) および VMware EVC (Enhanced vMotion Compatibility) が有効である場合です。EVC は、vMotion で は必須ではありません。EVC を有効にすると、ホストの CPU の互換性が保障されます。ほかのコンテナ、またはクラス タにない個々のホストでは、vMotion での移行は実行できません。

重要 ホストを ESXi 6.5 にアップグレードすると、バージョン ESXi 5.5.x または ESXi 6.0.x のソフトウェアにロールバッ クできません。ホストのアップグレードを実行する前に、ホストの構成をバックアップしてください。アップグレードに 失敗した場合は、アップグレード元の ESXi 5.5.x または ESXi 6.0.x ソフトウェアを再インストールし、ホスト構成をリス トアできます。ESXi 構成のバックアップとリストアの詳細については、『vSphere のアップグレード』を参照してくだ さい。 ESXi 5.5 および 6.0 ホストからそれぞれの ESXi アップデートリリースへの修正はパッチ処理、バージョン 5.5 または 6.0 からバージョン 6.5 への ESXi ホストへの修正はアップグレード処理です。

仮想マシンおよび仮想アプライアンスの修正

仮想アプライアンス、VMware Tools、および仮想マシンの仮想ハードウェアを新しいバージョンにアップグレードでき ます。仮想マシンのアップグレードは、Update Manager のデフォルトの仮想マシンアップグレードベースラインで管 理します。仮想アプライアンスのアップグレードは、Update Manager のデフォルトの仮想アプライアンスベースライ ンと、ユーザーが作成するカスタムの仮想アプライアンスアップグレードベースラインの両方で管理できます。 注意 Update Manager 6.5 は、仮想マシンパッチベースラインをサポートしていません。

組織的なアップグレード

Update Manager では、ホストおよび仮想マシンを組織的にアップグレードできます。組織的なアップグレードにより、 ベースライングループを使用して、vSphere インベントリ内のホストおよび仮想マシンをアップグレードできます。 単一のホストアップグレードベースラインと、複数のパッチベースラインまたは拡張機能ベースラインを含むベースラ イングループを使用すると、ホストを組織的にアップグレードできます。Update Manager は、最初にホストをアップ グレードして、そしてパッチベースラインおよび拡張機能ベースラインを適用します。 次のベースラインを含む仮想マシンベースライングループを使用して、仮想マシンの組織的なアップグレードを行えます。 n ホストと整合するように仮想マシンハードウェアをアップグレード n ホストと整合するように VMware Tools をアップグレード 組織的なアップグレードを使用して、仮想ハードウェアとインベントリ内の仮想マシンの VMware Tools を同時にアッ プグレードできます。VMware Tools のアップグレードベースラインが最初に実行され、続いて仮想マシンのハードウェ アのアップグレードベースラインが実行されます。 組織的なアップグレードは、クラスタ、フォルダ、またはデータセンターレベルで実行できます。

(21)

Windows

での

Update Manager

のインス

トール

2

Update Manager サーバは 64 ビットアプリケーションです。Windows 用 Update Manager サーバは 64 ビット

Windows マシンにのみインストールできます。

Update Manager サーバコンポーネントは、vCenter Server がインストールされているのと同じマシンにインストー ルすることも、別のマシンにインストールすることもできます。特に大規模環境で、パフォーマンスを最適にするには、

Update Manager サーバコンポーネントを異なる Windows マシンにインストールします。

Update Manager 6.5 の Windows 用インストーラは、2,048 ビットのキーと自己署名証明書を生成します。インストー ル後に自己署名された SSL 証明書を置き換えるには、Update Manager Utility を使用します。

vCenter Server および Update Manager サーバは、IPv6 を使用して構成されている仮想マシンと IPv4 を使用して構 成されている仮想マシンが混在するネットワーク環境にインストールできます。

Update Manager を実行および使用するには、Update Manager がインストールされているマシンのローカルシステ ムのアカウントを使用する必要があります。

インストール中には、Windows サーバにインストールした Update Manager サーバを vCenter Server Appliance に 接続することはできません。vCenter Server Appliance では、Update Manager サーバをサービスとして活用できます。

