埋 学療 法 学 第
33
巻 第1
号30
・
−
37
頁 (2006
年)研 究 報 告
健
常
成
人
に
お
け
る
直
立
時
の
足 趾 接
地
の
実
態
*恒
屋
昌
一
1)#臼
井 永 男
2冫 要 旨近
年
, い わ ゆ る 足 趾 が床 面
に接
地 して いな
い「
浮 き趾 」
の問題
が指 摘
さ れてい る。本 研 究
では,
近 年
の成
人期
に お け る 直 立 時の足 趾 接 地の実 態
を明
ら かにす
ること を 目的
に,
独 自
に作
成 し た足 趾 接
地 に関す
る 定 性 的 な 評 価 法 を 作 成 し,
地 域に在 住 する健常
成 人155
名
を対 象
に足 趾 接 地の状 態 を 調 企 し た。
その結 果
,
開 眼安楽
での閉
足位
す な わ ち開眼 自 山閉 足 位
で は,
両足
のいず
れ かの足 趾
の接 地
がト分
でな
いも
のは,
男
性
で は66,
0
%,
女 性 で は76
.
2
% に み ら れ,
男性
より女 性
におい て足 趾 接
地に問 題
があ
る傾 向
が み ら れ た。
と くに第5
趾 において,
「
浮
き趾」
は男 性
で は右
足46
.
0
%.
左足
30
.
0
%に,
女性
で は右 足
38
.
7
%,
左足
35
.
8
% に確 認
さ れ た。
ま た,
足 趾
が十 分 接 地 す
る よう努 力 し
た開 眼 努 力 閉 足 位
で は,
開 眼 自 山閖 足 位
に比
べ て 浮 き 趾の 出 現率
は か なり減 少
した が,
そ
れでも不 完
全な 接 地
を 呈す
るも
のは男 性
で は22
.
0
%
,
女 性
で は35
.
2
%い る こと が判
1
月
し た。
こ れ らの結 果
か ら,
今
日の健 常 成 人
に おい て,
静 的
立位
で は足 趾
が完
全 に接
地 しな
い人
が多 く存 在 す
る こと が確 認
さ れ た。 キー
ワー
ド健 常 成
人.
足 趾接 地
,
浮 き趾
,
浮 き指
緒
言直
立時
の前 方移 動
の際
の踏
ん張 り
や歩 行 時
の蹴
りの動
作
で は,
足 趾 を有 効
に使 う
こ とが求
め られる。
し た がっ て足 趾 が十 分
に接
地 しな け
れ ば, これらの動 作
時の 踏 み込
みが十 分
でな
い ことは想 像
に難 く
ない。
ところ が 近年
,
床 面
に足 趾
が接 地
しない,
い わゆる浮 き 趾 を 呈 す るヒ ト が多
く存 在
する ことがいく
つ か報 告
さ れて いる ⊥−
4)(図1
)
。・
方
で,
理 学 療 法
の研 究 報 告
で は,
足趾 筋 力
と 運動
能 力
との関係 を論
じ た報 告
5廟 は多
くみ られ る もの の,
足 趾
の接
地状 態
につ いて言 及 した もの は, 皆 無であ る。
原
田の幼 児
を対 象
にし
た研 究
1) によれ ば,1980
年
の時 点
で は,
浮
き趾
の出
現率
が わず
かで あっ た ものが,
2000
年
の調
査で は左 右 足
とも
50
%を 超 え
るほ ど に 激増
し
てい ること
が報 告
さ れ てい る。
ま た,
児帝
を 調 査 し た内
山ら2)は,
第
5趾の 浮 き 趾 が5
ユ%,
全 体で も不 完 全 *AcLLla
且StaLe
【}f
Toe C(川ract in the Upright I’
ositi〔m amongHea1Uly 、du】匸s
1〕 占沢 病 院 リハ ビリ テ
ー
ション科 (〒367−
0023埼 玉 県本 庄li∫寿2−
15}Masakazu Tsuneya
,
RPT,
MA :Depnrtment (,f Physicai Tllerapy,
Yt
.
)shizawa ITospita12) 放 送 大 学 大 学 院 文 化 科 学 研 究 科 教 育 開 弛 プログ ラ ム
ムagao Usui
,
PhD;Division of Educationa且Devek,pm(三11t Program.
Schooi
of GraduaLe Shidies,
Thc Univcrsiry of Lhe Air#
E
−
IDai⊥:tsune}a@ンOShLz}1w〜L.
hp.
〔,rg〔受付 日 2005年3月23日/ 受 理口 2005年12月2H } な 接 地 を
含
め る と72
% に な ること を 報 告 してい る.
