特集・核 融 合
核
合の最近の動向と日立の役割
Current
Status
of
Fusion
Reactor
and
Htachi′s
Role
柁「紙子ナ研究開発は,克之近急嬢に進展し,特に,トカマク雪■三根融fナ実験装置では,数 年以内に臨界プラズマを実現する段ド皆にあり、哀王に,l司巧■壬による将来のエネルギー 上牧Jliしを目指した核融でナ仰の検討も始まっている。他方,優れた特徴をもつ非トカマ クさ王■!などの研究開発も]走行して精力的に進められ,目′党ましい成果を挙げている。 L卜立製作所は,核融合実験装置の技術開発を始めて既に約20年を経過し,我が国 の核融合研究開発の進展とともに与レんできたが,この間に,我が国の代表的核融ナナ ′実験装置の大部分を納入Lてきた。これらの経験を過して,核融†ナの拉近の垂帥口を 概観するとともに,日_立の役て別について述べる() q 緒 言 核融合・が,人類に役立つエネルギー資†原となり悶ることを 科学rlて小二実証するため,種々の核融合制御方式が研究開発さ れている。これらは,211世紀初頭の一夫洞化を目指して,政J仔 関係の多数の機関により,長期的腱望のもとに推進されてい る。.呪在は,臨界プラズマの兆態を物理自勺に一夫証する最終段 ド皆にあり,並行Lて,ニ将来のエネルギー¶J杖出しを口指して, 核融合炉の1二学的検討も始まっている。. 本論 ̄丈では,日立製作所に関連深いものを中心に,核融fナ 研究の茸を近の動】Fl】を概観するとともに,その中での臼+工の主 要な役語りについて紹介する。 臣l
核融合研究の動向
核融ナナ†文才芯のf別御ノブ式には多くグ)締約があり,各々三拝仇を もっている。これらの分根については.貴隻つかの解.さ妃がなき れているが,表1にJj;げfをと形北からふた分蒼白例を示す。+別御 柁融√ナは,磁場閉込めと一旧作閉込・ダ)の2ノブニ和二人別される.⊃ 磁場聞込め方∫いま,砧f7-.し,■il了i辞さ性のプラズマを磁こプJ綿で形 成きれる磁1t谷汁註IJ小二閉じ込めるノ∴ぺであl),F凋放端系(オ ープン系)と閉端系(トーラス系卜とに分けられる。ri古川丈さ瑞系 は,磁1t谷詩話を形成する磁力線が閉じず邦Iiがl与盲小、ており,ミ ラー,カスプなどがある。閉端i系は,磁ノJ維で形成される磁 1-も谷音詩がドーナツ状に閉じた形にな/ノている。この間端系に は,軸対称系のトカマク,非軸対称系のステラレーク,へり オトロン,、ンニ休石蕗気軸トー1ラスなどがある.。また,ミラーを ドーナツ状に連結したバンビーートーーーラスなどがある。 伯′l-さ王三間込めは,レーザや電- ̄r・ビ【ムで瞬間的に高結しフしラズ マを作り,高宮J空に爆縦し,ごく如時間の′l即■生でプラズマを 閉じ込める ̄ノブ式である。) 以 ̄卜,現在多くの研究が推進されている磁場閉込め方式の それぞれの特徴について的中に触れる。(1)開放端系
磁場閉込め ̄方式のうち,開放端系は二l二学的構造が簡単であ るため,納期の段帽・では,この開放端系の装置が多くつく ∫) れた。しかし、開放端系には端からの枇十才員大の問題があ り,研究の主流は閉端系に柏ったく,最近になって,帽子ナミラ 【や開放磁乞 ̄毛端に岳周i岐電場を印加して、プラズマを封じ込 める ̄方式などの研究がj生み,江口されている。(2)閉端
系 ∪.D.C.る21.039.る岸野龍夫*
笠原達雄**加沢義彰**
庄山悦彦**
mg5〟0 ∬gざん∫れO mJg以0 〟α5〟力αγd y()5ん∼αたJ〟αヱα即-α E′5祉ん/たo Sy∂yαmα 軸対称系のトカマク彗■斗トーラス装置が,硯/L 実用的な核 融合炉への最知足巨離にあることは,世界各1可プ〔過の認識とな っている。非軸対称糸のステラレ【タ,ヘリオトロン,在仏 磁1て軸トーラスなどは,トカマクにない特徴をもっており, その特徴の確認と,それを活用した実用上の利点を求めて、 多くの研究が進められている。(3)バンヒート=ラスなど
バンビ【トーラスは,開放端系のミラーをドーナ、ソニ伏に連結 Lた椛造となっておl)、ミラーの間接一たである上端かご〕の約J'一 寸王iプこを岨避できる可了氾作をもつ装置として注臼されている′‥. 6】核融合実験装置の動向
