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人材開発支援助成金の Q&A 目次 1 全般 ( 概要 ) Q1 Q2 Q3 Q4 人材開発支援助成金は どのような事業主が対象ですか 人材開発支援助成金のパンフレットなどはどこで配布していますか 人材開発支援助成金で使う用語を教えてください 人材開発支援助成金の申請手続きは企業単位ですか 事業所単

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1 【目次】 1 全般 (概要) Q1 人材開発支援助成金は、どのような事業主が対象ですか。 Q2 人材開発支援助成金のパンフレットなどはどこで配布していますか。 Q3 人材開発支援助成金で使う用語を教えてください。 Q4 人材開発支援助成金の申請手続きは企業単位ですか、事業所単位ですか。 Q5 人材開発支援助成金は、どのような労働者が対象ですか。 Q6 人材開発支援助成金全般(年齢制限のあるものは除く)に関して、年齢の 上限はありますか。 Q7 人材開発支援助成金は、どのような助成が受けられるのですか。 Q8 人材開発支援助成金を受給したいのですが、どのような手続きが必要で すか。 Q9 職業能力開発推進者は何をする人ですか。 Q10 事業内職業能力開発計画、年間職業能力開発計画はそれぞれどのような 計画でしょうか。 Q11 事業内職業能力開発計画、人材開発支援助成金事業主訓練実施計画届の 策定について相談することができる機関はありますか。 Q12 事業内職業能力開発計画に位置付ける項目は決まっていますか。 Q13 人材開発支援助成金の支給要件となっている事業内職業能力開発計画の 作成方法を教えてください。 Q14 キャリアアップ助成金との違いはどこにありますか。 Q15 複数の都道府県をまたがる事業所の訓練を本社で実施する場合、訓練実 施計画届または制度導入・適用計画届はどのように届け出すればよいです か。 Q16 訓練実施計画届または制度導入・適用計画届の提出前に従業員を解雇し ていますが、人材開発支援助成金を利用できますか。

人材開発支援助成金の Q&A

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2 Q17 既に届け出ている訓練実施計画や制度導入・適用計画の内容に変更が生 じた場合、どのような手続きが必要ですか。 Q18 訓練実施計画届を提出せずに訓練を開始した場合、または制度導入・適 用計画届を提出せずに制度を導入した場合、人材開発支援助成金の支給申 請はできますか。 Q19 中小企業と中小企業以外の違いを教えてください。 Q20 資本金を持たない事業主(医療法人など)について、中小企業以外か中 小企業の確認はどのように行いますか。 Q21 「事業主団体等」とはどのような団体を指しますか。 2 訓練関連全般 Q22 キャリアアップ助成金(人材育成コース)との併給は可能ですか。 Q23 どのような訓練内容であれば、人材開発支援助成金の助成対象となりま すか。 Q24 今回受講させる研修は、どの助成対象に該当しますか。 Q25 各訓練コースのうち、複数の助成メニューに該当する場合はどうしたら いいですか。 Q26 教育訓練機関の受講案内に人材開発支援助成金の対象になると書かれて いますが、助成対象になりますか。 Q27「この訓練機関のこの訓練を受講すれば助成対象となる」というような厚 生労働省が認めた訓練はありますか。 Q28 単独で受講可能な訓練を複数組み合わせて1つの訓練として取り扱うこ とは可能でしょうか。 Q29 通信教育は助成対象になりますか。 Q30 自社の業務で使用するCADソフトの操作説明会は、助成対象になりま すか。 Q31 海外顧客とのコミュニケーションに必要な英語力を身につけさせるため に英会話学校での英語研修を予定しています。日常会話とビジネス会話が 混在する内容ですが助成対象になりますか。

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3 Q32 フォークリフトや玉掛け技能講習は助成対象になりますか。 Q33 Word、Excel のパソコン講習は助成対象になりますか。 Q34 運送会社が従業員に準中型免許または大型免許を取得させるため自動車 学校で教習を受講させるのは対象になりますか。 Q35 受講を予定している訓練や、導入を予定している制度が助成対象になる かわからないのですが、どのようにすればよいですか。 Q36 会社の勤務時間外に従業員に訓練を受けさせた場合、勤務時間外に実施 した訓練にかかる経費や賃金は助成対象になりますか。 Q37 会社の休日に従業員に訓練を受けさせた場合、振替休日や割増賃金を支 払った場合は助成対象になりますか。 Q38 なぜ、所定労働時間外・休日の訓練は、賃金助成の対象外なのですか。 Q39 新卒の雇入れと同時に訓練を行いたいのですが、訓練実施計画届を提出 する時点において雇用保険に加入しておく必要はありますか。 Q40 訓練実施計画届を提出した後に、新たな訓練を計画したのですが、どの ような手続きが必要ですか。 Q41 訓練実施計画届(様式1号)の「15 欄 事業内職業能力開発計画・年間 職業能力開発計画の周知確認欄」にある労働者代表とは、どういった者が 対象になりますか。 Q42 年間職業能力開発計画期間を超えて訓練を実施する場合、何か別途提出 が必要な書類はありますか。 Q43 訓練関連様式の 9-1 号 OJT 実施状況報告書の5欄に記載する OJT 受講 時間は、事前に大臣認定を受けた時間を超えて OJT を実施した場合どのよ うに記載すれば良いですか。 Q44 訓練関連様式 9-1 号 OJT 実施状況報告書の 11 欄に訓練生の考察・感想 とありますが、具体的に何を記入するのでしょうか Q45 当社では新入社員について、4か月目から実際に営業を1人で行っても らい、経過を毎日必ず上司に報告をさせ、適格な助言、指導を行うことと していますが、OJT 訓練として助成対象となりますか。

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4 Q46 1つの訓練を計画する際に、特定訓練コースの対象者と一般訓練コース の対象者がいる場合、必要書類はどのように作成すればよいですか。 Q47 人材開発支援助成金の訓練実施計画届の提出時などに、訓練対象者が被 保険者であることが確認できる書類として雇用契約書や労働条件通知書の 写しが必要ですが、これらの書類を作成していない又は紛失した場合、ど うすれが良いですか。 Q48 同一の労働者に複数回訓練を受けさせる場合の上限はありますか。 Q49 1事業所当たりの支給上限額はありますか。 Q50 賃金助成・経費助成の限度額か限度時間はありますか。 Q51 事業内訓練と事業外訓練の違いは何ですか。 Q52 事業内訓練を行う際の講師について、どのような資格が必要とされます か。 Q53 事業内訓練で管理者等(社長や役員等)が訓練対象者と一緒に受講した 場合、総受講者数に含まれますか。 Q54 事業内訓練を企画し、外部講師を招くことになりました。会場の席に余 裕があるため、訓練対象者以外の従業員も一緒に受講しました。経費助成額 に影響はありますか。 Q55 事業内訓練について、社外の講師への謝金は1時間当たり3万円が上限 となっていますが、講師が複数の場合の上限はいくらになりますか。 3 制度導入関連全般 Q56 キャリア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コースにお いて、○○支店、××支店などのように事業所が複数ある場合は、全ての事 業所の就業規則に導入する必要があるのでしょうか。 Q57 キャリア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コースの最 低適用人数の対象となる労働者の範囲を教えてください。 Q58 どのような制度を導入して実施すれば、キャリア形成支援制度導入コー ス及び職業能力検定制度導入コースの助成対象となりますか。 Q59 以前に企業内人材育成推進助成金やキャリア形成促進助成金の制度導入