・
方
, 中 橋 ら 3) の成
人女
性 を 対象
に し た 報 告 で も,
完全
に 足 趾 が接
地 してい るも
の は約 半
数 で あっ た と 述べてい る。
ま たHughes
ら’
ノ
は,
通 常の 立 位 に おい て は,
全体
のお よ そ3
分の1
し かす
べ ての 足 趾 が 接 地 し ていな か っ た と述べ てい る。
と く に,
第
[趾 は3
% に 無 接 地 が み ら れ,
第5
趾で は,
両 足 と も 接 地 してい たの は 全 体の37
%で, 両 足 とも 接 地 し ていない もの は35
% で あっ た と述べ てい る。
こ の よう
に,
浮 き趾 を有
す る 人の数 は,
近年
,
け
っ して少 な くない こと が報 告
さ れている が,
本
邦
に おけ
る健 常
な 成 人男
女 に おけ
る実 態
につ い ての詳細
な検
討 は な さ れ ていない。
ところ で
,
この足 趾 が 十 分 に 接 地 し ない とい う現象
が,
我
々 の健康
や身体 能 力
に どの よう
な影響
があ
る か未
だ十
分
に研
究 が 進 んでいない。
その理山
のひ とつ は,
浮 き趾
に関 する評 価 法 が,
レ分に確
立 さ れてい ない とこ ろ にあ ると思 わ れ る。
上 記の報告
に おいて も,
足 趾ご との浮
き 趾の存 在
は指
摘 し てい る が,
足 趾 が どのよ う な 形 状 を も っ て接 地 している か,
ま た,
両 足
企体
で どの程 度
の足趾
の接
地状 態
なのか という視 点
か ら言 及 し
てはいな
い .唯
・
,
浮 き趾の重 症 度 という視 点
か ら,
矢 作
ら8) が,
浮
き趾 カウ ン ト,
浮 き趾スコ アー
を提 案
し報 告
してい る の みであ る。
そこで 本 研 究 で は
,
理 学 療 法 臨 床 お よ び 健康 増
進 や転
健 常成 人 に お け る山:
,
Ht
の 足 丘1「弘 地の 実危、
31
表
1 対 象 者のね 性 1:平均±t,
,
fl
一
偏宀 屶性 女性 人 数50
名、
loo足 午Mp 31.
2−
102 歳 身長 170.
6
± 5.
2cmf
乍重662
± 88k9 105名,
210
足 29.
4± 1L1歳 15、
1= 41Cm 51.
9± 5.
9kg
表2 対 象 者の年代Jvgm
16−
⊥91L覧2〔}29歳
30
−
39歳40
−
49
歳昭
肺
膨
僻
節
’
飾
僻
w
’
恥
恥
”
甲
,
’
、
内
’
,
’
峨
聾
窩
昭
肺
nv
彈
据
牌
母
’
牌
’
乱
”
,
囁
囁
”
,
軸
郵
轡
舜
鞜
獰
幸
勤
蒲
距
僻
su
’
’
”
甲
囁
r
”
,
齢
鄲
爵
勢
崛
爵
轄
肺
距
轄
距
e
聒
e
幹
’
’
”
恥
’
“
瞬
融
嚇
覦
噸
罅
轡
幸
su
齢
w
醗
呼
’
甲
#
’
遣
甲
鼻
’
油
ゆゆ
け
th
ほ
tm
’
’
鷙蠶竄灘鷺 翼謹熏瀚 藤翼鯲 駕 至繋撒 r’
w
’
#
砂
轄
勝
幡
轄
島
マ
’
’
’
’
,
,
,
『
「
’
”
甲
’
甲
頓
俘
轄
晦
獰
舜
’
『
.
.
“
内
’
.
’
脾
’
“
r“
”
・
・
r”
甲
冊
,
,
,
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谺
肺
島
’
“
’
’
’
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’
’
’
’
’
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’
’
”e飾
w鞜
野
sb曲
e軸
韜
:ご舐
“
牌
牌
”『
’
内
甲
”牌
乱
’
r牌
甲
’
甲
鞴
紐
m卯
冊
w肺
w窩
性 佳 男 女 99 ワ一
00 ワ】
り
∂ 4.
L91727
図1
第
5
躙の汀き趾倒 予
防へ の応 川 も視 野
に人 れ た 基 礎 的 な 研 究 と して,
まず
,
フ ロの健 常 成 人にお け る 足 趾 梓 地 がいか な る 字 態 にあ
る か,
その詳細
を明
ら かにす るこ と を 目 的 に詞
査 を 実施
した.
ま た,
字態 詞
企1
先 立っ て,
足 趾の按 地の状 態 につ い て,
実
川的
かつ簡 便
に判 定・
諦価 す る 方 法 を 試 案 し,
そ
の妥 当性
,
信頼 性
を検 証
し た ヒで,
足 趾
の梓
地の実 態
につ いて検 討
を加
えた の で報 告
する。
研 究方
法1
.
対 象
対 象
は,
41
調
杳の1i
的
,
危 険 忖
/につ い て十分 説 明
し,
同 意 を得
た16
威から
49
歳 ま
で の成 人 男 女
で,
問 診
によ り直立姿 勢
の安 疋性
に影響
を 及ほ ;1
神
紅学的
ない し整 形
外 科
的疾 病
が ない と催
認 され た,
男 性
50
名
,
女 性
105
名
の冂ll55
名
3
ユ0
足 〔表
ユ,
表
2
) 被
、
験 者
は,
埼
.
ド県 北
部 地 域 に 在 住 す る一
般li∫民 およ び学生 で,
副査
は,
平 成
14
年
6
月 か ら 平成
15年
6
月 まで の期
間に おい て実 施
し た。
この 地Jk
は.
関東
’
ド野の山 北部
か ら不
丿式rll
地
に・
部
か か る ところで,
地Jf
の小 都11ゴとその近 祁 農 山 村 地帯
と なっ てい る.
被 験 者 は, ご く普 通の ii∫民 生活
を 営む人た ち で,
地 域 で 開催
さ れ た 健 康 イベ ン ト にち 加
し た者
,
な ら び に,
医 療 ない し福 ネ[1
施 設の 職 員,
卑 門 学 枝の教 職
員
お よ び学
生等
で,
恥
段の 足部
の疾 病 に か かわ る 生活 習慣
やス ポー
ツ歴 な どの 特 性 を 有 す る もの はい な かっ た。
2
.
方 法
1
)使
川機 器
お よ び 測 定方 法
被
験者
に本
酬 究 な ら びに測 定 方 法に関 して十 分 に 説 明 し た後
,
車 心動 揺 計
fl
接
地 足 蹠技 影 機
〔電 心 動 揺μ1
付ピ ドスコー
プ=
スタ ビロ ス コー
プ : パテ ラ研 究 所 製 }の ス テー
ジ 上に被 験者
を 直 立 させ,
1
)21n
前 万の 凵の高 さ の視 標
を注 視
した安 楽
な開
眼剛
足位
〔開
眼 自 然閉
足 位,
以.