図】は,一件界の代表「l勺な閉端系卜【ラス装讃の規校の推棺 を表わしたものである√。同l』から分かるように,核融ナナ実験装 置の規悦は年々大形化Lている。硯 ̄作,トカマクでは臨界プラ ス、マのノ丈硯を[1指Lた人プモ■壬袋帯とLて,我が【 ̄fミ1では--JT-60'、 (臨界プラズマ一言∫し験装帯),米1玉lでは いTFTR'■(TokamakFusion Test Reactor),EC(ヨーロッパ共Ii了J休)では
▲-JET‥(Joint European Torus)などをノ埋設11である。
(1)軸対称系(トカマク) `-JT-60…は,臨界プラス■マの兆態を物f剛勺に′夫加三する始終 f貨椚グり三験巷さ工;ぎ主として,日本原J′一力研イ究I叶で雄一没小である′〕 【トンニ製作I叶は∴`JT-60'【の本体などをノ安江して既に2斗1を維 過L,現在、そのすべての柑主成要素について2出作が進行中で ある1)。規校,性能共に,従来と比べて大きく飛椛した装[程 となっている。 `-JFT-2''は,日本J武一「・力研究所で昭ネロ47年4月に完成L, その後の核F娘ナナ桝究開発の‥桂盤の-・つとなった装置であるしノ トロイデル磁場コイル増力による実験の終了後,拉新の研究 を行なうための改造がなされた2)。日 ̄在∫製作所は,当初より, 本体,電i原,制御系などを納入したが3),昭和53年には,本 体周り,電源,制御系の改造を受注Lた。特に,プラズマ制 御′lT蛸巨のl ̄rり上を図る、プラズマ位置制御装置の新設では最新 の技術か採用され,所期の成果が得られた4)。 九州大学の、-TRIAM-Ⅰ''(強磁場トカマク当■三根融ナナ米持) は′ト形ではあるが,現在運転中の装帯では,回付唯一一の強磁 場(4T)となっている(〕また,第2指加熱として乱流加熱が できるようになって才一ぅり,高いプラズマiムL肢を得ることに成 * 日立製作所JT-60推進本部 ** 日立製作所日立コニ場
316 日立評論 VOL.62 No.5(1980-5) 表l制御核融合の分類例 原理と形状からみた分類例を示す。 分 類 例 原 理 図 実験装置例 開放端系(オープン系) ミラ1、カスプ ミラー
図
磁力線 コイル 筑波大学 プラズマ研究センター 「ガンマ6+ 山地 場” 閉 込 め 閉 端 系 (ト 】7 ス 系) 軸 対 称 系 力 ク 電流 コイル プラズマ 日本原子力研究所 "+T-60'' ヘリカルコイル トート 由 +「7 垂T 対 称 系 ス■アラレ 一夕 ゝ ゝ コイル プラズマ 名古屋大学 プラズマ研究所 ■`+-PPT-1Ⅰ'● ヘリオトロ ン ゝ ヘリカルコイル プラズマ 京都大学 ヘリオトロン 核融合研究センター 「ヘリオトロンE+ 立体磁気軸 (トロイグル榊吼…軌)…
プ主ハ 東北大学 アスベレータ ■■NP-3'' バンビートーラスなど バンビートーラス コイル 魯 ⑳ 磁力線 プラズマ ゆ 名古屋大学 プラズマ研究所 `▲NBT-1” 慣 性 聞 込 め レーザ、電子ビーム亨
レーザそ軒
ペレット (D.T) D(二重水素) T(三重水素) 大阪大学 レーザ 核融合研究センター 「裂光∨号+ 功している。核融合炉の小形化の研究として,今後の成果が 期待される。日立製作所は,本装置の本体を昭和53年に納入 した5)。(2)非軸対称系
近年,トカマタは大きな進展をみているが,将来の実用炉 を考えると,原コ里的に間欠運転であることが問題として挙げ られる。これに対して,定常運転が期待されるものとして, ステラレータ,ヘリオトロン,立体磁気軸トーラスなどの非 軸対称系トーラス装置の研究が進められている。ステラレー l:5 ′ 、 0 5賃)嘩津嘲×(ヒ(耳苛)竹演台辞坪ユ蒜†仁一‥喝×的
"D8日BL三ET〟Ⅲ所○軸対称系
巨軸対称系 ト■-■■-i■l プラズマ表替半径寸法章句
○
"+FT-2'' 「`JE下” 山JT-80': ``TFTR” 「へ.リオ..卜qンEヨ讐下一字空軍◎``J即T÷が