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5 コースの助成メニューを受給したことのある事業主が、改めて人材開発支 援助成金の制度導入コースを受給することはできますか。 Q60 キャリア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コースの支 給申請はいつ行うのですか。制度を就業規則に規定すれば支給申請できま すか。 Q61 人材開発支援助成金制度導入支給申請書(制度導入様式第 10 号)の「6 導入した制度」欄の「適用日」とは、「1人目の制度の適用日」のことをい うのでしょうか。 Q62 キャリア形成支援制度導入コースにおけるセルフ・キャリアドック制度 の要件として「キャリアコンサルティングは、キャリアコンサルタントが 行う必要があります」とありますが、具体的にはどのような人ですか。 Q63 キャリアコンサルティングを依頼するキャリアコンサルタントを探して います。検索できるサイトはありますか。 Q64 キャリアコンサルティング実施者の資格を確認できる書類はどういった ものになりますか?また、キャリア形成支援制度制度導入コースのセルフ キャリアドック制度等、ジョブ・カードの作成が必要な場合には、どのよ うな書類が必要となりますか。 4 特定訓練コース 労働生産性向上訓練 Q65 労働生産性向上訓練とはどのような場合に活用できますか。 Q66 職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)や職業能力開発大学校 等で実施する高度職業訓練とはどのような訓練ですか。 Q67 中小企業等経営強化法において認定された事業分野別経営力向上推進機 関が行う訓練とはどのような訓練ですか。 Q68 中小企業大学校が実施する訓練等とはどのような訓練ですか。 Q69 厚生労働大臣が専門的・実践的な教育訓練として指定した専門実践教育 訓練はどのような訓練ですか。 Q70 生産性向上人材育成支援センターとはどのような施設ですか。 Q71 当該分野において労働生産性の向上に必要不可欠な専門性が認められる

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6 技能に関する訓練とはどのような訓練が対象になりますか。 Q72 人材開発支援助成金は、業務命令により訓練を受講させ、訓練経費の一 部を労働者に負担させた場合は不支給になると聞きました。専門実践教育訓 練の受講に当たっては雇用保険から受講者に対して教育訓練給付金の支給 があります。業務命令により、専門実践教育訓練を受講させ、教育訓練給付 金制度により訓練経費の一部を労働者が受給した場合であっても不支給と なるのでしょうか。 5 特定訓練コース 若年人材育成訓練 Q73 若年人材育成訓練はどのような場合に活用できますか。 Q74 「雇用契約締結後5年以内で 35 歳未満の若年労働者」の「雇用契約締結 後」とは、「雇い入れ日から5年以内」か、「正社員登用後から5年以内」 のどちらですか。 Q75 正社員として入社したあと一旦離職し、再度同一の事業所に正社員とし て入社した場合は対象となりますか。 Q76 同一事業主が経営する別法人の事業所(それぞれが雇用保険の適用事業 所)に出向させた場合において、出向先事業所が若年人材育成訓練の対象 要件である「雇用契約締結後5年以内」の起算日はいつになりますか。 6 特定訓練コース 熟練技能育成・承継訓練 Q77 熟練技能育成・承継訓練はどのような場合に活用できますか。 Q78 熟練技能者とはどのような方ですか。 Q79 認定職業訓練を実施する場合、熟練技能者(10 年以上の実務経験者)が 講師を行わなければいけないのでしょうか。 7 特定訓練コース グローバル人材育成訓練 Q80 グローバル人材育成訓練はどのような場合に活用できますか。 Q81 グローバル人材育成訓練の対象となる訓練は、どのような訓練ですか。 Q82 現在は海外関連業務の事業を行っていないが、今後海外関連に該当する 事業を始める予定である場合でもグローバル人材育成訓練の活用はできま すか。

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7 Q83 海外関連業務とはどのような業務ですか。 Q84 海外で実施される訓練について、「市場(いちば)の見学」「工場見学」 といった「見学」について、訓練対象時間に含めてよいのでしょうか。 Q85 新たに雇い入れた社員に海外拠点との折衝業務に従事してもらうため、 タイでタイ語の語学研修を行います。5日間 35 時間の短期間の研修ですが このような研修は対象になりますか。 8 特定訓練コース 特定分野認定実習併用職業訓練 Q86 特定分野認定実習併用職業訓練はどのような場合に活用できますか。 9 特定訓練コース 認定実習併用職業訓練 Q87 認定実習併用職業訓練はどのような場合に活用できますか。 Q88 厚生労働大臣の認定を受けるためには、どのような手続きが必要ですか。 Q89 ジョブ・カードとはどのような制度ですか。 Q90 パンフレットに記載のある「認定職業訓練」「認定実習併用職業訓練」は それぞれどのような意味ですか。 10 特定訓練コース 中高年齢者雇用型訓練 Q91 中高年齢者雇用型訓練はどのような場合に活用できますか。 Q92 中高年齢者雇用型訓練の訓練対象者は、「直近2年間に継続して正規雇用 がされたことがない者に限る。」となっていますが、具体的にどのような者 が対象外でしょうか。 Q93 他の雇用型訓練コース(特定分野認定実習併用職業訓練または認定実習 併用職業訓練)では事業主が行う OFF-JT(事業内訓練)は対象外となって いますが、当訓練も対象外でしょうか。 Q94 人材開発支援助成金 申請様式 1 号(第 3 面)の「2 職業分類」には何 を記載すれば良いですか。 11 一般訓練コース 事業主が訓練を実施する場合 Q95 一般訓練はどのような場合に事業主が活用できますか。 Q96 一般訓練コースにおけるキャリアコンサルティングの実施者はキャリア コンサルタントに限らないとありますが、具体的にどのような人を指しま

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8 すか。 Q97 一般訓練コースにおいて新たに定期的なキャリアコンサルティングの実 施(セルフ・キャリアドック)の規定を定めた場合に、それをもって制度 導入コースの助成対象になりますか。 12 一般訓練コース 事業主団体が訓練を実施する場合 Q98 一般訓練コースはどのような場合に事業主団体等に活用できますか。 Q99 企画・主催等は申請事業主団体であるが、訓練当日の運営(会場・受講 者等の管理、会場費・講師謝金等の支払い事務等)のみを関連団体や傘下 事業主に委託した場合、運営委託費を経費としてよいのでしょうか。 13 キャリア形成支援制度導入コース セルフ・キャリアドック制度 Q100 セルフ・キャリアドック制度はどのような場合に対象となりますか。 Q101 導入の要件に「労働者にキャリアコンサルティングを定期的に行う」と ありますが、「定期的に」とはどの程度の頻度で行えば良いのでしょうか。 Q102 1回のキャリアコンサルティングでジョブ・カードが完成しないため複 数回のキャリアコンサルティングを実施した場合の「制度の適用日」はい つでしょうか。 14 キャリア形成支援制度導入コース 教育訓練休暇等制度 Q103 教育訓練休暇等制度はどのような場合に対象となりますか。 Q104 どのような訓練を受講すれば対象となるのでしょうか。 Q105 他の訓練と同じように「10 時間以上」または「20 時間以上」である必 要はありますか。 Q106 教育訓練休暇等制度について、制度の導入前に申し込みをした訓練も、 実施が導入後であれば対象となりますか。 Q107 教育訓練休暇等制度について、自発的に行う訓練であるが、訓練実施関 係の確認書類(請求書等)の宛名が会社名では認められるのでしょうか。 15 職業能力検定制度導入コース 技能検定合格報奨金制度 Q108 技能検定合格報奨金制度はどのような場合に対象となりますか。 Q109 対象となる技能検定はどのようなものがあるのでしょうか。