卜.
自然 閉 足 位 )
お よ び.
足
趾にカ
を 入 れ た2
>
1
用
眼力 閉
足位
(以.
1
・
.
蓼力 閉
足 位 ),
動 揺 が 安 定 し た 時 点の拡 地 足裏 画像
を抽 出
しf
自然
閉
足 位で は,
開 眼 に て 両足の内
側を揃 え
だ「
ナこ態
で,
な
るべく安 楽
な 立 位 をと る よう
に指 示
した。ま
た,
努 力 閉
足位
では,
1
.
5m
前方
に あ る 「1
と ほ ぼ同じ高
さ の モニ ター
上に映 し1[
H
さ れ る自
分の厂 地 足裏
画像 を
みな
がら
,
す
べ ての足 趾
が 十分
にス テー
ジ 画 に張
地す
るよう
に努 力
させ たこ の と き
,
モニ ター
に て距 がステー
ジ面
より離
れ てい ない こ と を 碓 認 し,
直
1 姿 勢 か崩
れ ることのな
い よう
II
意
し たな お
,
測定 機
器の特 性
卜,
溥
し靴 ド杠 度
な ら接
地山
の抽
出に影 響の ない こと か ら,
靴 ド等
は着
用した ま ま測 定 し た。
本
測定 機
器 は, 強 化ガラス の ス テー
ジ面
におけ
る 光の全 反射
を 利 用 して接
地 足裏
そのも
のを
「L
確
、
こ抽 出
す る もの で,
圧セ ンサー
を 利 用 した機
器と は異
なる シ ス テ ム と なっ てい るな お, 測
定
の簡 便性
の た め.
シ リコ ン を特 殊 加
工 し た もの 〔ビ ドマ ット:江 松
ホ トニ ク ス杜 開
発 ) が敷
か れ,
その トに 直 立 す るこ とによ り,
ヨ
女地面
を 画像
と して抽
1[
11
す
る システ ム と なっ てい る 〔図
2
).
, し た がっ て,
ほ ん のわ ず かの接
地でも恢 地 面
が仙 出 さ
れ,
r
地 し てい な け れ ば 画 像 と して抽 出 さ れ ない こ とにな
る/
tな
お,
按
地 圧の最
小抽
出 圧,
す な わ ち,
按
地 が襾 像
.
ヒ でfiE
.、
」.
で きる最
小の圧 ノJは,
l
Cln2 あ たり
25g
と され てい る2
)足趾 接 地
の tr卜価
抽
出し た叔
地 足裏 画 像
を,
1
) 足岻 部 と 足vTFtlSの境 界
1
¥ll
の11
’
;状
.
お よび,
2
)個々 の 足 凱[こお け る ぜ 地 状態
,
3
)
個体
と して の足趾 張
地の総 合
的 な 状 態 につ い て,
以 ドの 判定
井準
を角 戊
し.
こ の定 義
に従い 定 性 的に分
数 評価
し た 〔図3
,
チ
3
)一
な お,
判
定 は.
2
tXTの 理 学 療 法 士の協
議
に より決 定
し,
個 体
と して の足 趾1
女地の総 合 的 な 状態
の ノ丿煩は,
被
域者
亅55
名
の足裏
幽像
及 び 先 行 研究
11 臼 を 踏 ま えて,
糸
冂果的
に6
つ の足 計 接 地の タ イプ こ分 け ら れ ることを も
っ て定 義
づけ
た.
.
〔:1
)
接
tu
[足底
・
足
概1
尸界 『
び)川二彡:[犬・
Type
A
:r
地 足底
r
と{’
』
地 足 趾。「カ∫完 全 に 離 れてお り
,
かつ接 地 足 趾 部
と接 地 足 底 部
との中
間 に,
接
地 炉 力み られる
も
の32
理学 療 法 学第
33
巻 第1
写.
ビ ドス コー
プ 〔接1匝足蹠 投 影 樅丿 ビ ドス コー
プの 原 理 モニ ター・
プ リンター
.
一
図2 スタ ビロ スコー
プ 〔重 心 動 拙 計 付 き接 地 足蹠 投 影 機)の システム構 成図 接地 足裏 画 像ノ
?
グレー
ド G ※接 地 圧 は 自 色〉薄 黒 〉灰 色 図3 足趾 接 地 形状の分 類 上段:各趾の接地足底・
足趾 境 界 部形 状 下段○
需
○
(
グレー
ドP
各趾の足 趾 接 地 状 態 [iype
C
無 接 地
=
浮 き 趾
,
ロ
N!
’
、 1 ,’
、.
,r
一
グレ
ー
ドF
表3 個体と して の足 趾 接地状 態の評 価 足 趾接地タイ プ 判 定 基 準 代表的 足 裏 画 像 タ イ プ 1 タ イ プ 2 タイ プ3
タイプ・
1
タ イ プ 5 タイ プ 6 両 足のすべ て の足 趾が良 好な接地 を し てい る.
足 趾判 定はすべ て グ レー
ドG
を示す.
両 足の いず れ かの足 趾に グレー
ドP
が み ら れ る.
片 足 に 単 独 も し く は複数 趾 に グレー
ドFが み ら れ る.
rrl促 の第
5趾 にのみ グレー
ドFがみ ら れる,
向足に単 独 もしくは複 数 趾にグ レー
ドFが み ら れ る.
た だしタイプ4
をの ぞく.
