言 て緒 二、農村疲弊と其の救済寛 1、米穀諾絵詞節及び米債上騰集 イ、米穀法の改正 ロ、米穀雫絵詞飾特別食計法の改正 2、製娩菜の統制 3、農民寅塘の囁滅 イ、地租破滅の必要 ロ、義落款育致の補助 4、倍渉整理籠 イ、金銭債務臨時調停法 目 的 調停 の 申立 寛大十三議曾に現はれたる不況野栄概親
第六十三議禽に現はれ上る不況封発根観
松 崎 宴・ 次
︵二五︶ 二五欧洲大鹿後起った恐慌の大風は馳界各国を吹き廻り、馬に個人経病も観民経臍も、購叉国際経済も極度に塵迫
せられ萎縮した。我が開も亦大正九年から恐慌の旋風に見舞はれ、年叫年と経済界は不況の慶を強め、昭和二年
に金融恐慌が起り、同七年に入ってからは経済界各班に育ちて殆んど危機に陥ってしまつたのであつて、経済囲
難の叫びが起って釆たのである。我が固の財政に就て見るも、租税収入を初めとし、官有財産、官発からの収入
は減少したのに反し′て、満洲寄攣の突撃其他臨時緊急事栄辱の焉めに支出を増加したので収支償はす、途に貫
額の赤字を見かに至ったのである。又閣僚に就て見れぼ本年︵昭和塞年︶八月末現在に於て 第入・巻第一鶉 調停委員骨 調停の成立と不成立 ワ∵農村巽債整理組合 三、中小商工発着救済策 イ、商品券の取締 ロ、商染組合の確認 ハ、固定費本の流動化 ︵l︶不動産融資及び損失補償法 ︵2︶産染組合中央金陳特別融通及び損失保詮浩一緒
言 ︵こ六︶ 二六こんな状態であるから、政府ば昭和元年度に四倍七千濁園の剰飴金を擁して居たが年乍之を使ひ込み本年八月 迄には既に一倍六千萬凰の不足を見るに至ったのである。其の詳細は次の如くである。 以上の外に 大戒者詮券 米 穀 証 券 を牽行してゐるのであるから 鹿 の借金を持つてゐる繹である。 第六十三議曾に現はれたる不況封寵概朝 昭和七年八月迄 昭和六年度 昭和五年度 昭和四年度 昭利一二年度 昭和元年度 外 内 計 園 観 債 倍 円 四、九三四、九四則、十三肴、000 ∴三九八、≡00、六ニニて〇二五 大、三三三、二四て七五七、○ニ五 六、五三六、〇九八、八六二、二七五 劇00、000、000、000 劃○こ、八五七、叫〇五、二五〇 円 四七〇、000、000円 仙九〇、000、00〇 九〇、00C、000 ニ仙九、000、00C 六四、000、000 ︵不足︶ 一六〇、000、000 ︵不足︶ ︵二七︶ 二七
︵こ八︶ こ八 第八巻 第 仙 渋 右の如くであるから、我が囲の財政は悲観すべき状態にあると晋はねぼならぬ。特に本年度末迄には非常時匡 救事巽遂行の蔑めに、数億聞の公債を戦行することになつてゐるのであるから、囲債の激増を来し、加ふるに来 年度の磯節も歳入減に不拘歳出の増加は見易いところであるから役々反額の公債を牽行せぬぼ収支の均衡がとれ ぬことになるのであつて、近き将来に於て国債百億伝達し、今にして何等か根本方針を梯立し、之が封策を講じ なけれぼ財政の破綻を爽すであらうとの議論が識者の間に聞かれるのは尤ものことである。 然L玄には我が国の財政問題に就て述べんとするのではないから、此の鮎に閲し重要問題が穫されてゐるに不 拘、之以上に吟味することを止め、不況封第に関する若干の考察に筆を進めることにしやう。 我が国では現今少数の騎民を除いては大部分の閲民が経臍的に因つてゐるのは事嘗である。特に二千八百萬の 農民と、千草ハ百萬の申、小商工発着は殆んど生死の境を坊摸してゐるのであつて、彼等はそれ′ぐ1必死の努力 をなして、此の難関を切りぬけやうとしてゐるけれども、不景気は益々探刻化するのみであつて、前途の光明は 殆んど失はれてしまつたのである。しかし此のま1彼等を見殺しにすろことば、国家存立上から見ても断じて出 奔ぬ研である。彼等を救ふことは叉幾育苗の労働者をも救ふことに鴻なるのである。 そこで﹁農民並に中小商工業者を救ひ、速に不況打開策を許すべし﹂との輿論が起り、単著も、政治家も、嘗 発表も不況の原因を究め、封策を試するに努めたのである。饗際可及的迅速に匡政策を案出し、之が嘗行を固る ことは現下の緊急聞恕である。去る八月二十三白から九月五日迄二週間臨時試食の開かれたことは読者諸君も御
通知の通少であつて、欒躍首相は議包に於て次の如く述べて居られる。即ち﹁諸君、不況困悠の難局に直面し て、農山漁村及び中小商工業老の窮状に封し之が匝激発を諭することは今期試合の使命であります⋮⋮・:固よ少 時局の匡救に適切転る封策を途府サ満てとが現内閣の重要なる任儲の盲ありますから萬難を排して之が達成を 期しっゝあるのであります⋮⋮⋮﹂此の首相の富実に依っても知ることが出来る様に、此度の臨時譲合の中心問 題は農山漁村及び中小商工発着を如何にして匡激すべきやの問題であつて、政府も次に述べる様に時局匡救に関 する諸案を議禽に提出し、之が大部分の協賛を得、その遂行に向つて鼓善の努力を彿ひ目的達成に日夜苦心して ゐるのである。吾久闊民は辣艦首柏の人格と手腕とに信頼L、団民は政府の意の存する虞をよく了解し政府と協 力して、この難局を打開し、︼白も早く彼等を救出し、国民経済を堅賓に磯展せしめ、国民の生活を安定ならし めたいと希望する次第である。筆者は以下臨時議禽で議論の中心となつた諸事項に就て若干の考察を試みるつも りである。 〓 農村渡弊と其の救済策 農村疲弊は一般鮭番界不況の影響計受けてゐることは勿論であるが、農村特有の原因も存するのである。それ 故に農村を救済するには二般経済界を好特せしめることが必要であることは言ふを待たぬ朗であるが、それと同 時に盈村疲弊特有の原因を究め、之を除去する覚を諭することは最も重要にして緊急を要すると思ふのである。 発六十三浪合に現はれたる不況封箆概観 ︵二九︶ 二九
三十数年前の一般国民の生活と冬日のそれと比較すれぼ、其の程度は著るしく向上した。農民も亦然りであ る。又農産掛の生産費の如きも金肥の使用が多くなり、農具・農倉等に封する支出が増加した焉めに多くなつた ゎは常然である。然る せしめ、彼等を経済的窮地に押し込めてしまつたのである。試みに明治≡十三年十月に於ける東京卸安物慣指数 を百とすれぼ昭和七年山月より七月に至る月別指数は次の如くである。 算入∴令 弟一波 然らば農村困窮の原因は何であるか。其の重嬰なるものは次に三射である.。 て農産物の慣格が非常托低落した蔑めに農民の金銀的牧入が激減したること。 二、農民に射する和枕や公課が過登なること。 三、農民の借金が多額に上りたること。 即ち之である。 ︵三〇︶ 三〇