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9 Q110 既に自社で技能検定合格報奨金制度と同じような制度を導入している 場合、手続きさえ行えば本助成金の対象となるのでしょうか。 Q111 報奨金額について、最低額など何か決まりはありますか。 16 職業能力検定制度導入コース 社内検定制度 Q112 社内検定制度はどのような場合に対象となりますか。 Q113 社内検定制度を検討する際、委員会を設置することとありますが、どの ような組織を設置すれば良いですか。 Q114 社内検定制度導入にあたって社内検定を検討する委員会の最低構成人 数は何人ですか。 Q115 社内検定の開発や運営を他社に委託しても良いですか。 Q116 社内検定制度において、既に他で一般的に実施されているような検定 (業界団体によって、既に社内基準が設けられている場合等がある)を参 考にして、一部修正して社内検定とした場合でも助成対象となるのでしょ うか。 17 職業能力検定制度導入コース 業界検定制度 Q117 事業主団体助成制度はどのような場合に対象となりますか。 1 全般 Q1 人材開発支援助成金は、どのような事業主が対象ですか。 A1 被保険者(Q3 参照)に対して、訓練または人材育成制度を計画(事業内 職業能力開発計画、年間職業能力開発計画または制度導入・適用計画)に 沿って実施する雇用保険適用事業所の事業主が対象です。 Q2 人材開発支援助成金のパンフレットなどはどこで配布していますか。 A2 各都道府県労働局にて配布しておりますが、部数に限りがあります。厚 生労働省のホームページ上でも掲載しておりますのでご活用ください。また、 申請書類等の様式については、厚生労働省のHPからダウンロードをお願いし

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10 ます。 ※人材開発支援助成金(厚生労働省内ページ) http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou /kyufukin/d01-1.html ※人材開発支援助成金のご案内(以下パンフレット) →人材開発支援助成金の概要、特定訓練コース及び一般訓練コースの詳細など を記載 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouan teikyoku/0000163997.pdf ※人材開発支援助成金制度導入活用マニュアル(以下制度導入活用マニュアル) →キャリア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コースの概要、 詳細などを記載 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouan teikyoku/0000163998.pdf Q3 人材開発支援助成金で使う用語を教えてください。 A3 ■被保険者 →雇用保険法第4条に規定する被保険者のうち、次の者を除いた者 ・有期契約労働者(期間の定めのある労働契約を締結する労働者) ・短時間労働者(短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律 (平成5年法律第76号)第2条に規定) ・派遣労働者(労働者派遣事業の適性な運営の確保及び派遣労働者の 保護等に関する法律(昭和60年法律第88号)第2条に規定) ■OFF-JT(Off the Job Training)

→通常の業務を離れて行う職業訓練 ■OJT(On the Job Training)

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11 →適格な指導者の指導の下(常時指導者がつく体制の下)、労働者に仕事 をさせながら行う職業訓練 ■事業内職業能力開発計画 →職業能力開発促進法第 11 条にて規定されているものであり、事業主が 雇用する労働者の職業能力の開発及び向上を段階的かつ体系的に行う ために作成する計画です。様式については任意なので、事業主の業務 内容に沿った形式で作成してください。 ■職業能力開発推進者 →職業能力開発促進法第 12 条に規定する職業能力開発推進者。「従業員 の職業能力開発及び向上に関する企画や訓練の実施に関する権限を有 する者」を選任することが望ましく、具体的には教育訓練部門の組織 が確立されている事業所にあっては、当該組織の部課長、それ以外の 事業所にあっては人事労務担当部課長等がこれにあたります。 ■キャリアコンサルティング →労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に 関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと(職業能力開発促進法第 2 条第 5 号に規定) ■セルフ・キャリアドック →労働者にキャリアコンサルティング(労働者が主体的にキャリア・プラ ン(働き方や職業能力開発の目標や計画)を考え、それらに即して働こ うとする意欲を高めるための相談)を定期的に提供する仕組み。 ■キャリアコンサルタント →職業能力開発促進法第30 条の3に規定するキャリアコンサルタント (国家資格取得者) ■認定職業訓練 →職業能力開発促進法第 24 条に基づき、都道府県知事が厚生労働省令で 定める訓練基準に適合するものであることを認定した職業訓練 ■実習併用職業訓練

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12 →職業能力開発促進法第 10 条の 2 に規定する教育訓練機関などで実施さ れる職業訓練(OFF-JT)と業務の遂行の過程内において行う職業訓練 (OJT)を効果的に組み合わせて実施する訓練 ■若者雇用促進法に基づく認定事業主 →青少年の雇用の促進等に関する法律第 15 条に基づく認定を受けた企業 (=ユースエール企業) Q4 人材開発支援助成金の申請手続きは企業単位ですか、事業所単位ですか。 A4 申請手続きは、キャリア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度 導入コース(業界検定制度を除く)は企業単位、それ以外の特定訓練コー ス及び一般訓練コースは雇用保険の適用事業所単位です。業界検定制度は 事業主団体単位となります。 Q5 人材開発支援助成金はどのような労働者が対象ですか。 A5 雇用保険被保険者のうち、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者 を除いた者が助成対象となります。一般的には、正規雇用された正社員や、 期間の定めのない無期雇用で、かつ 1 週間の所定労働時間が 30 時間以上の 労働者となります。 Q6 人材開発支援助成金全般(年齢制限のあるものは除く)に関して、年齢の 上限はありますか。 A6 上記A5の労働者であれば対象となります。 Q7 人材開発支援助成金は、どのような助成が受けられるのですか。 A7 訓練経費や訓練期間中の賃金の一部について、また、人材育成制度の導入 及び当該制度を労働者へ適用した際の経費について助成します。詳しくは、 パンフレットの7ページ「6 助成額・助成率」をご覧ください。

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13 Q8 人材開発支援助成金を受給したいのですが、どのような手続きが必要で すか。 A8 特定訓練コース及び一般訓練コースについては、①訓練計画届の作成・ 提出、②訓練の実施、③支給申請書の提出、④助成金の受給となります。 キャリア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コースについ ては、➀制度導入・適用計画の作成・提出、②制度導入・適用計画届の認 定、③制度の導入、④制度の実施、⑤支給申請書の提出、⑥助成金の受給 となります。詳しくは、特定訓練コース及び一般訓練コースについては、 パンフレットの19~22ページの「15 受給手続きの流れ」を、キャリ ア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コースについては、 制度導入活用マニュアルの12~15ページの「8 活用の手順」をご覧く ださい。また、不明な点などについては、パンフレット裏表紙の各都道府 県労働局へお問い合わせください。 Q9 職業能力開発推進者は何をする人ですか。 A9 職業能力開発推進者は職業能力開発促進法の規定に基づき、事業所内に おいて、従業員の職業能力開発を推進するため、訓練計画の作成やその実 施に関する業務及び労働者に対する職業能力開発に関する相談・指導等を 行う担当者として事業主から選任された者です。 なお、本助成金の受給には職業能力開発推進者の選任が必要になります。 選任は、教育訓練部門の組織が確立されている事業所にあっては、その組織 の部課長、それ以外の事業所にあっては、労務・人事・総務担当部課長等が 選任されることが望ましいです。 Q10 事業内職業能力開発計画、年間職業能力開発計画はそれぞれどのような 計画でしょうか。