他趾の接 地 状 態に か か わ らず,
両 足の 第1
趾 に グ レー
ドP ない しF
が み ら れ る,
圈
鬮
囹
健 常 成 入
,
こおける直 厂:晦の足川 地の 丿 鬘 33●
Type
B
:1
女地 足 底 部 と按 地 足 趾 吝「1
が 完全
にII換 れて お り接 地 足 趾 部 が 島 状の 形 状 を示 す もので,
中 問 に足 趾の
厂
地 痕 が み ら れ ないも
の.
。
Type
C
:接 地 足 底 部 と張 地 足 趾 部 が 完 全 に 離 断 され
ず
,
半 島 状
の形
状 を示
し境界
が ない もの(
2
)個
々の足 趾にお ける張 地 状 態の。
1
価・ グ レ
ー
ドGCGeod
司’
.
地 良 好 ):接 地 が 十 分 に砕 忍で
き
るも
の・ グ レ
ー
ドP
〔
Poor
=
接
地 イ’
十 分)
:」女地 は確
認で きる が
,
不完
く宝.
な ものt/
・
グ レー
ドF
〔Floating
toe=
無 {
x 地・
浮
き趾)
:接
地が 令
く確
認でき
ないも
のC3
)個体
とし て の足 趾 枦
地状 態
の1,
下価
個
々 の足 趾
に おけ
る グ レー
ド
G
,
P
,
F
の ノ丿煩 法
を用
いて,
両 足10
イ』
の 足 趾」 材
につ いて,
個 体
とし て の総合
的 な 足 趾の張
地状 態
を衣
3
の よう
に定 義
した、
.
3
)足
皿rl桜 地
fi十価
の信 頼 性
の検 討
〔
D
対 象と方
法被 験 者 155
名
のう
ち,無 作 為
に選ん だ50
名
の恢
地足
裏
画 像 を 用い て,
以1・
.
の方 法
で個什
,
こお け る足趾 打 地
タ イプの判 定 結 果の 放 性 につ い て頓一
」したi
) 按 地 足 衷の判 定 に 柑 当の 経 験 を 有 する理 学觜法
十2
名
の検
者 間 に お け る一
致 率io
相 当の紆 験 を 有 す る 埋 学 療 法 十1
名 に お け る2回の判 宝
に お け る検 者
内の.・
致率
iiD
張 地 足畏 の判 定1
経 験 を 有 す る 理 学療 法
十⊥名
と 判 定 経 験の ない 看r鄭「[ll 名に お け る 検 者 間の・
叙 率解 析
はt カテ ゴ リー
デー
タの・
致 性の指 源となる κ統
計
量 を用
い た理
学 療 法
十2
名
の辛
刈1剣 よ,
そ れ ぞ れM
.床経 験
5
年
と20
年
で,
本
測 定 機 器に よ る 梓 地 足 裏 画 像の取 り扱
い につ い ての経 験
は,
4
年 及
び11
年
であ る一
辛 果
i
)熟 練 者
2
名
の1
屮者
の一
戎率
はκ=
o
、
899
[z−
]L
.
911
P
=0
)95
% 信 頼 区 問
0
.
763
〜
1
.
0
と高
かく)
たn
) 熟 糾 者
1名
の繰 り
返 しにおけ
る一
致率
は,
κ=
0
.
95
〔z=
13
.
620
P
;
0
),
95
%イ
「i
’
頼
r
×:問
0
.
813
〜
1
.
0
と.
き わ め て
高
かっ た.
i1L
)熟 練 者
と非 熟 練 者
2
名
の・
致 亨
は.
κ=
0
,
774
(z=
H.
117P=0
)95
% 信頼 区
間0
.
638
−
〔).
911
と高
い一・
攻率
が 示 さ れ た一
結
果
1
.
自
然 閉 足位
に お け る按
地 足底
・
足 趾
Jn
界 部
の形 状
に つ い て第
1
趾 か ら 第5
趾 までの多 く
は,
T
}peB
す な わ ち島
状の形 状 を 示す も
のが多
い が,
第 酬
で は,
男忤
では右
足22
.
0
%,
左
足240
% に,
女 性
に おい て は,
右 足
472
,
37
.
7
.
Tspe
C
ぢ ト島状
形
状が み ら れ た.
ま たag
5
ifl
トでは,
T
}peC
の形 状
を示 す
も
のも あ り
,
男
’
吽
:
’
は右
足18
.
0
%,
左 足16
.
0
% にL
卜島
状
の形 状
がみ ら れ,
同様
に 女 性 で は右
足132
%,
左 足
[L3%にva
n,
」・
さ れ た.
ま たこ のType
⊂の11
彡状
は第
2
岨
か ら夷
1
趾
:に おいても若 「
み ら れ る が 項 度 は 少 ないま た
TypeA
の形 状
は,
き
わ め『
L ♪ な く,
第1
趾 に おい て わ ず かに碓
。忍 され る に過
ぎ な かっ たCt
’
4
,2
.
足趾桜 地状 態
」こつ いて「nl眼 自然 閉 足 位で は
,
!
“f{
地 す な わ ち 浮 き趾 ない し不「
’
宀な 足 趾 梓 地 〔:グ レー
ドF
.
グ レー
ドP
)がみ ら れ る の は,
男女
とも 第
5
趾
にIE倒 的
に多く
,
男
1
十で は 右 足 .4
.
0
% 左 足12
.
0
% に,
IK
”
]
十は
右
是56
.
6
% ノli足」4
.
7
%に み ら れ た/
.
/
と く に,「
浮 き
WIF
」
は,
男性
叫
は第
5
趾,
こ右 足・
16
.
0
% 左 足3
〔}.
0
% に,
女
’
「
生
で は右
足38
卩
% 左 足35
,
8
%に硲ti
さ れ た 俵4
,
5、.
