16 過去十三年間の當教室に於ける高年初産婦の統計的二二 東京女子讐專塵婦入料教垂 (主任 堤辰郎教授) 林 三 穗 ハヤシ ミ ホ 昭和6年4月より昭和19年3月前の13年聞に當教室に於て分娩せる高年初産婦489例につ き普通籾産婦6080例を蜀照として次の諸貼を観察した。
ぐ1)年度別頻度
昭和9年頃迄は殆んど一定であるが昭和12年狂言事解曜日増加し,以後年と共に増加し,昭 和]8年には昭和10年以前の約2倍に達してゐ6。(2)結婚年齢
高年初牽婦の孚数以上は25議以後に結婚してみる。一般に晩婚である。(3)分娩 年 齢
30歳最高で年齢と共に減少してみる。 (4)結婚後分娩までの離籍 孚藪以上は結婚後3年以内に労秘してみる。(5) 分娩経過時間
第1期及び第暉麗言過時間は14時1分38秒第3期9分5秒,垂分娩持績時間14時11分
33秒である。普通初産婦は9時15分9秒であった。
(6)骨 盤 鋏骨盤は普通初産婦に比し遙かに多い。(7)姫娠申毒症・
妊娠浮腫は普通初産婦の約2倍,妊娠腎は爾者始んど同一,子痴は普通初産婦に多かった。(8)異常分娩i率
高年初産婦に次の順位で高率をましてみた♂即ち早期破水,陣痛微弱,舎陰破裂,弛緩出血.,位置異常.胎盤早鵬離前齢盤附脱出である6
(9)産科手術を要したもの 鉗子分娩,帝王切開,.メ5ロイリーゼの順に各々も高年初産婦に高摩を示してみる。 (10)新 産 児 a.艦重 普通初産見男女雫均29589,高年初産見男女平均28489で後者に三々少V・。 b.身長雫均49cmであった。. c・性別 男子225女子187で・男子率は女子100に樹し男子102であった。(11)双胎分娩
一. 16 一L7 過去13年問に:7例で全分娩歎に封し18.97%であっ叛6 (12)既 往 症 妊娠威立に障害ありと思はれるものに内膜炎,子宮筋腫,卵集藝腫,チフス,腹膜炎があり,成 立を助けたと思はれるものに流産,アレキ》ンダー一Be手術がある○ (13) 産 褥 経 過 一般に良好なるも不良なるもの2例あった。 ツベルクリン稀繹度に回する研究(第2報) 一一ee村學童鰯象とせろ5000倍稀繹液1こ9いて一 東京女子馨學専門藩校衛生學教室 (主任 吉岡博:人教授〉 日 比 貞 ヒ ピ サダ 子 吾々が5000倍稀澤液に浴する研究に着手し,既に未就巡見童の槍診を始め,都市成人女子の 応診の結果も,あきらかに1 T000倍を用ふべきが適切なりとの結論に達したのである。しかし爾 者ども都市に於ける調査であるから・さらに本研究に於ける一歩を進めるべく今回に農村學童を 野鶴として2000倍と比較しながら5000倍稀繹液について研究した。’ 方法:被確者は千葉縣下の純農村と見賦しうる某村醸密蔵校児童全員898名にして,4均 年齢は約満10歳である。方法はツ液2000倍を左腕に5000倍を右腕に各0.1cc同一i人に注 射し・48時間後にこれを濾し・2000倍では畿赤10tnrP以上・5000倍では5mm以上を各陽 性とした。 威 績:2000倍及び5000倍に於ける陽性率を比較するに,2000倍では19.82%,5000倍 では20・05%にしてその差違は0・23%の極めて僅少なるものである。2) しかし爾稀繹度に 於ける陰,陽性なる反鷹を各個入別に詳しく検すると,爾稀繹度の反慮のくV・ちがいにつV・ては 0,89%の誤差が認められた。しかしこれとても1%に充たなV・僅かなものである。3)學年別 陽性率をみると最低學年と最:高三年とでは絢10%に近い開きがあるが,各學年聞の陽性率は極 めて不規則である。4)男女別陽性率は男子は概して5年までは低く,6年にて急激なる増加を 示し,女子は各回年間の差が僅少にして低三年が概して高き陽性率を示してみる。5)稀澤度 別に反慮を比較すると,當然2000倍が強v・反慮を示してみるが,特に:獲赤に於て著明であり, また随激症歌では比較的多き二重凝霜に於てのみ有意の差がみられた。 結 論;以上に:より上述の陽性率は純農村學童の特徴を示してみることが實誰せられ,しか もかSる農村學童に調ても5000倍稀澤液使用は何等不都合なきことを確認し得た。