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Q65 労働生産性向上訓練とはどのような場合に活用できますか。

A65 労働生産性向上訓練とは、以下に掲げる 6 つの労働生産性の向上に資す る訓練を実施することで助成を受けることができる訓練メニューです。

①職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)や職業能力開発大学校等で 実施する高度職業訓練

②中小企業等経営強化法において認定された事業分野別経営力向上推進機関 が行う訓練

③中小企業大学校が実施する訓練等

④厚生労働大臣が専門的・実践的な教育訓練として指定した専門実践教育訓練

⑤生産性向上人材育成支援センターが実施する訓練等

⑥当該分野において労働生産性の向上に必要不可欠な専門性・特殊性が認めら れる技能に関する訓練(喀痰吸引研修)

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Q66 職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)や職業能力開発大学校 等で実施する高度職業訓練とはどのような訓練ですか

A66 全国の職業能力開発大学校(ポリテクカレッジ)、職業能力開発短期大学 校(ポリテクカレッジ)や職業能力開発促進センター(ポリテクセンター) が実施する在職者訓練を実施した場合に対象となります。

詳しくは下記 HP をご覧ください。

http://www.jeed.or.jp/js/jigyonushi/d-1.html

Q67 中小企業等経営強化法において認定された事業分野別経営力向上推進機 関が行う訓練とはどのような訓練ですか

A67 中小企業等経営強化法において認定された事業分野別経営力向上推進機 関が、事業分野別経営力向上推進業務として行う事業分野別指針(※1)に定 められた事項に関する研修として行う訓練です。

※1 中小企業等経営強化法第 12 条に基づき、事業所管大臣が当該事業分野 に係る経営力向上の方法などを示した指針。詳しくは下記 URL をご参照く ださい。

・中小企業庁 HP「経営強化法による支援」

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyoka/

Q68 中小企業大学校が実施する訓練等とはどのような訓練ですか

A68 全国 9 か所に設置されている中小企業大学校が実施する訓練を受講し た場合に助成対象となります。中小企業大学校については下記の HP をご覧 ください。

http://www.smrj.go.jp/institute/index.html

Q69 厚生労働大臣が専門的・実践的な教育訓練として指定した専門実践教育 訓練とはどのような訓練ですか。

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A69 専門実践教育訓練とは下記の教育訓練(※1)のうち、指定基準を満た したものとして厚生労働大臣が指定した講座(※2)が対象となります。

※1専門実践教育訓練

○ 業務独占資格・名称独占資格の取得を訓練目標とする養成施設の課程[訓練 期間は1年以上3年以内(人材開発統括官の定める1年未満の養成過程を含 む。]

【業務独占資格】

助産師、看護師、准看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、

作業療法士、視能訓練士、言語聴覚士、臨床工学技士、義肢装具士、救急 救命士、歯科衛生士、歯科技工士、あん摩マッサージ指圧師、はり師・き ゅう師、柔道整復師、美容師、理容師、測量士、電気工事士、建築士、海 技士、水先人、航空機操縦士、航空整備士

【名称独占資格】

保健師、調理師、栄養士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保 育士、製菓衛生師等

○ 専門学校の職業実践専門課程〔訓練期間は 2 年〕

専修学校の専門課程のうち、企業などとの連携により、最新の実務知識な どを身に付けられるよう教育課程を編成したものとして文部科学大臣が認定 したもの

○ 専門職大学院〔訓練期間は 2 年または 3 年以内〕

高度専門職業人の養成を目的とした課程

○ 職業実践力育成プログラム

※2厚生労働大臣が指定した講座

指定した講座は以下のホームページに掲載しています。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyou nouryoku/career_formation/kyouiku/index.html

Q70 生産性向上人材育成支援センターとはどのような施設ですか。

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A70 生産性向上人材育成支援センターとは、平成 29 年4月より、中小企業 等の労働生産性向上に向けた人材育成を支援することを目的として、独立行政 法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する全国の職業能力開発促進セン ター(ポリテクセンター)、職業能力開発大学校・短期大学校(ポリテクカレッ ジ)等に設置された支援窓口、中小企業等の生産性向上に向けた人材育成を支 援することを目的に設置し施設です。

生産性向上人材育成支援センターでは、ものづくり分野における高度な知識 及び技能・技術の向上や、中小企業等の労働生産性の向上を図るための職業訓 練等を実施しています。

生産性向上人材育成支援センターが実施する職業訓練を受講した場合に本助 成金の対象となります。

生産性向上人材育成支援センターについては下記 HP をご覧ください。

http://www.jeed.or.jp/js/jigyonushi/

Q71 「当該分野において労働生産性の向上に必要不可欠な専門性・特殊性が認め られる技能に関する訓練」とはどのような訓練が対象になりますか。

A71 喀痰吸引研修が該当します。

Q72 人材開発支援助成金は、業務命令により訓練を受講させ、訓練経費の一 部を労働者に負担させた場合は不支給になると聞きました。専門実践教育 訓練の受講に当たっては雇用保険から受講者に対して教育訓練給付金の支 給があります。業務命令により、専門実践教育訓練を受講させ、教育訓練 給付金制度により訓練経費の一部を労働者が受給した場合であっても不支 給となるのでしょうか。

A72 業務命令により、専門実践教育訓練を受講させる場合、訓練経費を従業 員に負担させた事業主は不支給となります。このため、業務命令により、

専門実践教育訓練を受講させ、教育訓練給付金制度により訓練経費の一部 を労働者が受給した場合、教育訓練給付は従業員の自己負担額に対して支

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給されることとなりますが、訓練経費の一部を労働者が負担していること から、本助成金は支給できません。一方、従業員の申し出により従業員が 自発的に専門実践教育訓練を受講する場合は、訓練実施期間中に事業主が 負担した従業員の賃金及び経費が支給対象となります。

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