また浮
き 趾 は各
足 趾で み られ,
と く に 第2
闘 c’
は女性
に おい て右 足
m4
% 左 足12
.
3
%に,
さ らに,
第
1
趾
ドおいても男性
で は砕
,!さ れ な かっ た か,
女 性 おいて 右 足 α9
%左 足
2
.
8
%に浮
き趾 がみ られ た (2C4
,
〕〕 な お,全
足趾 す
べ てが浮 き趾
を 呈し た もの が18
歳 女 性 に おい て }例 砕
。 Jさ
れ たし た がっ て
,
足 趾 イ’
.
地 が グレー
ドP
ない しグ レー
ドF
の な ん ら かσ)問
遇 を有 す
る もの は 男 性 で は66.
0
%,
女性
で は 767 /J い る こ とが判
明 し,
男 性 よ り女 性
に おい て足
趾1
.地に問
遺 がある ものが 多 かっ た 俵61
ま
た,
足趾 飯
地タイ プでみ る と, タイフ1
以 ヒの1
呵足
とも
1
オ
以 ヒの浮
き趾 が あ る もの は,
男竹
「’
26
.
0
%
,
女
{
⊥
tt
は33
.
3
%存 在
し,
タ イプ6
は’
t
.
7
% に み ら れ,
全員
女
’
II
「
“t
あ
っ た(
表
7
〕また
.
ゲ力
閉 足位
で は,
無 張 地 す な わ ち浮 き趾
は,
第
5
趾 に,
男性 右
足8
.
0
% 左 足8
,
0
%,
女 性 右 足7
,
5%左
足lL3
%と 自然 閉足 位
に比べ,
か なり
出 現 頻 度 よ減
少 し た 〔表4
,
J)、
、
また,
自然 閉
足位
で み ら れ たts
1
趾
の浮 き
趾 例 や,全
足 趾の浮
きVIH
列 も確
1,
忍 さ れ ず,
ゴ イイ’
的 に 丁 完 全1
.
一
地 や浮
き田
・
の出 現 率
は低 頻 度
であっ たな お
,
イ’
足 位で も 足VrF
接 地 がグ レー
ドP
ない しF
の 不’
匕全
な張
地 を有
す る もの は 男性
で は22
.
〔〕%,
女 竹では352
%い る こ と力 判 明 し.
郭 力閉 足 位
でも
,V
,’
1
.
L
に比べ 女性 に おい て足 趾 接 地 に 問 題 が あるも
の が多か っ た (表
6
考
察
1
.
足 副 接 地 評 価のf
頼性
足 劉 接
地 評 価の枳 者 閲に お け る検 討
かL
啅 門 穿 問 に おい て も
,
ま た 非熟 練 者
と熟 糾
、
者 間
におい ても高
い・
ユ文率
が み ら れ.
評 価の再 現M
が確
認 さ れたし た かっ て
,
接
地 足 墨の判 定 に 初 心者
であっ て も本
計価 法1よ比 較 的 容易
に判 定
が乱 き,
1
:床
の場
やフ ィー
ル ドで の剥
査 に おい も有
用 な 判 定 法 で あ ると思わ れ た34 理学 療 法 学 第33巻 第⊥号 表4
開眼 自然 閉足 位およ び開 眼
努
力 閉足位に おける各
趾の接地Jl
:
彡状の出 現率 (男 性 )n=
50.
ヒ段 :開 眼 自然 閉足 位 ド段 :開 眼努 ノJ閉 足位 弔 位 % 男 性 イメー
ジ 右1趾 右2趾 右3
趾 右4
趾 右5
趾 左1
趾 左2
趾 左3
趾 左4趾 左5趾 Type AType
B
TypeC
Oo
一
○
一0
.
00
,
078
.
074.
022
、
026
.
00
.
0 0.
0 0.
0 0.
0 98.
094
.
0
100
.
O
IOO
.
0
0
.
0
2.
0 0.
0 0.
0 0.
OO.
088.
090
.
02
.
OlO,
0
0.
00.
036、
052
.
018
.
040.
0
O.
00、
076.
068
,
024
.
032.
0
o.
00.
090.
098
,
00
,
02.
0
〔}.
00.
094,
096
.
00.
04.
0
〔}.
00.
092.
e98、
00.
02.
0
0.
00,
054
.
074
.
Ol6.
Ol8.
0
グレー
ドG グ レー
ドP
グ レー
ドF○
O}
一
…
へ 100.
01 〔}0
.
0
0
.
0
0.
0 0.
00
.
0
86.
090
.
0
98
.
O lOO.
0 12.
0 6.
0 2.
0 0.
0 2.
0・
1,
0
0
.
0
0
.
0
80
.
098
.
01 α02
.
OlO
、
00
,
0
46
.
0
98
.
0
90.
O !OO.
08
,
0
2
.
0
2.
0
0
.
0
46
.
0
0
.
0
8
.
0
0.
082
.
096
.
08.
04
、
OlO
.
00
.
0 78.
096
.
016.
〔}4
.
06
.
00
.
0 8e.
098.
Ol2.
02
.
08
.
00.
0 58.
088,
012
.
04
.
030
.
08.
0 表5
開 眼自然 閉 足 位 お よ び開眼努 力 閉足 位における各 趾の接 地 形 状の出現 率 〔女性 )11
=
⊥05
上 段 :開 眼自然 閉 足 位 下 段 :開 眼 努 力 閉 足 位 女 性 イメー
ジ右
1
趾右2趾
右3趾
有4趾
右5趾
左1趾
左2趾
左3趾
左4趾
Type
A
Type BType
C
OO
○
一 1.
90.
950.
049
,
147
.
250、
0
0.
00
.
088
.
7100.
0 0.
90
.
0
0
.
00
、
094
.