45 て....斡 55 80串昭和り 恥 名 称 ′ ′働 発 国.(研 究 機 関)′ 1 山j臣下ー2'l′ 8泰(日本原手わ研究所) 2 叫JT冊$0” 、日本絹本凍重力研索郎 3 、rヘリオトP才Dj 日塞こ東都兼学) 4、 「式リオトロンE〕、 日本(意都東学) 5 "J†PPT一斑”′ ′日本〔名畜産東学)′ 6、: ▲`pLヂ、 米国(プ】プンストン浅学) ∴ ア "下FT抱け 米国(プリ2スをン大学) 8 】DOUBL註T-Ⅲ'' 米国(8EP嘩R触ATO酬e社) 9′、 一JETカ、 、EG(ヨ三日ッパ共同体)、 注二`■pLT”,"ロ8U鮎ETwi江村の磁場の強牽壌芸憮侶を條軋 図l トーラス系核融合実験装置規模の推移 (り各装置はプラズ マ断面形状をもって示す。(2)各装置のプラズマ断面形状の中心点に対して.横 軸に年(昭和),縦軸にβ×斤を示す。(3)β×斤はトロイダル磁場の起磁力に比例 する数値であり,装置規模の指標の一つである。 タ,ヘリオトロンなどは,トーラス容署削こらせん状に巻き付 くヘリカルコイルをもっており,これにi充れる電i充がトカマ タの場ノ合の70ラズマ電i充を置換するもので,このため,定常 運転の可能性をもつことが大きな特徴である。立体‡滋気軸ト ーラスは,トーラス容器をらせん刀犬にして磁気容器を形成し, 同様の特徴を期待している。以下にこれらの代表的な装置を 紹介する。 (a) ステラレータ 本装置は,非軸対称系として早くから研究が進められて いたものである。"JIPPT-ⅠⅠ''は,名古屋大学プラズマ研 究所に"JIPPI6)に引き続いて建設されたステラレータ型 トーラス装置であるが,トカマクとしても運転できるよう になっている。これに採用されたプラズマ位置制御は,世 界で初めての高速のディジタルフィードバック制御であり, プラズマ電i充及び放電時間の改善に成功するなどの,目覚 ましい成果を得ている。日立製作所は,本装置の本体,制 御系などを昭和51年に納入した7)。 (b) ヘリオトロン ステラレータでは,隣り合うヘリカルコイルの電流の向 きが交互に逆になるのに対し,ヘリオトロンでは,電子充の 向きが同じである。したがって,ヘリオトロンではヘリカ ルコイル電i充によるトーラス方向磁場成分が発生するため, ステラレータでは不可欠であるトロイグル磁場コイルが不 要となり,ヘリカルコイルだけで閉込め磁気容器を作る。 「ヘリオトロンE+は,「ヘリオトロンD+,「ヘリオトロン DM+に引き続いて京都大学に建設されたヘリオトロン型ト ーラス装置であり,非軸対称系トーラス装置として一世界最 大級の装置である。サイリスタスイッチ式ジュール加熱用高電圧発生電子原,エネルギ”蓄積用330MVA,650rpmの 高速電動発電設備など,多くの新技術が採用された。日立 製作所は本装置の本体,電源,利子卸系,中件粒子入射加熱 装置など,装置のほとんどを昭和55年に納入し,近く運転 に入る子二右である三) (C)立体磁しぅも軸トrラス アスベレmタ"NP-3-'は,東北人学に建設された立体磁 乞毛軸トーラス装置である亡つ らせん一状の真ツとノ存器をもつ,1世 界でも極めてユニークな構造のトーラス装置で、新しい試 みとしてその成果がi主目される。日立製作柄は、本業吊の 本体,コンデンサ電源などを,昭和52年に納人したヨ) 以卜,磁場閉込め方式について概説したが,表210)に,開放 端系及び閉端系核融合実験装置に関する日立の納入実績を示 す。これには,我が国の代表的核融fナ実験装置の大部分を含 んでし-ることが分かる。 田
核融合炉の研究の動向
臨界プラズマ試験装置の次の世代の装置は,プラズマの研究 から進んで,更に,核融合炉の炉心二「学を研究するもので,主 要各国でそれぞれ検討されている。我が国では,[J本原子力研 究所で「炉心工学試験装置"PETF''(Plasma Engineering TestFacility)+2)が検討された。一一方,国際協力による装置