昨年七月の物慣指数米叫六九、小変二二言比し今年七月には菓〓八〇、小変一国九を示すに至り幾分上勝し て釆たけれども、之位の騰貴では農民を救ふ程度ではなく、生糸の如きはニ‡飴年前に比してさへ一〇〇から六 六に暴落してゐるのであつて、昨年七日の七君に比しても侮ほ九の下落である。之等農柴主要産物の値下りは農 民の最も苦痛とする夙である。それ故に主琴農産物の統制を閉り、其の値上策を絆することが肝要である。仮に 米側石について亨六園を値上げすることが出来れば五千萬石忙ついて二億五千萬園乃至三倍園を利することに なり、盤家一戸首り五十園位を利益することが出来るのである。生淋にしても相常慣格を引上げることが出来れ ぼ1製麻家は勿論農奴も大いに救はれることになる。叉間接的には製新工場に働く労働者の貸銀を上げることも 可能となるから、彼等も亦其の利益の一部を享受することを得るのである。殊に現今製麻工場を縮少せるもの、 重く閉鎖するものが甚だ多いのであるが、若し相雷の値上がりを見るに至れぼ、製麻工場の回復は預想され、従 つて多数の発覚者をも救済し得ることは諭する迄もないと思ふ。 今回政府の提案した救済案に依れぼ仙般土木事莫及び農業土木事業が主なるものであるが、其の経費を均分す れば十戸常り約一宇薗の少額笹過ぎぬのであるから、直接この蔑めに農民の救はれる程度は初めて薄いものであ る。後にも述べる様に農民は多額の借金を持って居り、一戸雷り年々約百囲乃至百五十図の利子を支彿はねばな らぬ事情にあるのであるから、二十囲位の匡救費が全部農民の争に落ちるとしても、たいした救済にはならぬの は明である。然るに九月から明年︵昭和八年︶ニ南米迄に二億数千萬固の匡教士木を正常に資すことは極めて困難 第六十三議曾に現はれたる不況封覚概親 ︵ニ二︶ ニ二
第八巻 第 劇 親 ︵三二︶ 三二 である。特に臨鱒試合に出された右の匡救土木費の外、今年度使ひ竣してゐる普通の土木費を合すれぼ、ニ■億囲 の苫額に上るのであるから、之を今年度中に使ふことは殆んど不可能に近い。普通の年に約叫憶凶の土木費があ 梁上をの二・ニ繭が次年度に繰攣亡れてゐる寄賛を知る時は、三倍園の定額を僅々数ヶ月問に滑資することが如 何に困難であるかを想像せざるを得ないのである。勿論政府は地方官應と協力し、全力を遷して事業の途行を固 るであらうL叉園らねばならぬ。それにも不拘薯干の経費は吹年度に繰越されるであらうと考へるのである。著 し強いて之を使ひ果すなれば粗雑なエ寄が行はれ、不正事件を惹起し、利権塵や羽織ゴロの活動が激しくなり、 罷勢携張の薦めに患用される恐れが多分止宿するのである。それ故に此の亘額の土木費の使途については政府雷 局は勿論昏々二股閻民も充分に監成せねぼならぬ。 勿論政府が革覇の経費を以て土木事柴を起さんとしたのは時局匡救の叫助たらしめんとLてゐるのであつて、 他の鋒匡救集と相侠って匡救の貰を奉げんとするのであるから、薗民は此の鮎をよく了解して政府と協力し、国 民自らも更生の道を講じ骨気回復を固らねばならぬ。療鹿骨相を初め内閣諸公が自力更生を詮く果敢あるかなで ある○ − 米穀需給調節及び東低上腐策
イ 米濃淡の改正
日本人にとつて日常生活に汲も関係の撞いの鱒米である。米債高きに央すれぼ消費者が因り、安きに過ぎれば 生産者たる農民が苦しむ。叉米債の欒勤常ならず、而も乱高下を見れば消費者も生産者も共に生活の安定を放ぎ 不安を感ずるのである。而して日本人が内地米を常食物として愛好し、代用品の使園を容易になさぬ上に、米の 生産高が自然的事情の影響を受けることが大きく、年の豊凶に依って著しく其の教盈を異にする薦めに、米の需 給に不調和を来し、従って米債の欒動が激しく、観民の経臍生活上不便を感じたことは吾人の経験した朗であ る。去る大殿八年米傾が暴騰し遂に米騒動の不評濁を起したことは図民の隅姦に今倫ほ竣ってゐる所であらう。 聾者は常時畢校を出た許りの安月給取りであつて、W園に叫升七。八合の米を買って生活した苦しい経験を持っ てゐる。東京や大阪など大都市の労働者階級は生将におぴやかされ、途に騒動を見るに至ったのである。米穀法 は需給の調節米偶の激欒を防止して国民生活を安定ならしめる馬めに、大正十年四月研めて制定せられたのであ る。而して大正十四年≡月及昭和六年三月両度の改兼を経て、今回虞に第三次の改正を見るに至り、之と同時に 米穀法と密接不離の関係を有する米穀需給調箇特別食計怯も改正せられたのである。今立に之等の法律の内容や 沿革又は改正の効果等に就て詳述することは略するが月今回の改正の要旨を述べ、若干の卑見を叙して見やうと 思ふ。 第叫は曹米穀珪第〓條に﹁政府ハ米穀/放免叉ハ市債ヲ嗣箇スル爵必要アリト認ムルトキハ米穀ノ買入﹂資渡 交換、加工叉ハ貯蔵ヲ馬スコ︸ヲ得﹂とありたるに、今回の改正に依り、南條鱒二項として﹁政府ハ米毅ノ買換 第六十三議倉に現はれたる不況封籠概観 ○ニ三︶ 三三
米穀 める焉めに無償交付をなすべきであるとの議論もあつたが、かくの如きは米蔵法の精神に反するとの瑠由で公認 されるに至らなかった。只韮に⋮寸注意して愚かねぼならぬのは、迭文にも明示してゐる様に如何なる米京でも 貸付することが出来るといふのではなくて、買携に代へ貿換の凄果渡を残さんとする米穀に限られてゐるといふ ことである。 ノ 第二は本法施行のHから昭和八年十二月末日に至る迄は、欝閣僚の最低慣格は第五條の規定があるに拘らす米 穀生産費に依り、且つこの生産費は米穀委員合に諮問して之を定めるといふことである。換言すれぼ放低基準厩 格を率勢米債の下値二割としないで生産費に依って之を定めることにしたのである。
参 考 米 穀 法
第四條 政府ガ帝園内二於テ寛二傑ノ規定二依り米穀ノ賢人叉ご筑波ヲ燭スハ米債ガ政府ノ号亦ご/タル最低憫格叉ハ 最高慣格≠紹工低落叉♪臆惑シタル場合二限ル侶シ米穀ノ買換、.貯蔵米穀整理ノ席ニスル壊渡、輸入チ目的−ス ル米穀ノ買入及輸出チ目的−・スル米穀ノ蛍波ノ蓼合二於テハ此ノ限二軍7ズ 前項ノ光侶ハ命令ノ定ムル研こ徒ヒ其ノ指定スル市婁ノ相溶こ依u之チ定ム 第血項ノ買入叉ハ蟹渡ノ慣格ハ時慣二準櫨シテ之チ定メ同項偵蕃ノ藩命チ険クノ列之チ告示ス ︵三四︶ 三四 第八巻 第 ∵渋 ヲ馬サントスル場合二於テ必姿アリト認ムルトキハ命令ノ琵ムル朗−1依工民換二代へ買換ノ焉賛渡ヲ鍔サン†ス ル米穀ヲ道府麻三羽シ貸付スルコトヲ得﹂の一項が加へられたのである。之に依って従釆認められて属なか√ノた の現品貸付 られた澤であつて、蓋し非常時封発としては結構なことである。此の趣旨を二隠豊呼底せし第五條 前條ノ最低慣棉叉ハ最高偶格ハ命令ノ定ムル研こ俵少産二抱グル事項チ基礎トシテ之チ定ム 米穀生産費 家 計 費 米偶指数ノ物慣指数二哉スル割合ノ趨勢二依り箆出シタル償格 此の鮎が今回の試食に於て政府側と政友昏倒と激論を戦はした鮎であつて、前者は率勢米債に依るペしと童張 し、後者は率勢米債の規定を厳し生産費によるのが重富であると強調した。何となれば政府の唱ふるが如く率勢 米偶に依れぼ儀産費さへも得られす従って農家は没落する外はないからである。斯く論じ合って開署共に容易に 車張を譲らず、将に弼者がjE南街突をなして物別れにならんとしたのであるが、逢に第五條の規定を削除せす仙 時之が運用を停止するといふことにして、政府の面目を五て政友禽の主張を貫徹したのである。だから結果から 見ると政府が敗け、政友禽が勝つた形となつたと言ってよい。この政友禽の主張が通ったといふことは頗めて深 い意味を持つものである。何となれば此の規定は将来米穀法運用上重安なる役割を流することになるからであ る。而して率勢米債を米債基準慣格となし、市場に於ける米債がその上下二部の倍巾に達したる時初めて米穀法 の蟄勤を見るに至るとなした昭和六年三月の改正は、常局の詮明する朗に依れぼ生産者と滑費者と両方の立場を 考渡し、何れにも偏せざる様中道を執って率勢米債を算出したものである。然るに今回の改正によつて、消費者 側の利益は殆んど無視されてしまつて、生産者に保護を加へ利益を輿ふる結鼎となり、著るしく農業保護に傾く 第六十三議骨に現はれたる不況封籠概親 ︵三五︶ニー五