393.
42.
86
、
6
0
.
00
.
087
.
792.
55.
77
.
5
0
.
0
3
.
8
0
.
0
0.
0 48,
1 55.
7 55、
7 50.
O ⊥3
、
2
37
.
7
36
.
8
50,
0
単位 :% 左5
趾0
,
00
.
076.
499.
111.
30
.
9 グ レー
ドG
グレー
ドP グ レー
ドF
0
.
00
.
096.
297.
21.
92、
80
.
00
.
084.
095.
37
.
52.
8●
∴
「
F
」
\{
96
.
2100
.
0 2.
80
.
〔}0
.
9
0
.
0
82
.
198.
⊥ 7.
51.
910
.
・
tO
.
0
87、
798.
19.
41
.
92.
90.
0
84.
098.
19.
41
.
96.
60,
0
43.
485.
017
.
97
.
538.
775 94.
310.
0
2
.
8
0.
0 2.
8 0.
0 79.
298.
18
.
51.
9 ⊥2、
30.
0 88.
798.
19.
41.
91.
90,
0
048 ?
讎
ヒ
695 97 1[
Dヒ
89L
α。 αo ” 聡 B 徊語
招 附 篇 賂B
561248131
表
6開眼臼然 閉 足 位と開 眼 努 力 閉足 位に お け る完 全足 趾接地 者の 出 現 率 男 性 n
=
50
女 性 n=
105開眼 白然 閉 足 位
開眼 努 丿J閉 足 位
開 眼
H
然 閉足位開眼
努力
閉足位 完 全 接 地 不完 全接地34
.
〔}%66
,
{〕% 78.
0% 22.
O% 23.
8% 76.
2% 64.
8% 35.
2% 表7開 限自然閉 足位に お ける足 趾接 地タイ プの出現 率
( 〕内は 人数 人数
タイ プ
1
ダ イ ブ2
タ イ プ3
タ イ プ4
タイ プ5
タイプ
6
0
幽
b 501 男 性 女 性 34.
0
%q7
)23
,
8
% (25
) /2
.
0
%(
6)21
.
9
% 〔23}28
.
0
%(
14〕 2LO % (22) 10.
0% 16.
0% (5) (8) 18.
亅% 10.
5% (19) ql) 〔}.
o
% (0
) 4.
7% 〔5)健
ll
成 人におけ る直 立 時の足 趾祐地の実態 352
,
測定 方 法
の妥 当 性多 く
の按 地 足 裏 形状
に関
す る研
究 は,
測 定 方法
が簡
便な
い わゆ るFoot
法
を採
1
」1
してい る こ と 力 彡いが,本
酬究
で採 用
した ピ ド スコー
ノを 用い た 方 法 との羊 異 に つ い て論
じておく必 要 が あ
るピ ドス コ
ー
プは,
本
測定
シス テ ムのうち
,
重 心 動 揺
.ト
を除
い た部 分
で,
平
沢 ,10i が命 名
し,
援
地足 野
を観
察 するため に開
発 し た 機 器 と し て,
広 く
こ の分
野の研 究
に採 用 さ
れてい る機 器
で あ る・
ノ
i
,
Foot
法
は,
足 裏
があ
る時 間
,
測 定 紙 等
に 按 触 し た 最 大 面 を計
測 するも
の で,
いわば測 定
に要
し た 時 閊 に お け る接
地 足畏面
の最 大値
であ
る.
,し
た がっ て,
接
地 足裏 面 積
・
形 状 と も実 際
の梓 地 面 そ
のも
の で は な い、
.
つ ま り,
人の 帚 心は常 に 動揺
して おり,
イ
地足 裏
の 形 状 も体
重 心の動 き に よっ て その形状 を 変 化
させう
るも
の で,
Foot
1
:’
では,
測走 時
「U
]内
に一
IZ
でも接 地 す
れ ば 痕 跡 が 残 り,
その 痕 跡 ま で も謡
Ill
して し まう危 険性
が 大 きい。
し た がっ て,
按 地 足裏
その もの を 評価 す
ると
いう
よ り,
接 地の 痕 跡 を。
1
価
す る方法
といえ
よう
これ に
対
し,
ピ ドス コー
プ は,
ガ ラス盤 に 接 触 したr
地 足裏
そ
のも
のを 工学 的
に画 像 化
し た もの で, 入の重
心の動
き と瞬
日tt
に赱化 す
る接 地 足叟
而 を 正 確に映 し 出 すこと がで きる もの である.
、
この点.
本 研九 において採 用 し た ピ ド スコー
プによる測 定 法
は.
き わ めて 「L
値
な 接 地 足 裏 を 評価
でき
るも
の と思 われ る.
た だ し,
直
立 時の人の接
地 足k
は.
詳細
に み れば常
に動 揺 し,
晦 閊にその形 状 に 微 細な 変 化
がみら
れる こ と か らil.
.
厳 密
に接
地 足底
の 面積
などを計
測す
る場 合
に は.
詳細
な時系 列
の.
視 点 力 弔:要 と なろう
し か し,
本 研 究
の被
験者
の よう
に健 常 な 成 人で,
し かも
,
直 立 時
に昔明 な重 心 動 揺
が み ら れ ない場
合 に は,
定 性
的 に 判定 す
る限り
,
き
わめ て有 川
な 測 定方 法
と 思 わ れる趾 腹
のみが床 面
に按 地 してい る状 態
と思
わ れる.
た だ し,
この場 合
,
槌
趾 な ど屈
筋 緊 張 が 強い 場合 も
あり
,
接
地 圧 につ い て留 意 す
る必要
が あ ろう
.
ま
た.