Update Manager サーバコンポーネントをインストールした後、vSphere Web Client でUpdate Manager Web Client プラグインが自動的に有効になり、[Update Manager] のタブとして表示されます。[Update Manager] タブは、[監 視]、[構成]、[データセンター]、[ホストおよびクラスタ] などのタブと同じレベルにあります。

VMware では、通信に指定のポートが使用されます。Update Manager サーバは、vCenter Server、ESXi ホスト、お よび Update Manager Web Client プラグインに、指定されたポートで接続します。これらのいずれかの構成要素の間 にファイアウォールが存在し、かつ Windows ファイアウォールサービスが使用中の場合は、インストール時にインス トーラによってポートが開かれます。カスタマイズされたファイアウォールの場合は、必要なポートを手動で開く必要が あります。

SRM を使用して保護しているデプロイ環境で Update Manager を実行できます。Update Manager サーバを SRM サー バが接続されている vCenter Server インスタンスに接続する際には十分に注意してください。SRM と同じ vCenter Server インスタンスに Update Manager サーバを接続すると、SRM または vSphere をアップグレードするとき、または日常 のタスクを実行するときに問題が生じる可能性があります。Update Manager サーバをインストールする前に、

Update Manager の SRM との互換性と相互運用性を確認してください。 この章では次のトピックについて説明します。

n システム要件 (P. 22)

n Update Manager データベースの準備 (P. 24)

n Windows に Update Manager サーバをインストールする前提条件 (P. 29)

n Update Manager インストーラの取得 (P. 30)

(22)

システム要件

Update Manager サーバを実行および使用するには、環境が特定の条件を満たしていることを確認する必要があります。 また、vCenter Server、vSphere Web Client、および Update Manager がそれぞれ互換性のあるバージョンであるこ とも確認します。

Update Manager を Windows にインストールする前に、Oracle または Microsoft SQL Server データベースを設定す る必要があります。比較的小規模なデプロイで、最大 5 台のホストと 50 台の仮想マシンで構成される場合は、バンドル されている Microsoft SQL Server 2012 Express データベースを使用できます。これは、Update Manager インストー ルウィザードからインストールできます。

Update Manager は、物理サーバまたは仮想マシンにインストールできます。Update Manager サーバコンポーネン トは、同じ Windows マシンに vCenter Server としてインストールするか、異なるマシンにインストールできます。

Update Manager サーバコンポーネントのインストール後、Update Manager を使用するために、Update Manager クライアントは vSphere Web Client で自動的に有効になります。

vCenter Server システムが、共通の vCenter Single Sign-On ドメインによって他の vCenter Server システムに接続 されている場合は、各 vCenter Server システムに Update Manager インスタンスをインストールして登録します。

Update Manager

のハードウェア要件

Update Manager は、ハードウェアの最低要件を満たすあらゆるシステムで動作できます。

Update Manager のハードウェア最小要件は、Update Manager の導入方法によって異なります。Update Manager と同じマシンにデータベースをインストールする場合、メモリサイズとプロセッサ速度に求められる条件が高くなりま す。許容可能なパフォーマンスを実現するには、システムがハードウェア最小要件を満たしていることを確認してください。 表 2‑1. ハードウェア最小要件 ハードウェア 要件 プロセッサ 論理コア 2 つ以上の Intel または AMD の x86 プロセッサ(それぞれ速度が 2GHz) ネットワーク 10/100 Mbps

最良のパフォーマンスを得るには、Update Manager と ESXi ホストの間にギガビット接続を使用し ます。

メモリ 2GB RAM(Update Manager と vCenter Server のマシンが異なる場合)

8GB RAM(Update Manager と vCenter Server のマシンが同一の場合)

Update Manager は、SQL Server または Oracle データベースを使用します。vCenter Server と共有されるデータベー スではなく、Update Manager 専用のデータベースを使用し、定期的にデータベースをバックアップする必要がありま す。データベースは、Update Manager と同じコンピュータまたはローカルネットワーク内のコンピュータに配置する ことがベストプラクティスです。

導入の規模によって、Update Manager は、データベースの使用のために 1 か月ごとに最小限の空き領域を必要としま す。領域の要件の詳細については、VMware vSphere Update Manager Sizing Estimator を参照してください。