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14 A10 事業内職業能力開発計画は、職業能力開発促進法の規定に基づき、事業 主に雇用される労働者全体の職業能力の開発及び向上を段階的かつ体系的 に行うために作成いただく計画です。年間職業能力開発計画(様式3号) は、事業内職業能力開発計画に従い実施する訓練について、訓練毎の訓練 カリキュラムや対象者数を定める詳細で具体的な計画です。これらの計画 に基づき訓練を実施していただくこととなります。 Q11 事業内職業能力開発計画、人材開発支援助成金事業主訓練実施計画届の 策定について相談することができる機関はありますか。 A11 事業内職業能力開発計画の策定については、職業能力開発サービスセン ターにご相談ください。連絡先等は以下のホームページに掲載しています。 ※サービスセンター所在地一覧 http://career.javada.or.jp/id/career/contents/code/servicecenter また、人材開発支援助成金事業主訓練実施計画届の策定については、都道 府県労働局以外に生産性向上人材育成支援センターにおいても相談いただ けます。 詳しくは以下のホームページをご確認ください。 http://www.jeed.or.jp/js/jigyonushi/index.html Q12 事業内職業能力開発計画に位置づける項目は決まっていますか。 A12 事業内職業能力開発計画は、人材育成の中核を担う計画で、各職務に必要 な職業能力を明確化し、その職業能力を育むための教育訓練のプランを明 らかにするものです。①「経営理念・経営方針に基づく人材育成の基本方 針・目標」、②「昇進昇格、人事考課」、③「職務に必要な職業能力」④「教 育訓練体系」の4項目を位置付けた計画を作成してください。

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15 Q13 人材開発支援助成金の支給要件となっている事業内職業能力開発計画の 作成方法を教えてください。 A13 事業内職業能力開発計画の作成方法については、職業能力開発サービス センターの以下ホームページにおいて、当該計画の作成に関する手引き等 を掲載しております。また、当該センターにおいて無料の相談も実施して おりますので、ご利用ください。 ※1 事業内職業能力開発計画とは http://career.javada.or.jp/id/career/contents/code/01-1 ※2「事業内職業能力開発計画」作成の手引き http://career.javada.or.jp/id/career/contents/code/tebiki1 ※3作成の動画 http://career.javada.or.jp/id/career/contents/code/movie ※4事業内職業能力開発計画 事例一覧 http://career.javada.or.jp/id/career/contents/code/03-2 Q14 キャリアアップ助成金との違いはどこにありますか。 A14 キャリアアップ助成金は、有期契約労働者等(契約社員・パート・派遣 社員)の非正規雇用労働者に対して、正規雇用化を目的とした職業訓練を助 成対象としており、人材開発支援助成金は、主に正社員に対する訓練や人材 育成制度の導入・適用(実施)を助成対象としています。 Q15 複数の都道府県をまたがる事業所の訓練を本社で実施する場合、訓練実 施計画届または制度導入・適用計画届はどのように届け出すればよいです か。

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16 A15 訓練実施計画届は、雇用保険の適用事業所を管轄する都道府県労働局へ、 制度導入・適用計画届は企業ごとに主たる事業所を管轄する都道府県労働 局へ提出することとなります。提出先については都道府県によって異なり ますのでそれぞれ管轄の都道府県労働局へお問い合わせください。 Q16 訓練実施計画届または制度導入・適用計画届の提出前に従業員を解雇し ていますが、人材開発支援助成金を利用できますか。 A16 訓練実施計画届の提出日の前日から起算して6か月前の日から支給申請 日までの間に雇用する雇用保険被保険者を事業主都合により解雇等(退職勧 奨を含む)を行った場合は、人材開発支援助成金を利用できません。下表を 参考にしてご提出下さるようお願いします。 例 計画届提出日 解雇等要件確認開始日 平成 29 年 4 月 1 日 平成 28 年 9 月 30 日 平成 29 年 7 月 31 日 平成 29 年 1 月 30 日 平成 29 年 11 月 13 日 平成 29 年 5 月 12 日 Q17 既に届け出ている訓練実施計画や制度導入・適用計画の内容に変更が生 じた場合、どのような手続きが必要ですか。 A17 訓練実施計画届の場合は変更が生じた日から訓練開始後7日以内に、新 計 画 届 提 出 日 支 給 申 請 書 提 出 日 6 カ月前から 期間を通じて解雇がない 支給申請日まで

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17 たな年間職業能力開発計画(様式3号)、訓練別の対象者一覧(様式4号) を添えて訓練実施計画変更届(様式2号)を提出してください。 制度導入・適用計画の場合は、変更日の前日までに、人材開発支援助成 金制度導入・適用計画変更届(制度導入様式第2号)と添付書類を提出し てください。 また、「変更が生じた日」とは変更することが確定した日の事をいいます。 また、「訓練開始後」とは、訓練の実施期間の初日ではなく、当初の計画の 予定日を変更した後の訓練日のことを指し、その翌日から7日以内に変更 届を提出する必要があります。 例・・・訓練日が平成 28 年 4 月 1 日、4日、8日、20日で、3月20日に 4月8日の訓練日が11日に変更する必要が生じた場合、「変更が生じた日」 は3月 20日となり、「訓練開始後」とは4月11日になり、3月20日か ら4月18日までが変更届の提出期間となります。 Q18 訓練実施計画届を提出せずに訓練を開始した場合、または制度導入・適 用計画届を提出せずに制度を導入した場合、人材開発支援助成金の支給申 請はできますか。 A18 支給申請はできません。訓練実施計画届の場合は訓練実施の前日から起 算して1か月前までに、制度導入・適用計画届の場合は計画期間の初日の 前日から起算して 6 か月前から1か月前までの間に、それぞれを提出する ことが必要です。下表を参考にしてご提出下さるようお願いします。 例 訓練開始日 訓練実施計画届提出期限日 平成 29 年 7 月 1 日 平成 29 年 5 月 31 日 平成 29 年 10 月 1 日 平成 29 年 8 月 31 日 平成 30 年 1 月 15 日 平成 29 年 12 月 14 日 Q19 中小企業と中小企業以外の違いを教えてください。

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18 A19 中小企業事業主であるかどうかの判断は、「主たる事業」ごとに、「資本 金の額または出資の総額」または、「企業全体で常時雇用する労働者の数」 によって行います。詳しくはパンフレットの18ページ「14 中小企業 事業主の範囲」をご覧ください。 Q20 資本金を持たない事業主(医療法人など)について、中小企業以外か中 小企業の確認はどのように行いますか。 A20 資本金を持たない事業主は、「企業全体で常時雇用する労働者の数」によ り中小企業事業主に該当するか確認します。医療法人が複数の適用事業所 を持っている場合には、すべての適用事業所(企業全体)の労働者数で確 認することになります。なお、確認に当たっては労働者数が分かる書類の 提出をお願いする場合があります。 Q21 「事業主団体等」とはどのような団体を指しますか。 A21 事業協同組合・事業協同小組合・信用協同組合・協同組合連合会・企業 組合・協業組合・商工組合・商工組合連合会・都道府県中小企業団体中央 会・全国中小企業団体中央会・商店街振興組合及び商店街振興組合連合 会・商工会議所・商工会・一般社団法人及び一般財団法人などが該当しま す。詳しくはパンフレットの 13 ページをご覧ください。 2 訓練関連全般 Q22 キャリアアップ助成金(人材育成コース)との併給は可能ですか。 A22 キャリアアップ助成金と本助成金は対象労働者が異なりますので、併給は 可能です。 有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者といったいわゆる非正規雇用 の労働者(以下「有期契約労働者等」)に対する職業訓練はキャリアアッ プ助成金(人材育成コース)を、有期契約労働者等以外のいわゆる正社員