半 島状
の接
地で は,
足 趾の 屈筋 緊 張
が や や低 ド
してい るも
の と!
fi
察
さ れる、
,
な ぜ な ら,
運動
学的
に は,
足 趾 屈筋 等
が作 用
し た場 合
,
何
足 部の横
アー
チ が わず
か に ヒ昇
し,
基 節 骨
が わず
か に床
而 よ り離 れ るも
の と思
わ れ る か らで ある T2ま た
,
中 間 炉 地 痕 がみ ら れる現象
につ い て は,
艀 験 的
に知
ら れてい る もので.
左節 骨 も
し く は 中節 骨
の・
部
が皮 膚
を介
して床
面 に 拝 地 し てい るも
の と思 わ れるが.
機 能 解剖 学
的 角1
釈 は,
さ ら に [分 な検
討
の余
地 が あ ろう
.
2
)個 体 と しての足 趾 接 地 状 態
の占
i
価
個
々 の足 趾 按 地の 状態
だけ で なく
,
個 体 と して足 趾 接 地の状 態 につ いて 総合 的
にnL価 す
る こと は,
姿
勢 や 足 部機 能
の 計価に繋 が る重 要 な 視 点
と思
わ れ る4
研 究 で は,
浮 き
MIF
の 1唱 現本
数 や,浮
き趾
が1「
[』
足
の みか,
両 足にも出現
してい る か,
な どの出 理パ ター
ン に娼
li
して刀類
,
判 定
する こと を 試 み たた
だ
し,
この場 合
の タ イ プ は,
あ くま
でも操 作 的
な 定 義てあっ て,
各
タ イプの臨 床 的 な意
11未
につ いては.
今 後
の さ ら な る 捌究 を 待
つ 必要
があ
ろ う、
、
本 研
究で試裹
し た タ イプ1
は,
「両 足 す
べ て の足 趾 が,
良 好 な 接 地
を している一
とした本研 究
で は,
タイ プ 1を理 想
の足
趾接
地 状 態 と し て位 置
づけ
る こ とにす
る 以 ド,
タ イプ2
〜
3
は 片 足の み に問
遺があ
るも
の,
タ イ ブ4
以王
は両 足
に浮
き 趾 がみ ら れる とい っ た定 義
を 設定
した。 とく
に タイ プ4
は,
比 較 的多
くの人
で み ら れ る 両 足 ヂ 〕趾の み の浮
き 趾 i−
41 に着
II
したも
の で,
タ イ プ6
は,
人
の直
立姿 勢
の保 持
や 歩f丁など に,
き
わ め て 正要
な役 割 を果
たす
ac
1
VI
[の張 地 状態
に着
II
して分
fH
し
た もの である、
、
3
.
足 趾le
地の 判定法
の妥 当性
⊥)個々 の足 趾接
地の評価
ヒ トの
接
地 足野 を
ピ ドスコー
プによっ て観 察
す る と,
経 験 的 に,
足 趾の接 地 面と足底
の張 地 而
が離
れ て,
あ た か も足MII
一
が 海 に 浮 かぶ島
の よう
に観 察
さ れ る ことが多い(
図3
Type
B
)この
場 右
,
・
般 的
に は,
按 地 面
は,
足 趾の遠 位 趾 節 閲 関 節 よ り 末 梢 に ある末 節 部
の趾 腹
の厂
地 と考
え ら れ る.
一
方,
足 趾 が 足 底1
「1
のヨ
女地而
と離 断
さ れず
に,
足 趾 が 足 底 という
陸 地 か ら’
卜島状
に突 き出
た よ う な 形 状 を 示 すこと も よ く観 察 さ れる (図3Type
C
) さ ら に,
前
述の島
状の足 趾の接
地 す なわち 末 節 部
の接
地 と足 底部
朔 地 との問 に,
わず
か に半 月 状
の接 地 面
がみ られるこ とが しば しば 観 察 さ れ る 〔図3
Type
−9
これ らの足 趾
接
地像
に関
す る機 能 解 剖 学 的 解 釈
は,
以 下の よう
に考
え られ る.
、
.
島
状 に 接 地 してい る 場 合,
屈筋
緊張
が あ 程 度 以 ヒあ,
MP
関 節 伸 展拘
縮 が なく
,
’
t
.
足 趾按 地
のチ
1態
接 地 足 底
・
足 趾境 界 部
につ い て,
第1
趾 に 閃 して はType
C
の半
島状
の形 状
を示 す
タ イ ブ が 他 趾よ り 多く
,
第
.
1
趾の特 徴 と も
いう
べき形 状
とい え よ うこの
点
,
外
反 拇 趾 な どとの 閃,
重
につ いて も.
検 討
す る 必 要 があ
ろう
ま たType
4
の形 状 も
,
第
1
趾
におい ての みご くわずか に観 察
さ れ た だ けで,
他 趾
には薙 認
さ れ な かっ た が, こ の点,
使 用 機 器の特性
や 測定 方 法
な どの条件
に よ り抽 出
[.
一
多少
の差 か 出 るも
の と瓜
わ れ,
そ
の機 能 解 剖 学
的 解釈
は慎
重に検
討 さ れ るべき も
の であ
ろ自然 閉 足 位の 足 趾
接
地につ いて,
今
回の調査
で,
男性
の66
%,
女 性の76
% がタイ
ブ1
以外
を示
し,
いずれ か の足 趾 朔 地 状態
が1
’
分
でな
い こと が判
明 し た と く に.
女性
において不 完4
接
地率
が男性
より高
く なっ て いるこ と か わかっ たな お
,
タイプ6
を 示 したも
のが 全員
女性
であ たこ と か ら,
扨趾
の接 地 不 良
につ い て.
フ ァ ッ シ36 理 学 療 法学 第33巻第1号 ヨ ン性の
高
い履 物
など との 関 係 も 含 めて,
今後
.