右の如く五年虔に於ては雨着の問に四囲七十正銘、六年度に於ては差額は幾分少くなつたけれども相ほ二固八 士ハ鏡の差違がある。調査の方法、基準生産費構成の嬰因等如何にJっ■て年産費は高くもなり、安くもなるので あつて、石常り三園乃至五凰近くも生産費に開きがあるといふことは農家経済に甚大なる影響を及ぼすのは明で ある。それ故佗米叢調査愈は最も常を得た朗の数字を出さねぼならぬのは雷然であり、かくて初めて調査合の使 命をつくすことが出来るのである。 ことになつた繹である。 政友昏倒の言ふ様に米僻を率勢米債を基準として決定しては、生産費さへも得られぬとするなれぼ、ノ遊民を救 ふ焉めには少くとも生産費以上で米を欝らせる様にしなけれぼならぬのは常然である。しかし生産費を幾何と定 、 むべきやは菅際問題としては甚空ハケ敷問題である。法規によれぼ米穀委員禽に諮問して之を定むるといふので あるが、同委員脅は如何なる方法で如何なる金高を以て正常なる生産費なりと決定するか。相普構成ある校閲に ょる調査を見ても、其の高に可成大きい差異を後見するの・である。其の一例を撃げると米−血石雷りの生産費に付 て農林省と静岡農昏との調査を見ても次の如く異つてゐるのである。 昭和五 年度 昭和大卒度 発八巻 発 ﹁鮮 農 林 者 二﹁三五 二〇、血一 円 円 帝 国 農 令 二六、血○ 二三、〇七 業 円 績 四、七五 こ、八六 ︵ニ〓ハ︶ニ〓ハ
第三は楷民地米の内地移入数蕊む統制し、移入畳を月別に平均ならしめる様にしたことであつて、此の目的を 達せんが薦めに朝鮮米及基萬米の買入、資渡、加工又は貯蔵をなし、其の安男憤梅を時偶に準接して定めること にしたのである。古くは米偵は内地米の需給拍係に依って定ハたけたども、今日で咤朝鮮、董醤などの農業が進歩 し米穀の品積も改良せられたので打地米と殆んど欒らない品質の米が生産され、その上生産高も増加して内地に 移入せられる数量が多くなり米債を下押する力が大きくなつて釆た。移入の嬰畢は年に依って同叫ではないが蚊 近は毎年朝鮮米六宵萬石、基濁光二百萬石の移入があつた。枯民地では生塵費が内地よりも安いから内地に移入 すれば利益が多い。その蔑めに朝鮮人は米の消費を節約し、所謂食延べを行って内地移入に努めるのである。欧 馴大戦後此の傾向が強くなり、焉め鱒内地米の慣格を下落せしめる叫勢力となつたのである。そこで農村では枢 民地米の移入を制限せよとの輿論も起った程である。而して農林省で此の輿論に應ぜんとの気配が見えたので枢 民地に猛應と反掛違動が起り遮に農林省は此の反封を押切ることが出来す遂に姿を欒へて今度の新法を制定する ことになつたのである。之に依って内報米の慣格を幾分でも維持することも出来るであらうし叉棺民地の農家を 助けることにもなるであらう。 内地米は生産費を基準として買上げるのに柵民地米は時偶に準機して之を定めるといふこと偲不公平で優ると の議論もある。朝鮮では反富りの負惰繊僅かに七サニ鏡飴、姦濁では警固七十四銭飴、畑五十六餞崩に過ぎぬ 有様で到底内地とは比較にならぬ程安いのである。然るに若し内地米を政府の主張した如くに率勢発憤を基礎と 葦六十三譲合に淵はれたる不況封究概観 ︵三七︶ ≡七
︵ニス︶ ≡八
第八巻 秀一蟹
して買上げれば血石僅かに十七囲九十銭程となり、朝鮮米を時慣で買上げれぼ二石二十二聞、甚濁米は十八囲と なる。かくの如きは内地庖犠牲にして植民地を保鼓することになり、而もあまりに極端なる保護であつて不公平 も甚だしいといふのである。しかし前述した棟忙、内地米も生産費を基準として買上げるといふことになつたの であるから、結局二十∵二圃位で貫上げられること忙なるであらう。斯くなっても何ほ嗣者の問に公平を快く けれども、之位の差は今の婁合認めねばならぬ。 第囚は雷分の間実の輸入税を増減又は免除することを得ることにしたのである。之は米の数能文は市債を調節 せんとの目的による鴻のであつて、嘗際上では朝鮮に於ける莱の大泉稔を入防止して米債を維持せんが馬めであ る。即ち朝鮮農民が貧困に苦められ、米よりも安い釆や甘藷などを代用食として多く用ひ米を少しでも多農に安 出さんと努めるのである。その蔑めに釆が大量に浦洲から朝鮮に輸入されてゐる。かくては政府で米の買上げを やっても、鮮米の市場への出超りは増加するから買上の効果が上らぬ。そこで莱の輸入税を増加Lてその輸入を 阻止し、鮮農に米を多く食はせて買上げの効果を轟著ならしめんとしたのである。 以上が今回の米穀法改正の要鮎であるが、本法運用と不離の関係に立つのが米穀需給綱箇特別愈計法であるの で前者の改正に伴って後者も改正を見るに至ったのである。 口 米穀需給調節特別合計法の改正そも′1米穀法の運周近依って米穀の数量及慣格を嗣箇せんが薦めには相雷多額の資金を要することは勿論で ある。僅少の資金では多量の計上、野接が出来ぬから効果が上らぬのは嘗然である毒して遵何の資金を運用し得 るかは米毅需給調範疇別合計法に定むる朗であつて、本法が大正十年四月制建以来大正十川年二面、昭和凶年凶 月、同六年二万及び七年九月と度々改正されたが、改jEの嬰鮎は資金増額にあつたのである。即ち大正十年膵内 閣時代本法制定常時は二倍園の資金であつた。丁度共常時の大蔵大臣は今の蔵相高橋是清翁であつたが氏は議合 で安い約に買って高い時に費るのだから拭をする様なことはないと言明せらゎた。然るに夢茸は如何。全く反封 である。只大iE十年丈は蔵相の言明通ゆ多少の利益を萄げた。それ以米側度として備けたことはなく紋損鎮きで ぁって年率品﹁千五育苗園の多額に上ってゐるのであつて、かゝる紋拭は濁に開成の負捧を増すのみでなく、資 金の減少は米穀法運用の効果を失はしめる結果となるのである。蔵相の柴新改は全く基切られた。然し仙歩退い て静かに考へれば戯相の考へが如何に餞薄であつたかはすぐわかる尊である。何となれば買入れた米は段々苗く なり質も恵欒L、石減りも生じ、慣梅は下るのが富然であるのみならす貯赦費も必要で訝り、運搬費、人専件費 燻蒸費も支出せねばならぬ。それ故に之等の出費を償ふ以上に米債が騰貴するに非ざれぼ利益の上らぬのも叉自 明である。然るに大正十年以後米債は漸落の傾向を綿けてゐるのであるから飛相の漁期に反して快損園りを見る に至ったのである。かくして政府は年々拭計りしてゐたので資金は減る二万である。然るに農村の苦情は米要員 上の必嬰が益々加って釆た。昭和四年田中内閣の略本法を改正して七千萬閲を増加し二倍七千萬園の資金として 寛六十三議魯元現はれたる不況封集概観 ︵三九︶ 三九