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19 に対する職業訓練は本助成金を利用してください。 Q23 どのような訓練内容であれば、人材開発支援助成金の助成対象となりま すか。 A23 原則として、職務に直接関連する訓練を、特定訓練コースの場合は 10 時間以上、一般訓練コースの場合は 20 時間以上実施する場合に助成対象と なりますが、海外の大学院、大学、教育訓練施設などで実施する訓練は 30 時間以上が対象となります。なお、パンフレットの 14、15 ページ「11 助成対象とならない訓練の例」を記載しておりますのでご確認ください。 また、上記の訓練の他に職業能力検定及びキャリアコンサルタントが実 施するキャリアコンサルティングが助成対象となります。詳しくはパンフ レットの10ページをご覧ください。 Q24 今回受講させる研修は、どの助成対象に該当しますか。 A24 訓練内容だけでなく、申請事業主の事業内容や受講者の年齢などにより コースを選択することができます。詳細はパンフレットの3ページや6ペ ージをご確認いただき、当該コースについて 19~22ページの「15 受 給手続きの流れ」や31~36ページの各メニューの説明をご覧ください。 Q25 各訓練コースのうち、複数の助成メニューに該当する場合はどうしたら いいですか。 A25 訓練における助成については、いずれか1つの助成メニューを選択して 申請することになります。メニュー毎に助成要件や限度額など、条件が異 なりますので、詳しくは、パンフレットの7ページ「6 助成額・助成率」 をご覧ください。 Q26 教育訓練機関の受講案内に人材開発支援助成金の対象になると書かれて いますが、助成対象になりますか。

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20 A26 教育訓練期間の行う訓練について、予め厚生労働省が本助成金の対象と なることを認めることはありません。(専門実践教育訓練を除く。)。訓練を 実施する事業所や訓練内容、対象労働者などにより、支給要件に該当する か、個別に判断する必要があるため、対象となるか否かは都道府県労働局 にご相談ください。ご相談の際は Q32もご参照ください。 Q27 「この訓練機関のこの訓練を受講すれば助成対象となる」というような 厚生労働省が認めた訓練はありますか。 A27 そのような訓練はありません。業種や受講者の職務と訓練の内容等を審査 し、個々に助成の可否を判断します。 ただし、労働生産性向上訓練のうち専門実践教育訓練については、厚生 労働大臣が指定した講座を受講する必要があります。労働生産性向上訓練 についての詳細は、パンフレットP31 をご確認ください。 Q28 単独で受講可能な訓練を複数組み合わせて1つの訓練として取り扱うこ とは可能でしょうか。 A28 内容に連続性があって、一連のものとして受講することにより訓練の目 的を達成するものと判断された場合には、1つの訓練として取り扱うこと が可能ですが、総合的に判断する必要があるため、対象となるか否かは都 道府県労働局にご相談ください。 Q29 通信教育は助成対象になりますか。 A29 育児休業中の訓練や専門実践教育訓練の通信制の講座を除き、原則とし て通信教育は助成対象になりません。ただし、10時間以上(一般訓練コ ースは20時間以上)のスクーリング(座学)と通信教育を組み合わせた 訓練であり、かつ、助成対象となる訓練時間(スクーリング時間)の 8 割 以上を受講した訓練については助成対象となる場合があります。そのため、

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21 申請書類には、通信教育を含めた全体のスケジュールを申告いただくよう お願いします。 ただし、賃金助成は助成対象となる訓練時間(スクーリング時間)のみ助 成対象となり、経費助成は通信教育を含めた受講料が助成対象となりますが、 経費助成の限度額は助成対象となる訓練時間(スクーリング時間)で判断し ます。 Q30 自社の業務で使用するCADソフトの操作説明会は、助成対象になりま すか。 A30 自社の業務で使用するCADソフトの操作説明会は、訓練ではなく通常 の業務として遂行されるものとみなされるため助成対象にはなりません。 Q31 海外顧客とのコミュニケーションに必要な英語力を身につけさせるため に英会話学校での英語研修を予定しています。日常会話とビジネス会話が 混在する内容ですが助成対象になりますか。 A31 職務に直接関連する内容の訓練であり、日常会話程度の語学の習得のみ を目的とした訓練でなければ対象となります。 例・・・訓練時間30時間 うち日常会話レベルの研修10時間 うち専門的なビジネスレベルの研修20時間 →専門的なビジネスレベルの研修が20時間以上 となるので、研修内容次第では助成対象となる可能性があります。 Q32 フォークリフトや玉掛け技能講習は助成対象になりますか。 A32 1コースが特定訓練コースの場合は10 時間以上、一般訓練コースであ れば20時間以上の訓練である場合に本助成金の対象訓練になります。た だし、事業主が事業を行うに当たって法令により労働者に教育を行うこと

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22 が事業主に義務付けられている講習(※)は助成対象外となります。 ※ 労働安全衛生法第 59 条第 3 項の特別教育、第 60 条の職長等の教育、 第 99 条の2の労働災害防止業務従事者労働災害再発防止講習等。 Q33 Word、Excel のパソコン講習は助成対象になりますか。 A33 助成の可否については、訓練の内容等を審査し判断します。 例えばパソコン電源の ON/OFF やマウスの使い方、ウィンドウの操作方 法、ファイルの保存などの基本的な操作は、職業又は職務の種類を問わず、 職業人として共通して必要となるものに該当するため助成対象外となりま す。 Q34 運送会社が従業員に準中型免許または大型免許を取得させるため自動車 学校で教習を受講させるのは助成対象になりますか。 A34 職務との関連が認められる場合は、助成対象となります。 ※普通自動車運転免許取得のための訓練については、職業、または職務に間 接的に必要になる知識・技能を習得させる内容のもの(職務に直接関連しな い訓練)として、助成対象訓練とはなりません。 Q35 受講を予定している訓練や、導入を予定している制度が助成対象になる かわからないのですが、どのようにすればよいですか。 A35 訓練の名称や日程だけで訓練の内容がわからない場合は、適切なご案内が できない場合があります。このため事前に、都道府県労働局担当窓口に電 話で問い合わせの上、来訪ください。なお、窓口では訓練カリキュラムや 受講案内のほか、申請事業主の業種・受講予定者の職務等についてもお伺 いする場合があります。

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23 Q36 会社の勤務時間外に従業員に訓練を受けさせた場合、勤務時間外に実施 した訓練にかかる経費や賃金は助成対象になりますか。 A36 経費助成の対象となりますが、賃金助成の対象とはなりません。詳しく は、パンフレットの16ページ「12 支給に伴う注意事項」をご確認くだ さい。 Q37 会社の休日に従業員に訓練を受けさせた場合、振替休日や割増賃金を支 払った場合は助成対象になりますか。 A37 所定労働時間外・休日に実施した訓練は、賃金助成の支給対象外となりま す。ただし、就業規則などで振替休日についての規定があり、予め休日を 振り替えていた場合(振替休日)は賃金助成の対象となります。また、経 費助成は休日の実施の有無にかかわらず支給対象です。なお、休日に業務 命令による訓練が実施された場合には、休日手当等の割増賃金の支払いが 必須となりますのでご注意ください。 Q38 なぜ、所定労働時間外・休日の訓練は、賃金助成の対象外なのですか。 A38 所定労働時間外・休日の訓練を賃金助成の対象とすることは、 所定労働時間外・休日の訓練の実施を促進し、長時間労働を助長する恐れが あるため、賃金助成の対象外としています。 Q39 新卒の雇入れと同時に訓練を行いたいのですが、訓練実施計画届を提出 する時点において雇用保険に加入しておく必要はありますか。 A39 訓練開始日において、雇用保険被保険者であることが必要となります。 雇用保険被保険者資格取得届の提出を提出期限(取得日の属する月の翌月 10 日)までに行ってください。 Q40 訓練実施計画届を提出した後に、新たな訓練を計画したのですが、どの