サポート対象の

Windows

オペレーティング

システムおよびデータベース

フォーマット

Update Manager は特定のデータベースおよびオペレーティングシステムと連携します。

(23)

Update Manager サーバと vSphere Update Manager Download Service (UMDS) をインストールできるサポート対 象の Windows オペレーティングシステムのリストについては、VMware vCenter Server インストール用にサポート対 象のホストオペレーティングシステムを参照してください。記事にリストされている vCenter Server インストール用に サポートされているホストオペレーティングシステムは、Update Manager サーバおよび UMDS の各バージョンのイ ンストールにも適用されます。

注意 Update Manager サーバのインストール先の Windows システムが Active Directory ドメインコントローラで はないことを確認してください。

Windows にインストールする Update Manager サーバには、SQL Server または Oracle データベースが必要です。

Update Manager では、インストーラにバンドルされている SQL Server 2012 Express データベースを使用して小規模 な環境を処理できます。5 台以上のホストと 50 台以上の仮想マシンがある環境では、Update Manager 用に Oracle ま たは SQL Server データベースを作成してください。大規模な環境では、Update Manager サーバおよび vCenter Server データベースとは別のコンピュータに、Update Manager データベースをセットアップします。

Update Manager サーバおよび UMDS と互換性のあるデータベースフォーマットのリストを表示するには、『VMware 製品の相互運用性マトリックス』(http://www.vmware.com/resources/compatibility/sim/interop_matrix.php) の [ソリューション/データベースの相互運用性] オプションを選択します。

Update Manager

vCenter Server

vSphere Web Client

との互換性

Update Manager は、同じバージョンの vCenter Server および vSphere Web Client と互換性があります。

Update Manager 6.5 は、vCenter Server 6.5 のみと互換性があります。

インストール時、Update Manager 6.5 サーバを Windows OS で実行されている vCenter Server 6.5 システムに接続 します。Update Manager サーバのインストール後、この Update Manager Web Client 6.5 は、この vCenter Server システムに接続するために使用する vSphere Web Client 6.5 で自動的に有効になります。

インストール時、Update Manager 6.5 サーバを vCenter Server Appliance 6.5 に接続することはできません。

vCenter Server Appliance は、Update Manager の独自のインスタンスをサービスとして実行します。

Update Manager の vCenter Server と vSphere Web Client との互換性の詳細を確認するには、VMware 製品の相互 運用性マトリックス(http://www.vmware.com/resources/compatibility/sim/interop_matrix.php)の [ソリュー ションの相互運用性] オプションを選択します。

必要なデータベース権限

Update Manager のインストールとアップグレードに必要なデータベース権限セットは、Update Manager の管理に必 要な権限セットとは異なります。

Update Manager をインストールまたはアップグレードする前に、必要な権限をデータベースユーザーに付与する必要 があります。

(24)

表 2‑2. Update Manager のインストールまたはアップグレードに必要なデータベース権限

データベース 権限

Oracle Update Manager Oracle データベースユーザーに DBA ロールを割り当てるか、次の権限セットを付与します。 n 接続 n dbms_lock での実行 n ビューの作成 n プロシージャの作成 n テーブルの作成 n シーケンスの作成 n 任意のシーケンスの作成 n 任意のテーブルの作成 n タイプの作成 n 無制限のテーブルスペース Microsoft SQL Server

データベースユーザーに、Update Manager データベースと MSDB データベースにおける、sysadmin サーバ ロールまたは db_owner 固定データベースロールのいずれかが付与されていることを確認します。db_owner ロールはアップグレードに必要ですが、SQL ジョブが、Update Manager インストールまたはアップグレードの 一部として作成されていません。 Update Manager を実行するには、一連の最小権限をデータベースユーザーに付与する必要があります。 表 2‑3. Update Manager の使用に必要なデータベース権限 データベース 権限 Oracle Oracle データベースユーザーに最小限必要な権限は次のとおりです。 n セッションの作成 n 任意のテーブルの作成 n 任意のテーブルのドロップ Microsoft SQL Server

データベースユーザーに、Update Manager データベースと MSDB データベースにおける、sysadmin サーバ ロールまたは db_owner 固定データベースロールのいずれかが必要です。