``INTOR''(InternationalTokamak Reactor)構想も検討さ れ,我が国からは,日本原子力研究所により"INTOR-J-リ1)が 提案されている。 日立製作所は,前述したように多くの核融でナ実験装置♂)製 作により,核融合の研究開発に貢献してきたが,核融合炉開 発に関する次期装置についても,設計,研究を通じて研究開 核融合の最近の動向と日立の役割 317 先に参担了してし、る12)。目下のところ炉本体の検討が主である が,ニ将来の核融合炉発電プラントは,高速増殖炉プラント, 高i急がス炉70ラントなどの炉本体部を核f抽イナ炉本体部に置き 換えることにより,発電プラントとしての概念をおおよそ把 据できる。日立製作所は原子力プラント総合メーカーの経験 を生かLてシステム全般について貢献したいと考えている。 8 要素技術の開発 核融fナの研究開発は,膨大な工学技術の基盤の.Lに成り克 つビッグプロジェクトであり,褐雑多口岐にわたる要素技術の 開発が急がれる。ニこでは,日立製作所が進めている要素技 術の一端について紹介する。 (1)真空容器と排気装置 プラズマの結=空,密度,閉込め時間などの性能は,茶器の 到達真空度と真て竺の質(不純物)に人きく依存する。容器の人 形化に伴い真空ゴ克界が膨大になるので,高件能,高真ワニ竺のシ ール怖造が苺要課題の一つである。また,プラズマの高≠_J。ミ▼化 に付い,プラズマとプラズマに直接面する第一壁とのIfち ̄1の紳 輔の木‖在作用による不純物の放亡Ilを抑制する方法も串要な課 題である。これらの;諸課題に村し,手堅論と実験の両面から追 究している。 溶接構造では,電子ビームi春枝法の開発適用によリラ別宅部 の品質が讃しく向上し,真空に対する信頼怖が大幅に改善さ れた1)・8)。シール構造では,銀めっきした金属中空0リングの 開発により,10 ̄1t)Torr子丁の超高真空が達成された7)。不純∠物放出の抑制法として,(1)材料の二選定,(2)表面処理
の検討,(3)高†且ベーキング,放電洗浄などによるアウトガ
スの軽減などは重要な課題である。これらは,各植村料につ 表2 核融合実験装置製作実績(日立製作所) 我が国の代表的核融合実験装置の大部分を含んでいる。 系 建設年 (昭和) 納 入 先 装 置 名 型 式 開 放 端 系 閉 端 系l中心
l磁場
いkG)
軸 長 (m) 真空容器小直径 (コイル小直径) (m) 主半径 (l¶) 副半径 (m) == 関 放 端 系 35 【大阪大学 ``DCX'' 直 線 型 0_36×2 (0.26)l4
】5 30 9 37 日立製作所 中央局汗究所 名古屋大学 プラズマ石汗究所 ``旧IC'' 中央 0.32×4 ミラー0.41>く20・35(呂:喜塁)
39 ▲■TPD-l''⊆
0・ト2・0 _申・2) 0.5 (卜0) 40 ■lBSG'' ト 4 2 4l 九】什l大学 応月ヨ力学石汗究所 ソレ/イドコイル 事--- 2 l (0・065) 10 43 名古屋大学 プラズマ石汗究所 ``TPD-2” 2】0・■(?・写し
(0.2) J 1 カスプl・5
44 京都大学 ソレノイドコイル l--- 2 閉 メ而 系 ト 力 マ ク 47 日本原子力研究所 "+FT-2” トカマク型 0.9 0.25 i5 49 1`+FT-2a'-平易聖賢要ダイバ_タ付臣
芦 0.6 0,14×0,10 0.25 10 柑 49 "+FT-2''増力 トカマク型 0.9 52 ■`+FT-2a”増力 非円形断面 トカマク型ダイパ ̄タ付; l 0_61 l 0.2541 0.】4×0.10 20 53 九州大学 応用プブ学市汗究所 i■TRIAM-l'' 強磁場トカマク型 0.04D 40 55 日立製作所 ■エネノレギ一石汗究所 日立トカマク型 非円形プラズマ実篤奏装置 非円形断面トカマク型 0.35 0.27×0.14 15 59ごろ (製作中) 日本原子力研究所 "+T-60'' トカマク型 3 t 0.95 45 レス lテ タラ 35 名古屋大学 プラズマ研究所 ``+lPPI'' ステラレータ型 0,5 0_07 4 5l / ■`+lPPT一Il'' ステラレーク・トカマク型 (ハイブリッド) 0.91 0.17 30 へ リ オ 卜 ⊂l ン 35 京老朽大学ヘリオトロン 核融合研究センター 「ヘリオトロンD+ ヘリオトロン型 卜085 夫豆軸0.