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24 ような手続きが必要ですか。 A40 新たな訓練の追加がある場合は、訓練開始日の前日から起算して 1 か月 前までに訓練実施計画変更届(様式2号)、新たな年間職業能力開発計画(様 式3号)、訓練別の対象者一覧(様式4号)及び訓練カリキュラム等の必要 書類を併せて提出してください。 Q41 訓練実施計画届(様式1号)の「15 欄 事業内職業能力開発計画・年間 職業能力開発計画の周知確認欄」にある労働者代表とは、どういった者が 対象になりますか。 A41 労働者の過半数を代表する者となりますが、労働組合がない場合におい ては、社長、役員、管理職以外の労働者を選定してください。なお、労働 基準法第41条第2号に規定する監督または管理の地位にある者は該当し ません。 Q42 年間職業能力開発計画期間を超えて訓練を実施する場合、何か別途提出 が必要な書類はありますか。 A42 年間職業能力開発計画期間を超える訓練を実施する場合、次年度分の訓練 実施計画届(様式 1 号)と合わせて、改めて同じ内容の年間職業能力開 発計画(様式 3 号)及び訓練別の対象者一覧(様式 4 号)を提出する必 要があります。 例 年間職業能力開発計画期間 平成 29 年 4 月 1 日~平成 30 年 3 月 31 日 訓練実施期間 平成 30 年 1 月 1 日~平成 30 年 4 月 30 日 Q43 訓練関連様式の 9-1 号 OJT 実施状況報告書の5欄に記載する OJT 受講 時間は、事前に大臣認定を受けた時間を超えて OJT を実施した場合どのよ うに記載すれば良いですか。

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25 間は事前に大臣認定を受けた時間を上限に記載するようお願いします。上 限を超えて実施された分については助成対象外となります。 例:・事前に大臣認定を受けた OJT カリキュラム時間 352 時間 ・実際に実施した OJT カリキュラム時間 400 時間 事前に認定された時間が 352 時間であるため、352 時間分のみ支給対象と なり、この時間を上限に5欄に記載。 上限を超えた 48 時間については支給対象外となります。 Q44 訓練関連様式 9-1 号 OJT 実施状況報告書の 11 欄に訓練生の考察・感想 とありますが、具体的に何を記入するのでしょうか A44 「訓練生の考察・感想」欄には、訓練の受講者本人が毎日記載してくださ い。後日受講者本人が訓練内容の振り返りができるよう、訓練カリキュラム に記入された職務又は教科の内容に対応させ、具体的にどのような内容の訓 練を行ったのか分かるように記載してください。⑪欄に対応した内容であり、 かつ、どのような訓練により、どのような知識・技能が身についた(身につ かなかった)のか、難しかった点、工夫した点等の内容を記載してください。 単に、「難しかった」「ためになった」等感想だけを記載しているものについ ては、訓練の実施内容・実施状況が確認できないため、支給対象訓練とはな りません。 Q45 当社では新入社員について、4か月目から実際に営業を1人で行っても らい、経過を毎日必ず上司に報告をさせ、適格な助言、指導を行うことと していますが、OJT 訓練として助成対象となりますか。 A45 なりません。OJT 訓練とはQ3にあるとおり、「適格な指導者の指導の下 (常時指導者がつく体制の下)、労働者に仕事をさせながら行う職業訓練」 を指します。そのため、本問のように、1人で行った営業活動は OJT 訓練 には該当しません。

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26 Q46 1つの訓練を計画する際に、特定訓練コースの対象者と一般訓練コース の対象者がいる場合、必要書類はどのように作成すればよいですか。 A46 特定訓練コースと一般訓練コースごとに、それぞれ年間職業能力開発計画 を作成し、提出してください。 Q47 人材開発支援助成金の訓練実施計画届の提出時などに、訓練対象者が被 保険者であることが確認できる書類として雇用契約書や労働条件通知書の 写しが必要ですが、これらの書類を作成していない又は紛失した場合、ど うすれが良いですか。 A47 雇用契約書や労働条件通知書を作成していない場合は、作成していない理 由を任意の様式で各都道府県労働局へ提出し、労働条件通知書を作成して ください。労働条件通知書の内容に事業主と労働者の間で相違がないとい うことを両者が確認した上で、労働条件通知書に署名をし、それを各都道 府県労働局へ提出してください。 Q48 同一の労働者に複数回訓練を受けさせる場合の上限はありますか。 A48 事業主が「人材開発支援助成金事業主訓練実施計画届」(様式 1 号)にお いて設定した1年間の年間職業能力開発計画期間において、助成を受けら れる回数は1人3回までとしております。なお、回数の考え方は訓練ごと に作成する「年間職業能力開発計画」(様式3号)を基準とし、訓練が複数 の計画期間をまたいで行われる場合は、初年度の回数としてカウントしま す。 Q49 1事業所当たりの支給上限額はありますか。 A49 1事業所が1年度(支給申請日を基準とし、4月1日から翌年3月31 日まで)に受給できる助成額は、最大で 500 万円(特定訓練コースを含む 場合は 1,000 万円)となります。その際、制度導入関連分(キャリア形成

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27 支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コース)の支給額は当該上 限額には含まれません。また、業界検定を実施する場合は 1,000 万円が限 度額となります。詳しくはパンフレットの8ページ「7 支給限度額 Ⅲ 支 給に係る制限」をご覧ください。 Q50 賃金助成・経費助成の限度額や限度時間はありますか。 A50 賃金助成(1 人 1 コース当たり)については、1,200 時間(認定職業訓 練、労働生産性向上訓練のうち専門実践教育訓練は 1,600 時間) OJT実施助成(1人1コース当たり)については、680 時間(中高年 齢者雇用型訓練は 382.5 時間)が限度となります。 経費助成の限度額については、訓練コース、事業所規模、訓練時間によ って異なります。詳しくはパンフレットの8ページをご覧ください。 Q51 事業内訓練と事業外訓練の違いは何ですか。 A51 事業内訓練は、OFF-JT であって申請事業主自らが主催・企画する集合 形式で実施する訓練となります。外部講師を活用した訓練や社外の場所で 行われる訓練であっても、事業主が主催・企画したものは事業内訓練とな ります。一方、OFF-JT であって、教育施設や事業主団体等が主催する訓 練(具体的には、訓練カリキュラムが商品化されている既存のプログラム、 受講料等が決まっているもの、HP等に掲載して広く一般的に応募可能な ものなど)は事業外訓練となります。 Q52 事業内訓練を行う際の講師について、どのような資格が必要とされます か。 A52 事業内訓練の講師要件は、職業訓練指導員免許を持つ者や、職業訓練の 科目、職種などの内容について専門的な知識、若しくは技能を持つ指導 員または講師としています。なお、職業訓練の科目、職種などの内容に