ある。それ故に今は資金も梢潤澤であるけれども、米債の大勢が欒らぬ限り政府は亦々損失を招き資金の快乏を 見るであらう。︼部の論者が米穀法を消費者扱ひにするのは此の鮎からである。しかしもと′∼政府が米穀法を 制定Lたのは、利益を獲待するにいふことは其の精神とする所ではない。米穀の数畳なり慣格なりを調節して国 民生活を安定し、農村の窮状を救ふといふことが現下の主眼となつてゐるわであるから、此の目的さへ充分に達 することが出来るなれば多少の損失があつても図民は之を忍ばなければならぬ。只吾人の望む開成資金の運用を 誤つて損失を大にせぬ様にして欲しいといふことである。換言すれぼ資金の運用に最善を姦し、重要目的を完全 に達してもらひたいといふことであつて、米穀法がかく運用せられることに依って農村救済の賛も奉ること1信 するのである。
2 製錬業の 統制
議院では原案に更正三千萬園を増顧して間借八 第八巻 弟 叫 兢 ︵四〇︶ 四〇 政府は米穀の調節に努めたのである。然るに﹁士族の南野﹂で儲ける朗か引揖いて損をしたので又々資金紋乏にな やんだので昭和六年営口内閣になつてから、更に八千簡閲を増額して資金限度を≡倍音千萬園とした。かく度々 資金を増加したに拘らす、資金は年々減少して、今や調節の効兼をもたらす文の買上げも出来ぬ状態に立至った ので、今回政府は∵躍酬億ぬを癒し州債五千爵の資金となさんとする原案を議倉に提出したのである。然るに衆 千萬夙に 修iEして可決し、貴族院ではこの際点薬む可決したので就て
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る 放 共 こ 資 著 と に 弟六十三譲合忙現はれたる不況封篤概観 ︵四﹂J 四川釆は此の様のエ共に封⊥ても全図的に統制を保ち、無謀の競寧を避け、製品の改良や放資の合理化を固ることは
単に常柴者を利するのみならす、国民査般を稗余するものであると考へるのである。
とは常然とされてゐ第八巻 第 仙 蟹
︵四二︶ 四二之等の不便不利を除去する矯めに製緑葉を割どして流言因り、製麻薬の健全なる硬達を期し、輸出を
盛にし市債の安定を岡らんとの理庸に依って製麻柴準賽む試合に繰出したのである。議禽に於ては相常議論があ
った末、委員附託となり、委員倉で左の希望候件=ちを附して原案を可決ト、九月六日製麻柴放として公布を見るに畢ったのである。
て本法に於て主務大畠が命令を以て定むる事項にして其ル重要なるものは欝輝美関係国慣よりなる民間代表
横開に諮問して其の意見を求められたし。
ニ、本法運用、殊に監督に閲して接政府は偶人の自由を令轟し、斯柴の健全なる自然的牽達を阻寄せざる棟注
意せられたし。
三、本法の施行に依つて蕃音盤民の庄納慶甥に不利不便を廃すが如きことなき棟深き注意を彿はれたし。
今日の我が観の産菜には統制を要するものが甚だ多い。従来あまりに放任された感がある。特に謹要産業に封
して今日の如き不況時代に、政府が積極的に統制をなさんと試みることは誠に意義あること1信するのである。 只 甜菜・電気業・鋳造業等 たが、製麻柴の如き普通の耳業に免 の公益的性質の濃厚な事業に判し 許制度を採用するに至 ては若干の統制 制 が行はれ、免許制度が採用されるこ ったことは注 日に偵する。而し脾3 農民負跨の軽辣
イ 地租軽減の必要 吹虹盈鹿に刻する税親や公課駐鼠く、其の負櫓が盈きに失することは次の事賛に依っても知ることが出来ると 恩ふ。 昭和五年度に於ける農林省の調査に依れば、町一枚益を得か農民、商工発着・官公窄及び礪立発着の約める税 額は、農民が最も多く商工発着之に吹き、官公吏、猫五菜者の順位になつてゐる。傭詳紗は左表を見よ。 之に依って農民が他の職菜箸に比して如何に重税を課せられてゐるかゞわかるのである。此の鮎から見ても農 民の負培が甚だ重く、従って之が経臍的に苦められてゐる一要因をなしてゐることを知ることが由乗るのであ 第六十三議骨に現はれたる不況封発概戟 ︵四ニ〇 四三試することが農民救済の根本策であると論じて居られるのである。思ふに我が租税制度は明治維新時代から地租 に露きを遣いてゐた。而して政府の財瀕を多く之に求めたのであつて、他の産業の幼稚な昔時にあつては止むを 得なかったと考へられる。然るに日清戦邸以後特に日露賊軍以後商工柴の襲展は賓忙目覚ましきものであつて、 世界経済磯展史上特筆すべきものがある。かくして我が有力なる商工発着は今日世界苗場で激烈なる競寧者を相 手に活躍をなし、利益を収むる迄に事柴の伸展をなすことが出来たのである。だから今日では陶家としては地租 の如きは明治維新常時に比して其の重嬰性を失ったものと見なけれぼならぬ。それにも不拘、政府は依然として 農民に重視を課してゐるのは瑠解に苦しむ慶がある。﹁方之を農民から見れぼ勉めて重大なるものであつて彼等 ば之を約める忙及ば叫り1闘将税は一定額以上の所得がか柳れぼ悪臭捌血凰ぐてもよい。然るに盛儀は土地を 有する限り、収入が少くても、仮令牧人が皆無であつても、地租を約める義務がある。尤も時により減免税の特 難が輿へられることはあるけれども、之は寧ろ例外的のことであつて、原則としては土地朗有者は所有地の多少 に不拘地相を納めねばならぬ環状である。之は正義公平の観念から見ても不公平の誹りを免れることは出水な い。さればこそ菅原氏の如き議論が出るのであつて至鹿尤もの次第である。而し今回高橋蔵相が議脅で革明せら れた虚に依れば﹁政府は此の鮎に閲しては何も考へて屈らぬ由であり、従って、この度の橡静の上にも施設の上 の 電飾 ふ 経 べ て の 税 金 の 内 で 、 均 租 州 別 弼 引 r与 例 間 嘲 る0詞詞喝周の如きはこの課税の不公平を簸じ小作料の軽減を詮き、地税の金駿を主張されかくの如き方策を 番人馨 裔 脚 ㌍ ︵四四︶ 四四
にも此の戯庭閲し何等見ることが出来なかったのは遺憾である。筆者は此際地相を全威することは財政上から見 ても、叉他の産発着との均衡から見ても不可能であるとは恩ふけれども、地租を若干軽減することは可能であり 望ましいことであると考べてゐる,。事情斯くの如くであるから賂釆菅原氏の如き議論が再び出ることであらうと 由心ふ七ゐる。 □ 義務教育費の補助 町村経済に於て小堺教育に要する経費が過年を占めてゐることは今立に諭する進もないことであつて、貧弱町 村では教員俸給が完全に支排へぬ現状にあることは、新聞紙上其他で報ぜられてゐる通りであるゥ俸給不彿、俸 給の強制的寄附等が教育上愛ふべき弊審を流すことも想像に難くはない。さればとて懲新町柑では俸給を全額支 彿ふ丈の飴裕がない。高い俸給の教員を誠首して安い俸給の教属ととりかへることも教育上容易に出来ぬ朗であ る。そこで義務教育費全額団鹿負槍となすべしとの主張が出づるのであつて、吾人も亦之を望むものではあるが 同庫の現状から見て、今速佐之を資現することは不可能である。今回膏園議合の協賛を経て公布されるに至った 年から 昭 和 九 年 に 至 利 ふ 迄 も な い 叫 刊 或 百 圃 捌 地 に 陥 つ て ゐ 町 過 ぎ ぬ の で あ る か ら 、 村 落 民 の 負 櫓 を た 市町村立尋常小串校費臨時図庫補助法は町村経済を助くるに幾分の役立ちを見せるであらう。 第六十三強食に現はれたる不況封発概観 ︵四五︶ 四五 尤も本法は昭和七