【0 5 5l // 「ヘリオトロンDM+ 0.45 短軸 0.044 10 55 「ヘリオトロンE+ // 2_Z 長軸0,3 短車由0.】5 26 磁立 気体 軸 52 東北大学 アスベレータl▲NP-3'' 立体磁気軸トーラス型 0.8 0.03 3.5318 日立評論 VOL.62 No.5(19糾一5) いての試験など広範囲な研究が必要であるが,日、∴製作所で は,関連Lた各種の実験を行なっている13。 真空排気系としては,従来の油紙散ポンプ系に代わってタ ーボモレキュラポンプ系が使われており1),また,大きな排 気速度を必要とする場合は,クライすポンプ系が他用される ので14),関連技術の開発が進められている〔,
(2)磁場コイル
図1から明らかなように,怯融fナ実儀装置の磁場コイルは 満磁場化,大形化を指向している(つ ■▲JT-60”では,トロイデ ル磁場コイルの磁場の強さは4.5T,外径は約6m,仝エネ ルギーは約2・8GJに達している三)山JT-60小の次の装吊は,磁 場コイルに超電導線を用いると予想されている三2)日立整望作所は, 先に世界有数の規校のMHD(Magnetohydrodynamics)川人形起電噂電磁石を偶発したがご5)その後,大電礼
高磁場超電 導線柑の同党をはじめとする超電導の研究を行なっている三6) 磁場コイルの超電導化とあいまって,人脊量のヘリウム液 化システムの「開発は克要な課題である。日立聾封乍所は,一事--一く からこれの「土l産化を進め,開ヲ邑に成功している三7)(3)電磁解析
綾雉な構造の真空容器,ライナ,架台などの金属性構造物 に誘起されるうず′古流は,(1)イこ幣磁場の発牛、(2)プラズマ 制御への影響,(3)強大な電磁力の発生,(4)ジュール損一失に よる効率の低下などの問題を発生するので,装置設計の段階 でうず電流を精度よく算;王することは重要である。二のため、 電流ベクトルポテンシャルを用いた過渡うず電流計算法を, 「†木原了力研究所の指導を得て開発し,金属柿造物を模擬し たモデルによる確認を行なった18)。 また,複雑なプラズマ挙動と装置間の′.一己イ遠州花作用は,‡に 磁力の評価はもとより,コイル`正贈答二道の評価,制御托術の 開発のため践雀さに解析する必要がある。このため,プラズマ の克卜げ過程,ガスラ主入時などの領域での不‖7i二作用を解析す るプラズマ制御垂桝引隼シミュレーションプログラムを開発Lたご9) (4)プラズマの加熱 プラズマの加熱方法としての,NBI(中件粒十人射加熱装置 は,技術の開発が進みプラズマ氾†空を数倍度に高める高氾加 熱手段として,日見ましい戌功を得ている。 日立塑豊作所は,「l本J京イ・力研究所`-JT-60'■川NBI原巧■壬ユ ニットの詳細設計と各種委託研究,京都大学「ヘリすトロン E+用NBI_並びに筑波プヾ学--GAMMA-6、'用NBIイオンi原, 放び電源を′受注し,二の分野の研究開発を進めている14)。 (5)電i原音別々卸システム 電場制御システムとしては,プラズマに平行な磁場を発生 するトロイデルi滋場コイル電源,プラズマ電‡充を立卜げ,プ ラズマの位置形二状を利子卸するための各種のポロイデル磁場コ イル電源,70ラズマを追加熟するための第2段加熱装置用の 電線などがある。これらは,柁融合実験装置の大形化に伴し、 著Lく大谷量となり,また,パルス兆運転,高速・高精度の 制御などが要求される4),7)・8)ので,電源制御システムを総合的 に検討することは重要な課題である。ニのため,電源システ ムシミュレーションプログラム,プラズマ位置・形状制御シ ミュレーションプログラム,各種の計算,制御方式の検討用 電源制御シミュレータなどを開発した20)。(6)プラズマ計測