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28 ついて専門的な知識若しくは技能を持つ講師の具体的な要件については、 当該分野の職務に係る実務経験が通算して概ね5年以上を一つの目安と しております。 Q53 事業内訓練で管理者等(社長や役員等)が訓練対象者と一緒に受講した 場合、総受講者数に含まれますか。 A53 訓練受講対象者以外の者が一緒に受講した場合、総受講者数には含みま すが助成対象にはなりません。そもそも社長や役員は雇用保険被保険者でな いため助成対象外となります。 Q54 事業内訓練を企画し、外部講師を招くことになりました。会場の席に余 裕があるため、訓練対象者以外の従業員も一緒に受講しました。経費助成 額に影響はありますか。 A54 経費助成額に影響します。経費助成の対象となるのは訓練対象者のみと なります。当該事案の場合、経費助成額の算定にあたっては、外部講師の謝 金が受講者の人数に関わりなく一定であれば、助成対象者数を訓練対象者以 外の従業員も含めた総受講者数で除算する按分計算をして算定します。 Q55 事業内訓練について、社外の講師への謝金は1時間当たり3万円が上限 となっていますが、講師が複数の場合の上限はいくらになりますか。 A55 講師が複数の場合であっても、社外の講師への謝金は1時間当たり3万 円が上限となります。なお、社内講師の賃金等は助成の対象となりません。 3 制度導入関連全般 Q56 キャリア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コースにお いて、○○支店、××支店などのように事業所が複数ある場合は、全ての事 業所の就業規則に導入する必要があるのでしょうか。

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29 A56 導入する制度は、全ての事業所に導入し、特殊な事情(季節労働者など 定期的にキャリアコンサルティングを行うことが難しい場合など)を除き 全ての労働者を対象とする制度にする必要があります。 Q57 キャリア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コースの最 低適用人数の対象となる労働者の範囲を教えてください。 A57 被保険者(Q3 参照 雇用保険法第 4 条に規定する被保険者のうち、有期 契約労働者、短時間労働者、派遣労働者を除いた者)のみが対象となりま す。 Q58 どのような制度を導入して実施すれば、キャリア形成支援制度導入コー ス及び職業能力検定制度導入コースの助成対象となりますか。 A58 ①セルフ・キャリアドック制度・・・全従業員を対象とする、ジョブ・カー ドを活用したキャリアコンサルティングを定期的に実施する制度を導入、 実施した場合。 ②教育訓練休暇等制度・・・労働者が業務命令ではなく自発的に教育訓練を 受講するための休暇制度を導入、実施した場合。 ③技能検定合格報奨金制度・・・事業主が従業員に対して、技能検定を計画 的に受検させ、合格者に報奨金を支給する制度を導入、実施した場合。 ④社内検定制度・・・自社に必要な労働者の技能及びこれに関連する知識に ついての検定を導入し、実施した場合。 ⑤業界検定制度・・・事業主団体等が業界で必要な労働者の技能及びこれに 関連する知識についての検定を構築し、構成事業主が雇用する労働者に当 該検定を計画的に受検させる制度を導入し、実施した場合。 なお、各制度の詳しい説明は制度導入活用マニュアルに記載しておりま すので、ご確認ください。

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30 Q59 以前に企業内人材育成推進助成金やキャリア形成促進助成金の制度導入 コースの助成メニューを受給したことのある事業主が、改めて人材開発支 援助成金の制度導入コースを受給することはできますか。 A59 過去に企業内人材育成推進助成金やキャリア形成促進助成金の制度導入 コースの助成金を受給した場合は受給した助成メニューにおける助成金を 受給することはできませんが、異なる助成メニューの助成金は受給するこ とができます。 例1:企業内人材育成推進助成金の技能検定合格報奨金制度導入助成を受給 した場合、人材開発支援助成金の技能検定合格報奨金制度導入助成は受給不 可。 例2: キャリア形成促進助成金の社内検定制度導入助成を受給した場合、人 材開発支援助成金の技能検定合格報奨金導入助成は受給可能。 例3:企業内人材育成推進助成金のキャリアコンサルティング制度導入助 成を受給した場合またはキャリア形成促進助成金のセルフ・キャリアドッ ク制度を受給した場合は、人材開発支援助成金のセルフ・キャリアドック 制度導入助成は受給不可。 (注)要件を満たす人材育成制度が制度導入・適用計画届を提出する前に、 既に導入されている場合は助成の対象となりません。 Q60 キャリア形成支援制度導入コース及び職業能力検定制度導入コースの支 給申請はいつ行うのですか。制度を就業規則に規定すれば支給申請できま すか。 A60 就業規則に規定しただけでは支給申請はできず、規定内容を労働者に適 用する必要があります。雇用する被保険者数(A5 の被保険者)に応じて最低 適用人数(教育訓練休暇等制度を導入する場合は適用日数)が決められて いますので、最低適用人数の一番最後の者に実施した日の翌日から6か月 経過した日から2か月以内に支給申請を行ってください。

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31 最低適用人数及び最低適用日数については制度導入活用マニュアルの5 ページをご覧ください。 Q61 人材開発支援助成金制度導入支給申請書(制度導入様式第 10 号)の「6 導入した制度」欄の「適用日」とは、「1人目の制度の適用日」のことをい うのでしょうか。 A61 それぞれの制度における適用日は以下の表のとおりとなります。 実施する制度 適用日 セルフ・キャリアドック制度 最低適用人数の 一番最後の者の実施日 技能検定合格報奨金制度 教育訓練休暇等制度 最低適用日数を満たした日 社内検定制度 最低適用人数の最後の者が学科試験・実 技試験を受検した日のいずれか遅い日 業界検定制度 Q62 キャリア形成支援制度導入コースにおけるセルフ・キャリアドック制度 の要件として「キャリアコンサルティングは、キャリアコンサルタントが 行う必要があります」とありますが、具体的にはどのような人ですか。 A62 キャリアコンサルタントとは、キャリアコンサルティングを行う専門家で あり、平成 28 年 4 月より創設された、キャリアコンサルタント国家資格を 取得している者をいいます。また、キャリアコンサルティングとは、労働 者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談 に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。詳しくは下記URLをご覧 ください。 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shoku gyounouryoku/career_formation/career_consulting/index.html Q63 キャリアコンサルティングを依頼するキャリアコンサルタントを探して います。検索できるサイトはありますか。

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A63 以下のサイトでキャリアコンサルタントの検索ができます。

https://careerconsultant.mhlw.go.jp /search /Matching /CareerSearc hPage Q64 キャリアコンサルティング実施者の資格を確認できる書類はどういった ものになりますか?また、キャリア形成支援制度導入コースのセルフキャ リアドック制度等、ジョブ・カードの作成が必要な場合には、どのような 書類が必要となりますか。 A64 キャリアコンサルタント登録証の写しをご提出ください。 ※ジョブ・カードの作成にあたって、追加で提出が必要な書類はありませ ん。(ジョブ・カード作成アドバイザー証の写しは不要) 2 特定訓練コース 労働生産性向上訓練 Q65 労働生産性向上訓練とはどのような場合に活用できますか。 A65 労働生産性向上訓練とは、以下に掲げる 6 つの労働生産性の向上に資す る訓練を実施することで助成を受けることができる訓練メニューです。 ①職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)や職業能力開発大学校等で 実施する高度職業訓練 ②中小企業等経営強化法において認定された事業分野別経営力向上推進機関 が行う訓練 ③中小企業大学校が実施する訓練等 ④厚生労働大臣が専門的・実践的な教育訓練として指定した専門実践教育訓練 ⑤生産性向上人材育成支援センターが実施する訓練等 ⑥当該分野において労働生産性の向上に必要不可欠な専門性・特殊性が認めら れる技能に関する訓練(喀痰吸引研修)