た 周
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す る も の が 机来
る で あ ら う 。然
る に 三 年 た っ あ る 。 又 或 る議
員 妓 政 府 の 補 助 め る に 依 っ て俸
給 の 高 い 教 員 を 真東は 回 復 し 原 町 村 は 経 済 的 に 困 ら ぬ 楓 割 引 督 引 呵 引 牢 と 定 め た の で あ る と 明 し た 然 ら ば 著 し 軋 相の預期するが如くに≡年たっても景気が回復せぬ場合には、 重に取締を行ひ本法制定の趣旨に反することなき棟努力せねばならぬ。第八巻 第山 野
へ四六︶ 空ハ ぼならぬ。而して此の金額は町村鮭臍困窮の程度、教員数、見蓋数等忙依って通常に分配されるのであるから、 敢愈政策的意味が充分に加味されてゐる詣である。而も此の金が原則として教員俸給資に充てられることに定め られてゐるのば喜ぶべきことである。只賛際問題としては俸給費以外に流用される恐れは十分あると思ふから、 市町村長をして本法馴鹿の意義をよく甥解せしめて他に流周ずることなからしめると共に、監督官應に於ても腋 三年間許りの補助では困る。もつ と多年に亘 もらひたいとの意見も出たが、鳩山文相些二年たてば 引撹いて補助金を支出するつもりかとの質問が出 本法案が議脅 に、伴か笥
矧 融 動 針 後 者 は渕
矧
剰 観 め を せ ん が 馬 め の 借 金 で あ つ て 、 清 輝 利 子ヰ 債 務 盤 琴 寒
農民困窮の叫因として志るべから♪守るは彼等が多額の借金を負ふてゐるといふことである。遊民は紅済的に苦 しくなつたから借金をして二鱒むのが舟1たに相違ない。而し借金したが故に山愴困る様になつたことも串賓であ れ 、 一月 滅 甘 が 九 百 凹 乃 至 千 降 西 側 叙 払 持 つ 加 し 、 。 之 が 賞 め に 々 軽 減 し て 農 弔l可ヨ司の 相 子 を 掛 は ね ば か ら の ぬ の る0 を救出することば最も必姿である。 箱六十三議倉に現はれたる不況対策概槻 の負櫓を増すのみで所得の際因とはならぬのである。既に前 螢上資金として る 浩 ぺr
∵ ∵ ぃ い ∵ ∴ と 、∵ 北 ぶ けぃ ‥ハ㌦ 甚 ∴L
く にも述べた様に現今農民の負債は ︵四七︶ 四七 謝州側ど科せら割 彼 銭 等 は る 債 大 金務 い 臨 に 時 救 調 は 停 も 急 の 目 で 負 倍 う 。 へ 警農 て 民の 負 時調停 整 理 債 差 、 る 金 警 の に サ が 亜 目 賓 的 る で 目 る て こ も 、 と
法
中 案 小 め こ て と 禽 轟音 に TL で に 其 は の 他 あ 本 が る 案 、 の 若 誠 し へ の 之 際 が J句 る 出 釆 れ 著表警富者 ぼ 第八巻 第 剛 渋 ︵四八︶ 四八、研削皇ろ力て−∴ハ・ の諸法律がそれ′−制定資施されて居り、可成よい成績を蓼げてゐることは読者諸費の知られる通りである。
金銭債務臨時調停法は十一箇條及び附則から成ってゐる短い法律であるが粕雷重要なものであると思ふから注
意すべき二、ニ厳に就いて述べて置きたいと思ふっ
家料等に関しても調停委員の手によつて解決 釆ぬ期 救 で あ る 。 か く の 如く ん ば 債
腫者
一 も 亦 債 植 む 取 立 て る こ来 す と と な か
る が
出 解 す 不 利横者 姦で 減額 を蒙
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ら ぬ。 越 然 る に 偵 務 を害する麒ある時は、右の如く事件を裁判にかけないで調停だけで解決することは香ばしい寄である。小作寧議、労働寧議、借地倍
第六十三議曾に現はれたる不況封旋概鶴 尤も銀行、其の他官應 此の様な裁判は出奔ぬのである。の監督を受けて金融党務を取扱ふ者の債棟に付
皆
︵四九︶ 四九 ては、其の乗務の機構 r既に前にも述べた康に農民や中小商工業者は多額の負債忙霊廟宿られ元金は愚か利息さへも支彿へぬ状態に退 かれてゐて、此の優に放任するに於ては彼等は破滅するより外はないのである。叉他方債櫻蕃も倍礁の取立が出 来ないで因つてぁる。そこで裁判桝又は調停委員禽が橋場者と債務者との間に立って双方に互譲妥協の横倉を作 り、双方の言ひ分を充分に悲放し、万に巡り合はせて合理的に調停を行って債務者に判しては負偵を各軍し更生 の退を胸かLめんとし、俵礁者に糾しては憤慨の叫部なりとも取立得る様にし、双方を利せんとする朔に本法の 露の純帥・目的が存するのである。だから本法に依って探謹きるべき債務者ば紙背なる者忙限られてゐる。即ち 炭田目に働いて借金を支彿はんと望んでゐる着でなければならぬのである。健康でありながら仕事もせず怠惰の 日を過してゐる老や、支排能力があるに不拘色々な甥由を触⋮珊につけたれ、支沸へぬ様によそほつて故意に支彿 をなさぬ楳な不誠茸な低務者は、保護する必箪もなく又僅際快推されぬのである。宙ほ本法忙依って高利貸の清 勤をにぶらせる蔀が出飛るのは喜ばしい専である。貧困者が高利貸から生血を絞られてゐる例は少くない。かゝ る璧昆は依務者は本法に依る調停を受け高利貸をして誠妙せしめることは出釆るのであつて、こ紆簸めに牒法 が墟現されることは本法制衰の趣旨に副ふものである。 ち ●︳ 斯く誠蜜なる横路者は本法に依つて保護されるのであるが、只事嘗間鴇としては誠蜜なる債務者とは如何なる 者を指すやといふことを判明し難いのであるから法を運用する上に由難が件ふと思ふのである。 罪八巻 第 山 兢 日H ︵五〇︶ 五〇
