• 検索結果がありません。

アトピー性皮膚炎と居住環境の関連について―医師の検診による調査とアンケートによる調査との比較―

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "アトピー性皮膚炎と居住環境の関連について―医師の検診による調査とアンケートによる調査との比較―"

Copied!
12
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成8年12月15日 第43巻 日本公衛誌 第12号 1033

アトピー性皮膚炎と居住環境の関連について

―医師の検診による調査とアンケートによる調査との比較―

木村

有子

金沢

善智

木田

和幸

三田

禮造

西沢

義子

橋本

 青森県弘前市およびその近郊の小学校の児童1,725人に対し,日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎(以下 AD)の診断基準に従って医師が検診をし,居住環境およびアレルギー疾患に関するアンケート調査を行っ た。さらに,ダニ抗原に対するスクラッチテストを523人に,パッチテストを240人に行ったところ,以下の 結果が得られた。 1. 医師の検診でADと診断された児童の頻度は12.9%であった。 2. アンケート調査でADと回答した児童の頻度は12.8%で,医師の検診でADと診断された児童の頻度 と差はみられなかった。しかし,両群間で一致していた児童は約半数であった。 3. ADの発症を促す居住環境要因として,検診でADと診断された児童では,カビや水漏れのあった住 居があげられ,アンケート調査でADと回答した児童は,築後0-20年の住居であり,両群間で異な った。 4. アレルギー検査の結果,築後0-20年の住宅に住んでいる児童は,パッチテストの陽性率が高かった。  よって,以下のことが考えられた。  ADの発症要因を調査したところ,調査方法により異なる結果が得られた。結果の信頼性を高めるために は,医師による検診を行うことが望ましいと思われる。  また,居住環境の調査およびアレルギー検査の結果から,ADの発症要因に,築後O-20年の住居および カビや水漏れのあった住居があげられた。20年以前に比べ,住宅は気密化され,室内の湿度が上昇し,カビ やダニの発生が促されており,アレルゲンであるダニが増加したことが,ADの発生に影響を与えていると 考えられた。 Key words : アトピー性皮膚炎,居住環境,検診,アンケート調査

(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)
(12)

参照

関連したドキュメント

○ (公社)日本医師会に委託し、次のような取組等を実施 女性医師の就業等に係る実情把握調査の実施 (平成21年度~28年度 延べ

■詳細については、『環境物品等 の調達に関する基本方針(平成 31年2月)』(P95~96)を参照する こと。

対象自治体 包括外部監査対象団体(252 条の (6 第 1 項) 所定の監査   について、監査委員の監査に

■詳細については、『環境物品等 の調達に関する基本方針(平成 27年2月)』(P90~91)を参照する こと。

■詳細については、『環境物品等 の調達に関する基本方針(平成 30年2月)』(P93~94)を参照する こと。

本報告書は、日本財団の 2016

本報告書は、日本財団の 2015

(平成 29 年度)と推計され ているが、農林水産省の調査 報告 15 によると、フードバン ク 76 団体の食品取扱量の合 計は 2,850 トン(平成