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33 Q66 職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)や職業能力開発大学校 等で実施する高度職業訓練とはどのような訓練ですか A66 全国の職業能力開発大学校(ポリテクカレッジ)、職業能力開発短期大学 校(ポリテクカレッジ)や職業能力開発促進センター(ポリテクセンター) が実施する在職者訓練を実施した場合に対象となります。 詳しくは下記 HP をご覧ください。 http://www.jeed.or.jp/js/jigyonushi/d-1.html Q67 中小企業等経営強化法において認定された事業分野別経営力向上推進機 関が行う訓練とはどのような訓練ですか A67 中小企業等経営強化法において認定された事業分野別経営力向上推進機 関が、事業分野別経営力向上推進業務として行う事業分野別指針(※1)に定 められた事項に関する研修として行う訓練です。 ※1 中小企業等経営強化法第 12 条に基づき、事業所管大臣が当該事業分野 に係る経営力向上の方法などを示した指針。詳しくは下記 URL をご参照く ださい。 ・中小企業庁 HP「経営強化法による支援」 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyoka/ Q68 中小企業大学校が実施する訓練等とはどのような訓練ですか A68 全国 9 か所に設置されている中小企業大学校が実施する訓練を受講し た場合に助成対象となります。中小企業大学校については下記の HP をご覧 ください。 http://www.smrj.go.jp/institute/index.html Q69 厚生労働大臣が専門的・実践的な教育訓練として指定した専門実践教育 訓練とはどのような訓練ですか。

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34 A69 専門実践教育訓練とは下記の教育訓練(※1)のうち、指定基準を満た したものとして厚生労働大臣が指定した講座(※2)が対象となります。 ※1専門実践教育訓練 ○ 業務独占資格・名称独占資格の取得を訓練目標とする養成施設の課程[訓練 期間は1年以上3年以内(人材開発統括官の定める1年未満の養成過程を含 む。] 【業務独占資格】 助産師、看護師、准看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、 作業療法士、視能訓練士、言語聴覚士、臨床工学技士、義肢装具士、救急 救命士、歯科衛生士、歯科技工士、あん摩マッサージ指圧師、はり師・き ゅう師、柔道整復師、美容師、理容師、測量士、電気工事士、建築士、海 技士、水先人、航空機操縦士、航空整備士 【名称独占資格】 保健師、調理師、栄養士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保 育士、製菓衛生師等 ○ 専門学校の職業実践専門課程〔訓練期間は 2 年〕 専修学校の専門課程のうち、企業などとの連携により、最新の実務知識な どを身に付けられるよう教育課程を編成したものとして文部科学大臣が認定 したもの ○ 専門職大学院〔訓練期間は 2 年または 3 年以内〕 高度専門職業人の養成を目的とした課程 ○ 職業実践力育成プログラム ※2厚生労働大臣が指定した講座 指定した講座は以下のホームページに掲載しています。 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyou nouryoku/career_formation/kyouiku/index.html Q70 生産性向上人材育成支援センターとはどのような施設ですか。

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35 A70 生産性向上人材育成支援センターとは、平成 29 年4月より、中小企業 等の労働生産性向上に向けた人材育成を支援することを目的として、独立行政 法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する全国の職業能力開発促進セン ター(ポリテクセンター)、職業能力開発大学校・短期大学校(ポリテクカレッ ジ)等に設置された支援窓口、中小企業等の生産性向上に向けた人材育成を支 援することを目的に設置し施設です。 生産性向上人材育成支援センターでは、ものづくり分野における高度な知識 及び技能・技術の向上や、中小企業等の労働生産性の向上を図るための職業訓 練等を実施しています。 生産性向上人材育成支援センターが実施する職業訓練を受講した場合に本助 成金の対象となります。 生産性向上人材育成支援センターについては下記 HP をご覧ください。 http://www.jeed.or.jp/js/jigyonushi/ Q71 「当該分野において労働生産性の向上に必要不可欠な専門性・特殊性が認め られる技能に関する訓練」とはどのような訓練が対象になりますか。 A71 喀痰吸引研修が該当します。 Q72 人材開発支援助成金は、業務命令により訓練を受講させ、訓練経費の一 部を労働者に負担させた場合は不支給になると聞きました。専門実践教育 訓練の受講に当たっては雇用保険から受講者に対して教育訓練給付金の支 給があります。業務命令により、専門実践教育訓練を受講させ、教育訓練 給付金制度により訓練経費の一部を労働者が受給した場合であっても不支 給となるのでしょうか。 A72 業務命令により、専門実践教育訓練を受講させる場合、訓練経費を従業 員に負担させた事業主は不支給となります。このため、業務命令により、 専門実践教育訓練を受講させ、教育訓練給付金制度により訓練経費の一部 を労働者が受給した場合、教育訓練給付は従業員の自己負担額に対して支

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36 給されることとなりますが、訓練経費の一部を労働者が負担していること から、本助成金は支給できません。一方、従業員の申し出により従業員が 自発的に専門実践教育訓練を受講する場合は、訓練実施期間中に事業主が 負担した従業員の賃金及び経費が支給対象となります。 5 特定訓練コース 若年人材育成訓練 Q73 若年人材育成訓練はどのような場合に活用できますか。 A73 訓練開始日において、雇用契約締結後5年以内で 35 歳未満の若年労働 者に対する訓練を実施した場合に活用できます。訓練内容については、パ ンフレットの 31 ページをご覧ください。 Q74 「雇用契約締結後5年以内で 35 歳未満の若年労働者」の「雇用契約締結 後」とは、「雇い入れ日から5年以内」か、「正社員登用後から5年以内」 のどちらですか。 A74 前者の「雇い入れ日から5年以内」となります。 Q75 正社員として入社したあと一旦離職し、再度同一の事業所に正社員とし て入社した場合は対象となりますか。 A75 同一の事業所に再就職した場合であっても、以前の雇用期間は考慮しな いので、直近の雇用契約から 5 年以内であれば対象となります。 Q76 同一事業主が経営する別法人の事業所(それぞれが雇用保険の適用事業 所)に出向させた場合において、出向先事業所が若年人材育成訓練の対象 要件である「雇用契約締結後5年以内」の起算日はいつになりますか。 A76 出向元と出向先は同一事業主の事業所であるものの、それぞれに雇用保 険適用事業所となっているため、在籍出向又は転籍出向の如何に関わらず、 出向先事業所としては出向した日をもって若年人材育成訓練の対象要件で

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37 ある雇用契約締結後5年以内の起算日となります。 6 特定訓練コース 熟練技能育成・承継訓練 Q77 熟練技能育成・承継訓練はどのような場合に活用できますか。 A77 熟練技能者の指導力強化や技能承継のための訓練、認定職業訓練を受講 する場合に活用できます。訓練内容については、パンフレットの 32 ページ をご覧ください。 Q78 熟練技能者とはどのような方ですか。 A78 熟練技能者は、次の者となります。 ① 1級技能検定、単一等級技能検定合格者 ② 職業訓練指導員 ③ 組合などから熟練技能を保有している旨の推薦を受けた者で熟練技 能の育成・承継に関連する職種などの実務経験が 10 年以上(※)の者 ④ 自治体などが認知しているマイスターなど ⑤ 技能大会で優秀な成績を修めた者 ※「実務経験が 10 年以上」とは 職種ごとの主要な技能の内容を包含 する実務の経験及び入職後に当該職種に関連する訓練又は教育を受 けた経験を指します。 Q79 認定職業訓練を実施する場合、熟練技能者(10 年以上の実務経験者)が 講師を行わなければいけないのでしょうか。 A79 認定職業訓練の場合は、講師が熟練技能者であることを要件とはしてい ません。 7 特定訓練コース グローバル人材育成訓練 Q80 グローバル人材育成訓練はどのような場合に活用できますか。

参照

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