それ故に昭和七年七月三十柵日以後に哉生した債務や金額千園以上の債務に就ては、本法の適用を受けること は出来ぬのである。然しながら千囲む超過する債務に付調停の中立を岳す者があつた場合に、裁判所で調停を残 すのが遠雷であると認め且つ相手方に於て異議がなければ那停をなすことが出釆る定めである。叉小作料其他小 作幽係から簸じたるもの、地代、犀賃、其他借地借家関係から生じたものに付ては、それぐ小作調停汝、借地 借家調停法に依るべきであつて、本法の適用を受けぬことになつてゐる。 調停の申立をしても裁判例で事件が性質上調停を為すに適しないと認めた時、及び雷尊者が不常の目的を以て 濫りに調停の申立を馬したと認めた時には、調停の申立は却下されてしまふのである。叉斯くの如き事由のある 時には調停委員愈でも調停せぬことになつてゐるから、申立人は申立に際して注意するを嬰サ為。 調 停 委 員 倉 調停の申立があつた時には、その事件が簡単であれば裁判朗は自ら調停をなすが、多くの場合に於ては調停委 る 調 停 の 申 立 は 債 務 者 調 か 停 で の に ∴ 横 申 t 立 側 か ら で も ・ 出 来 イ る し か し そ の 利 申 立 甜 は 原 則 と し て 左 の 要 件 を 具 備 す 2、金額は千圃を超過せざるもので 第六十三譲合に現はれたる不況封寵概耽 なけれぼな こーこ ︵五劇︶ 五仙
所 る 調 之 禽 員 で 停者 調 が 停 第 首 八 事考 巻 の 。 問 第
識
見の 波 で 仙 膠 立 れ と 不 た 合 時 た人の 成 に 立 は か 中 果 ヾ 、 ら 原 叫 多 定 則 と 数 選 の し 任 條 て 件 本 に 人 され て な 依 が 拇 居 っ つ て 頭 て、 話 せ 合 が 出 つ ねぼ な 事件 が け ら ば ぬ 起 。 ( 鼓 五 に 若 二Y 調 か 停 正 し に 竺 1 は 常な 一 る 成 立 甥 合 し 由 に た が は 裁 の な 、 で く 判 あ て 調停蟄羽があつ宅その日的とする朗禁足地域内に居住する者が協同して負債堅瑠組合を組織し、隣保共助の精神
を似て組合員たる農柴草漁柴草又は林菜箸の負債を整理して彼等の経済的虞生を箇るにかるので参る。而して
組合は此の目的を逢せんが蔑めに左の諸寄柴を行ふ筈である。
1、組合員の負債償還計蓋及経済更生計富の樹立。 2、細合員たる債務者及其の債権者間に於ける負債の金額、和琴、償還期限、償還方法其の他の條件の綬和に は 之 を 要 す る に 金 果 仙 債 銭 務 臨 時 調 停 法 の 制 定 に 依 っ て 横 枠 者 あ も 債 務 者 も 共 に 経 済 的 に 救 は れ る の で あ る か ら 、 曹 人 金餞債務臨時調停法と相並んで農村負債整理をなさしめんとして政府が捉出 3、組合員に関する負債堅珂資金の貸付。 4、以上掲ぐる朋の外観合員の負債尊理に必要なる番柴。 第六十≡議骨に現はれたる不況封篤概親 関する協定の斡旋。 した重要港案に奥村負債亀理組合 ︵五三︶ 五≡等之である。 而して糾合員は組合の負債償還の蒜に充てる馬めに積立金を醇出しなければならぬ。若し糾合が組合財産を 以てLでも、債務を完僻することが出碑ぬ場合忙は組合員全点が連帯無限恵任を負ふ 債扮を返摂する雷めに多額の資金恕要するのは勿論であるから、糾合自ら資金の調達に努めるのは勿論であをが 必要に應じて閑寂又は公共囲醒から低利且つ長期の負低量弼資金の供給を受け得ることは後藤農相が本案提出理 由を説明せる中に言明する朗である。本組合は全く負債を整理するといふ特殊の目的の篤めに組織されるもので あるからして、政府が横磯的に低利資金を貸興するのみならす、登鋲税・所得稗・菅栄収益税等の免除の特樵を附 粗ハして之を保護してゐるのである。 本法案は右の如く現下の時局匡激発の咄つとして重要使命を以て提案されたものであり、叉賓際上に於て之が 議倉の協賛を経て法律となり、其の施行を見るに至れば、金鏡債務臨時調停法と相侠って相雷の効果を貌げるこ とが出来ると確信するものである。勿論糾合の中心となる理事や監事が其の職安を果し、糾合の蔑めに献心的努 力をなすや否やは組合の成績を蓼げるや否やに重大なる開係を持ってぁるのであるから、之等響貝の選定には深 甚の︰托意を沸はねばならぬのは勿論、法も彼等の重安に鑑み、理事又は監事は如何なる名義む以てするを間はす 組合の事柴の範囲外に於て貸称をなし、又は授横取引の馬めに組合財産を成分することを禁じて切るのであつて 窮し禁を破れば山年以下の懲役、莞は禁釧又は干潮以下の罰求に艇する筈である。偽ほ﹂つ強調したいのは此際 節八怨 第 血 流 ︵五囲︶ 五四
政府が思切って多額の資金む融通するに非ざれぼ組合の成績ば馨らぬといふことである。前記した様に目下農村 の負債は五十憶乃垂七十億凶の宜毅に達してゐるのであるから、之を整理さす蔑めには三億や五億の融資をした 朗で全く焼石に水で診つて着るしく勧兼の参らぬのは明かである。少くとも十億位の融通をしなけれぼ港は出奔 ても嘗効がないで盈らう㌣然るに政府は大蔵省の預金部の余を融資の日常とLてゐる棟であるが預金部も各方研 から融通を望まれ資金の減少してゐる今日、負債恕癒細谷にまさで多額の融通は困難と見なければならぬから此 鮎について攣讃は恨令本法案が議命を通過しても辣期の効Ll−孤を騎げることは六ケ敷くはないかと考へてゐる次第 である。 が兎も角政府雷局が誠忠を以て凍法案を投出したといふことには敬意を排ふ慣値はあると思ふ。然るに永第一 慶衆議院に提出されるや議場沸騰し、政友昏倒の主張に依って原案に大修正を加へ衆議院を通過せしめるに至つ た。其の経過の詳細は紙面の都合上之を述べることを略するが、要は政友命側が負債各班組合中央金庫の改暦を 附加した専である。然るに修正可決せられた案を貴族院では反劉をなし、政友愈修正案の修正部分を各部削除し 政府案に戻して可決したのである。貴族院で反封した理由の常鮎は今、﹁直ぐに政友禽の主張する棟に負債黎瑠組 合中央金庫を作る必姿がない。之なくとも組合の目的を達することが班釆るのであるから、そんな飴計なものを 作るに及ばぬのである。著し汝律を運用して見て之がなければ目的が達成し得ぬといふことであれば、その時に なつて之を設竃するも決して遅くはない。それ迄に充分に研究してみるがよい。﹂と詮く政府の立場に賛意を表し 籍六十三議倉に覗はれたる不況封集概親 ︵五五︶ 五五 、頚
第八巻 第 酬 戟 ︵五大︶ 鼠六 たまでゞある。かくなつて承知の出釆ぬのは政友愈であるのは言ふ迄もなく、問題は愈々紛糾するに至り、遮に 開院協議愈を開いて審議を進めるに至ったのであるが、甲論乙駁の有様でどうしても意見が一致せぬので、更に 貴族院側からは斯波男侍・小松詭女郎・馬場鋲−の≡氏、衆議院例から島田俊雄・森略・山崎達之師の≡氏が選出さ れて小委員令を細緻して討議を富ねたけれども、相欒らす安協瓢を見出すに至らなかったので物別れとなり、再 び問題を両院協議愈に移し、採決の結凝十封九で衆議院修軍英を可決し、政友禽が凱歌をあげることになつたα である。然るに本案が貴族院へ廻附され審議の結果鼓で否決されてしまつたから結局本童は不成立に経ってしま ったのである。筆者は公平なる立場から見て農村負債婁瀾組合旗案が法律として生れ出でなかったことを甚だ遺 憾に恩ふのである。既に頗詮せる様に盛付は負債の雷贋に耐え兼ねて終に壊滅せんとしてゐるのであるから、多 少の紋鮎はあるにしても、兎も角案を通過せしめて幾分なりとも農村の負債を奄現してやることが急診中の急務 であると信するのである。若し後日法に紋鮎を牽見するなれば速に改申すればよいではないか。か1る緊急にし て護単なる問題を取扱ふ婁今には何れの政眞でも雅泉を示し五に秦張を譲り合つて英を通過せしめ、囲民の車幅 を周らねぼならぬものである。政治家偶人としても政姦としても、決して小我にとらはれることなく国家閥民の 大局を眺め、大我について笥を蕃虚してもらいたいものである。蟹寄は農村の負債が現在の如く王額に上り、牧 人が極度に減少してゐる限り、此の種の組合は是非共必要であると信するのである。農村が負債わ薦めにこ1迄 逐ひ詰められてゐるのであるから、到掩蓋民偶人の力では負債の各班は困難である?どうトても組合を作り園倍