多 方面
か らのト分 な 検 討
がな
さ れ るべ き 問 題 と 思 わ れ る。こ こ で
,
浮 き趾
とい う現 象 が な ぜ み ら れるか 概観
し て お き たい ,.
原
田 ]:1 ,内
田 2},
矢作
ら8〕は,
重 心 位 置
の後 退
,
靴
下 や履物
な ど が 関 係 してい る こ と を報 告
してい る、
、
と りわけ,
矢
作 らS)は,
ゆ るい履 物
を履 く
こ とに よっ て,
足趾
が 開 き気 味 に な るのと同時
に,
靴
が脱 げ
たりず
れ たり
し ない よ う に 足 趾 が背 屈 方 向
を向 く
よう
にな
る と述べ ている。
ま た,
KapandjilL
) は,
全趾
が浮
き 趾 の場 合
,長年
の 凹 足 が原 因
してい る と述
べ てい る。ま
た,
足 部 外 科
の分 野 に おい ては,
浮 き 趾
を 「floating
toe
」
と表 現 し,
足 部の外 科 チ 術の重要
な後 遺
症の ひ とつ とし て報
告 してい る1:m41。
これ らの 足 趾の接 地
不 良
が,
人
の直
立姿 勢 制御
に どの よ う な 影 響 を 与 える のか,
今
の とこ ろト分
に検
証 さ れて い る わ け で は ないが,
いく
つか
の興 味深
い報告
が散
見 さ れ る。
矢
作 ら は,
浮 き趾 と腰 痛
および動 的
バラ ン ス との 関 連 につ い て検討
し,
浮
き趾
の改善
と とも
に 腰 痛 も 改善
し,
直
立時
の動 的
バ ラ ンスも向
E
し たこ と を報
告 してい る’
9:1。
つ ま り,
浮
き趾 があ
る場 合
,
重 心
が後 方
に 偏 移 し 腰 部 周 辺の筋に過度
の緊張
や負 担
が か か り, 腰痛
を引
き 起こすのでは ないか と述
べ ている、
、.
ま た,
山 下 ら 15)は,
高齢 者
の足部
・
足 爪の異常
に よ る転 倒
へ の影響
につ い て 論 じ,
足部
や足 爪に異 常
のあ
る高齢 者
は,
そう
で ない高
齢 者
に 比べ,
転 倒 し
やす
い ことを報 告
し てい る。
さ ら に,
平 松
ら15}も
,
地 域 在 住
の高 齢 音
の足裏
の接
地 状 態 と転
倒 につ い て調
査し,
足 裏
の接
地力
が弱
い者
は,
正常 者
に 比べ て転 倒 経 験 者
が多
い こと を報
告 し, 足裏
の接
地力
の 重要性
を述
べ てい る。
これら
の報 告
か ら,
足 趾の接
地状
態 が,
人の健 康
に少
なか ら ぬ影響
を 及 ぼ す因子
の ひ とつ に な りう
る ことは十 分
予想
さ れ る。
とこ ろ で
,
本 研 究
にお
い て.
自然
剛 足位
で足 趾接
地不
良 が確 認
さ れ ても
,
最 大
限努 力
して意図 的
に足 趾
を接 地
さ
せう
る肢 位
,す
な わ ち努力
閉
足位
を と らせると,
浮 き
趾の多 く
は解 消
さ れ,
男 性
の78
.
0
%,
女 性の73
.
6
% は 止常
な 足 趾接
地が認め られた。
つ まり
浮 き 趾自体
が,
可
逆 的
で容 易
に改 善
可能性
の高
い ものなのか,
非
ロ∫逆 的
か を見極
める ことは,
き
わ めて重 要 な 視 点である と思
わ れ る。
こ の点
につ いて も,
今 後 さ ら な る検 討
が 必要
であ
ろう
。
最 後
に,
今 後
,
臨床
の場
に 限 らず 健 康
増 進や高 齢者
の転 倒
予防
などの分 野 に おいて,
接
地足 裏
に着 目
した研 究
がより進
むこ と を期 待
し たい。
とく
に,
足 趾 接 地
の問
題 と直
立姿 勢 制御
との 関連
を,
よ り明 らか に し ていく
必要 が ある と とも
に, これ らの諸問
題の背 景
,
とり
わけ 直
立姿勢
の不良
や履 物 な ど
の生 活
轡慣
や 文 化 的 因 子 との関 連 につ いても
,
詳細
に検 討 を進
めていく
必 要 が あ る と思 わ れ る。
謝 辞
:本研 究 を進
め る に あ た り,
終 始 ご指導
をい た だ いた放 送 大 学 大 学 院 文化 科 学 研 究 科 教 育 瀾 発
プロ グラム宮
ド充
正 教授
に, 心 か ら 謝 意 を表 す
る。
ま た,
快 く測 定
調査
にご協 力
いた だいた埼
玉県
北部
地 域の住 民
の皆 様
,
本 庄 児 玉看 護専
門学 校
,
深 谷 大
里看 護 専 門学 校
の学
生な
ら び に 教 職 員の皆様
,
当
院職 員
な ら びによ し ざ わ内 科
ク リニ ックの皆 様
に深 く感 謝す
る。
さ らに,
測 定 機 器
につ い て縷々ア ドバ イス いた だいたパ テラ研 究 所 釜 中 明 所 長
に深
謝 す る。
な お,
本 研 究
の要 旨
は,
第
39
同H
本 埋 学
療
法 学 術 大 会に て発表
した.
文 献1
)原 田 碩E
:幼 児の 1980年と2000年の 足につ い て一
A
St
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tldy onPhysical
Strucrures
of PrcschQolChitdren
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sFeet comparad bcL“
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37
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