Update Manager

データベースの準備

Update Manager サーバと、Windows にインストールする Update Manager Download Service (UMDS) には、 サーバデータを保存して整理するためのデータベースが必要です。Update Manager では、Oracle、Microsoft SQL

Server データベースがサポートされます。

Update Manager サーバを Windows マシンにインストールする前に、データベースインスタンスを作成し、すべての

Update Manager データベーステーブルを確実に作成できるように、そのインスタンスを構成する必要があります。

Update Manager で組み込みの Microsoft SQL Server 2012 Express データベースをインストールして構成できます。

Microsoft SQL Server 2012 Express は、最大 5 台のホストと 50 台の仮想マシンで構成される小規模なデプロイにお勧 めします。

Update Manager 6.5 サーバは 64 ビットアプリケーションなので、64 ビットマシンにしかインストールできません。

Update Manager には 64 ビット DSN が必要です。

Microsoft SQL Server データベースおよび Oracle データベースを使用するには、64 ビットシステム DSN を構成し、

ODBC でテストする必要があります。

使用する Update Manager データベースは、vCenter Server データベースと同じにできます。また、分離型データベー スや、既存のデータベースクラスタを使用することもできます。大規模環境で最適な結果を得るためには、vCenter Server システムデータベースとは別のマシンで実行される専用の Update Manager データベースを使用します。

Update Manager サーバでデータベースに接続するには、管理者の認証情報が必要です。Update Manager サーバまた は vSphere Update Manager Download Service (UMDS) を Windows にインストールした後、データベースユー ザー名とパスワードが変更されている場合は、Update Manager と UMDS を再構成できます。再インストールする必要 はありません。『VMware vSphere Update Manager の再構成』ドキュメントを参照してください。

表  6 ‑1.  Windows  で実行されている  Update Manager  から  vCenter Server Appliance  へのサポートされている移行 パス
表  9 ‑2.  Update Manager  構成
表  11 ‑1.  [Update Manager]  タブのペイン  ( 続き ) ペイン 説明 コンプライアンス 選択したインベントリ オブジェクト、ベースライン グループ、およびベースラインに応 じて動的に変化するコンプライアンス グラフが含まれます。グラフは、選択されたベー スラインに対して特定のコンプライアンス状態にある、選択されたコンテナ オブジェク ト内の仮想マシン、アプライアンス、またはホストの構成比を表しています。 ホスト、仮想マシン、またはアプライアンスを個別に選択すると、グラフの色が
表  11 ‑2.   パッチの詳細ウィンドウ  ( 続き ) オプション 説明 影響 アップデートの適用で行う必要のある操作。この操作には、システムの再起動、またはホストのメ ンテナンス モードへの切り替えも含まれることがあります。 リリース日 更新のリリース日 エクステンションの詳細の表示 [ エクステンションの詳細 ] ウィンドウには、選択されたホストとともに、コンプライアンス状態の順番でエクステンショ ンの表が表示されます。 エクステンションに関する詳細な情報を取得するには、 [ エクステンションの
+6

参照

関連したドキュメント

ここで,図 8 において震度 5 強・5 弱について見 ると,ともに被害が生じていないことがわかる.4 章のライフライン被害の項を見ると震度 5

本症例における IL 6 および IL 18 の動態につい て評価したところ,病初期に IL 6 は s JIA/ inac- tive より高値を示し,敗血症合併時には IL

Windows Server 2012 Windows Server 2016 Red Hat Enterprise Linux 6 Red Hat Enterprise Linux 7 VMware vSphere 6 VMware vSphere 6.5 VMware vSphere 6.7 Oracle VM 3 UNIX サーバ.

VMWare Horizon HTMLAccess はこのままログインす ればご利用いただけます。VMWare Horizon Client はク

お客様は、各ASLロケーションにおいて、マスター・インストール・メデ ィア及びApproved Volume License

Further using the Hamiltonian formalism for P II –P IV , it is shown that these special polynomials, which are defined by second order bilinear differential-difference equations,

(5) 当社は契約者に対し、特定商取引法に基づく書面並び

解約することができるものとします。 6