の力で資金を調達して負債を整理することが絶封に必要であると思ふ。それ故に次に試合に於て政府側からか政
義痴からか再び同じ様な案が提出されるであ.らうと思ふし、叉是非共提出して今度こそは法律にしてもらいたいと熱望して止まぬのである。
三 中叫商工業老親漬菜
農民と共に生死の境にさまよつてゐるのは中小商工業恵で雪。剥倒劉州劉、忍慧謂厨迫、劃刑劉
等々は現今不況の中に活路を見出さんともがいてゐる彼等にはあまりにも堪へ難き翼塵である。彼等を匡激する
ことは盤民を救助するのと同じ意味で必要である。左に中小警業者匡激発として試合で論逆られた重要問題に
つき共の要所を述べることにする。
イ 商品券の取締
小繋葉音が百貨店の磯展と、地方への進出とに依って、蕾められてゐることは否定し難い専管である。如何に
すれぼ小野業者が百貨店把封抗し得るやといふ問題は多年小繋柴者壷軍政捨象等の研究し釆つた問題である。
恩引出川引金l し議禽開催と共に運動を開始した。 第六十三譲合に現はれたる不況封究概鶴 ︵五七︶ 五七 へ送などが其の原因であることがわかつたのゼ、J之等の諸鮎を厳除或は緩和することが肝要であるとの考へから剖欄 瑠の準備をすしめてみたのである。百貨店の磯達、地方への進出、支店出張所の新設等は消費側から見れ ぼ便利でもあり、利益でもあるから大いに歓迎せられるのであ畠が、1しかし〓皮小繋業者の窮状を知り、彼等を 救ふことばやがて問民総統の健全なる教連を圃り、配付秩序を保持することにもなることを知れば、百貨店をお さへ、小繋業者を保証敢擁することの必要を認めるのである。か1る観鮎からすれぼ百貨店の利益を犠牲にして も小安来者を助けんとする首貸店法の制定は空吏しい署に造ひない。然るに百貨店側では商工省の意向を知り、 若し百貨店法が制定され1ぼ彼等に甚だしく不利を来すので其の勤策をねり、先づ政府嘗局に向、つて百貨店法案 を試合に提出せざる様に欺厩した。それと同時に百貨店側に於ても政府の要望する朗を聞いて之が嘗行すること こ空準草笛に瀞ても、かねてから百貨店が小繋業者を嘩迫する原因忙つレて嗣奔研焼をLてゐたのであつて其 の結兼行貸店が イ、南口朋券を敢行すること守 P、支店出張所を新設横取すること。 ♪、地方へ出張販要すること。 ニ、圃政策によつて兼褒を行ふこと。 ホヽ過度のサービスをすること。 第 入谷 発 仙 携 ︵五入︶ 五入
′ 〆
人
中止したのである。古墳店側の整明せる朗む記せば次の如くである。 を約し、併せて天下に饗明することにト驚政射で艮日賓店側の詮く夙を諒とし、今回の譲合には該洪案提出を ﹁現下の探刻なる不況に常り百貨店啓菜も亦甚大なる影響を蒙り経常容易ならざるものあらと雅も日下表小 繋柴界の賀状に鑑み幌重協議の結果左に列蓼する事項町野符すべきこと.敬協定す。 て出眼栗出は之を行はぎることゝす。 /八、商業組合法制定ありねる時は、百貨店業組合を設立し法規に依る統制を行ふことゝす。 二、商品券忙就ては首局の指図により供託等速常なる摺婁を講すること1す。 ≡、支店分店の新設は常分の内之を行はぎるものとす。但し日下建設準鹿中のものについては、之を商工省へ 具申し誠承を受くるものとす。 四、、所謂粗政策の加き鹿茸方法を探らざることゝす。 五、過雷なるサーヴィスによる顧客誘致の方法を探らざることゝす。 六、無料配達院域は墾求に於ては敢近之を整理鮪少せり。閲酉正於ても九月一日より之を縮少す。 七、毎月仙舜にご盲の休業を行ふこと1す。但し中元、歳暮を除く。しかし商工省は商品券だけは此の際厳雷に取締る繋があるとなして、商品券取締法案を議禽に掟出し協賛を紅
本協定 発六十三議脅に現はれたる不況封策概朝 の蜜施は昭和七年十月叫日とす。 ︵五九︶ 鼠九九 瞭 月 に 第 入 谷 れ L て 第 脚 携 ら れ る に至 中 っ た 。 本 法 の 目 的 は 二 つ あ る 。 際 中 島 商 相
の
(六〇) 六〇 、 輿コ嘲」爛 被らしめた蜜例に鑑み、 著の安倍に閲Lて何等の法制も存せざる結果、 制定し、商品券磯行者をして供託をなさしむると共に、 府の原案では供託額は商品券畿行頑のこ呑の叫で飴経費行者把有利になつてゐたのであるが、衆議院で二分のヤ に修正したことは、磯行者の茸任を保詮させるといふ意味から冨つても、文中小南発着を保護するといふ趣旨か ら見てもよいことであると信する。本法が商品券朗有者を保護する事項は第二備に規定せらる1朗であつて、商 る 之 れ 本案
提
出 の 理 由 で あ る 。」 て 茸任 を保
誇 せ し め る こ と が なか つ た こと は 、 大 臣 の詮
明 を 聞 く迄
も な く吾
る 。故 に 此 の 際 是 等 の 中 小 商 発 着 の 挽 紬 別割
別
倒
融叫 融叫利
劉
m川 百貨店 る ことになつたのである。 の如き大商店は之に依って多大の利益を収めてゐ 商品券畿行者尤も商品券敬行額が命令の定める額を超過せぬ時に
の烹任を保詮せ 畿行者の破産 しめることがぇ 其の費行に就て る。此の鮎が中小商業者の又は螢莫停止に際して商品券朗覇者に不測
必要と認めたのである。依って新に法律を 必野なる取締を致さんとするのである。 は、供託の要は競寧上坂も苦痛とする朗であ
の損害を品芳所有者は商品忍の引換未済金顧を限度とLて蛮行者の供託物妃付き他の債横着軋嚢って桝臍を受ける権利が 輿へられてゐるのである。 本法に依っては中小三貴業者が百貨店との兢寧上幾分有利となつたことは事賛である。離しながら中小商発着 側から見れば、斯くの如き讐皿約数例融か甚だしい不満計抱いてゐると想像するのである。何となれぼ彼等は百 貨店に勤して特別税の新設、商品券畿行、禍政策による濫寧地方出張竪琴青史店の新設∵琴居椚張閉新設︵計意 中のものも含む︶等の紙料禁止、同菜糾合に加入等の諸事項を含む百貸店法の制定を嬰衰してゐるからである。 商品券取締法といひ、百貨店側の牽明書といひ、何れも中小南米者を満足せLめるに足らぬものであることは明 かである。而して眞に彼等を保護せんとするなれぼ彼等の考へてゐる様な内容を持つ法律を作ることが必要であ る。恐らく滞釆も同じ様な問題が起り商工省も更に進んだ法制確立に努力せねばならぬ情勢となるであらう。