プラズマ計測に関する研究は広範囲にわたっており,政肝 関係機関が中心となって行なわれている。日立製作所は,ニれ らの中心機関や海外の核融合研究機関に研究者を派遣するこ とによって研究を続けてきた。今回,社内に′ト形の核融合実験 装置を設置し,社内でも研究が行なえるようになった21)。 以上,日立が進めている要素技術について述べたが,紙面 の都†ナにより本特集号の各論文で取り上げた項目だけにつし、 て触れた。 【司結
言 紘融†ナの娘近の動向について,日立製作所に関連深いもの を小心に概説した。核融合研究開発は,トカマク型の実験装 置による臣誠界プラズマを数年以内に実現する段階にあり,更 に,ニ将来のエネルギー取出しを目指して,核融でナ炉の検討も 始まっている。他 ̄方,優れた特徴をもつ他の核融合反応制御 方式に関する種々の研究が精力的に進められ,目覚ましい成 果を収めている′。 【l+工 ̄製作所が,柁融′ナ実験装吊の製作を始めて既に約20年 が経過したが,二のf糊の核融合の進展は著しし、ものがあり, 乍後共し、つそうのヲ芭展が期待される。我が何の核融合エネル ギー1日_i三1朋芭路線に沿い,産業界としての責任を果たすため, これからも最善の努力を傾注したいと考・える。 参考文献 1)斉藤,外:臨界プラズマ試験装置"JT-60I'の設計・製作, 日 62,349∼354(昭55-5) 2)「一木僚r・力研究所:核融合研究開発の現状,第5回核融合研 3) 4) 5) 6) 7) 8) 9) 10) 11) 12) 13) 14) 15) 16) 17) 18) 19) 20) 21) 究成果報告会資料(1979)Y.Kazawa et al.:Medium Beta Torus"JFT-2”for
Nuclear Fusion Research,HitachiReview,22,236
(1973) 藤汎 外:トカマク巧叩亥融合装置"JFT-2''プラズマ制御シス テムの開ヲ邑,日立評論,62,339∼342(昭55-5) 仰臥 外:強磁場トカマクナモ】ま核融合一笑帯"TRIAM-1いの完成, 62,331∼334(昭55-5) ル村,外:ステラレータ形核融合実験装置"JIPP-T-Ⅰ'',日 立.i-、1そ論,56,965∼970(昭49-10) 仰藤,外:ステラレy-タ・トカマク巧一三丁夫験装置小JIPPT-11∴ 日_立評論,62,325∼330(昭55-5) 字尾.外:核融ナナ装置「ヘリすトロンE+グ)技術開発,日立 .沖編、62,343∼348(昭55-5) 上之嶋,外:、エ体f滋気軸トーラス「アスベレータNP-3+の建 設,日立評論,62,335∼338(昭55-5) 打々,外:核融f㌢技術の展望,Ej止i拝論,56,957∼963 (昭49-10)
Japan Atomic Energy ResearchInstitute,Japanese
Contribution toInternationalTokamak Reactor(1979),
JAERトM8503,8510,8511,8512,8513,8514,8518,8621, 8622,8623,8624,8625,8710,8711 等三†京,外:枝l触fナ灯・の研究,臼 62,319∼324 (昭55-5) 綬I接,外:枝融fナ炉節--・畔とプラズマの柑花作用,日立評論, 62,371∼374(昭55-5) 磯部,外:プラス'マ加熱開小件柑了一入射装置の技術開発,日 立一汁論,62,375∼380(昭55-5) 斉藤,外:大形超電導マグネットの開発,日立評論,56, 971∼976(昭49-10) 木村,外:超電導マグネットの核融合への技術開発,日立評 論,62,381∼386(昭55-5) 蜂字L 外:核融fナ用ヘリウム液化冷′東装置の開発,日立評論, 62,387∼390(昭55-5) 高橋,外:核融合装置におけるうず電丁充現象の解析,日立評 論、62,367∼370(昭55-5) 小林:プラズマ挙動と装置に及ぼす電子滋相互作用の分析,日  ̄在評論,62,359∼362(昭55-5) 重婚f,外:核融合電源制御システムの解析とシミュレーショ ン,日立評論,62,363∼366(昭55-5) 西,外:日立トカマク型非円形プラズマ実験装置,日立評論, 62,355-358(昭55-5)