田 商業組合の確認
現今中小商業者が極度に疲弊困窮してゐるのは二仰讐檻潜界不況の影響に依ることば諭する迄もないことである が、それ以外にも亦原因を求めることが出頻る。即ち中小商業自鰭の糾織の上にも、経常の上にも紋鮎がある。 叉あまりにも多くの歯糞者が存在し、而も彼等の問に何等の統制もなく、無謀なる競寧をなし、金融梗塞を有閑 する遣を知らず、焉めに常盤上の不安の絶へることなく、途に破滅の道を辿る様になつて釆たのである。それ故 第六十三議倉に硯はれたる不況封菓概親 ︵六∵︶ ヰ二解八容 葦 仙 班 ︵大二︶ 六こ た政府に於ても彼等に低利資金を貸典して金融上の利便を興へ、其の他の施設にも努力を彿ひつ1あるのである が、元の際彼等をして軸渕測創を紺細せしめ、驚固なる統制の許にありて無謀の競争を避けしめると共に、共同 施設を完備して之を利用せしめ併せて紺合を餞嘲機関ともなして資金軸晋容易にして、彼等を救ひ自力更生を 等 ぬ 固 二 ら し め ん 矯 め 組 がに耐刻創渕 が の 定 制 定 さ れ た の で あ る 。 合 糾 員 、 の 之 常 が を以て生れるものであるから目 弟 達 匪 的 す 開 達 る 伊 成 蔑 る共 に め は 故 に 同 可 に 必 施 相 そ 嬰 設 多 の な 〓 る 郡 施 方南 の は 設 利 組 別 合 尉 員 行 が 洒 頂 ね は ぃい 楷 ば る す な べ 桝 ら れ
来るのである。 叉商業組合及び商業組合聯合禽が相集つて商葵組合聯合倉を設立することも出水る。本禽は糾合貝たる商菜組 合及び商業組合聯合愈の共同の目的を達せんが薦めに設けられるのであつて張力なる困鰐である。その活動如何 は直接組合員たる腐紫紺合、商柴組合聯合食に甚大なる影響を及ぼすのみで琴\、糾合を組織する各商人にも開 係する鹿が多いのであるから、理事や監事の選任に常り慣蒐なる態度をとらねばならぬし、之が監督官磨の指導 監督にも繋思せぬばならぬのである。商葉組合の場合にあつても、聯合禽の婁合にあつても、珊事や監事の良否 は組今聯合禽の盛衰に至大の関係を弔してゐるのであるかも選任されたる以上はそれ′ぐよ望寧を毒して其の箕 を会うすべきである。 思ふ忙本法制衰k依って中小歯糞者の受ける利益は決して少くない。即ち組合忙加入すれぽ商品の仕入が安偵 となり、商品の保管・運掠等忙ついても共同施設を利用することが出来るのみならず、離合統制の詐にありて競 争を綬和することが出来るから、経費を省き得るのである。その他営業上指導を受け、研筑調査の結果を利用し 得るの外、資金の融通が柴に出来る便益は非常なものである。しかし鼓に考ふべきことは組合員の大部分は資金 鱒窮してゐるのであるから、組合化預金するものは少いであらう。叉組合資金もさして多軸には上るまい。之等 の金額を以てしては到底組合員の資金常夏に封して浦足に應やることの出来ぬのは明かである。されば組合は政 府に低利資金の融通を仰がねぼならぬことになる。然る場合政商が児ひ切つて多額の融通をすることが望ましい 第六十三譲合に現はれたる不況対策概覿 二ハ三︶ 六三 .適
看いが る 第八巻 第 仙 裁 ︵六四︶ 六四
のである。然らざれぼ組合員の資金難は救はれないであらう。叉他面政府雷局に望む僻は更生の見込のない糾合
や、資金回収の出来ない様な不良貸付の整理に経るが如きことのない様心懸けて叢ひたいものである。
ハ 固定資本の流動化
川 不動産融資及び損失補償法
農業者も商工発着も資金の快乏に青んでゐることは否定し難い事資であつて、之が矯めに思ふ機に活動も山楽
す、借金の塾埋も出来なぃ・で経済的暗黒のせ界忙追ひつめられてしまつたのである。されば通貨の供給を園蒲忙
すると同時に固定した資本の流動化を採るとuふことが急務である。政府は故に日本銀行の保詮準備費行空値二千萬聞から表十億園に珠張し、従釆の保詮準備費行税叫分二度在宅を厳し、新に納付金御慶を探用し、更に
限外俊行枕を五分から三分に下げて通貨の供給を潤淫ならしめんとした。蓋し之は時宜に通した不況封策であ
る。更に此の際叫歩を進めて金融校閲の内部に於て既に不動産に固定した資金を流動化して其の活動を盛ならし
めることは金融磯闘そのものを吏生せしめると同時に、之を利用する人々をも救僻する所以ともなるのである。
間に瓦億不動産融資及損失補償法は蜜に此の趣旨から制定されたのである。
園の低利資金を融資銀行︵日本勧業銀行。農工銀行・北極遣拓殖銀行︶に融通する預定であつて、本年度差 大蔵大臣の言明する厳に依れば、爾後三ケ年を細るのである。而して融資銀行が受けた損失額を決定するに雷り公正を保つ蔑めに、之を不動産融資損失審査 ︳■tlt■ 禽にかけて定めることになつてゐる。文政府が融資銀行に文殊ふべき補償は現金を以てなしうるは言ふ迄もない ととであるが、場合に依っては囲俵謹弁を以てすることも出来るのであつて、この場合には図債謹弁の時慣を蓼
思ふに本法の制定に依って直接利益を受けるのは不動産貸付に資金を固定してしまつて貸付金の何故が殆んど
不可能となつてゐる上に、預金者からは盛に取付を受けて因ってゐる銀行などであらう。か1る銀行は自己の不動産なり或は不動産抵雷附債橙なりを揖保として融資銀行から現金の融通を受けて数理をなすことが出来るもの
が多からうと思ふのである。又不動産を抵苗として借入をなしてゐる債務者に勤し矧矧﹂mり焉めの貸付をなす環めにも融資を受けることが出釆るのであるから、此の場合には債務者たる個人が直接利便を受けることになる。仮
酌して大蔵大臣が交付償格を決定する筈である。 通をなした馬めに損失を受けた時は、本法に依れば融資銀行は、或る銀行から不動産又は不動産祇常附債樺を塘伽として貸付針受けたいとの誹求の
あつた場合、又は或る銀行から不動産を観厨として借入れをなして居る債務者が其の情務を桝辞する焉めに雷該
不動産を据倣として貸付を受けたいとの請求のあつた場合に、著しそれが金融の疎池を観る焉めに必要であると
認めた時は常儲銀行又は其の債務者に封し資金の融通をなすことが出来るのである。翻して融資銀行がか1る融 法施行の日から三 発六十三議骨に現ほれたる不祝封策施醜 ケ年に限られ、其の融通の期限は本法施行の日か 政街は融資銀行に封して一倍園を限り損失を補償する契約を締結すること 鏑ほ三責したいのは融資銀行が右の ら十五年を超えることが出来ぬ規建で ○ハ五︶ 六五 如き融資をなし得 るのは本 ある。令 前 農村郡 の て 場 市 合 に 一 に 於 於 け て る も 休 小 銀 な どが 石 格 ら 救 は れ る と い ふこ と は る 、・ 損英 間 補 接 償 に 法 は 信 雷該 用 有 組 銀 合 行 聯 に 倉 関 愈 が 係 を を あ 持 り つ 、 個 此 人 の な 雨 り 着 困 の 鰹 中 な